アットウィキロゴ

SCP-4114-JP

「SCP-4114-JP」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

SCP-4114-JP - (2026/10/03 (土) 21:13:31) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2026/05/06 Wed 23:51:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(red){&ruby(もと){戻}る&ruby(つみ){罪}、&ruby(いた){悼}むのだ&ruby(みな){皆}、&ruby(と){説}くか&ruby(あく){悪}。&br()&ruby(あだ){仇}の&ruby(いた){痛}みを&ruby(し){死}に&ruby(しる){記}す&ruby(いか){以下}、&ruby(のろ){呪}いの&ruby(まいよ){毎夜}のこの&ruby(よい){宵}、&ruby(ま){魔}の&ruby(いろ){色}の&ruby(かい){廻}する&ruby(し){詞}に&ruby(し){死}を&ruby(み){見}たいのだ。&br()&ruby(あ){明}く&ruby(あか){赤}くと、&ruby(なみだ){涙}の&ruby(むたい){無体}&ruby(み){見}つるとも。}}} SCP-4114-JPとは、創作コミュニティサイト『[[SCP Foundation]]』に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]の一つである。 メタタイトルは「&bold(){見よ、逆さ読み。}」[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は&bold(){Safe}。 連作「[[コウプス・コウパス>コウプス・コウパス(SCP Foundation)]]」と深い関係があるオブジェクトである。 *前提: コウプス・コウパスって? &bold(){コウプス・コウパス}とは、&bold(){「&ruby(まくわ){真桑}&ruby(ゆりか){友梨佳}」という名の女性の死体について描かれた作品群}である。 「真桑友梨佳」という人物が&bold(){何名も存在し}、彼女らが&bold(){毎回自殺する}。その死体がそれぞれ異常性を持っており、SCPオブジェクトとして登録されている……という設定で描かれる。 記事ごとに真桑友梨佳の設定は大きく異なるが、一部共通している設定もある。例えば、真桑友梨佳の母の名は「&bold(){真桑恵子}」であることが多い。 詳細は[[該当項目>コウプス・コウパス(SCP Foundation)]]も参照。 *概要 SCP-4114-JPは、&bold(){自殺した真桑恵子氏の死体}。ついに娘だけでなく母も自殺したようだ。 真桑恵子は投身自殺したのだが、その際に頭から真っ逆さまに落ちたので、即死したという。 真桑恵子の自殺の原因は不明だが、後述の&bold(){SCP-4114-JP-A}の内容が関与している可能性が高いようだ。 ちなみに娘の真桑友梨佳も既に自殺していた。これが原因で母の方も自殺したのではないか……? とも考えられている。 なお、真桑友梨佳の死体の方も別のSCPに登録されている。 SCP-4114-JPの異常性は、&bold(){「近くに位置する白紙に短文を表示させる」}というもの。この短文はSCP-4114-JP-Aに指定される。 SCP-4114-JP-Aは、&font(#ff0000){明るい赤色の文字}で書かれている。 そして、その内容は、&bold(){回文}、つまり&bold(){元の文に対し、それを逆さから読んだ場合にも同じ文となる文}である。 ちなみに、なぜSCP-4114-JP-Aが回文なのかは不明だという。 **SCP-4114-JP-Aの一覧 ここからは、出現した順に並べられたSCP-4114-JP-Aの一覧、および「それに関して財団が補足した文章」を見ていこう。 なお、ルビおよび色は、SCP-4114-JP-Aに書かれていたものを再現して載せたようだ。 ちなみに、SCP財団のサイト上だとフォントも再現されている(明朝体になっている)のだが、アニヲタでは再現できないのでご容赦いただきたい。 実際に回文になっているかどうか確かめつつ読んでみよう。