セイバーオルタ

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&font(#6495ED){登録日}:2010/09/10 Fri 20:48:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){#bold(){ 君臨こそ王の証だと? 笑わせるな金色 徹底した統治、自由なき自由こそ、王の生業。貴様の華やかさこそ余計なものだ }} 『[[Fate/stay night]]』で初登場した[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]。 CV:[[川澄綾子]] ●目次 #contents *◆『[[Fate/stay night]]』シリーズ HFルートにて、[[セイバー>セイバー(Fate)]]が[[真アサシン>真アサシン(Fate)]]との戦いの最中に黒い影に呑まれ、変貌したもの。 オルタはオルタナティブ=「代替品」を意味する。 理想と希望を追い求めていたオリジナルとは逆に、絶望を理解することで適合した。 登場はHFルートのみで、「[[この世全ての悪>この世全ての悪(Fate)]]」に取り込まれたセイバーが黒化し、黒い影の正体である[[桜>間桐桜]]をマスターとして再びこの世に現界した。 いわゆる『[[悪堕ち]]』と言われやすいが、担当声優の川澄綾子氏は、 「『Grand Order』シリーズと違い、HFルートのオルタは歪んだ願いを持つセイバーの別側面が強調された、彼女の一部と捉えている」 とインタビュー((アニメイトタイムズ「劇場版『Fate/stay night [HF]』桜cafeでラストシーンの裏側など[[ネタバレ]]トークが展開![[下屋則子]]さん&川澄綾子さん対談」))で述べている。 **パラメーター |筋力|耐久|敏捷|幸運|魔力|宝具| |A|A|D|C|A++|A++| 属性:秩序・悪 対魔力:B 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、彼女を傷つけるのは難しい。 闇属性に染まっている為、対魔力が低下している。 騎乗:- 騎乗スキルは失われている。 保有スキル 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 常に凶暴性を抑えている為、直感が鈍っている。 魔力放出:A 膨大な魔力はセイバーが意識せずとも、濃霧となって体を覆う。 カリスマ:E 軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。 **戦闘力 聖杯と直結している桜がマスターになった結果、無尽蔵の魔力供給を獲得した為に以前とはうって変わった驚異的な能力を誇る。 [[奈須きのこ]]曰く「パワーアップというよりも暴走列車に近い」とのこと。 莫大な魔力を崩壊前提で放出でき、そのダメージも膨大な魔力で回復できるという事か。 無制限の魔力を得た事で[[約束された勝利の剣]]の回数制限が無くなった上に、 その膨大な魔力を魔力放出スキルに回すことで異常なレベルの攻撃を連発出来ることになった。 その火力は圧倒的なステータスを誇る[[バーサーカー>バーサーカー(Fate)]]すらも正面から圧倒できると明言されている。 上記の凄まじい火力から攻撃力においては間違いなくトップクラスであり、 [[ヘラクレス>バーサーカー(Fate)]]、[[ギルガメッシュ>ギルガメッシュ(Fate)]]と同じく&font(#ff0000){最強のサーヴァント}という評価を公式から受けている。 実際に作中ではヘラクレスを打ち倒した上に例えギルガメッシュが相手でも両者のマスター次第で勝敗は別れるだろう、と奈須きのこからコメントされている。 本編中では「セイバーオルタ」という呼称はなく、製作者サイドからは「黒セイバー」と呼ばれていた。 セイバーのテーマ曲である「約束された勝利の剣」のオルタ版アレンジのタイトルも、「約束された勝利の剣 Black Saber Mix.」となっている。 商業展開する上で「セイバーオルタ」という名が付けられたが、今でも公式で「黒セイバー」という呼称が使われることもあるのでどっちでも良い模様。 ちなみにブラックセイバーだと[[ミニ四駆>黒沢太]]になってしまうので注意。 バーサーカーがそのままの状態で留め置かれていたのに対し、こちらは万全の状態になり更に一部パラメーターは強化されている。 見た目も変化し、黒を基調とした色合いに棘があったりとものものしい鎧を身に纏っている上、 使用者であるセイバーが暗黒に染まったために、使用者の魔力に影響されて『約束された勝利の剣』も暗黒に染まった。 黒く染まった魔力はブリテン島に潜む原始の呪力であり、魔竜ヴォーティガーンの息に近い。 そしてその呪力は彼女の姉であるモルガンが受け継いだものでもあるため、黒く染まった聖剣は『約束された勝利の剣([[エクスカリバー]]・モルガン)』とも呼称される。 敏捷と%%因果すら捻じ曲げるチート%%直感も大分下がっており、剣士としては鈍化している。 一方、耐久力の上昇と無限ともいえる魔力をもつマスターのバックアップにより宝具を連射可能で、火力は生前を上回ると明言されている。 一方、[[風王結界]]は使えないのか『[[Fate/unlimited codes]]』ではかわりに黒い波動で攻撃する『卑王鉄槌(ヴォーディガーン)』が超必殺技に。 初めはヘルム(フェイスマスクのようなもの)をしていたが、バーサーカーの抵抗で割られた。 また首から顎にかけて黒いものが覆っており、顔色や髪の色も変化しているほか、頭にあった[[クセ毛>アホ毛]]は消えている(一部クセ毛が描かれているCGもあるが)。 **人物 性格は生真面目で礼儀正しかった黒化前とは一変し、諸々の影響で傲岸で暴君というべき性格になっている。 敬語も用いなくなり、威圧的な言動も見せるようになるが、[[衛宮士郎]]相手には例外的に敬語で接する。 これは、かつて士郎のサーヴァントであった時の記憶が残っているためらしく、 士郎が[[アーチャー>アーチャー(Fate)]]の[[干将・莫耶]]を投影した際に「私の剣を使わないのですか?」と暗に嫉妬とも取れる言葉を口にしたり、 呆気なく彼を殺せる状況にあっても敢えて見逃すなど、黒化しても彼への情は残っていることを示すような場面が散見される。 SN以降の作品でも、黒化すると暴君めいた言動になりはしても、士郎への情は変わらないことがほとんど。 **活躍 HFルート中盤に登場し、かつては主従関係にあった衛宮士郎とは敵対することになる。 聖杯を汚染している「この世全ての悪」に取り込まれて汚染された影響で、桜側に自覚はないがマスターは桜となっている。 また、その桜を彼女の体内に潜り込ませた蟲を解して[[間桐臓硯]]がコントロールしているため、 聖杯獲得を狙う臓硯のサーヴァントである[[真アサシン>真アサシン(Fate)]]とは一応共闘関係にある。 臓硯が聖杯の器であるイリヤフィール・フォン・アインツベルンの身を狙って彼女の前に姿を現すと、セイバーオルタも「この世全ての悪」の泥から顕現。 イリヤのサーヴァントである[[バーサーカー>バーサーカー(Fate)]]を圧倒し戦闘不能に追い込んで「この世全ての悪」に飲み込ませた。 その化け物じみたスペックと「セイバーが敵に回った」という事実は士郎と凛を恐怖に陥れることとなったが、 既に最大戦力であるバーサーカーを討ち取ったことや、以前の主である士郎やその協力者の凛を手ずから斬ることへの抵抗感からか、 黒い影が出現した際、手にした聖剣を振るえば呆気なく二人を始末できる状況にもかかわらず、後を真アサシンに任せて撤退。 最終決戦では[[ライダー>ライダー(Fate)]]と士郎のタッグを迎え撃ち、魔眼の影響で能力が低下させられているにもかかわらず終始彼女を圧倒し続けた。 しかし、宝具勝負の際にライダーと士郎の「[[騎英の手綱]]」と「[[熾天覆う七つの円環]]」の合わせ技に、「約束された勝利の剣」を打ち破られ、敗北。 本来の1割程度の破壊力に減衰した「騎英の手綱」を受けた衝撃で意識が朦朧としている所を士郎の[[アゾット剣]]の一撃を貰い、消滅していった。 この際二択の選択肢が出るのだが、どちらが正解か分かりつつもそちらを選べなかったプレイヤーは多いはず。 劇場版HF3章では、ライダーに「士郎が気になりますか?彼は動きませんよ、私は信頼されてますので。ああ、アナタは…」と挑発され、 それに対してセイバーオルタが「戯言を…!」と激昂するシーンが追加されている。 正規ルートではないものの士郎と一騎打ちを行うルートもあり、 桜を救う為に余力を残して戦おうとする士郎に「あなたにとって私はその程度の存在ですか?」と問いかけ、彼の全力を引き出し受け止める。 激闘の果てに干将・莫耶の奥義「鶴翼三連」によって深手を負い、彼の成長を喜びながら自分にトドメを刺す事を進言するも、 限界を超えた投影の反動に力尽きた士郎を眺めた後に自らの勝利を宣言。此方のルートはこれで幕引きになり、ENDと表記されて終了となる。 ある意味これも一つの終演という事で[[バッドエンド]]という訳ではないという。 制作サイド曰く、「HFルートに於けるセイバーエンド」との事。 