1話「旅にトラブルはつきもの」
仕事を得るため、平和なザルツ地方から蛮族との交戦を繰り広げているリーゼン地方へと目を向けるカミオとベルルフ。
馬車代の代わりに積荷と、カミオの亡くなった母に瓜二つの美しい御者、ジュネの護衛を引き受け、リーゼン地方へと向かう。
旅の途中、何十人もの男に追われ、ペガサスで疾走するハイマンの美少女、アネリを助ける。
しかし、一行の乗った馬車はアネリの追手により崖から転落。ティラの樹海へと落ちてしまうのであった。
2話「赤い果実の毒」
なんとか一命を取り留めた一行。しかし、ジュネとペガサス、ハミュルリダが見当たらない。
一行は全壊した馬車から残った積荷を拾い、ジュネとハミュルリダを探すことに。
樹海の中を探索すると、トラップに嵌り、身動きの取れないハミュルリダと、コブリン数人に応戦するジュネの姿が。
一行はアネリの才能の開花によりコブリンを追い払うが、ジュネはコブリンが放った毒矢により、瀕死状態であった。
解毒剤であるブラッディペダルの「赤い果実」を採取するため、樹海の中を探索する一行。
コブリン達が仕掛けた様々な罠をかいくぐり、やっとの思いでブラッディペダル(変異種)を倒す。
ジュネに解毒剤を飲ませ、一息ついた一行は、樹海の中で一夜を過ごすのであった。
3話「蛮族の襲来・前編」
樹海から脱出し、一行が最初に訪れた場所は、アルフォート国内の辺境の村、ギーザ。
しかし、村は大きな柵で囲まれ、真昼だというのに村人の姿が見えない。
不審に思う一行だったが、直後にギーザ村を襲撃する蛮族の群れとの交戦を強いられることに。
なんとか蛮族達を撃退し、地下に隠れていた村人たちを発見する。
実は、ギーザ村は数ヶ月前から蛮族達の襲撃を度々受けていたのだという。
村人たちからのお願いで、一行は困窮しているギーザ村の村人たちを救うために敵のアジトを叩く計画を立てる。
4話「蛮族の襲来・後編」
夜に大群を引き連れ、ギーザ村を襲う蛮族達。その隙を付き、一行はアジトにいる親玉を叩くことに。村の護衛のため、ジュネを残し、アジトへと向かう。
爆発の罠やプロトタイプの魔動機倉庫を抜け、蛮族達のリーダー、コブリンロードを撃破。さらに誤作動でこちらに攻撃を仕掛けてきた特別製のドゥームも倒す。
そして、ドゥームに隠されるようにあった隠し部屋から、魔動機文明時代の科学者、エシュロン一族の一人の手記を手に入れる。
一行はそれらを持ち帰り、村名物の温泉に浸り、戦いの疲れを癒すのであった。
5話「包帯の男」
アルフォート王国、首都ドメニに着いた一行は、それぞれの旅の目的のために別れることとなる。
蛮族一行は薬草を探しに、そしてラムザは魔剣の手掛かりとして、前回手に入れたエシュロンの手記の解読のために、ナンシーという人物を探す。
偶然行く場所が同じ小さな遺跡だということがわかり、またその遺跡から傷ついた冒険者が助けを求めてきたことから、急いで遺跡へと向かう一行。
遺跡に巣くっていたポイズンモールドを撃破するが、アネリの婚約者に雇われた追手、魔神使いの包帯の男と妖精使いの少女カーナが襲いかかる。
なんとか追手を退け、ラムザはナンシーと合流。他は薬草の情報を手に入れるための取引材料を手に入れ、宿屋に戻る。
薬草の群生地、ナンシーの行く先、そしてナンシーから聞かされた、ジュネの婚約者の目撃された場所…。
ベルルフと別れ、一行は、”竜の城壁”デュポール王国を目指すため、一時の休息を取るのであった。
|