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-1:} &font(#ff0000){この&ruby(あが){足掻}いた&ruby(いのち){命}の&ruby(いたい){遺体}があの&ruby(こ){子}} > >&bold(){補足:} 生前、何らかの理由で苦労した「あの子」が死亡したことが示唆される。「あの子」は、真桑友梨佳氏を指すと推定される。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-2:} &font(#ff0000){&ruby(もど){戻}れない、メンタル&ruby(た){耐}え&ruby(き){切}れず、&ruby(くず){崩}れ&ruby(き){消}えたる&ruby(たんめい){短命}なれども。} > >&bold(){補足:} 真桑友梨佳氏は、精神的に追い詰められ自殺したことが示唆される。 真桑友梨佳の自殺動機にはいろいろあるが、今回は精神的に追い詰められて死んだようだ。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-3:} &font(#ff0000){「&ruby(じし){自死}をしろ、ゴミ」と&ruby(みごろ){見殺}しを&ruby(しじ){指示}。} > >&bold(){補足:} 何者かが、真桑友梨佳氏を見殺しにするように指示したことが読み取れる。加えて、真桑友梨佳氏を自殺させようと追い込んだ/仕向けた/願ったことも仄めかされる。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-4:} &font(#ff0000){&ruby(いた){痛}め&ruby(つ){付}け、&ruby(さ){避}け、&ruby(つめ){冷}たい。} > >&bold(){補足:} 生前の真桑友梨佳氏は、痛めつけられ、避けられ、冷たく接されたことがいえる。 なんか物騒になってきたが、見殺しにされたり、いじめられたりしていたのだろうか? >&bold(){SCP-4114-JP-A-5:} &font(#ff0000){&ruby(みな){皆}&ruby(み){見}つめたのみ、&ruby(たす){助}け&ruby(き){聞}かず&ruby(か){掻}き&ruby(け){消}す&ruby(たみ){民}のため、&ruby(つみ){罪}な&ruby(み){身}。} > >&bold(){補足:} 真桑友梨佳氏は助けを求めたが、周囲はそれを聞かず、見ていただけであったことが示唆される。加えて、それが「罪」であると主張している。 「いじめを見ていただけでも罪」みたいな理屈なのかもしれない。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-6:} &font(#ff0000){&ruby(とむら){弔}うは&ruby(つや){通夜}、「&ruby(やつ){奴}は&ruby(うら){怨}む」と。} > >&bold(){補足:} 真桑恵子氏は、真桑友梨佳氏を見殺しにした人物らを怨んでいる。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-7:} &font(#ff0000){「&ruby(し){知}らないな」で、&ruby(みな){皆}&ruby(い){生}きていなさる。&ruby(ゆる){許}さない。&ruby(てきい){敵意}、&ruby(なみ){並}でないなら、&ruby(し){死}。} > >&bold(){補足:} 真桑恵子氏は、真桑友梨佳氏を見殺しにした人物らが平然と生きていることを許しておらず、この人物らに敵意を抱き、死を願っている。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-8:} &font(#ff0000){&ruby(なに){何}しろ、この&ruby(なみだ){涙}のため&ruby(き){決}めたのだ、「&ruby(みな){皆}の&ruby(ころ){殺}し」に、な。} > >&bold(){補足:} 真桑恵子氏は、真桑友梨佳氏を見殺しにした人物らを、皆殺しにしようとしている。 ……このように、娘を死なせた相手に対し、かなり敵意を抱いている様子だ。 それはそれとして、なぜ回文なのかはまだわかりそうにない。 そして、真桑恵子は、なんと呪術的な手段を用いたようだ。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-9:} &font(#ff0000){&ruby(わたし){私}、&ruby(いか){怒}り、「&ruby(いろ){色}の&ruby(のろ){呪}い」&ruby(りかい){理解}したわ。