SSの主要キャラクター 帝國の重鎮編

  • はじめに
帝國の貴族は、個人名と、家門名の間に、一門名が入ります。
レイヒルフト(個人名)・シリヤスクス(一門名)・アキレイウス(家門名)
シリヤスクス一門に属する、アキレイウス家門の、レイヒルフトとなります。

女性は名の末尾と、家名の末尾が「ア」音に変化します。(us → usia、a)
しかしこれは必須のものではありません。

  • キャラの年齢
 帝國暦1092年時で、カタリナ殿下が27歳。アドニス殿下が24歳、ガイユス殿下が23歳、シルフィスとカイルが25歳、 クラウディア15歳、ルキアニス20歳です。



  • レイヒルフト・シリヤスクス・アキレイウス

帝國摂政副帝にして、元老院議長、執政院筆頭、枢密院総裁、帝國軍最高司令官、東方辺境候、シリヤスクス一門宗主アキレイウス公爵
男性型古人
皇帝リランディア・ケイロニウス・ケルトリアの夫
教皇皇太子カタリナ・シリヤスクス・アキレイアの父
帝國元帥・総参謀長カメリア・シリヤスクス・シルディールの異母弟
帝國騎士隊長・黒騎士シルフィス・シリヤスクス・シルディールの父
SS主人公オフィーリア・シリヤスクス・アキレイウスの異母兄

先代東方辺境候であった父親が東方魔族の侵攻への対処に失敗し、一門重臣のクーデターによって実権を剥奪されると、カウンタークーデターを行い重臣らを一族諸共鏖殺して実権を取り戻し東方辺境候に就任した。
東方辺境候就任後は、東方辺境南方のアル・カルナイ王国や東方魔族のエドキナ大公との戦争に勝利し、時の皇帝ユスティニアヌス帝の招聘を受けてアルトリウス皇子(古人)と婚約、帝國中央政界にデビューし、皇帝の弟である宰相コンスタンス大公の下で執政官として内務省の創設と統括に活躍している。
ユスティニアヌス帝没後コンスタンス大公が皇帝即位してからは、帝國宰相として中央集権化のために辣腕を振るい、従来の封建制度維持を望む帝国諸侯らと対立し抗争となった。
コンスタンス帝登極後、アルトリウス皇子との婚約を破談し、ユスティニアヌス帝の皇女リランディアを妻に娶っている。このため、コンスタンス帝の支持を受けた中央集権派の宰相レイヒルフトと、帝國諸侯の支持を受けた近衛軍総司令官アルトリウスとの対立の構図ができてしまっている。
コンスタンス帝暗殺後、妻のリランディアが皇帝に即位すると、摂政副帝として帝國の全権を掌握した。この結果、多数の帝國諸侯が離反決起し、内戦が勃発している。
この内戦にその政治的軍事的天才によって勝利したレイヒルフトは、信教の自由令施行をもって政教分離を行い、帝國臣民権利章典発布によって農奴解放を達成するなど、多くの政治的業績を残している。

俳優中田譲治氏をイメージソースにする低音ヴォイスと深い紫の瞳の持ち主。
書き手同士での略称は「中田副帝」
歴史俯瞰的な視点と、ブラックジョークを正面から楽しむ知性の主として扱われている。
精神的に優雅に振舞うが、属性は闇的と認識されている。
少なからずインモラルな賭けを、それを理解するものと行っている。



  • アルトリウス・ケイロニウス・ケルトリアウス
先先代皇帝ユスティアヌス帝の長子。近衛騎士団長。近衛軍総司令。現アル・カルナイ王妃。将来には帝國東方担当副帝か?
中性型古人。機神「レギナ・アトレータ・ケイロニウス」の乗り手。
レイヒルフト、アルトリウス、カシウスの三頭政治の一角。

レイヒルフトの中央政界デビューと、その後の中央政界変動に、当時の皇太子アルトリウスの運命は大きく変転することとなった。レイヒルフトとの婚約と破棄、父ユスティニアヌス帝の急死と、叔父コンスタンス大公の登極、さらにリランディアの登場と、リランディアの登極、そして内戦後のアルトリウスのアル・カルナイへの降嫁である。
現在の認識では、レイヒルフト、アルトリウス、西方辺境侯カシウスによる三頭政治と、これに対するカウンターであると考えられている。レイヒルフトの示した、帝國内政改革のヴィジョンに、アルトリウスが積極的に同意し、カシウスと結合させ、三頭政治が成立し、以後の帝國の指針自体が、この三頭政治に基づいているものと考えられている。

