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  • ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局
  • ヘイロー

ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

ヘイロー

最終更新:2025年05月23日 10:32

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

概要

コーカンド・ハン国君主。ヘイロー・ベグ(テュルク系の指導者、有力者の称号)とも呼ばれる。
初代カガン、サンデーサイレンスの母。ヘイロー氏族の祖。
優れた政治手腕と軍事的才能を併せ持ち、優秀な家臣や親族にも恵まれコーカンド・ハン国の全盛期を築いた。
近年の建国期研究の盛り上がりによって、初代カガンが始めたとされる事業のいくつか(国営企業設立(100-148)、東西交易路の確保・整備(103-184~187)、西トルキスタン統一戦争(106-180))は、彼女の時代にすでに始まっていたとする意見もある。

大変いい性格をしており、必要ならば娘との約束の穴を突いたり(100-124)、継承権を争う娘二人に共同作戦を取らせたりする(103-167)。

全身図(99-64)

主な身分

  • コーカンド・ハン国 君主(ベグ)
 ↓
  • ウマルカンド・ハン国 中部総督

作中の動向

+ 年譜
年代 出来事
1763 コーカンド・ハン国にて出生
1781 父より王位を受け継ぎコーカンド・ハン国君主に即位
1783 長子グローリアスソング出産
1784 タシュケントを巡る紛争に介入
シムケント公国の独立を認める
1785 第二子デヴィルズバッグ出産
1787 第三子サザンヘイロー出産
1789 第四子グッバイヘイロー出産
1790 第五子サンデーサイレンス出産
1792 第六子セイントバラード出産
1798 産婆の手洗いの布告
1799 長子グローリアスソングにクルグズ平定を命じる
1800 コーカンド-ブハラ戦争にてマー・ワラー・アンナフル東部を征服
自由都市タシュケントを占領
長子グローリアスソングに形式的な譲位を行った後、グローリアスソングより第五子サンデーサイレンスに譲位
ウマルカンド・ハン国中部総督に就任
1802 長子グローリアスソングとケトマンの貴賤結婚を密かに承認
ジャララバード会談にて上記の関係を公認
1803 初孫ムフタル誕生
+ ...
特別番組『あのウマ娘の今』編で、巡視艇の船名に採用された過去の人物として初登場(26-113)。

裁可
建国期編ではサンデーサイレンスによる奏上の場面で本編初登場(99-28)。
石鹸を使用した手洗いの徹底や、清潔な環境を用意することで産褥熱が回避できるという研究の有意性を認めつつ、資料数の不足やそれに基づく説得力の欠如などを指摘し、一筋縄ではいかない雰囲気を見せる。
一方で、悪童同然の五女が突如として市場の石鹸買い占めやそれに纏わる有益な奏上を行うなどらしくない行動をとった裏に玉座への野心があると本人から明かされる(99-44)と恫喝混じりの言葉で試すが、王を前にしても怯まず見事に返してきた娘の度胸に大笑いし、彼女が行った奏上の内容を全面的に受け入れ、買い占めた石鹸の市場価格を大幅に上回る買取にも応じた。
その後、手洗い等の公衆衛生に関する布告を出すに当たってナブルスから石鹸職人を招致、王家主導で安価な石鹸の量産と庶民層への普及を行う(100-148)。(国営企業の設立、ウマムスタンにおける公衆衛生の始まり)

設備投資
サンデーサイレンス達が織物製造工場を立ち上げて軍資金調達に励んでいた間に、上奏の基になった研究を行っていたアグネスレディーの研究所をロベルトと共に黙って視察(100-124)。将来への投資として彼女の要望をもとに隊商を欧州に派遣、穴を開けるための機械(ボール盤)と機械を作るための機械(中ぐり盤)という工作機器を与える(100-130)。

