【名称】 |
ハードモード |
【読み方】 |
はーどもーど |
【登場作品】 |
『2』 |
【詳細】
『2』で登場した隠し要素。条件を満たした上でタイトル画面で
コマンドを入力すると、このモードが遊べる様になる。
セーブデータは通常モードとは別に作成される。
その出現条件はとても厳しく、
以上の条件を全て満たした上で「はじめから」にカーソルを合わせ、十字ボタンを「← ← → ← → ← → →」の通りに入力する。
音が鳴り文字の色が「はじめから」になれば成功。
特に厳しいのが5個目の条件で、この10枚は全てが
シークレットチップ。
入手にはこのゲームが2本必要となるため、1人で2本揃えるか協力してくれる人が居ないと達成不可能という事である。
が、『Wii U』のVC版では一人プレイ内でシークレットチップが入手出来るため、ゲームソフト1本でもハードモードが遊べる。
このモードは通常モードと比べて以下の変更点がある。
- 敵の体力が1.5倍。
- ロックマンが受けるダメージが1.5倍。
- イベント戦やサバイバルバトルの敵の配置が見直され、相当いやらしくなっている。
- 「つうしん」が出来ない。
こうした文字の説明だけではピンとこないかもしれないが、実際にやってみるとその難易度は通常モードより遥かに難しくなっている。
まず、体力が1.5倍という事は倒す為に必要なチップの枚数も約1.5倍という事であり、場合によっては2倍近い枚数を要求される。
例えば通常モードでは
キャノン1枚で倒せた
メットールも、ハードモードでは2枚使わないと倒せない。
この問題を解消するにはチップの使用効率を突き詰めたり、
ロックバスターや
チャージショットを多用する必要があるため、
特に複数の相手と戦う
ウイルス戦では、チップの無駄遣いは自殺行為と言っても過言ではない。
サバイバルバトルに至っては、敵の配置変更も合わさり
Bライセンス試験の段階でも手の付けられない難易度に達している。
少なくともハードモードを解禁したプレイヤーは即ち通常モードの全てをやり尽くしている筈であり、それ程の実力を持つ猛者達が唸る程の難易度である事は留意しておきたい。
なお、『「つうしん」ができない都合上、
チップトレーダーでチップNo.251~260のチップが手に入るよう調整されている』との噂があるが、実際に出現させた報告等がなく、信憑性は薄い。
RPGの高難易度モードでは良くある話だが、1番苦戦するのは各種強化アイテムも強力なチップが不足している序盤。
フルカスタムや
ゲートマジックを初めとする強力なチップや、
プログラムアドバンスが揃う中盤以降の方が楽なのは想像に難く無いだろう。
このモードでゴスペルを倒すとエンディングの最後に特別なイラストが表示され、通常モードのリュック内にシークレットチップ「
サンクチュアリ」が1枚追加される(
コードは5種類からランダム)。
チップ自体は『3』以降も登場する、今となってはおなじみのものだが、本作においては『2』の
あらゆる隠し要素を完全制覇した証となる。
これらを活用すればハードもへったくれもない程に難易度が低下してしまうため、サンクチュアリを手早く手に入れたい、あるいはかつてハードモードをクリアできず涙を飲んだプレイヤーには有難い話ではあるが、ハードモードを只の作業にせず、真の難易度を味わいたければ、自ら制限して遊ぶ必要がある(もっともこれは『2』のハードモードに限らずアドコレのプレイ全般に言えることだが)。
このモードの出現条件の1つ、シークレットチップの入手難易度に関しては救済措置がないので、アドコレではむしろハードモードに入るまでが試練と感じる、かもしれない。
また、HP1.5倍は真フォルテとフォルテSPには適用されず、HP2000のままである。
チップ30枚で復活する
ドリームオーラ付きのHP3000に勝つのは不可能という判断だろうか。
もっとも、クリア特典はゴスペルを倒せば貰えるので、ハードモードでそこまでやり込む必要はあまり無いのだが。
最終更新:2025年03月16日 22:37