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音澄宙/仮面ライダーマイス

登録日:2026/10/17 Sat 23:44:12
更新日:2026/10/18 Sun 00:47:53NEW!
所要時間:約 10 分で読めます





俺はお姫様の命を守るだけだ。


音澄(おとすみ)宙(そら)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーマイス』の登場人物であり、同作の主人公である。
本項目では彼が変身する仮面ライダーマイスについても記載する。

演:秋谷郁甫/吉田奏佑(少年期)



【概要】

名門一家「瑞生家」に代々仕える執事の一族「音澄家」の出身で、瑞生家の現当主にして本作のヒロインである瑞生優菜の専属マイスター。

普段は瑞生邸にて優菜と二人暮らししながら彼女の身の回りの世話をしている一方、100年前に失われた筈の最後のマイスドライバーを所持しており、仮面ライダーマイスに変身し、人食いの怪物「不可思議」と戦い、その体に入っているシードエグズを回収している。

今までは、優菜と二人だけで不可思議の起こす事件に対処していたが、ある日偶然知り合った家庭教師にして十二支同盟が送り込んだスパイである・麻尾達臣との出会いにより、100年前の因縁も絡んで過激化する戦いへ誘われていくことになる。

【人物像】

普段は執事らしく敬語で話し丁寧な物腰で他者と接する紳士然とした振る舞いだが、素の性格は飄々としていて毒舌も多いシニカルなもの。
主従関係にある優菜とも、家の中では彼女のだらしなさやマイペースぶりにしょっちゅう苦言を呈したり、突っ込みを入れたりと(幼少期から仕えている幼馴染みと言うこともあり)どちらかと言えば兄妹のような気安い関係にある。

とはいえ、決して執事としてや優菜の保護者としての役割に無頓着という訳では無く、寧ろ不可思議が発生しても学業を優先するように手を回す等、彼女が一女子高生として普通の日々を送れるように最善を尽くしているのだが、当の本人には今ひとつ理解されていない。
また、遅刻しそうな優菜を注意しつつも厳しくなりきれず、結局オートバイで送ってしまう等、何だかんだで彼女に甘く、過保護になりがちな部分も否めない。

若くして既に数多くの資格を持っており、それによって日々の家事はそつなくこなせる他、資格に裏打ちされた豊富な知識を持っており、多様な生態を持ち進化を繰り返す不可思議相手にもそれを活かして対策を立てている。
加えて口八丁手八丁でもあり、シードエグズを奪い合うライバルにあたる十二支同盟の仮面ライダー達相手にも言葉巧みに挑発して掌で動かし、最後にシードエグズを根刮ぎ持って行くようなライダー主人公らしからぬ狡賢さを発揮することもしばしば。
この手のキャラの例に漏れず料理上手でもあり、特に優菜からは卵料理の味を絶賛されている。

このように、完璧超人とも言えるハイスペックな彼だが、実は大のチーズ好きという一面がある。
それも大好物という言葉で片付けられる範疇を超えており、事あるごとにチーズに対して凄まじい執着を見せている。
具体的には、チーズ本体は勿論、チーズの図鑑やチーズが載ったカタログ等をさも重要であるかのように梱包して家の中のありとあらゆる場所に隠している程であり、優菜共々彼が家を留守にしていた時、情報を求めてその中を漁り、そのチーズ関連の数々を目にした達臣はあまりの数の多さに激怒しながら疲弊していた。
また、そうして隠していたチーズの内の一つを達臣に腹いせに盗み食いされた際には、この世の終わりの如く嘆いていた。

《過去》

嘗ては優菜の父親に仕えていた自身の父と共に暮らしており、少年期は主に当たる優菜の父からの問いかけにも無愛想に返してしまい、それを自身の父に叱責される等良くも悪くも多感でありふれた子供だった模様。

しかし、中学生に上がった頃、優菜自身やその両親、運転手の父に自分を含めた5人で車に乗っていた時、謎の爆破事故に遭遇し、自分と優菜だけで生き残ってしまう。
そして、そこを通りかかった天多可昭に保護され、今に至る。

普段の態度から垣間見える優菜への思いの強さはこの過去に起因しており、実際当時突然両親を奪われて泣きじゃくる彼女を抱きしめ、「泣くな……優菜は俺が守る……!」と励ましていた。


【人間関係】

  • 瑞生優菜(みずきゆな)
仕えている主であり幼馴染み。
上記の通り普段から軽口を言い合う気安い仲で、彼女の生活を案じるあまり口うるさくなることもしばしば。
そんな親しみや凄惨な過去も含めて大切に思っており、勿論不可思議に食われる人間を放っておけないという気持ちこそあれど、優菜を色々な意味で「守る」ことが彼にとって一番の戦う理由である。

