グラフィック/3Dモデル関連
本作発売前に公式スタッフがインタビューにて、発売当時のリストラ(およそ500体分)の理由の一つに「グラフィック向上」を掲げ公言しているため、それを前提として問題点を羅列している。
3Dモデルの流用
公式側が「3Dモデルを作り直している」と虚言を放ったことで、リストラや本作クオリティなどあらゆる面で至極当然のこと批判される結果となった。
- リストラに際し大森滋氏がインタビューで「Switch移行にあたり3Dモデルも作り直し」と発言していたが、後にゲームフリークの公式サイトで3Dモデル担当者が「モデルは使い回し」と公言していたことが明らかとなった。
- そもそも、『X・Y』発売以前にリリースされた3DS向け「ポケモン立体図鑑BW」「ポケモンARサーチャー」の3Dモデルを皮切りに、以降本編の『X・Y』~『ウルトラサン・ムーン』、アーケードゲーム「ポケモントレッタ」「ポケモンガオーレ」、スマートフォンゲーム「ポケモンGO!」など、あらゆる媒体のゲームにおいて3Dモデルが流用されていることが明らかとなっている。その上、Switch作第1弾の『Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』の時点で既にモデルが使い回しとなっていた。であるにもかかわらず、大森滋氏がなぜこのような虚言を公の場で堂々と放ったのかは不明である。
- なお、数少ない例外として『スタジアム金銀』では旧作のポケモンの3Dモデルは全て作り直しており、モデルの質も本作より良かった。
- 加えて、発売直前に海外フラゲユーザーが本作のポケモン3Dモデルを抽出すると、過去作の3Dモデルと一致したことが明らかとなり、これを機にTwitterでは「#GameFreakLied」(ゲームフリークは嘘をついた)の専用ハッシュタグが設けられ炎上騒動となった。
- この「#GameFreakLied」騒動の一件については、大手IT系ニュースサイト「GIGAZINE」が11月14日の記事として取り上げている。
- ポケモンの骨組みだけでなく、ポケモンのモーション全ても流用となっている。
- よって、甲羅の砲塔から水攻撃を放たないカメックス、宙吊り状態で待機する一部の飛行ポケモン、「にどげり」などの蹴り技の際にジャンプ一つで動作を済ます、蹴り技にもかかわらずパンチ系の動作を行うなどの、『X・Y』~『ウルトラサン・ムーン』までのモーションの問題は据え置き。
- 事実、『Pokémon HOME』リリース後に本作に登場した「カメックス」は過去作と同じモーションで、甲羅の砲塔から水技を発射していない。
- 本作のポケモンキャンプなどでのバトル以外の動作モーションも『X・Y』~『ウルトラサン・ムーン』の「ポケパルレ」「ポケリフレ」の動作の使い回しであり、歩行モーションについても『サン・ムーン』『ウルトラサン・ムーン』の内部データに既に存在していた。
- 『X・Y』以降散々言われているが、20年以上も前の『ポケモンスタジアム』シリーズや13年前の『ポケモンバトルレボリューション』ではこれらの専用モーションは備えられている。
- よって、甲羅の砲塔から水攻撃を放たないカメックス、宙吊り状態で待機する一部の飛行ポケモン、「にどげり」などの蹴り技の際にジャンプ一つで動作を済ます、蹴り技にもかかわらずパンチ系の動作を行うなどの、『X・Y』~『ウルトラサン・ムーン』までのモーションの問題は据え置き。
- シンボルエンカウントによりフィールドを徘徊するポケモンの描写に強い違和感が有る。
- 具体的には、発売前の公式動画に登場していた飛行ポケモン特有の宙吊り待機モーションをそのまま流用したがためにマップ上でドローンのように移動するキャモメ、土からまるで生えるように出現するゴーリキーなど。
- そもそも、『X・Y』発売以前にリリースされた3DS向け「ポケモン立体図鑑BW」「ポケモンARサーチャー」の3Dモデルを皮切りに、以降本編の『X・Y』~『ウルトラサン・ムーン』、アーケードゲーム「ポケモントレッタ」「ポケモンガオーレ」、スマートフォンゲーム「ポケモンGO!」など、あらゆる媒体のゲームにおいて3Dモデルが流用されていることが明らかとなっている。その上、Switch作第1弾の『Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』の時点で既にモデルが使い回しとなっていた。であるにもかかわらず、大森滋氏がなぜこのような虚言を公の場で堂々と放ったのかは不明である。
