己ノ内ノ闇ヲトキハナチ 身ヲ委ネルノダ!
【詳細】
市場に出回っている
ダークチップの1つ。
おそらくダークチップで最も強い印象を与える、正に暴走チップ。
チップイラストは
インビジブルの色違いなのだが、
ロックマンがダークソウルに蝕まれているようにも見える。
「ただの色違いなのに印象が大きく異なる」という現象は
ダークボムでもおきている。
使用すると
インビジブル状態になる…
のかと思いきや、10秒間
ダークソウルユニゾンと同等の無敵暴走状態に移行する。
ダークインビジとは名ばかりで、実際はインビジブルとは全く別の趣旨のチップに変わっている。
ただし、透けた状態になって当たると消滅するタイプの攻撃を消滅させないので、そこはインビジブル状態に近い。
発動後はエリアの端まで強制的に移動してしまう
バグが生じる。
ダークインビジの効果時間中に
バグチャージを撃ってもバグの数としてカウントされる上に、解除後は端移動バグに悩まされなくなる。
一応、ダークソウルユニゾンについて簡単に説明すると
- ごく一部の例外を除いて無敵
- 攻撃系チップはおろか、毒沼パネル、ポイズンアヌビスの毒すら受け付けない。
- バッドメディスンは例外でダメージは通るが、罠系のため発動しなければ意味がない。
- 唯一、シェードマンのシェードドレインのみ防げない。
- ランダム移動
- 通常のロックマンなら十字にしか動かないが、
- ダークソウルユニゾンでは自エリア内で移動出来るなら手当たり次第ワープする。
- ABD(オートバトルデータ)の使用
- チップデータを送ってなくても、自動で使用する。
- この時、これまでの使用したチップで使用頻度の高いチップが選択される。
- もちろん、1ターンにつき5枚等の制限はなく文字通り使いまくる。
- この時送信したチップがあれば、それも使うことが可能である。*コードがあるので、どのコードのチップも続けて使用できる。チップを破壊されない状態で。
- まさに怒涛の攻めを作り出すことも可能。
基本的には相手の攻撃がほぼ完全に無効になり、しかもランダム移動からくる攻撃は相手はもちろん使用者にも予測不可能。
れっきとした暴走状態である。
普通にプレイしている分には無敵状態なのにインビジブルを連発するなど、「プレイヤーの性格や癖が出て面白い」程度のものでしかない。
しかし、これまでにたった一種類しかチップを使用していなければ、そのチップを使用回数の制限を超えて使用することになる(普通はどれだけ多くても4回まで)。
この時点で既に本ゲームの基本ルールを逸脱した「1ターンの間にチップを6枚以上使用できる」という状態。
これに加えてプログラムアドバンスも(1種類のみだが)覚えるため、本来なら1試合に1回しか使えない代物を複数回…というか「1ターンの間にP.A2連続使用」なんてこともやってのける。
以上の仕様を悪用すれば「当てやすい」「威力が高い」「無敵の発生しない」チップのみを学習させることで、無敵の間にひたすらその攻撃を連発する凶悪なAIを生み出すことができる。
この条件に当てはまったのが、
ダークチップである「
ダークサンダー」。そしてプログラムアドバンスである
ビッグノイズ。
前者は相手を長時間追跡し当たるとマヒ、おまけに1発威力200とこれほど適役はいない。
後者は広範囲に威力400でこちらも当たるとマヒ。更に対インビジがあるので、ダークサンダーをインビジブルで回避した相手を刈り取る最適解となった。
またビッグノイズの代わりでは
ユラパレード系が存在し、こちらはインビジブルで回避されるものの、同様に麻痺効果を持つので、此方を起用する人も居た。
そしてダメ押しと言わんばかりに、暴走が終わっても少しの間インビシブルが持続するのでシャドーカオスのため撃ち→再発動が余裕でできてしまう。
悪状態でも、ダークソウルユニゾン中に運良く(運悪く?)このチップが来れば、終わり間際に発動することで、時間を伸ばすことが出来てしまう。
こうして、公式大会にひたすら
ダークサンダーと
ビッグノイズを連発する
ダークロックマンが登場。敵フィールドに大量の紫の電気玉を垂れ流し、かつ、超音波を放って大暴れし、誰も手が付けられなかった。
あまりに強力すぎたため、公式大会ではこのチップの使用はおろか、
フォルダへの投入自体が禁止された。
理由はアスタリスクコード版が
入手できる……ではなく、1回でも発動されたら手の打ちようが無いコレが2回も使えてしまうからだろう。
実際にインビジブルや
ドリームオーラ、
ホーリーパネルと言った無敵・バリア・軽減するチップは焼け石に水状態であった。
これ以外で禁止になったものは
複数回の使用や
特定の2種類の併用など特定条件での禁止でそのチップ自体は禁止されておらず、チップそのものが禁止されたのはダークインビジのみ。
なお、アスタリスクコードがこのダークチップにあるが、それが禁止処置になった要員としては薄かったりする。
そもそも不要なチップを記憶させないようにするためにビッグノイズとダークサンダー以外のチップは使わないから(使わないといっても、
エレメントレイジや
スカルチェーンなどの記憶しないチップで固める)。
もしそれが原因なら、ダークインビジでなら、ダークサンダーとは併用禁止になっていたはずであろう。
『6』では
オペレーションバトル専用
バトルチップとして登場している。
使用すると、一定時間ナビの体がライトグリーンに光るタイプの
無敵状態になって暴走する。
前作のようにプレイヤーの使用頻度が高いチップを自動で使う機能はないが、操作するナビのナビカスや
改造カード抜きでの最大HPに応じて使用するチップが予め決まっている。
獣化などによる攻撃力上昇効果は受けない。
暴走状態が終了するとバトル中HP減少バグが発生するが、バトル終了後の最大HP減少のデメリットはない。発動後に獣化すると無敵が解除されてしまう。
使用するたびに
バグのかけらを1個消費するが、バグのかけらを所持していない場合はスタンダードチップの「
インビジブル」が発動する。
小技として、獣化中に発動しBを長押ししてビーストバスターを連射していると、なんとBを離すかもしくは状態の変化が起こるまで無敵が解除されなくなる。
データライブラリNo.
作品 |
前のチップ |
← |
No. |
→ |
次のチップ |
『5』 |
ダークNo.07 ダークサウンド |
← |
ダーク08 |
→ |
ダークNo.09 ダークプラス |
最終更新:2025年03月14日 19:33