クルグズ遠征
グローリアスソングとサンデーサイレンスの両者による急速な軍事力増強を受けて、度々反抗的な態度を見せていたクルグズ地域の平定のためグローリアスソング軍4000を主力、サンデーサイレンス軍2600を後詰・助攻に任命し、1799年の9月中旬に遠征させる(103-167)(104-142)。平定は順調に進み、年内にナルン、バルイクチ(イシク・クル湖西岸)、スイアブ(チュイ渓谷)の三都市を平定。サンデーサイレンスが戦闘で負傷したため、戦勝報告と療養を兼ねてサンデーサイレンス軍はクルグズから撤退。スイアブで越冬したグローリアスソング軍によって、残るイシク・シル湖東岸のカラコルも翌年の夏までに平定される(108-74)。

コーカンド-ブハラ戦争
このクルグズ地域平定の間にコーカンド・ハン国とブハラ・ハン国の間で深刻な貿易摩擦が発生。
関税を巡る交渉の後、1800年3月ロベルト商会の本店があるタシュケントがブハラ・ハン軍によって攻撃され陥落、本店は焼き討ちされる(106-80)。コーカンド領の影響圏であるタシュケントを攻撃し、妹であるロベルトの商会が焼き討ちされたことに激怒したヘイローは、タシュケント救援に王直属軍15000を将軍であるリガントーナに任せ、クルグズから戻って軍の増強を図っていたサンデーサイレンス軍5000弱を別動隊としてブハラ・ハン領内に侵攻させる。
(なお、クルグズのグローリアスソングは戦況は伝えられたが、状況が切迫していたからか文に指示がなく行動を悩ませる原因となっている(121-168)。)
自らは召集に応じた諸部族軍10000を率い、タシュケントのブハラ・ハン軍の後方連絡線を絶つべくサンデーサイレンス軍の落としたイスタラフシャンに進駐。そこからジザフに進軍、攻略すると、ウマルカンドを攻略して北上してきたサンデーサイレンス軍と合流。決戦の地タシュケントに向かう。
戦況図(108-10)
緑線がブハラ・ハン軍 黄線がリガントーナ軍 青線がヘイロー軍 赤線がサンデーサイレンス軍

タシュケント会戦
ほぼ同数の軍勢の衝突となったが、後世では「タシュケント殲滅戦」と呼ばれるように戦いは終始、コーカンド側が優勢に進めた。
ブハラ軍は敵中に孤立しつつも未だ無傷の状態であり、士気は旺盛だった。一方で、軍は旧来の装備のままであり、大砲もあったが攻城用の大型で取り回しの悪い物であった。
コーカンド軍は召集された諸部族軍こそ旧式装備の物が多かったが、王直属軍では本格的な火器の採用が進んでおり、サンデーサイレンス軍にいたっては半数以上の歩兵が銃兵となっており(106-101)、横流しされた清正規軍の大砲や、少数ではあるが新開発の後装式施条銃を装備した精鋭猟兵(103-46)による遠距離からの狙撃は既にクルグズで多大な戦果を挙げていた。
このように数こそ互角であったが両軍の装備には大きな格差があり、これこそが戦いの雌雄を決する一因となった。
+ 【この戦闘描写は編纂者の主観によっている可能性があります。】
戦闘序盤、練度の高い駱駝騎兵による攪乱戦術などでコーカンド軍全体に圧力を加えていたブハラ軍だったが、一見手薄に見えたサンデーサイレンス軍はいたるところに猟兵を散らばらせており、纏まって前進してくるブハラ軍左翼は格好の的となった。有効射程のはるか先から正確な銃撃を加えてくるサンデーサイレンス軍の前に歩兵の前進が止まり、指揮官が兵を叱咤し前進するよう命令すると、その指揮官が狙撃され戦死するような状態になり左翼全体が恐慌状態に陥った。
混乱を収めるべく前線に現れたブハラ軍司令官がサンデーサイレンス軍の猟兵によって狙撃されると、指揮系統が混乱したブハラ軍は部隊間の連携を欠き、機動弓兵や駱駝騎兵による突撃の好機を失う。
敵の動きが鈍くなったことに気づいたヘイローは左翼のリガントーナに反撃に出るよう指示、サンデーサイレンス軍の砲撃で混乱した敵本隊に駱駝騎兵を突撃させる。この突撃が成功し、ブハラ軍本隊も収拾不可能な状態に陥った。
リガントーナ軍の猛攻を受けつつも、唯一統制の取れていたブハラ軍右翼の指揮官がこの時ようやく全軍の指揮権を掌握するが戦闘継続は不可能と判断、配置転換によって手薄となっていたヘイロー軍とサンデーサイレンス軍の間に僅かな隙を見つけ、ここを突破することで包囲されつつある状況からの脱出を図る。その際、ブハラ軍の駱駝騎兵指揮官が駄獣を隙間に向けて放つことで地面に伏せている猟兵を排除することに成功、駱駝騎兵に追い立てられた駄獣の群れが開いた突破口に向けて、ブハラ軍が雪崩れ込む。
僅かに開いた突破口に向けて最後の猛攻を仕掛けたブハラ軍だったが、敵軍の意図を理解したヘイローは機動弓兵に暴走する駄獣への一斉射撃を指示、薙ぎ倒された駄獣の死骸によって開いていた突破口は瞬く間に塞がれた。また、時を同じくして再集結したコーカンド軍の駱駝騎兵がブハラ軍の後方に迫っており、完全包囲されたことで将兵の士気が崩壊。ブハラ軍司令官代行の降伏をヘイローが受け入れ、戦闘は終了する(108-59)。

