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クラウド

名前:Cloud
デビュー:『ファイナルファンタジーVII』(1997年)

概要

闇の勢力によって故郷を追われた22歳の青年。トラヴァースタウンへと逃れたシドレオンユフィエアリスとはぐれてしまい、彼は一人単独行動をしている。

レオン以上に口数が少ない。登場初期は我関せずでクールな振る舞いで、「興味ないね」が口癖。包帯を巻いた大剣のバスターソードを武器にしており、相手に連続で突進を繰り出す「ソニックレイヴ」や無敵状態を持続させながら空中に浮かび連続で斬る「超究武神覇斬」を得意技とする。

『ファイナルファンタジーVII』からのゲスト出演。原作では21歳。本名はクラウド・ストライフ。

キングダム ハーツ』の衣装は赤マントで、FF7に登場するヴィンセントをモデルにしている。当初は彼も登場する予定だったが没になったという。片翼はセフィロスをイメージしたものであり、本作に登場しない彼を匂わせるものだったが、北米版・FM版でセフィロス本人が登場したことで彼らのエピソードが深掘りされることとなった。本作のクラウドの衣装は『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』(FM版)の初回購入特典として『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』でも使用可能となった。

ソラの勝利ポーズやレベルアップポーズはクラウドが原作でやっていたもの。

登場作品


KH

先史

『キングダム ハーツ』の9年前、故郷ホロウバスティオンが闇の勢力に襲われ、クラウドは仲間たちとはぐれてしまった。

キングダム ハーツ

冥界の神ハデスに傭兵として雇われたクラウドは、ヘラクレスソラドナルドダックグーフィーを始末するように指示された。闘技大会予選の決勝戦でソラ、ドナルド、グーフィーと刃を交えるが、ハデスが乱入させたケルベロスの襲撃によって気を失ってしまう。そこへヘラクレスが現れてクラウドを救出。ソラたちはケルベロスの撃破に成功する。クラウドはある人物(セフィロス)を探すためにハデスに雇われていたと話す。事情を理解したソラは「今度は闇の力抜きでまた戦おうぜ」と声を掛けるが、クラウドは「興味ないね」と答えてお礼の「ソニックレイヴ」を渡して去っていった。

バトルでは高速突進技「ソニックレイヴ」や大ジャンプの攻撃を仕掛けてくるため、リフレクトガード→カウンターや、後隙を見極めて攻撃を当てる必要がある。HPが減ると無敵になって浮遊しながら攻撃する「超究武神覇斬」を多用するようになるので、攻撃のチャンスが減り難易度が上がる。

予選の決勝戦では敗北してもストーリーが進行するが、イベントシーンに若干変更がある。

オリンポスコロシアムの闘技大会には二度出場。ハロウィンタウンネバーランドのクリア後に開催されるヘラクレスカップでは4位で、初回勝利報酬として「メタルチョコボ」がもらえる。ホロウバスティオンクリア後に開催するハデスカップでは「クラウド&レオン」として20位で、初回勝利報酬として「ライオンハート」がもらえる。

FM版では、追加ボス「セフィロス」の登場により、クラウドのイベントシーンが追加されている。

エンディングでは、ホロウバスティオンに到着し、エアリスたちと合流できたことが示唆される。

キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ / キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ

「ソラ編」ではソラの記憶から生まれた幻のオリンポスコロシアムに幻のクラウドが登場。

クラウドは失った記憶を取り戻してもらうため、ハデスに協力してヘラクレスを消そうとサバイバルレースに参戦。クラウドの動きを不審に思ったソラに勝負を仕掛けられる。

「ソラ編」専用のオリンポスコロシアムの中ボスとして登場。歩いたり浮いたりしながら、大剣を振るって攻撃を仕掛けてくる。『KH』とは異なり、きちんと勝利しないとストーリーは進行しない。HP:274~372。炎氷雷無属性に耐性あり、特殊効果は気絶とバインドのみ有効。

その後、ヘラクレスに勝負を挑むもけりをつけることができず、ハデスに用済みと判断される。ハデスがソラに倒された後は、「クラウド」のカードをソラに与えた。

「ソラ編」のマジックカードとして登場。使用すると「凶斬り」を発動し、近くの敵を斬り裂く。他のカードと組み合わせると「トルネド」「コンフュ」「テラー」「ミラクルギフト」「リフレクトレイド」「凶斬り・改」「超究武神覇斬」が出せる。

キングダム ハーツII

キングダム ハーツ Re:コーデッド

キングダム ハーツIII



スティーブ・バートンは『KH』以降のFF派生作品でクラウドを担当している。


櫻井孝宏は『KH』でクラウドを演じて以来、FF派生作品でクラウドを担当している。
最終更新:2024年09月08日 16:47