しかし、余裕で音速を超えるような速度で動く英霊の中でも強靭かつ俊敏で、バーサーカーも一方的に処理出来る彼女が、 身体能力は(一応)一般人という触れ込みの士郎と正面からやり合って実質負けていたことはプレイヤーから語り草となっている。 一応直感が落ちているという設定があるので、本来のセイバーならば同じ流れでの不意打ちは決まっていなかったと思われる((更に言えば明らかにおかしな投擲を目の当たりにしているので直感以前に怪しさを感じると思うが))。 **関連作品 ***『[[Fate/hollow ataraxia]]』 第三次聖杯戦争の回想でエーデルフェルト姉妹の使役するサーヴァントの片割れとして登場していたが、あれは使いまわしで本人ではないと思われる。 本編では、凛の「セイバーも龍種ならば、逆鱗が存在するのではないか?」というしょうもない思い付きに影響された士郎が、 それを探している最中、セイバーのアホ毛を引っこ抜いてしまったことで反転してしまい、セイバーオルタとなってしまった。 性格や言動はSNのものと変わらず、黒く染まった鎧と冷徹な表情の威圧感に士郎と凛は震え上がってしまった。 セイバーらしく食事を所望するが、士郎が精魂込めて作った料理を「まずい」とにべもなく一刀両断し、士郎を凹ませた後、 本来のセイバーなら好まない『大味な料理』である[[ハンバーガー]](ジャンクフード)を[[凛>遠坂凛]]にリクエスト。無表情ながら美味しそうに平らげた。 反転したことで味覚の好みも反転したらしい。 余談だが、ハンバーガーを『もっきゅもっきゅ』という(力強い)咀嚼音と共に頬を膨らませて、 口を『~』の形にしながら食べるセイバーオルタにうっかり萌えたファンも結構いたりする。 ちなみに、hollowでオルタになった時はゴスロリな服を着用した。どっから持ってきたのかは聞かぬが華。 この服は以降の作品でも着用しており、映画HFにも逆輸入されている。 一応士郎が好きな事は変わらないのでこのゴスロリッシュなセイバーオルタとのHシーンも考案されたらしいが、 元々肌が青白いセイバーオルタでそんなシーンのCGを作ると『&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){屍姦}}』に見えるとしてボツになったとか。 ***『[[タイガーころしあむ>フェイト/タイガーころしあむ]]』 こちらにも登場。 あらゆる契約を破棄するルールブレイカーを使えば彼女を元の姿に戻せるようで作中で使用する場面がある。 ***『[[カーニバル・ファンタズム>Carnival Phantasm]]』 セイバーがアーネンエルベでバイトをする話で登場。 客として来店したギルガメッシュにブチ切れたセイバーが自らアホ毛を引っこ抜き覚醒。あっという間に周りを仕切ってしまった。 この時は珍しく味覚は変わらず、普通にまかないの丼物を平らげ「美味!!」とか言っている。 その後、まるで酔っ払い親父の如き態度で衛宮家に帰ってくるが、出迎えた士郎の笑顔に赤面し、いつものセイバーに戻った。 ***『[[プリズマ☆イリヤ>Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』 黒化英霊の一人として登場。なので正確にいえば「セイバーオルタ」ではなく、あくまで「同じ姿の劣化コピー」にすぎない。 イリヤ達がキャスターを倒した直後に現れ、初撃で凜とルヴィアを昏倒させるほどのダメージを与えた。 連戦で疲弊したイリヤと美遊ではかなわず、ルビーとサファイアを渡して凜とルヴィアが変身。善戦するも、倒すまでは至らなかった。 危機的状況に陥るも、イリヤがアーチャーのクラスカードを夢幻召喚(インストール)してアーチャーの英霊の能力を得たことで戦況は一変。 投影魔術と『[[壊れた幻想]]』を駆使するイリヤに徐々に圧されていき、『約束された勝利の剣』を使うもイリヤが投影した『約束された勝利の剣』との撃ち合いの末に敗北した。 アニメでこのシーンが放送されたことで、セイバーオルタの動く戦闘シーンが初めて披露された。 *◆『[[Fate/Grand Order>Fate/Grand Order]]』 **セイバーオルタ #center(){&bold(){……召喚に応じ参上した。貴様が私のマスターというヤツか?}} ***◇概要(剣) ☆4(SR)の[[セイバークラス>セイバークラス(Fate)]]のサーヴァントとして登場。イラストはもちろん我らが[[社長>武内崇]]。 序章のシナリオをクリアするとストーリー召喚に追加される、いわゆる「スト限」枠のサーヴァントであり☆4の中では入手難易度は高め。 イラストは霊基再臨を進めていくと仮面を取り、最終的にはお馴染みのゴスロリ服を身に纏う。ちょっと血色が良くなった。 性格も少し掘り下げられており、黒化した自分は最早王でも騎士でもないと語り、好き嫌いの基準も強いか弱いかでしかない戦闘マシーンのようになっている。 しかし騎士王であった記憶は当然ながら残っており、根元は本家セイバーと同じ精神構造であり、黒化した我が身を自嘲することもある。 なお、絆レベルが上がると健啖家な面が顔を出してくるが、恥じらいながらパンケーキを所望する、食事中の姿を見られて羞恥心を覚えるなど、&bold(){青よりも女子力が高くなっている。} 同じく「オルタ」のサーヴァントである[[ジャンヌ・オルタ]]とは顔を合わせれば挑発し合う仲だが、 セイバーオルタの方は割とジャンヌ・オルタを気に入っているらしく、「[[腐れ縁]]」と称して一緒に行動することも多い。 ただし、マスターに「ふたりはオルタちゃん」等と言われた時には「相変わらず一言多いな!貴様は!」と二人揃ってブチ切れていた。 ***◇性能(剣) ユニットとしては高水準に纏まったステータスと攻撃に特化したスキル群を持ち、アタッカーとしては非常に優秀。 宝具の火力が他のサーヴァントに比べ頭一つ飛び抜けており、同レベルという条件で言えば本家セイバー以上の破壊力を誇る。 (無論、上げられるレベルに差があるので最終レベル同士ならば劣るが…) 単純火力では☆4全体宝具の中では最強クラス。 その火力から半端な☆5(SSR)のサーヴァント以上のスペックを持ち、初期のFGOにおいては☆4の中では最も優秀とも言われていた。 正直[[ランスロット>バーサーカー(Fate/Zero)]]と同じく、レア度に(いい意味で)性能が見合っていない。 ブリテンの騎士ってすごい。改めてそう思った。 とはいえスキルが魔力放出に直感、カリスマと本家セイバーと同様にシンプルすぎることに加えて、 自身のカード性能は微妙なこともあり、味方や礼装のサポート抜きでは宝具を撃つことも叶わない。 極端なことを言ってしまえば宝具火力だけが取り柄の[[一発屋]]でしかなかったので、[[コヤンスカヤ]]実装で少し巻き返すまでは本家セイバーに出番を食われがちであった。 2017年2月にはバトル・宝具モーションが一新され、『[[Fate/unlimited codes]]』のモーションを再現したような、片手で聖剣を振り回す荒々しいものに変更。 EX攻撃は同じく『unlimited codes』のセイバーオルタの[[必殺技]]である「卑王鉄槌」三連擊となっている。 2020年2月に強化クエストで直感が宵闇の星へと変化し、スター増加に加えNP20チャージがついた。また、新宿霊衣も実装。 2023年には魔力放出が&bold(){魔力放出&color(#F54738){(逆鱗)}}へと変化。 &bold(){「3回・3TのBusterバフ」「3Tの無敵貫通」}に加え、&bold(){&color(#F54738){「Buster攻撃時に自信のNPを増やす状態(3回・3T)を付与」}}というあまりにも無法な性能が追加された。 このBuster攻撃は&bold(){宝具攻撃も含む}上に宝具で複数敵を攻撃した際には&bold(){敵の数の分だけ獲得NPが増える}為、 変則周回などの敵の数の少ないクエスト以外では&bold(){W光コヤンでの3T周回が可能となってしまった。} 劇場版で見せた本気の彼女の恐ろしさをマスター諸君も是非堪能しよう。 ***◇シナリオ・イベント -序章「炎上汚染都市 冬木」 [[ラスボス]]として登場し、シャドウサーヴァントを従え原作バリのラスボスオーラで主人公たちを戦慄させた。 どうやら黒幕の思惑に気付き彼女なりに人理を護ろうとしていた節があり、自分を倒しにきたマシュ及び主人公を試すように振舞い、斃されてからも #center(){#bold(){「聖杯を守り通す気でいたが、己が執着に傾いたあげく敗北してしまった。」 「グランドオーダー───聖杯を巡る戦いは、まだ始まったばかりだという事をな。」}} 等々、彼女が知り得ないはずの単語や後に起こる出来事を知っているかのような発言を残し消滅した。 オマケに2周年記念のメモリアルクエストで戦えるセイバーオルタが使う特殊スキルの名称が「&color(red){人理の防人}」。 第一部が完結した現在でも不信な点が多い特異点Fの謎のひとつである。 -亜種特異点「悪性隔絶魔境 新宿」 冬木にいたセイバーオルタとは別人だが、主人公のことは知っていた様子。 新しく私服イラストと[[バイク]]に乗った専用カットインを手に入れた。 