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&size(12pt){&bold(){第七章 呂布討伐戦}}
265年8月、潼関と新豊港から洛陽攻略隊が進発した。その内訳は以下の通り。
羊祜&張華&石苞の槍兵S隊15000
杜預&張衛の弩兵S隊10000
王濬&吾彦&徐質の戟兵S隊13000
王渾&傅彤の槍兵A隊13000
胡奮&駱統の投石S隊13000
周旨&馬雲騄&牽招の騎兵S隊13000
呂布軍の洛陽の兵数は25000余り。それに対するには少々大げさな兵数だが、長安から洛陽への物資運搬の手間を省く狙いもある。
また、この間にも関羽軍が宛に絶え間なく攻めてきているため、陸抗、張任、呉懿らはそちらの防衛にあたらせた。
まずは兵2000の函谷関を落とすと、一気に洛陽領内になだれ込み砦を建設する。
次ターンに呂布本軍と太史慈隊合わせて15000が騎兵で迎撃してきた。呂布本軍の突撃1回で、統率91を誇る杜預隊から1000以上の兵が失われた。
羊祜「さすがは飛将呂布…兵数で大幅に劣るというに、驚異的な攻撃力だ。槍兵隊、前へ出ろ!地形の高低差を利用して戦局を優位にすすめよ!」
胡奮「そういえば太史慈は孫策以外に仕えないと言ってなかったけ…」
駱統「彼自身としては、我が軍への雪辱を晴らすために、単に呂布から兵を借りているつもりなのでしょう」
函谷関と洛陽の間は緩やかな下り坂になっている。これを利用して槍兵隊の戦法発動率を上昇させ、敵の騎兵に対抗してゆく。
ところが呂布の突破力が予想外の展開をもたらした。ZOC無視の特性を生かして羊祜軍の大軍の間をするすると抜けると、守備兵のいなかった函谷関を落としたのだ。
羊祜「まさかこれほどの大軍の間を抜かれるとは…」
杜預「それがしと王濬は潼関の劉馥殿と協力して函谷関を奪い返します。叔子様は洛陽を目指して下され」
潼関には兵器Aの劉馥が駐屯していたので、西側から投石させる。
潼関はまだ十分な兵が残っていたが、新豊港は太守の司馬望に解県港、夏陽港の攻略をさせていたので空っぽの状態だ。
ここを落とされるとさらに戦況がこんがらがるので、気を付けながら防衛してゆく。
東西から函谷関を挟みこんで集中攻撃し、なんとか呂布軍を籠らせたまま奪還に成功した。
劉馥にはそのまま投石隊を率いて洛陽の内政施設の破壊を担当してもらう。
その後も呂布が何度か洛陽から再出撃してきてうざかったものの、10月には籠城に追い込み、265年11月、杜預の一斉攻撃で洛陽陥落!
羊祜軍を苦しめ続けた呂布勢力はついに滅亡した。呂布軍からは4人を登用した。
司馬炎「わしは父上達とは違い、凡才の身。それでもお主の尽力の為に、皇帝までのぼる事が出来た。羊祜よ、次はわしがお主に尽くす番だ」
羊祜「なんと…私などにはもったいなきお言葉。陛下、共に国を築きましょうぞ」
司馬炎「ははは、受け入れてくれてありがたいが、ここでは陛下はよしてくれ」
張華「お主には我が軍の変遷を歴史書としてしたためてもらおう」
陳寿「はは。ではまず…羊祜様の業績は古の堯、瞬に並ぶものであり…」
張華「…これこれ、無暗に誉めちぎるでない」
陳寿「はは。それならば…諸葛亮は法を振りかざし名将陳式を斬罪とした偏屈者であり…特に嫁はブサイクなことで有名で…」
張華「…それもやめよ」
司馬炎(威圧)、陳寿(内助)の他には袁渙、鍾毓の二人を得た。
羊祜「呂布には逃げられたか。とはいえ、他国に渡れば君主時のような大軍は預けてもらえまい」
杜預「ハ。呂布の持っていた方天画戟も接収しました。わずかとはいえ、以前ほど呂布本人に注意する必要もなくなったと言えます。虎牢関の袁紹軍はどうなさいますか」
羊祜「まずは様子見だろう。牽招、張衛に砦と櫓を築いておくように伝えてくれ」
洛陽の再建中は武将の成長ラッシュだった。まず木獣開発を終えたことで左慈が現れ、Lv1技巧を全て終えた褒美に多くの武将の能力を上げてくれた。
なかでも周旨が騎兵A→Sに、徐質が戟兵A→Sに、黄権が弩兵A→Sになったことが大きい。
左慈は次の月にも現れ、呂布軍からの接収でいつのまにか多くのアイテムを得ていた羊祜自身の能力を上げて去って行った。
266年1月。洛陽の内政が半分ほど終わったころ、陳留から袁紹軍の文醜隊が騎兵を率いて洛陽に攻めてきた。
杜預「思ったより早かったですな。袁紹のことですから、もう三ヶ月は陳留でうじうじしているだろうと思いましたが」
羊祜「いや、敵部隊は文醜隊のみ。主君の決断にしびれを切らして勝手に出陣したのだろう。王渾に槍兵で迎撃させよ」
張華「ともあれ、これで袁紹軍とは険悪な仲になりましたな。今後はたびたび攻めてくるようになるでしょう」
文醜隊を壊滅させると洛陽の内政に再着手し、7月には完了した。
そのころ、袁紹軍の陳留は寿春から攻めよせた孫堅軍に兵力を削られ、城兵は10000余りだった。
一方南の新野でも、関羽軍が曹操軍から湖陽港を大軍で攻撃されており、上陸した曹洪隊によって北の内政施設にも被害が出る有様だった。
羊祜軍の幕内では、次の
羊祜「軍備は十分だが…陳留と新野、袁紹軍と関羽軍、どちらを攻めるか…」
張華「ここは宛の軍師殿に意見を聞いてみるべきかと。今早馬を用意しましょう」
陸遜「その必要はない」
孫桓「陸遜殿!?」
陸遜「久しいな孫桓。江陵で別れて以来か。羊祜殿、今更ながら…愚息と妻、そして我が旧臣達への厚き待遇、感謝する」
羊祜「陸遜殿を慕う臣が皆優秀であっただけのことです。…ところで、あなたが今日ここにいらっしゃったという事は…」
陸遜「は。この陸伯言、かつて羊祜殿に弓を引いた身でありながら、恐れ多くも配下として微力を尽くしたく参上いたした」
羊祜「あなたの智謀は文字通り万人に匹敵するもの。どうして私が断るというのでしょう。呉国を支えたように、ここでも我が軍の大黒柱となってくだされ」
陸遜「いや、大黒柱はあなた方若い世代に託し、私は降りかかる雨露を払う藁ぶきとなる覚悟。今日はお目通しを兼ね、愚息の計を伝えにきた次第だ」
羊祜「おお、幼節の計を。さっそく御講釈願いたい」
陸遜「それでは現在の勢力図を見ながら説明させていただこう」
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陸遜「我が軍の今後の第一目標とすべきは、関羽軍の新野の攻略。新野の兵力を考えれば落とすのは造作もなき事。問題は…その後」
杜預「江夏の劉備軍、汝南の孫堅軍と領地を接してしまう、ということですな」
陸遜「その通り。新野の東は地形的に守りは固いと言えるが、それでも劉備・孫堅両軍の侵攻を防ぎきるのは容易ではない」
王濬「新野の防備で手いっぱいとなると、新野からさらに許昌に攻め上がって、関羽軍を滅ぼすのも難しくなりますな」
陸遜「そこで、我が軍は新野を攻略したのち、許昌の関羽軍を孫堅軍に対する盾として利用する。汝南と新野を結ぶ山道を石壁で封鎖すれば、汝南の孫堅軍は許昌に向かわざるを得なくなる」
王渾「では、新野を占領した後は袁紹軍の陳留を攻めるのですか?しかしそうなると結局、陳留で袁紹・孫堅両軍の侵攻に脅かされますが…」
陸遜「陳留は交通の要所。ゆえに陸路海路から絶えず侵攻を受ける激戦地。今はまだ攻め取る時機ではない」
周旨「…?? じゃあ新野を落としたあとはどうするんですかい?」
陸遜「今述べたように、陳留は激戦地だ。どの勢力が得たとしても大量の兵と物資を溜めこむことはできん。つまり、洛陽の有り余る物資と人員を他の戦線に割くことができる」
張華「洛陽からどこへ出兵を?…まさか…!」
羊祜「解県港から河内の地へ上陸し、壺関の裏から晋陽を奇襲する、という訳か」
陸遜「は。十分な物資のある我が軍だからこそできる作戦です。張飛軍と袁紹軍の抗争の混乱に乗じて河北を得るのです」
張華「な…なんと大胆な…いや、しかし…河北は相次ぐ戦争で人材や兵員が不足している。城を手に入れる為の被害は中原に比べ圧倒的に少ないだろう」
杜預「大都市鄴を抑える事が出来れば、陳留に向かう海路を抑えることもできますな」