四万余り(タシュケント攻略軍+ホジェンド攻略軍+イスタラフシャン・ウマルカンド・ジザフの守備隊)の兵を失ったブハラ・ハン国はコーカンド・ハン国に和平を提案。ブハラ側に占領した三都市の領有を追認させ、マー・ワラー・アンナフル東部への影響力を完全に排除することに成功する。

王選定問答
ブハラ・ハン国との講和が成立し、グローリアスソングがイシク・シル東部の平定を終えてコーカンドに帰還すると、ヘイローはグローリアスソングとサンデーサイレンスのどちらかを後継者とするべくか、自分を含めた三者面談で決めることを決定(108-79)。王宮に二人を集め、それぞれの「信条」を話させる。
「王とは」「貴族と民とは」「奴隷とは」「いかなる国を作るか」「国を作り終えた時、何をするのか」
二人のいずれが王となっても、自らはただ前代の王としか記録されない(108-154)などと達観しながら二人の娘を褒めるが、最終的に彼女が玉座を託すと決めたのは長子であるグローリアスソングではなく、より機械的に感情を殺して王としての役割を行える五女のサンデーサイレンスであった。
後に妹であるロベルトだけに二人の資格に差は無く、より若い年齢でそこに達したサンデーサイレンスを選んだと告白(109-171)。しかし、後継者指名後にサンデーサイレンスが語った数々の理解が及ばぬ内容に改めて自らの選択の正しさを確信したと告げる。それはサンデーサイレンスがいつの間にか身に着けていた「余人の理解の及ばぬ思考」、それこそヘイローが王に最も必要だと考えている素質「畏怖されること」(109-176)に繋がるものであった。
君主になるべく帝王学を叩きこまれ、慣習を学びながら狂気を培い、畏怖されるように振舞って来た自分やグローリアスソングと違い、いつのまにか誰も知らぬところで理解の及ばぬ存在になったサンデーサイレンスこそ、長幼の序や年齢の幼さを無視してでも玉座に就くに相応しい存在であると母親であり王であるヘイローが考えた一方、姉として妹であるロベルトにサンデーサイレンスの狂気を「光」に例え、その光に目を奪われぬよう、身を焼き尽くされぬよう警告した。

