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アウグスト/ドリアス(FE)

登録日:2026/09/19 Sat 18:10:10
更新日:2026/10/09 Fri 20:03:35NEW!
所要時間:約 5 分で読めます






アウグスト/ドリアスとは、ゲーム「ファイアーエムブレム トラキア776」の登場人物である。



【概要】

主人公リーフに付き従う二人の軍師。
トラキア776には「指揮値」というものが設定されており、指揮値1につき味方全員の命中、回避に+3%の補正がかかる。
いるだけで味方の動きが良くなる辺り、設定上においては優秀な軍師と言える。

彼らは祖国レンスターがトラキアに蹂躙される際に難を逃れるが、レンスター重鎮とも離れ離れになってしまう。
そんな中で王子であるリーフとの出会い、もしくは再会をし「祖国レンスターの解放」を胸に協力することとなる。

だがこの軍師、仲があまり良くない。
しかしふたりとも互いの軍師としての実力は認めており、またリーフに対する忠誠心や自己犠牲の精神を持っているという共通点がある。
ただ単に考え方が違うだけなのである。

この二人は、正直あまちゃんであったリーフに現実を教えてくれる。
だがその方法も全く違うアプローチである。


【各軍師の紹介】

(CVはFEヒーローズでのもの)

アウグスト

CV:野川雅史
リーフが最初に出会う軍師。元ブラギの司祭であるがすでに破門されているらしい。
なのだがその出会い方は衝撃的で、なんとその辺の野盗に拷問のやり方を教えているというもの。
一応無益な殺生を辞めるようには言いながらも、その後しれっと盗賊団と自分は関係がない風を装ってリーフに協力するという面の皮が厚い言動を繰り返す。
なぜなら最初の登場のセリフが

「小僧め、頭に乗りおって。まあいい、王子さえ見つかればもうやつに用はない。
さて、これからどうするか…まずは『あの方』に連絡するか」
ともうお前怪しまれたいだけだろってものなのである。
更に言うなら野盗フィリス団のせいで村も滅びているおまけつき。
もう一つ言うならマップ上のキャラアイコンもロプトマージ…要するに敵の闇魔術師のものである。

そんな言動と見た目がすごく悪人顔でありメチャクチャ怪しいものの、その本質はかなりの現実主義者。

理想や騎士道と言ったものを嫌悪し、リーフの甘い言動には釘を刺す。
しかし下々の兵士に対しては意外と優しい一面があり、リーフが無茶な行軍をした際には兵士の疲労や心情を見るように咎めている。
また「子供たちのために戦う」と言いながらも死を選ぼうとするミーシャを説得したのもアウグスト。
言い分は彼らしい現実的なものであったが、先程まで敵だった彼女を説得する辺り「死」を嫌悪するのは徹底している。

その言動に当初リーフはあまりいい顔をしていなかった…訳ではなく、結構素直に意見を聞いていた。
信頼もしており、まずアウグストに意見を求めることも多い。
その割にはリーフは言うことを聞かず、そのアウグストの戦略に意見したことすらある。

その正体はユグドラル大陸を暗黒神ロプトウスから守るためにレヴィンの指示で動いていた。要するに裏切りそうなのはミスリードであり、その正体は他のシリーズの軍師同様忠誠心に溢れる存在であった。

と、シナリオ上ではリーフに厳しくも情に厚く、そして優秀な軍師という扱いなのだが、彼は歴戦のエムブレマーからはダメ軍師とネタにされている。
というのもこのアウグスト、やたら部隊の初期配置を分けたがる。
一応18章では「アウグスト、どうして兵を分けたんだ?」と半ギレ質問するリーフに「敵の要所を突くためと子供たちの救出のため」と説明している。
彼なりに子どもや民間人のことを考えてはいるのだが、そのせいで難易度が上がっているのは如何なものか…。
更に言うなら20章では防衛シナリオなのに鍵も持ってない味方ユニットを扉付きの部屋に閉じ込める事すらある。(トラキア776の仕様のせいでもあるが)

またトラキア776はFEには珍しく分岐シナリオがあるのだが、ストーリー的には「アウグストかドリアス、どちらの案を採用するか」という形である。んでアウグストのルートは難易度が高い。*1
そんなこんなで「人間としては厳しいが納得できるところもあるが軍師としてはひどい」扱いをされている他、後の作品でも初期配置が別れているだけで「アウグストの采配」「頭アウグスト陣形」などと今でも言われるほど衝撃的であった。
とはいえ今では出撃位置の調整ができるのであくまで冗談で言ってるのは留意点だが。



ドリアス

レンスターの重臣で、セルフィナの父親。
かつてレンスター陥落の際に幼いリーフを逃がし、それ以降片腕を無くしている。
以降もレンスターを守りつつも若い兵士を育て上げ防衛し続けるという、アウグストとは違い王道的な軍師である。
彼が仲間になると上述の通りリーフの指揮値も増え、合計で命中、回避に+6%の補正がつく。

性格はとにかく理想主義者。
騎士道精神を第一とし、目的や名誉のためなら死すら厭わない究極の自己犠牲。
そのためか性格は温和であり、リーフに対しては優しい。
……と言いたいが、かの有名な上策発言を初め、リーフの能力を信じているが故に無理難題を言う事もある。結局上策ってなんなんだ。
上述の通りアウグストとは主義が真逆のために言い争うこともある…のだが、ドリアスのそれは「正しい道で人々の心を掴む」とある意味では現実的な観点もある。


だが物語も終盤に差し掛かる頃、ドリアスはリーフのわがままと言っても過言ではない無茶な行軍のツケを払うかのように、その生命を散らすこととなる。
幼い頃からの恩師を失ったことでリーフの心は折れかけるが、それを叱咤激励したのがアウグスト。
ドリアスはかねてよりアウグストのことを認めており、この作戦による自身の死を見越して彼に後を託していたのだ。*2

こうしてドリアスは自らの命を持って、アウグストとは違う形で現実を教えたのであった…。


余談

トラキア776は聖戦の系譜の物語をリーフ側から描くものであると同時にifの物語を描いている節がある。
なぜなら系譜の方ではレンスター軍はリーフ、ナンナ、フィンを除いて全滅しているのだが、トラキア776を見る限りでは割とみんな無事である。
ファイアーエムブレム自体が「1ユニットは簡略化されているだけでそれなりの軍勢」という前提がある為、このゲームの仲間も紛れていると見るのが普通かもしれないが、もしかしたらアウグスト、ドリアスの存在がなかった世界線では3人だけしか生き残らなかった可能性もある。







リーフ「わかった。では、今すぐ記事を作成しよう」
ドリアス「リーフ様、なりません!お気持ちはわかりますが今のわれらに良記事を作るための力はありません。今はFE新作に備え既存記事を追記、編集するときです!」
アウグスト「私もドリアス卿と同感ですな。アニヲタを侮ってはいけませぬ。彼らと正面から戦ってわれらの記事は伸びない」


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最終更新:2026年10月09日 20:03

*1 実際はドリアスルートも難易度は高いのだが、アウグストルートは更に得られるものが曲者揃いというおまけ付きである。

*2 アウグストもこの無茶な任務を引き受けると死ぬことを理解しており、自分の方が先陣になり犠牲になろうとしていたが、ドリアスの強い覚悟を見て折れている。