羊祜「よし、この方針でいくぞ。新野の攻略と併せ、司馬望を解県港に派遣して60000の兵に屯田をさせておこう」
胡奮「あ…あの~…一つ質問よろしいですか陸遜殿。この作戦ですが…新野を我らが得た後に、許昌の関羽軍が孫堅軍に滅ぼされてしまったら、どうするのですか…?」
杜預「…ほう、良い質問をするではないか。確かにそうなったら、中原に残った武将たちだけで孫堅軍を食い止めるのは難しい」
陸遜「ところが、関羽軍は簡単には滅ばないのだ。関羽軍は元々、君主をはじめ徐晃、張遼、張郃、顔良、呂蒙殿と勇将が集っていたのだが…先日、さらに二名の猛者が加わったらしい」
胡奮「その二名とは…?」
陸遜「…飛将呂布と陥陣営高順だ」
最後の関門だった陸遜の統率値96を羊祜が越えたので、陸遜の登用が可能になった。孫氏とは同じ都市に所属させてあげよう。
色々考えた結果、このまま陳留方面に進むとグダグダしてきそうなので、いつもとは違う攻め方をしてみることに。
羊祜軍は新野を攻め取った後に洛陽から晋陽を目指す事になった。
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&size(12pt){&bold(){第八章 河北進出}}
266年8月。宛から新野攻略隊を進発させる。内訳は以下の通り。
陸抗&朱拠の弩兵S隊10000
陸遜&留平の戟兵S隊10000
費耀&傅彤&張衛の槍兵A隊11000
張任&胡烈の弩兵S隊12000
胡奮&駱統の投石S隊13000
周旨&馬雲騄&吾彦の騎兵S隊13000
房陵港から上陸して宛経由で新野を目指していた曹操軍の衝車部隊がたまたまいたので、おとりに使いながら南下してゆく。
関羽軍は呂布、張遼、顔良らが迎撃してきた。メンバーは非常に優秀だが、いかんせん兵数が少ない。
森を活用して騎兵戦法を封じながら撃破してゆく。新野城は出し得る兵力を放出すると、籠城の態勢に入った。
胡奮「こうなればこっちのものだ!進めー!」
駱統「…胡奮殿、お待ちを!既に新野を包囲している部隊があります…あの旗印は…劉備軍!」
陸遜「江夏の部隊だな。敵将は華雄に盧植か。さすが、行動が早い」
陸抗「とはいえ、少々焦りすぎです。肝心の江夏が曹操水軍に押され気味というのに…」
張任「城壁破壊は曹操軍と劉備軍に任せ、美味しいところを掻っ攫ってやりましょう」
266年11月。ある程度耐久を削ってもらってから、胡奮の投石一発で新野陥落!築城部隊ですぐに汝南の山道を封鎖し、防陣を築いてゆく。
(ちなみにここで侵攻時の音楽が変更。あまり気にしてなかったけど、10都市攻略が区切りなんですね)
ひと月もせずに関羽本軍11000が許昌から攻めてきたが、北東の森に連弩櫓を立てて櫓越しに張任で火矢を放つ。
射手のメリットは森にいる敵部隊に矢を放てるだけでなく、森にいる敵部隊に対して火矢が95%の確率で通るというのも大きい。
新野の内政と軍備の整理が完了したのは267年月。この間に袁紹軍や関羽軍から何度か侵攻があったが、適宜撃退した。
袁紹軍からは捕虜にした張悌(仁政)と甯随を登用。二人とも有用な特技を持っているのでありがたい。
ここからは、河北攻略軍団、洛陽防衛軍団、新野防衛軍団の三つのグループに武将を分けて展開してゆくことにする。
その内訳は以下の通り。
河北攻略軍団:陸抗、杜預、王濬、王渾、周旨、胡奮ら
洛陽防衛軍団:羊祜、張華、石苞、王昶、張衛ら
新野防衛軍団:陸遜、張任、李厳、呉懿、駱統、司馬一族ら
胡奮「羊祜様、私の副将には兵器に明るい駱統殿がいた方が助かるのですが…」
胡烈「心配はありません、兄上。今回は私が副将を務めます」
羊祜「うむ。駱統には新野の防衛に参加してもらうことにする」
河北攻略軍団はいつもの主力メンバー。
兵器適性Sが二人かぶるのがもったいないので、駱統の代わりに胡烈の特技を詭計→射程に変更し、胡奮の副将に据えることに。
洛陽防衛軍団は槍適性の高い武将を数人。陳留の袁紹軍は騎兵で攻めてくる事が多いからだ。
脅威なのといったら文醜ぐらいなので、人員はやや抑えた。
新野防衛軍団は旧劉焉軍と司馬一族を中心に編成。
新野の北東の森で迎撃することが多いと思われるので、射手張任はこの軍団に入れた。
ときおり関羽軍が許昌から宛に石壁を壊して侵入する動きがあるため、宛にも人を回せるように人員は多めにした。
余裕が出てきたら、呉懿あたりを河北攻略軍団に異動させる予定だ。
267年8月、解県港から晋陽攻略隊が進発した。内訳は以下の通り。
陸抗&朱拠の弩兵S隊4000
杜預&吾彦の弩兵S隊3900
王濬&徐質&陸凱の戟兵S隊13000(陸凱は内政要因)
王渾&傅彤の槍兵A隊13000
胡奮&胡烈の投石S隊13000
周旨&馬雲騄&牽招の騎兵S隊13000
総勢60000の兵だ。陸凱は富豪持ちで高政治力なので晋陽攻略後の内政要因として副将に加えた。
洛陽から晋陽への武将移動は30日かかるので、あらかじめ内政要員を連れていく意味は大きい。
孫桓と薛瑩には輸送隊を率いて追従させた。
2カ月の行軍を経て、ついに壺関の西に侵入すると、張飛本軍がわずかな手勢を率いて迎撃してきた。
張飛、文鴦ら猛将揃いだが、混乱させてしまえば脅威ではない。
幸い軍師龐統を副将に付けていなかったので、機略で一気に撃退。
もともと晋陽にいた兵は10000ほどだったので後続はなく、年が明けた268年1月、王渾によって陥落した。
王渾「壺関に夏侯惇らが1000人程で立てこもっておりますが」
杜預「放っておけ。鄴の袁紹軍相手のいい盾になる」
張飛軍の鄧忠、蒯良らが葪と晋陽を結ぶ街道の南の森から晋陽を取り返そうと進軍してきたが、高台からの投石や火矢で撃破した。
3か月程内政した後、同じ部隊編成で葪に向かって進発する。張飛軍が兵を溜めこむ前に葪までは落としたいからだ。
周旨を筆頭にして破竹の勢いで攻め込んでゆく。
吾彦「ところで、なぜ鄴ではなく葪に?鄴は中華最大ともいえる大都市。城兵も8000余りと聞いていますが」
陸抗「袁紹軍の河北における領土は鄴のみです。河北でもう少々張飛軍、諸葛亮軍と潰しあってもらいましょう」
杜預「袁紹軍に浅瀬を行軍できる兵はいない。晋陽と葪の補給路を断たれる心配もない」
陸抗「なにより葪は河北の支配において、鄴以上の重要拠点なのです。ここを落とせば、多くの都市への牽制ができます」
杜預「張飛軍にとっては、喉元ともいえる地だ。喉元を抑えれば、後は適当に泳がせるも、一気に絞め殺すも我が軍次第」
胡烈「晋陽の守りについては?」
陸抗「晋陽は元々防衛に秀でた地。さらに牽招殿に多くの砦を建設してもらい、太守には孫桓殿を任命しました。落とされることはまずないでしょう」
葪の城に近づくと名将鄧艾が出撃。槍兵で先行していた周旨隊に被害を与えたが、地形の高低を利用した王濬隊の熊手戦法によって壊滅した。
杜預「張飛軍で最も脅威となるのは士載殿といっていい。いずれは我が軍に加わっていただきたいものだ」
胡烈「杜預殿は鄧艾殿を尊敬されていましたからな」
268年10月、王濬の攻撃で葪陥落!河北2都市を占有することに成功した。
そのころ中原はというと…
駱統「関羽軍は汝南の孫堅軍相手に奮戦しているようです」
張任「陸遜殿の二虎競食の計が功を奏しましたな」
陸遜「孫堅軍は今最も勢いのある勢力といっていい。先日も江夏、陳留の2都市を攻め落としたからな」
李厳「河北を統一するまでは、関羽軍に食い止めてもらいましょう」
勢いに乗る孫堅軍とはまだぶつかりたくないので、外交関係を親密にしておいた。
一方で関羽軍とも再び親密な関係を結んだあと、陸遜の計略で両者を争わせることに成功した。(二虎競食って結構効果ありますね)
羊祜「河北軍団は順調に張飛軍を追い詰めているようだな」
張華「葪の地を得たあとは、しばらく内政しつつ他勢力の動向をうかがうとのこと」
羊祜「うむ、呉懿と張衛にも河北にいってもらおう。我ら洛陽軍団はいつでも幼節達と連携をとれるようにしておくのだ」
