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SCP-1850

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&font(#6495ED){登録日}:2021/05/22 Sat 23:40:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){「空を見ろ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「いや、両方だ!」} } SCP-1850とは、[[SCP Foundation]]が収容している[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]である。 項目名は「和名:ソッピースオオタカ/Accipiter sopwithii」。 [[Object Class:Safe>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]] *説明 SCP-1850は、ソッピース・トライプレーン戦闘機…の姿をした鳥。 何を言ってるのかわからない?うん、項目の作成者にもわからない。でも、SCPなんて基本そんなものだろう。 #openclose(show=※ソッピース・トライプレーンって?){ ソッピース・トライプレーンは、[[イギリス]]にかつて存在した航空機メーカー、ソッピース・アビエーションが開発・製造した三葉式戦闘機。 愛称は「トライプハウンド」、「トライプ」など。 1917年前半に英海軍航空隊に配備され、成果を上げたが、そのすぐあとにソッピース・キャメルが登場したため整備性の悪さなどもありあっさり現役を退いた。 当時は飛行機は黎明期、言い方を変えれば技術革新の速度が信じられない時代とも言えるから仕方ないね。 よく動くし反応もよく、調和の取れた操縦性と評されたが、一部では[[独特の癖があったとも言われる>F-4]]。 } SCP-1850は見てくれはレトロな飛行機であるが、その機体(?)は生体組織でできた、紛れもない生物である。ナマモノである。 DNAの分析の結果、種族としてはハイタカ属の未知の鳥類であることが判明している。ちなみに性別はオスのようだ。 胴体は羽毛のない表皮で覆われており、支柱などの構造物は骨でできている。 ただ、解剖の結果、内部構造は航空機と鳥類のどちらとも異なるようだ。 あ、「お前は鷹か?鷹なのか?つまりお前は生まれ持っての空の王者なのだ!我と手を組めば、空の王者たるお前は空の覇者となるのだ!さあ、共に飛び立とうではないか!」とか、 「SCP-1850と言ったな…私をもう一度、第一次世界大戦の空の勇者にしてくれないか」などと考えて搭乗しようなどと考えないほうがいい。 こいつのコクピットは実は口と消化器を兼ねた器官だということが判明している。 単刀直入にいえば、&bold(){乗ったら食われます。} コクピット=口に&bold(){約8kg以上の質量}でなおかつ&bold(){セ氏30度以上の温度}を持つ物体が触れると、「操縦席」や「シートベルト」はその物体を拘束し、噛み砕き、分泌された消化液と混合してドロドロに溶かし、「コクピット」の表面全体から吸収する。 最近の飛行機って怖い。 SCP-1850は餌を食べてから24~36時間後に機銃を何発か発射する。 えっと、ここで嫌な予感がした人、正解。 &bold(){この機銃の弾丸、グアノです。要はウ○コです。} 飛ぶ速度は約8m/sであり、その材質と相まって職員にとって(物理的には)それほど重大な危険になることはないようだ。 …精神的な破壊力はある意味[[アヴェンジャー>ゼネラル・エレクトリック GAU-8「アヴェンジャー」]]よりヤバそうだが。 SCP-1850に感覚器は見当たらないが、外部刺激を感知してそれに反応することができる。 しかも、脳やそれに相当する器官すら見当たらないのに、顔や声を覚えることもできるようだ。 まあ、クラゲだって脳がないけど、中には[[高度な眼をもっていて、しかも画像を認識できる能力を備えているやつ>キロネックス]]もいることを考えれば、こちらは納得行かないでもないかもしれないが。 ちなみに、特定の職員を機銃で狙うこともあるようだ。 SCP-1850は機械部品に相当する器官を動作させることも可能である。 例えば車輪を転がしたり、エルロンを曲げる、プロペラを回すなど。ちなみにプロペラを回すのは喜びのサインらしい。