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プレイ日記/南蛮征伐/新君主/初級/一人ぼっちの天下統一 - (2010/04/07 (水) 09:02:29) のソース
最強の特技とは何だろう? このゲームをやった者なら、誰もが疑問に思う事ではないだろうか? 戦法が必ずクリティカルになる覇王。 計略がほぼ必ずかかる神算。 強力な落雷が撃てる鬼門。 敵をほぼ必ず捕える事が出来る捕縛。 等々、戦局を変え得る特技は意外と多い。 しかしである。 それ単体で、その特技持ち一人で戦うとしたらどうだろう? 覇王や神算や鬼門も、気力が尽きてしまえば無力となる。 藤甲も技巧があって初めて活きる物だ。 捕縛はそもそも敵を全滅させれなければ意味が無い。 そうやって消去法で考えていった末、自分はある一つの結論を出し、それを証明する事にした。 試しにチラッと焚きつけてみたのに、反応無かったし(お *一人ぼっちの天下統一 225年7月。武威の地に突如新たな国家が出現した。 国名は……''成''。君主の名は袁康。 そう、あの袁家の末裔という設定である。 しかも能力は全て100、適性は全てS、15歳で寿命は99、そして特技は……''論客''! ……ええ、もうネタが解った方はここで読むのを止めてもらっても構いません。 性格は当然''小心''で極度の人間嫌いであり、信じるのは側近の名も無い文官のみw ちなみに設定は能力変動無しで、戦死を多くした。 226年。とりあえず一人で厩舎を作り、一人で特産の軍馬を買い揃え、一人で兵を訓練し、試しに一人で安定を攻めてみた。 敵の数は2万だが、初級と言う事もあって初期装備在庫が少なく、2000~4000の部隊がわらわら出てくる事に。 それに対し、まずセーブして各部隊に突撃を試みた。 するといきなり騎兵4000の侯選の部隊がボンと消滅! そう、戦死を多くしたのも、騎兵を選んだのもこれが狙い。 どうせ自分以外の全ての武将を殺すつもりなのだから、一瞬で大兵力が消滅&武将戦死してくれるのは願ったり叶ったりである。 その後、迎撃部隊を蹴散らし、兵舎を破壊後、城を直接叩いて陥落させる。 落としたのは7月中旬でほぼ半年かかり、損害は3000程だった。 正直、この損害は意外である。 手薄な序盤の城でこれだけ被害を受けるとなると、やはり真っ向勝負は厳しい様だ。 そう判断し、ひとまず魏と停戦する事にする。 相手は知力92の劉ヨウだったが、ブチ切れた瞬間3/4あったバーを全て削って楽勝だった。 232年。武威と安定の開発を終え、兵もトータル5万くらいになった。 三国の戦線は漢中、襄陽、新野、寿春辺りを取ったり取られたりを繰り返し膠着している。 どうやら難度初級の為か、どこかが急激に劣勢になったりはしない様なのだ。 また、呉軍が江陵から遥々漢中を狙うと言う面白い行動を取っていた。 大抵兵糧切れになるのだが、その軍を新野にでも回せばいいのにと思ったのは言うまでも無い。 そろそろ3つ目の城を狙うか……そう思い立ち狙い定めたのは、上庸だった。 何故?と思うかもしれないが、蜀領になっていたこの都市には、[[諸葛亮]]を始め20名もの武将が集められており、にもかかわらず兵力が2万に満た無かった。 また、中央に近いこの地を取っておけば、どこか滅びそうになった国にとどめを刺すのに都合が良いのでは?と考えたのだ。 そういった理由からの遠征だったのだが……正直これは失敗だった。 停戦中の魏領漢中経由で上庸に向かっていると、漢中を狙う呉軍と鉢合わせしてしまったのだ。 敵はあの陸遜。兵力18000。こいつはマズイか!? と思いつつ突撃させてみると……ボン! 陸遜一撃で死んだよ!! 爆笑しつつ、そのまま余勢を駆って上庸を攻め、諸葛亮ら蜀軍4名を斬る。 早くも名軍師二人を斬り、順調順調と思っていたのだが……思わぬ落とし穴が待っていた。 治安80を切った安定の南東部に異民族が出現したのである。 ヤベエ!と思ったのだが……なぜか異民族は長安に攻めていってしまった。 どうやら一番近かった、長安領の砦を攻めに行ってくれたらしい。 異民族は魏軍が代わりに撃退してくれたお陰で急場は凌げたのだが、根本的に治安問題が解決した訳では無い。 まず三国と停戦してから武威、安定、上庸を回って治安を上げ、領内の安定に努める。 途中イナゴと疾病のダブルパンチによって安定に再び異民族が湧いたりしたが、何とかこれを撃退し、ようやく一息ついた時には243年になっていた……。 って、治安上げだけで10年かよ! 245年。相変わらず外交と治安維持に明け暮れ、戦力が思う様に増やせない。 太守の居ない都市は、季節ごとに治安が5低下する。 外交に出れば相手君主の居場所によっては往復で100日を超えたりするし、その間は不在扱いだ。 いっそ賊にでも城を明け渡し、維持しなきゃいいとも思ったのだが、技巧Pが勿体無くもある。 そう、一番深刻な問題は、技巧Pがまったく稼げていない事だった。 魏は既に全ての技巧を研究済みであるにもかかわらず、自軍は工兵育成のみと言う体たらく。 どうするべきか……?このまま続けても、ジリ貧な気がするが……。 そして悩んだ末に出した結論は……。 *真・一人ぼっちの天下統一 結局初めからやりなおす事にした(お まあ、一度目は色々手探りでやっていたので、言わば練習である。 一度目のプレイで判明した事は、 1、全て自分一人でやる為1ターンに1行動しか出来ず、やたら(ゲーム内時間的に)時間がかかる。 2、維持がきつい為、序盤に領地を増やすのはNG。 3、技巧Pは普通にやっていては稼げない。 4、停戦期間は延長出来る。何度もやれば2年以上の停戦も可能。 5、賊の根城が出現する位置は決まっている。また、賊は一番近い施設を破壊しに向かう。 6、戦死多いにしても、なかなか死ななくて残念(お ちょこっと解説していくと、 1は当然の事だがやっぱり実際にやると本当に辛い。一年なんてあっという間に過ぎてる。 2も1と同様。余計な仕事が増え、他の事が出来なくなる。 3はわかるだろう。内政とか1桁だからね……城もそんなに落とせる訳でもないし、2の事も有る。落とされると落とした時の倍ぐらい減るし最悪。 4を知ってる人は意外と居ないと思う。普通は何年も停戦する必要無いしね。近くの都市に相手君主が居る時にまとめて延長しておくと、ターンロスが少ない訳だ。 5も知ってる人は少ないだろう。出現位置と挙動がわかっていれば、予め手を打つ事が出来る。 6は陸遜の様に死ぬ時は割りとあっさり死んでくれるんだが、大抵の敵は普通に全滅して捕縛も失敗する事が多かった。そんなに確率は高くならない様だ。 以上の事を踏まえ、今度は大人しく武威に終盤まで籠もる作戦でいく事にした。 まあ、初めから持久戦のつもりで特技決めた訳だし。 ある程度都市を開発したら土塁を乱射で撃って技巧Pを稼ぎ、それによって技巧を得る。 そして投石と城塞が作れる様になった所で、武威を難攻不落にすべく施設を建てまくった。 特に重視したのが、異民族対策である。 攻めに転じたら最悪何年も放置する事になり、異民族が出没する事になるだろう。 だが、他はともかく武威だけは本拠地としてキープしておきたい。 その為に数年がかりで造ったのは……巨大な迷路だった。 武威の賊の根城は、北の開発地の更に北側に出現する。 なので開発地を石壁で囲み、その後ろに投石台を作って敵を寄り付かせなくする一方、西側に囮の城塞を建て、それを壊すと更に石壁の道の先に連弩、更にその先には二台の投石台の間に城塞……と、西に誘導しつつ賊を勝手に撃退してくれる巨大要塞を建造したのだ。 まあ、造ってる内に楽しくなって無駄に凝ってしまったが……。 もちろん、普通の敵が攻めて来る東と南も十分固めておいた。 そんなこんなで、開始から瞬く間に数十年が過ぎた。 255年。