麻波剛

「私をまだ、先生と呼んでくれるのか・・・」

【名前】 麻波 剛
【読み方】 まっは ごう
【分類】 登場人物
【所有ナビ】 ブラストマン
【登場作品】 『6』
【海外名】 Joe Mach

【詳細】

赤いジャージを着た体育会系の熱血教師の男性。
光熱斗が転校してきた才葉学園の6-1の担任。
良くも悪くも昔の熱血教員で、校則違反を犯した生徒には「ゲンコツによる鉄拳制裁」や「1日バケツを頭に乗せて廊下に立たせる」といった『指導』を行っているシーンがある*1

空手、剣道、柔道、合わせて10段の腕前を持つ…らしい。
来歴や後述のエピソードを考えるとメインは空手で、他の段位はあまり高くないのだろう。

その正体はWWWの一員で、才葉学園で騒動を引き起こしたブラストマンオペレーター。つまり『6』で発生した最初の事件である警備ロボのハッキング事件を引き起こした張本人。
しかし、大衆の眼をそちらに釘付けとした隙にケイン市長のパソコンをハッキングして内部のデータを盗み取ろうとしていたことが後に判明する。彼がWWWの一員として抜擢されたのは、協力者であるケイン市長の行動を監視するのに学園側の人間が最適な立場だったからである。

尚、その持ちナビであるブラストマンとやり取りしているシーンはない。『3』に登場したアネッタプラントマンのように、Dr.ワイリーから作戦の遂行に都合の良いナビを貸し与えられた可能性もある。
戦闘に際してオペレーションを行っている描写もない為ネットバトルの腕は定かではないが、物理的な腕っ節は(幹部のバレルを除いた)WWWメンバー5人の中で一番強い。

彼がWWWに入った理由は、重い病気を患っていた娘の手術費用をワイリーが援助してくれると言った為であり、その娘は作中には一切 登場しないが、彼の台詞から今も生きている事だけは間違いないようだ。

シナリオ中では、ロックマンを強奪する所まではバレルの命令だったので、WWWのメンバー5人で活動していたものの、協調するような様子は見せず、ひたすら無言だった。
その後、キャプテン・クロヒゲチロル六方悟入道露晴と共にWWWを離反するが新組織には興味を持たず、バレルを裏切るつもりだった他のメンバーたちにはついていかなかった。
作中後半になると、熱斗達が窮地に陥る中、元WWWの団員やヒールナビを薙ぎ倒してくれるなど、完全に味方側のメンバーとなる。
最後はオフィシャルに自首するが、“WWWの野望を阻止した”という事で罪が軽くなり、熱斗の卒業式に出席することができた。

電脳獣の事件に関わる悪人ではあるが、熱斗や新垣コジローなど生徒たちに愛された先生でもある。また、自身が起こした事件にはかなりの罪悪感が残っているらしく「私の教え子たちの命が失われたかもしれない」と発言しており、事情があったことも含めて根は善人であることが窺える。

元々は、大学時代は空手のニホンチャンピオンで、修行の為にアメロッパに渡っていた時にバレルと知り合い闘いを挑むも完敗。
その後は彼に頼みこんで1年間 彼の下で修行をしており、その際にバレルとは師弟関係が生まれている。
WWWに勧誘されたのも、この時の縁が切っ掛けだろう。

アニメ版では熱斗が転校しなかったため、ブラストマン共々登場することはなかった。
原作『6』のWWWメンバーの中では唯一、登場することがなかったコンビでもある。

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最終更新:2025年02月26日 20:16

*1 『6』が発売された2006年当時ならまだしも、2023年現在では普通に体罰や学習権の侵害と扱われ問題に発展しかねない行為である