一連の戦で蓄えた技巧ポイントは精鋭槍兵に投入。張飛軍は精鋭騎兵を持っているので、それに対抗することができる。
各都市の防衛、内政をしつつ時が過ぎて行った。
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&size(12pt){&bold(){第九章 遼東電撃戦}}
269年6月。葪の内政と軍備は整い、100000の兵が待機していた。
北平と南皮を結ぶ街道は葪の領内なので、そこに連弩櫓や投石台を敷きつめることで、張飛軍を分断することにも成功した。
袁紹軍とは外交関係を親密にしておき、平原で張飛軍や諸葛亮軍と争うように仕向けておいた。
葪の城内では…
杜預「次の目標は当然北平だ。張飛軍の主力の多くは平原に駐屯しているからな」
陸抗「とはいえ、鄧艾殿が南皮にいることを考えると、彼に太刀打ちできる程の戦力は残しておく必要があります」
杜預「そこでだ。軍師殿と話し合った結果、それがしと軍師殿は葪の防衛に回ることになった」
王濬「ということは、我らの出番ですな。腕が鳴ります」
杜預「三つに分けた軍団の一つを、さらに二つに分けることになる。長い時間はかけられん。北平陥落後は、そのまま襄平まで一気に攻略してもらう」
周旨「なるべく早く2都市落としてこいって事ですな、おまかせを!」
葪から北平、襄平攻略隊を出撃させる。その内訳は以下の通り。
王濬&徐質の戟兵S隊13000
王渾&傅彤の槍兵A隊13000
胡奮&胡烈の投石S隊13000
周旨&馬雲騄&牽招の騎兵S隊13000
攻略隊は総勢52000。兵糧は最大値まで持たせてある。
対する張飛軍は2都市合わせて35000ほど。気を付けるべき将は猛者持ちの沙摩柯ぐらいだ。
騎兵の周旨隊と精鋭槍兵の王渾隊を先頭にして易京になだれ込んでゆく。
迎え撃ってきたのは鮑隆、楊奉、梁緒といった面々。当然、今の羊祜軍の敵ではない。
軍楽台で気力を補いながら20日程で撃退した。
269年9月、胡奮の投石でまずは北平を攻略!
王渾「北平を落としたか。よし、一日休息してすぐに襄平へ出発するぞ」
胡奮「王濬殿はもうとっくに出発しましたぞ」
王渾「何っ!では我らも今すぐ出発だ!王濬隊に後れをとるな!」
北平は董允ら文官を派遣することにして、攻略隊はそのまま襄平へ向かう。
周旨隊は本道を、それ以外の部隊は浅瀬を通って襄平に迫る。騎兵で抵抗する呉班らを蹴散らし、攻城に取りかかったころ…
杜預「軍師殿、南皮から張飛本軍12000が葪に向かっているとの報告が」
陸抗「袁紹軍に奪われた平原の奪還ではなく、葪の奪還を選んだようですね」
吾彦「葪を奪われたら、今度は我らが領土を分断されることになります。急ぎ迎撃部隊を編成しましょう」
杜預「張飛隊の副将には士載殿もおるからな。行軍の早さには気をつけねばなるまい」
張飛本軍は陸抗、杜預、吾彦の3部隊で建設物のZOCを利用しながら攻撃してゆく。
後詰として進軍してきた鄧忠隊もろとも、葪領の入り口で撃破した。
270年1月、本道を通ってきた周旨隊の一撃によって襄平は陥落!
周旨「急がば回れってこった。悪いな、お二人さん」
王濬&王渾「むむむ…」
こうして北平と襄平の2都市はわずか半年で羊祜軍のものとなった。
この時点で張飛軍が領有するのは南皮1都市のみ。ひとまず王濬らを葪に呼び戻して備えさせた。
北平、襄平の内政が終了したのは襄平陥落から1年以上経過した271年3月だった。
軍団を分けた為に内政がなかなか捗らなかったのだ。
この間に張飛軍は何度か葪に攻め込んできたが、吾彦らの弩兵隊で都度撃退した。
陸抗「少々時間はかかりましたが…張飛軍の本拠地、南皮を落とすべき時がきました」
杜預「南皮を守る兵は18000程。攻略は容易だろうが、君主張飛をはじめ、ひと癖ある武将が多い。皆、油断するなよ」
271年4月、葪から南皮攻略隊が進発。内訳は以下の通り。
陸抗&杜預&孫桓の弩兵S隊14000
吾彦&朱拠の弩兵S隊11000(朱拠は少し前に弩兵A→Sに成長)
王濬&徐質の戟兵S隊15000
王渾&傅彤の槍兵A隊15000
胡奮&胡烈の投石S隊15000
周旨&馬雲騄&牽招の騎兵S隊15000
対する張飛軍は以下の編成で迎撃に出てきた。
張飛&龐統&張遵(築城)の戟兵S隊8900
文鴦&陳蘭(不屈)&黄祖(掎角)の槍兵A隊3500
王渾「我こそは安南将軍王玄沖!敵将文淑!勝負せよ!!」
文鴦「俺に挑むとは身の程しらずめ!かかってこい!」
王渾の武力は88。五虎将軍になるには90以上でないとならない為、積極的に一騎打ちをしかけてゆく。
文鴦は倒せなかったが、代わりにやってきた黄祖を倒して武力経験値を稼いだ。
龐統の連環の計で王渾隊と胡奮隊が混乱させられるもなんとか張飛本軍を撃破し、龐統は捕虜にした。
南皮から最後の1隊として出撃してきたのは鄧艾の槍兵2000。
徐質「鄧艾殿ォ!!それがしと一騎打ちで勝負いたしましょうぞォ!!」
鄧艾「相変わらず威勢がいいな。よかろう」
徐質と王濬で勝負を仕掛けるが、副将の牛金、毌丘倹に阻まれ引き分けに終わる。
王渾「なればそれがしと勝負だ!」
牛金「鄧艾殿の前に俺と勝負しな!来い!!」
勝手に一騎打ちを引き受けた牛金を王渾で撃破すると、兵数の減った鄧艾隊に王濬隊でとどめの熊手戦法を食らわせる。
結果、鄧艾は捕虜となった。
鄧艾「正々堂々闘って負けたのだ。今回は言い訳も嘆息もするつもりはない。好きにするがいい」
杜預「なれば、どうか我が軍に加わっていただきたい」
鄧艾「……断ると言ったらどうする」
杜預「あなたが他勢力に加われば、我が軍にとって間違いなく脅威となります。我が軍の為には……尊敬するあなたでも、斬らねばなりますまい」
胡烈「…鄧艾殿!杜預殿も私も、あなたを斬る事は望んでおりませぬ!どうかまた、我らと共に!」
鄧艾「………偏屈で頑固なわしが、よくもこう優れた部下に恵まれたものだ。今後はよろしく頼む」
鄧艾はそのまま一発登用に成功!統率知力はともに95まで成長しており、羊祜軍の中では陸羊に次ぐ万能武将だ。
杜預、胡奮、胡烈など実際に共に戦った将軍も多い。
鄧艾隊を撃破された張飛軍は籠城を決め込んだ。
こうなれば後はこっちのもの…だったのだが、平原から袁紹軍の夏侯淵隊が副将に司馬懿を引き連れてやってきた。
張飛軍のあとは近いうちに袁紹軍と戦うことになる。外交関係は険悪になるだろうが、南皮を落とす前に夏侯淵隊を撃破した。
そして271年7月、王濬隊によって南皮は陥落!張飛勢力は滅亡した。
張飛軍からは田予(明鏡)、崔林、高柔、紀霊など20人以上を登用した。
杜預「これで河北に残す都市は平原と鄴のみか」
陸抗「鄴の攻略には洛陽の叔子様にも動いて頂きましょう」
胡奮「河北に渡ってからもう数年会ってませんからな…羊祜様のお顔がなつかしいです」
南皮の内政を終えたら、いよいよ河北制覇に乗り出すつもりだ。
長くかかったが、中原に帰る時もそう遠くないだろう。
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&bold(){<272年3月現在の勢力図>}
#ref(勢力図5.png)
・袁紹軍 武将数:128
本拠地陳留は孫堅軍に奪われた。黄河を挟んで三都市を保有しているが濮陽は孫堅軍から激しい侵攻を受けている。なぜか武将数トップ
・諸葛亮軍 武将数:43
孫堅軍相手に粘っているが…これ以上領地を増やすことはできなさそう
・孫堅軍 武将数:105
羊祜軍に次ぐ9都市を保有している。関羽軍と諸葛亮軍に勢いを止められつつあるが、それでも今最もアツい勢力
・関羽軍 武将数:63
許昌1都市勢力だが、文武共に配下の質は良い
・羊祜軍 武将数:105
曹操軍と同盟中。15都市を保有する最大勢力。河北制覇したあとは未定
・劉備軍 武将数:96
一時は曹操、孫堅に肩を並べるも、柴桑を落とされてから失速。武陵まで奪われてしまった
・曹操軍 武将数:95
長らく領土が広がらなかったが、武陵を落として確固たる領地とした。江夏は未だ孫堅軍と奪い奪われの状態
&bold(){<羊祜軍の成長>}
