おはよう!スパンク
雪室俊一原作・たかなし♥しずえ作画による日本の漫画、およびそれを原作とした
テレビアニメ、アニメ映画。講談社『なかよし』にて、1978年から1982年まで連載され、
テレビアニメは1981年から1982年まで放送された。
なお、漫画の連載はいったん終了し、講談社から当時刊行されたKCなかよしの単行本4巻にも「おわり」と記載されていたが、1980年に再開され単行本は7巻まで刊行された。また、1999年には同社から文庫コミックが全4巻で刊行されている。
1981年(昭和56年)度、第5回講談社漫画賞少女部門受賞。
キャラクター
ハーデリア:スパンク
フラエッテ(あかいはな):森村愛子
ウインディorニョロボンorデカグースorオトスパス:警官
アニメ版について
アニメ版の脚本は原作の雪室俊一ではないことであってか、原作の恋愛中心物語ではなく日常生活がメインの物語になっている。それに伴ってか原作のスパンクの親友だった猫のピッパーがトラ吉という悪友の猫になっている。これは制作会社の東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)側が男の子にも見てもらえるようにという思いが込められているようである。それにより、原作の少女向けとは思えないスパンクとトラ吉がブレイキングダウンするシーン、ヤクザ犬が出現するシーンなど後述の通り、なんでもありが許された時代でもあっただけに東京ムービー側の悪ふざけとしか思えない現代ではコンプライアンスに引っかかりそうなシーンもある。愛子の飼い犬パピーをひいたトラックの運転手が原作では池上だったが、アニメ版では別人になっている、愛子の父の安否が原作とでは異なるなど改変がさまざまである。
最終話である第63話「さよならスパンクまた来てニャン!」では坂道を歩くスパンクにトラ吉が、置いてある生ゴミ入りのポリバケツを蹴飛ばして転がし、スパンクに生ゴミをぶちまけるといった少女漫画が原作であるアニメとしてはかなり信じられないようなイタズラシーンがある。現代の観点では一線を越えた低次元なもので、コンプライアンスに引っかかるシーンであり、アンチを増やしかねない事態になりそうなネタで再放送では不適切と判断され、カットされることが多い。ちなみに最終回ではお別れパーティーでスパンクとトラ吉の最後のブレイキングダウンを行い、お互いKOで和解した。
コメント
- 草案
キャラクター
ハーデリア:スパンク
フラエッテ(あかいはな):森村愛子
チラーミィ:お咲さん
ドーブル:藤波
ペルシアン:キャット
-- (ユリス) 2016-01-04 21:52:27
最終更新:2022年12月25日 18:59