譲位
その年の秋にサンデーサイレンスに玉座を譲ると、中部総督に就任(111-107)。クルグズ平定、コーカンド-ブハラ戦争以前の領土の統治にあたる。
なおこの譲位の際、即位式で王の証であるシグネットリング(印章指輪)がヘイローからサンデーサイレンスに譲られたのだが、ヘイローが外した指輪をグローリアスソングが受け取り、それをサンデーサイレンスに渡すという流れがあった。
これは「形式上はグローリアスソングに譲位し、そしてグローリアスソングからサンデーサイレンスへと譲位された」という意味を持ち、グローリアスソングを先王とすることで王選定問答で妹に軍配が上がったものの王としての資質を示した彼女に配慮したものだった(122-80~84)。
王家の言い伝えとしてサンデーサイレンスに「アサシン」と「秘宝(PoE)」について教え、いつの間にか娘が腰に佩くようになった直剣(神託を受けた祠で抜いた剣)がその身に害を及ぼさぬうちに手放すよう示唆する(113-137)。

奴隷
幼い頃に世話係だった、父親のお気に入りの奴隷に虐待されていたことが判明(114-176)(115-25)。本格化後に報復で拷問を加えた上で惨殺したが、その反動で奴隷を一切信用しておらず自らが即位した後、取り入ろうと美少年の奴隷を献上した家臣を奴隷含めその一族を丸ごと処刑した(114-173)。なお、同じように機嫌を損ねた密偵頭はより重大なミス(職務怠慢)を犯したにも拘らず、罷免だけで済み退職金まで貰えた(99-61)。

北伐
タシュケントが実は自由都市であり、コーカンド領ではなかったという衝撃の事実(後付け)(124-67)の説明にて、自由都市になった経緯解説の中で登場。
1784年に起きたタシュケントの支配権を巡る武力衝突にコーカンド軍を率いて参戦。一時はかなり優勢になったもののタシュケント知事の粘りによって疲弊させられ、最終的に和平交渉でシムケント公国の独立を認める代わりにタシュケント知事はタシュケントを放棄していずれの勢力にも属さない自由都市とし、コーカンドの商業活動を認めさせることで合意した(124-72~75)。
のだが…1800年に起きたコーカンド-ブハラ戦争にてブハラ軍との決戦に勝利したドサクサに紛れてタシュケントを占領。シムケント公国側の抗議を「ブハラ軍の占領にて荒廃したタシュケントを立て直しているだけ」と説明して退けることに成功すると、ブハラ側との和平交渉で『ブハラ・ハン国はコーカンド・ハン国のタシュケント領有を認める』との一文を講和条約に潜り込ませ、それを根拠にタシュケント進駐を続行。殆ど居直り強盗の所業である(124-78~81)。
なお、現王であるサンデーサイレンスはこの経緯を北伐直前(124-86)まで知らず、シムケント公国に関しては「自分が即位したのに挨拶もよこさない舐めた連中」と怒りをあらわにしていた(123-171)。舐めた真似したのは自分の母親なんだよなぁ…
なお、この北伐編で眩いばかりの輝きを放って散っていったホージャ(シムケント)と並んで、グローリアスソングとともに「初代カガンが最も恐れた人物一覧」に選ばれている(125-76)。最もってなんだよ…

マッチング
北伐後クルグズ地域の産業振興のための人材不足や資本確保に悩むグローリアスソングに、サンデーが新設した国営兵器産業廠によって国の仕事が激減し経営不振に陥りかけていた王家譜代の鍛冶工房を紹介し、東部領の産業振興にこの工房を使い、経営支援するよう依頼(127-153~158)。
この王家譜代の鍛冶工房こそグローリアスソングが密かに想いを寄せていた部下のケトマンの実家であり、母親から格好の口実を得たグローリアスソングは即座にケトマンへの想いを知る腹心のベガと協議し、ケトマンの実家の囲い込みを実行。ナマンガン地域の名士であり、民会議員でもあるケトマンの実家の影響力をグローリアスソングの派閥に取り込み中央復帰の足掛かりとすると共にケトマンを手に入れるための障害の排除と取り込みにかかった(127-175~195)。

