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宝具 - (2016/07/14 (木) 01:51:31) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
道具

【初出】
I巻

【解説】
様々な不思議な力を持つ器物。これを内封したトーチを“ミステス”と呼ぶ。
人間と“紅世の徒”が共に望む時に生まれ、両界における狭間の物体とされる。本編では主に“存在の力”を繰る人間によって作りだされるケースが多かったが、たまに“紅世の徒”がその過程で助力する例も見られる。
宝具の出現とは、人間というこの世に存在する『物体』と、“徒”という意思で物事を操る『力』という異なる者同士が、極めて高い精度で合致することにより生じる『歪み(ひずみ)』である。そこに“存在の力”を加える必要はなく、ただ互いの存在と合致する望みがあれば、歪みは望みの形を取って、『力ある物体』宝具となる。
武器などは利害が一致して共闘する人間と“徒”の間に生まれやすいが、敵対的な場合もある。
当人たちの望みを具現する器物であるため、望みが個人的で特殊な物ほど、当人たちが吹聴しない限り、その能力は一般に知られにくい。
一度完成してしまえば、“徒”だけで宝具に手を加え、改造することも出来るようである(例:ダンタリオン教授)。

宝具が『この世に開いた“紅世”の穴』であるトーチ(“ミステス”)に内封された状態で、そのトーチ(“ミステス”)が燃え尽きる、または破壊されると、穴を埋めるように他の『この世に開いた“紅世”の穴』であるトーチに転移する。
この作用はランダムかつ軌跡が掴めないので、無作為転移とも呼んでいた。

亜種として、ダンタリオン教授が自身の能力で作り出した「宝具であって宝具でない」我学の結晶も存在した。その理由は、ダンタリオンが個の内に尋常ならざる『歪み』を持っていたため、宝具ほど明確なものでないにせよ『力在る物体』を作り出せたからであった。



討滅の獄(二次創作):討滅の獄

【コメント】
アニメ版から登場・使用されていた。
☆最古の討ち手であるカムシンベヘモットでさえ、全ての宝具の能力を知るわけではなかった。宝具をコレクションするには、フリアグネ能力か、教授ラミー並みの分析力が必要だった。
☆最終巻で新世界『無何有鏡』が創造されたが、新世界でも宝具作成には人間の協力が必要なのかな。
☆番外編『しんでれらのしゃな』でも、『贄殿遮那』が登場している。
☆番外編『かぐやひめのしゃな』でも、登場している。