内戦時、常にレイヒルフトの傍にあって活躍し、特に内戦後半期には「北の獅子候」と恐れられた教会軍総司令官アドルファス・グスタファス北方辺境候による帝都侵攻を防ぎ続け、幾度となく痛打を与えている。もって「帝國の盾」とも呼ばれた。

アル・カルナイ降嫁後、アル・カルナイ国王との間に五子、いずれも双性者を設けている。四人の姉はぽんこつ、最後の一人が後のアル・カルナイ国王となる。

キャラクターイメージは、Fate/stay nightのセイバー。当然アホ毛あり。
当然、性格は生真面目で仕切り屋で純情。ついでに腹ペコ王(笑) レイヒルフトと恋人関係にあったのか肉体関係があったのかは不明。少なくとも、可愛がられていたのは確実。本人もレイヒルフトの事は気に入っていた様子である。
なお帝國内では、レイヒルフトに次ぐグスタファス候と同等の軍事的才能を持ち、ついでに帝國最強格の「剣匠」ディエゴと同格の剣士でもあった。
ただしアル・カルナイ王国に降嫁しなければ、NEET王として皇宮で喰っちゃ寝生活を送る事になったのは確実。
そういう意味では、帝國の外に出て正解だったかもしれない。

どうやら、レオニダス公爵家の助命は彼女の力添えあったからこそであるらしく、同公爵家は、永久に頭が上がらないのである。



  • フェルヌス・ユリウス・マクシムス南方辺境公
帝國軍第11軍団を基幹とした南方軍司令官であり、また現在では元老院院内総務。メルツェデシア・ユリウス・マクシムスの旦那。漁師上がりであるらしい。

配下の軍団から、腹心を南方辺境候領諸貴族家に送り込んで、南方辺境領統治体制を事実上乗っ取っている。
もちろんフェルヌスの権力欲であったらしいが、彼とレイヒルフトとの間の「ゲーム」はこれらを、ただの権力にとどめなかった。それらは、帝國の国益とナショナルセキュリティに貢献するものとなり、もってレイヒルフトの是認するものとなった。

現在の認識では、南方辺境は帝國史上古くから存在し、その穀物生産力は帝國の発展に大きく寄与してきた。それは北方辺境の成立、ゴーラ帝国との交渉においても大きな役割を果たしていたらしい。これを農奴によらぬ、レイヒルフトの考える自由と併存させるための改革が、内戦の果実であったらしい。

南方辺境領は、大陸東部南方諸国に隣接しており、内戦期には繰り返し干渉をうけていた。
もっぱら陸続きで国境を接しているアル・レクサ王国と、ペネロポセス海の対岸のエル・コルキス王国等が、帝國の一大穀倉地帯である南方辺境の分割併合や略奪のために攻め込んできていたのを、第11軍団を基幹として、副帝レイヒルフトに恭順した南方貴族らで南方軍を編成し、これを撃退している。
それと同時に南方辺境の復興と再編成もこなしており、その功績からユリウス・マクシムス公爵家に婿入りし、南方辺境公に就任している。
内戦後半期には、帝國中央の統治システムの再編のため、副帝レイヒルフトの意向を受けて元老院院内総務に就任し、
政治家として辣腕をふるい、帝國の新体制の確立に功績があった。

灰色だが豊かな頭髪と綺麗に整えられた口髭と顎鬚のマッチョダンディ。昔は赤毛のイケメンで散々女の子を泣かせていたらしいが、今の妻メルツェデシアと結婚してからは良き夫となっている模様。
最近の帝國SSで非常に存在感を増してきた良い意味での大人の男である。将来は副帝にまで上り詰める、らしい。