今回は徹頭徹尾味方であり、同じく味方についた[[邪ンぬ>ジャンヌ・オルタ]]を煽ったり、拾った白い犬を「カヴァスⅡ世」と名付けて可愛がったり、 %%騎乗スキルがないのに%%バイクを乗り回したりしつつ主人公側の貴重な主戦力として貢献。%%出番のときに敵にやたらアーチャーが多いのは内緒%% というかラストはセイバーオルタがいなきゃ詰んでた。 マスターに対しても好意的で、邪ンぬに(彼女への煽りも込みで)「私のマスターだ」とどことなく自慢げに紹介したり、 あるおぞましい製法で作られた人形を調べる際には「あまり(中身を)見るな。瑕になる」と彼/彼女の精神を気遣ったりしている。 なお、後に邪ンぬ共々新宿での私服姿が簡易霊装で実装され、バトルでもいつもの鎧・ゴスロリ服から着せ替えられるようになった。 **アルトリア・ペンドラゴン(サンタオルタ) #center(){#bold(){はっしれソリよー♪ かっぜのようにー♪ 特異点をー♪ パドルパドルー♪}} ***◇概要(サンタ) 15年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』で、&bold(){自分のイメージ回復のために}まさかの黒いミニスカサンタ衣装に身を包み、 背中には大きいプレゼント袋を背負った「サンタオルタ」として初登場。 クラスは空をかけるソリに乗るサンタらしくライダーに変化。 ただソリを引く「ラムレイ二号」はカバにしか見えない馬。 原作で多くの士郎くんに絶望を植え付けたセイバーオルタがまさかサンタになってプレゼントを配り歩くようになるとは、誰が想像できただろうか。 クラスはソリに乗っているだけあって[[ライダークラス>ライダークラス(Fate)]]。 普通のオルタとはパラメーターが微妙に変化している。 攻撃力も宝具も変わらないシンプルなパワータイプであり、レベルを上げれば無難に戦力になってくれる。 ちなみに、川澄氏はオルタが宝具で口ずさむ「ふんふんふ~ん」がどこで使われるのか収録時には教えてもらえなかったそうで、 宝具演出で鼻歌が流れるのを聞いて驚いたらしい。 ***◇パラメータ(サンタ) 身長:154cm 体重:52kg(プレゼントの重さ込み) 出典:ほぼ週間 サンタオルタさん 地域:フィンランド(自称) 属性:秩序・&bold(){善} [[サンタクロース]]になりきっている為、パーソナリティが変化している。 ◆ステータス |筋力|耐久|敏捷|幸運|魔力|宝具| |A|C|D|B|A|A++| ◆スキル ○クラス別スキル 対魔力:A どのような魔術であろうと、A以下の魔術は無効化する。 プレゼントへのクレーム、要望は全てシャットアウト。[[ハート]]が強い。 騎乗:A 騎乗の才能。プレゼントを運ぶソリ、ラムレイⅡ世であれば注文から一日配達すら可能だ、と豪語する。ちなみにソリが空を飛ぶのはオルタの魔力放出によるものである。 ○保有スキル 直感:A 戦闘時、常に自分にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 オルタといえば素早さより耐久、スピードよりパワー、敏感より鈍感になるものだが、サンタオルタにはそんな固定観念はない。 子供たちに一刻も早くプレゼントを届けるため、そのシックスセンスは最高に高まっている。 魔力放出:A- オルタと言えば「その乾電池、漏れてませんか?」といわんばかりの暗黒オーラを漂わせるものだが、そんなものはサンタには不要。 プレゼントを壊してはいけないので、魔力放出のランクを意図的に下げている。 その細やかさが普段はどうして出せないんですか、サンタさん。 聖者の贈り物:EX サンタクロースになりきる事で習得したスキル。プレゼントを贈り、心を癒す。 しかしどのプレゼントも対象者の求めるものとは微妙にデザインが違う為、効果はそこまで期待できない。微妙に[[トラウマ]]を抉るチョイスは天賦の才と言えなくもない。 ***◇宝具(サンタ) 『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000 黒い極光の剣。まんまである。 名前に何のひねりもないところにハロウィンで出張ったサーヴァントとの差が感じられる。 サンタクロースにはまったくもって無用の代物だが、何かの間違いで[[クリスマス]]に怪獣が現れる事もあるだろうし、持っていて損はない。 ***◇イベント(サンタ) -15年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』 暴君っぽく主人公を強引に[[トナカイ]]役にして、時に剣を振るいながら全世界の子供たち(大きなお友達含む)にプレゼントを押し付けていく。 サンタとしての役職を与えられた事で気難しさが若干フランクなものに変化している。 サンタとは陽気なもの、笑顔を振りまくもの、という彼女の夢と理想が永久凍土のごとき心を解きほぐしたのである。 ただ、スパルタ主義なのは変わらず、悪い子には罰を与えていい子にした後でプレゼントを叩き付ける。 ちなみに主人公以外にアステリオスにも手伝ってもらっていたらしく、最後は彼の下にプレゼントを届けに行ったそうな。 サンタの名を利用して詐欺を働いていた某[[口が回る男>ガイウス・ユリウス・カエサル(Fate)]]に翻弄されて怒りのあまり思わず暴君の仮面を忘れて素の敬語口調が出てしまったり、 サンタらしくと言うべきか、子供系サーヴァントには優しくする一面も。 以降も、クリスマスイベントやクリスマス系サーヴァントが出てくるイベントには顔を出す。 -16年クリスマスイベント『二代目はオルタちゃん』 [[ジャンヌ・オルタ]]が廊下を爆走するサンタオルタに嫌がらせをしようとして、 透明薬と間違えて若返り薬を飲んで誕生した[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]。 サンタオルタは彼女を見てなにか気付いてマスターに相談し…。 **[[アルトリア・オルタ(ランサー)>ランサーアルトリア(Fate)]] 第一部四章「死界魔霧都市 ロンドン」にて[[ランサークラス>ランサークラス(Fate)]]で出現。 イラストはコミカライズ版「まおゆう」などの石田あきら氏。 ☆4(SR)で、同じく第四章のシナリオをクリアすることでストーリー召喚に追加される。 わかりやすい特徴として、馬に乗っている。カードイラストもバトルキャラも、''ランサーなのに常に騎乗中である''。 聖剣を抜いた結果不老となった両セイバーや、そのセイバーによるコスプレであるサンタと比べてアダルティな印象を受ける。 まあ、[[おおきいもんね>巨乳]]、[[しょうがないね>おっぱい]]。モーさんとアルトリアの関係性もあってついたあだ名が「乳上」。 詳細は[[こちら>ランサーアルトリア(Fate)]] **アルトリア・ペンドラゴン(メイドオルタ) #center(){#bold(){サーヴァント、ライダー、アルトリア・ペンドラゴンだ。 この私が来た以上、理想の生活を覚悟してもらおう。二度寝も運動不足も許さん。 掃除・洗濯は徹底的にやる。りょり、料理も……できる範囲で、やってみせよう}} ***◇概要(水着) 2017水着イベントで登場。鎧からメイド服に着替えてレアリティも1ランク上の☆5になった。 夏を迎え、ひとりの暴君としてではなく、一介の給仕として己を見つめ直そうと奮い立ったアルトリア。 言っている意味は分かるがなぜそうなったのかまったく分からない。 エクスカリバーはモップに。セクエンスはピストルに。 戦闘スタイルは軍人のそれに。 モップで相手をなぎ払い、ピストルで動きを止め、グレネードで爆破する。 完全に[[どこかで見たことある>衛宮切嗣]]戦い方である。[[メイド]]とは。 実力行使でしか理想給仕ができないのを気にしてか、属性は悪のままである。 性格的にはカニファンで出てきたセイバーオルタに近い。全く関係性はないが。 銃火器を手に正しい生活へ導くため主を教育する。 手にする獲物は再臨段階で変わる豪華仕様。 ***◇パラメータ(水着) ◆ステータス |筋力|耐久|敏捷|幸運|魔力|宝具| |B|C|B|A|B|A| ◆スキル ○クラス別スキル 対魔力:B 騎乗:B 単独行動:EX マスター不在でも行動できる能力。 仕えるべき主は存在するが、それはそれ。 メイドの奉仕精神とは自由であるべき……自発的なものであり、誰に強制されるものではない、という信念から脅威の単独行動スキルを獲得した。 このスキル獲得のため、通常パラメーターは若干低下している。 ○保有スキル サマー・スイーパー!:A 魔力放出スキルがお手伝いさん用途に変化したもの。あらゆるものを洗い流す水洗いの達人。 自身の奉仕能力(攻撃力)を上げながら、パーティー全体を厳しく監督し、その士気を向上させる。 コーチング:A 海辺のアルトリア・オルタは冷血のガヴァネス(女性家庭教師)でもある。その厳しい教育と指導により、誤ったバトルスタイルを矯正する。 スパルタな為、コーチされた者は多大なダメージを負う。 リローテッド:C ***◇宝具(水着) 『不撓燃えたつ勝利の剣(セクエンス・モルガン)』 ランク:A 種別:対人宝具 最大補足:一人 セクエンス・モルガン。 アーサー王が持つ『死闘の場にのみ携える』短剣、セクエンスとエクスカリバーの合体宝具。 セクエンスは小型の自動拳銃のような姿になっているが、エクスカリバーと組み合わせる事により大型の[[狙撃銃]]となり、不浄なる外敵を『主の領地』に入る前に撃退する。 どう見てもアンチ・マテリアル・ライフルだが、その綺麗な顔をフッ飛ばされたくなかったら指摘しない事だ。 ***◇イベント(水着) -2017水着イベント ある特異点でのイシュタル主催のカーレースに参加すべく、マスターに変装したイシュタルからの誘いの言葉もあって、 [[ネロちゃま>赤セイバー]]と組んでチーム『タイラント・シューティングスター』を結成。 どちらかがサポート役に甘んじることも嫌だったため、交代で運転手を務める。 ネロとはお互いに思考回路が似通ってる為かコンビネーションは抜群だが、性格的には相容れないようであり、お互い運転手の座やマスターのことは譲らない。 -2018年夏イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル』 ホテルにて見た目通りの給仕役になっていたが、メイドオルタなので何かと物騒。 ジャンヌ・オルタは彼女をからかおうとしたところ、逆襲に遭いかけた。 ***◇性能(水着) 性能としては宝具特化アタッカー。カード構成はB1Q2A2で宝具はQuick単体攻撃。 2枚あるQuickの性能は微妙だがArts性能は良いためNP稼ぎには困らない。 「サマー・スイーパー」は全体Quickバフと自身に攻撃力バフを付与する。持続はどちらも3T。 これだけでも二重バフであり宝具を含めたQuickの火力を底上げできる。 「リローテッド」は1回限りのQuick強化。CTが短く下記の「コーチング」等と組み合わせれば重ねがけも狙える。 1回限りなので出来るだけ宝具に合わせられるように切るカードを調整すること。 「コーチング」はマスタースキル「メジェドの目」と[[玉藻>キャスター(EXTRA)]]の宝具だけが持つ 「スキルCT減少」効果を持つユニークスキル。 スター発生率も上がるが、デメリットとしてHPが1000減少する。 宝具は上記の通り。Quick属性の多段Hit宝具で、おまけでNPが少し戻ってくる。 「サマー・スイーパー」の二重バフに重ねがけした「リローテッド」を合わせて放たれる宝具威力は圧巻。 多段Quick宝具持ちサーヴァントなので、最優のQサポーターこと「[[スカサハ=スカディ]]」との相性が良く、 組み合わせると宝具火力が上がるだけでなく、宝具でのNP回収力も上がるため連射も視野に入ってくる。 通常Quickの使い勝手が向上するのもポイント。 *◆余談 -在庫王 タグの在庫王は[[リボルテック]]や[[figma]]のオルタが余りまくり、投げ売られたため。 (これはセイバーなら売れるだろうと需要を読み違え、作りすぎたためと思われる) いや、勿論出来はいいですよ? 逆に生産量を絞ったのか品薄状態のフィギュアもあり、アルターのメイド版、グッドスマイルカンパニーの卑王鉄槌、 ソリッドシアターから発売されたもの(現在は再販により解消)などは、売り切れ&プレ値状態になった。 何かと両極端な人である。 -川澄氏 オルタも含めたセイバー役を「FGO」でも演じる川澄綾子氏は実際に[[ゲーム]]もプレイしているマスターなのだが、 サンタオルタボイス収録日の移動中、何気なくガチャを回したらセイバーオルタが初召喚され、運命の悪戯的なものを感じたという。 ちなみに、アルトリアは通常のセイバーは勿論[[謎のヒロインX]]、果ては[[プロトセイバー>セイバー(Prototype)]]まで召喚しているのだが、乳上もといランサーオルタだけは未召喚とのこと。 -ゲスト出演 [[Shadowverse]]にゲスト参戦している。 このゲームは相手に対して「よろしくお願いします」「ありがとう」「ごめんなさい」といった内容の台詞を飛ばせる。 …のだが、彼女の場合…挨拶「拝礼はまだか?」感謝「無礼を許そう」謝罪「頭を垂れるとでも?」と相手を煽るものばかり。 勿論そんな仕様なのは彼女だけで、[[ベガ>ベガ(ストリートファイター)]]ですら偉そうながらもちゃんと挨拶や謝罪をする。 愛されてはいるのだが、お陰で彼女のエモはとても使いにくいものとなっている。 追記・修正はオルタ化してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,86) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-03-18 12:28:11) - メイドオルタについても追記したいんだけど、ユニットとしての解説どうしようか -- 名無しさん (2017-09-26 20:26:04) - プーサー体験クエでアーサー王と会ったときに、ぐだが真っ先に連想したのが彼女な辺り、ぐだ的にアルトリアといえばセイバーオルタなのだろう -- 名無しさん (2017-10-01 11:46:43) - ↑元祖アルトリアはストーリー上ではまだ登場してないしね。水着イベントでなら出たことあるけど。 -- 名無しさん (2017-10-01 11:50:52) - 特異点Fと新宿(とカルデア)のオルタは別人(別鯖?)らしいから、ストーリーに出てこない理由って、冬木で戦ったオルタこそ元祖アルトリアそのものが反転した存在だったから。つまり「もうとっくに登場していた」というオチだったりして -- 名無しさん (2017-11-19 20:10:58) - ↑ 特異点Fのオルタは血のような赤い紋様があったけど、新宿に出てきたオルタは無かったから、聖杯の泥には浸食されてないんだよね。キャスニキの「いつの間にかすり替わっていた」って発言もあるし、特異点Fのオルタは「オルタとして呼ばれたアルトリア」じゃなくて「何某かの影響で召喚後に反転させられた青セイバー」ってのはありそう -- 名無しさん (2017-12-17 23:35:35) - 在庫とは言うが、俺がセイバーオルタ好きになった切っ掛けが友達からもらったリボルテックだから、未だに結構思い入れある。 -- 名無しさん (2018-02-28 23:23:49) - 特異点Fはゲームでもアニメでもラスボスオーラ半端なかったな -- 名無しさん (2018-03-05 23:09:36) - HE劇場版第1部の終盤にも先行登場しましたね。 -- 名無しさん (2018-05-09 18:04:21) - ↑間違えたHFだ。 -- 名無しさん (2018-05-09 18:19:21) - 2章の暴れぶりはすごかった -- 名無しさん (2019-01-16 02:43:36) - ↑相手がヘラクレスなのにも関わらず戦闘のほとんどが魔力放出という驚愕。無限魔力供給ズルいわ… -- 名無しさん (2019-01-16 11:42:18) - 強スギィ! -- 名無しさん (2019-01-17 13:40:53) - アルトリアヘラクレスカルナみたいなやろうと思えばいくらでも魔力バカ食いできる鯖が魔力無限設定で戦えばそりゃ強いわな -- 名無しさん (2019-01-17 14:51:08) - 新宿でエミヤオルタが砕いた隕石一掃した時はやりすぎかと思ったけど、この化け物っぷりなら納得ですわぁ……というか、特異点Fの彼女はHFとほぼ同スペックと思われるんだけど、あれを真名をちゃんと解放してないのに防ぎきる円卓盾の株がまた上がった -- 名無しさん (2019-01-17 18:11:24) - アルトリアとエクスカリバーはキャメロット相手諸々の理由からには威力大きく下がるからね。それでもマシュ達に死を感じさせるほどの威力だったけど。 ところでHFのスパークスライナーハイの所の表記、「アーチャーの腕の浸食が限界に至って肉体強度や性能がアーチャーに大きく近づいていた」点を忘れてないか。地の文でかなりたくさん「本来の衛宮士郎ではありえない」って示唆する描写があるのに。 -- 名無しさん (2019-05-13 12:32:58) - もしも、第4次聖杯戦争時のアルトリアが聖杯の泥を浴びてオルタ化していたら、第5次聖杯戦争では大変な事になってただろうな…。 -- 名無しさん (2019-05-20 03:15:37) - まあ、特異点に出たのは青王だな -- 名無しさん (2020-02-13 08:42:50) - 人理のSAKIMORIとは一体… -- 名無しさん (2020-08-08 23:48:36) - 「徹底した統治、自由なき自由こそ、王の生業」とか言ってるけどオルタは王様なんてクソ喰らえ好き勝手に生きてやるモードなセイバーだから王政はやりたくないの一言に限るんだよな。つまりセイバーより現代並びに一般文化(ヤンキー的な意味で)に肯定気味。ただしその分喧嘩気質な所は息子な娘寄りになってるという…あれやっぱブリテン親子似てなくね -- 名無しさん (2021-04-29 15:43:49) - メイドオルタもそのうち超絶強化来るかもしれない -- 名無しさん (2022-06-11 21:19:37) - 魔力放出→魔力放出(逆鱗)のスキル強化のお陰で、敵の数が多いことが条件とはいえW光コヤンで3T可能になったの本当にうれしい。ありがとう -- 名無しさん (2023-12-11 17:33:25) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/09/10 Fri 20:48:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){#bold(){ 君臨こそ王の証だと? 笑わせるな金色 徹底した統治、自由なき自由こそ、王の生業。貴様の華やかさこそ余計なものだ }} 『[[Fate/stay night]]』で初登場した[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]。 CV:[[川澄綾子]] ●目次 #contents *◆『[[Fate/stay night]]』シリーズ HFルートにて、[[セイバー>セイバー(Fate)]]が[[真アサシン>真アサシン(Fate)]]との戦いの最中に黒い影に呑まれ、変貌したもの。 オルタはオルタナティブ=「代替品」を意味する。 理想と希望を追い求めていたオリジナルとは逆に、絶望を理解することで適合した。 登場はHFルートのみで、「[[この世全ての悪>この世全ての悪(Fate)]]」に取り込まれたセイバーが黒化し、黒い影の正体である[[桜>間桐桜]]をマスターとして再びこの世に現界した。 いわゆる『[[悪堕ち]]』と言われやすいが、担当声優の川澄綾子氏は、 「『Grand Order』シリーズと違い、HFルートのオルタは歪んだ願いを持つセイバーの別側面が強調された、彼女の一部と捉えている」 とインタビュー((アニメイトタイムズ「劇場版『Fate/stay night [HF]』桜cafeでラストシーンの裏側など[[ネタバレ]]トークが展開![[下屋則子]]さん&川澄綾子さん対談」))で述べている。 **パラメーター |筋力|耐久|敏捷|幸運|魔力|宝具| |A|A|D|C|A++|A++| 属性:秩序・悪 対魔力:B 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、彼女を傷つけるのは難しい。 闇属性に染まっている為、対魔力が低下している。 騎乗:- 騎乗スキルは失われている。 保有スキル 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 常に凶暴性を抑えている為、直感が鈍っている。 魔力放出:A 膨大な魔力はセイバーが意識せずとも、濃霧となって体を覆う。 カリスマ:E 軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。 **戦闘力 聖杯と直結している桜がマスターになった結果、無尽蔵の魔力供給を獲得した為に以前とはうって変わった驚異的な能力を誇る。 [[奈須きのこ]]曰く「パワーアップというよりも暴走列車に近い」とのこと。 莫大な魔力を崩壊前提で放出でき、そのダメージも膨大な魔力で回復できるという事か。 無制限の魔力を得た事で[[約束された勝利の剣]]の回数制限が無くなった上に、 その膨大な魔力を魔力放出スキルに回すことで異常なレベルの攻撃を連発出来ることになった。 その火力は圧倒的なステータスを誇る[[バーサーカー>バーサーカー(Fate)]]すらも正面から圧倒できると明言されている。 上記の凄まじい火力から攻撃力においては間違いなくトップクラスであり、 [[ヘラクレス>バーサーカー(Fate)]]、[[ギルガメッシュ>ギルガメッシュ(Fate)]]と同じく&font(#ff0000){最強のサーヴァント}という評価を公式から受けている。 実際に作中ではヘラクレスを打ち倒した上に例えギルガメッシュが相手でも両者のマスター次第で勝敗は別れるだろう、と奈須きのこからコメントされている。 本編中では「セイバーオルタ」という呼称はなく、製作者サイドからは「黒セイバー」と呼ばれていた。 セイバーのテーマ曲である「約束された勝利の剣」のオルタ版アレンジのタイトルも、「約束された勝利の剣 Black Saber Mix.」となっている。 商業展開する上で「セイバーオルタ」という名が付けられたが、今でも公式で「黒セイバー」という呼称が使われることもあるのでどっちでも良い模様。 ちなみにブラックセイバーだと[[ミニ四駆>黒沢太]]になってしまうので注意。 バーサーカーがそのままの状態で留め置かれていたのに対し、こちらは万全の状態になり更に一部パラメーターは強化されている。 見た目も変化し、黒を基調とした色合いに棘があったりとものものしい鎧を身に纏っている上、 使用者であるセイバーが暗黒に染まったために、使用者の魔力に影響されて『約束された勝利の剣』も暗黒に染まった。 黒く染まった魔力はブリテン島に潜む原始の呪力であり、魔竜ヴォーティガーンの息に近い。 そしてその呪力は彼女の姉であるモルガンが受け継いだものでもあるため、黒く染まった聖剣は『約束された勝利の剣([[エクスカリバー]]・モルガン)』とも呼称される。 敏捷と%%因果すら捻じ曲げるチート%%直感も大分下がっており、剣士としては鈍化している。 一方、耐久力の上昇と無限ともいえる魔力をもつマスターのバックアップにより宝具を連射可能で、火力は生前を上回ると明言されている。 一方、[[風王結界]]は使えないのか『[[Fate/unlimited codes]]』ではかわりに黒い波動で攻撃する『卑王鉄槌(ヴォーディガーン)』が超必殺技に。 初めはヘルム(フェイスマスクのようなもの)をしていたが、バーサーカーの抵抗で割られた。 また首から顎にかけて黒いものが覆っており、顔色や髪の色も変化しているほか、頭にあった[[クセ毛>アホ毛]]は消えている(一部クセ毛が描かれているCGもあるが)。 **人物 性格は生真面目で礼儀正しかった黒化前とは一変し、諸々の影響で傲岸で暴君というべき性格になっている。 敬語も用いなくなり、威圧的な言動も見せるようになるが、[[衛宮士郎]]相手には例外的に敬語で接する。 これは、かつて士郎のサーヴァントであった時の記憶が残っているためらしく、 士郎が[[アーチャー>アーチャー(Fate)]]の[[干将・莫耶]]を投影した際に「私の剣を使わないのですか?」と暗に嫉妬とも取れる言葉を口にしたり、 呆気なく彼を殺せる状況にあっても敢えて見逃すなど、黒化しても彼への情は残っていることを示すような場面が散見される。 SN以降の作品でも、黒化すると暴君めいた言動になりはしても、士郎への情は変わらないことがほとんど。 **活躍 HFルート中盤に登場し、かつては主従関係にあった衛宮士郎とは敵対することになる。 聖杯を汚染している「この世全ての悪」に取り込まれて汚染された影響で、桜側に自覚はないがマスターは桜となっている。 また、その桜を彼女の体内に潜り込ませた蟲を解して[[間桐臓硯]]がコントロールしているため、 聖杯獲得を狙う臓硯のサーヴァントである[[真アサシン>真アサシン(Fate)]]とは一応共闘関係にある。 臓硯が聖杯の器であるイリヤフィール・フォン・アインツベルンの身を狙って彼女の前に姿を現すと、セイバーオルタも「この世全ての悪」の泥から顕現。 イリヤのサーヴァントである[[バーサーカー>バーサーカー(Fate)]]を圧倒し戦闘不能に追い込んで「この世全ての悪」に飲み込ませた。 その化け物じみたスペックと「セイバーが敵に回った」という事実は士郎と凛を恐怖に陥れることとなったが、 既に最大戦力であるバーサーカーを討ち取ったことや、以前の主である士郎やその協力者の凛を手ずから斬ることへの抵抗感からか、 黒い影が出現した際、手にした聖剣を振るえば呆気なく二人を始末できる状況にもかかわらず、後を真アサシンに任せて撤退。 最終決戦では[[ライダー>ライダー(Fate)]]と士郎のタッグを迎え撃ち、魔眼の影響で能力が低下させられているにもかかわらず終始彼女を圧倒し続けた。 しかし、宝具勝負の際にライダーと士郎の「[[騎英の手綱]]」と「[[熾天覆う七つの円環]]」の合わせ技に、「約束された勝利の剣」を打ち破られ、敗北。 本来の1割程度の破壊力に減衰した「騎英の手綱」を受けた衝撃で意識が朦朧としている所を士郎の[[アゾット剣]]の一撃を貰い、消滅していった。 この際二択の選択肢が出るのだが、どちらが正解か分かりつつもそちらを選べなかったプレイヤーは多いはず。 劇場版HF3章では、ライダーに「士郎が気になりますか?彼は動きませんよ、私は信頼されてますので。ああ、アナタは…」と挑発され、 それに対してセイバーオルタが「戯言を…!」と激昂するシーンが追加されている。 正規ルートではないものの士郎と一騎打ちを行うルートもあり、 桜を救う為に余力を残して戦おうとする士郎に「あなたにとって私はその程度の存在ですか?」と問いかけ、彼の全力を引き出し受け止める。 激闘の果てに干将・莫耶の奥義「鶴翼三連」によって深手を負い、彼の成長を喜びながら自分にトドメを刺す事を進言するも、 限界を超えた投影の反動に力尽きた士郎を眺めた後に自らの勝利を宣言。此方のルートはこれで幕引きになり、ENDと表記されて終了となる。 ある意味これも一つの終演という事で[[バッドエンド]]という訳ではないという。 制作サイド曰く、「HFルートに於けるセイバーエンド」との事。 しかし、余裕で音速を超えるような速度で動く英霊の中でも強靭かつ俊敏で、バーサーカーも一方的に処理出来る彼女が、 身体能力は(一応)一般人という触れ込みの士郎と正面からやり合って実質負けていたことはプレイヤーから語り草となっている。 一応直感が落ちているという設定があるので、本来のセイバーならば同じ流れでの不意打ちは決まっていなかったと思われる((更に言えば明らかにおかしな投擲を目の当たりにしているので直感以前に怪しさを感じると思うが))。 **関連作品 ***『[[Fate/hollow ataraxia]]』 第三次聖杯戦争の回想でエーデルフェルト姉妹の使役するサーヴァントの片割れとして登場していたが、あれは使いまわしで本人ではないと思われる。 本編では、凛の「セイバーも龍種ならば、逆鱗が存在するのではないか?」というしょうもない思い付きに影響された士郎が、 それを探している最中、セイバーのアホ毛を引っこ抜いてしまったことで反転してしまい、セイバーオルタとなってしまった。 性格や言動はSNのものと変わらず、黒く染まった鎧と冷徹な表情の威圧感に士郎と凛は震え上がってしまった。 セイバーらしく食事を所望するが、士郎が精魂込めて作った料理を「まずい」とにべもなく一刀両断し、士郎を凹ませた後、 本来のセイバーなら好まない『大味な料理』である[[ハンバーガー]](ジャンクフード)を[[凛>遠坂凛]]にリクエスト。無表情ながら美味しそうに平らげた。 反転したことで味覚の好みも反転したらしい。 余談だが、ハンバーガーを『もっきゅもっきゅ』という(力強い)咀嚼音と共に頬を膨らませて、 口を『~』の形にしながら食べるセイバーオルタにうっかり萌えたファンも結構いたりする。 ちなみに、hollowでオルタになった時はゴスロリな服を着用した。どっから持ってきたのかは聞かぬが華。 この服は以降の作品でも着用しており、映画HFにも逆輸入されている。 一応士郎が好きな事は変わらないのでこのゴスロリッシュなセイバーオルタとのHシーンも考案されたらしいが、 元々肌が青白いセイバーオルタでそんなシーンのCGを作ると『&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){屍姦}}』に見えるとしてボツになったとか。 ***『[[タイガーころしあむ>フェイト/タイガーころしあむ]]』 こちらにも登場。 あらゆる契約を破棄するルールブレイカーを使えば彼女を元の姿に戻せるようで作中で使用する場面がある。 ***『[[カーニバル・ファンタズム>Carnival Phantasm]]』 セイバーがアーネンエルベでバイトをする話で登場。 客として来店したギルガメッシュにブチ切れたセイバーが自らアホ毛を引っこ抜き覚醒。あっという間に周りを仕切ってしまった。 この時は珍しく味覚は変わらず、普通にまかないの丼物を平らげ「美味!!」とか言っている。 その後、まるで酔っ払い親父の如き態度で衛宮家に帰ってくるが、出迎えた士郎の笑顔に赤面し、いつものセイバーに戻った。 ***『[[プリズマ☆イリヤ>Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』 黒化英霊の一人として登場。なので正確にいえば「セイバーオルタ」ではなく、あくまで「同じ姿の劣化コピー」にすぎない。 イリヤ達がキャスターを倒した直後に現れ、初撃で凜とルヴィアを昏倒させるほどのダメージを与えた。 連戦で疲弊したイリヤと美遊ではかなわず、ルビーとサファイアを渡して凜とルヴィアが変身。善戦するも、倒すまでは至らなかった。 危機的状況に陥るも、イリヤがアーチャーのクラスカードを夢幻召喚(インストール)してアーチャーの英霊の能力を得たことで戦況は一変。 投影魔術と『[[壊れた幻想]]』を駆使するイリヤに徐々に圧されていき、『約束された勝利の剣』を使うもイリヤが投影した『約束された勝利の剣』との撃ち合いの末に敗北した。 アニメでこのシーンが放送されたことで、セイバーオルタの動く戦闘シーンが初めて披露された。 *◆『[[Fate/Grand Order>Fate/Grand Order]]』 **セイバーオルタ #center(){&bold(){……召喚に応じ参上した。貴様が私のマスターというヤツか?}} ***◇概要(剣) ☆4(SR)の[[セイバークラス>セイバークラス(Fate)]]のサーヴァントとして登場。イラストはもちろん我らが[[社長>武内崇]]。 序章のシナリオをクリアするとストーリー召喚に追加される、いわゆる「スト限」枠のサーヴァントであり☆4の中では入手難易度は高め。 イラストは霊基再臨を進めていくと仮面を取り、最終的にはお馴染みのゴスロリ服を身に纏う。ちょっと血色が良くなった。 性格も少し掘り下げられており、黒化した自分は最早王でも騎士でもないと語り、好き嫌いの基準も強いか弱いかでしかない戦闘マシーンのようになっている。 しかし騎士王であった記憶は当然ながら残っており、根元は本家セイバーと同じ精神構造であり、黒化した我が身を自嘲することもある。 なお、絆レベルが上がると健啖家な面が顔を出してくるが、恥じらいながらパンケーキを所望する、食事中の姿を見られて羞恥心を覚えるなど、&bold(){青よりも女子力が高くなっている。} 同じく「オルタ」のサーヴァントである[[ジャンヌ・オルタ]]とは顔を合わせれば挑発し合う仲だが、 セイバーオルタの方は割とジャンヌ・オルタを気に入っているらしく、「[[腐れ縁]]」と称して一緒に行動することも多い。 ただし、マスターに「ふたりはオルタちゃん」等と言われた時には「相変わらず一言多いな!貴様は!」と二人揃ってブチ切れていた。 ***◇性能(剣) ユニットとしては高水準に纏まったステータスと攻撃に特化したスキル群を持ち、アタッカーとしては非常に優秀。 宝具の火力が他のサーヴァントに比べ頭一つ飛び抜けており、同レベルという条件で言えば本家セイバー以上の破壊力を誇る。 (無論、上げられるレベルに差があるので最終レベル同士ならば劣るが…) 単純火力では☆4全体宝具の中では最強クラス。 その火力から半端な☆5(SSR)のサーヴァント以上のスペックを持ち、初期のFGOにおいては☆4の中では最も優秀とも言われていた。 正直[[ランスロット>バーサーカー(Fate/Zero)]]と同じく、レア度に(いい意味で)性能が見合っていない。 ブリテンの騎士ってすごい。改めてそう思った。 とはいえスキルが魔力放出に直感、カリスマと本家セイバーと同様にシンプルすぎることに加えて、 自身のカード性能は微妙なこともあり、味方や礼装のサポート抜きでは宝具を撃つことも叶わない。 極端なことを言ってしまえば宝具火力だけが取り柄の[[一発屋]]でしかなかったので、[[コヤンスカヤ]]実装で少し巻き返すまでは本家セイバーに出番を食われがちであった。 2017年2月にはバトル・宝具モーションが一新され、『[[Fate/unlimited codes]]』のモーションを再現したような、片手で聖剣を振り回す荒々しいものに変更。 EX攻撃は同じく『unlimited codes』のセイバーオルタの[[必殺技]]である「卑王鉄槌」三連擊となっている。 2020年2月に強化クエストで直感が宵闇の星へと変化し、スター増加に加えNP20チャージがついた。また、新宿霊衣も実装。 2023年には魔力放出が&bold(){魔力放出&color(#F54738){(逆鱗)}}へと変化。 &bold(){「3回・3TのBusterバフ」「3Tの無敵貫通」}に加え、&bold(){&color(#F54738){「Buster攻撃時に自信のNPを増やす状態(3回・3T)を付与」}}というあまりにも無法な性能が追加された。 このBuster攻撃は&bold(){宝具攻撃も含む}上に宝具で複数敵を攻撃した際には&bold(){敵の数の分だけ獲得NPが増える}為、 変則周回などの敵の数の少ないクエスト以外では&bold(){W光コヤンでの3T周回が可能となってしまった。} 劇場版で見せた本気の彼女の恐ろしさをマスター諸君も是非堪能しよう。 ***◇シナリオ・イベント -序章「炎上汚染都市 冬木」 [[ラスボス]]として登場し、シャドウサーヴァントを従え原作バリのラスボスオーラで主人公たちを戦慄させた。 どうやら黒幕の思惑に気付き彼女なりに人理を護ろうとしていた節があり、自分を倒しにきたマシュ及び主人公を試すように振舞い、斃されてからも #center(){#bold(){「聖杯を守り通す気でいたが、己が執着に傾いたあげく敗北してしまった。」 「グランドオーダー───聖杯を巡る戦いは、まだ始まったばかりだという事をな。」}} 等々、彼女が知り得ないはずの単語や後に起こる出来事を知っているかのような発言を残し消滅した。 オマケに2周年記念のメモリアルクエストで戦えるセイバーオルタが使う特殊スキルの名称が「&color(red){人理の防人}」。 第一部が完結した現在でも不信な点が多い特異点Fの謎のひとつである。 -亜種特異点「悪性隔絶魔境 新宿」 冬木にいたセイバーオルタとは別人だが、主人公のことは知っていた様子。 新しく私服イラストと[[バイク]]に乗った専用カットインを手に入れた。 今回は徹頭徹尾味方であり、同じく味方についた[[邪ンぬ>ジャンヌ・オルタ]]を煽ったり、拾った白い犬を「カヴァスⅡ世」と名付けて可愛がったり、 %%騎乗スキルがないのに%%バイクを乗り回したりしつつ主人公側の貴重な主戦力として貢献。