- バトル中におけるポケモンのモデルサイズが歪で、小サイズポケモンと巨大な伝説クラスのポケモンの差が殆どない。
- 『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD 闇の旋風ダークルギア』では、当時最大サイズのホエルオーが他のポケモンよりも明らかに巨大なモデルとなって登場していた。 (比較画像)
- モデルが流用されているにもかかわらず、『X・Y』~『ウルトラサン・ムーン』より動作が劣化しているものも幾らかみられる。
- なかよし度が最高になったポケモンは『X・Y』~『ウルトラサン・ムーン』までと異なり、首を動かさないのでこちらを向いてはいるものの分かりづらく、前作以前と比べ見劣りしてしまう。
- 「ねむり」状態のポケモンを交代でもう一度バトルに出した際、そのポケモンの目が開いている。一方、『X・Y』~『ウルトラサン・ムーン』では同状況では目を閉じている。
- ポケモンのみならず、一部トレーナーや建物の構図なども過去作から使い回しされていることが明らかになっている。
- 例えば、『サン・ムーン』『ウルトラサン・ムーン』で登場したハウのモーションが今作のホップの動作に使い回しされている。
- 登場する既存ポケモンのグラフィックは骨組みやモーションといったモデルの基本的な部分はそのまま使い回した上、グラフィックの強化はポリゴン数やテクスチャ解像度、シェーディングといった表面的な部分を強化しただけという、あまりにも進歩してない結果となっている。
新ポケモンのモデル動作も非常に不自然
旋回用のモーションが用意されておらず、床が回転しているように見えるものもある。
- 飛行ポケモンも例外ではない
- ザシアンの専用技モーション終了後に、ザシアンが上空へ舞いあがっていくなどのバグも絡んだ不自然な挙動も確認されている。
- 発売前には、ダイマックス後のリザードンが炎を口からではなく目の上から発射するような歪な状態が確認された。
参照:同時期のゲーム
参照モデリング勉強中の学生が短期間で製作した自然なモーション
動画右下YouTubeアイコンクリック→00:50頃から
木の木目、水などのマップにおける自然グラフィック
20年以上も前の任天堂据え置きハード「ニンテンドウ64」のゲームと同レベルのクオリティのオブジェが多く目立つ。
- ポケモンの攻撃エフェクトや天候エフェクトを見ても、18年前の任天堂据え置きハード「ゲームキューブ」対応である『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD 闇の旋風ダークルギア』や、13年前ハード「Wii」の『ポケモンバトルレボリューション』に劣る。興味があるプレイヤーは、これらの作品のバトル動画を動画サイトなどで是非ご覧になっていただきたい。
- 水の描写であれば、ゲームキューブ対応任天堂作『スーパーマリオサンシャイン』(ポンプの放水や海、水はねなど)、『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD 闇の旋風ダークルギア』(フェナスシティ、フェナススタジアムなど)、Wii対応『ポケモンバトルレボリューション』(ウォーターコロシアム、コーラルコロシアムなど)が格段に上である。
- その上、20年以上も前の「ニンテンドウ64」レベルの「草むらの見せ方を考えることに半年をかけた」とスタッフがインタビューで公言をしており、前作『Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』発売前の「親御さんがビックリしないように」と並んで皮肉の意味でこれが使われ始めた。詳細は「スタッフ発言 問題点」を参照。
- マップ上や戦闘中の背景・オブジェの管理がとにかく甘い。
- 操作キャラクターが梯子を上るなどの動作時に、周囲のオブジェやキャラクターの動作が停止する。
- 水面に反射するオブジェが不自然。水上を渡るポケモンは水面に反射されない、領域に存在しない木が水面に映っているなどが確認されている。
