概要
ケトマンの母親であるウマ娘。
コーカンドの北東の街であるチュスト在住。
王家や高位貴族にも刀剣を納めるなど、コーカンド・ハン国一の刀剣鍛冶として名高い夫を持つ。(118-9)(119-84)
しかし彼は技術にしか興味がない筋金入り(126−38)であり、工房の経営担当を務めているのはこのフローライトである。(126-40)(128−70)
コーカンドの北東の街であるチュスト在住。
王家や高位貴族にも刀剣を納めるなど、コーカンド・ハン国一の刀剣鍛冶として名高い夫を持つ。(118-9)(119-84)
しかし彼は技術にしか興味がない筋金入り(126−38)であり、工房の経営担当を務めているのはこのフローライトである。(126-40)(128−70)
その内助の功は強力であり、経営を継いだ長男が新王サンデー・ハンの改革で激動する市場でも足踏み程度のこれから次第で踏ん張っている(126-44)にも関わらず、新体制を知ったヘイローが(おそらくフローライトの経営と比べて)相対的に芳しくない(127-155、158)と述べるほど。
一方で夫には甘々であり、彼の名だたる納入先を息子に語ってもそれゆえの誇張だと疑われてしまった。(118−12)
そのケトマンとも家出以前から仲は悪くなかったようである。(128-54~61)
そのケトマンとも家出以前から仲は悪くなかったようである。(128-54~61)
その名前の由来は蛍石であり、古くから製鉄などにおいて融剤として用いられてきた。
後述の容姿のように青色系の容姿をしているが、青い蛍石も存在している。
また髪色は息子のケトマンや子孫にあたるヴ姉妹の上下に、流星は同姉妹の下の方に近く、眉は太い。
(128−81)
後述の容姿のように青色系の容姿をしているが、青い蛍石も存在している。
また髪色は息子のケトマンや子孫にあたるヴ姉妹の上下に、流星は同姉妹の下の方に近く、眉は太い。
(128−81)
また、空気抵抗が少ないが背は並み以上な体格と伶俐な雰囲気を備えた、いわゆる最速の機能美の持ち主(128−27)。
20前後の末息子がいるにも関わらず、非常に若々しい。
20前後の末息子がいるにも関わらず、非常に若々しい。
主な身分
- チュストの鍛治工房(コーカンド・ハン国→ウマルカンド・ハン国王家譜代) 経営担当
作中の動向
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作中人物との関係
ケトマン
長男との確執で家出した三男。
自分が夫に甘すぎたことと彼の無口さが重なり、夫の仕事の話を信用してもらえなかった。
4年もの断絶から気まずそうにされてはいたが、帰宅に喜ぶ姿をケトマンが「変わってない」(128−61)と安心した程度には親子仲は悪くなかった様子。
自分が夫に甘すぎたことと彼の無口さが重なり、夫の仕事の話を信用してもらえなかった。
4年もの断絶から気まずそうにされてはいたが、帰宅に喜ぶ姿をケトマンが「変わってない」(128−61)と安心した程度には親子仲は悪くなかった様子。
イクバール
王家や高位貴族にも頼りにされる腕と、技術にしか興味がない極端さとを併せ持った無口な夫。
フローライトは彼にとても甘々であるが、同時に王家譜代である自分たちの工房において技術と経営の双璧を成すゴールデンコンビでもある。
その名前およびコーカンド・ハン国一の刀剣鍛冶として名高い立場から、イクバール設計局のルーツに関係している可能性が高い。
フローライトは彼にとても甘々であるが、同時に王家譜代である自分たちの工房において技術と経営の双璧を成すゴールデンコンビでもある。
その名前およびコーカンド・ハン国一の刀剣鍛冶として名高い立場から、イクバール設計局のルーツに関係している可能性が高い。
バルタ
長男。鍛治の腕は父に次ぐものを持ち(128−190)、現在の工房の経営を継いでいる。(126−38)
上記のようにその経営能力は決して低くはないのだが、母の経営センスと比べると見劣りをヘイローに感じられている。
またケトマンとはそりが合わず、経営方針などを巡り衝突。後継者の地位を危ぶんだ彼は弟を放逐し、確執は三男の家出後もなお深い。(119-91~98)
ケトマンの帰宅時には、結局ソングの名を聞いて引っ込んだものの、東部総督の使者という客人として来ている彼のところに飛んできて家出の時の落とし前を求めるなど、フローライトが制止に入るほど騒いでいた。(128-182~129−14)
上記のようにその経営能力は決して低くはないのだが、母の経営センスと比べると見劣りをヘイローに感じられている。
またケトマンとはそりが合わず、経営方針などを巡り衝突。後継者の地位を危ぶんだ彼は弟を放逐し、確執は三男の家出後もなお深い。(119-91~98)
ケトマンの帰宅時には、結局ソングの名を聞いて引っ込んだものの、東部総督の使者という客人として来ている彼のところに飛んできて家出の時の落とし前を求めるなど、フローライトが制止に入るほど騒いでいた。(128-182~129−14)
長男の経営する新体制においても、フローライトは今なお経営担当ではある様子。(128−70)
次男
詳細不明ながら、上記の通りフローライトに次ぐ経営センスを持つ。(126−39)
世間一般なイメージでは上と下を見る分、要領が良い(126-42)立場にあるため、常識的経営者の兄とイレギュラーの弟に挟まれたことで養われたものなのかもしれない。
世間一般なイメージでは上と下を見る分、要領が良い(126-42)立場にあるため、常識的経営者の兄とイレギュラーの弟に挟まれたことで養われたものなのかもしれない。
グローリアスソング
コーカンド(当時)の王家において後の現王と王座を争った姫君にして現在の東部総督。
義理の娘になる……かもしれない。
義理の娘になる……かもしれない。
サンデーとソングの間で確執が噂されていたため政争への巻き込まれを心配。
またその苛烈さについても、手打ちされた側が悪いとはいえ長男に間接的にトラウマを刻んだ件(129−17~22)もあってなのか不安視していた……のだが。
肝心の彼女の手紙が完全に交際相手の親に向けたものであまりに重い感情が綴られていたため、大いに当惑することに。(128−166~179)
またその苛烈さについても、手打ちされた側が悪いとはいえ長男に間接的にトラウマを刻んだ件(129−17~22)もあってなのか不安視していた……のだが。
肝心の彼女の手紙が完全に交際相手の親に向けたものであまりに重い感情が綴られていたため、大いに当惑することに。(128−166~179)
ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロス
先祖のゴールインこそまだであるが、おそらく子孫になると考えられる人々。
母にその辺似たらしいケトマン同様、髪や目の色に彼女らの青系の特徴が多々見受けられる。
体型は義理の娘に似たらしい
母にその辺似たらしいケトマン同様、髪や目の色に彼女らの青系の特徴が多々見受けられる。