最大の障害(貴賤結婚の承認&子供の結婚相手の選定主)である母親のヘイローにはケトマンの実家への工作以前に話が通され、グローリアスソングのケトマンへの想いの全てと結婚相手としての承認が求められた(129-181)。(跡を託した娘の政策のせいで譜代の職人が苦境に陥ったから、もう一人の娘に少し経営助けるよう頼んだらもっと難題が舞い込んだんだよね…猿くない?)突然、娘が平民と結婚したいと言い出したことに戸惑うヘイローだったが、娘の幸せを願う母親としての愛情(131-141)とグローリアスソングの置かれた特殊な環境(王位を巡って妹に敗北&辺境への左遷&婚約解消)、グローリアスソング自身の人を見る目への母親なりの信頼などから、ヘイローは怒るよりも娘の紹介してきた人物に興味を持った。

一方で、恋は盲目という言葉の通り娘が平民に誑かされている可能性も考え、依頼していた猟銃一式を納品しに来た(129-190~194)ケトマンの父イクバールにグローリアスソングがケトマンにご執心であることを伝えて鎌をかけた。イクバールの態度(130-6~20)とその妻フローライトから急ぎで届いた助けを求める文面(129-178)から可能性は低いとみていたが経営改善目的に息子を使って娘を誑かした(編集者妄想)のではないと確信を得たヘイローは、その上でケトマン本人を見極める必要があると判断し、イクバールの案内の元、東部領と鍛冶工房の契約を斡旋した立会人という体で自らケトマンのいる工房に乗り込んだ(130-23~24,131-131)。

契約後に、離れて暮らす娘の近況を報告させるという名目(131-136~143)でケトマン本人と話して人柄や器量を見たヘイローは、彼が娘の紹介した通り平民の枠から外れた人物であると見抜くが、それはあくまで平民という秤で見た能力の話であり、やっと少年から青年へと成長したばかりの若者がどこまでやれるかはこの時点では疑問視していた(131-160~166)。
一方で、異様な速度での出世は娘のお気に入りというだけでなく、文武共に多くの功績を積み上げた結果という点にも着目し、挫折で心の弱った娘が恋に目が眩んだのではなく、彼という枠外の存在を娘が自らの目で見極めて伴侶に選んだのだと分析した(131-162~171)。

その上でヘイローがケトマンに下した判断は「可」。
グローリアスソングが彼と関係を持つことを内密に認めた上で、王族の婿として未だ足らぬ貫目を満たすため更なる出世が必要だと判断。密かに力添えすることにし、平民の雑兵上りが将軍となった際に国軍に与える影響について期待を込めることにした(131-168~173,180)。タイトル回収成功

なお、余談であるがケトマンがヘイローに謁見した時点では「ケトマンはグローリアスソングからの好意を自らの勘違いと戒めて、一家臣としての付き合い方を心がけており」、「ケトマン以外のこの場にいる全員はグローリアスソングからの文でグローリアスソングがケトマンに好意を持っていることを知っている」という状況が発生していた。
当然、ヘイローの反応次第で自分たちにも火の粉が降りかかるケトマンの家族たちは気が気でなく、事情を知らずただの業務契約に来ていると思っていたケトマンだけがヘイローが来ていることに疑問を持っているという愉快な状況が発生していた。
ヘイローはこれをグローリアスソングが好んで行う『巻き狩り』と呼ばれる狩猟方法の一種に似た状況であると看破。母親の自分すら勢子に見立てて使う、娘のケトマンに対する執着と親元から離れていた間の成長を楽しんだ(131-175~178)。

ジャララバード会談
密かにグローリアスソングとケトマンの関係を認め、両者の後ろ盾となっていたヘイローであったが、ひょんなこと(133-116~118)からサンデーサイレンスにその関係が発覚した。
王家の威厳に関わる内容のため母親に相談に来たサンデーサイレンスにヘイローは、関係を黙認していたことを暴露した上で「グローリアスソングとケトマンの婚姻を認める」としてサンデーサイレンスにも条件付きで認めるよう求めた(136-19)。母上「玉座に続いて狙った男まで取ったら流石に制御できんぞ」
貴賤結婚という大問題で一番の味方になると思っていた母親が既に姉の味方になっていたことに遅まきながら気づいたサンデーサイレンスだったが、姉との問題意識の共有(134-131,149~191,135-5~7)とケトマン本人の見極めをせずに認めることはできないとして母親の要求を受け入れつつも会談を要求。フェルガナ盆地の東の街ジャララバードの御用邸にて四者の会談が行われた(134-14)。

