概要
コーカンド・ハン国君主。ヘイロー・ベグ(テュルク系の指導者、有力者の称号)とも呼ばれる。
初代カガン、サンデーサイレンスの母。ヘイロー氏族の祖。
優れた政治手腕と軍事的才能を併せ持ち、優秀な家臣や親族にも恵まれコーカンド・ハン国の全盛期を築いた。
近年の建国期研究の盛り上がりによって、初代カガンが始めたとされる事業のいくつか(国営企業設立(100-148)、東西交易路の確保・整備(103-184~187)、西トルキスタン統一戦争(106-180))は、彼女の時代にすでに始まっていたとする意見もある。
初代カガン、サンデーサイレンスの母。ヘイロー氏族の祖。
優れた政治手腕と軍事的才能を併せ持ち、優秀な家臣や親族にも恵まれコーカンド・ハン国の全盛期を築いた。
近年の建国期研究の盛り上がりによって、初代カガンが始めたとされる事業のいくつか(国営企業設立(100-148)、東西交易路の確保・整備(103-184~187)、西トルキスタン統一戦争(106-180))は、彼女の時代にすでに始まっていたとする意見もある。
大変いい性格をしており、必要ならば娘との約束の穴を突いたり(100-124)、継承権を争う娘二人に共同作戦を取らせたりする(103-167)。
主な身分
- コーカンド・ハン国 君主(ベグ)
↓
- ウマルカンド・ハン国 中部総督
作中の動向
+ | 年譜 |
+ | ... |
作中人物との関係
サンデーサイレンス
五女。
いきなり玉座を狙いだしたり、いつの間にか理解不能な思考を身に着けたり、あっという間に大兵力を養えるほどの富豪になったりするやべー奴。
母親としては、幼い頃にクマに襲われて死にかけたり(97-139)、ずっと伝説だと思ってたアサシンの狙ってる秘宝(113-130~140)らしき剣をある日(98-6)いきなり持ち歩き出したりと、心配の絶えない存在。
いきなり玉座を狙いだしたり、いつの間にか理解不能な思考を身に着けたり、あっという間に大兵力を養えるほどの富豪になったりするやべー奴。
母親としては、幼い頃にクマに襲われて死にかけたり(97-139)、ずっと伝説だと思ってたアサシンの狙ってる秘宝(113-130~140)らしき剣をある日(98-6)いきなり持ち歩き出したりと、心配の絶えない存在。
ロベルト
妹。仲良し姉妹。二人で色々企んだり、秘密を共有したりする関係。
既に彼女の時代には市井で副王(113-181)と見做されていた。
既に彼女の時代には市井で副王(113-181)と見做されていた。
リガントーナ
家臣。コーカンド軍を束ねる大将軍。
王直属軍を任せ、娘達に武芸を仕込ませる(132-70,83)など信頼が厚い。
主従というよりは気安い友人のような関係(108-17)。
王直属軍を任せ、娘達に武芸を仕込ませる(132-70,83)など信頼が厚い。
主従というよりは気安い友人のような関係(108-17)。
グローリアスソング
長女。
王としての資質に申し分なく、長子でありながら妹のサンデーサイレンスに玉座を委ねさせてしまい、玉座を失ったことで婚約解消(122-87)までさせてしまった事を母なりに気にかけている(131-141)。
挫折が自暴自棄や愚かな野心に繋がらなかったことは喜んでいるが、心の渇きを埋めるために求めた相手は…まぁ規格外の優秀さだし幸せそうなのでお母さん的にはOKです(131-166~180)。
王としての資質に申し分なく、長子でありながら妹のサンデーサイレンスに玉座を委ねさせてしまい、玉座を失ったことで婚約解消(122-87)までさせてしまった事を母なりに気にかけている(131-141)。
挫折が自暴自棄や愚かな野心に繋がらなかったことは喜んでいるが、心の渇きを埋めるために求めた相手は…まぁ規格外の優秀さだし幸せそうなのでお母さん的にはOKです(131-166~180)。
ケトマン
グローリアスソングの婿。
ある日突然、娘から便箋数枚分の紹介状が送られてきたおもしれー男(130-30)。
ヘイローは彼を主役とした小説「雑兵ケトマン物語」のタイトル回収役でもある(131-173)。
ある日突然、娘から便箋数枚分の紹介状が送られてきたおもしれー男(130-30)。
ヘイローは彼を主役とした小説「雑兵ケトマン物語」のタイトル回収役でもある(131-173)。
ムフタル
グローリアスソングとケトマンの間に産まれた初孫。
イケメン(138-52)。
イケメン(138-52)。
フローライト イクバール バルタ テシャ
王家譜代の御用鍛冶工房を経営する家族。ヘイローの半月刀もこの工房で作られたものである(130-42)。
娘婿のケトマンはこの家の三男にあたる。
ヘイローがグローリアスソングに東部領への兵器納入と工房移転を斡旋した(127-155)ことから、ケトマンを狙うグローリアスソングによって囲い込まれ、最終的に縁続きとなった。
娘婿のケトマンはこの家の三男にあたる。
ヘイローがグローリアスソングに東部領への兵器納入と工房移転を斡旋した(127-155)ことから、ケトマンを狙うグローリアスソングによって囲い込まれ、最終的に縁続きとなった。
サザンヘイロー
三女。権力欲の塊。
尚書省の若手官僚を手懐けサンデーの政権内部を蚕食しようとする(110-101~163)(一敗)、見逃された先のソングの元であっさり野心を見破られて過酷な肉体労働に従事させられる(110-165~178)(113-67)(137-178)(二敗)、人が変わった演技をして労働者からの人望を集め階級闘争を企んでいるのを四女に通報される(138-18)(三敗)など母親としても為政者としても頭の痛い存在。
流石に看過できなかったため矯正を試みるが「権力を求めるのに理由など必要か?」と言い切る(138-43)姿に矯正不可能と判断。このまま国内の閑職に置くより、国外に嫁に出した方が娘たちどちらにとっても安全と判断し、大ジュズのセミレチエを治める一族に嫁がせることにした。
なおサザン本人が言うほど本人の求める権力は大きいものではないとヘイローは見ており、外を知ることで落ち着くことを期待している(138-49)。
尚書省の若手官僚を手懐けサンデーの政権内部を蚕食しようとする(110-101~163)(一敗)、見逃された先のソングの元であっさり野心を見破られて過酷な肉体労働に従事させられる(110-165~178)(113-67)(137-178)(二敗)、人が変わった演技をして労働者からの人望を集め階級闘争を企んでいるのを四女に通報される(138-18)(三敗)など母親としても為政者としても頭の痛い存在。
流石に看過できなかったため矯正を試みるが「権力を求めるのに理由など必要か?」と言い切る(138-43)姿に矯正不可能と判断。このまま国内の閑職に置くより、国外に嫁に出した方が娘たちどちらにとっても安全と判断し、大ジュズのセミレチエを治める一族に嫁がせることにした。
なおサザン本人が言うほど本人の求める権力は大きいものではないとヘイローは見ており、外を知ることで落ち着くことを期待している(138-49)。
+ | 【作中の動向欄に移設&推敲予定】 |