%%出番のときに敵にやたらアーチャーが多いのは内緒%% というかラストはセイバーオルタがいなきゃ詰んでた。 マスターに対しても好意的で、邪ンぬに(彼女への煽りも込みで)「私のマスターだ」とどことなく自慢げに紹介したり、 あるおぞましい製法で作られた人形を調べる際には「あまり(中身を)見るな。瑕になる」と彼/彼女の精神を気遣ったりしている。 なお、後に邪ンぬ共々新宿での私服姿が簡易霊装で実装され、バトルでもいつもの鎧・ゴスロリ服から着せ替えられるようになった。 **アルトリア・ペンドラゴン(サンタオルタ) #center(){#bold(){はっしれソリよー♪ かっぜのようにー♪ 特異点をー♪ パドルパドルー♪}} ***◇概要(サンタ) 15年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』で、&bold(){自分のイメージ回復のために}まさかの黒いミニスカサンタ衣装に身を包み、 背中には大きいプレゼント袋を背負った「サンタオルタ」として初登場。 クラスは空をかけるソリに乗るサンタらしくライダーに変化。 ただソリを引く「ラムレイ二号」はカバにしか見えない馬。 原作で多くの士郎くんに絶望を植え付けたセイバーオルタがまさかサンタになってプレゼントを配り歩くようになるとは、誰が想像できただろうか。 クラスはソリに乗っているだけあって[[ライダークラス>ライダークラス(Fate)]]。 普通のオルタとはパラメーターが微妙に変化している。 攻撃力も宝具も変わらないシンプルなパワータイプであり、レベルを上げれば無難に戦力になってくれる。 ちなみに、川澄氏はオルタが宝具で口ずさむ「ふんふんふ~ん」がどこで使われるのか収録時には教えてもらえなかったそうで、 宝具演出で鼻歌が流れるのを聞いて驚いたらしい。 ***◇パラメータ(サンタ) 身長:154cm 体重:52kg(プレゼントの重さ込み) 出典:ほぼ週間 サンタオルタさん 地域:フィンランド(自称) 属性:秩序・&bold(){善} [[サンタクロース]]になりきっている為、パーソナリティが変化している。 ◆ステータス |筋力|耐久|敏捷|幸運|魔力|宝具| |A|C|D|B|A|A++| ◆スキル ○クラス別スキル 対魔力:A どのような魔術であろうと、A以下の魔術は無効化する。 プレゼントへのクレーム、要望は全てシャットアウト。[[ハート]]が強い。 騎乗:A 騎乗の才能。プレゼントを運ぶソリ、ラムレイⅡ世であれば注文から一日配達すら可能だ、と豪語する。ちなみにソリが空を飛ぶのはオルタの魔力放出によるものである。 ○保有スキル 直感:A 戦闘時、常に自分にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 オルタといえば素早さより耐久、スピードよりパワー、敏感より鈍感になるものだが、サンタオルタにはそんな固定観念はない。 子供たちに一刻も早くプレゼントを届けるため、そのシックスセンスは最高に高まっている。 魔力放出:A- オルタと言えば「その乾電池、漏れてませんか?」といわんばかりの暗黒オーラを漂わせるものだが、そんなものはサンタには不要。 プレゼントを壊してはいけないので、魔力放出のランクを意図的に下げている。 その細やかさが普段はどうして出せないんですか、サンタさん。 聖者の贈り物:EX サンタクロースになりきる事で習得したスキル。プレゼントを贈り、心を癒す。 しかしどのプレゼントも対象者の求めるものとは微妙にデザインが違う為、効果はそこまで期待できない。微妙に[[トラウマ]]を抉るチョイスは天賦の才と言えなくもない。 ***◇宝具(サンタ) 『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000 黒い極光の剣。まんまである。 名前に何のひねりもないところにハロウィンで出張ったサーヴァントとの差が感じられる。 サンタクロースにはまったくもって無用の代物だが、何かの間違いで[[クリスマス]]に怪獣が現れる事もあるだろうし、持っていて損はない。 ***◇イベント(サンタ) -15年クリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』 暴君っぽく主人公を強引に[[トナカイ]]役にして、時に剣を振るいながら全世界の子供たち(大きなお友達含む)にプレゼントを押し付けていく。 サンタとしての役職を与えられた事で気難しさが若干フランクなものに変化している。 サンタとは陽気なもの、笑顔を振りまくもの、という彼女の夢と理想が永久凍土のごとき心を解きほぐしたのである。 ただ、スパルタ主義なのは変わらず、悪い子には罰を与えていい子にした後でプレゼントを叩き付ける。 ちなみに主人公以外にアステリオスにも手伝ってもらっていたらしく、最後は彼の下にプレゼントを届けに行ったそうな。 サンタの名を利用して詐欺を働いていた某[[口が回る男>ガイウス・ユリウス・カエサル(Fate)]]に翻弄されて怒りのあまり思わず暴君の仮面を忘れて素の敬語口調が出てしまったり、 サンタらしくと言うべきか、子供系サーヴァントには優しくする一面も。 以降も、クリスマスイベントやクリスマス系サーヴァントが出てくるイベントには顔を出す。 -16年クリスマスイベント『二代目はオルタちゃん』 [[ジャンヌ・オルタ]]が廊下を爆走するサンタオルタに嫌がらせをしようとして、 透明薬と間違えて若返り薬を飲んで誕生した[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]。 サンタオルタは彼女を見てなにか気付いてマスターに相談し…。 **[[アルトリア・オルタ(ランサー)>ランサーアルトリア(Fate)]] 第一部四章「死界魔霧都市 ロンドン」にて[[ランサークラス>ランサークラス(Fate)]]で出現。 イラストはコミカライズ版「まおゆう」などの石田あきら氏。 ☆4(SR)で、同じく第四章のシナリオをクリアすることでストーリー召喚に追加される。 わかりやすい特徴として、馬に乗っている。カードイラストもバトルキャラも、''ランサーなのに常に騎乗中である''。 聖剣を抜いた結果不老となった両セイバーや、そのセイバーによるコスプレであるサンタと比べてアダルティな印象を受ける。 まあ、[[おおきいもんね>巨乳]]、[[しょうがないね>おっぱい]]。モーさんとアルトリアの関係性もあってついたあだ名が「乳上」。 詳細は[[こちら>ランサーアルトリア(Fate)]] **アルトリア・ペンドラゴン(メイドオルタ) #center(){#bold(){サーヴァント、ライダー、アルトリア・ペンドラゴンだ。 この私が来た以上、理想の生活を覚悟してもらおう。二度寝も運動不足も許さん。 掃除・洗濯は徹底的にやる。りょり、料理も……できる範囲で、やってみせよう}} ***◇概要(水着) 2017水着イベントで登場。鎧からメイド服に着替えてレアリティも1ランク上の☆5になった。 夏を迎え、ひとりの暴君としてではなく、一介の給仕として己を見つめ直そうと奮い立ったアルトリア。 言っている意味は分かるがなぜそうなったのかまったく分からない。 エクスカリバーはモップに。セクエンスはピストルに。 戦闘スタイルは軍人のそれに。 モップで相手をなぎ払い、ピストルで動きを止め、グレネードで爆破する。 完全に[[どこかで見たことある>衛宮切嗣]]戦い方である。[[メイド]]とは。 実力行使でしか理想給仕ができないのを気にしてか、属性は悪のままである。 性格的にはカニファンで出てきたセイバーオルタに近い。全く関係性はないが。 銃火器を手に正しい生活へ導くため主を教育する。 手にする獲物は再臨段階で変わる豪華仕様。 ***◇パラメータ(水着) ◆ステータス |筋力|耐久|敏捷|幸運|魔力|宝具| |B|C|B|A|B|A| ◆スキル ○クラス別スキル 対魔力:B 騎乗:B 単独行動:EX マスター不在でも行動できる能力。 仕えるべき主は存在するが、それはそれ。 メイドの奉仕精神とは自由であるべき……自発的なものであり、誰に強制されるものではない、という信念から脅威の単独行動スキルを獲得した。 このスキル獲得のため、通常パラメーターは若干低下している。 ○保有スキル サマー・スイーパー!:A 魔力放出スキルがお手伝いさん用途に変化したもの。あらゆるものを洗い流す水洗いの達人。 自身の奉仕能力(攻撃力)を上げながら、パーティー全体を厳しく監督し、その士気を向上させる。 コーチング:A 海辺のアルトリア・オルタは冷血のガヴァネス(女性家庭教師)でもある。その厳しい教育と指導により、誤ったバトルスタイルを矯正する。 スパルタな為、コーチされた者は多大なダメージを負う。 リローテッド:C ***◇宝具(水着) 『不撓燃えたつ勝利の剣(セクエンス・モルガン)』 ランク:A 種別:対人宝具 最大補足:一人 セクエンス・モルガン。 アーサー王が持つ『死闘の場にのみ携える』短剣、セクエンスとエクスカリバーの合体宝具。 セクエンスは小型の自動拳銃のような姿になっているが、エクスカリバーと組み合わせる事により大型の[[狙撃銃]]となり、不浄なる外敵を『主の領地』に入る前に撃退する。 