技巧研究:Lv1は全て取得。Lv4は精鋭弩兵と精鋭槍兵、Lv3は軍制改革と投石開発と政令整備、Lv2は港関拡張を取得。次は精鋭騎兵を目指す予定
能力研究:全て研究完了。判明した隠し特技は『虚実』『反計』『猛者』『乱戦』『水神』。『猛者』は周旨に付与済み
&bold(){<羊祜軍の武将の成長>}
赤字で書かれている部分が成長した項目
|BGCOLOR(lime):主力武将|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|BGCOLOR(lime):適性S|BGCOLOR(lime):備考|
|羊祜(洞察)|&color(red){98}(+8)|&color(red){77}(+13)|&color(red){93}(+9)|&color(red){90}(+3)|&color(red){97}(+8)|槍・弩|万能の英雄。欲を言えば、武力を80台に乗せたい|
|陸抗(機略)|&color(red){97}(+6)|&color(red){75}(+12)|&color(red){96}(+8)|&color(red){95}(+10)|&color(red){94}(+7)|弩・兵器・水軍|全ての能力値が陸遜以上になった|
|杜預(昂揚)|&color(red){92}(+7)|&color(red){76}(+23)|&color(red){92}(+7)|&color(red){86}(+5)|&color(red){88}(+7)|弩・兵器・水軍|武力のノビがすさまじい。無粋な編集は必要なかったかも…|
|王濬(造船)|&color(red){84}(+3)|&color(red){87}(+14)|&color(red){81}(+4)|&color(red){85}(+14)|&color(red){81}(+6)|兵器・水軍|なかなか戟適性が上がらない。戟将徐質も付けているのに…|
|王渾(水将)|&color(red){82}(+6)|&color(red){88}(+12)|&color(red){81}(+9)|&color(red){85}(+11)|&color(red){80}(+11)|水軍|こちらも槍兵適性は未だ上がらず。武力90まであと少し|
|胡奮(攻城)|&color(red){82}(+11)|&color(red){87}(+11)|&color(red){70}(+20)|&color(red){76}(+24)|&color(red){75}(+20)|兵器|堂々の功績トップ。文句なしの兵器のスペシャリスト|
|周旨(&color(red){猛者})|&color(red){82}(+17)|&color(red){90}(+5)|&color(red){51}(+10)|&color(red){36}(+7)|&color(red){58}(+15)|&color(red){騎馬}・兵器|武力90台に一番乗りした。騎兵適性もSに成長|
駱統:特技を強襲→射程に変更。胡奮と組ませて遠距離射撃。兵器適性もA→Sに成長した
牽招:特技を親烏→築城に変更。周旨隊の知力要因。若干不安だが
張華:特技を眼力→反計に変更。兵器生産のおかげで知力は80になった
徐質:戟兵適性がA→Sに成長。王濬隊の副将として頑張っている
朱拠:弩兵適性がA→Sに成長。彼を長く戦場に出しているのにはある訳があります
黄権:弩兵適性がA→Sに成長。特技も規律→明鏡に変更。張任、呉懿らとともに防衛戦で活躍
胡烈:特技を詭計→射程に変更。河北進出時は胡奮と兄弟でコンビを組んだ
辛毘:特技を規律→明鏡に変更。呉懿の副将役
楊済:特技をなし→造船に変更。なんとなく
司馬炎:特技を威圧→発明に変更。前線に向かった父達に変わり上庸で兵器生産中
&bold(){<羊祜軍の武将ベスト5>}
|BGCOLOR(lime):順位|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|
|1位|羊祜(98)|周旨(90)|陸抗(96)|董允(98)|羊祜(97)|
|2位|陸抗(97)|鄧艾(89)|陸遜、鄧艾(95)|陸抗(95)|小喬(96)|
|3位|陸遜(96)|張任、王渾、徐質(88)|蒯良、劉皣(94)|羊祜、梁習、劉馥(90)|陸抗、大喬(94)|
|4位|鄧艾(95)|王渾、胡奮(87)|羊祜(93)|陸凱、司馬昭、蒯越(89)|張魯(91)|
|5位|杜預(92)|李厳、馬雲騄、鄧忠(86)|杜預(92)|陸遜(87)|陸遜(90)|
鄧艾は鄴の太守として後方で頑張ってもらう予定。武力が90に成長したら五虎将軍候補となってしまう可能性があるので。
嫌いな武将ではないのですが、余りに万能すぎて面白くないというのも理由の一つです。
能力値が全て75前後でキラリと光る特技を持っている武将が一番好きです。王基とか。
ちなみに王基は現在諸葛亮軍に所属。登用後は羊祜の副将として用いたいと考えています。
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&bold(){[[その4>プレイ日記/英雄乱舞/羊祜/上級/陸羊之交で天下を目指す4]]へ続く}
#comment
&bold(){<[[前章>プレイ日記/英雄乱舞/羊祜/上級/陸羊之交で天下を目指す2]]までの勢力図>}
#ref(勢力図3.png)
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&size(12pt){&bold(){第七章 呂布討伐戦}}
265年8月、潼関と新豊港から洛陽攻略隊が進発した。その内訳は以下の通り。
羊祜&張華&石苞の槍兵S隊15000
杜預&張衛の弩兵S隊10000
王濬&吾彦&徐質の戟兵S隊13000
王渾&傅彤の槍兵A隊13000
胡奮&駱統の投石S隊13000
周旨&馬雲騄&牽招の騎兵S隊13000
呂布軍の洛陽の城兵は25000余り。それに対するには少々大げさな兵数だが、長安から洛陽への物資運搬の手間を省く狙いもある。
また、この間にも関羽軍が宛に絶え間なく攻めてきているため、陸抗、張任、呉懿らはそちらの防衛にあたらせた。
まずは兵2000の函谷関を落とすと、一気に洛陽領内になだれ込み砦を建設する。
次ターンに呂布本軍と太史慈隊合わせて15000が騎兵で迎撃してきた。呂布本軍の突撃1回で、統率91を誇る杜預隊から1000以上の兵が失われた。
羊祜「さすがは飛将呂布…兵数で大幅に劣るというに、驚異的な攻撃力だ。槍兵隊、前へ出ろ!地形の高低差を利用して戦局を優位にすすめよ!」
胡奮「そういえば太史慈は孫策以外に仕えないと言ってなかったけ…」
駱統「彼自身としては、我が軍への雪辱を晴らすために、単に呂布から兵を借りているつもりなのでしょう」
函谷関と洛陽の間は緩やかな下り坂になっている。これを利用して槍兵隊の戦法発動率を上昇させ、敵の騎兵に対抗してゆく。
ところが呂布の突破力が予想外の展開をもたらした。ZOC無視の特性を生かして羊祜軍の大軍の間をするすると抜けると、守備兵のいなかった函谷関を落としたのだ。
羊祜「まさかこれほどの大軍の間を抜かれるとは…」
杜預「それがしと王濬は潼関の劉馥殿と協力して函谷関を奪い返します。叔子様は洛陽を目指して下され」
潼関には兵器Aの劉馥が駐屯していたので、西側から投石させる。
潼関はまだ十分な兵が残っていたが、新豊港は太守の司馬望に解県港、夏陽港の攻略をさせていたので空っぽの状態だ。
ここを落とされるとさらに戦況がこんがらがるので、気を付けながら防衛してゆく。
東西から函谷関を挟みこんで集中攻撃し、なんとか呂布軍を籠らせたまま奪還に成功した。
劉馥にはそのまま投石隊を率いて洛陽の内政施設の破壊を担当してもらう。
その後も呂布が何度か洛陽から再出撃してきてうざかったものの、10月には籠城に追い込み、265年11月、杜預の一斉攻撃で洛陽陥落!
