パコ・ラブランテス(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2025/07/31 (木曜日) 23:24:48
更新日:2025/08/01 Fri 21:26:26NEW!
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バイオレンスしかないようだな




【概要】


主人公ジョディオと同じチームの一人。ホノルル在住。
19歳の高校生で、チャーミング・マンが加入するまではチーム最年長だった。
しかし、チャーミング・マンは新参者のためパコがチームリーダーとして振る舞う事が多い。

以前はジョディオと同じ学校に通っており、在学中に逮捕されて退学になり軍に入隊したが不名誉除隊となって学校に戻り、一年遅れで卒業している。

2年前までは太っちょだったが、今は非常に鍛え上げられた肉体をしており、左耳の一部が父親に噛み付かれて欠損している。
自身のスタンド「THE ハッスル」を使った盗みが大好きで、ゲーム感覚で財布をスリ盗っている。

上述の通り父親からは虐待を受けていたがパコは父親を愛しており、悪事を始めたきっかけもマフィアにハメられて逮捕された父親の弁護費用を稼ぐため。
性格は好戦的だが、一応まず警告を行い、自分から無闇矢鱈に殴りかかるような事はしない。
ジョディオからは盗み好きな所を「泥棒のゲス野郎」と評されているが、根っからの悪党という訳ではない。

むしろ、ジョディオを敵の攻撃から守ったり、ウサギを治療中にガード役を率先して行ったりと意外と仲間想いな面が見える。
また、最初はウサギを麻薬中毒と見て信用していなかったが、チャーミング・マンと同じくウサギの行動を見て考えを改めたのか友好的に接しており、協調性もあるようだ。

チャーミング・マンが「いいヤツ」と見抜いて仲間に誘うなど、人を見る目もある。


【活躍】


メリル・メイの指令で岸辺露伴ダイヤモンドを盗みに行った事をきっかけに、「溶岩」を使ってHOWLER社の全財産を奪う計画に身を投じる。

「溶岩」を奪いに来たチャーミング・マンとの戦いでは「THE ハッスル」で圧倒して一時ではあるが身を引かせた。
それ以外では、相手が触れられたら終わりの岸辺露伴や銃使いのボビー・ジーンと、相性が悪くあまり活躍できなかったが、メリル・メイを襲撃してきた寧波との戦いでは、寧波が自動小銃を持っていたにも関わらず全く問題にせず勝利した。


【スタンド】

THE ハッスル


本体パコ・ラブランテスの筋肉を自在に操作する事ができる。

本体であるパコの筋肉と一体化しており、スタンドの像は存在しない。
パコの全身の筋肉と一体化しているという事で、「本体であるパコ自身がスタンド」という珍しい存在である。

名前の由来は日本でも「ゴリマッチョ♪細マッチョ♪」で知られるヴァン・マッコイの曲『The Husle』から。

筋肉を手のように使って物を掴んだり、わずかながら形を変形させる事ができる。
パコはこれでスリを働き、過去には印を偽造しての小切手換金詐欺を行っていた。
戦闘では背中で天井に掴まって上から攻撃したり、筋肉を激しく振動させてそれを相手に伝わらせてダメージを与える。筋肉を硬化させてダメージを防ぐ事もできる。
パコが直接、または何かを介して触れる事で相手の筋肉を操作する事も可能。

「筋肉(肉体)と一体化していてスタンド像を持たない」という性質から、戦闘は全て本体のパコによるリアルファイト。
そう書くと単なる一般人のケンカ程度に見えるが、パコは気付かれずに接近すれば自動小銃を持った相手を一方的に叩きのめせるほどで弱いどころか無茶苦茶強い。
ただし、基本的には直接の殴り合いになるため、「ヘブンズ・ドアー」のような「触れられたら終わり」のような能力には不利。

「特殊能力を使って自分自身の肉体で戦う」という事で、かつての「第1部」や「第2部」の頃のような戦闘スタイルである。



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最終更新:2025年08月01日 21:26