SSログ-日常-



霙(古賀・レルム)
+ 霙(古賀・レルム)
古賀「霙が降ってる…どうりで寒いはずだ………」

レルム「気がつかないなんて、鈍感ね。
風邪を引かないのは賢司みたいな馬鹿だけらしいから、気をつけた方がいいわよ?」

古賀「はははっ、心配してくれてありがとう…。(微笑む)
電子世界では風邪を引くことはないの?」

レルム「心配してるんじゃなくて、呆れてるのよ。
そうね…ノイズや、エラーが原因で不調になる事はあるわ。人が風邪を引くのと同じようにね。
でも、その状態が辛いと感じるかどうかは、設計によるんじゃないかしら?」

古賀「じゃあレルムは風邪を引いた経験がなさそうだ……。レルムの設計者はとても優秀そうだし、変なウイルスも君なら吹き飛ばせそうに見えるよ」(ちょっと笑う)

レルム「当然じゃない。そんな妙なウィルス、ばら撒いた張本人ごとねじ伏せてあげるわ」(不敵な笑みを浮かべる)

古賀「そ、それは怖い怖い…。風邪を引かない体質って便利そうだね。熱が出ないだろうし、声も枯れることないし………少しだけ寂しいけど健康を維持できる」

レルム「……寂しい??それって、どういう事?」(首を傾げる

古賀「風邪を引いた時限定の温もりを知る事ができない気がするんだよ。周りが心配してくれたり、看病してくれたり…。その時、自分の居場所は確かに存在しているんだな〜って感じるんだ。風邪も早く治る。でも健康第一には敵わないけどね。(苦笑いする)…………変、かな?」

レルム「……聞くまでもなく、変よ。(目を伏せる)
変だけど、分からなくもないのはどうしてかしらね?(苦笑する)
……にしても、それってつまり、たまには甘えたいって事じゃないの??可愛い所もあるのね?」(悪戯っぽい笑みを浮かべる

古賀「なっ………!(顔を僅かに赤くする) ………そんな事はない!別に、大して可愛くもなんともないだろう…!」(柄にもなく少し激昂する)

レルム「あらあら?ムキになるとは……図星かしら?可愛いわよ〜そういうのって。(クスクス笑って両手を広げる)
いいのよ、風邪なんて引いてなくても甘えて。貸し借りなしで胸くらい貸してあげるわ。あなた、そういう所不器用そうだし」

古賀「さっきから可愛い可愛いって……男はそう言われて喜ぶ方が少ないと思う。(恨めしそうな顔をする) はあ………、全く……。………不器用で悪かったな」(レルムを抱き寄せて、肩に顔を埋める)

レルム「知ってるわよ?嬉しくない事くらい。……」(両手をそっと背に回してぎゅっとする)

古賀「…………不思議。認めたくないけど、何故か……落ち着く…」(ぼそぼそと呟く)

レルム「(クスクス笑う)そう?だったら、好きなだけどうぞ。今、そうしてもいい気分だから」(穏やかな笑みを浮かべる

古賀「子供じゃないんだから流石にいつまでもはしないよ?そう、今だけ……。(目を伏せる) レルムはこうやって誰かを抱きしめるのが好きなの…?」

レルム「そうね、悪くないと思うわ。歌う事と同じで、言葉にはできないけれど、気分が落ち着く気がする。言葉で表現できない物があるって、自分で言っていて不自然だとは思うけれど」

古賀「(顔を上げて目を見る) 確かにそうだね。俺はレルムの言いたい事、何となくだけど…理解できる」

レルム「らしくないって言わないのね?(見つめ返す)
……なんとなくだけれど、それだけは忘れちゃいけない気がするのよ 」

古賀「らしくないって……そんな事は言わない。だってレルムは体現してるじゃないか。今、こうして胸を貸してくれている事……これはレルムの意思?だったら、『レルムらしい』この一言に尽きるよ。……忘れないでいてくれてありがとう」(そっと髪に触れる)

レルム「(目を見開いた後、少し顔を赤くする)
何よそれ……前言撤回よ。あなた、馬鹿だわ。あと、そういう所は全然可愛くないわねっ」(顔を隠すように古賀さんの胸に顔を埋める

古賀「えっ、レルム、どうかし…おっと……、…?(戸惑いつつも抱きとめる) ………あ、あはははは………デリカシーが無かったみたいだ。ごめん…。(苦笑する)……レルム、寒くない?」

レルム「…………平気よ。それに、その言葉はそっくりそのまま、あなたに返しておくわ」(顔を隠したままぎゅっとする

古賀「俺は……さっきより寒くないよ。触れると冷たいのに、傍にいると温かいから……。レルムのお蔭で今年は風邪を引かなさそうだしね」(可笑しそうに笑って強く抱きしめる)

レルム「……(ため息をついた後、そろそろと顔を上げる)
言ってる事がちぐはぐよ??……でも、それなら良かったわ」(同じように笑う

古賀「そうだ…!今度、歌を聴かせてよ。レルムは歌が上手いって小耳に挟んだ事があるんだけど、ダメかな…?」

レルム「歌?それくらい、いいわよ?とっておきのを聞かせてあげるわ。その時は、ピアノも欲しいわね。……というわけで、それまでにある程度弾けるようになっておくのよ、雅也」(にっこりと笑う