かわいい。 SCP-1850は地上にいるときは不動であり、触ったり調べたりすることは可能である。&small(){コクピットに入らなければ。} ただ、体組織サンプルを採集しようとすると嫌がったり、雷の日はガクブル、飛行セッションのためにテザー(ロープ)をつけられている間は飛び跳ねて嫌がったりもする。 まあ、曲がりなりにも生物なので、体組織を採集しても再生することはできるのだが。 ちなみに同位体を使って栄養の流れを追跡してみたところ、その多数が体内に保存されており、外部エントロピーは含まれていないことが確認されている。 要は「謎の無限エネルギー」や「謎の栄養生成」などが無い、真っ当な生物である、ということである。(見た目以外は) SCP-1850が財団に保護されてから33年ほど経っているようだが、現在は組織再生速度が保護当初から10%程減少している。 これは病気などではなく単なる老化のようだ。 ちなみにレントゲン撮影をしたところ、変形性関節症も発症していることも明らかになっている。 SCP-1850は散歩、つまり飛行セッションの際は、離陸後にハイタカ属の典型的な方法で滑空する。 20~30分飛んだあと、自ら着陸して格納庫に戻る。お利口さん。 というわけで、特別収容プロトコル。 *特別収容プロトコル SCP-1850はサイト-6の航空機格納庫で保管、というか飼育されている。 格納庫内の温度は15度以上に維持されている。 SCP-1850の着陸脚には無線ビーコンが装着されている。格納庫を出る際にはこのビーコンのバッテリー確認と動作チェックを必ず行うことになっている。 職員はSCP-1850を沈静化させずにコクピットに入り込むことは禁じられている。まあ、沈静化させなければ食べられてしまうからね。 沈静化は、精神安定剤ジアゼパム20gを餌に注入し、餌を30度まで温めてからコクピットに放り込み、消化が終わるまで待つという方法。 これで90分ほど沈静化できる。 3日ごとに、SCP-1850にはハツカネズミ、ネズミ、ウサギ、鶏、鳩を餌として合計65kg与える事となっている。&small(){[[&s(){よかった…餌にされるDクラスはいないんだ…}>SCP-743]]} さらにそれに加え、コンドロイチン硫酸3gとグルコサミン15gもサプリメントとして与えることになっている。 財団の獣医師から「こいつも鳥だからなあ…運動させないとまずいぞ?」という勧告があったため、5日置きに係留飛行させることとなった。 テザーは強化鋼製ケーブルで作られており、長さは最大150m。 テザーはSCP-1850が格納庫を離れる前に取り付けられる。 飛行中は財団の軽飛行機2機が随伴する。 係留飛行は40分まで。 ちなみに、飛行を終えたらSCP-1850を洗うことになっている。いい暮らししてるのな。 *補遺 19XX年の某日、サイト-6に地震による被害が生じ、その結果SCP-1850が脱走した。 あわや収容違反か!?と思われたが、SCP-1850は3分間自由に飛んだあと、&bold(){勝手に財団施設に戻ってきた。} なんだかんだで財団施設が気に入ってるようだ。 *考察、或いは勝手な想像 「飛行機の形をした謎の鷹」という、1000番台のオブジェクトとしてはかなりシンプルなオブジェクトであるSCP-1850。 しかもプロペラを回して喜んだり、財団の施設が気に入ってるようだったり、敵対的な行動も見せた様子が無いなど、可愛らしさすらある。 が、よく読むと、どことなく不穏な部分も垣間見れることがわかるだろう。 特別収容プロトコルには&bold(){「餌を65kg与える」}とあるが、この65kgという数値は御存知の通り、&bold(){成人の平均的な体重}とほぼ同じ数値である。 また、SCP-1850が餌と認識する条件は、「温度が30度以上」というものもある。 …&bold(){「65kgで、30度以上の温度の物体」}と考えると、少し嫌な想像ができてしまう。 そしてもっと嫌な想像ができるのが、口=コクピットそのものである。 SCP-1850は飛行機の姿をした鳥である。 姿形は飛行機そのものである、つまりこいつの口は体の前面ではなく上部に付いているのである。 しかも、トライプレーンの画像をぐぐるなりして調べてみればわかるだろうが、コクピットは主翼後方という、&bold(){通常の鳥の捕食行動には明らかに不都合な位置}にある。 まさか、逆さまになって獲物を口に放り込む…なんてアクロバティックな捕食行動をしていたわけでもあるまい。