テキスト関連 問題点
本作のポケモン図鑑テキスト
『サン・ムーン』『ウルトラサン・ムーン』と比較すると露悪なテキストは大幅に減少しているが、依然として問題は残っている。
- No.138「オムナイト」
- 復元されたあと 逃げだしたり 逃がしてしまう ものが いるため 問題に なりつつあるのだ。
- No.140「カブト」
- 絶滅したとも 言われるが 一部の 地域では けっこう 普通に 見かける らしい。
- No.222「サニーゴ(ガラルのすがた)」
- 急な 環境の 変化で 死んだ 太古の サニーゴ。 枝で 人の 生気を 吸う。 (シールド)
- No.880「パッチラゴン」
- しっぽの たくましい 筋肉で 発電する。 下半身に くらべ 上半身が 小さすぎる。 (シールド)
- No.881「パッチルドン」
- 氷漬けの 上半身が 震えると 電気が つくられる。 歩くことが 非常に 苦手。 (シールド)
- No.882「ウオノラゴン」
- 時速60キロを 超える 自慢の 脚力で 走れるが 水中でしか 呼吸できない。 (シールド)
- No.883「ウオチルドン」
- 周囲を 凍りつかせて 獲物を 捕まえるが 口が 頭の 上に あるので 食べづらい。 (ソード)
カレー図鑑テキスト
ポケモン図鑑のみならず、食べ物であるカレーにも露悪なテキストが見られる。リアルワールドにおいて「ポケモンカレー」なるものを発売しているのだが。
- No.031 「トーストカレー」
- 2種類の 炭水化物で いやでも 満腹に なれる。 まさに 素人 料理。
- No.111 「しぶくちチーズまみれカレー」
- チーズは 惜しみなく かけろ。 多ければ 多いほど 渋い 味つけが 引きたち うまいぞ。
- No.127 「デコレーションカレー」
- 味を 捨てさり かわいらしさを 選んだ 邪道 カレー。 写真映えには もってこいだ。
- No.139 「インスタントめんカレー」
- レトルト麺と カレーが 出会ったとき みためどおりの ジャンクな 味が 生まれた。
NPCテキスト
- 「そーれ がっちゃんこ!」(ウカッツ博士)
- 異なる化石を合体させてキメラのようなポケモンを復元誕生させる際の言葉。これについては新ポケモン関連 問題点の「合成化石キメラ」を参照。
ストーリーテキスト
公式サイトテキスト
- 「放出される冷気はマイナス300度」(バドレックス(はくばじょうのすがた))
- 現実世界の絶対零度は摂氏(℃)表記でおよそマイナス273.15度で、マイナス300度というのは科学的におかしい。
- 加えて、ブリザポス・バドレックス(はくばじょうのすがた)共に「ぜったいれいど」を覚えないため、説明に説得力がない。
- 仮にポケモン世界において絶対零度より下の温度が存在するか、あるいはポケモン世界の絶対零度がマイナス273.15度より下であるとしても、そのような設定はゲーム内はおろか、他のメディアミックスにも一切存在しない。まさに、科学に精通している「親御さんがびっくり」するような表記である。
- ちなみに、海外の公式サイトでは「five hundred degrees below zero」(マイナス500度)となっていた時期がある。華氏(℉)表記であると考えても、これも現実の絶対零度(華氏表記でおよそマイナス459.7度)を下回ってしまっている。
- 現在は「three hundred degrees below zero」(マイナス300度)となっているが、日本語版もマイナス300度表記のままである。
- レジアイスは絶対零度の温度を考慮したのか、初登場時からマイナス200度(摂氏・℃)表記であり、ポケモン世界が現実の科学法則とある程度は地続きであると考えられていたが、いきなり科学法則を伏線なしでぶっ飛ばしてくるのは混乱のもとにしかならない。
- ちなみに、ギャロップ(東京タワーを飛び越える)、ニドリーノ(ダイヤモンドより硬い角(おそらくモース硬度以外の衝撃などで計測したのであろう))などがよくこの表記のやり玉に挙げられるが、これらは当時の時代背景的に考えても現実でイメージ可能にするための文章表現で済むことである。
- ポケモンの元ネタがカプセル怪獣であることを考慮しても、そんなぶっ飛んだ科学法則はポケモンでやるべきではないのであろうか。