「水中都市」キャンペーン

キャンペーンあらすじ

現在より100年前――エデオラ湾海域に眠る一つの都市があった。
蛮族の手によって支配された美しい水中都市は、かつて光で満ち溢れていた姿は無く、静謐に包まれている。
悪夢を見続け眠っている人々は、冒険者達の手によって救済される日を待ち望んでいる。



ストーリー

1話「月夜に漕ぎ出す船」

リーンシェンク地方のとある街では誘拐事件が発生しており、冒険者の店に偶然にも居合わせた3人の旅人・レグナ、ベアトリクス、フロストは誘拐事件の解決の為に依頼を受ける。3人は誘拐を企てていた蛮族を倒したが、蛮族の一人が逃亡し、追う。
蛮族が人間を連れ去った先には月夜に照らし出された飛行船があった。誘拐された人間達が続々と乗せられていき、PC達も飛び乗り夜空へ飛び立つ。操舵室にいた蛮族を撃破し、街の人達を解放するが、安心しきっていた矢先、船内に轟音が響き渡る。
小火が出現している部屋にはデッキの柵に身を乗り出した少女がいた。「私と一緒に…来てください…」と懇願する彼女と3人をケープに身を包んだ謎の男の炎が引き裂く。飛行船の床は焼け落ち、3人と少女は落下していく。フロストの妖精ウンディーネ・ネーベルが業火から一行を守る為に水の膜で包み込むが、その直後、ネーベルはケープの男の濁った宝石に吸収されてしまう。ケープの男は宝石を手にして行方を消す。無力にも3人と少女は鬱蒼と茂る森へと落ちてしまうのであった。

備考:レグナ…魔香草*2/フロスト…魔晶石(5点)

2話「氷の秘境」

夜を明かしたPC達は飛行船に囚われていたウィークリングマーマンの少女・ミコトから、昨夜の飛行船が水中都市ティル・ナ・ノーグに向かっていた事、蛮族に占領されている事も知る。ミコトは救援要請する為に姉妹都市である灯台都市ルミエリアまでPC達に護衛を依頼する。ケープの男・エビルの手掛かりを得る為にPC達はミコトと共にルミエリアへ足を進めるが、最短ルートである麓の洞窟は原因不明に氷漬けになっていた。
洞窟の中は妖しい女性の揶揄うような笑い声が響き、冒険者が氷漬けにされていたりと酷く凍えた物騒な場所であった。辿り着いた最奥は塞がれており、足止めを食らう一行。その目の前に雪の如く白い肌と長い髪の妖精フラウが現れ、この洞窟は自らの棲み処にしたと告げ、PC達も氷漬けにしようと吹雪を起こす。
PC達はフラウを打ち負かすが、フラウはフロストに興味を示し自分を一緒に連れて行かないかと契約を持ちかけ、彼女は洞窟の氷を一瞬で溶かした。溶けた氷水が一行を襲うが無事、脱出に成功する。逃げ走った丘からはルミエリアがすぐそこに見えたのであった。

備考:レグナ…魔香のパイプ/フロスト…魔晶石(10点)/ベアトリクス…魔晶石(10点)、血晶石の腹帯
消費:食費1食分

3話「蒼き灯火と道標」

灯台都市ルミエリアに到着したPC達は役所にミコトを送り届け、ティル・ナ・ノーグへの救援要請を出す。その後、冒険者の店・蒼き灯火亭で休息を取る事にする。PC達は報酬を渡しに来たミコトと褐色の役人の青年・クロードとの会話からティル・ナ・ノーグへの救援要請は検討状態になってしまった事を知る。検討の原因はギルマン退治による人手不足と、下手に動くとルミエリアも二の舞いになると警戒した結果であった。
PC達は街を散策し、ティル・ナ・ノーグに関する情報を取得する。同時にティル・ナ・ノーグは50年以上前に占領されて、大半が都市の存在すら忘れている事を知る。自身が時の流れに取り残されている事に気づいたミコトはそれでも市長に直談判する為にオレンジ畑へと向かった。その夜、PC達はオレンジ畑で蛮族の襲撃に遭い、人質となってしまった市長達を救う。怪我を負ったミコトの血液に反応し、誓いのアンクレットが謎の光を放出させ、ティル・ナ・ノーグに続く遺跡を指し示し始めた。
翌日、レグナの進言により『ティル・ナ・ノーグの奪還』が市長からの正式な依頼になった。一行はアンクレットの光の線を辿り、ワープスフィアが眠る遺跡を目指して東へ進む事を決める。

消費:食費2食分、宿泊費1泊分(20G)

4話「命綱となる予言」

ルミエリアを出発し、塩の輸出荷馬車に相乗りして道行く人達に遺跡について聞き込みをするが情報は得られなかった。荷馬車を降り、近隣のタナック村に向かう事にする。タナック村には知識人で占い師の大婆様がいるが、数日前から病に伏せていた。しかし大婆様は倒れる前にこの村に来る冒険者達が自分を救うと予言をしていた。
神殿に向かい、大婆様を診察すると、治療する為の特効薬にはカーリリヤの花が原料に必要だとわかる。しかし花が咲く谷には強力な魔物が存在しており、村の家畜も奪われるので村人から恐れられていた。大婆様をミコトに任せ、PC達は予言が描かれた地図を手に花が咲く谷まで向かう。森を抜け、谷でカーリリヤの花を採取する。突然、獰猛な巨大怪鳥に襲われるも、怪鳥を撃破して村へ急いで戻る。
時は既に夕刻、大婆様の様態が急変していた。手に汗握り特効薬を作り、大婆様の命を救ったPC達は一宿一飯を歓迎される。大婆様はお礼にレグナの未来を占い、予言する。そして一行に水中へと繋がる遺跡がここから東にあるパイーニュ村の近くにあると教える。翌日、一行はパイーニュ村を目指す。

備考:レグナ…消魔の守護石(HP5点分)/フロスト…陽光の魔符/ベアトリクス…強化アウェイクポーション
消費:宿泊費2泊分(40G)、食費1週間分(約65G)

5話「」


6話「」



獲得報酬

経験点 金額 名誉点 成長
初期経験点 17000点 40000G 200点 18回
第1話「月夜に漕ぎ出す船」 3500点 2775G 48点 20回
第2話「氷の秘境」 2390点 1770G 52点 22回
第3話「蒼き灯火と道標」 2940点 7900G 129点 24回
第4話「命綱となる予言」 3120点 3800G 147点 26回


キャンペーン時系列

時系列 出来事
100年以上前~ 人間の男性とマーマン族の女性が恋に落ち、伝承が生まれる。ミコトの一族に歌が継がれる
60年以上前~ テオドールの祖父母が結婚式をティル・ナ・ノーグで挙げる
50年以上前~ レグナの暮らしていた村が火事で全滅する
水中都市ティル・ナ・ノーグが蛮族によって占領される。ミコト、15歳の誕生日
13年前 ベアトリクスが邪教を信仰する蛮族に誘拐・監禁されるがユリスカロアの恩恵で逃亡する事ができた
少し前 ミコトが飛行船で連れまわされる
現在 キャンペーンスタート
現在よりも100年前の出来事

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最終更新:2016年05月02日 22:18