羊祜軍を苦しめ続けた呂布勢力はついに滅亡した。呂布軍からは4人を登用した。
司馬炎「わしは父上達とは違い、凡才の身。それでもお主の尽力の為に、皇帝までのぼる事が出来た。羊祜よ、次はわしがお主に尽くす番だ」
羊祜「なんと…私などにはもったいなきお言葉。陛下、共に国を築きましょうぞ」
司馬炎「ははは、受け入れてくれてありがたいが、ここでは陛下はよしてくれ」
張華「お主には我が軍の変遷を歴史書としてしたためてもらおう」
陳寿「はは。ではまず…羊祜様の業績は古の堯、瞬に並ぶものであり…」
張華「…これこれ、無暗に誉めちぎるでない」
陳寿「はは。それならば…諸葛亮は法を振りかざし名将陳式を斬罪とした偏屈者であり…特に嫁はブサイクなことで有名で…」
張華「…それもやめよ」
司馬炎(威圧)、陳寿(内助)の他には袁渙、鍾毓の二人を得た。
羊祜「呂布には逃げられたか。とはいえ、他国に渡れば君主時のような大軍は預けてもらえまい」
杜預「ハ。呂布の持っていた方天画戟も接収しました。わずかとはいえ、以前ほど呂布本人に注意する必要もなくなったと言えます。虎牢関の袁紹軍はどうなさいますか」
羊祜「まずは様子見だろう。牽招、張衛に砦と櫓を築いておくように伝えてくれ」
洛陽の再建中は武将の成長ラッシュだった。まず木獣開発を終えたことで左慈が現れ、Lv1技巧を全て終えた褒美に多くの武将の能力を上げてくれた。
なかでも周旨が騎兵A→Sに、徐質が戟兵A→Sに、黄権が弩兵A→Sになったことが大きい。
左慈は次の月にも現れ、呂布軍からの接収でいつのまにか多くのアイテムを得ていた羊祜自身の能力を上げて去って行った。
266年1月。洛陽の内政が半分ほど終わったころ、陳留から袁紹軍の文醜隊が騎兵を率いて洛陽に攻めてきた。
杜預「思ったより早かったですな。袁紹のことですから、もう三ヶ月は陳留でうじうじしているだろうと思いましたが」
羊祜「いや、敵部隊は文醜隊のみ。主君の決断にしびれを切らして勝手に出陣したのだろう。王渾に槍兵で迎撃させよ」
張華「ともかく、これで袁紹軍とは険悪な仲になりましたな。今後はたびたび攻めてくるようになるでしょう」
文醜隊を壊滅させると洛陽の内政に再着手し、7月には完了した。
そのころ、袁紹軍の陳留は寿春から攻めよせた孫堅軍に兵力を削られ、城兵は10000余りだった。
一方南の新野でも、関羽軍が曹操軍から湖陽港を大軍で攻撃されており、上陸した曹洪隊によって北の内政施設にも被害が出る有様だった。
羊祜軍の幕内では、次の攻略目標が話し合わられていた。
羊祜「軍備は十分だが…陳留と新野、袁紹軍と関羽軍、どちらを攻めるか…」
張華「ここは宛の軍師殿に意見を聞いてみるべきかと。今早馬を用意しましょう」
陸遜「その必要はない」
孫桓「陸遜殿!?」
陸遜「久しいな孫桓。江陵で別れて以来か。羊祜殿、今更ながら…愚息と妻、そして我が旧臣達への厚き待遇、感謝する」
羊祜「陸遜殿を慕う臣が皆優秀であっただけのことです。…ところで、あなたが今日ここにいらっしゃったという事は…」
陸遜「は。この陸伯言、かつて羊祜殿に弓を引いた身でありながら、恐れ多くも配下として微力を尽くしたく参上いたした」
羊祜「あなたの智謀は文字通り万人に匹敵するもの。どうして私が断るというのでしょう。呉国を支えたように、ここでも我が軍の大黒柱となってくだされ」
陸遜「いや、大黒柱はあなた方若い世代に託し、私は降りかかる雨露を払う藁ぶきとなる覚悟。今日はお目通しを兼ね、愚息の計を伝えにきた次第だ」
羊祜「おお、幼節の計を。さっそく御講釈願いたい」
陸遜「それでは現在の勢力図を見ながら説明させていただこう」
#ref(勢力図4.png)
陸遜「我が軍の今後の第一目標とすべきは、関羽軍の新野の攻略。新野の兵力を考えれば落とすのは造作もなき事。問題は…その後」
杜預「江夏の劉備軍、汝南の孫堅軍と領地を接してしまう、ということですな」
陸遜「その通り。新野の東は地形的に守りは固いと言えるが、それでも劉備・孫堅両軍の侵攻を防ぎきるのは容易ではない」
王濬「新野の防備で手いっぱいとなると、新野からさらに許昌に攻め上がって、関羽軍を滅ぼすのも難しくなりますな」
陸遜「そこで、我が軍は新野を攻略したのち、許昌の関羽軍を孫堅軍に対する盾として利用する。汝南と新野を結ぶ山道を石壁で封鎖すれば、汝南の孫堅軍は許昌に向かわざるを得なくなる」
王渾「では、新野を占領した後は袁紹軍の陳留を攻めるのですか?しかしそうなると結局、陳留で袁紹・孫堅両軍の侵攻に脅かされますが…」
陸遜「陳留は交通の要所。ゆえに陸路海路から絶えず侵攻を受ける激戦地。今はまだ攻め取る時機ではない」
周旨「…?? じゃあ新野を落としたあとはどうするんですかい?」
陸遜「今述べたように、陳留は激戦地だ。どの勢力が得たとしても大量の兵と物資を溜めこむことはできん。つまり、洛陽の有り余る物資と人員を他の戦線に割くことができる」
張華「洛陽からどこへ出兵を?…まさか…!」
羊祜「解県港から河内の地へ上陸し、壺関の裏から晋陽を奇襲する、という訳か」
陸遜「は。十分な物資のある我が軍だからこそできる作戦です。張飛軍と袁紹軍の抗争の混乱に乗じて河北を得るのです」
張華「な…なんと大胆な…いや、しかし…河北は相次ぐ戦争で人材や兵員が不足している。城を手に入れる為の被害は中原に比べ圧倒的に少ないだろう」
杜預「大都市鄴を抑える事が出来れば、陳留に向かう海路を抑えることもできますな」
羊祜「よし、この方針でいくぞ。新野の攻略と併せ、司馬望を解県港に派遣して60000の兵に屯田をさせておこう」
胡奮「あ…あの~…一つ質問よろしいですか陸遜殿。この作戦ですが…新野を我らが得た後に、許昌の関羽軍が孫堅軍に滅ぼされてしまったら、どうするのですか…?」
杜預「…ほう、良い質問をするではないか。確かにそうなったら、中原に残った武将たちだけで孫堅軍を食い止めるのは難しい」
陸遜「ところが、関羽軍は簡単には滅ばないのだ。関羽軍は元々、君主をはじめ徐晃、張遼、張郃、顔良、呂蒙殿と勇将が集っていたのだが…先日、さらに二名の猛者が加わったらしい」
胡奮「その二名とは…?」
陸遜「…飛将呂布と陥陣営高順だ」
最後の関門だった陸遜の統率値96を羊祜が越えたので、陸遜の登用が可能になった。孫氏とは同じ都市に所属させてあげよう。
色々考えた結果、このまま陳留方面に進むとグダグダしてきそうなので、いつもとは違う攻め方をしてみることに。
羊祜軍は新野を攻め取った後に洛陽から晋陽を目指す事になった。
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&size(12pt){&bold(){第八章 河北進出}}
266年8月。宛から新野攻略隊を進発させる。内訳は以下の通り。
陸抗&朱拠の弩兵S隊10000
陸遜&留平の戟兵S隊10000
費耀&傅彤&張衛の槍兵A隊11000
張任&胡烈の弩兵S隊12000
胡奮&駱統の投石S隊13000
周旨&馬雲騄&吾彦の騎兵S隊13000
房陵港から上陸して宛経由で新野を目指していた曹操軍の衝車部隊がたまたまいたので、おとりに使いながら南下してゆく。
関羽軍は呂布、張遼、顔良らが迎撃してきた。メンバーは非常に優秀だが、いかんせん兵数が足りない。
