いまでもボクらは、つながっている!
【作品名】 |
ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション |
【読み方】 |
ろっくまんえぐぜ あどばんすどこれくしょん |
【発売日】 |
2023年4月14日 |
【詳細】
ロックマンエグゼシリーズのナンバリング6作品、全10タイトルを収録したオムニバス作品。
ロックマンシリーズとしては5作目、エグゼシリーズとしては初のコレクションものとなる。
ダウンロード版限定でVol.1、2の分割販売も行われている。
収録タイトルは以下の通り。
対応機種はNintendoSwitch/PlayStation4・5/Windows。内容は基本的に約20年前に発売された原作GBA版とほぼ同じ。
PC版はMac OSには非対応なので気をつけよう。
【GBA版との相違点】
ゲーム外の要素
- ギャラリーが実装。書籍『ロックマンエグゼ オフィシャルコンプリートワークス』や究極攻略などに掲載されていた公式イラストや原画、ラフスケッチの他、改造カード全種の画像データ等が収録されている。
- 『ロックマンエグゼ オフィシャルコンプリートワークス』の全てが掲載されているというわけではなく、例えばこの書籍の「ソルクロスロックマン」やアニメの「スラー」などは掲載されていない。その一方、改造カードの画像データはこの書籍に掲載されていないためかなりレア。
- ミュージックプレイヤーが実装。ゲーム内の全てのBGMを再生可能。
- ゲーム内BGMをタイトル選択画面のBGMに変更することも可能。ゲーム内と同じように曲の切れ目なくループしてくれる
- ゲーム内BGMと本作用に特別に収録したスペシャルBGMのみの収録となっているため、サウンドトラックCDに収録されていたTGSMIXの曲などは視聴できない。当然ながら、本作に収録されていない『4.5』『5DS』などの作品の曲も存在しない。
- Switch版のみ、セーブデータお預かり機能でデータのバックアップが可能。
悪用するとバトルチップやナビカスプログラムを増やせる- PS4版では外付けの記憶媒体やPlayStation Plus会員専用のオンラインストレージがある。
- タイトル選択画面やギャラリー画面等では、3Dモデルのロックマンがボイス付きでナビゲートしてくれる。CVはアニメ版や『トランスミッション』『5DS』『OSS』と同じ木村 亜希子氏。
- ナビゲートボイスはON・OFFを切り替えることも可能。
全タイトル共通
- 高画質フィルターが実装。原作準拠のドット絵か、調整された滑らかなドット絵を選べる。
- メッセージテキストもドットではなく全て新規フォントで書きおこされており、テキスト中のボタン表示もプレイしているハードに合わせて表記が変更される。
- 対戦(練習、本番、代表戦全て)、交換(チップ、プログラム、スタイル、フォルダ)、コンペア(ライブラリ、レコード)、遠征がオンライン対応(Switch版のみローカル通信にも対応)。
- 『3』のライト・ミドル・ヘビー級の区分が削除された。そのためボーナスチップは「本番」だけでよい。
- 交換時限定でドットではない原画のチップイラストが見られる。交換に出せないギガクラスや特別配信チップは見る事が出来ないが、『3』は通信対戦の報酬になるデルタレイエッジとリョウセイバイのみ、『6』はフォルダトレードにて閲覧可能。
- ランクの概念がある「オンラインランクマッチバトル」が全シリーズに存在する。
- 特別配信チップ及び改造カード全種がゲーム開始時から使用可能。メニュー画面の「ロックマン」から専用画面に切り替えられる。
- Wii UのVC版でも一部の配信チップと改造カードが使えたが、全部ではなかった。
- 中には実物のカードが存在しない、事実上の新規カードも含まれており、後述のコンビニ購入・紹介特典も『4』以降の物はスベシャルカード扱いで追加される。
- 通常バスターの攻撃力が100倍になる「バスターMAXモード」が実装。何時でも好きな時にON・OFFの切り替えが可能。
- 但し、『3』以降のタイムアタック要素で用いるとレコードが更新されず、対戦時は自動的にOFFになる。バトル開始の時点でOFFになっていないとレコード更新がされないため、ランダムエンカウントのナビの場合は、撃破後にOFFにしてからエネミーサーチで再戦する必要がある。
- わらしべイベントに必要なチップが交換不可能になり、チップトレーダーの投入候補にも表示されなくなった。
- ゲーム内での実績達成の証であるトロフィーが実装。
- ハード自体の機能としてのトロフィー・実績とは別物。PS4版とPC版に搭載しているが、Switch版はそういう機能はない。
- 近年のカプコン作品につけられるトロフィー設定の傾向に倣い、かなりのやり込みこそ求められるものの、全作品の完全コンプリートまでの必要はない程度の設定となっている。
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参考:トロフィーを全て入手する為に最低限必要なシナリオ進行度 |
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- バトルチップゲートを初めとする周辺機器は全て非対応。改造カードに関しては上述の通り使用出来る。
- 不具合の一部が修正されている。
タイトル別
- 『2』のレトロチップトレーダーが削除されている。これに伴って、レトロチップトレーダー初設置時の日暮闇太郎からのメールも届かない仕様になっている。
- 『2』のプリズムコンボは原作通りに使用可能だが、対戦時のみプリズムが『3』と同じ仕様になり、コンボが成立しなくなる。
- 『4』のソード系チップの攻撃判定の出がエフェクトよりも若干早かったが、修正されている。
- 『4』と『5』の「オートバトルデータ(ABD)」のチップ使用法則が変更された。
- 「ABD」に記録されるチップデータに極端な偏りがあると、記録されてないチップも使うようになるとのこと。
- 『5』と『6』のクロスオーバーバトルは残念ながら非対応。
通信対戦可能なボクタイコレクションの発売が待たれる。太陽センサー?知らん
この関係で『6』のアレンジ曲も収録されていない。- ゾクタイトレーダーやシンボクトレーダーに必要なクロスオーバーポイントは、ランクマッチ勝利時に獲得出来るようになった。
- 『6』のゲームクリア後、事件が発生した際のBGMのままだった不具合が修正されている。公式から発表があった不具合の修正はこれだけである。
- 『1』と『4』に名前だけ登場した軍事国家R国・Z国がそれぞれM国・X国に変更された。
- 『5』『6』でもチップトレーダーにバトルチップを入れれば取り寄せの在庫が復活するようになった。
- 『6』のセンボン系の英語名が「Puffy」から「Diodon」に変更された。
- その他に一部チップの挙動が変わっているものがある。
- チップ・敵のナビ名・ナビカスプログラムなどの濁音・半濁音の表示。元の文字を縦に縮めて上に点や丸を出しているので違和感が残る。
【データ特典・キャンペーン】
限定特典「カスタムPETパック」
- スペシャルスキン2種
タイトル選択画面のロックマンの見た目を変えられる。vol.1はサイトスタイル、vol.2はダークロックマンに切り替え可能。ボイスはそのまま。
- 4曲のアレンジBGM
ミュージックプレイヤーに追加される。
パッケージ版は数量限定特典、ダウンロード版は期間限定予約特典だったが、2023年6月27日よりDLCとして購入可能になった。
コンビニ購入・紹介特典
各チップ特典は『1』~『3』は配信チップ、『4』『5』『6』はスペシャルカードの項目に追加され、各作品1度だけ読み込める。
ちなみに、画像はギャラリーにも追加される。
【余談】
すでに他のロックマンシリーズのコレクションものが出ていた事もあり、「エグゼコレクション」発売の要望は以前から多く、現実のインターネット上に嘘の情報が出回った事もあった。
それだけ期待している人が多かったと言う事だろう。
【外部リンク】
最終更新:2025年01月10日 05:37