- 空に映る雲がコピペで複数描写されている。
- 遠方に存在するオブジェと現在位置の距離感がおかしい。
- 建物が多く存在する町でも、その屋内に入れるものは僅かしかない。
- ワイルドエリアなどで視界に存在しないオブジェが一定領域まで踏み込むと突然生えてくる。
- 戦闘中のズーム時の背景が全て「昼」のもの。
- 戦闘時の背景が突然移動する。
- 海中生息であるはずの「チョンチー」が、アラベスクタウンのキノコの上に位置している。
- 発光するキノコを連想させるのであれば、ネマシュやマシェードが適任であるのではないだろうか。
3Dグラフィック担当の変更
マップを含めた3Dグラフィックを担当していたのは『ウルトラサン・ムーン』までは「株式会社クリーチャーズ」であったが、『Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』以降は「デジタルワークスエンタテインメント」という会社に切り替わっている。
- したがって、本作の3D関連を担当しているのも「デジタルワークスエンタテインメント」。
- 本作のポケモンの3Dモデルにおいて、通常色と色違いの2つのモデルを別々のものとして扱っており、ガラル図鑑400体と姿やリージョン差分を含めればおよそ800個以上のモデルデータが本作ROMの中に詰め込まれていることになる。
- 3Dモデルの表面のカラーを変更する処理をすればモデルを2倍量にする必要もない。このことが明らかになった際には、この技術不足でリストラがなされてしまったのではと疑われたこともある。
- 「デジタルワークスエンタテインメント」は別ゲームでも数多のバグを発生させるなどで問題を起こしている他、社内外で多数の問題も起こしている模様。
マウスカーソルなどの異物混入
マウスカーソル
- オープニングムービーやエンディングムービー、その他の解説写真などに、パソコン操作時の画面に表示される「マウスカーソル」が映り込んでいることが確認された。
- ムービー中のマウスカーソルは俊敏な動きをしているため視認しづらいが、解説写真のカーソルはスクリーンショットなのだろか静止画のため容易に発見が可能。
- マウスカーソルが本作の幻のポケモンであるなどと言われる始末となっている。
- 本作のオープニングなどのイベントシーンやアニメーションを担当した「(有)スタジオアールエフ」が、Twitterにて「モーションデータのみを担当していた」と発言。マウスカーソルが入り込むと思われるレンダリングなどの作業は、ゲームフリークかまた別の企業が担当したと推測される。
- 本作「エキスパンションパス」の公式PV内にもマウスカーソルが混入していることが確認された。
- 問題であるのは、マウスカーソルの混入によりゲームが正常にプレイできないということなどではなく、過去作や他作品においてもまず見られないものが混入してしまうほどにスケジュールが圧迫されるような制作体制である。
- このようなものが混入してしまうような制作環境であることから、本作のバグの異常な多さや、嘘をついてまで登場ポケモンの総数を削るリストラ措置を行ったことも必然であるといえる。
- これらの問題の根源はゲームフリークの増田順一氏が課した「1年に1作リリースする」というノルマである。問題1つ1つを見ても、ゲームクオリティを維持しながらこのノルマを達成する能力がゲームフリークにはないことは自明であるのだが。
- このようなものが混入してしまうような制作環境であることから、本作のバグの異常な多さや、嘘をついてまで登場ポケモンの総数を削るリストラ措置を行ったことも必然であるといえる。
3Dモデルのパーツ貫通
- 本作チャンピオンのダンデの首元に謎の黒いドットのようなものが混入していたことも確認された。同じ動作でもムービーによって混入する場合とそうでない場合があるため、これはほくろなどではない。
正体不明の謎の異物
- SwitchをTVに接続する形で本作をプレイすると、グラフィックの一部にハイフンのようなドットが混入することがある模様。なお、携帯モードでプレイしている最中に混入は見られない。
- 確認できたパターンでは、孵化シーンの「ガラルマッギョ」「ガラルポニータ」の3Dモデルにハイフンのような異物が混入している。
動作が重くなる
- ムービー中の動作が重くなることも確認されている。