こいつが鳥のように餌を「ついばむ」ことは困難だろう。 そう考えるとこいつの本来の「餌」は、鳥や小動物ではなく、&bold(){もしかしたら人間だったのかもしれない}と考えることもできる。 なぜ飛行機の姿をしていたのか?もしかしたら飛行機に「擬態」して、何も知らないパイロットを「捕食」するためだったのかもしれない。 もしかしたら、トライプレーンの現役時代には… 「いつの間にか飛行機乗りが消えていた事故」があったり、「人食いトライプレーン」が存在していたのかもしれない。 追記・修正は、SCP-1850にジアゼパムを20g与えてからお願いします。 ---- #right(){SCP-1850 - Accipiter sopwithii by Dr Bazan http://scp-wiki.wikidot.com/scp-1850 http://scp-jp.wikidot.com/scp-1850(翻訳) この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 餌(推定)に世話までしてもらうってどんな気分なのかなぁ -- 名無しさん (2021-05-22 23:57:10) - 性別があるなら繁殖して他の個体がいるかもしれないけど、主翼が三枚ある飛行機なんて現代じゃ目立ちまくるし制圧も可能っぽいからSafeでいいか -- 名無しさん (2021-05-23 00:47:25) - DODでドラゴンの見た目が戦闘機みたいになるやつ思い出した -- 名無しさん (2021-05-23 07:00:52) - ↑×2 解剖したデータがあったりする辺り、確実に複数個体がいるはず -- 名無しさん (2021-05-23 09:11:50) - トライプレーンの卵とかどんな感じで孵化すんのかな…卵の中から小さいトライプレーンが出てくるのか? -- 名無しさん (2021-05-23 09:24:22) - 見た目はともかく三葉機への擬態を極めた鷹だし、SafeどころかExplainedだよな。未知のエネルギーすらなくて生態が不明ってだけなら、深海生物はほぼオブジェクトだろうし。 -- 名無しさん (2021-05-23 09:32:39) - 感覚器や神経系がないのに知覚や知性を持つあたり完全にオブジェクトだよ -- 名無しさん (2021-05-23 11:17:46) - ↑2生態が不明でなおかつ三葉機になれる鷹って時点で異常存在だよ。いい加減Explainedの意味を混同するのはやめたほうがいい。 -- 名無しさん (2021-05-23 15:37:46) - ↑3 一体いつ三葉機になる鷹がいることを解明した(Explained)んだい?一体いつ財団がこいつの収容を諦めて周知した(Explained)んだい? -- 名無しさん (2021-05-24 11:02:52) - 三葉機だけじゃなく、他の飛行機に擬態?してるSCP-1850の亜種とも言うべき存在がいるんじゃないかとふと思ってしまった。 -- 名無しさん (2021-05-24 16:25:55) - ↑5言いたいことは分かるけど、財団世界の「異常存在」の定義は「人間社会で一般的に受け入れられている正常を脅かす存在」であって「世界の法則に反する存在」っていうのは部分的な定義でしかないからね。コイツの場合、分かりやすい異常能力は持ってないけど、乗り物に擬態する肉食生物が繁殖したら現代社会は崩壊しかねないでしょ? -- 名無しさん (2021-05-25 10:29:12) - というか例え生態が完全にわかっても「生物と人間の発明品が全く同じ見た目」って時点で異常だからな。起源が別のオブジェクトの可能性もあるし、その辺が全部解決するまで下手に公表できん -- 名無しさん (2021-05-25 17:24:01) - 実はどこかで繁殖してて、雛鳥ならぬ雛戦闘機がいたりするのかな -- 名無しさん (2021-06-08 05:32:35) - 雛戦闘機かわいいな...しかし財団にいないこいつらはどうやって餌を取ってるのだろう… -- 名無しさん (2022-11-19 15:17:46) - 本来の餌が人間(の可能性が高い)とはいえ、別に人間に拘らない他の人食いオブジェクトより滅茶苦茶マトモである -- 名無しさん (2024-07-11 23:33:42) - ↑人間社会に適応したって意味では鴉みたいなもんだからなこいつ 適応の仕方がトンチキだからオブジェクトになってるけど -- 名無しさん (2024-08-27 12:16:52) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/05/22 Sat 23:40:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){「空を見ろ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「いや、両方だ!」} } SCP-1850とは、[[SCP Foundation]]が収容している[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]である。 項目名は「和名:ソッピースオオタカ/Accipiter sopwithii」。 [[Object Class:Safe>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]] *説明 SCP-1850は、ソッピース・トライプレーン戦闘機…の姿をした鳥。 何を言ってるのかわからない?うん、項目の作成者にもわからない。でも、SCPなんて基本そんなものだろう。 #openclose(show=※ソッピース・トライプレーンって?){ ソッピース・トライプレーンは、[[イギリス]]にかつて存在した航空機メーカー、ソッピース・アビエーションが開発・製造した三葉式戦闘機。 愛称は「トライプハウンド」、「トライプ」など。 1917年前半に英海軍航空隊に配備され、成果を上げたが、そのすぐあとにソッピース・キャメルが登場したため整備性の悪さなどもありあっさり現役を退いた。 当時は飛行機は黎明期、言い方を変えれば技術革新の速度が信じられない時代とも言えるから仕方ないね。 よく動くし反応もよく、調和の取れた操縦性と評されたが、一部では[[独特の癖があったとも言われる>F-4]]。 } SCP-1850は見てくれはレトロな飛行機であるが、その機体(?)は生体組織でできた、紛れもない生物である。ナマモノである。 DNAの分析の結果、種族としてはハイタカ属の未知の鳥類であることが判明している。ちなみに性別はオスのようだ。 胴体は羽毛のない表皮で覆われており、支柱などの構造物は骨でできている。 ただ、解剖の結果、内部構造は航空機と鳥類のどちらとも異なるようだ。 あ、「お前は鷹か?鷹なのか?つまりお前は生まれ持っての空の王者なのだ!我と手を組めば、空の王者たるお前は空の覇者となるのだ!さあ、共に飛び立とうではないか!」とか、 「SCP-1850と言ったな…私をもう一度、第一次世界大戦の空の勇者にしてくれないか」などと考えて搭乗しようなどと考えないほうがいい。 こいつのコクピットは実は口と消化器を兼ねた器官だということが判明している。 単刀直入にいえば、&bold(){乗ったら食われます。} コクピット=口に&bold(){約8kg以上の質量}でなおかつ&bold(){セ氏30度以上の温度}を持つ物体が触れると、「操縦席」や「シートベルト」はその物体を拘束し、噛み砕き、分泌された消化液と混合してドロドロに溶かし、「コクピット」の表面全体から吸収する。 最近の飛行機って怖い。 SCP-1850は餌を食べてから24~36時間後に機銃を何発か発射する。 えっと、ここで嫌な予感がした人、正解。 &bold(){この機銃の弾丸、グアノです。要はウ○コです。} 飛ぶ速度は約8m/sであり、その材質と相まって職員にとって(物理的には)それほど重大な危険になることはないようだ。 …精神的な破壊力はある意味[[アヴェンジャー>ゼネラル・エレクトリック GAU-8「アヴェンジャー」]]よりヤバそうだが。 SCP-1850に感覚器は見当たらないが、外部刺激を感知してそれに反応することができる。 しかも、脳やそれに相当する器官すら見当たらないのに、顔や声を覚えることもできるようだ。 まあ、クラゲだって脳がないけど、中には[[高度な眼をもっていて、しかも画像を認識できる能力を備えているやつ>キロネックス]]もいることを考えれば、こちらは納得行かないでもないかもしれないが。 ちなみに、特定の職員を機銃で狙うこともあるようだ。 SCP-1850は機械部品に相当する器官を動作させることも可能である。 例えば車輪を転がしたり、エルロンを曲げる、プロペラを回すなど。ちなみにプロペラを回すのは喜びのサインらしい。かわいい。 SCP-1850は地上にいるときは不動であり、触ったり調べたりすることは可能である。&small(){コクピットに入らなければ。} ただ、体組織サンプルを採集しようとすると嫌がったり、雷の日はガクブル、飛行セッションのためにテザー(ロープ)をつけられている間は飛び跳ねて嫌がったりもする。 まあ、曲がりなりにも生物なので、体組織を採集しても再生することはできるのだが。 ちなみに同位体を使って栄養の流れを追跡してみたところ、その多数が体内に保存されており、外部エントロピーは含まれていないことが確認されている。 要は「謎の無限エネルギー」や「謎の栄養生成」などが無い、真っ当な生物である、ということである。(見た目以外は) SCP-1850が財団に保護されてから33年ほど経っているようだが、現在は組織再生速度が保護当初から10%程減少している。 これは病気などではなく単なる老化のようだ。 ちなみにレントゲン撮影をしたところ、変形性関節症も発症していることも明らかになっている。 SCP-1850は散歩、つまり飛行セッションの際は、離陸後にハイタカ属の典型的な方法で滑空する。 20~30分飛んだあと、自ら着陸して格納庫に戻る。お利口さん。 [[というわけ]]で、特別収容プロトコル。 *特別収容プロトコル SCP-1850はサイト-6の航空機格納庫で保管、というか飼育されている。 格納庫内の温度は15度以上に維持されている。 SCP-1850の着陸脚には無線ビーコンが装着されている。格納庫を出る際にはこのビーコンのバッテリー確認と動作チェックを必ず行うことになっている。 職員はSCP-1850を沈静化させずにコクピットに入り込むことは禁じられている。まあ、沈静化させなければ食べられてしまうからね。 沈静化は、精神安定剤ジアゼパム20gを餌に注入し、餌を30度まで温めてからコクピットに放り込み、消化が終わるまで待つという方法。 これで90分ほど沈静化できる。 3日ごとに、SCP-1850にはハツカネズミ、ネズミ、ウサギ、鶏、鳩を餌として合計65kg与える事となっている。&small(){[[&s(){よかった…餌にされるDクラスはいないんだ…}>SCP-743]]} さらにそれに加え、コンドロイチン硫酸3gとグルコサミン15gもサプリメントとして与えることになっている。 財団の獣医師から「こいつも鳥だからなあ…運動させないとまずいぞ?」という勧告があったため、5日置きに係留飛行させることとなった。 テザーは強化鋼製ケーブルで作られており、長さは最大150m。 テザーはSCP-1850が格納庫を離れる前に取り付けられる。 飛行中は財団の軽飛行機2機が随伴する。 係留飛行は40分まで。 ちなみに、飛行を終えたらSCP-1850を洗うことになっている。いい暮らししてるのな。 *補遺 19XX年の某日、サイト-6に地震による被害が生じ、その結果SCP-1850が脱走した。 あわや収容違反か!?と思われたが、SCP-1850は3分間自由に飛んだあと、&bold(){勝手に財団施設に戻ってきた。} なんだかんだで財団施設が気に入ってるようだ。 *考察、或いは勝手な想像 「飛行機の形をした謎の鷹」という、1000番台のオブジェクトとしてはかなりシンプルなオブジェクトであるSCP-1850。 しかもプロペラを回して喜んだり、財団の施設が気に入ってるようだったり、敵対的な行動も見せた様子が無いなど、可愛らしさすらある。 が、よく読むと、どことなく不穏な部分も垣間見れることがわかるだろう。 特別収容プロトコルには&bold(){「餌を65kg与える」}とあるが、この65kgという数値は御存知の通り、&bold(){成人の平均的な体重}とほぼ同じ数値である。 また、SCP-1850が餌と認識する条件は、「温度が30度以上」というものもある。 …&bold(){「65kgで、30度以上の温度の物体」}と考えると、少し嫌な想像ができてしまう。 そしてもっと嫌な想像ができるのが、口=コクピットそのものである。 SCP-1850は飛行機の姿をした鳥である。 姿形は飛行機そのものである、つまりこいつの口は体の前面ではなく上部に付いているのである。 しかも、トライプレーンの画像をぐぐるなりして調べてみればわかるだろうが、コクピットは主翼後方という、&bold(){通常の鳥の捕食行動には明らかに不都合な位置}にある。 まさか、逆さまになって獲物を口に放り込む…なんてアクロバティックな捕食行動をしていたわけでもあるまい。こいつが鳥のように餌を「ついばむ」ことは困難だろう。 そう考えるとこいつの本来の「餌」は、鳥や小動物ではなく、&bold(){もしかしたら人間だったのかもしれない}と考えることもできる。 