この会談は基本的にサンデーサイレンス派とグローリアスソング派の首脳会談という図式で、母親であるヘイローの役割はこの会談が成立するためのお膳立ての時点でほぼ終わっており、娘たちと婿候補であるケトマンがどう遣り合うかの高みの見物であった。(134-124)で決裂=内戦って宣言してる以上、サンデー側もミスれないんすよね…
密かに二人の関係を認め支援していたヘイローであったが、会談の中でグローリアスソングとの婚姻を自分も含めて誰にも邪魔させないために無謀ともいえる覚悟を示したことでケトマンの評価が上昇(136-25~34)。おもしれー男
改めて、娘と彼の婚姻を成立させるべく根回しを始めた。

ケトマンへの助力&長女の結婚
ジャララバード会談にてグローリアスソングとケトマンの婚姻は決定したが、貴賤結婚ではなくケトマンを婿に相応しい身分に引き上げる方針が取られ、そのためにケトマンは工部省通信局長に任じられ、通信網構築事業推進と並行して民会においての政治工作活動に勤しむことになった(136-34)。
ガリア革命をその目で目撃し、西方への支店進出の過程で革命の情報を仕入れていた妹のロベルトはケトマンの存在を危険視していたが、ヘイローはロベルト宛の文でグローリアスソングのためにケトマンに助力するよう要請(136-105)。通信網構築事業推進が齎す利益について理解していたロベルトは、渋々協力して国内の主要都市の通信網整備が約二年で完成した(136-109~)が、その間も民会では農業党を結成する(136-124)などロベルトからケトマンへの警戒は緩まることはなかった。

また民会工作に関してはロベルトの警戒心だけでなく、グローリアスソングとケトマンの方にも問題が発生した。
なんとグローリアスソングがケトマンの子を懐妊したのである(136-133)。母上「学者ども黙らせる手間が増えた…」
普通であれば目出度い初孫なのだが、この懐妊を巡ってサンデーサイレンスの側近であったダンスリムリックが暴走気味に工業党を結成した(136-138)こともあり民会情勢はさらに混迷を増す。
最終的にケトマンが被征服地域の有力者たちや、グローリアスソングのかつての取り巻きたちを束ねた『連合党』を成立させ、条件付きで工業党を支配下に置いたことで圧倒的多数派となり、当初の目的の達成に成功する。一方で連合党の勢力基盤が危険&ダンスリムリック率いる工業党との合意条件に基づき、グローリアスソングが懐妊している初孫はヘイローの元で人質として養育されることになった(136-146,160~175)。
ケトマンはこの民会での工作成功と通信網構築の功績によって「グローリアスソング東部総督の配偶者」(136-179)として正式に貴族に叙され、グローリアスソングとの結婚を公認されることになった。(あの…これ貴賤結婚してたことにしたんじゃ…?)母上「婚前交渉とかはなかった、イイネ?」

三女の婚姻


作中人物との関係

サンデーサイレンス

五女。
いきなり玉座を狙いだしたり、いつの間にか理解不能な思考を身に着けたり、あっという間に大兵力を養えるほどの富豪になったりするやべー奴。
母親としては、幼い頃にクマに襲われて死にかけたり(97-139)、ずっと伝説だと思ってたアサシンの狙ってる秘宝(113-130~140)らしき剣をある日(98-6)いきなり持ち歩き出したりと、心配の絶えない存在。

ロベルト

妹。仲良し姉妹。二人で色々企んだり、秘密を共有したりする関係。
既に彼女の時代には市井で副王(113-181)と見做されていた。

リガントーナ

家臣。コーカンド軍を束ねる大将軍。
王直属軍を任せ、娘達に武芸を仕込ませる(132-70,83)など信頼が厚い。
主従というよりは気安い友人のような関係(108-17)。