  • 帝國元帥エウリュネス・クラウディウス・ネロ方伯

帝國暦1092年現在は、出家して聖アルカディウス修道会の修道僧であり、帝都第一高等学院院長である。

かつてレイヒルフトの教育係であり、また彼の異母姉カメリアが引き取られてきてからは、その教育も担当した。
レイヒルフトの指導した主要な戦争には全て参加しており、また東方辺境軍や後の皇帝軍の高等将帥教育や参謀教育も軍大学校校長として担当し、内戦での皇帝軍の勝利の礎を築いている。
内戦中は、南方辺境討伐戦、帝國中央から西方にかけての教会軍討伐、西方からの北方辺境侵攻、機会主義的出兵を行ってきた連合王国軍撃退、いずれにおいても完勝し、抜群の功績を挙げている。
出身は歩兵科、得意とする戦術は斜形攻撃
帝國軍の歩兵戦術は、彼によって完成したものと言える。

イメージソースは俳優の仲代達也氏



  • サウル・カダフ将軍

未来の時系列において、親衛選抜第十三混成連隊と、親衛選抜第七混成連隊、親衛選抜第八混成連隊、親衛第九野砲兵連隊等を傘下に持つ親衛第二一旅団の旅団長となる予定の男。
トイトブルグ干渉戦争(仮)と呼ばれる戦役で見せた、第十三連隊の働きを評価し、新しい騎兵運用を提唱した有能な男。
魔族領戦役中はクラウディウス・ネロ将軍の第1軍団で砲兵連隊長を務め、内戦前期の南方戦役中は大ガイユス将軍指揮する第1軍の参謀長を務めた。
後、北方戦役開始後は新設された第12軍団長に就任し、大ガイユス将軍の第1軍の下で活躍している。戦後、参謀次長に就任。
さらに未来では、親衛第二一旅団長としてトイトブルグ干渉戦争やアル・カディア戦争で活躍し、北部軍司令官に就任して北方の大国ゴーラ帝国との戦争に参加する予定である。

身長:中背
体重:中肉のはずだが、中年太りが…
亜麻色の髪と髭の主。
明るく楽しいエロ親父。
実戦経験とコネクションが豊富。妙な人脈も豊富。

イメージソースは当然のことながら、漫画辺境警備の主人公サウル・カダフ





南方の魔導研究をもっぱらとするポンペイウス一門の小貴族出身。内戦終了時から現在まで第1軍団長。
内戦開始時にはディエゴ将軍の指揮する第3軍団の騎兵旅団長であったが、アドルファス・グスタファス北方辺境候が教会軍総司令官として北方辺境諸侯軍を率いて帝都に向けて進撃してきた際、一番最初に帝都に入場し、帝都の混乱を沈め、予備親衛軍団の指揮権を掌握し、東方辺境から移動してきた第6軍団も指揮下に入れて、グスタファス候を相手に遅滞戦闘を行い、皇帝軍の再配置のための時間を稼いだ。
その抜群の功績を評価されて、クラウディウス・ネロ将軍が第3軍司令官に就任した際に、20代でありながら第1軍団長に就任している。
その後も帝國中央、西方辺境の教会軍や、連合王国軍、北方辺境西部諸侯を相手にして常勝不敗の抜群の戦功を誇り、7人目の元帥府入りは彼であろうと噂されている。
なお「空」「物」の二相に目覚めた錬鉄の魔導騎士でもあり、近衛騎士団団員でもある。
南方辺境公であるフェルヌスの代行として南方軍司令官代行となる話が持ち上がっていたが、
トイトブルグ干渉戦争の勃発にともない、トイトブルグ派遣全権大使に就任することになる予定。

キャラクターイメージは、Fate/stay・nightのアーチャー。
藤村タイガーみたいな姉さん女房と、凛と桜みたいな10歳くらいの双子の娘がいる。
当然、嫁と娘には頭が上がらない。自宅では「ジャスティス・バトラー」のロゴ入りエプロンを常時着用して
趣味のおさんどん三昧の生活を送っているらしい。



  • シルフィス・シリヤスクス・シルディール
レイヒルフトと、カメリアの子
女性
帝國騎士隊長
黒騎士
24歳前後
双子の弟はカイル

帝國内戦に参加し、機装甲青の三をもって通算94機の敵を撃破した超エース。
さらに戦後のさまざまな干渉戦争において撃破を重ね、通算118機を撃破した。
黒の戦乙女の異名を奉られている。
帝國副帝レイヒルフトと、その姉カメリアの子。
黒髪と、深紫の瞳の持ち主

帝國エリート軍人である、黒騎士の任につき
機神黒のニを駆り、様々な戦場で戦果を重ねる。
皇籍ではない庶子であると述べつつ、
美貌と優美さとカリスマを父から受け継ぎ、
また父らの意図を受けての行動も行っている。

実弟カイルは、精神的に性的に依存関係にある。

魔道は「風」
得意技は電撃系、風属性魔道の速さを生かし、刃を打ち込み、電撃を貫通させる。
剣術は(現実をあてはめると柳生系の)変化自在に刃先が動くタイプ
鑓を使うほうが好みらしい。

書き手内通称は「シル子」
帝國SS内のカリスマキャラクター。
さらに帝國世界内で重要な役割を果たす予定。

わいるどSS主人公オフィーリアと、シャルロッテに奇妙な執着を抱き、シルフィスなりの愛情を注いでいる模様。

ケイレイSS内で、第十三連隊連隊長となった。

なお、シル子は某スレ内のNG識別単語としても機能している。



帝國元帥
平民
剣匠

内戦の英雄。
副帝陛下をして唯一「勝てる将軍」と評された男。
水色の瞳、ブラウンの髪、そして口ひげ。
40代のナイスなオサーン
古人や魔法戦士くらい手も無くひねる、帝國最強の剣客。銃弾くらい叩ききるという説もある。

元帥になっても平民名を捨てず、それどころか爵位にもつかない。
「だが王位なら考えぬこともありません」などとレイヒルフトに返すようなお人(よって、レイヒルフトはいつかディエゴを王位につけてやろうと画策しているらしい)
着古した軍服を「風合いだ」と嘯いて着続ける伊達男。もちろんディエゴは「普段とは違う服だって持っている」

貴族階位とは別の、高い信頼と信用を、その身に受けているらしい。

帝都の私立学校グランデ・ロザーリアの敷地は、ディエゴの私邸から貸与されたもの。

映画「アラトリエステ」に出演した俳優ヴィゴ・モーテンゼン氏がイメージソース。
さらに遡る元ネタは「ロードス島戦記」に登場する傭兵王カシュー



  • メルツェデシア・ユリウス・マクシムス
南方辺境公マクシムス公爵夫人

内戦と、内戦に乗じた諸外国の干渉を同時に受けて、苦闘した。

後に、この苦難をともに乗り切ったフェルヌス将軍と結婚した。
内戦と、その後の懲罰に失われた旧南方辺境貴族秩序を再構築した政治手腕の持ち主。

南方系の血の入った色の肌と、長い黒髪をを持つ淑女。
三女一男を持つ母親でもある。

匿われていたエウセピアに支援を与えていたのも彼女であった。

書き手内略称は「メルセデス」
アニメ「岩窟王」に登場するメルセデスが、イメージソース
夫にして南方辺境候フェルヌス将軍のイメージも同作のフェルナン・モルセール将軍。
子らのイメージは、アニメ「コードギアス」シリーズのコルネリア、ルルーシュ、ユーフェミア、ナナリーの幼少期をイメージしたもの。



  • カイン・オクセンシュルヌス・トゥルトニウス公爵
1080年生まれ。クラウディアより三つ年下。古人。
ネムナス河の戦いにおいて、自ら家伝の機神に搭乗し、負傷しながらも連合王国軍を排除、国境線ダヴィガ河の保持に成功した。もって殊勲賞を受賞し、帝都での凱旋式を執り行う栄誉を得た。北方辺境公となり、加えて、西方辺境侯姫クラウディアと結婚した、幸せいっぱいのはずなのだが、色々と大変なのである。色々とね。
他家のお家騒動を、北方辺境公として認知鎮圧できなかったもんだから、側室を得たり(あれ?)、将来はクラウディアの嫁でいっぱいの猫屋敷になったり(あれれ?)、北方の経済再建にいろいろヤバいことしたり、副帝のお目こぼしをいただいたり、それでもゴーラ帝国版図を北岸から押し出せたんだけど、こんどはゴーラ帝国が解体の危機を迎えてもう大変。
でも嫁はクラウディア。それ以上何が要る?

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最終更新:2015年03月03日 21:20