まだ慣れていない脚本家様向けに間違えやすいルールをまとめました。
公式のFAQも併せて参照頂きたい。
http://bakafire.main.jp/rooper/sr_game_02_rule.htm#index02



基礎編

事件が起きても、人が死んでも、それが必ずしも敗北になるわけではない

「惨劇を食い止めるゲーム」と説明すると勘違いされがちだが、飽くまでもサマリーシートに書かれた敗北条件(と主人公の死亡)を回避するゲーム。
主人公には大切なキャラクターと場所だけは守り切ってもらいたい。

主人公の敗北条件が満たされてもループは中断しない

基本的に最終日ターン終了フェイズ後のループ終了判定までプレイする。
例外は主人公の死亡時や、キーパーソンの死亡時能力「主人公は敗北し、直ちにループを終了する」など
ループを終了させる効果がある場合のみ。

キャラクター死亡時はカードを横向きにする

裏向きにするわけではない。
裏面がかまいたちの夜風のシルエットにのデザインになっているのは、
キャラクターのイメージを固めたくない人向けの模様。
http://bakafire.main.jp/rooper/sr_game_03_component_b.htm

脚本家の行動カードに[不安+2]は無い

[暗躍+2]があるので初心者の人は勘違いしがち。
サマリーシートの右上の脚本家のカードリストを見せて、[不安+1]だけは2枚あることも併せて伝えておきたい。

友好無視の役職は友好カウンターは受け付ける

友好無視の役職を持つキャラクターに「友好+1、2」のカードでカウンターを置くことなどは可能。
友好能力を使う際に脚本家が拒否するかどうか選択する。
主人公側が好意を持つのは自由だが、相手がそれに応えてくれるとは限らない。

友好能力の拒否は使う能力を持っているキャラクターの友好無視の有無で判定する。

例えば男子学生(フレンド)の能力でお嬢様(クロマク)の不安を取り除く宣言をされた場合、
男子学生の役職には友好無視が無いため脚本家は拒否できない。

惨劇セットFirst Stepsでのルール変更点

ルールXは1つだけになる。(その他の惨劇セットでは2つ)
最後の戦いは行わない。

複数の事件の犯人は全て別キャラクターが設定される

主人公の推理のヒントにもなるため、公開シートに複数の事件がある場合は是非伝えておきたい。
もちろん新しく脚本を作成する際にも間違えないこと。

死体はキャラクターではない

死体はキャラクターではなくなるため行動カードを置けなくなるし、キャラクターを対象とする能力や事件で選択されなくなる。
例えばとあるエリアにいるのがシリアルキラーA、(不死ではない)キャラクターB、死体Cの3枚の場合、
シリアルキラーと同じエリアにいるキャラクターがBのみなのでターン終了フェイズにBが死亡する。
なおキャラクターと死体を合わせて「キャラクターカード」という言い方もする。


応用編

カウンターが0の対象に対してカウンターを減らす友好能力が使用可能(空撃ち)

いわゆる「空撃ち」。絶対友好無視か否かが分かるため重要なテクニック。
キャラ名 補足
男子学生・女子学生 学生が居れば使用可能。
教師 学生が居れば不安Cを減らす効果も使用可能。
医者・アイドル 他にキャラクターが居れば不安Cを減らす効果も使用可能。
ナース 不安Cが載っていないキャラの不安臨界が0ならば使用可能。
学者 EXゲージが0の場合でも減らす効果を使用可能。
巫女 神社に居れば暗躍Cを減らす効果を使用可能。
神格 暗躍Cが無いキャラやボードにも使用可能。
転校生 暗躍Cが無いキャラにも使用可能。
鑑識官 同一エリアの自身以外のキャラクターが2人以上居れば、そのいずれにカウンターが無くても使用可能



以下のキャラクターは空撃ち不可なので注意。
キャラ名 補足
委員長 リーダーが1ループ1回の行動カードを使用している必要がある。


行動解決フェイズでは移動カードを先に同時に処理する

カルティストの[暗躍禁止]を無視する任意能力に関わってくるため、普段の結果は一緒かもしれないが意識しておきたい。
キャラクター「幻想」が居る場合は「同時に」処理することも重要になる。


強制能力と任意能力は前者を先に処理する。


+ 若干ネタバレになるかもしれない例
シリアルキラーと、暗躍Cが4つ載ったキラーが二人きりで同じエリアに居る場合、
シリアルキラーの能力が先に発動し、キラーが死ぬため主人公を死亡させる能力は発動出来ない。

また、複数の強制能力がある場合は同時に処理する。
+ またネタバレになるかもしれない例
二人のシリアルキラーだけが同じエリアに居る場合(妄想拡大ウィルスの効果など)、同時に死亡する。

タイムトラベラーの主人公を敗北させる能力は最終日のターン終了フェイズに発生する。

ルールY「封印されしモノ」の敗北条件「神社に[暗躍C]が2つ以上ある」などのループ終了時のものとはタイミングが異なるため、
このタイムトラベラーの能力で敗北した場合、ルールYの敗北条件で負けたのでは無いと明確に区別が可能。
慣れていない主人公は混同しがちなので補足を入れておくと良いだろう。

+ ネタバレ:カバーストーリーできるケース
最終日のターン終了フェイズにシリアルキラーで他のキャラクターを殺害し、そのままタイムトラベラーの能力で敗北させると死亡したキャラクターがキーパーソンという可能性も残すことが可能。


事件で盤面に変化が無くても発生のアナウンスは行う。

病院に暗躍Cが無い状態での病院の事件、全員の暗躍Cが2個未満での遠隔殺人、犯人と同一エリアに誰も居ない状態での殺人事件など、
事件の発生条件(犯人が生存していて、不安臨界以上の不安Cがある)を満たしている場合は「事件が発生した」とアナウンスが必要。
(「何も起きなかった」と付け加えるのが親切)
「事件が起きなかった」と「事件が発生したが何も起きなかった」の違いは明確に伝えよう。



コメント欄
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  • 鑑識官の能力は「空撃ち不可」ではなさそう。主人公の書P40より、「可能であればカウンターを1つ選ぶ」とあるため。 - 名無しさん (2021-11-22 02:53:02)
    • 指摘ありがとうございます!鑑識官のページに「いずれかのカウンターが必要」とあったのですが、そちらのソースが不明でしたので主人公の書を優先して修正しました。 - プレリアル (2022-09-05 19:15:16)

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最終更新:2022年09月05日 19:14