森を活用して騎兵戦法を封じながら撃破してゆく。新野城は出し得る兵力を放出すると、籠城の態勢に入った。
胡奮「こうなればこっちのものだ!進めー!」
駱統「…胡奮殿、お待ちを!既に新野を包囲している部隊があります…あの旗印は…劉備軍!」
陸遜「江夏の部隊だな。敵将は華雄に盧植か。さすが、行動が早い」
陸抗「とはいえ、少々焦りすぎです。肝心の江夏が曹操水軍に押され気味というのに…」
張任「城壁破壊は曹操軍と劉備軍に任せ、美味しいところを掻っ攫ってやりましょう」
266年11月。ある程度耐久を削ってもらってから、胡奮の投石一発で新野陥落!築城部隊ですぐに汝南の山道を封鎖し、防陣を築いてゆく。
(ちなみにここで侵攻時の音楽が変更。あまり気にしてなかったけど、10都市攻略が区切りなんですね)
ひと月もせずに関羽本軍11000が許昌から攻めてきたが、北東の森に連弩櫓を立てて櫓越しに張任で火矢を放つ。
射手のメリットは、森にいる敵部隊に矢を放てるという点だけでなく、森にいる敵部隊に対して火矢が95%の確率で通るという点もある。
新野の内政と軍備の整理が完了したのは267年5月。この間に袁紹軍や関羽軍から何度か侵攻があったが、適宜撃退した。
袁紹軍からは捕虜にした張悌(仁政)と甯随を登用。二人とも有用な特技を持っているのでありがたい。
ここからは、河北攻略軍団、洛陽防衛軍団、新野防衛軍団の三つのグループに武将を分けて展開してゆくことにする。
その内訳は以下の通り。
河北攻略軍団:陸抗、杜預、王濬、王渾、周旨、胡奮ら
洛陽防衛軍団:羊祜、張華、石苞、王昶、張衛ら
新野防衛軍団:陸遜、張任、李厳、呉懿、駱統、司馬一族ら
胡奮「羊祜様、私の副将には兵器に明るい駱統殿がいた方が助かるのですが…」
胡烈「心配はありません、兄上。今回は私が副将を務めます」
羊祜「うむ。駱統には新野の防衛に参加してもらうことにする」
河北攻略軍団はいつもの主力メンバー。
兵器適性Sが二人かぶるのがもったいないので、駱統の代わりに胡烈の特技を詭計→射程に変更し、胡奮の副将に据えることに。
洛陽防衛軍団は槍適性の高い武将を数人。陳留の袁紹軍は騎兵で攻めてくる事が多いからだ。
脅威なのといったら文醜ぐらいなので、人員はやや抑えた。
新野防衛軍団は旧劉焉軍と司馬一族を中心に編成。
新野の北東の森で迎撃することが多いと思われるので、射手張任はこの軍団に入れた。
ときおり関羽軍が許昌から宛に石壁を壊して侵入する動きがあるため、宛にも人を回せるように人員は多めにした。
余裕が出てきたら、呉懿あたりを河北攻略軍団に異動させる予定だ。
267年8月、解県港から晋陽攻略隊が進発した。内訳は以下の通り。
陸抗&朱拠の弩兵S隊4000
杜預&吾彦の弩兵S隊3900
王濬&徐質&陸凱の戟兵S隊13000(陸凱は内政要因)
王渾&傅彤の槍兵A隊13000
胡奮&胡烈の投石S隊13000
周旨&馬雲騄&牽招の騎兵S隊13000
総勢60000の兵だ。陸凱は富豪持ちで高政治力なので晋陽攻略後の内政要因として副将に加えた。
洛陽から晋陽への武将移動は30日かかるので、あらかじめ内政要員を連れていく意味は大きい。
孫桓と薛瑩には輸送隊を率いて追従させた。
2カ月の行軍を経て、ついに壺関の西に侵入すると、張飛本軍がわずかな手勢を率いて迎撃してきた。
張飛、文鴦ら猛将揃いだが、混乱させてしまえば脅威ではない。
幸い軍師龐統を副将に付けていなかったので、機略で一気に撃退。
もともと晋陽にいた兵は10000ほどだったので後続はなく、年が明けた268年1月、王渾によって陥落した。
王渾「壺関に夏侯惇らが1000人程で立てこもっておりますが」
杜預「放っておけ。鄴の袁紹軍相手のいい盾になる」
張飛軍の鄧忠、蒯良らが葪と晋陽を結ぶ街道の南の森から晋陽を取り返そうと進軍してきたが、高台からの投石や火矢で撃破した。
3か月程内政した後、同じ部隊編成で葪に向かって進発する。張飛軍が兵を溜めこむ前に葪までは落としたいからだ。
周旨を筆頭にして破竹の勢いで攻め込んでゆく。
吾彦「ところで、なぜ鄴ではなく葪に?鄴は中華最大ともいえる大都市。城兵も8000余りと聞いていますが」
陸抗「袁紹軍の河北における領土は鄴のみです。河北でもう少々張飛軍、諸葛亮軍と潰しあってもらいましょう」
杜預「袁紹軍に浅瀬を行軍できる兵はいない。晋陽と葪の補給路を断たれる心配もない」
陸抗「なにより葪は河北の支配において、鄴以上の重要拠点なのです。ここを落とせば、多くの都市への牽制ができます」
杜預「張飛軍にとっては、喉元ともいえる地だ。喉元を抑えれば、後は適当に泳がせるも、一気に絞め殺すも我が軍次第」
胡烈「晋陽の守りについては?」
陸抗「晋陽は元々防衛に秀でた地。さらに牽招殿に多くの砦を建設してもらい、太守には孫桓殿を任命しました。落とされることはまずないでしょう」
葪の城に近づくと名将鄧艾が出撃。槍兵で先行していた周旨隊に被害を与えたが、地形の高低を利用した王濬隊の熊手戦法によって壊滅した。
杜預「張飛軍で最も脅威となるのは士載殿といっていい。いずれは我が軍に加わっていただきたいものだ」
胡烈「杜預殿は鄧艾殿を尊敬されていましたからな」
268年10月、王濬の攻撃で葪陥落!河北2都市を占有することに成功した。
そのころ中原はというと…
駱統「関羽軍は汝南の孫堅軍相手に奮戦しているようです」
張任「陸遜殿の二虎競食の計が功を奏しましたな」
陸遜「孫堅軍は今最も勢いのある勢力といっていい。先日も江夏、陳留の2都市を攻め落としたからな」
李厳「河北を統一するまでは、関羽軍に食い止めてもらいましょう」
勢いに乗る孫堅軍とはまだぶつかりたくないので、外交関係を親密にしておいた。
一方で関羽軍とも再び親密な関係を結んだあと、陸遜の計略で両者を争わせることに成功した。(二虎競食って結構効果ありますね)
羊祜「河北軍団は順調に張飛軍を追い詰めているようだな」
張華「葪の地を得たあとは、しばらく内政しつつ他勢力の動向をうかがうとのこと」
羊祜「うむ、呉懿と張衛にも河北にいってもらおう。我ら洛陽軍団はいつでも幼節達と連携をとれるようにしておくのだ」
一連の戦で蓄えた技巧ポイントは精鋭槍兵に投入。張飛軍は精鋭騎兵を持っているので、それに対抗することができる。
各都市の防衛、内政をしつつ時が過ぎて行った。
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&size(12pt){&bold(){第九章 遼東電撃戦}}
269年6月。葪の内政と軍備は整い、100000の兵が待機していた。
北平と南皮を結ぶ街道は葪の領内なので、そこに連弩櫓や投石台を敷きつめることで、張飛軍を分断することにも成功した。
袁紹軍とは外交関係を親密にしておき、平原で張飛軍や諸葛亮軍と争うように仕向けておいた。
葪の城内では…
杜預「次の目標は当然北平だ。張飛軍の主力の多くは平原に駐屯しているからな」
陸抗「とはいえ、鄧艾殿が南皮にいることを考えると、彼に太刀打ちできる程の戦力は残しておく必要があります」
杜預「そこでだ。軍師殿と話し合った結果、それがしと軍師殿は葪の防衛に回ることになった」
王濬「ということは、我らの出番ですな。腕が鳴ります」
