&font(#6495ED){登録日}:2010/09/02(木) 22:53:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){回れ、運命の糸車 絡まる呪縛を切り 連なる劫罰を断ち 儚き泡沫と散る 贖え、 其の身解くるまで} 流転の神形器・ゼーレンヴァンデルング とは、 みんなdeクエスト(旧Maill de Quest) ‐芯海の楽園‐に登場する「神形器」と呼ばれるアイテムである。 神形器とは、力ある聖職者たちの奇跡で作られた特殊な物品。それらは神の力を模したものであるといわれる。 ゼーレンヴァンデルングはアラセマ皇国の一級貴族・『六家』のひとつであるワイゼン家で保管されていたが、 とある理由からコルトレカン島へと持ち出された。 その名が表すとおり流転の概念を宿す武器であり、結界や不死体など停滞したものに対して大きな威力を発揮する。 しかし武器自体が意思を持っており、斬る対象どころか持ち主をも選ぶため、これまで力を揮ったことはあまりないと言われる。 少女のような声と鈴の音で、持ち主にたびたび語りかける。 基本的な外見は白く輝く剣だが、持ち主の意思に応えて「望むカタチ」に変化することができる。 &bold(){【ランドリート島】} 直接名前は出ないものの、冒険家[[ハマダン・オリオール]]によってコルトレカン島へ向けて持ち出される。 秘密裏に運ばれていたのだが、やむをえない理由から軍に身分を明かしたことによって 中身がバレたらしく、道中で襲撃を受けることになってしまった。 &bold(){【コルトレカン島】} ランドリード島からコルトレカン島へ移送される。 しかし渡航中にフローリア諸島の先住民族・キヴェンティによる襲撃、さらに海魔により船が沈没。そのまま神形器は行方知れずになる。 同時期に、4つの肉片に分けられ封じられていた“殺すことのできない獣”ギ・ロの封印が各所で壊される事件が起きる。 封印は完全に解かれ、ギ・ロが復活。主人公たちはそれを崩滅させるため戦闘になるも、次々に再生するギ・ロに取り込まれてしまう。 そこへ神形器を手にして現れたのはフローリア諸島の先住民族キヴェンティの青年、ワン・テオだった。 フローリア諸島の伝承に残る“殺すことのできない獣”への切り札として持ち込まれたゼーレンヴァンデルングだったが、 それによって余計な騒動が起こることを懸念したキヴェンティは神形器を奪取することを計画。 そのために派遣されたのがクィナ・センテとワン・テオだった。 しかし神形器を発見したワンは“殺すことができない獣”どころか &bold(){「鬼芯属を封じたフローリア諸島という檻」をも壊そう}としているゼーレンヴァンデルングの意思を知る。 そのため、彼は「武器に見えないような形」を望み短剣を模したペンダントとして人知れず隠していた。 神形器の力でギ・ロを倒すことに成功した主人公たち。 ギ・ロの内側から共に投げ出されてしまった神形器を手に取ったのは、古書収集家の女性・[[ユーリ>ユーリ(みんなdeクエスト)]]だった。 古書収集家という仕事柄フローリアの伝承に詳しい彼女は、 “殺すことのできない獣”に関する情報を求めていたアラセマ常駐軍第六師団・師団長のネスカート・ワイゼンたちに 情報や古書文献の提供という形で助力をしていた。しかし、&bold(){&color(#ff0000){彼女こそがギ・ロの封印を解いていた犯人}}だった。 彼女の正体は、伝承に残る&bold(){“殺すことができない獣”の1体である「マギ・サ」の一部}。 かつてギ・ロと同じように4つの肉片に分かたれたが、そのうち一つの肉片に知性部分を宿し、人間の姿をとり行動していた。 &bold(){フローリア諸島という檻を壊し、最奥に封じられた鬼芯属を解放すること。} その目的を果たすためには神形器が必要であり、ギ・ロの封印を解いたのも神形器の持ち主をおびき寄せるための行為だった。 ネスカートの助力もあり、最終的にマギ・サの討伐に成功。神形器によってとどめを刺され“殺すことのできない獣”は消滅した。 “殺すことのできない獣”を討ったことで役目を果たした神形器は壊れると思われたが、一時的な休眠状態に入っただけの様子。 未だ何かの役割を持っているとネスカートは判断し、「短剣を模した首飾り」の形で主人公に渡された。 表向きには「壊れて消失した」ということになっている。 &bold(){【アノーレ島】} 程度の低い禍鬼の結界には無反応であったり、味方の張っている封印結界を壊したがったりと、 “神形の操者”である主人公に意思をあらわすことが多い。 壊してはいけないものに対して目覚めようとし、主人公にあわてて諌められると拗ねたような反応をしながらも従うなど、 持ち主の意思は尊重するようだ。 直接武器としての力を揮う回数は少ないが、普通であれば見えない&bold(){「概念の歪みの結晶」を捉えることができる}ようになったり、 最終戦では&bold(){神形器との感覚同調}のようなものを起こした。 とある不死体召喚獣との戦闘では“停滞を払う流転の象徴”としての能力を最大限に発揮。 倒しても復活する「死を生とする止まった存在」を消し飛ばした。 また、術者が攻撃も移動もできなくなる代わりに何者の攻撃も受けなくなる「絶対障壁[フォースフィールド]」という 強力な結界術式に対しても瞬間的に結界を斬り飛ばすなど、その高い能力を披露している。 大禍鬼との戦闘では、神形器の力を奮う対象ではないので斬ることはできないと前置きしながらも &bold(){「でも壊すのは好き」「だから手伝ってあげる」}と主人公に力を貸し、 “どのような力にも縛られることのない”状態をあたえた。 このとき相手の攻撃力、防御力を大幅に低下させる「神形の領域」というフィールド効果を起こしている。 &bold(){【エルツァン島】} [[アノーレ島]]と他領域との概念の差によって形成された結界のようなモノが存在し、 渡島を阻んでいた。その一部を盛大に切り飛ばし上陸における大きな役割を果たす。 武器としてではなく、渡航の目的である“鬼喰らいの鬼”の気配を探るために使われていることが多い。 ──ねえ、唄って? ──私を紡ぐ、流転の詩。 声と共に脳裏に浮ぶのは、いつか誰かが行った美しい修正。 その記憶に後押しされるように、wiki民は息を浅く吸い、流れるように追記を継いだ。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }