登録日:2026/10/18 Sun 20:06:37
更新日:2026/11/07 Sat 08:01:29
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『檮杌(とうごつ/とうこつ)/拼音: táowù』とは、中国神話に登場してくる怪物や魔物。
四凶の一つに数えられる。
『梼杌』と表記されることも。
【概要】
『神異経』では
人面虎足(人間の頭と
虎の様な身体)の怪物で、全身が2尺(約40cm)もの体毛で隈無く覆われており、更に尾に至っては1丈2尺(約3M60cm!)もの長さで猪のような牙を持っていたという。
……四凶の中では
窮奇と共に、まだ真っ当に
怖そうな見た目をしている怪物であると言える。
【性格】
性は見た目通りに邪悪で凶暴。
殊更に戦乱を好み、他者の忠告や指示には従わず、普段は荒野で好き勝手に暴れ回り、戦となれば止められても戦いを止めなかったという。
名前である“檮杌”とは「愚か者」や「無知な者」を意味しているとされ、つまりは力自慢だが“どうしようもない乱暴者”。
戦の時にしか使い途が無さそうだが、実際にはそれすらも危うい程の戦闘狂という有り体に言えば生まれてきたことを天に恨まれるような類の狼藉者といった所であろうか。
余りに他人の言う事を聞かないので“難訓”という異名も持つという。
……怪物の割にはまるで人に対するそれのような解説を付けられているのは、他の四凶と同様に恐らくは本来は人間(個人か一族)がモデルとなっていたからとも予想されている。
【神話上の姿(歴史的側面から)】
先にも述べたように、同じく四凶に数えられる「
饕餮」「
渾沌」「
窮奇」と同様に本来は
止事無き血筋にある無法者を揶揄する形で生み出された怪物であると思われる。
やっぱり他の四凶と同様に高貴な血統を持ち、檮杌の場合は三皇五帝の内の五帝に数えられる黄帝の孫である顓頊の子(子孫)であるという。
そうして、どうしようもない乱暴者として国を荒らしていた檮杌であったが、最終的には聖人舜帝の代に他の四凶と共に捕らえられた後に各々に四方の果てに追放。
しかし、追放された地にて四凶達は一転して国に侵入しようとしてくる魑魅達(妖怪や魔物を指すが、ここでは祀ろわぬ者=外敵や謀反者の暗喩と考えられる。)を防ぐ守護者となったのだという。
【四神/四霊/四罪との違いと関係】
現代だと単に古代中国の神話的生物の括りとして、天の四方を司り、風水の意訳的な図像化である
四神や、中国神話に於いては様々な生物の祖であり瑞獣と考えられた四霊などと並べられたり、それに対抗するものとして扱われたりもする四凶だが、前述の通りで本質的には全く別の由来をもって生み出されたり括られた概念でありグループであったようである。
この四凶と似た存在(そして、時として同一視される存在)として『史記』舜本紀に記された四罪もある。
此方も天(時の帝)に仇為した悪神や部族なのだが、四凶と同じく舜帝により追放されたという神話を持つことから、この時点で四凶との混同がされていた、と見る向きもある。
【創作での檮杌】
中国のみで展開されているアプリ「デジモン新世紀」において、『邪邽山に住む四凶獣』と呼ばれるデジモンたちが登場。
その一体に『タオウーモン(梼杌獸)』が存在。
見た目は巨大な樹木の牙を持った氷属性のイノシシ。
さすがに人面でこそないが、元ネタを意識してか、脚には虎のような縞模様がある。
また、尾も長く、その先には髑髏が刺さっている。
なお、四凶獣の中では最後に登場したデジモン。
「トウコツ」表記。
饕餮が(装備品としての登場も含め)『
サガ』シリーズ他作品の多くに登場しているのに対し、こちらは本作のみ。
トウテツ(饕餮)の下位種で、獣系雑魚モンスターでは10ランク中上から3番目の立ち位置。猿人のような姿をしている。
HP4000、LP8と体力は高く倒しづらいが、ランク8の割には状態異常に対する耐性が低く何でも効いてしまうため、そこを突けば与しやすい。
追記修正お願い致します。
- とうとう四凶が全員揃ったか -- 名無しさん (2026-10-18 20:42:46)
- 明らかに辺境に追放された一族か個人だよな -- 名無しさん (2026-10-19 08:21:21)
- デビチルで可愛い感じのデザインだったしアドバンスで四凶のくせに開運持ってたのが印象深い -- 名無しさん (2026-10-21 23:31:45)
最終更新:2026年11月07日 08:01