} > >&bold(){補足:} 真桑恵子氏は、色に関する何らかの呪いを知った。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-10:} &font(#ff0000){「&ruby(よ){良}い&ruby(せいのう){性能}かつバレない、なれば&ruby(つか){使}う」の&ruby(いせい){威勢}よ。} > >&bold(){補足:} この呪いは、呪いとしての性能が良く、また呪いであると露見しにくい。 なるほど、呪いをかけるなら、性能が良い方がいいし、バレない方がいいだろう。 もっとも、「最終的に、呪われていると気づく」ことによって呪いの効果が上がる、みたいな説もあるが。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-11:} &font(#ff0000){&ruby(はんてん){反転}は、&ruby(のろ){呪}いなど&ruby(つ){連}れてくるか。&ruby(あか){明}るくて、レツドな&ruby(いろ){色}の&ruby(はんてん){反転}は。} > >&bold(){補足:} 呪いは、明るい赤色の文章を反転させることで発生させられる。 &bold(){ん?} >&bold(){SCP-4114-JP-A-12:} &font(#ff0000){&ruby(よ){読}めや&ruby(あかいろ){赤色}の&ruby(かいぶん){回文}&ruby(ぜんぶ){全部}。&ruby(いか){以下}、&ruby(のろ){呪}いか、&ruby(あや){殺}めよ。} > >&bold(){補足:} 回文だと言われたら、言われなくとも逆さから読んでしまうだろう。 段々「補足」が主観的になってきている? それはそれとして、&bold(){赤色の回文を読むと、呪われ、殺められる……?} >&bold(){SCP-4114-JP-A-13:} &font(#ff0000){&ruby(よ){読}み&ruby(かえ){返}され、そして「&ruby(きがい){危害}が&ruby(き){来}たれ」さえ&ruby(かえ){返}された。&ruby(きがい){危害}が&ruby(き){来}て&ruby(し){死}、それさえ&ruby(かみ){加味}よ。} > >&bold(){補足:} 「逆さから読み返す」ということを、「害を返す」ことに見立てた呪いだ。 &bold(){呪いには見立てがある。}よくある例として、「藁人形を呪いたい相手に見立てて殺す」というのがある。 この回文は、&bold(){「回文を逆さから読み返す」を「害を返す」になぞらえた呪いだったというのか?} そして、先述の&bold(){「回文だと言われたら、言われなくとも逆さから読んでしまう」}という心理も利用したのか? >&bold(){SCP-4114-JP-A-14:} &font(#ff0000){&ruby(や){病}めと&ruby(まじな){呪}う、それさえ&ruby(か){可}に。&ruby(さか){逆}さも&ruby(み){見}たい&ruby(ぶん){文}&ruby(ぜんぶ){全部}、「&ruby(いた){痛}みも&ruby(さか){逆}さに&ruby(かえ){返}されそうな&ruby(じ){字}」&ruby(まと){纏}めや。} > >&bold(){補足:} あの子に加えられてきた痛みを、お前らに返してやる。 もはや「補足」が、真桑恵子の怒りとなっている。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-15:} &font(#ff0000){&ruby(すで){既}に&ruby(たた){祟}り&ruby(あ){有}り。&ruby(たた){多々}に、です。} >&bold(){SCP-4114-JP-A-16:} &font(#ff0000){死ねし} &bold(){報告書はここで終わっている}。どういうことだったのだろうか。 *考察 まず、この報告書の後半は、「報告書がSCPの異常性に乗っ取られている」状態である可能性が高そうだ。 第一に、報告書に「呪い」がそのまま記されているし、報告書が急に終わっている。普通の財団がこんな状態にするとは考えにくい。 また、SCPサイト上の記事には「&bold(){メタ}」というタグが付いている。これは、「自身の報告書に影響を及ぼすSCP」などの意味を持つタグである。 SCP-4114-JPの正確な異常性は不明だが、自身の報告書に影響を与えられるようだ。少なくとも、真桑恵子は、呪いを報告書に載せることに成功している。 では、なぜ呪ったのか。誰を呪ったのか。 真桑恵子は、真桑友梨佳を自殺させたり、自殺しているのを見ていただけで助けなかったりした人を殺そうとしている。 そして、真桑友梨佳を自殺させている人として、「お前ら」という表現を使っている。報告書の読者に対して「お前ら」というからには、回文を読んでいる人のことを指すのだろう。 ……この条件に当てはまる「お前ら」とは、&bold(){SCPの著者ら}ではないか? SCP著者は、コウプス・コウパスの記事を書くことによって、真桑友梨佳を殺し続けている。 そうだとすると、真桑友梨佳を見殺しにしているのは、&bold(){SCPの読者}だといえよう。 前述の通り、真桑友梨佳は複数人存在し、その(ほぼ)全員が自殺している――いや、SCP作者によって自殺させられている。 彼女の母は、呪いによって、著者や読者に娘の痛みを返そうとしているのではないだろうか? もちろん、これは一つの解釈に過ぎない。読者の皆様自身で考えてみよう。 *余談 この記事のタイトル「&color(red){&ruby(み){見}よ、&ruby(さか){逆}さ&ruby(よ){読}み。}」も回文である。また、ナンバーの「4114」も回文であるし、投稿された時刻である「23時32分」も回文っぽい。 当記事は、SCPの&font(u){非公式な}イベント「&bold(){第2回 全日本学生SCP選手権大会}」に参加している。 このイベントは、日本全国の大学等に存在する「&bold(){SCP同好会}」ごとに記事の評価を競い合うというもの。 SCP-4114-JPは参加作の中で最も評価が高く、「個人部門」にて1位を獲得した。 >&font(#ff0000){&ruby(ないよう){内容}&ruby(よ){読}みて、&ruby(し){知}れた? &ruby(た){足}りた?} >&font(#ff0000){しなさい、&ruby(か){書}き&ruby(た){足}し。} >&font(#ff0000){&ruby(かいぶん){回文}&ruby(ぜんぶ){全部}&ruby(い){活}かした&ruby(きかい){奇怪}さ&ruby(な){成}したり、&ruby(たた){祟}れ。} >&font(#ff0000){してみよう、&ruby(よ){良}いな?} ---- #right(){#openclose(show=▷CC BY-SA 3.0に基づく表示){ SCP-4001-JP - 見よ、逆さ読み。 by wavekey http://scp-jp.wikidot.com/scp-4114-jp 第2回 全日本学生SCP選手権大会 by 全日本SCP同好会連盟 http://pseudo-scp-jp.wikidot.com/japan-collegiate-scp-championship-2025 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - wavekey氏はこういうの本当上手 -- 名無しさん (2026-05-06 23:59:28) - へぇ〜よくできてるな〜とノンキしてる俺達を殺す罠だったと -- 名無しさん (2026-05-07 00:08:10) - 記事はともかく、最後すげぇな!? -- 名無しさん (2026-05-07 01:08:50) - ようこんな量の回文作れるもんだな -- 名無しさん (2026-05-07 08:40:27) - 美代坂 佐代美さんとか出てくるかと思ったら出てこなかった -- 名無しさん (2026-05-07 11:21:34) - 回文を作る才能ぱねぇ -- 名無しさん (2026-05-07 12:41:26) - よくこんな怪文書書けたな、回文だけに -- 名無しさん (2026-05-08 06:37:24) - 途中から面倒になって逆さから読まなくなったからセーフ -- 名無しさん (2026-05-08 12:26:32) - ↑どうせ回文だと思うと逆に読まなくなるよね -- 名無しさん (2026-05-08 12:29:52) - 『ついに娘だけでなく母も自殺したようだ。』の一文がシュールすぎる -- 名無しさん (2026-05-08 18:44:59) - 最後が秀逸すぎる -- 名無しさん (2026-05-09 14:26:44) - A-16で急にギャルになったみたいで笑っちゃった -- 名無しさん (2026-05-19 11:07:48) - 怖いけどすげぇが勝つな -- 名無しさん (2026-06-01 12:48:37) - なんか冒頭にも回文が増えてる!? みんなよく思い付くな・・・ -- 名無しさん (2026-07-23 00:03:28) #comment() #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2026/05/06 Wed 23:51:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(red){&ruby(もと){戻}る&ruby(つみ){罪}、&ruby(いた){悼}むのだ&ruby(みな){皆}、&ruby(と){説}くか&ruby(あく){悪}。&br()&ruby(あだ){仇}の&ruby(いた){痛}みを&ruby(し){死}に&ruby(しる){記}す&ruby(いか){以下}、&ruby(のろ){呪}いの&ruby(まいよ){毎夜}のこの&ruby(よい){宵}、&ruby(ま){魔}の&ruby(いろ){色}の&ruby(かい){廻}する&ruby(し){詞}に&ruby(し){死}を&ruby(み){見}たいのだ。&br()&ruby(あ){明}く&ruby(あか){赤}くと、&ruby(なみだ){涙}の&ruby(むたい){無体}&ruby(み){見}つるとも。}}} SCP-4114-JPとは、創作コミュニティサイト『[[SCP Foundation]]』に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]の一つである。 メタタイトルは「&bold(){見よ、逆さ読み。}」[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は&bold(){Safe}。 連作「[[コウプス・コウパス>コウプス・コウパス(SCP Foundation)]]」と深い関係があるオブジェクトである。 *前提: コウプス・コウパスって? &bold(){コウプス・コウパス}とは、&bold(){「&ruby(まくわ){真桑}&ruby(ゆりか){友梨佳}」という名の女性の死体について描かれた作品群}である。 「真桑友梨佳」という人物が&bold(){何名も存在し}、彼女らが&bold(){毎回自殺する}。その死体がそれぞれ異常性を持っており、SCPオブジェクトとして登録されている……という設定で描かれる。 記事ごとに真桑友梨佳の設定は大きく異なるが、一部共通している設定もある。例えば、真桑友梨佳の母の名は「&bold(){真桑恵子}」であることが多い。 詳細は[[該当項目>コウプス・コウパス(SCP Foundation)]]も参照。 *概要 SCP-4114-JPは、&bold(){自殺した真桑恵子氏の死体}。ついに娘だけでなく母も自殺したようだ。 真桑恵子は投身自殺したのだが、その際に頭から真っ逆さまに落ちたので、即死したという。 真桑恵子の自殺の原因は不明だが、後述の&bold(){SCP-4114-JP-A}の内容が関与している可能性が高いようだ。 ちなみに娘の真桑友梨佳も既に自殺していた。これが原因で母の方も自殺したのではないか……? とも考えられている。 なお、真桑友梨佳の死体の方も別のSCPに登録されている。 SCP-4114-JPの異常性は、&bold(){「近くに位置する白紙に短文を表示させる」}というもの。この短文はSCP-4114-JP-Aに指定される。 SCP-4114-JP-Aは、&font(#ff0000){明るい赤色の文字}で書かれている。 そして、その内容は、&bold(){回文}、つまり&bold(){元の文に対し、それを逆さから読んだ場合にも同じ文となる文}である。 ちなみに、なぜSCP-4114-JP-Aが回文なのかは不明だという。 **SCP-4114-JP-Aの一覧 ここからは、出現した順に並べられたSCP-4114-JP-Aの一覧、および「それに関して財団が補足した文章」を見ていこう。 なお、ルビおよび色は、SCP-4114-JP-Aに書かれていたものを再現して載せたようだ。 ちなみに、SCP財団のサイト上だとフォントも再現されている(明朝体になっている)のだが、アニヲタでは再現できないのでご容赦いただきたい。 実際に回文になっているかどうか確かめつつ読んでみよう。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-1:} &font(#ff0000){この&ruby(あが){足掻}いた&ruby(いのち){命}の&ruby(いたい){遺体}があの&ruby(こ){子}} > >&bold(){補足:} 生前、何らかの理由で苦労した「あの子」が死亡したことが示唆される。