転生
正式には「輪廻転生」と言い、あるシナリオのキャラクターを別のシナリオに移動させるシステムです。
慣例では「転送」とも言います。キャラクターデータをほぼそのまま移動させる事ができるシナリオが存在したためですが、「五つの試練」では1レベルからのスタートになります。
かなりややこしい手順で行うため、詳しく説明します。
基本的には
1.元のシナリオで、訓練場で「転生の書」を作成する
2.転生先のシナリオで、訓練場でキャラクターを全員消す
3.転生先のシナリオで、ユーティリティで「転生の書」を読み込む
という手順になります。
従来のウィザードリィと違い、転生は登録されているキャラクター20人を一度に移動させます。
一人ずつ転生ではありませんし、転生先にキャラクターが一人でも登録されていると転生できません。
転生キャラを受け入れる側は、冒険者が一人も登録されていない事が条件です。すでに育てたキャラがいる場合、消さねばなりません。
シナリオAからシナリオBへ転生をしても、シナリオAの冒険者たちのデータはそのまま残ります。
手順の説明
元の冒険者がいるシナリオAで |
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まず、シナリオAに6人の冒険者が登録されているとします。 |
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訓練場に行き、「輪廻転生」を実行します。 |
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「転生の書を作成しますか?」と言ってくるのでOK。 シナリオAで行う作業はここまでです。 タイトル画面に戻って、シナリオBを起動します。 |
新たなシナリオBで |
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訓練場で登録されている冒険者たちを全員削除します。 |
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ユーティリティから「生まれ変わり」を実行します。 |
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「転生の書を読み込みますか?」と言ってくるのでOK。 これで手順は終了です。 |
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シナリオBに、シナリオAと同じ名前・職業の冒険者たちが現れました。
ここでシナリオAに戻ると、シナリオAにも元の冒険者たちはそのまま残っています。 |
転生で引き継がれるもの
- 名前
- 種族
- 性別
- 性格
- 職業
- 殺傷数
モンスターを倒してきた通算の数は引き継がれますが、そのため「どのシナリオで何匹倒したか」が分からなくなります。
転生で引き継がれないもの
- 称号
従来のウィザードリィで転生を行う最大のポイントでしたが、五つの試練ではひとつのシナリオで称号を10個まで使用できるシステムになっているため、称号の持ち越しができません。
- レベル・経験値
狂王の試練場→ダイヤモンドの騎士とは違い、全てのシナリオ間で狂王の試練場→リルガミンの遺産やリルガミンの遺産→災渦の中心のように1レベルからのスタートになります。
- アイテム
全てのシナリオでアイテムの内容が異なるため、あるシナリオのアイテムを別のシナリオの中に持ち込むことはできません。
- 所持金
普通に作成したキャラクターと同じになります。
- 修得した呪文
呪文も引き継ぎができません。1レベルから始まるので仕方が無いところです。
呪文の内容を変更しているシナリオもあるので、単純に引き継ぎはできないのでしょう。
新たなシナリオで修得している呪文は、職業と能力値から再度割り振られます。
- 能力値
それぞれのシナリオでの、職業に必要な最低の能力値にまで引き下げられます。
- 年齢
16~19歳ほどで再設定されます。
つまりTYPE Bで作成した14~16歳のキャラは歳を取り、TYPE Aで作成した20歳のキャラは若返ることができます。
- 出身都市
訓練場の「キャラクタを調べる」の「日記」から確認できるあまり意味の無い項目です。見れないようにしているシナリオも多いです。
出身地が転生のたびに変わると言うことは、この転生は「前のシナリオで活躍した冒険者たちが、なぜか1レベルになったけどそのまま転送」という話では無く、
「別世界の別の時代、別の都市に生まれ落ち、そこから16~19年の歳月を過ごしてきた」という事になります。
これでは、おそらく転生前の記憶は持ち合わせてはいないでしょう……。
転生をすると有利な要素
- 能力値が職業の下限になるため、侍、ロード、忍者は高い能力値で開始できる事が多いです。
あるシナリオでTYPE Aで作成したロードや忍者を別のシナリオに転生させれば、ボーナスポイント30以上の強豪に生まれ変わります。
しかも年齢も20歳から16~19歳に低下のおまけ付き。
例外的に侍・ロード・忍者を簡単に作れるように変更しているシナリオもあり、その場合は意外な能力値でスタートする事になります。
- あるシナリオでロストしたキャラクターが(訓練場で削除せず冒険者登録を残しておけば)別のシナリオで復活します。まさに「転生」です。
このため、喪失してしまったキャラクターも削除しない方がいいかも……?
- 通常は僧侶、ビショップ、ロード、忍者を初期に性格:中立で作成することはできないが
中立への性格変更アイテムがあるシナリオで左記の職業の性格をあらかじめ変更し転生することで初期から使用可能になります。
中立の僧侶を作成して善悪どちらのPTとも編成可能にしたり、中立のビショップを作成して善悪両方のPTどちらにも入れられるようにして鑑定を容易にしたり
中立の僧侶を作成⇒魔法使いに転職⇒盗賊に転職で全魔法使える中立の盗賊を作成するなども可能です。
ただし性格変更アイテムや職業変更アイテムが序盤から容易に手に入れられるシナリオだとメリットは少なめかも。
転生をすると不利な要素
- 能力値が職業の下限になるため、基本職でレベルを上げたキャラクターたちはどん底の性能で開始する事になります。
普通にキャラクターを作った方が明らかに強く、これが転生が忌避される最大の要因です。
二番目の要因は操作が分かりにくくて面倒くさいことです
- また、能力値が低いので最初に修得している呪文が1つしか無いという場合も多く、これもまた転生キャラクターがきつい要因です。
かつて狂王の試練場からリルガミンの遺産に転生させた時、ロードやビショップでも最初からディオスを使えるという優遇措置がありましたが、五つの試練にはそうした優遇措置はありません。
- 修得した呪文が新たに再設定されるという事は、魔法使い→ロードや僧侶→侍といった「全ての呪文が使えるキャラクター」は、その努力が水の泡になります。
魔法使い→僧侶→忍者は全ての呪文を失い、ただの忍者になります。
- 年齢が16~19歳になるため、積極的に女神の口づけを引いて13歳にしたキャラクターの努力が水の泡になります。
最終更新:2022年10月09日 15:21