グローリアスソング

長女。
王としての資質に申し分なく、長子でありながら妹のサンデーサイレンスに玉座を委ねさせてしまい、玉座を失ったことで婚約解消(122-87)までさせてしまった事を母なりに気にかけている(131-141)。
挫折が自暴自棄や愚かな野心に繋がらなかったことは喜んでいるが、心の渇きを埋めるために求めた相手は…まぁ規格外の優秀さだし幸せそうなのでお母さん的にはOKです(131-166~180)。

ケトマン

グローリアスソングの婿。
ある日突然、娘から便箋数枚分の紹介状が送られてきたおもしれー男(130-30)。
ヘイローは彼を主役とした小説「雑兵ケトマン物語」のタイトル回収役でもある(131-173)。

ムフタル

グローリアスソングとケトマンの間に産まれた初孫。
イケメン(138-52)。

フローライト イクバール バルタ テシャ

王家譜代の御用鍛冶工房を経営する家族。ヘイローの半月刀もこの工房で作られたものである(130-42)。
娘婿のケトマンはこの家の三男にあたる。
ヘイローがグローリアスソングに東部領への兵器納入と工房移転を斡旋した(127-155)ことから、ケトマンを狙うグローリアスソングによって囲い込まれ、最終的に縁続きとなった。

サザンヘイロー

三女。権力欲の塊。
尚書省の若手官僚を手懐けサンデーの政権内部を蚕食しようとする(110-101~163)(一敗)、見逃された先のソングの元であっさり野心を見破られて過酷な肉体労働に従事させられる(110-165~178)(113-67)(137-178)(二敗)、人が変わった演技をして労働者からの人望を集め階級闘争を企んでいるのを四女に通報される(138-18)(三敗)など母親としても為政者としても頭の痛い存在。
流石に看過できなかったため矯正を試みるが「権力を求めるのに理由など必要か?」と言い切る(138-43)姿に矯正不可能と判断。このまま国内の閑職に置くより、国外に嫁に出した方が娘たちどちらにとっても安全と判断し、大ジュズのセミレチエを治める一族に嫁がせることにした。
なおサザン本人が言うほど本人の求める権力は大きいものではないとヘイローは見ており、外を知ることで落ち着くことを期待している(138-49)。

+ 【作中の動向欄に移設&推敲予定】
なお、嫁に出すのはサンデーとの事前協議(138-65)の方針から外れており、当然ながらサンデーから疑念を呈されたが(矯正不可能なほどの権力欲を持っているため)閑職に押し込むだけでは温いため、実質的な国外追放にしたこと。サザンが甥っ子を溺愛し始めてキャラ崩壊気味なことを説明し、サンデーが困惑している間に反論する気力を奪って方針変更を認めさせた(138-71)。
この交渉の際、ヘイローは最初に大ジュズと接近する意思があるかをサンデーに確認し、次に大ジュズと結ぶ利点(中ジュズ対策、ムフタルを利用してサザンをコントロール下における)を説き、サンデーから方針変更について咎められると実質的な国外追放という強い言葉でサンデーの追及を弱め、次いでムフタルに構うサザンの姿を説明することでサンデーを混乱させ判断能力を奪うことに成功。判断能力を取り戻すべく助言を求めたサンデーに「王族の婚姻の決定権は王にある」として判断をサンデーに委ねる一見無責任な言葉をかけた。しかし、この時点でサンデーは一種のフット・イン・ザ・ドアに引っかかっており、当初の方針を完全に破棄させられ、サザンの要求(ムフタルに会いに行ける距離のところに嫁ぎたい)(138-62)とヘイローの要求(サザンの処分を閑職から嫁がせることに方針変更、能力を発揮できる新天地に送り出す(138-47))を前提とした新方針にすり替えられたまま話が婚姻へと変わっていく。

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