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#center(){&bold(){&font(#006400){&size(15){皆さま、間もなく1号線に京都河原町方面へ向かう電車が到着します。}}}}
阪急京都本線は、十三駅から京都河原町駅までを結ぶ阪急電鉄の鉄道路線である。
路線のラインカラーは&color(#008000){&bold(){グリーン}}で、京都線系統(京都本線・千里線・嵐山線)全体のカラーとなっている。
路線記号は&bold(){HK}。会社名の&bold(){H}an&bold(){K}yuから取ったもので、阪急電鉄全路線で使用されている。
なお、十三始発・終着の列車はなく全列車が大阪梅田駅までの運行となっており、ここでは運転系統の大阪梅田~京都河原町間で記述する。
▽目次
#contents()
*概要
阪急電鉄の主要三路線のひとつ。
正式な名称は「京都本線」だが、「京都線」という名称も頻繁に使われる。
大阪と京都の繁華街である梅田と四条河原町を結んでおり、両都市間輸送の他、吹田市、茨木市、高槻市、長岡京市などの通勤需要も担っている。
また、淡路から分岐する千里線を通じてOsaka Metro堺筋線との直通運転も行っている。
路線は大阪側が起点となっているが、大阪に向かう列車が下り、京都に向かう列車が上りとなっている。
後述する歴史的経緯から、神宝線(神戸線・[[宝塚線>阪急宝塚本線]])とは線路幅こそ同じだが車両規格が異なっており、線路規格も阪急の中では一番良いものとなっている。
*他社線との競合
京阪間の輸送で[[JR西日本]]の[[JR京都線>JR京都線・琵琶湖線]]、京阪本線と競合している。
JR京都線とはほとんどの区間で並走しており、大阪側のターミナルも大阪梅田駅とJR大阪駅がほぼ同位置にある。
京都側はJRが京都市中心街から離れた[[京都駅]]で、京都市中心部の四条河原町エリアに直接アクセス出来る分では阪急が優勢。
しかし、単純な京阪間の移動や途中区間での所要時間は、複々線を活かした高速運転が可能なJRが圧倒的に有利。
京阪本線は京都側で京都河原町駅に近い祇園四条駅から四条河原町エリアに直接アクセス出来るが、大阪側が繁華街から外れた淀屋橋駅や京橋駅となる。
途中区間も淀川を挟んで反対側の門真市、寝屋川市、枚方市などを経由するため、競合というよりは棲み分けという感じとなっている。
*歴史
今でこそ阪急の路線ではあるが、元々は京阪電気鉄道の路線だった。
京阪の子会社だった新京阪鉄道が京阪本線のバイパスとして作った路線で、路線名も「新京阪線」だった。
標準軌で直線主体で線形も良く大型の高性能車両が用意されるなど、当時の電化路線としては驚異的なスペックを持っていた。
これは当時の京阪間が過疎地域で途中駅の需要がほとんどなかったことに加え、山科・大津を経由して鈴鹿山脈をトンネルで突っ切って名古屋((ターミナル駅は現在の金山駅付近に設置する計画だった。))へと向かう「&bold(){名古屋急行電鉄}」構想があったことによる。
この路線は免許も取得したが、世界恐慌で経営が危うくなり実現には至らなかった。
大阪側のターミナルは天神橋駅(現:天神橋筋六丁目駅)に設け、1931年に京阪京都駅(現:大宮駅)まで開業。京都市内は地下線で開業したが、これは日本で2番目、関西では初となる地下鉄であった。
なお、淡路~十三間は同社の支線((元々は北大阪電気鉄道という会社の路線だったが、新京阪開業時点で同社が買収していた。))である千里山線(現:阪急千里線)の所属であった。
戦時中の1943年に政府による交通規制で京阪神急行電鉄の路線となり、戦後の1949年に京阪分離の際に路線が阪急に移り「京都本線」となった。
阪急への帰属に伴いターミナルは梅田へ移ることとなり、淡路~十三間が京都本線となり、天神橋~淡路間は千里山線に編入。1963年に河原町駅(現:京都河原町駅)まで延伸開業し、現在の路線が完成した。
[[東海道新幹線]]開業前には上牧~大山崎間の高架工事中、新幹線の高架を借りて阪急の車両が走ったことがある。
また、「◯◯市」という駅名も京阪時代の名残だったりする。
*運行形態
日中の運転は特急・普通は曜日にかかわらず同じだが、準急は平日・土休日で運転本数が異なる。
特急は全区間通しで毎時6本ずつ、普通列車は大阪梅田~高槻市間が毎時3本、千里線直通列車が大阪梅田~北千里間で毎時3本、Osaka Metro堺筋線直通列車が天下茶屋~高槻市間で毎時3本運転されている。
準急は平日は全区間通しの列車が毎時6本だが、土休日は全区間通しが毎時3本、千里線からの堺筋線直通列車が3本運転される。
この他、平日ラッシュ時には通勤特急、準特急、急行が運転される。
また、土休日には1日4往復のみ特急よりも停車駅が少ない快速特急が運転される。
停車する種別による差はあれど、全駅で毎時6本は確保されている。
過去には平日朝ラッシュ時間帯に10両編成での運転もあったが、2022年12月のダイヤ改正で廃止された。
*種別
共通事項として特急・通勤特急・準特急の一部に有料座席指定車両「PRiVACE」が4号車に連結されている。
&s(){ロゴマークが似ているからって「ア」と言ってはいけない}
○&color(#800080){&bold(){快速特急(京とれいん 雅楽)}}
土休日のみ4往復の運転で、観光向けに運転されている。
車両は専用の「京とれいん 雅楽」が使用されるが、検査時には一般車両での運転となる。
特別料金はなく、乗車券のみで乗車可能。
○&color(#F54738){&bold(){特急}}
阪急主力の優等種別で、大半の時間で毎時6本運転されている。
車両はクロスシート車が優先的に使用されているが、ロングシート車での運行もある。
かつての停車駅は十三・大宮・烏丸のみと京阪間ノンストップだったが、年々停車駅が増加し現在の運行形態になった。
○&color(#ff8c00){&bold(){通勤特急}}
平日の朝ラッシュのみの運行で、5号車に女性専用車両が設定されている。
特急が停車しない西院・大宮に停車する代わりに、淡路を通過という千鳥停車となっている。
○&color(#ffb6c1){&bold(){準特急}}
2022年12月から快速急行に代わって設定された種別で、平日のラッシュ時と土休日の朝・夜間に特急の代わりに運転される。
停車駅は快速急行時代と全く同じで、かつての急行とも同じである。急行時代は特急に追い抜かれていたが、現在は全区間で先着する。
なお、「準特急」という種別は[[京王線>京王電鉄 京王線]]にもあったが、そちらは2022年3月に廃止されている。
○&color(#ffd700){&bold(){急行}}
2022年12月に快速に代わり設定された種別で、快速の停車駅に西京極が追加された。
平日朝に下り3本、夜間全日に上り3本と本数は少なめ。
上述の通り元は現在の準特急の停車駅で運行されていた種別だが、2001年3月にに高槻市以北が各駅停車になる+停車駅に南茨木が追加され、2007年3月限りで準急に置き換えられた。
その後の再編により、約15年ぶりに復活することになった。
○&color(#008000){&bold(){準急}}
2007年3月から設定された種別で、旧急行の停車駅に加え南方・上新庄が追加された。
平日は全区間通しの他、土休日には堺筋線直通列車(通称堺筋準急)も運転される。
高槻市~京都河原町間は各駅に停車するため、日中に同区間で運転されない普通の代わりにもなっている。
堺筋線直通列車も含め、阪急車のみで運行される。
○&bold(){普通}
各駅停車の種別だが、大阪梅田~十三間にある中津駅はホームがないため通過する。
全区間で運転されるが、全線通しの列車は朝ラッシュや早朝・深夜帯のみで、日中は全て高槻市以南の運転となる。