  • 麻尾達臣(あさおたつおみ)
翼不可思議の事件を追っていた中知り合った人物で、その数日後に優菜の家庭教師を買って出てくる。
突然転がり込んできた上に勉強の教え方を「音澄より分かりやすい」と優菜直々に言われたこともあって少なからず対抗意識があり、それ故に雑に扱うことも多く、当の達臣からもそのせいで内心毒づかれている。
一方、意外と相性そのものは悪くないらしく、不可思議に対抗する手段を講じる中で割と息の合った連携を見せることも少なくない。
尚、そんな彼の「本性」は現状全く知らない。

  • 天多可昭(あまたかあきら)
瑞生家の後見人。音澄からは「おやっさん」と言われている。
彼の周りで数少ない年上の人物であり、時たまシードエグズを持ってきてくれることもあって、色々な意味で頼りにしている。


【仮面ライダーマイス】



悪いが、卵貰うぜ?

スーツアクター:中田裕士

音澄宙がマイスドライバーとライドエグズを使って変身した姿で、英語表記は「MY-TH」。
モチーフはネズミ(ドブネズミ)であり、アンダースーツはネズミ色……もといグレーを基調としている他、丸い耳や細長い尻尾を思わせる意匠も存在する他、作中ではネズミの鳴き声を思わせる効果音が度々差し込まれている。

また、前作『仮面ライダーゼッツ』の仮面ライダー達と同じく、変身ベルトであるマイスドライバーを腰に巻くのではなく、左肩からたすき掛けに装着しており、従来の仮面ライダーのように腰に巻いて変身する十二支同盟の仮面ライダー達との差別化点の一つとなっている。

繰り出す必殺技は、十二支同盟の仮面ライダーには不可能な、不可思議と人間と分離を可能とするが、そのメカニズムは現在不明。

アイテム

  • マイスドライバー
システム音声:グレッグ・アーウィン、松浦航大

マイス及び十二支同盟の仮面ライダーが使用する変身ベルト。
ダイヤモンドの6倍の硬さと自己修復機能を備えた未知の素材で出来た外装「ベークストレンジ」によって、数千年単位の耐用年数を持つ。
本来は制御装置に当たるボーンバックルが無ければ使用できない筈だが、音澄はそのボーンバックル無しで使用している。
だがその代わりなのか、使用には優菜からの認証を得なければならず、変身の際には「ネズミさんにな~れ」、逆に変身を解除する際には「人にも~どれ」と彼女に声を掛けて貰う必要がある*1。
そんな彼女の認証を得た後、中央の「エグズマウント」にライドエグズを装填後、入力装置「ディレクトコンソール」を押し込むことで反応炉「エイリアンリアクター」が作動し、ライドエグズのエネルギーによって変身が実行される。
必殺技の発動時は、ディレクトコンソールを一度引き、再度押し込むことで発動する。
音澄が使用している物は元々優菜の父が持っていたもの……更に言うと、100年前に仮面ライダーマオウに倒された先代の黒いマイスが使用していたもののようだが、その出所は謎に包まれている。

  • マイスエッジ
システム音声:グレッグ・アーウィン

マイスのメイン武装。
卵の持ち手からから青い刃「グリームスライダー」が生えたような見た目をしており、普段はグリームスライサーで敵を斬り付ける「スライサーモード」だが、グリームスライサーの上部を上にスライドさせることで「シューターモード」に変形し、銃口「シュートレイ」から光弾を放つ。
また、こちらにもエグズマウントがあり、そこにライドエグズを装填することで必殺技を発動する。


【基本形態】


マイスドライバー!


!……ネズミさんにな~れ!


エッグリュージョン……


……変身……!


マウス!

ネズミ・チーザー!

マイス!


ね、ネズミ!?

……マイスだ。

身長:196.9cm
体重:78.1kg
パンチ力:5.0t
キック力:12.6t
ジャンプ力:13.2m(ひと跳び)
走力:5.7秒(100m)

ライドエグズ1で変身するマイスの基本形態で、先述の通りモチーフはネズミ。

頭部の「ヘルムマイス」には能力変換具「フレームマイス」で構成された感覚器「イヤーフレーム」を搭載し、これによって聴力を強化させ、更に複眼「アイオブマイス」で視力も向上させている。
額のチーズのような意匠「アライブトップ」はそのライドエグズに込められた動物の力を反映するものであり、特に対を成す動物の力に対しては限界を超えたパワーを発揮し、その先端「ライドシグナル」には非常時に優菜の承認を得ること無く強制変身解除させる機能がある。
因みに、口部の「マイスクラッシャー」は追い詰められた際にとてつもない力を発揮する*2他、変身前と同じくチーズを好むのだとか。
ボディは強化装甲「マイスダーマ」によって俊敏性とあらゆる環境でも生き残るサバイバリティーが付与され、腕部「マイスアーム」と脚部「マイスレッグ」にそれぞれ優れた握力と俊敏性があるクライム能力と連続でパンチを放つ速射性能、様々な場所でのフィールドワーク能力を与えている。
また、体から伸びるフレームマイスにはマイスエッジを粒子状に変換して収納できる。
尻尾型姿勢制御装置「マイステール」は、自由自在に動かせる上にこれ1本でマイスの体を支えられる等、第三の手として機能する。

その姿と自分達のあずかり知らぬ内に不可思議を倒してライドエグズを持ち去ることから、十二支同盟からは「泥棒ネズミ」と呼ばれている。

○必殺技
  • マウスセパレード


エッグシード!

