「・・・戦いならオレに任せろ」
【詳細】
ゴスペルが集めた膨大な
バグのかけらを凝縮して作り上げた、最強のネットナビ「
フォルテ」のコピー。
言語能力自体は備わっているようだが、発した言葉は冒頭に書かれているとおり、
ゴスペル首領に対する単調な返答のみであり、命令を実行する程度の知能しかないと思われる。
ゴスペル首領は伝説的存在であるフォルテを量産して現実世界を征服しようと考えていたようだが、その強さはコピーで再現しきれるものではなく本物には遠く及ばず、
攻撃パターンも一部を模倣した程度でしかなかったため、
ロックマンによって
デリートされた。
しかし、ゴスペル首領は諦めずにサーバーの出力を限界以上に上昇させてフォルテを作り直そうとするが、サーバーの放つ電磁波が強烈過ぎるあまりバグのかけらが突然変異して
バグ融合体 ゴスペルとなって暴走を始める。
ゴスペルが壊滅した後もフォルテのコピーはネットワーク上に数体残っていたようで、
WWWエリアに潜んでいた本物のフォルテによって全てデリートされている。
実は、フォルテのコピーを作るよう首領に促したのは
Dr.ワイリー。助言すると見せかけ、首領がフォルテの量産計画に着手するように誘導していた。
その理由は次作『3』で判明し、
プロト復活を防ぐ最終防御プロテクト「
ガーディアン」を破壊するために、それが可能なパワーを持つナビを求めていたためだった。
これについて本物のフォルテに許可はとっておらず、当然ながら彼は怒り心頭だった。
なお、便宜上当wikiでは記事名のような呼び方になっているが、
(『2』の)攻略本などではコピーの方を単に「フォルテ」と表記しており、
本物のフォルテの方を区別のために「真・フォルテ」と表記している。
【戦闘】
本物のフォルテと同じ技の一部を使用してくるが攻撃力が低く、
ドリームオーラを纏っていないこともあってダメージも難なく与えられ、単純で回避や妨害もしやすいため、さほど苦戦せずに倒すことができる。
さすがに「エクスプロージョン」は回避がしにくいが、そもそも目視で避けるような技ではないので、素直に
インビジブルなどで回避してしまおう。
シールドもしくは
サイトスタイルなら完封も容易い。
その他の作品の別個体フォルテ
P.o.N
『3』と『4』の中間の物語となる番外編の『ファントムオブネットワーク』でも、
キャッシュにより
キャッシュデータから再現された偽物のフォルテが登場。
やはり、強さは本物には遠く及ばない。
『5』
ネビュラホールエリア最深部のカオス王の玉座で待ち構える、電脳世界の全ての憎しみのパワーが形を成した存在、カオス王・「
ロードオブカオス」の姿の一つ。
カオス王には姿形がなく、その時の憎しみの最も強い姿に自在に姿を変える。
そのため、フォルテの姿をしたカオス王も登場するのだが、憎しみのパワーの集合体ということもあり、『2』『P.o.N』の不完全な複製フォルテとは異なり、戦闘における実力もフォルテそのものかそれ以上。
最終更新:2025年05月20日 18:34