古賀「ピアノ!?う、うーん……参ったな〜……。(眉間に皺を寄せて悩む) ……わかった、今から練習しておく!君に聴かせて恥ずかしくない程度には上手くなってみせるよ」

レルム「ふふ、期待して待ってるわよ」(嬉しそうに笑う


節分①(幸人・シオン)
+ 節分①(幸人・シオン)
幸人「節分かぁ……よし!鬼はー外!!福はー内!!特に良縁来い!!」
シオン「ゆーきとっ♪」(ディメゲで後ろから出てきて抱きしめる)
幸人「ぎゃああああ!!!お、鬼は外おおおおおお!!」(豆を投げる
シオン「?ゆきと、何してるの?」(小首をかしげる)
幸人「(豆が当たらないのを見て呆然とした後、地面に持ってる豆を叩きつける)
何でやねん!!何で当たる前に落ちるんだ!!くそ!!この豆は絶対不良品だーー!!俺の298円返せーー!」
シオン「(豆を拾う)
ダメだよゆきと!お豆は大事にしないと!」(豆を能力でかき集める)
幸人「はっ!?何言って……お、おおお!!」(豆が集まってくのを見て思わず拍手する
シオン「集まったよっ。(両手いっぱいの豆を見せる)はい、どーぞ!」
幸人「え?あ、どーも……。(受け取る)
……って、俺は一体何を……そうだ、豆撒きだよ。可愛い彼女を手にするために良縁を……呼び込もうと……。でも来たのは鬼かーー

そうなのかーー……」(肩を落とす
シオン「まめまき?りょーえん?ゆきと、言ってることがよくわかんないよっ。でも、鬼は知ってるよ~っ」ニコニコ
幸人「蚊の世界には豆撒きなんて風習もなさそうだしな……。でも鬼は知ってるのか??鬼の知名度すげーな……。
まぁ、豆を撒いて、良い事が起こるようにっていうおまじないみたいなもんをしてたんだよ」
シオン「そうなんだ。うふふ。シオンは良いことたくさん起きたから、ゆきとも良いことあるといいねっ。」ニコー(腕にぎゅっと抱きつ

く)
幸人「お、おぅ、そっか……。豆ぶつけて悪かったな、シオン……。よーーし!!俺は節分に頼らずとも!!可愛い彼女と大学生活を

送ってみせるぞーー」
シオン「みせるぞー」

節分②(幸人・リチャード)
+ 節分②(幸人・リチャード)
リッチー「昨日はセツブンでした。メグやアイとの豆まき楽しいでした。日本の文化、季節のeventは興味深いです。」
幸人「へ〜〜リチャードも節分したのか!恵方巻きはどうだった?あれって外国人が食っても美味いもんなのかな?」
リッチー「エホウマキはサラダのものを食べたです。ノリは黒くて苦手な人も多いと聞きますが、僕は好きと思いました。僕はゴマと

ビーフのエホウマキも食べましたけどそれも美味しかったです」
幸人「……見事に生魚がないって事は、やっぱり刺身とかは苦手なのか??」
リッチー「サシミは……特訓中です」
幸人「やっぱそっか〜〜。まぁ、無理に慣れなくてもいい気はするけど。……あ、そうだ。リチャードってさ、回転寿司とか行った事

ある?」
リッチー「カイテンズシ、は、回るスシ屋ですよね?お店で食べるのはあまりしないのでいったことはないです」
幸人「そーそー!回転寿司ってさ、生魚だけじゃなくて、焼肉とか、野菜とか、結構乗っかってる具が色々あるからさ、魚苦手でも楽

しいと思うぞ。……暇な時あったら一緒に行くか?」
リッチー「ユキトが連れて行ってくれるですか?(少し目を輝かせる)」
幸人「(目を丸くした後、笑う)
おう!回転寿司くらい連れてくよ!まぁ、俺はいつでも空いてるからな……!!任せとけ!」
リッチー「(英語で早口で何かをつぶやく)えっと、ユキトは良い人です!ありがとうございます!」
幸人「ぱ、ぱ、ぱーどん??……って、お、おう?!いや、別に回転寿司くらいでそんな……。まぁ、喜んでくれてるならいっか。
日にちは……どうするかなー。リチャードはなんか、あれだろ、仕事があるんだっけか??俺まだよくわかってないんだけどさ……」
リッチー「僕は仕事ありますでも、毎日ではありません。umm…… ユキトが毎日休みなら、僕が休みの日にmailするはどうですか?」
幸人「あ、毎日休みって俺、なんか駄目な感じがする……。
いやでも、実際予定は………。(少しどんよりした後立ち直る)
……そうだな、うん。休みの日にメールしてくれよ。その日に合わせて行くからさ」
リッチー「楽しみにしてます。あっ、……他の人も、誘っていいですか?」
幸人「え?お、おう!勿論っ!!」
リッチー「Thanksユキト!ナイトフォールのみんなに、オスソワケです。」(眉をハの字にしてにこっとする)
幸人「び、びみょーに意味が違うけど、そうだな!お裾分けだ!それじゃ、また連絡待ってるから」

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最終更新:2016年02月07日 00:56