特機 ー特型戦術機甲戦闘機-
更新日:2019/12/09 Mon 19:37:47
特機は「烈日灼光ソルブレイリオン」他に登場する人型機動兵器種の総称。
正式名称は「特型戦術機甲戦闘機」。
正式名称は「特型戦術機甲戦闘機」。
当項目では主に「烈日灼光ソルブレイリオン」での事について説明する。
概要
特機 -特型戦術機甲戦闘機-は世間一般でいう所のスーパーロボット。
主に機鬼に蹂躙された世界で生産・運用されている。
その設計思想自体は機鬼が現れる以前からあり、機鬼が出現する以前には試作機がロールアウトしていた。
その設計思想自体は機鬼が現れる以前からあり、機鬼が出現する以前には試作機がロールアウトしていた。
従来の兵器思想を反映しつつ、陸戦機以上の装甲・超火力と航空機と同等の機動性・飛行能力を一般量産兵器に持たせる事をコンセプトに開発研究された新たな兵器種。
歴史
最初期は航空機に「換装の可能な携行戦車砲」と「ランディングギアとなる四肢」を搭載し、陸上での作戦行動も可能とした多種目戦闘機として、既存兵器の延長上にある機種として計画されていた。
幾つかの試作機が製造された後、一旦の成果としてSMX-00 ウーアシュプルングが完成。
しかし、従来の戦闘機に追加で四肢を設ける機体構造では飛行↔歩行両方にて耐久性が保てないという問題が発生。
また当時の推進力では飛行時に簡易ながら四肢を変形しなければならず、その機構が組み込まれると構造フレームを複雑化させねばならない等といった複数の問題が浮き彫りとなった。
結果、既存兵器の延長線でない、新たな兵器として開発が一新される事となった
(この時の名残で名称に「戦闘機」の名を冠している)。
しかし、従来の戦闘機に追加で四肢を設ける機体構造では飛行↔歩行両方にて耐久性が保てないという問題が発生。
また当時の推進力では飛行時に簡易ながら四肢を変形しなければならず、その機構が組み込まれると構造フレームを複雑化させねばならない等といった複数の問題が浮き彫りとなった。
結果、既存兵器の延長線でない、新たな兵器として開発が一新される事となった
(この時の名残で名称に「戦闘機」の名を冠している)。
その後操者が乗るコックピットを中央に据えて、四肢を取り付け人型機動兵器として再設計される事となる。
人型機動兵器への再設計には当時最先端技術を取り扱っていたE.G.Mが中心となり、青空町の幾つかの企業が連携し取り行われた。
機体部品の製造には猫珠重工業も関わっており、資料等が一部渡っている。
機体部品の製造には猫珠重工業も関わっており、資料等が一部渡っている。
青空町で秘匿されながら開発された試作特機「SMX-01 アンファング」を初め幾つもの実験機が開発された事、また同時期に現れた機鬼との実戦データ等を経て短期間で技術進歩が成されていった。
後に機鬼に世界が蹂躙された際には、前述のデータを反映し実戦に耐えうる性能となった特機が少数ロールアウトされており、それによって幾つかの主要都市が持ちこたえたとされている。
後に機鬼に世界が蹂躙された際には、前述のデータを反映し実戦に耐えうる性能となった特機が少数ロールアウトされており、それによって幾つかの主要都市が持ちこたえたとされている。
機鬼の侵攻から十年が経った現在、統合軍やその為組織で依然対機鬼の兵器として運用されている。
主に極東のカッツェ・インダストリーと欧州のART'S technologyの二社が機体の生産・開発を行っている。
主に極東のカッツェ・インダストリーと欧州のART'S technologyの二社が機体の生産・開発を行っている。
超人機計画
汎用兵器として高パフォーマンスである特機だが、十年に渡る機鬼との戦いの中でしばしば火力の不足、突破力の無さが浮き彫りとなっており(これは最初期の機鬼との戦闘が全て防衛戦であり、それを元に作られた基本戦闘方針が「防衛戦」として作られている為)、防衛は得意だが攻めに転じにくいという戦術的欠点が存在していた。
それを打開する為に、敵地への集中吶喊、単独での敵殲滅を主目的とした新機軸特機の開発計画「超人機計画」が、カッツェ・インダストリーが中心となり発動する事となった。
当計画で設計された特機は総じて機体識別コードに「SLX」を持つ。
当計画で設計された特機は総じて機体識別コードに「SLX」を持つ。
カッツェの個人的思惑によってか、試作一号機は「記録上存在する特別な特機」をイメージして建造され、まだ理論上未完成であったがプラズマ縮退炉を搭載して、計画最初の特機「SLX-FFF-01 ディストリオン」が完成した。