どう見てもアンチ・マテリアル・ライフルだが、その綺麗な顔をフッ飛ばされたくなかったら指摘しない事だ。 ***◇イベント(水着) -2017水着イベント ある特異点でのイシュタル主催のカーレースに参加すべく、マスターに変装したイシュタルからの誘いの言葉もあって、 [[ネロちゃま>赤セイバー]]と組んでチーム『タイラント・シューティングスター』を結成。 どちらかがサポート役に甘んじることも嫌だったため、交代で運転手を務める。 ネロとはお互いに思考回路が似通ってる為かコンビネーションは抜群だが、性格的には相容れないようであり、お互い運転手の座やマスターのことは譲らない。 -2018年夏イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル』 ホテルにて見た目通りの給仕役になっていたが、メイドオルタなので何かと物騒。 ジャンヌ・オルタは彼女をからかおうとしたところ、逆襲に遭いかけた。 ***◇性能(水着) 性能としては宝具特化アタッカー。カード構成はB1Q2A2で宝具はQuick単体攻撃。 2枚あるQuickの性能は微妙だがArts性能は良いためNP稼ぎには困らない。 「サマー・スイーパー」は全体Quickバフと自身に攻撃力バフを付与する。持続はどちらも3T。 これだけでも二重バフであり宝具を含めたQuickの火力を底上げできる。 「リローテッド」は1回限りのQuick強化。CTが短く下記の「コーチング」等と組み合わせれば重ねがけも狙える。 1回限りなので出来るだけ宝具に合わせられるように切るカードを調整すること。 「コーチング」はマスタースキル「メジェドの目」と[[玉藻>キャスター(EXTRA)]]の宝具だけが持つ 「スキルCT減少」効果を持つユニークスキル。 スター発生率も上がるが、デメリットとしてHPが1000減少する。 宝具は上記の通り。Quick属性の多段Hit宝具で、おまけでNPが少し戻ってくる。 「サマー・スイーパー」の二重バフに重ねがけした「リローテッド」を合わせて放たれる宝具威力は圧巻。 多段Quick宝具持ちサーヴァントなので、最優のQサポーターこと「[[スカサハ=スカディ]]」との相性が良く、 組み合わせると宝具火力が上がるだけでなく、宝具でのNP回収力も上がるため連射も視野に入ってくる。 通常Quickの使い勝手が向上するのもポイント。 *◆余談 -在庫王 タグの在庫王は[[リボルテック]]や[[figma]]のオルタが余りまくり、投げ売られたため。 (これはセイバーなら売れるだろうと需要を読み違え、作りすぎたためと思われる) いや、勿論出来はいいですよ? 逆に生産量を絞ったのか品薄状態のフィギュアもあり、アルターのメイド版、グッドスマイルカンパニーの卑王鉄槌、 ソリッドシアターから発売されたもの(現在は再販により解消)などは、売り切れ&プレ値状態になった。 何かと両極端な人である。 -川澄氏 オルタも含めたセイバー役を「FGO」でも演じる川澄綾子氏は実際に[[ゲーム]]もプレイしているマスターなのだが、 サンタオルタボイス収録日の移動中、何気なくガチャを回したらセイバーオルタが初召喚され、運命の悪戯的なものを感じたという。 ちなみに、アルトリアは通常のセイバーは勿論[[謎のヒロインX]]、果ては[[プロトセイバー>セイバー(Prototype)]]まで召喚しているのだが、乳上もといランサーオルタだけは未召喚とのこと。 -ゲスト出演 [[Shadowverse]]にゲスト参戦している。 このゲームは相手に対して「よろしくお願いします」「ありがとう」「ごめんなさい」といった内容の台詞を飛ばせる。 …のだが、彼女の場合…挨拶「拝礼はまだか?」感謝「無礼を許そう」謝罪「頭を垂れるとでも?」と相手を煽るものばかり。 勿論そんな仕様なのは彼女だけで、[[ベガ>ベガ(ストリートファイター)]]ですら偉そうながらもちゃんと挨拶や謝罪をする。 愛されてはいるのだが、お陰で彼女のエモはとても使いにくいものとなっている。 追記・修正はオルタ化してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,87) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-03-18 12:28:11) - メイドオルタについても追記したいんだけど、ユニットとしての解説どうしようか -- 名無しさん (2017-09-26 20:26:04) - プーサー体験クエでアーサー王と会ったときに、ぐだが真っ先に連想したのが彼女な辺り、ぐだ的にアルトリアといえばセイバーオルタなのだろう -- 名無しさん (2017-10-01 11:46:43) - ↑元祖アルトリアはストーリー上ではまだ登場してないしね。水着イベントでなら出たことあるけど。 -- 名無しさん (2017-10-01 11:50:52) - 特異点Fと新宿(とカルデア)のオルタは別人(別鯖?)らしいから、ストーリーに出てこない理由って、冬木で戦ったオルタこそ元祖アルトリアそのものが反転した存在だったから。つまり「もうとっくに登場していた」というオチだったりして -- 名無しさん (2017-11-19 20:10:58) - ↑ 特異点Fのオルタは血のような赤い紋様があったけど、新宿に出てきたオルタは無かったから、聖杯の泥には浸食されてないんだよね。キャスニキの「いつの間にかすり替わっていた」って発言もあるし、特異点Fのオルタは「オルタとして呼ばれたアルトリア」じゃなくて「何某かの影響で召喚後に反転させられた青セイバー」ってのはありそう -- 名無しさん (2017-12-17 23:35:35) - 在庫とは言うが、俺がセイバーオルタ好きになった切っ掛けが友達からもらったリボルテックだから、未だに結構思い入れある。 -- 名無しさん (2018-02-28 23:23:49) - 特異点Fはゲームでもアニメでもラスボスオーラ半端なかったな -- 名無しさん (2018-03-05 23:09:36) - HE劇場版第1部の終盤にも先行登場しましたね。 -- 名無しさん (2018-05-09 18:04:21) - ↑間違えたHFだ。 -- 名無しさん (2018-05-09 18:19:21) - 2章の暴れぶりはすごかった -- 名無しさん (2019-01-16 02:43:36) - ↑相手がヘラクレスなのにも関わらず戦闘のほとんどが魔力放出という驚愕。無限魔力供給ズルいわ… -- 名無しさん (2019-01-16 11:42:18) - 強スギィ! -- 名無しさん (2019-01-17 13:40:53) - アルトリアヘラクレスカルナみたいなやろうと思えばいくらでも魔力バカ食いできる鯖が魔力無限設定で戦えばそりゃ強いわな -- 名無しさん (2019-01-17 14:51:08) - 新宿でエミヤオルタが砕いた隕石一掃した時はやりすぎかと思ったけど、この化け物っぷりなら納得ですわぁ……というか、特異点Fの彼女はHFとほぼ同スペックと思われるんだけど、あれを真名をちゃんと解放してないのに防ぎきる円卓盾の株がまた上がった -- 名無しさん (2019-01-17 18:11:24) - アルトリアとエクスカリバーはキャメロット相手諸々の理由からには威力大きく下がるからね。それでもマシュ達に死を感じさせるほどの威力だったけど。 ところでHFのスパークスライナーハイの所の表記、「アーチャーの腕の浸食が限界に至って肉体強度や性能がアーチャーに大きく近づいていた」点を忘れてないか。地の文でかなりたくさん「本来の衛宮士郎ではありえない」って示唆する描写があるのに。 -- 名無しさん (2019-05-13 12:32:58) - もしも、第4次聖杯戦争時のアルトリアが聖杯の泥を浴びてオルタ化していたら、第5次聖杯戦争では大変な事になってただろうな…。 -- 名無しさん (2019-05-20 03:15:37) - まあ、特異点に出たのは青王だな -- 名無しさん (2020-02-13 08:42:50) - 人理のSAKIMORIとは一体… -- 名無しさん (2020-08-08 23:48:36) - 「徹底した統治、自由なき自由こそ、王の生業」とか言ってるけどオルタは王様なんてクソ喰らえ好き勝手に生きてやるモードなセイバーだから王政はやりたくないの一言に限るんだよな。つまりセイバーより現代並びに一般文化(ヤンキー的な意味で)に肯定気味。ただしその分喧嘩気質な所は息子な娘寄りになってるという…あれやっぱブリテン親子似てなくね -- 名無しさん (2021-04-29 15:43:49) - メイドオルタもそのうち超絶強化来るかもしれない -- 名無しさん (2022-06-11 21:19:37) - 魔力放出→魔力放出(逆鱗)のスキル強化のお陰で、敵の数が多いことが条件とはいえW光コヤンで3T可能になったの本当にうれしい。ありがとう -- 名無しさん (2023-12-11 17:33:25) #comment #areaedit(end) }

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