【種別】
フレイムヘイズ

【初出】
外伝『ジャグル』

【解説】
『燿暉の選り手』(ようきのえりて)の称号を持つ、“爛班の炉”シャフレワルのフレイムヘイズ。神器は硬玉の耳飾り型“アルシアー”。の色は鴨羽色。
深緑の旅装に身を固めた、中東系の男性。腕利きの討ち手であり、『露刃の巻き手』劉陽と親しかった。怠惰や手抜かりで定時連絡を欠くようなことのない、真面目な性格のようであった。
”に対しては、フレイムヘイズとしては当然のこととして、討滅を前提とした態度で臨んだ。
鴨羽色の小盾を多数、自分の周囲に浮かべ、攻防に使う名称不明の自在法を操った。

本編開始の二年前、中央アジアで活動する[仮装舞踏会]の狙いを探るべく、劉陽と組んで外界宿故崖窟]を拠点に調査を行っていたが、その最中に休息のため後退した際に、[百鬼夜行]のバスから途中下車した乗客の“”たちと遭遇。即座に一体を討滅し、残るメアも討とうとしたところで、地平線の彼方から迫ってくる尋常でなく強大な気配に戦慄し、メアを放置してそちらへの対処に全力を注いだ。
そして姿を現したサブラクが放った茜色の炎で強化した剣の投射攻撃を、一度目は小盾を積層させて防ぐが、再度放たれた攻撃とその直後に続いたサブラク自身の刺突によって小盾の防御を貫かれ、殺害された。

【由来・元ネタ】
オスマン帝国最高の古典作曲家といわれるハマーミーザーデ・イスマイル・デデ(Hamamizade İsmail Dede)だと思われる。別名「デデ・エフェンディ」。エフェンディ(Efendi)とは、「マスター」を意味するトルコ語である。

【コメント】
☆デデと契約していた“王”シャフレワルは、メアのことを「弱すぎる」と一言言った後、「そうだな」「来る!」「詮索は後だ!!」「まさか、貴様」と5回しゃべっていた。
ナムや劉陽だけでなく、季重とも面識はあったんだろうな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤ウルリクムミフワワニヌルタソカルジャリモレクチェルノボーグや『両翼』のメリヒムイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナや[マカベアの兄弟]のダーインカルンや[]のギータケレブスや『色盗人』のバロメッツや[百鬼夜行]のギュウキパラゼミナセムルヴや[革正団]のサラカエルとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆中世の『大戦』や『内乱』や対[革正団]戦争には参戦していたのかな。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明した。
アニメシリーズには未登場。
シャフレワルも新世界『無何有鏡』へ渡り来て、秩序派の“王”の一人として活動しているかもしれないな。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、刺客の一人として登場している。

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最終更新:2024年07月22日 00:16