黒い炎と黄金の風(牙狼-GARO-)

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黒い炎と黄金の風(牙狼-GARO-) - (2025/02/23 (日) 13:09:59) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/01/21 Sat 02:20:11
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます

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#center(){もっとも古い記憶を掘り起こすとき、
私の脳裏には決まってあの絵本が蘇る

&font(#e6b422,b){黄金の鎧を身に纏った騎士}が、おぞましい怪物たちを打ち倒していく

&b(){……でも、最後のページをめくると……}


&blankimg(黒い炎と黄金の風.jpg,width=341,height=256)}

『黒い炎と黄金の風』とは、雨宮慶太原作・監督の特撮番組『[[牙狼-GARO-]]』シリーズに登場する絵本。
第1期では第1話「絵本」にて初登場、物語の中でもかなり重要な役割を持つ本だった。
最後の1ページはない。

*概要

作者は御月カオルの父、御月由児。

初代牙狼の物語の主要アイテムの1つであり、御月カオルの記憶の中に存在するこの絵本が実在するのかどうかが序盤の物語のカギになっていた。この絵本についての情報を求めカオルが足を延ばした先で[[ホラー>ホラー(牙狼-GARO- 第1期)]]に出くわすこともあった。

かつて御月由児が壁画を描いた、八木修が園長を務める幼稚園では、園児たちが空白のラストページを思い思いに描いていた。そのことが、カオルが任された幼稚園の壁画の修復にヒントを与える。

後に八木修が落書きされていないバージョンを発見し、カオルに送っており、それが最終話では...。

#openclose(show=制作の経緯ネタバレ){
この絵本になぜ黄金騎士が描かれているのかというと、御月由児が[[冴島大河>冴島大河(牙狼-GARO-)]]に出会ったことがあったから。

[[小説「暗黒魔戒騎士篇」>牙狼-GARO- 暗黒魔戒騎士篇(小説)]]では、その経緯が詳しく描写されており、

ある日、由児は大河とホラーの戦いに遭遇し、血に染まりし者になってしまった。
初期の鋼牙がカオルをホラーをおびき出す餌にすると言ったように、
ザルバを修理に出していた大河は由児とパートナーになることで、ホラーの探知をしたいことを由児に打ち明け、
妻を失い生きる望みを失っていた由児は大河の助けになることを決意し、ともに行動する。

ホラー狩りの日々の中で、大河に黄金騎士の絵を見せて、感激された由児は、
娘のために何か残すべきだと説得され、絵本を思いつく。

そして、ラストページのない絵本を作り、カオルにプレゼント。
それが、テレビシリーズの第1話のカオルの回想シーンに繋がる。という経緯をたどっている。
}

*関連する絵本
**白い騎士が登場する絵本

『[[鋼の咆哮>牙狼-GARO- 魔戒騎士列伝 鋼の咆哮]]』に登場する絵本。おそらく、『[[白夜の魔獣>牙狼-GARO-スペシャル 白夜の魔獣]]』をモチーフとした絵本だと思われる。

**白い霊獣と仮面の森

『[[MAKISENKI>牙狼-GARO- MAKAISENKI]]』に登場する絵本。10話に登場する霊獣に関係する絵本だと思われる。
『[[魔戒ノ花>牙狼-GARO- 魔戒ノ花]]』にも登場。

**MAKAISENKIエンディングの絵本

『MAKAISENKI』のエンディングで描かれる絵本。羽の持ち主を探した少女が実はその羽の持ち主だったという絵本。
『[[阿修羅>牙狼〈GARO〉-阿修羅-]]』で[[雷牙>冴島雷牙(牙狼-GARO-)]]に読み聞かせをするカオルが持っているのもこの絵本。



*内容

【黒い炎と黄金の風】


[黄金の鎧をまとった騎士]

光の中から
一人の黄金の騎士が現れました。

黄金の騎士はまるで[[オオカミ]]のようなうなり声を上げると黒い影の一群の中に突進していきました。
黄金の騎士の剣がキラリと光ったかと思うと黒い影はまるで木の葉のように吹き飛んでいきました。

[怪物を打ちのめす]

[ついにホラーの王を倒す]

ズドーン!
大きな音をたてて
ホラーの王はたおれました。

黄金騎士が、闇の中から光を王からとりもどせたのです。

これで、人間はもうホラーにおそわれることはありません。
黄金騎士の戦いは
終わったのでした。

そしてボロボロになった黄金騎士の前に現れたのは…
 
ここから[[ネタバレ]]


















[[最終回]]のラストシーン、[[鋼牙>冴島鋼牙(牙狼-GARO-)]]は完成したこの本の最後のページを見て涙した。
その中身は、&bold(){ページいっぱいに書かれたキャスト全員からの応援メッセージと感謝の言葉だった。}

撮影まで最後のページを見せられず撮影シーンに入り、鋼牙役の小西遼生は「最後のページを見た時涙したシーンは、ガチ泣きだったんですよ(笑)」とコメントしている。


*余談
・[[パチンコ>CR牙狼]]で登場する『黒い炎と黄金の風』は、よく見ると作者が「御月カオル」名義となっている。
・実際の絵本が雨宮慶太監督によって製作中。しかし、2020年から制作スタートしており、まだ完成していない。


ついにアニヲタ騎士は追記・修正をするようになったのでした。

#right(){画像出典:牙狼-GARO-
© 2005 雨宮慶太/東北新社}

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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 実は轟天の存在が示唆されているネタバレ絵本。  -- 名無しさん  (2013-12-12 05:22:14)
- 2期だと最後のページらしきものが確認できる。  -- 名無しさん  (2014-03-04 17:46:35)
- これを考え出したのは当時設定を担当していた田口恵氏。曰く、牙狼のアイデア9割を考えた雨宮総監督に提供し、残り1割分として採用して貰ったアイデアの1つらしい。  -- 名無しさん  (2015-09-18 19:58:07)
- この絵本の黄金騎士デザイン結構好きだ。立体商品出ないものか  -- 名無しさん  (2016-03-07 00:14:57)
- 絵本の黄金騎士は魔戒騎士の原型となった頃の騎士の兜に近い。現在も称号を持たないモブ騎士の纏う鋼の鎧の兜は絵本の騎士に近い造形。  -- 名無しさん  (2016-03-07 01:10:49)
- ↑2 もしも商品化したらプレミアムバンダイという名の多々買いが始まるんですね分かります  -- 名無しさん  (2016-03-26 20:07:36)
- 絵本の黄金騎士に倒される「ホラーの王様」、パチンコだと同じような絵本タッチで描かれた暗黒騎士キバだのレギュレイスだのといったバリエーションがある。  -- 名無しさん  (2016-08-20 01:49:10)
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