杜預「三つに分けた軍団の一つを、さらに二つに分けることになる。長い時間はかけられん。北平陥落後は、そのまま襄平まで一気に攻略してもらう」
周旨「なるべく早く2都市落としてこいって事ですな、おまかせを!」
葪から北平、襄平攻略隊を出撃させる。その内訳は以下の通り。
王濬&徐質の戟兵S隊13000
王渾&傅彤の槍兵A隊13000
胡奮&胡烈の投石S隊13000
周旨&馬雲騄&牽招の騎兵S隊13000
攻略隊は総勢52000。兵糧は最大値まで持たせてある。
対する張飛軍は2都市合わせて35000ほど。気を付けるべき将は猛者持ちの沙摩柯ぐらいだ。
騎兵の周旨隊と精鋭槍兵の王渾隊を先頭にして易京になだれ込んでゆく。
迎え撃ってきたのは鮑隆、楊奉、梁緒といった面々。当然、今の羊祜軍の敵ではない。
軍楽台で気力を補いながら20日程で撃退した。
269年9月、胡奮の投石でまずは北平を攻略!
王渾「北平を落としたか。よし、一日休息してすぐに襄平へ出発するぞ」
胡奮「王濬殿はもうとっくに出発しましたぞ」
王渾「何っ!では我らも今すぐ出発だ!王濬隊に後れをとるな!」
北平は董允ら文官を派遣することにして、攻略隊はそのまま襄平へ向かう。
周旨隊は本道を、それ以外の部隊は浅瀬を通って襄平に迫る。騎兵で抵抗する呉班らを蹴散らし、攻城に取りかかったころ…
杜預「軍師殿、南皮から張飛本軍12000が葪に向かっているとの報告が」
陸抗「袁紹軍に奪われた平原の奪還ではなく、葪の奪還を選んだようですね」
吾彦「葪を奪われたら、今度は我らが領土を分断されることになります。急ぎ迎撃部隊を編成しましょう」
杜預「張飛隊の副将には士載殿もおるからな。行軍の早さには気をつけねばなるまい」
張飛本軍は陸抗、杜預、吾彦の3部隊で建設物のZOCを利用しながら攻撃してゆく。
後詰として進軍してきた鄧忠隊もろとも、葪領の入り口で撃破した。
270年1月、本道を通ってきた周旨隊の一撃によって襄平は陥落!
周旨「急がば回れってこった。悪いな、お二人さん」
王濬&王渾「むむむ…」
こうして北平と襄平の2都市はわずか半年で羊祜軍のものとなった。
この時点で張飛軍が領有するのは南皮1都市のみ。ひとまず王濬らを葪に呼び戻して備えさせた。
北平、襄平の内政が終了したのは襄平陥落から1年以上経過した271年3月だった。
軍団を分けた為に内政がなかなか捗らなかったのだ。
この間に張飛軍は何度か葪に攻め込んできたが、吾彦らの弩兵隊で都度撃退した。
陸抗「少々時間はかかりましたが…張飛軍の本拠地、南皮を落とすべき時がきました」
杜預「南皮を守る兵は18000程。攻略は容易だろうが、君主張飛をはじめ、ひと癖ある武将が多い。皆、油断するなよ」
271年4月、葪から南皮攻略隊が進発。内訳は以下の通り。
陸抗&杜預&孫桓の弩兵S隊14000
吾彦&朱拠の弩兵S隊11000(朱拠は少し前に弩兵A→Sに成長)
王濬&徐質の戟兵S隊15000
王渾&傅彤の槍兵A隊15000
胡奮&胡烈の投石S隊15000
周旨&馬雲騄&牽招の騎兵S隊15000
対する張飛軍は以下の編成で迎撃に出てきた。
張飛&龐統&張遵(築城)の戟兵S隊8900
文鴦&陳蘭(不屈)&黄祖(掎角)の槍兵A隊3500
王渾「我こそは安南将軍王玄沖!敵将文淑!勝負せよ!!」
文鴦「俺に挑むとは身の程しらずめ!かかってこい!」
王渾の武力は88。五虎将軍になるには90以上でないとならない為、積極的に一騎打ちをしかけてゆく。
文鴦は倒せなかったが、代わりにやってきた黄祖を倒して武力経験値を稼いだ。
龐統の連環の計で王渾隊と胡奮隊が混乱させられるもなんとか張飛本軍を撃破し、龐統は捕虜にした。
南皮から最後の1隊として出撃してきたのは鄧艾の槍兵2000。
徐質「鄧艾殿ォ!!それがしと一騎打ちで勝負いたしましょうぞォ!!」
鄧艾「相変わらず威勢がいいな。よかろう」
徐質と王濬で勝負を仕掛けるが、副将の牛金、毌丘倹に阻まれ引き分けに終わる。
王渾「なればそれがしと勝負だ!」
牛金「鄧艾殿の前に俺と勝負しな!来い!!」
勝手に一騎打ちを引き受けた牛金を王渾で撃破すると、兵数の減った鄧艾隊に王濬隊でとどめの熊手戦法を食らわせる。
結果、鄧艾は捕虜となった。
鄧艾「正々堂々闘って負けたのだ。今回は言い訳も嘆息もするつもりはない。好きにするがいい」
杜預「なれば、どうか我が軍に加わっていただきたい」
鄧艾「……断ると言ったらどうする」
杜預「あなたが他勢力に加われば、我が軍にとって間違いなく脅威となります。我が軍の為には……尊敬するあなたでも、斬らねばなりますまい」
胡烈「…鄧艾殿!杜預殿も私も、あなたを斬る事は望んでおりませぬ!どうかまた、我らと共に!」
鄧艾「………偏屈で頑固なわしが、よくもこう優れた部下に恵まれたものだ。今後はよろしく頼む」
鄧艾はそのまま一発登用に成功!統率知力はともに95まで成長しており、羊祜軍の中では陸羊に次ぐ万能武将だ。
杜預、胡奮、胡烈など実際に共に戦った将軍も多い。
鄧艾隊を撃破された張飛軍は籠城を決め込んだ。
こうなれば後はこっちのもの…だったのだが、平原から袁紹軍の夏侯淵隊が副将に司馬懿を引き連れてやってきた。
張飛軍のあとは近いうちに袁紹軍と戦うことになる。外交関係は険悪になるだろうが、南皮を落とす前に夏侯淵隊を撃破した。
そして271年7月、王濬隊によって南皮は陥落!張飛勢力は滅亡した。
張飛軍からは田予(明鏡)、崔林、高柔、紀霊など20人以上を登用した。
杜預「これで河北に残す都市は平原と鄴のみか」
陸抗「鄴の攻略には洛陽の叔子様にも動いて頂きましょう」
胡奮「河北に渡ってからもう数年会ってませんからな…羊祜様のお顔がなつかしいです」
南皮の内政を終えたら、いよいよ河北制覇に乗り出すつもりだ。
長くかかったが、中原に帰る時もそう遠くないだろう。
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&bold(){<272年3月現在の勢力図>}
#ref(勢力図5.png)
・袁紹軍 武将数:128
本拠地陳留は孫堅軍に奪われた。黄河を挟んで三都市を保有しているが濮陽は孫堅軍から激しい侵攻を受けている。なぜか武将数トップ
・諸葛亮軍 武将数:43
孫堅軍相手に粘っているが…これ以上領地を増やすことはできなさそう
・孫堅軍 武将数:105
羊祜軍に次ぐ9都市を保有している。関羽軍と諸葛亮軍に勢いを止められつつあるが、それでも今最もアツい勢力
・関羽軍 武将数:63
許昌1都市勢力だが、文武共に配下の質は良い
・羊祜軍 武将数:105
曹操軍と同盟中。15都市を保有する最大勢力。河北制覇したあとは未定
・劉備軍 武将数:96
一時は曹操、孫堅に肩を並べるも、柴桑を落とされてから失速。武陵まで奪われてしまった
・曹操軍 武将数:95
長らく領土が広がらなかったが、武陵を落として確固たる領地とした。江夏は未だ孫堅軍と奪い奪われの状態
&bold(){<羊祜軍の成長>}
技巧研究:Lv1は全て取得。Lv4は精鋭弩兵と精鋭槍兵、Lv3は軍制改革と投石開発と政令整備、Lv2は港関拡張を取得。次は精鋭騎兵を目指す予定
能力研究:全て研究完了。判明した隠し特技は『虚実』『反計』『猛者』『乱戦』『水神』。『猛者』は周旨に付与済み