なぜ飛行機の姿をしていたのか?もしかしたら飛行機に「擬態」して、何も知らないパイロットを「捕食」するためだったのかもしれない。 もしかしたら、トライプレーンの現役時代には… 「いつの間にか飛行機乗りが消えていた事故」があったり、「人食いトライプレーン」が存在していたのかもしれない。 追記・修正は、SCP-1850にジアゼパムを20g与えてからお願いします。 ---- #right(){SCP-1850 - Accipiter sopwithii by Dr Bazan http://scp-wiki.wikidot.com/scp-1850 http://scp-jp.wikidot.com/scp-1850(翻訳) この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 餌(推定)に世話までしてもらうってどんな気分なのかなぁ -- 名無しさん (2021-05-22 23:57:10) - 性別があるなら繁殖して他の個体がいるかもしれないけど、主翼が三枚ある飛行機なんて現代じゃ目立ちまくるし制圧も可能っぽいからSafeでいいか -- 名無しさん (2021-05-23 00:47:25) - DODでドラゴンの見た目が戦闘機みたいになるやつ思い出した -- 名無しさん (2021-05-23 07:00:52) - ↑×2 解剖したデータがあったりする辺り、確実に複数個体がいるはず -- 名無しさん (2021-05-23 09:11:50) - トライプレーンの卵とかどんな感じで孵化すんのかな…卵の中から小さいトライプレーンが出てくるのか? -- 名無しさん (2021-05-23 09:24:22) - 見た目はともかく三葉機への擬態を極めた鷹だし、SafeどころかExplainedだよな。未知のエネルギーすらなくて生態が不明ってだけなら、深海生物はほぼオブジェクトだろうし。 -- 名無しさん (2021-05-23 09:32:39) - 感覚器や神経系がないのに知覚や知性を持つあたり完全にオブジェクトだよ -- 名無しさん (2021-05-23 11:17:46) - ↑2生態が不明でなおかつ三葉機になれる鷹って時点で異常存在だよ。いい加減Explainedの意味を混同するのはやめたほうがいい。 -- 名無しさん (2021-05-23 15:37:46) - ↑3 一体いつ三葉機になる鷹がいることを解明した(Explained)んだい?一体いつ財団がこいつの収容を諦めて周知した(Explained)んだい? -- 名無しさん (2021-05-24 11:02:52) - 三葉機だけじゃなく、他の飛行機に擬態?してるSCP-1850の亜種とも言うべき存在がいるんじゃないかとふと思ってしまった。 -- 名無しさん (2021-05-24 16:25:55) - ↑5言いたいことは分かるけど、財団世界の「異常存在」の定義は「人間社会で一般的に受け入れられている正常を脅かす存在」であって「世界の法則に反する存在」っていうのは部分的な定義でしかないからね。コイツの場合、分かりやすい異常能力は持ってないけど、乗り物に擬態する肉食生物が繁殖したら現代社会は崩壊しかねないでしょ? -- 名無しさん (2021-05-25 10:29:12) - というか例え生態が完全にわかっても「生物と人間の発明品が全く同じ見た目」って時点で異常だからな。起源が別のオブジェクトの可能性もあるし、その辺が全部解決するまで下手に公表できん -- 名無しさん (2021-05-25 17:24:01) - 実はどこかで繁殖してて、雛鳥ならぬ雛戦闘機がいたりするのかな -- 名無しさん (2021-06-08 05:32:35) - 雛戦闘機かわいいな...しかし財団にいないこいつらはどうやって餌を取ってるのだろう… -- 名無しさん (2022-11-19 15:17:46) - 本来の餌が人間(の可能性が高い)とはいえ、別に人間に拘らない他の人食いオブジェクトより滅茶苦茶マトモである -- 名無しさん (2024-07-11 23:33:42) - ↑人間社会に適応したって意味では鴉みたいなもんだからなこいつ 適応の仕方がトンチキだからオブジェクトになってるけど -- 名無しさん (2024-08-27 12:16:52) #comment #areaedit(end) }

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