マウス・セパレード!

その場に回し車のようなエネルギー「クォンタムウィール」を生成し、その中に入って全力疾走しながら敵に突撃して天高く打ち上げ、自身もジャンプ。
突撃時に砕け散ったクォンタムウィールをエネルギーとして足に纏い、そのままライダーキックを繰り出す。


【タートルフレーム】



エッグリュージョン……


……変身……!


タートル!

キャメゲンサーイ!

マイス・タートルフレーム!


かっ、亀!?何故!?

何でだろうね~俺も知りたい


身長:191.2cm
体重:93.6kg
パンチ力:8.8t
キック力:9.2t
ジャンプ力:5.3m(ひと跳び)
走力:10.3秒(100m)

ライドエグズ4で変身する派生形態の一つで、モチーフは亀。

ヘルムマイスのイヤーフレームは水圧から水深を正確に導き出すよう等圧力変化に敏感になっており、マイスクラッシャーは水中でも陸上と同程度の呼吸を可能とする。
アライブトップは、甲羅から頭を出した亀を上から見たような形になっている。

マイスダーマは耐圧性と防御力を飛躍的に上昇させており、マイスアームとマイスレッグにそれぞれ大水流を押し返す程のパワーとあらゆる環境での安定した走破性を維持する安定性を齎している。
フレームマイスは深海の水圧にも耐えうる超耐久力を発揮し、甲羅状の背中を取り外して巨大な盾として使用することも可能。
この盾は普段は格子状だが、エネルギー供給によって空いている部分にもバリアを展開して防御範囲を広げられる他、マイスを乗せて回転しながら飛行したり、相手の頭上に投げつけて檻のように展開してその動きを封じる等、見た目以上の多機能さを誇る。

鈍重そうな見た目の通り機動力は基本形態から大きく落ちているものの、あくまでもベースはネズミの力のため、この形態でも仮面ライダーダットに負けないだけの速度で走ることができる。

○必殺技
  • タートルセパレード


エッグシード!

タートル・セパレード!

甲羅の檻で相手を監禁した後、その周りを高速で移動して格子の隙間からパンチやキックを見舞い、トドメに上空からライダーキックを放ち、檻諸共敵を爆破する。


【ウルフフレーム】




羊…!?

残念


エッグリュージョン……

ウルフ!


狼だよ


ヨーキャミングムーン!

マイス・ウルフフレーム!


身長:197.9cm
体重:80.2kg
パンチ力:7.3t
キック力:10.5t
ジャンプ力:9.6m(ひと跳び)
走力:5.5秒(100m)

ライドエグズ8で変身した派生形態の一つで、モチーフは狼。

マイスヘルムのイヤーフレームは遠吠えの反響によって闇の中でも周囲の環境や大将との距離を正確に割り出せ、マイスクラッシャーにはマズルがマウスガードや拘束具のように装着されているが、これは満月の夜だとその光に反応して形状が変化し、巨大な口のような形となって噛みつき攻撃が可能になる。
アライブトップは三日月になっている。

マイスダーマは疾走時の持久力と夜間活動能力を向上させ、マイスアームとマイスレッグに疾走時の持久力と高い旋回性能を持って自身が得意とする夜のフィールドでの戦闘で相手を追い込めるようになっている
尚、これらは四足歩行時に真価を発揮するとされている。
フレームマイスは夜の月の光によって柔軟性を強化し、その運動性能を更に高める。

○必殺技
  • ウルフセパレード


エッグシード!

ウルフ・セパレード!

シンプルなライダーキックを繰り出す。
作中での初めての発動が、仮面ライダーリドを欺くべく物陰から繰り出した物のため、詳しい挙動は現状不明。


【余談】

◆名前の由来は、名字が「ネズミ」の当て字、下の名前がネズミの鳴き声「チュー」からと思われる。

◆ネズミモチーフは、歴代主人公は勿論、明確に変身者が設定された仮面ライダーの中で初である(一応ギーツに仮面ライダーチュータがいた)。



俺はサイトの項目を追記・修正するだけだ。


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最終更新:2026年10月18日 00:47

*1 因みに、前者では「変われば?」という一言だけでも認証扱いになっており、肝心なのは言葉よりも優菜の意志そのものである模様

*2 元ネタは諺の「窮鼠猫を噛む」から。