北方辺境

まずは最新版地図から

レス抜粋から。


773 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2010/02/05(金) 06:44:33 ID:xDyLH7kc0
 何故かその気になって書いた北方辺境周辺の地図。


 赤色の線が国境、青色の線が河川、水色の線が運河、オレンジ色の点が都市。
 リトアニア、ラトビア、エストニアの三カ国は、連合王国と通称同盟を結んでいる衛星国。
 帝國と連合王国の自然国境は、オーデル河からアレマニウス運河を経てレヌス河の線でしたが、
ヤン・アドルファス・グスタファス辺境候が、紛争のどさくさにまぎれてヴィーゼル河の線まで
国境を前進させてしまいました。
 ただし、港湾都市ケーニヒスベルクはぎりぎり防衛に成功したため、グスタファス候は、
最大の戦争目的であった、大規模港湾の確保には失敗しております。

 この紛争の平和条約で、帝國と連合王国の間で10年間の平和が定められたため、内戦中
連合王国は表立っては干渉できませんでした。何度かどさくさにまぎれてオーデル河以西を
奪還しようと軍を起こしたのですが、全部クラウディウス・ネロ元帥に叩き出されております(w

 シンジさんは、オクセンシュルヌス一門宗家当主の古人で、トルトゥニウス市の太守の家の子です。
オクセンシュルヌス一門は、グスタファス候から北方辺境西部の守護を命じられていましたが、
クラウディウス・ネロ将軍と西方辺境候軍にあっという間に負けて降伏しております。
 この時にシンジさんの一門の主要な諸侯貴族が軒並み討ち死にしまして、シンジさんは子供の身で
一門宗主にさせられていたりします。

774 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2010/02/05(金) 07:17:38 ID:xDyLH7kc0
 オスミナ紛争での帝國の敗北によって、連合王国はグスタファス候に占領されたオーデル河以西の土地を奪還しようと
軍を発します。当然、同盟を結んでいる沿岸三カ国も動員され、本来なら国境防衛にあたるはずだった北方辺境候軍が
オスミナで溶けてしまった(藁)ので、帝國軍第12軍団が単独で防衛にあたることになりました。
 このため、連合王国軍主力とは、シンジさんの率いるオクセンシュルヌス一門の軍と、婚約者クラウディアの父親の
西方辺境候が応援に派遣した御大将(藁)の軍団だけで迎撃しなくてはならなくなります。

 連合王国軍は二手に別れ、ケーニヒスベルグ突出部の再占領と、トルトゥティス運河沿いにトルトゥティス市攻略する
ための軍が侵攻してきます。
 シンジさんは、一度ケーニヒスベルグ突出部を放棄し、全軍をトルトゥティス市に集結させ、連合王国軍を会戦し、なんとか
引き分けに持ち込みます。これで両軍が対峙する中、シンジさんは盛大に勝利を宣伝しつつ、連合王国議会の親帝国派、
反戦争派に対して賄賂も含めた積極的な運動を行います。
 そして、オーデル-アレマニウス-レヌスの線まで帝國は国境を後退させる代わりに、連合王国はオーデル河以東から
撤退、帝國はオーデル河以西から撤退、そして10年間の不可侵を条件として、平和条約が結ばれたのでした。

 この外交的大勝利によって、シンジさんは、若くして北方辺境候に就任したのでした。
 そして、北方辺境候となったシンジさんは、北海沿岸三カ国の宮廷内の党派抗争を煽って国政を混乱させ、そのどさくさ
にまぎれて次々とこれらの国々を占領してゆくことになります。この侵略戦争に活躍するのが、21Bを基幹として編成され
北方軍司令官に就任したサウル・カダフ率いる第7軍団と第8軍団なのでした。

775 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2010/02/05(金) 07:49:48 ID:xDyLH7kc0
 オスミナ王国は、オレンジ色の都市三つの周囲が国土でよいかもしれない。あくまでフィンランドだし。
 北海を挟んだ北側に、スウェーデンのような強国があって、こことの紛争を延々とやる羽目になるとか。
帝國がバルト三国に手を突っ込んでいる間、オスミナはスウェーデンとちゃんちゃんやり続けて、国土を
拡げていく、と。これでシャル子とその仲間の機神が活きてくるわけで。

 で、最後は、北東の島二つに挟まれた海峡の制海権を巡る紛争になるわけでしょう。きっと。
 その頃には、帝國もオーデル河以東を制圧し終わっているでしょうし。機甲化編成された第7師団と
第8師団の活躍ですよ、きっと(w あと槍の機神を得たキョン子とか、戦略航空部隊であるギュンター兵団とか、
帝國軍も全く新しいドクトリンの実験場にするのでしょうねい、きっと。

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最終更新:2010年09月12日 16:21