「あの子」は、真桑友梨佳氏を指すと推定される。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-2:} &font(#ff0000){&ruby(もど){戻}れない、メンタル&ruby(た){耐}え&ruby(き){切}れず、&ruby(くず){崩}れ&ruby(き){消}えたる&ruby(たんめい){短命}なれども。} > >&bold(){補足:} 真桑友梨佳氏は、精神的に追い詰められ自殺したことが示唆される。 真桑友梨佳の自殺動機にはいろいろあるが、今回は精神的に追い詰められて死んだようだ。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-3:} &font(#ff0000){「&ruby(じし){自死}をしろ、ゴミ」と&ruby(みごろ){見殺}しを&ruby(しじ){指示}} > >&bold(){補足:} 何者かが、真桑友梨佳氏を見殺しにするように指示したことが読み取れる。加えて、真桑友梨佳氏を自殺させようと追い込んだ/仕向けた/願ったことも仄めかされる。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-4:} &font(#ff0000){&ruby(いた){痛}め&ruby(つ){付}け、&ruby(さ){避}け、&ruby(つめ){冷}たい。} > >&bold(){補足:} 生前の真桑友梨佳氏は、痛めつけられ、避けられ、冷たく接されたことがいえる。 なんか物騒になってきたが、見殺しにされたり、いじめられたりしていたのだろうか? >&bold(){SCP-4114-JP-A-5:} &font(#ff0000){&ruby(みな){皆}&ruby(み){見}つめたのみ、&ruby(たす){助}け&ruby(き){聞}かず&ruby(か){掻}き&ruby(け){消}す&ruby(たみ){民}のため、&ruby(つみ){罪}な&ruby(み){身}。} > >&bold(){補足:} 真桑友梨佳氏は助けを求めたが、周囲はそれを聞かず、見ていただけであったことが示唆される。加えて、それが「罪」であると主張している。 「いじめを見ていただけでも罪」みたいな理屈なのかもしれない。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-6:} &font(#ff0000){&ruby(とむら){弔}うは&ruby(つや){通夜}、「&ruby(やつ){奴}は&ruby(うら){怨}む」と。} > >&bold(){補足:} 真桑恵子氏は、真桑友梨佳氏を見殺しにした人物らを怨んでいる。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-7:} &font(#ff0000){「&ruby(し){知}らないな」で、&ruby(みな){皆}&ruby(い){生}きていなさる。&ruby(ゆる){許}さない。&ruby(てきい){敵意}、&ruby(なみ){並}でないなら、&ruby(し){死}。} > >&bold(){補足:} 真桑恵子氏は、真桑友梨佳氏を見殺しにした人物らが平然と生きていることを許しておらず、この人物らに敵意を抱き、死を願っている。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-8:} &font(#ff0000){&ruby(なに){何}しろ、この&ruby(なみだ){涙}のため&ruby(き){決}めたのだ、「&ruby(みな){皆}の&ruby(ころ){殺}し」に、な。} > >&bold(){補足:} 真桑恵子氏は、真桑友梨佳氏を見殺しにした人物らを、皆殺しにしようとしている。 ……このように、娘を死なせた相手に対し、かなり敵意を抱いている様子だ。 それはそれとして、なぜ回文なのかはまだわかりそうにない。 そして、真桑恵子は、なんと呪術的な手段を用いたようだ。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-9:} &font(#ff0000){&ruby(わたし){私}、&ruby(いか){怒}り、「&ruby(いろ){色}の&ruby(のろ){呪}い」&ruby(りかい){理解}したわ。} > >&bold(){補足:} 真桑恵子氏は、色に関する何らかの呪いを知った。