ダークソウルユニゾン

【システム名】 ダークソウルユニゾン
【読み方】 だーくそうるゆにぞん
【登場作品】 『4』『5』『5DS』
【英語名】 Dark Double Soul

【詳細】

ダークチップに汚染されたナビが、自らのダークソウルに一時的に飲み込まれてしまう現象のことを指す。
そのため、ロックマンが一時的に闇の力を制御するカオスユニゾンのことではないので注意。

『4』のウラ掲示板では、ダークチップを使いながらも心を保ち続けている状態で、死にかけるほどにHPを失うと「ダークソウルが現れてデリートマシンと化し、暫くの間は記憶を失ってしまう」と書き込まれている。
この投稿者曰く、「悪に身を任せれば楽に生きられる…というのは大間違い」とのこと。

ちなみに、完全に心がダークソウルに支配されてしまえば、元の心は闇の世界に堕ちて無間地獄を彷徨うという、いわば「破滅」を迎えることになる。そうなってしまった者には一度限りの救済措置はあるが…

バトルにおいて

ロックマンが悪状態の時に、HPが0になる攻撃を受けると発動する。
設定的には、前述のウラ掲示板の書き込み通り、「ロックマンのダークソウルが力尽きたロックマンの体を一時的に乗っ取る」ことでこの状態となる。
基本的に、バトル中に一度しか発動しない。
究極攻略では「DSU」と略されている場合が多い。

発動するとデリートをキャンセルしてHP1で踏みとどまり、しばらくの間バッドメディスン等のごく一部の攻撃以外のあらゆるダメージを受け付けない無敵状態となって自エリアをワープ移動で動き回り、それまで使ったことのあるバトルチップを自動で出して相手を攻撃する。
オペレーターからの操作を殆ど受け付けずにひたすらに戦い続け、こちらからできる事は送信済みでロックマンが所持しているチップの使用と単発でバスターを撃つことのみ。
効果時間は『4』が16.6秒、『5』が10秒。
実はオウエンカレッドフルーツ2などでの無敵状態と違い、ダークサンダーなどの当たると消滅するタイプの攻撃とパネルが重なっても攻撃が消滅しない、インビジブル状態と似た仕様になっている。
『5』でのダークインビジという名前のイメージと確かに近いのかもしれない。

ただし発動が終わると善悪度が悪に大きく傾く他、ダークチップ同様に最大HPが1減少するというデメリットが有る。
また、バッドメディスンのダメージだけは例外的に受けてしまうので、高みの見物をしているといきなりデリートされてしまうことも…。
この他『5』のシェードマンの背後から掴みかかってくる攻撃など、特殊な攻撃は食らってしまうこともあるので注意。

また、『4』では「ロックマンがHP1の状態で暗転中にデリートされると発動しない」というバグ(?)があった。
毒沼パネルの上にいるかいないか、アンダーシャツフロートシューズの有無でデリートされたりされなかったりする等、ダークソウルに負けず劣らずこちらもなかなか不安定な代物である。
よくある状況として、「ノーマルパネルアンダーシャツ装備」ではまずアンダーシャツが発動し、その後ダークソウルユニゾンによりHP1からさらにHP1で耐え、その後に攻撃が来るとデリートとなる。
また、1フレームごとに1ダメージを与えるポイズンファラオが置かれている時に暗転攻撃によるダメージを受けても発動しない。
『5』では必ず発動するようになった他、ダークインビジによって能動的に、一戦闘中に複数回発動することもできるように。

『4』、『5』の対戦環境では極めて「悪」が強く、悪プレイヤーが多いことからDSUと対峙するシチュエーションも多々ある。
そのため、相手がDSU中にダークリカバリーを用いることを見越してフォルダに「バッドメディスン」を搭載しておくことがほぼ必須となっている。
DSU中であろうがなかろうが、ダークリカバリーが罠にかかれば回復を無効にすると同時に1000ものダメージを与えられ、DSU中であればそのまま罠ダメージで勝利に持ち込める。
また、その一方で、ダークリカバリーを使う側は安全に回復するため、仕掛けられたバッドメディスンに対する囮として「リカバリー10」を投入することになる。
DSU&ダークリカバリーのためだけに「バッドメディスン」「リカバリー10」の投入が必須となるという事実は、『4』『5』における悪がいかに強すぎるかの証明であるといえよう。

リメイク作となる「5DS」では、ダークチップや一部のP.Aなどの強力なチップを連発しないように調整されている。(だいたいダークサンダーのせい)

このシステムは『6』では超獣化として引継ぎかつアレンジされている。

アニメ版

ダークチップのダークオーラを取り込み依存症に陥ったナビ達の禁断症状として、類似する現象を引き起こす。

特に『AXESS』第17話では、ダークロイドビーストマンがダークチップを2枚取り込んだうえでメタルソウルのロックマンに大ダメージを与えられてしまい、ダークチップの副作用を促すディメンショナルエリアでの実体化を果たした直後、ダークソウルに飲み込まれた。
この際、原作『4』『5』のナビDSと同じように全身が紫で染まってしまっていた。

また、ダークチップを製造しているネビュラは第26話「青き炎の記憶」にて、「使用したナビは必ずダークソウルに飲み込まれる」という、DSUを意図的に誘発するような危険な代物*1を製造。
このダークチップは炎山ブルースに使用してしまい、ダークロイド・ダークブルースが誕生してしまった。

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最終更新:2025年03月07日 00:17

*1 さらに、この特性に加えてナビをダークロイド化するダークロイド因子が含まれている、仮にナビに宿ったデータを破壊しても学習して再生する機能なども併せ持つ。