*車両
前述の通り神宝線とは歴史が異なる関係で車両規格も異なっており、京都線系統の車両は一部を除き神宝線への乗り入れはできない。
逆に神宝線系統の車両は乗り入れ可能で、臨時列車等で使用実績がある。
形式番号は一部を除き「○300系」を名乗っており、電装品は新京阪時代からの慣習で東洋電機製造の製品が使用されている(神宝線系統は東芝)。
堺筋線の車両は阪急とは設計思想は全く異なるが、前照灯の位置は阪急車と同じ正面上部となっている((阪急電鉄は開業以来導入した全ての形式が前照灯を正面上部に設置しているため。))。
Osaka Metro車は臨時を除いて普通列車のみでの使用。
**現在の車両
・2300系(2代目)
2024年7月から導入された特急用車両。8両編成で全編成に有料指定座席列車「PRiVACE」が1両連結されている。
一般車はドア間が転換クロスシート、車端部はロングシートとなっている。
当初は&s(){アのマーク}「PRiVACE」のマークを取り付けていたが、神宝線向け2000系登場に合わせ&s(){運転開始から半年近く経っているのに}「NEWMODEL 2300」のヘッドマークに変更された。
・1300系(2代目)
2014年から導入された車両で、8両編成。
前年に製造された1000系と同じく車内はロングシートとなっており、堺筋線直通列車含む普通列車を中心に使用されている。
車内のカーテンは使用状態でも駅名標が見やすいように上下で編み方を変えているという他社ではまず見かけない凝った設計で、これ以降のリニューアル車にも採用されている。
将来の神宝線車両限界拡張に対応している。
・9300系
2003年に導入された特急用車両で、8000系以来15年ぶりとなる新設計車両。8両編成。
建造先が阪急グループのアルナ工機((その後、同社は路面電車の製造に特化したアルナ車両として復活し、阪急車両についても艤装やリニューアルで関与している。))から日立製作所となり、以降阪急の新車は全て日立製となった。
特急用のクロスシート車であるが、途中停車駅の増加もあって3ドアで製造された。
座席構成はドア間が転換クロスシート、車端部はロングシートとなっている。
2024年7月から一部編成で2300系の「PRiVACE」が1両組み込まれているが暫定措置という扱いで、2300系の増備が進み次第順次特急運用から撤退する予定。
・7000系「京とれいん 雅楽」
神宝線で使用されていた6両編成を観光列車に改造したもの。
3ドアのうち中央部の扉が撤去され、マルーンの車体色を維持しつつ黒や金色のラッピングが施されている。
車内も号車ごとにテーマが異なっていて、それぞれで春夏秋冬をイメージした内装となっている。
乗降口・車端部・中央部にはデッキが設けられており、中央部には丹後ちりめんの暖簾や犬矢来もある。
ボックスシートや窓向きの座席、ロングシートも一部は畳敷きの上にクッションが設けられている。
かなり豪華な作りではあるが、&bold(){特別料金不要}で乗車できる点は驚きでしかない。
・8300系
神宝線の8000系をベースに製造された車両。あちらは一部クロスシートがあったが、こちらは全車ロングシートのみ。
8両・7両・6両・2両編成が導入され、2025年現在は編成組み換えで8両固定編成、6両編成も2両編成と連結して8両編成で運転されている。
なお、「京とれいん 雅楽」用の7000系が検査等で使用できない場合、6両編成が代走する。
・7300系
神宝線の7000系をベースに製造された車両で、最初の2編成は普通鋼製車体、それ以降はアルミ車体で製造されている。
8両・6両で製造された他、10両編成対応のために2両編成も製造されている。
2025年現在は1編成を除いて8両編成(6両+2両含む)で運転されている。
・5300系
1972年に登場した車両で、導入当初から京都線で初めて冷房が搭載された車両。
6+2両の8両編成と7両編成が運用しており、全車は堺筋線直通にも対応。
登場時と前面が変わっており、更新前は行先表示幕が手動、種別幕はなく先頭に標識板を設置していた。
・3300系
1967年に登場した阪急最古参の車両で、堺筋線開業及び1970年の大阪万博に合わせて導入された。
3000番台ではあるが、神宝線の5000系ベースで製造されている。また、導入当初は冷房がなかった。
8両編成1本と7両編成3本が在籍しており、一部は運転台を撤去した車両もある。
・Osaka Metro 66系
60系の置き換え用として1990年から導入された。8両編成。
1990~93年に導入されたGTO素子の前期型と、2002~2003年に導入されたIGBT素子の後期型に分かれ、前面形状が微妙に異なる。
車体はステンレスの無塗装で銀色なので、マルーン一色で統一されている阪急の車両に混じると非常に目立つ。
平成期に導入、しかも地上区間を走行する車両としては珍しくスカートが無かったが、前期型は更新工事に際して取り付けられた。
京都本線内は淡路~高槻市間のみの運行だが、臨時列車では6両編成に減車して嵐山線嵐山駅まで乗り入れたことがある。
**過去の車両
・100形
新京阪時代に導入された車両で、新京阪時代にはP-6と呼ばれていた。
大型モーターに鋼製車体、最高速度120km/hと当時の電車の常識を覆す設計で、並行する国鉄の看板列車である特急「燕」を追い抜いた伝説を持つ。
名古屋延伸を考慮して二重窓を装備した車両や貴賓車も存在し、73両という当時としてはかなりの両数が製造された。
公的には重量41.7t、最重量車で一輌あたり52tという車重によるレールの摩耗や、難燃化改造の問題があったことから1971年に引退。現在は正雀工場に116形が動態保存されている。
・2300系(初代)
1960年に登場した通勤車。
阪急電車と聞いて思い浮かべるスタイルを採用した最初の車両で、登場当初は電子頭脳電車(オートカー)とも呼ばれていた。
一輌辺あたりの車重は33~6t。後の車両は基本的にこれより軽いのだから100形がどれだけ重いのかというのを如実に表している。
神宝線向けの2000系とは兄弟車種であるが寿命が異常に長く((2000系は編成単位だと1992年に引退している。))、2000年までは全車健在で2015年に引退。
現在は正雀工場に2両が保存されており、ファンクラブ限定撮影会では新旧2300系の並びが実現している。
1961年鉄道友の会ローレル賞受賞、ローレル賞の受賞第1号である。
某同人誌では車内に鉄ゲタを積んだ覆面新快速とバトルしたことでもおなじみ。
&s(){最終回のバトル相手で再登場するんじゃないかと某鉄道雑誌の編集部員が言及しているのは内緒だ。}
・2800系
1964年に登場した特急車。
河原町延伸に伴う輸送力増強およびサービス向上を目的に開発された。
2300系をベースとして2ドア転換クロスシートを装備し、側窓は2枚1組の連窓が並ぶ優雅なものとなった。
前パン・特急の二枚看板装備という2300系とは異なる容姿もファンの間では好評だったとか。
6300系の登場後は3扉ロングシート化が進んだが、老朽化が急速に進行し1988年には早くも廃車が始まり((阪急の新系列車の廃車第1号でもある。))、1995年に引退。
さよなら運転では阪神・淡路大震災から復旧したばかりの神戸本線を走行している。
・6300系
1975年に登場した特急車。
屋根上にアイボリーを塗るようになった最初の形式である。
運転台はT字ワンハンドル式を採用し、以降阪急の新車はすべてワンハンドル式となった。
これは当時特急運用で使用されていた2800系がツーハンドルで、大宮から十三迄30分近くマスコンを握っていることが乗務員にとってかなりの負担となっていたことが理由((同じような用途で使用される京阪8000系もワンハンドルマスコンを採用している。))。
導入に際しては開発元である東急電鉄や、AE形が当時の特急と似たような運用((当時、成田空港開港前の暫定利用として京成上野~成田間をノンストップで結ぶ特急に使用されていた。))をしていた京成電鉄・[[京王>京王電鉄]]・東京都交通局の首都圏各社から制作協力を得ており、実際阪急社員や設計担当が現地で操作体験をしている。
当初は2800系の検査時の予備車として導入されたが、好評だったことから2800系をすべて置き換え、その後2010年まで長く一般特急に使用された。
1984年には運用増の予備車として先頭車にパンタグラフを装備した界磁チョッパ制御の6330形が1編成導入されたが、制御方式が特殊なため2009年には早くも廃車となってしまった。
特急運用離脱後は3編成が4両に短縮リニューアルされ、嵐山線内で使用されている。
2011年には6354Fが「京とれいん」に改造されたが、ホームドアに対応できないことから十三駅へのホームドア設置後は同駅を通過しており、その運用効率の悪さと老朽化もあり2022年12月で引退。
1976年鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。
・大阪市交通局60系
1969年に登場した堺筋線の初代車両。
アルミ車体の無塗装で、落成当初は前面窓下に赤色を入れていたことから「頬紅電車」の愛称で呼ばれていた(後にラインカラーの茶色に変更)。
正面の窓を縦いっぱいに伸ばしたスタイル、所謂&bold(){「ガイコツ顔」の元祖}なのだが、何故かその称号は3年後に登場した小田急9000形が名乗ることに。
1990年から一部編成で冷房化改造も行われて運用されていたが、2003年に引退。
現在は1両が登場時の姿に復元されて保存されている。
*駅一覧
便宜上、大阪梅田から記載する。
「堺筋準急」は千里線・堺筋線に直通すること以外は「準急」と停車駅が同じため省略。
|~駅番号|~駅名|~普&br()通|~&color(#008000){準&br()急}|~&color(#ffd700){急&br()行}|~&color(#ffb6c1){準&br()特&br()急}|~&color(#ff8c00){通&br()勤&br()特&br()急}|~&color(#ff0000){特&br()急}|~&color(#800080){快&br()速&br()特&br()急}|
|~HK-01|~大阪梅田|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
|~HK-02|~中津|~&color(#000000){|}|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#800080){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-03|~十三|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
|~HK-61|~南方|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-62|~崇禅寺|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-63|~淡路|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){|}|
|~HK-64|~上新庄|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-65|~相川|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~-|~東吹田信号所|~&color(#000000){|}|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-66|~正雀|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-67|~摂津市|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-68|~南茨木|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-69|~茨木市|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){|}|
|~HK-70|~総持寺|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-71|~富田|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-72|~高槻市|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){|}|
|~HK-73|~上牧|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-74|~水無瀬|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-75|~大山崎|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-76|~西山天王山|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-77|~長岡天神|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){|}|
|~HK-78|~西向日|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-79|~東向日|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-80|~洛西口|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-81|~桂|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
|~HK-82|~西京極|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-83|~西院|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-84|~大宮|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-85|~烏丸|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
|~HK-86|~京都河原町|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
*駅紹介
○HK-01 [[大阪梅田>大阪駅/梅田駅]]
京都本線運行上の起点駅。
10面9線という日本最大の頭単式ホームを持ち、京都本線は東側の1~3号線を使用する。
乗換路線及び詳細は該当項目参照。
2つ隣の十三駅まで神戸本線・[[宝塚本線>阪急宝塚本線]]と共に三複線区間となる。
ただし、隣の中津駅はホームがないため全列車が通過しており、京都本線ホームの駅名標には丁寧に「なかつにはとまりません」と記載されている。
○HK-03 十三
京都本線の起点駅。神戸本線・宝塚本線との分岐駅。
駅名は「じゅうそう」と難読駅である。
周辺は阪急沿線有数の繁華街・歓楽街となっている。
大阪駅からなにわ筋線に乗り入れ、更に[[新大阪駅]]へ向かう新線「なにわ筋連絡線」の接続駅となる予定。
○HK-61 南方
Osaka Metro[[御堂筋線>大阪市高速電気軌道御堂筋線]](西中島南方駅)乗り換え。
向こうの読み方が「みなみ&bold(){が}た」なのに対して、こちらは「みなみ&bold(){か}た」と若干ややこしい。
御堂筋線の高架をくぐる形で地上にホームがある。
新大阪から続くオフィス街や歓楽街が住宅街の中に混在する。
○HK-62 崇禅寺
駅名にもある崇禅寺の最寄り駅。
千里線柴島駅も徒歩5分程度と近い。
○HK-63 淡路
千里線乗り換え。JR[[おおさか東線]]JR淡路駅も商店街を通って5分程度で乗り換え可能。
列車が方面別発着となっていて、京都河原町方面と北千里方面、大阪梅田方面と天六・堺筋線方面がそれぞれ対面乗り換え可能でどの方面に向かうにも不自由のしない高い利便性を持つ駅だが、2面4線の駅ホームが両方面共に千里線との平面交差となっている上に、分岐が複雑で制限速度もかなり厳しく、これに付随して付近の踏切が中々開かないこともあって、線路内外を問わず交通上のボトルネックともなっている。
これを解消するために高架化工事が進められており、2層式の要塞のような駅になる予定。蒲田要塞こと京急蒲田駅よりも高くなるとか…。
しかし、当初2013年に完了する予定だった工事は用地買収や土壌汚染などのトラブルによって遅れに遅れ、現在は2032年に完成予定との見方が濃厚。&s(){近辺の住民の間では「何年かかんねん」が合言葉になっているとか}
○HK-64 上新庄
東淀川区役所の最寄り駅で、実質的な東淀川区の中心駅。
利用客も特急の止まる隣の淡路より多いにもかかわらず、優等は急行以下のみ停車で特急は通過。
○HK-65 相川
2面4線の駅で優等列車の通過待ちが行われる。
阪急では大阪市内最東端の駅だが、開業当初は駅名が「吹田町」だった。
その後も何度か変更があり、千里線の東吹田駅を吹田駅に改称したため、吹田東口駅を経て現在の駅名になった。
なお、駅名の由来となった川は「安威川」と書く。
○東吹田信号所
Osaka Metro堺筋線の車両基地である東吹田検車区との分岐点。
○HK-66 正雀
正雀車庫・正雀工場が接しており、当駅始発・終着列車が設定されている。
当駅以北に向かう列車であってもここで運転を打ち切り、&font(s){乗り換えを強要}車両交換する列車も存在する。
吹田市と摂津市に跨るように駅が設置されている。
JR京都線岸辺駅とは徒歩6分程度の距離だが、乗換案内はされていない。
○HK-67 摂津市
2010年に開業した線内では比較的新しい駅。
日本初の「カーボン・ニュートラル・ステーション」となっており、様々な環境施策が盛り込まれている。
○HK-68 南茨木
大阪モノレール本線乗り換え。
大阪万博の会場アクセスのために作られた駅で、ここからバス連絡を行っていた。
○HK-69 茨木市
特急停車駅で、茨木市役所など茨木市の公共施設が多く集まる。
JR茨木駅とは1.5kmほど離れているため、路線バスでの連絡となる。
○HK-70 総持寺
駅名にもなっている総持寺の最寄り駅で、商店街の先には団地もある。
元々は阪急独占のエリアだったが、JR総持寺駅が開業したことにより利用客が減少傾向にある。
○HK-71 富田
読み方は「とんだ」である。上り線のみ通過線が設けられている。
昔は徒歩4分程度の距離にあるJR摂津富田駅と同じくらいの利用客があったが、JRが本数を増やしたことで利用客がかなり減少している。
○HK-72 高槻市
特急停車駅で、日中は普通列車が当駅で大阪方面へ折り返す。
JR高槻駅とは複数の商店街を通って徒歩9分程度の距離。
阪急全体で7位の利用客を誇るが、新快速の利便性が高すぎるせいもあり、利用客はJRの半分程度…。
当駅と隣の上牧駅の駅間距離は、阪急で最も長い4.3kmとなっている。
○HK-73 上牧
ここから大山崎まで東海道新幹線と並走する。
東京近郊の並走区間と異なり、新幹線は高速で駆け抜けていく。
○HK-74 水無瀬
隣の上牧とは800m程しか離れていない。
JR島本駅開業後は利用客が大きく減少している。
当駅までが[[大阪府]]。
○HK-75 大山崎
当駅から[[京都府]]に入る。
山崎宿がおかれた宿場町だったためか、歴史資料館や山崎の合戦跡などがある。
東海道新幹線との並走はここまで。
○HK-76 西山天王山
2013年に開業した、阪急で最も新しい駅。
「和モダン」を基本コンセプトとした駅舎となっている。
京都縦貫自動車道の真下に立地しており、直通エレベーターを経由して京都縦貫道を走る高速バスとの乗り換えが可能。
○HK-77 長岡天神
特急停車駅で長岡天満宮や長岡京市役所などの最寄り駅。
JR長岡京駅とは徒歩15分と離れている。
実は阪急初の橋上駅舎でもある。
○HK-78 西向日
かつて当駅から伏見・山科方面への分岐の計画があったため、ホームが広めに作られている。
前述した名古屋急行電鉄はこの駅から分岐して山科方面へ抜けるルートだった。
○HK-79 東向日
向日市の中心にあり、市の主要施設が集まっている。
JR向日町駅とは500m程度と近い。
○HK-80 洛西口
かつて同位置に物集女(もずめ)駅があったが、開業から僅か2年で廃止されてしまった。
周辺の再開発に合わせ駅を再設置することになり、2003年に開業した。
○HK-81 桂
嵐山線乗り換え。
桂車庫が隣接していて、緩急接続や乗務員交代が行われる。
ホームは3面6線だが、駅改築の際に付けられた「C号線」というアルファベットのホームがある。
これは車庫線と直接繋がっている関係で、車庫線の付番方式に則ったものだとか。
皇室関連施設である桂離宮の最寄りでもある。
○HK-82 西京極
スポーツ施設が多数集まる京都市西京極総合運動公園の最寄り駅。
ここまでが地上駅で、当駅を出ると地下に入る。
○HK-83 西院
京福電気鉄道嵐山本線(嵐電)乗り換え。ここから地下区間に入る。
阪急が「さいいん」と読むのに対し、嵐電は「さい」と読み方が異なる。
現在の地名は「さいいん」となっているが、古い文書によっては「さい」だったりと表記が一定していない。
○HK-84 大宮
開業時の終着駅で、こちらも嵐電(四条大宮駅)乗り換え。
[[埼玉県]]にも[[同名駅>大宮駅(埼玉県)]]があるが、あちらほど大きくはない。
駅近くにある餃子の王将四条大宮店は同チェーン創業1号店で、店舗前に記念碑が設置されている。
長らく特急停車駅だったが、2001年のダイヤ改正から特急通過駅となった。
1986年までは隣の西院駅ともども8両編成が停車できなかったため、8両編成の梅田寄り先頭車にはドアカットのステッカーが掲示されていた。
○HK-85 烏丸
京都市営地下鉄烏丸線(四条駅)乗り換え。
京都のビジネス街である四条烏丸エリアの中心駅だが、
・阪急は四条通りを通るため四条を省略
・京都市営地下鉄は烏丸通りを通るため烏丸を省略
こういう理由で駅名が異なっている。
○HK-86 京都河原町
終点駅。鴨川を挟んで京阪本線祇園四条駅がある。
京都最大の繁華街・四条河原町の中心であり、鴨川を渡れば祇園も近い。
ホームは1面3線で、2号線は切り欠きホームとなっている。
駅には住友不動産のビルが直結しており、テナントは阪急百貨店→マルイ→京都河原町ガーデンと変わっている。
追記・修正はPRiVACEか京とれいん 雅楽の中でお願いします。
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阪急京都本線は、十三駅から京都河原町駅までを結ぶ阪急電鉄の鉄道路線である。
路線のラインカラーは&color(#008000){&bold(){グリーン}}で、京都線系統(京都本線・千里線・嵐山線)全体のカラーとなっている。
路線記号は&bold(){HK}。会社名の&bold(){H}an&bold(){K}yuから取ったもので、阪急電鉄全路線で使用されている。
なお、十三始発・終着の列車はなく全列車が大阪梅田駅までの運行となっており、ここでは運転系統の大阪梅田~京都河原町間で記述する。
▽目次
#contents()
*概要
阪急電鉄の主要三路線のひとつ。
正式な名称は「京都本線」だが、「京都線」という名称も頻繁に使われる。
大阪と京都の繁華街である梅田と四条河原町を結んでおり、両都市間輸送の他、吹田市、茨木市、高槻市、長岡京市などの通勤需要も担っている。
また、淡路から分岐する千里線を通じてOsaka Metro堺筋線との直通運転も行っている。
路線は大阪側が起点となっているが、大阪に向かう列車が下り、京都に向かう列車が上りとなっている。
後述する歴史的経緯から、神宝線(神戸線・[[宝塚線>阪急宝塚本線]])とは線路幅こそ同じだが車両規格が異なっており、線路規格も阪急の中では一番良いものとなっている。
*他社線との競合
京阪間の輸送で[[JR西日本]]の[[JR京都線>JR京都線・琵琶湖線]]、京阪本線と競合している。
JR京都線とはほとんどの区間で並走しており、大阪側のターミナルも大阪梅田駅とJR大阪駅がほぼ同位置にある。
京都側はJRが京都市中心街から離れた[[京都駅]]で、京都市中心部の四条河原町エリアに直接アクセス出来る分では阪急が優勢。
しかし、単純な京阪間の移動や途中区間での所要時間は、複々線を活かした高速運転が可能なJRが圧倒的に有利。
京阪本線は京都側で京都河原町駅に近い祇園四条駅から四条河原町エリアに直接アクセス出来るが、大阪側が繁華街から外れた淀屋橋駅や京橋駅となる。
途中区間も淀川を挟んで反対側の門真市、寝屋川市、枚方市などを経由するため、競合というよりは棲み分けという感じとなっている。
*歴史
今でこそ阪急の路線ではあるが、元々は京阪電気鉄道の路線だった。
京阪の子会社だった新京阪鉄道が京阪本線のバイパスとして作った路線で、路線名も「新京阪線」だった。
標準軌で直線主体で線形も良く大型の高性能車両が用意されるなど、当時の電化路線としては驚異的なスペックを持っていた。
これは当時の京阪間が過疎地域で途中駅の需要がほとんどなかったことに加え、山科・大津を経由して鈴鹿山脈をトンネルで突っ切って名古屋((ターミナル駅は現在の金山駅付近に設置する計画だった。))へと向かう「&bold(){名古屋急行電鉄}」構想があったことによる。
この路線は免許も取得したが、世界恐慌で経営が危うくなり実現には至らなかった。
大阪側のターミナルは天神橋駅(現:天神橋筋六丁目駅)に設け、1931年に京阪京都駅(現:大宮駅)まで開業。京都市内は地下線で開業したが、これは日本で2番目、関西では初となる地下鉄であった。
なお、淡路~十三間は同社の支線((元々は北大阪電気鉄道という会社の路線だったが、新京阪開業時点で同社が買収していた。))である千里山線(現:阪急千里線)の所属であった。
戦時中の1943年に政府による交通規制で京阪神急行電鉄の路線となり、戦後の1949年に京阪分離の際に路線が阪急に移り「京都本線」となった。
阪急への帰属に伴いターミナルは梅田へ移ることとなり、淡路~十三間が京都本線となり、天神橋~淡路間は千里山線に編入。1963年に河原町駅(現:京都河原町駅)まで延伸開業し、現在の路線が完成した。
[[東海道新幹線]]開業前には上牧~大山崎間の高架工事中、新幹線の高架を借りて阪急の車両が走ったことがある。
また、「◯◯市」という駅名も京阪時代の名残だったりする。
*運行形態
日中の運転は特急・普通は曜日にかかわらず同じだが、準急は平日・土休日で運転本数が異なる。
特急は全区間通しで毎時6本ずつ、普通列車は大阪梅田~高槻市間が毎時3本、千里線直通列車が大阪梅田~北千里間で毎時3本、Osaka Metro堺筋線直通列車が天下茶屋~高槻市間で毎時3本運転されている。
準急は平日は全区間通しの列車が毎時6本だが、土休日は全区間通しが毎時3本、千里線からの堺筋線直通列車が3本運転される。
この他、平日ラッシュ時には通勤特急、準特急、急行が運転される。
また、土休日には1日4往復のみ特急よりも停車駅が少ない快速特急が運転される。
停車する種別による差はあれど、全駅で毎時6本は確保されている。
過去には平日朝ラッシュ時間帯に10両編成での運転もあったが、2022年12月のダイヤ改正で廃止された。
*種別
共通事項として特急・通勤特急・準特急の一部に有料座席指定車両「PRiVACE」が4号車に連結されている。
&s(){ロゴマークが似ているからって「ア」と言ってはいけない}
○&color(#800080){&bold(){快速特急(京とれいん 雅楽)}}
土休日のみ4往復の運転で、観光向けに運転されている。
車両は専用の「京とれいん 雅楽」が使用されるが、検査時には一般車両での運転となる。
特別料金はなく、乗車券のみで乗車可能。
○&color(#F54738){&bold(){特急}}
阪急主力の優等種別で、大半の時間で毎時6本運転されている。
車両はクロスシート車が優先的に使用されているが、ロングシート車での運行もある。
かつての停車駅は十三・大宮・烏丸のみと京阪間ノンストップだったが、年々停車駅が増加し現在の運行形態になった。
○&color(#ff8c00){&bold(){通勤特急}}
平日の朝ラッシュのみの運行で、5号車に女性専用車両が設定されている。
特急が停車しない西院・大宮に停車する代わりに、淡路を通過という千鳥停車となっている。
○&color(#ffb6c1){&bold(){準特急}}
2022年12月から快速急行に代わって設定された種別で、平日のラッシュ時と土休日の朝・夜間に特急の代わりに運転される。
停車駅は快速急行時代と全く同じで、かつての急行とも同じである。急行時代は特急に追い抜かれていたが、現在は全区間で先着する。
なお、「準特急」という種別は[[京王線>京王電鉄 京王線]]にもあったが、そちらは2022年3月に廃止されている。
○&color(#ffd700){&bold(){急行}}
2022年12月に快速に代わり設定された種別で、快速の停車駅に西京極が追加された。
平日朝に下り3本、夜間全日に上り3本と本数は少なめ。
上述の通り元は現在の準特急の停車駅で運行されていた種別だが、2001年3月にに高槻市以北が各駅停車になる+停車駅に南茨木が追加され、2007年3月限りで準急に置き換えられた。
その後の再編により、約15年ぶりに復活することになった。
○&color(#008000){&bold(){準急}}
2007年3月から設定された種別で、旧急行の停車駅に加え南方・上新庄が追加された。
平日は全区間通しの他、土休日には堺筋線直通列車(通称堺筋準急)も運転される。
高槻市~京都河原町間は各駅に停車するため、日中に同区間で運転されない普通の代わりにもなっている。
堺筋線直通列車も含め、阪急車のみで運行される。
○&bold(){普通}
各駅停車の種別だが、大阪梅田~十三間にある中津駅はホームがないため通過する。
全区間で運転されるが、全線通しの列車は朝ラッシュや早朝・深夜帯のみで、日中は全て高槻市以南の運転となる。
*車両
前述の通り神宝線とは歴史が異なる関係で車両規格も異なっており、京都線系統の車両は一部を除き神宝線への乗り入れはできない。
逆に神宝線系統の車両は乗り入れ可能で、臨時列車等で使用実績がある。
形式番号は一部を除き「○300系」を名乗っており、電装品は新京阪時代からの慣習で東洋電機製造の製品が使用されている(神宝線系統は東芝)。
堺筋線の車両は阪急とは設計思想は全く異なるが、前照灯の位置は阪急車と同じ正面上部となっている((阪急電鉄は開業以来導入した全ての形式が前照灯を正面上部に設置しているため。))。
Osaka Metro車は臨時を除いて普通列車のみでの使用。
**現在の車両
・2300系(2代目)
2024年7月から導入された特急用車両。8両編成で全編成に有料指定座席列車「PRiVACE」が1両連結されている。
一般車はドア間が転換クロスシート、車端部はロングシートとなっている。
当初は&s(){アのマーク}「PRiVACE」のマークを取り付けていたが、神宝線向け2000系登場に合わせ&s(){運転開始から半年近く経っているのに}「NEWMODEL 2300」のヘッドマークに変更された。
・1300系(2代目)
2014年から導入された車両で、8両編成。
前年に製造された1000系と同じく車内はロングシートとなっており、堺筋線直通列車含む普通列車を中心に使用されている。
車内のカーテンは使用状態でも駅名標が見やすいように上下で編み方を変えているという他社ではまず見かけない凝った設計で、これ以降のリニューアル車にも採用されている。
将来の神宝線車両限界拡張に対応している。
・9300系
2003年に導入された特急用車両で、8000系以来15年ぶりとなる新設計車両。8両編成。
建造先が阪急グループのアルナ工機((その後、同社は路面電車の製造に特化したアルナ車両として復活し、阪急車両についても艤装やリニューアルで関与している。))から日立製作所となり、以降阪急の新車は全て日立製となった。
特急用のクロスシート車であるが、途中停車駅の増加もあって3ドアで製造された。
座席構成はドア間が転換クロスシート、車端部はロングシートとなっている。
2024年7月から一部編成で2300系の「PRiVACE」が1両組み込まれているが暫定措置という扱いで、2300系の増備が進み次第順次特急運用から撤退する予定。
・7000系「京とれいん 雅楽」
神宝線で使用されていた6両編成を観光列車に改造したもの。
3ドアのうち中央部の扉が撤去され、マルーンの車体色を維持しつつ黒や金色のラッピングが施されている。
車内も号車ごとにテーマが異なっていて、それぞれで春夏秋冬をイメージした内装となっている。
乗降口・車端部・中央部にはデッキが設けられており、中央部には丹後ちりめんの暖簾や犬矢来もある。
ボックスシートや窓向きの座席、ロングシートも一部は畳敷きの上にクッションが設けられている。
かなり豪華な作りではあるが、&bold(){特別料金不要}で乗車できる点は驚きでしかない。
・8300系
神宝線の8000系をベースに製造された車両。あちらは一部クロスシートがあったが、こちらは全車ロングシートのみ。
8両・7両・6両・2両編成が導入され、2025年現在は編成組み換えで8両固定編成、6両編成も2両編成と連結して8両編成で運転されている。
なお、「京とれいん 雅楽」用の7000系が検査等で使用できない場合、6両編成が代走する。
・7300系
神宝線の7000系をベースに製造された車両で、最初の2編成は普通鋼製車体、それ以降はアルミ車体で製造されている。
8両・6両で製造された他、10両編成対応のために2両編成も製造されている。
2025年現在は1編成を除いて8両編成(6両+2両含む)で運転されている。
・5300系
1972年に登場した車両で、導入当初から京都線で初めて冷房が搭載された車両。
6+2両の8両編成と7両編成が運用しており、全車は堺筋線直通にも対応。
登場時と前面が変わっており、更新前は行先表示幕が手動、種別幕はなく先頭に標識板を設置していた。
・3300系
1967年に登場した阪急最古参の車両で、堺筋線開業及び1970年の大阪万博に合わせて導入された。
3000番台ではあるが、神宝線の5000系ベースで製造されている。また、導入当初は冷房がなかった。
8両編成1本と7両編成3本が在籍しており、一部は運転台を撤去した車両もある。
・Osaka Metro 66系
60系の置き換え用として1990年から導入された。8両編成。
1990~93年に導入されたGTO素子の前期型と、2002~2003年に導入されたIGBT素子の後期型に分かれ、前面形状が微妙に異なる。
車体はステンレスの無塗装で銀色なので、マルーン一色で統一されている阪急の車両に混じると非常に目立つ。
平成期に導入、しかも地上区間を走行する車両としては珍しくスカートが無かったが、前期型は更新工事に際して取り付けられた。
京都本線内は淡路~高槻市間のみの運行だが、臨時列車では6両編成に減車して嵐山線嵐山駅まで乗り入れたことがある。
**過去の車両
・100形
新京阪時代に導入された車両で、新京阪時代にはP-6と呼ばれていた。
大型モーターに鋼製車体、最高速度120km/hと当時の電車の常識を覆す設計で、並行する国鉄の看板列車である特急「燕」を追い抜いた伝説を持つ。
名古屋延伸を考慮して二重窓を装備した車両や貴賓車も存在し、73両という当時としてはかなりの両数が製造された。
公的には重量41.7t、最重量車で一輌あたり52tという車重によるレールの摩耗や、難燃化改造の問題があったことから1971年に引退。現在は正雀工場に116形が動態保存されている。
・2300系(初代)
1960年に登場した通勤車。
阪急電車と聞いて思い浮かべるスタイルを採用した最初の車両で、登場当初は電子頭脳電車(オートカー)とも呼ばれていた。
一輌辺あたりの車重は33~6t。後の車両は基本的にこれより軽いのだから100形がどれだけ重いのかというのを如実に表している。
神宝線向けの2000系とは兄弟車種であるが寿命が異常に長く((2000系は編成単位だと1992年に引退している。))、2000年までは全車健在で2015年に引退。
現在は正雀工場に2両が保存されており、ファンクラブ限定撮影会では新旧2300系の並びが実現している。
1961年鉄道友の会ローレル賞受賞、ローレル賞の受賞第1号である。
某同人誌では車内に鉄ゲタを積んだ覆面新快速とバトルしたことでもおなじみ。
&s(){最終回のバトル相手で再登場するんじゃないかと某鉄道雑誌の編集部員が言及しているのは内緒だ。}
・2800系
1964年に登場した特急車。
河原町延伸に伴う輸送力増強およびサービス向上を目的に開発された。
2300系をベースとして2ドア転換クロスシートを装備し、側窓は2枚1組の連窓が並ぶ優雅なものとなった。
前パン・特急の二枚看板装備という2300系とは異なる容姿もファンの間では好評だったとか。
6300系の登場後は3扉ロングシート化が進んだが、老朽化が急速に進行し1988年には早くも廃車が始まり((阪急の新系列車の廃車第1号でもある。))、1995年に引退。
さよなら運転では阪神・淡路大震災から復旧したばかりの神戸本線を走行している。
・6300系
1975年に登場した特急車。
屋根上にアイボリーを塗るようになった最初の形式である。
運転台はT字ワンハンドル式を採用し、以降阪急の新車はすべてワンハンドル式となった。
これは当時特急運用で使用されていた2800系がツーハンドルで、大宮から十三迄30分近くマスコンを握っていることが乗務員にとってかなりの負担となっていたことが理由((同じような用途で使用される京阪8000系もワンハンドルマスコンを採用している。))。
導入に際しては開発元である東急電鉄や、AE形が当時の特急と似たような運用((当時、成田空港開港前の暫定利用として京成上野~成田間をノンストップで結ぶ特急に使用されていた。))をしていた京成電鉄・[[京王>京王電鉄]]・東京都交通局の首都圏各社から制作協力を得ており、実際阪急社員や設計担当が現地で操作体験をしている。
当初は2800系の検査時の予備車として導入されたが、好評だったことから2800系をすべて置き換え、その後2010年まで長く一般特急に使用された。
1984年には運用増の予備車として先頭車にパンタグラフを装備した界磁チョッパ制御の6330形が1編成導入されたが、制御方式が特殊なため2009年には早くも廃車となってしまった。
特急運用離脱後は3編成が4両に短縮リニューアルされ、嵐山線内で使用されている。
2011年には6354Fが「京とれいん」に改造されたが、ホームドアに対応できないことから十三駅へのホームドア設置後は同駅を通過しており、その運用効率の悪さと老朽化もあり2022年12月で引退。
1976年鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。
・大阪市交通局60系
1969年に登場した堺筋線の初代車両。
アルミ車体の無塗装で、落成当初は前面窓下に赤色を入れていたことから「頬紅電車」の愛称で呼ばれていた(後にラインカラーの茶色に変更)。
正面の窓を縦いっぱいに伸ばしたスタイル、所謂&bold(){「ガイコツ顔」の元祖}なのだが、何故かその称号は3年後に登場した小田急9000形が名乗ることに。
1990年から一部編成で冷房化改造も行われて運用されていたが、2003年に引退。
現在は1両が登場時の姿に復元されて保存されている。
*駅一覧
便宜上、大阪梅田から記載する。
「堺筋準急」は千里線・堺筋線に直通すること以外は「準急」と停車駅が同じため省略。
|~駅番号|~駅名|~普&br()通|~&color(#008000){準&br()急}|~&color(#ffd700){急&br()行}|~&color(#ffb6c1){準&br()特&br()急}|~&color(#ff8c00){通&br()勤&br()特&br()急}|~&color(#ff0000){特&br()急}|~&color(#800080){快&br()速&br()特&br()急}|
|~HK-01|~大阪梅田|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
|~HK-02|~中津|~&color(#000000){|}|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#800080){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-03|~十三|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
|~HK-61|~南方|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-62|~崇禅寺|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-63|~淡路|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){|}|
|~HK-64|~上新庄|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-65|~相川|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~-|~東吹田信号所|~&color(#000000){|}|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-66|~正雀|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-67|~摂津市|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-68|~南茨木|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-69|~茨木市|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){|}|
|~HK-70|~総持寺|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-71|~富田|~●|~&color(#008000){|}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-72|~高槻市|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){|}|
|~HK-73|~上牧|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-74|~水無瀬|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-75|~大山崎|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-76|~西山天王山|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-77|~長岡天神|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){|}|
|~HK-78|~西向日|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-79|~東向日|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-80|~洛西口|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){|}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-81|~桂|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
|~HK-82|~西京極|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){|}|~&color(#ff8c00){|}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-83|~西院|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-84|~大宮|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){|}|~&color(#800080){|}|
|~HK-85|~烏丸|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
|~HK-86|~京都河原町|~●|~&color(#008000){●}|~&color(#ffd700){●}|~&color(#ffb6c1){●}|~&color(#ff8c00){●}|~&color(#ff0000){●}|~&color(#800080){●}|
*駅紹介
○HK-01 [[大阪梅田>大阪駅/梅田駅]]
京都本線運行上の起点駅。
10面9線という日本最大の頭単式ホームを持ち、京都本線は東側の1~3号線を使用する。
乗換路線及び詳細は該当項目参照。
2つ隣の十三駅まで神戸本線・[[宝塚本線>阪急宝塚本線]]と共に三複線区間となる。
ただし、隣の中津駅はホームがないため全列車が通過しており、京都本線ホームの駅名標には丁寧に「なかつにはとまりません」と記載されている。
○HK-03 十三
京都本線の起点駅。神戸本線・宝塚本線との分岐駅。
駅名は「じゅうそう」と難読駅である。
周辺は阪急沿線有数の繁華街・歓楽街となっている。
大阪駅からなにわ筋線に乗り入れ、更に[[新大阪駅]]へ向かう新線「なにわ筋連絡線」の接続駅となる予定。
○HK-61 南方
Osaka Metro[[御堂筋線>大阪市高速電気軌道御堂筋線]](西中島南方駅)乗り換え。
向こうの読み方が「みなみ&bold(){が}た」なのに対して、こちらは「みなみ&bold(){か}た」と若干ややこしい。
御堂筋線の高架をくぐる形で地上にホームがある。
新大阪から続くオフィス街や歓楽街が住宅街の中に混在する。
○HK-62 崇禅寺
駅名にもある崇禅寺の最寄り駅。
千里線柴島駅も徒歩5分程度と近い。
○HK-63 淡路
千里線乗り換え。JR[[おおさか東線]]JR淡路駅も商店街を通って5分程度で乗り換え可能。
列車が方面別発着となっていて、京都河原町方面と北千里方面、大阪梅田方面と天六・堺筋線方面がそれぞれ対面乗り換え可能でどの方面に向かうにも不自由のしない高い利便性を持つ駅だが、2面4線の駅ホームが両方面共に千里線との平面交差となっている上に、分岐が複雑で制限速度もかなり厳しく、これに付随して付近の踏切が中々開かないこともあって、線路内外を問わず交通上のボトルネックともなっている。
これを解消するために高架化工事が進められており、2層式の要塞のような駅になる予定。蒲田要塞こと京急蒲田駅よりも高くなるとか…。
しかし、当初2013年に完了する予定だった工事は用地買収や土壌汚染などのトラブルによって遅れに遅れ、現在は2032年に完成予定との見方が濃厚。&s(){近辺の住民の間では「何年かかんねん」が合言葉になっているとか}
○HK-64 上新庄
東淀川区役所の最寄り駅で、実質的な東淀川区の中心駅。
利用客も特急の止まる隣の淡路より多いにもかかわらず、優等は急行以下のみ停車で特急は通過。
○HK-65 相川
2面4線の駅で優等列車の通過待ちが行われる。
阪急では大阪市内最東端の駅だが、開業当初は駅名が「吹田町」だった。
その後も何度か変更があり、千里線の東吹田駅を吹田駅に改称したため、吹田東口駅を経て現在の駅名になった。
なお、駅名の由来となった川は「安威川」と書く。
○東吹田信号所
Osaka Metro堺筋線の車両基地である東吹田検車区との分岐点。
○HK-66 正雀
正雀車庫・正雀工場が接しており、当駅始発・終着列車が設定されている。
当駅以北に向かう列車であってもここで運転を打ち切り、&font(s){乗り換えを強要}車両交換する列車も存在する。
吹田市と摂津市に跨るように駅が設置されている。
JR京都線岸辺駅とは徒歩6分程度の距離だが、乗換案内はされていない。
○HK-67 摂津市
2010年に開業した線内では比較的新しい駅。
日本初の「カーボン・ニュートラル・ステーション」となっており、様々な環境施策が盛り込まれている。
○HK-68 南茨木
大阪モノレール本線乗り換え。
大阪万博の会場アクセスのために作られた駅で、ここからバス連絡を行っていた。
○HK-69 茨木市
特急停車駅で、茨木市役所など茨木市の公共施設が多く集まる。
JR茨木駅とは1.5kmほど離れているため、路線バスでの連絡となる。
○HK-70 総持寺
駅名にもなっている総持寺の最寄り駅で、商店街の先には団地もある。
元々は阪急独占のエリアだったが、JR総持寺駅が開業したことにより利用客が減少傾向にある。
○HK-71 富田
読み方は「とんだ」である。上り線のみ通過線が設けられている。
昔は徒歩4分程度の距離にあるJR摂津富田駅と同じくらいの利用客があったが、JRが本数を増やしたことで利用客がかなり減少している。
○HK-72 高槻市
特急停車駅で、日中は普通列車が当駅で大阪方面へ折り返す。
JR高槻駅とは複数の商店街を通って徒歩9分程度の距離。
阪急全体で7位の利用客を誇るが、新快速の利便性が高すぎるせいもあり、利用客はJRの半分程度…。
当駅と隣の上牧駅の駅間距離は、阪急で最も長い4.3kmとなっている。
○HK-73 上牧
ここから大山崎まで東海道新幹線と並走する。
東京近郊の並走区間と異なり、新幹線は高速で駆け抜けていく。
○HK-74 水無瀬
隣の上牧とは800m程しか離れていない。
JR島本駅開業後は利用客が大きく減少している。
当駅までが[[大阪府]]。
○HK-75 大山崎
当駅から[[京都府]]に入る。
山崎宿がおかれた宿場町だったためか、歴史資料館や山崎の合戦跡などがある。
東海道新幹線との並走はここまで。
○HK-76 西山天王山
2013年に開業した、阪急で最も新しい駅。
「和モダン」を基本コンセプトとした駅舎となっている。
京都縦貫自動車道の真下に立地しており、直通エレベーターを経由して京都縦貫道を走る高速バスとの乗り換えが可能。
○HK-77 長岡天神
特急停車駅で長岡天満宮や長岡京市役所などの最寄り駅。
JR長岡京駅とは徒歩15分と離れている。
実は阪急初の橋上駅舎でもある。
○HK-78 西向日
かつて当駅から伏見・山科方面への分岐の計画があったため、ホームが広めに作られている。
前述した名古屋急行電鉄はこの駅から分岐して山科方面へ抜けるルートだった。
○HK-79 東向日
向日市の中心にあり、市の主要施設が集まっている。
JR向日町駅とは500m程度と近い。
○HK-80 洛西口
かつて同位置に物集女(もずめ)駅があったが、開業から僅か2年で廃止されてしまった。
周辺の再開発に合わせ駅を再設置することになり、2003年に開業した。
○HK-81 桂
嵐山線乗り換え。
桂車庫が隣接していて、緩急接続や乗務員交代が行われる。
ホームは3面6線だが、駅改築の際に付けられた「C号線」というアルファベットのホームがある。
これは車庫線と直接繋がっている関係で、車庫線の付番方式に則ったものだとか。
皇室関連施設である桂離宮の最寄りでもある。
○HK-82 西京極
スポーツ施設が多数集まる京都市西京極総合運動公園の最寄り駅。
ここまでが地上駅で、当駅を出ると地下に入る。
○HK-83 西院
京福電気鉄道嵐山本線(嵐電)乗り換え。ここから地下区間に入る。
阪急が「さいいん」と読むのに対し、嵐電は「さい」と読み方が異なる。
現在の地名は「さいいん」となっているが、古い文書によっては「さい」だったりと表記が一定していない。
○HK-84 大宮
開業時の終着駅で、こちらも嵐電(四条大宮駅)乗り換え。
[[埼玉県]]にも[[同名駅>大宮駅(埼玉県)]]があるが、あちらほど大きくはない。
駅近くにある餃子の王将四条大宮店は同チェーン創業1号店で、店舗前に記念碑が設置されている。
長らく特急停車駅だったが、2001年のダイヤ改正から特急通過駅となった。
1986年までは隣の西院駅ともども8両編成が停車できなかったため、8両編成の梅田寄り先頭車にはドアカットのステッカーが掲示されていた。
○HK-85 烏丸
京都市営地下鉄烏丸線(四条駅)乗り換え。
京都のビジネス街である四条烏丸エリアの中心駅だが、
・阪急は四条通りを通るため四条を省略
・京都市営地下鉄は烏丸通りを通るため烏丸を省略
こういう理由で駅名が異なっている。
○HK-86 京都河原町
終点駅。鴨川を挟んで京阪本線祇園四条駅がある。
京都最大の繁華街・四条河原町の中心であり、鴨川を渡れば祇園も近い。
ホームは1面3線で、2号線は切り欠きホームとなっている。
駅には住友不動産のビルが直結しており、テナントは阪急百貨店→マルイ→京都河原町ガーデンと変わっている。
追記・修正はPRiVACEか京とれいん 雅楽の中でお願いします。
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- 沿線住民のヘビーユーザーが通りますよっと -- 名無しさん (2025-03-28 21:31:29)
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