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-10:} &font(#ff0000){「&ruby(よ){良}い&ruby(せいのう){性能}かつバレない、なれば&ruby(つか){使}う」の&ruby(いせい){威勢}よ。} > >&bold(){補足:} この呪いは、呪いとしての性能が良く、また呪いであると露見しにくい。 なるほど、呪いをかけるなら、性能が良い方がいいし、バレない方がいいだろう。 もっとも、「最終的に、呪われていると気づく」ことによって呪いの効果が上がる、みたいな説もあるが。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-11:} &font(#ff0000){&ruby(はんてん){反転}は、&ruby(のろ){呪}いなど&ruby(つ){連}れてくるか。&ruby(あか){明}るくて、レツドな&ruby(いろ){色}の&ruby(はんてん){反転}は。} > >&bold(){補足:} 呪いは、明るい赤色の文章を反転させることで発生させられる。 &bold(){ん?} >&bold(){SCP-4114-JP-A-12:} &font(#ff0000){&ruby(よ){読}めや&ruby(あかいろ){赤色}の&ruby(かいぶん){回文}&ruby(ぜんぶ){全部}。&ruby(いか){以下}、&ruby(のろ){呪}いか、&ruby(あや){殺}めよ。} > >&bold(){補足:} 回文だと言われたら、言われなくとも逆さから読んでしまうだろう。 段々「補足」が主観的になってきている? それはそれとして、&bold(){赤色の回文を読むと、呪われ、殺められる……?} >&bold(){SCP-4114-JP-A-13:} &font(#ff0000){&ruby(よ){読}み&ruby(かえ){返}され、そして「&ruby(きがい){危害}が&ruby(き){来}たれ」さえ&ruby(かえ){返}された。&ruby(きがい){危害}が&ruby(き){来}て&ruby(し){死}、それさえ&ruby(かみ){加味}よ。} > >&bold(){補足:} 「逆さから読み返す」ということを、「害を返す」ことに見立てた呪いだ。 &bold(){呪いには見立てがある。}よくある例として、「藁人形を呪いたい相手に見立てて殺す」というのがある。 この回文は、&bold(){「回文を逆さから読み返す」を「害を返す」になぞらえた呪いだったというのか?} そして、先述の&bold(){「回文だと言われたら、言われなくとも逆さから読んでしまう」}という心理も利用したのか? >&bold(){SCP-4114-JP-A-14:} &font(#ff0000){&ruby(や){病}めと&ruby(まじな){呪}う、それさえ&ruby(か){可}に。&ruby(さか){逆}さも&ruby(み){見}たい&ruby(ぶん){文}&ruby(ぜんぶ){全部}、「&ruby(いた){痛}みも&ruby(さか){逆}さに&ruby(かえ){返}されそうな&ruby(じ){字}」&ruby(まと){纏}めや。} > >&bold(){補足:} あの子に加えられてきた痛みを、お前らに返してやる。 もはや「補足」が、真桑恵子の怒りとなっている。 >&bold(){SCP-4114-JP-A-15:} &font(#ff0000){&ruby(すで){既}に&ruby(たた){祟}り&ruby(あ){有}り。&ruby(たた){多々}に、です。} >&bold(){SCP-4114-JP-A-16:} &font(#ff0000){死ねし} &bold(){報告書はここで終わっている}。どういうことだったのだろうか。 *考察 まず、この報告書の後半は、「報告書がSCPの異常性に乗っ取られている」状態である可能性が高そうだ。 第一に、報告書に「呪い」がそのまま記されているし、報告書が急に終わっている。普通の財団がこんな状態にするとは考えにくい。 また、SCPサイト上の記事には「&bold(){メタ}」というタグが付いている。これは、「自身の報告書に影響を及ぼすSCP」などの意味を持つタグである。 SCP-4114-JPの正確な異常性は不明だが、自身の報告書に影響を与えられるようだ。少なくとも、真桑恵子は、呪いを報告書に載せることに成功している。 では、なぜ呪ったのか。誰を呪ったのか。 真桑恵子は、真桑友梨佳を自殺させたり、自殺しているのを見ていただけで助けなかったりした人を殺そうとしている。 そして、真桑友梨佳を自殺させている人として、「お前ら」という表現を使っている。