&bold(){<羊祜軍の武将の成長>}
赤字で書かれている部分が成長した項目
|BGCOLOR(lime):主力武将|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|BGCOLOR(lime):適性S|BGCOLOR(lime):備考|
|羊祜(洞察)|&color(red){98}(+8)|&color(red){77}(+13)|&color(red){93}(+9)|&color(red){90}(+3)|&color(red){97}(+8)|槍・弩|万能の英雄。欲を言えば、武力を80台に乗せたい|
|陸抗(機略)|&color(red){97}(+6)|&color(red){75}(+12)|&color(red){96}(+8)|&color(red){95}(+10)|&color(red){94}(+7)|弩・兵器・水軍|全ての能力値が陸遜以上になった|
|杜預(昂揚)|&color(red){92}(+7)|&color(red){76}(+23)|&color(red){92}(+7)|&color(red){86}(+5)|&color(red){88}(+7)|弩・兵器・水軍|武力のノビがすさまじい。無粋な編集は必要なかったかも…|
|王濬(造船)|&color(red){84}(+3)|&color(red){87}(+14)|&color(red){81}(+4)|&color(red){85}(+14)|&color(red){81}(+6)|兵器・水軍|なかなか戟適性が上がらない。戟将徐質も付けているのに…|
|王渾(水将)|&color(red){82}(+6)|&color(red){88}(+12)|&color(red){81}(+9)|&color(red){85}(+11)|&color(red){80}(+11)|水軍|こちらも槍兵適性は未だ上がらず。武力90まであと少し|
|胡奮(攻城)|&color(red){82}(+11)|&color(red){87}(+11)|&color(red){70}(+20)|&color(red){76}(+24)|&color(red){75}(+20)|兵器|堂々の功績トップ。文句なしの兵器のスペシャリスト|
|周旨(&color(red){猛者})|&color(red){82}(+17)|&color(red){90}(+5)|&color(red){51}(+10)|&color(red){36}(+7)|&color(red){58}(+15)|&color(red){騎馬}・兵器|武力90台に一番乗りした。騎兵適性もSに成長|
駱統:特技を強襲→射程に変更。胡奮と組ませて遠距離射撃。兵器適性もA→Sに成長した
牽招:特技を親烏→築城に変更。周旨隊の知力要因。若干不安だが
張華:特技を眼力→反計に変更。兵器生産のおかげで知力は80になった
徐質:戟兵適性がA→Sに成長。王濬隊の副将として頑張っている
朱拠:弩兵適性がA→Sに成長。彼を長く戦場に出しているのにはある訳があります
黄権:弩兵適性がA→Sに成長。特技も規律→明鏡に変更。張任、呉懿らとともに防衛戦で活躍
胡烈:特技を詭計→射程に変更。河北進出時は胡奮と兄弟でコンビを組んだ
辛毘:特技を規律→明鏡に変更。呉懿の副将役
楊済:特技をなし→造船に変更。なんとなく
司馬炎:特技を威圧→発明に変更。前線に向かった父達に変わり上庸で兵器生産中
&bold(){<羊祜軍の武将ベスト5>}
|BGCOLOR(lime):順位|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|
|1位|羊祜(98)|周旨(90)|陸抗(96)|董允(98)|羊祜(97)|
|2位|陸抗(97)|鄧艾(89)|陸遜、鄧艾(95)|陸抗(95)|小喬(96)|
|3位|陸遜(96)|張任、王渾、徐質(88)|蒯良、劉皣(94)|羊祜、梁習、劉馥(90)|陸抗、大喬(94)|
|4位|鄧艾(95)|王濬、胡奮(87)|羊祜(93)|陸凱、司馬昭、蒯越(89)|張魯(91)|
|5位|杜預(92)|李厳、馬雲騄、鄧忠(86)|杜預(92)|陸遜(87)|陸遜(90)|
鄧艾は鄴の太守として後方で頑張ってもらう予定。武力が90に成長したら五虎将軍候補となってしまう可能性があるので。
嫌いな武将ではないのですが、余りに万能すぎて面白くないというのも理由の一つです。
能力値が全て75前後でキラリと光る特技を持っている武将が一番好きです。王基とか。
ちなみに王基は現在諸葛亮軍に所属。登用後は羊祜の副将として用いたいと考えています。
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&bold(){[[その4>プレイ日記/英雄乱舞/羊祜/上級/陸羊之交で天下を目指す4]]へ続く}
- 反計wwwwwwwwwww -- 名無しさん (2011-04-16 22:58:38)
- 読み応えがあって面白いです。楽しみにしています -- 名無しさん (2011-04-17 10:51:12)
- 個人的にここのプレイ日記の中で羊祜さんのが一番好きです。次回も楽しみにしてます。それと、最後のランキングに王渾が2人… -- 名無しさん (2011-04-17 15:48:34)
- 張華「なぜ私がこのような死に特技を貰わなければならんのだ!」 -- 名無しさん (2011-04-17 19:18:33)
- 更新乙です -- 名無しさん (2011-04-18 20:10:20)
- レイアウトがスッキリしていて、テーマも明確ですし凄い読みやすいですね! -- 名無しさん (2011-04-22 14:38:22)
- 自分もプレイ日記書いてみたいなと思っていたんですけど、羊祜さんの日記はとても参考になります -- ↑の続き (2011-04-22 14:47:13)
- 高低差とかあったっけ? -- 名無しさん (2011-04-22 16:18:25)
- ↑そういえばそうだな -- 名無しさん (2011-04-22 22:55:40)
- あるよ。堤防のある都市とか露骨に高低差が見える。 -- 名無しさん (2011-04-22 23:09:34)
- そんなのあったのか……微妙過ぎて気付かなかったw -- 名無しさん (2011-04-23 00:04:56)
- 王渾の件,修正しました。私はプレイ日記を書く際は孫登上級さんのものを参考にさせていただきました。
今は樊氏さんのプレイ日記を一番楽しみにしてます。地形の高低差による戦法発動率の増減については,私もこのページを書くまで知りませんでした笑 -- 筆者 (2011-04-23 18:31:00)
- 高かったら+5%低かったら-5%だっけ。 -- 名無しさん (2011-04-23 18:57:44)
- 槍、騎馬の場合 -- 名無しさん (2020-08-07 15:15:16)
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