「さすれば聞け!! 我が野生の雄叫びを!! キサマの冥土の土産だ!!」
【詳細】
よかよか村の動物園の園長になりすます
犬飼猛雄の
ネットナビ。
獣型のナビで、同じ獣型のナビを「知能が低い」と言って馬鹿にする人型ナビに対して強い敵意を持っている。
動物園のPCに侵入し、動物たちに仕込まれた健康管理用のチップを誤作動させ強制的に暴れさせるが、
大山チサオを助けるべくプラグインしてきた
ロックマンに倒された。
その後、バックアッププログラムで復活。
禁断のプログラムを探すために
ウラランキングに登録し、
Sを探すロックマンと再び対峙する。
だが、再度敗北したため、オペレーター共々
Dr.ワイリーに始末された。
ちなみに、この時に出てくる個体はなんと
V2を通り越して、いきなりのV3である。
後にWWWの本拠地で
フルシンクロして対峙してくるナビ達はV2止まりなことを比較しても、この時点ではかなりの強敵。
一般的に獣型ナビは知能が低いとされているが、ビーストマンは高い知能を持ち、素早い動きで翻弄しながら鋭い爪で切り裂く攻撃を得意とする。
その外見から
光熱斗も一度は
ウイルスと誤解したことがある。
また、自身の外見を侮って近づいたナビを切り裂こうとする点からもビーストマンの知能の高さが窺える。
戦闘ではロックマンの前後に降ってきて爪で引き裂く「ジャンピングクロー」、斜め一直線に突っ込んでくる「ビーストレイ」という技を使用。
また、HPが減ると腕と頭を分離させて連続攻撃を仕掛ける「ワイルドラッシュ」も使ってくる。この時は分離した頭に攻撃するとダメージを与えられる。
全ての技に「ロックマン側のエリアに侵入する」「
ソード性能」という特徴を持つため、
カゲブンシンは効果が薄いが、常に
イアイフォームや
シラハドリの発動チャンスがある。
ロックマンと列を合わせないように移動するルーチンを持ち、その上で移動速度も速いので、初見ではなかなか手強く序盤の壁になりやすい。
上で挙げられている対策チップのいずれも初戦の段階では用意できないため、
攻撃の挙動を見極めて先に攻撃を当てるか、適切な回避をしつつ後隙に攻撃を当てるという真っ向勝負を取らざるを得ないのも辛い所。
基本戦法、ストーリー進行度に対する難易度の高さなど、前作「2」の
クイックマン戦に通ずるものがある。
『獣』の名を冠するナビだが
電脳獣とは無関係…と思いきや、
グレイガはビーストマンの頭部を飛ばすビーストレイと似たような技(ビーストアウトインパクト)を使う。
ゴスペルもそうだが
電脳世界の獣は何故かやたらと頭を飛ばす事に拘る。謎。
獣型以外で類似した技を使う存在なら、ウイルスであれば
メガリア系、あとは1の
スカルマンくらいか。
4の
デューオは腕は飛ばすが、顔に関する攻撃はアンガーインパクトというエネルギー衝撃波であり、実際に頭部を飛ばしてくるわけではない。
基本的に落ち着いた口調で話し、第8話では侵攻先の科学歴史ランドにあった鏡を利用したトラップを構築して熱斗とロックマンを翻弄するなど、ゲーム版以上に高い知能を持つ描写が多い。
シェードマンの命令で様々な悪事を働くが、ロックマンと戦った傷を癒すために
ダークチップを使った事がきっかけで乱用しはじめ、徐々に獣そのものといった凶暴極まりない振る舞いを見せるようになっていく。
最後は第17話でそれが仇となって実体化後にダークソウルに飲み込まれてしまい完全に暴走。
CFロックマンを「人間などに!人間などに何ができる!お前らさえいなければ!!」と凄まじい猛攻で追い詰め、「人間とナビがくっついたぐらいでは、所詮ダークロイドには勝てんのだぁ!」と高らかに嘲笑うも、左腕でとどめを刺そうとした際にソードによる縦一文字切りをくらい、「お、お前のどこにこんな力が・・・ぐわぁ~!!」と断末魔を残して爆死。
その結果、ダークチップの乱用による最初の被害者となってしまった。もっとも彼がダークチップに頼らず理性を保っていたとしても、結局は地力の差で敗北していたと思われるが。
Streamでは第3話で
アステロイドとして登場し、原作通り犬飼のナビになると共に動物達を暴れさせる。
これ以降はStreamの終盤近くまでオペレーター共々、悪役側の準レギュラーとなった。
第9話では
ガウス・マグネッツと
マグネットマンを奪還するための陽動作戦として刑務所を襲撃し、切り込み隊長としてロックマン達と対決。
首謀者
テスラ・マグネッツの本命はガウス・コンツェルンの莫大な資産にアクセスできるマグネットマンの方で、父ガウスはそのついでだったが、他の仲間達の尽力もあって両者を奪還することに成功する。
その後もネオWWWの一員として犬飼と共に動物関連の様々な悪事(第11話、第33話、第34話等)を働く。
第39話で科学省襲撃作戦の時に重傷を負わされつつもディメンショナルジェネレーターの制御装置を破壊した後、犬飼に「後は・・・、任せたぜ・・・」と言い残して死亡した。
犬飼は、原作とは打って変わって重々しい顔付きで自身の相棒を弔っていた。
名前の通り、BEASTにはピッタリのナビではあったが、そちらには登場しなかった。
鳥人風の
スワローマンは
ファルザー陣営の
ゾアノロイドとして登場し、獣化もしていたのだが。
前二作で出番にかなり恵まれていたためだろうか。
最終更新:2025年06月28日 11:11