開始から30年経った各勢力の状況は、 魏/君主、曹芳/城、24/武将、101名/軍師、司馬イ-知97/最強武官、キョウイ-武93 呉/君主、孫和/城、12/武将、62名/軍師、陸遜-知97/武官、丁奉-武85 蜀/君主、劉禅/城、5/武将、30名/軍師、費イ-85/武官、リョウ化-武78 やはりと言うか、蜀の衰退が著しい。 軍師費イはともかく、最強がリョウ化って……。 それに比べて、統武知全て90超えのキョウイを筆頭に、魏の武将層は飛び抜けて厚い。 技巧もMAXなので、まともにガチるとタイマンでも負けそうである。 安定、天水は兵力もMAXだし……まあ、まだ戦う気は無いが。 停戦して引き続技巧Pを稼ぎ続け、強弩や騎射、爆薬錬成を得た。 275年。開始から50年経った。 魏/曹芳/城24/将38/軍師・鐘会/武・キョウイ 呉/孫皓/城12/将24/軍師・陸抗/武・王シュン 蜀/劉ジン/城5/将9/軍師・ジュンギ/武・張翼 城の変動はほとんどなく、20年で武将数が1/3になった。 しかし魏にはまだまだ優秀な人材が多く、寿命が長い者も多い。 安定の武将数が2人だった事もあり、停戦切れと共にちょっかいを出す事にした。 迎撃に出てくる武将を1人づつ殺していく作戦だ。 戦ってる内に武将を回してくるかもしれないが、それ程多くはないだろうし、多かったらまた停戦するまでである。 276年。トウガイを捕縛して斬る。 277年。キョウイ、出兵してきた次のターンで勝手に死去。胡烈を轢き殺す。 278年。劉ジンが死に、実質劉氏が滅ぶ。張翼が蜀帝を継ぐ。文虎を轢く。 279年。蜀、武将が4人になり、5つの都市に対し頭数が足りなくなる。杜預、王キを捕らえて斬る。 280年。武将一人だった天水を落とし、カ充を斬る。 281年。張翼が死去し、ジュンイクの子ジュンギが蜀漢を継ぐ。魏・呉も頭数が足りなくなり、各地で賊が出没。建寧が南蛮に落とされ空白地に。その後も賊に落とされる城が相次ぐ。 286年。太守不在or空白地の漢中→上庸→襄陽→江陵→柴桑→ロ江と兵を進め、寿春にて最も死ぬのが遅い武将王戎を捕らえて斬り、最早この時点で勝ちが確定した。 ここまで来たら顛末を見届けようと、以後、主要都市の治安維持のみでターンを進めた。 287年。ジュンギが死去し、蜀最後の武将・陳寿が皇帝となる。 294年。12万の兵が居た建業が10年以上に及ぶ賊の攻撃で陥落。そのショックで?呉帝孫震死去。孫氏はまだ孫秀が居たが魏に亡命していた為、呉彦が帝位を継ぐ。 297年。陳寿が死に、蜀が滅ぶ。 298年。呉彦が死に、呉が滅ぶ。 300年。開始から75年が経ち、生き残ったのは曹カン、王コン、諸葛セン、孫秀の4人。 ただ、史実で300年まで生存したのは曹カンと王戎のみなので、設定より長生きしている。 305年4月。最後まで生き残った魏帝・曹カンが梓ドウで死去し、ついに袁家が天下を統一する。 所有都市数・武威、漢中、洛陽のわずか3つ。袁康は95歳になっていた。 *あとがき こうして武将一人でのクリアを達成し、最強は''論客''であると証明した訳だが……ぶっちゃけ、普通に外交して290年くらいまで攻められない様にすれば何でもよさげ(お 超級では論客はあまり効かないし、上級以上だとCOM同士の戦いも激しくなるので、まず蜀か魏が滅び、次いで残った二国間で潰し合うと言う展開になるだろうから、外交も難しくなる。 やっていて欲しいと思ったのは、やはり捕縛と、意外にも築城だった。 敵は自部隊に攻撃が届かないと施設を壊しにくるので、施設を盾にひたすら補修しているだけでも結構ねばれるのだ。 まあ、そういった事よりも、普通にプレイしていては判らない事が色々判ったのが個人的に収穫だった。 プレイ開始後数十年後の状況とか、真っ白なマップとかw 各武将の寿命や、普段あまり見る事も無い賊についても対策の為に色々調べた。 結果的にドマイナーな晩年の武将や、晋代の歴史についても詳しくなれたと思う。 ネタで始めたプレイだったが、とても有意義なプレイだった。