だが当機に搭載されたプラズマ縮退炉は不完全であり、稼動実験の際に炉心が暴走。超重力爆縮によって、テストパイロットであったソル特佐他KIスタッフ、統合軍兵多数の死者を出す大惨事となった。
その後、後続の機体群の主機は縮退炉から従来のプラズマバッテリーに差し替えられ、紆余曲折ありながらも計15機が製造された。
機種
試作段階に製造されたモノから軍の正式量産機、野党が扱うジャンク機等、数多く存在している為、現在判明している特機について明記する。
〇SMX-00 ウーアシュプルング [Ursprung]
…正確には特機ではなく、その前段階の「多種目戦闘機」。
航空機の胴体に増槽を追加、簡易的な四肢を搭載した機体。
革新的な設計ではあったが、技術的な欠陥によって運用自体が危ぶまれた。
結局計画自体が人型機動兵器の製造へとシフトした為多少の稼動実験をした後に廃棄された。
名称はドイツ語で「原初」。
…正確には特機ではなく、その前段階の「多種目戦闘機」。
航空機の胴体に増槽を追加、簡易的な四肢を搭載した機体。
革新的な設計ではあったが、技術的な欠陥によって運用自体が危ぶまれた。
結局計画自体が人型機動兵器の製造へとシフトした為多少の稼動実験をした後に廃棄された。
名称はドイツ語で「原初」。
〇SMX-01 アンファング [Anfang]
…史上初の特型戦術機甲戦闘機。
正方形のコックピット・主機部に四肢が接続された形の、少しずんぐりとした胴体が特長。
現在に続く特機の基本ベースとなっている。
名称はドイツ語で「始まり、発端」。
SMX-00とSMX-01の二機は設計者の意思か、名称にドイツ語が取り入れられている。
…史上初の特型戦術機甲戦闘機。
正方形のコックピット・主機部に四肢が接続された形の、少しずんぐりとした胴体が特長。
現在に続く特機の基本ベースとなっている。
名称はドイツ語で「始まり、発端」。
SMX-00とSMX-01の二機は設計者の意思か、名称にドイツ語が取り入れられている。
〇SMX-07 ウェリテス [Velites]
…統合軍で現在(未来編時点)主力機として運用している機体の一種。
プラズマを刃状に形成したソードを主武装としており、機動性に優れる。
かつて存在した古代帝国の軽装歩兵の名を冠している。
…統合軍で現在(未来編時点)主力機として運用している機体の一種。
プラズマを刃状に形成したソードを主武装としており、機動性に優れる。
かつて存在した古代帝国の軽装歩兵の名を冠している。
〇SLX-FFF-01 ディストリオン(Distlion)
「超人機計画」に基いて建造された新機軸特機の一号機。
重力子を用いた新動力「縮退炉」等最新技術を詰め込まれて作られた。
稼動実験中に炉心暴走により消失した。
「超人機計画」に基いて建造された新機軸特機の一号機。
重力子を用いた新動力「縮退炉」等最新技術を詰め込まれて作られた。
稼動実験中に炉心暴走により消失した。
〇SLX-FFF-02(名称不明)
…ディストリオンと同時期に建造された同型二号機。
暴走事故後に主機はそのまま、封印処理を施された。
…ディストリオンと同時期に建造された同型二号機。
暴走事故後に主機はそのまま、封印処理を施された。
〇SLX-FFF-03(名称不明)
…ディストリオンと同時期に建造された同型三号機。
暴走事故後、主機を換装して稼動が行われた。
後に改装され、四号機のベースとなった。
…ディストリオンと同時期に建造された同型三号機。
暴走事故後、主機を換装して稼動が行われた。
後に改装され、四号機のベースとなった。
〇SLX-FFW-002 ブラストウイング (Blastwing)
…ソルブレイドとの連携を目的に開発された航空機型特機。
ディストリオンの背部ウイングブースターを再設計し、単独の特機へと落とし込んだ。
太陽合神システムに組み込まれる一機。
…ソルブレイドとの連携を目的に開発された航空機型特機。
ディストリオンの背部ウイングブースターを再設計し、単独の特機へと落とし込んだ。
太陽合神システムに組み込まれる一機。
〇SLX-FFS-001 シィールソード (SEA-E'-LSword)
…ソルブレイドとの連携を目的に開発された列車型特機。
ディストリオンの肩部、脚部装甲を再設計し、単独の特機へと落とし込んだ。
太陽合神システムに組み込まれる一機。
…ソルブレイドとの連携を目的に開発された列車型特機。
ディストリオンの肩部、脚部装甲を再設計し、単独の特機へと落とし込んだ。
太陽合神システムに組み込まれる一機。