報告書の読者に対して「お前ら」というからには、回文を読んでいる人のことを指すのだろう。 ……この条件に当てはまる「お前ら」とは、&bold(){SCPの著者ら}ではないか? SCP著者は、コウプス・コウパスの記事を書くことによって、真桑友梨佳を殺し続けている。 そうだとすると、真桑友梨佳を見殺しにしているのは、&bold(){SCPの読者}だといえよう。 前述の通り、真桑友梨佳は複数人存在し、その(ほぼ)全員が自殺している――いや、SCP作者によって自殺させられている。 彼女の母は、呪いによって、著者や読者に娘の痛みを返そうとしているのではないだろうか? もちろん、これは一つの解釈に過ぎない。読者の皆様自身で考えてみよう。 *余談 この記事のタイトル「&color(red){&ruby(み){見}よ、&ruby(さか){逆}さ&ruby(よ){読}み。}」も回文である。また、ナンバーの「4114」も回文であるし、投稿された時刻である「23時32分」も回文っぽい。 当記事は、SCPの&font(u){非公式な}イベント「&bold(){第2回 全日本学生SCP選手権大会}」に参加している。 このイベントは、日本全国の大学等に存在する「&bold(){SCP同好会}」ごとに記事の評価を競い合うというもの。 SCP-4114-JPは参加作の中で最も評価が高く、「個人部門」にて1位を獲得した。 >&font(#ff0000){&ruby(ないよう){内容}&ruby(よ){読}みて、&ruby(し){知}れた? &ruby(た){足}りた?} >&font(#ff0000){しなさい、&ruby(か){書}き&ruby(た){足}し。} >&font(#ff0000){&ruby(かいぶん){回文}&ruby(ぜんぶ){全部}&ruby(い){活}かした&ruby(きかい){奇怪}さ&ruby(な){成}したり、&ruby(たた){祟}れ。} >&font(#ff0000){してみよう、&ruby(よ){良}いな?} ---- #right(){#openclose(show=▷CC BY-SA 3.0に基づく表示){ SCP-4011-JP - 見よ、逆さ読み。 by wavekey http://scp-jp.wikidot.com/scp-4114-jp 第2回 全日本学生SCP選手権大会 by 全日本SCP同好会連盟 http://pseudo-scp-jp.wikidot.com/japan-collegiate-scp-championship-2025 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - wavekey氏はこういうの本当上手 -- 名無しさん (2026-05-06 23:59:28) - へぇ〜よくできてるな〜とノンキしてる俺達を殺す罠だったと -- 名無しさん (2026-05-07 00:08:10) - 記事はともかく、最後すげぇな!? -- 名無しさん (2026-05-07 01:08:50) - ようこんな量の回文作れるもんだな -- 名無しさん (2026-05-07 08:40:27) - 美代坂 佐代美さんとか出てくるかと思ったら出てこなかった -- 名無しさん (2026-05-07 11:21:34) - 回文を作る才能ぱねぇ -- 名無しさん (2026-05-07 12:41:26) - よくこんな怪文書書けたな、回文だけに -- 名無しさん (2026-05-08 06:37:24) - 途中から面倒になって逆さから読まなくなったからセーフ -- 名無しさん (2026-05-08 12:26:32) - ↑どうせ回文だと思うと逆に読まなくなるよね -- 名無しさん (2026-05-08 12:29:52) - 『ついに娘だけでなく母も自殺したようだ。』の一文がシュールすぎる -- 名無しさん (2026-05-08 18:44:59) - 最後が秀逸すぎる -- 名無しさん (2026-05-09 14:26:44) - A-16で急にギャルになったみたいで笑っちゃった -- 名無しさん (2026-05-19 11:07:48) - 怖いけどすげぇが勝つな -- 名無しさん (2026-06-01 12:48:37) - なんか冒頭にも回文が増えてる!? みんなよく思い付くな・・・ -- 名無しさん (2026-07-23 00:03:28) #comment() #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: