&font(#6495ED){登録日}:2016/09/19 Mon 17:40:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- この項目では、[[日本>日本国]]国内における[[漫画]]作品のうち、発行された漫画単行本の巻数が多い作品を一覧として掲載する。 なお、ある程度絞らなければ膨大な数の作品一覧となってしまうので、ここはわかりやすく次の条件を満たしたものとする。 +作品は同一作品、同一作者または同一作者及び同一作画者コンビとする。 +最低でも100巻以上の作品とする。 +外伝や総集編、文庫コミックはカウントしない。(例・こち亀文庫、大長編[[ドラえもん(作品)]]など) +続編が出ていても、通算巻数にはカウントしない。(例・弐十手物語、キャプテン翼シリーズなど) +増刊コミック・特別編コミックもカウントしない。(例・[[名探偵コナン]]特別篇など) *【100巻以上の作品】 **&sizex(6){&color(goldenrod){1位}:&sizex(6){[[ゴルゴ13>ゴルゴ13(漫画)]]}} ◆連載期間:1968年~連載中 ◆発行巻数:209巻(2023/07/28現在) ◆連載雑誌:小学館・ビッグコミック(コミック発行はリイド社が手掛ける) ◆作者:さいとう・たかを こち亀より連載期間は長いが、連載雑誌が月2回発行、単行本は3ヶ月に1回発行のため、いつのまにやらこち亀に抜かれてしまった経緯がある。 ただし単行本収録待ちの分を考えると、こち亀最終巻発売時点で抜くことは確定していた。 2021年4月に200巻が発売されこち亀と並び、同年7月には予定通りに201巻が発売、こち亀の記録を上回った。 凄腕スナイパーであり後ろに立つと立った相手に殴りかかる、[[デューク東郷/ゴルゴ13]]が主人公のハードボイルド漫画。 上記のこち亀連載終了を聞いた、さいとう・たかを先生が「秋本先生はよく決断したな~」というコメントには秋本治先生いわく「畏れ多い」と謙遜した。 ちなみにトータルでの「作者」はさいとう氏だが、シナリオは多数の脚本担当者が執筆しており(一般公募をした回もあるほか、熱心なファンが自作のシナリオを送ってくることも多いという)、 『弐十手物語』の小池一夫がここからデビューし、ドラクエの制作者の一人・堀井雄二が担当した回もあったという。 2021年にさいとう先生が永眠したが、元々作画など分業制だったために、さいとう・プロダクションとして続刊が決定している。 一応現在の単行本待ち時間を考慮すると、さいとう先生が手掛けた連載分は230巻辺りまでは続く予定。 その後の扱いは今の所当項目で扱うかは2022年2月現在未定。 **&color(silver){2位}:&color(black){[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]} ◆連載期間:1976年~2016年、その後不定期に掲載 ◆発行巻数:201巻 ◆連載雑誌:集英社・[[週刊少年ジャンプ]] ◆作者:秋本治 いわずと知れた、[[両津勘吉]]が主人公のWJが誇るギャグ漫画。1976年のモントリオール五輪の年から2016年のリオデジャネイロ五輪まで40年間一度も休まずに連載された。 WJとしては珍しく、掲載終了までのカウントダウンを行わなかったほか、書店に張り出される新刊の発売予定も、200巻だけはすべてシークレットにされた。 関連本やコンビニコミックを含めると、300巻近くとなってしまう。 2016年9月「&color(red){単一作品における世界で一番巻数の多い漫画作品}」としてギネスワールドレコードに認定された。 また、連載終了から1年後にWJに[[読み切り]](両津曰く「有給から帰ってきた」)が掲載され、その後もWJに不定期に掲載されたりコンビニコミックに掲載されたりもした。 そしてレギュラー連載が終了してから5年後、新刊の201巻が発売された。 **&color(brown){3位}:[[ミナミの帝王]] ◆連載期間:1992年~連載中 ◆発行巻数:171巻 ◆連載雑誌:日本文芸社・週刊漫画ゴラク ◆原作:天王寺大 作画:郷力也 平成に入ってから始まった連載漫画の中で3ケタ巻数に到達した作品の一つ。 「大阪の金貸し」を題材にした作品として「ナニワ金融道」と並ぶ人気を誇り、 Vシネやテレビドラマ化などメディア展開も多い。 何気に&color(red){日本で一番早い連載期間で100巻に到達した漫画}である。 **&color(royalblue){4位}:クッキングパパ ◆連載期間:1985年~連載中 ◆発行巻数:166巻 ◆連載雑誌:講談社・モーニング ◆作者:うえやまとち プロ級の料理の腕前を持つ[[福岡県]]に住むサラリーマン、[[荒岩一味]]が主人公の[[料理漫画]]。 料理漫画にありがちなバトルや因縁といった要素が一切ない穏やかな作風に加え、 毎回、料理したくなるレシピを披露しているうちに巻数が伸びた印象がある。 登場人物がちゃんと年齢を重ねているが、ペースは巻数や連載期間に比例せずゆっくりである。 **&color(lime){5位}:[[はじめの一歩]] ◆連載期間:1989年~連載中 ◆発行巻数:138巻 ◆連載雑誌:講談社・[[週刊少年マガジン]] ◆作者:森川ジョージ 主人公・幕乃内一歩がボクシングの世界チャンピオンを目指すボクシング漫画。数少ない少年漫画の3ケタ作品。 漫画作品は1990年代を基本としているが、現実世界では作中のWBAとWBC以外に、WBOとIBFが日本ボクシングコミッションが認める世界団体が増えてしまったため、 一部では「早く一歩をどこかのチャンピオンに」という声が上がっているとかいないとか。 それどころか一歩はボクサーを引退してしまった。 **&color(hotpink){6位}:[[鬼平犯科帳]] ◆連載期間:1993年~連載中 ◆発行巻数:118巻 ◆連載雑誌:リイド社・コミック乱 ◆原作:池波正太郎(新潮文庫など) 漫画:さいとう・たかを ご存知、鬼の平蔵こと火付け盗賊改め方長官・長谷川平蔵の活躍を描いた劇画漫画(鬼平以外の池波作品のコミカライズも多い)。 てか、さいとう先生は何気に長寿作品2作目なんですが…。 コミックはリイド社と文藝春秋の両方から出されている。 こちらもさいとう先生の永眠に伴い、単一作者としての扱いではなくなる予定。 **&color(skyblue){7位}:江戸前の旬 ◆連載期間:1999年~連載中 ◆発行巻数:118巻 ◆連載雑誌:日本文芸社・週刊漫画ゴラク ◆原作:九十九森 作画:さとう輝 **&color(#FFCC66){8位}:[[天牌-麻雀飛龍伝説-]] ◆連載期間:1999年~2022年(一時中断) ◆発行巻数:116巻 ◆連載雑誌:日本文芸社・週刊漫画ゴラク ◆原作:来賀友志 作画:嶺岸信明 ミナミの帝王に並んでゴラクを代表する麻雀漫画。 原作の来賀が2022年に死去。 公式では「一時中断」という形だが、2024年12月現在も再開の目処は立っていない。 **&color(#FFCC66){9位}:浮浪雲 ◆連載期間:1973年~2017年 ◆発行巻数:112巻(完結) ◆連載雑誌:小学館・ビッグコミックオリジナル ◆作者:ジョージ秋山 幕末の東海道・品川宿にある問屋を営む一家の物語。主人公は妻子持ちなのに酒好き女好きの道楽者。 作者は元々少年コミックの作者であったが、青年コミックの作者になって初めての作品が長寿作品となった。 2017年8月に「2017年9月で連載終了」が発表され、予定通りに終了した。 **&color(lightsalmon){10位}:釣りバカ日誌 ◆連載期間:1979年~連載中 ◆発行巻数:111巻(番外編17巻) ◆連載雑誌:小学館・ビッグコミックオリジナル ◆原作:やまさき十三 漫画:北見けんいち 毎度おなじみ、鈴木建設の平社員・ハマちゃんこと浜崎伝助と会長のスーさんこと鈴木一之介の二人が主人公の釣り漫画。 アニメ版より[[劇場版>実写化]]の方が馴染み深いだろう。 劇場版で浜崎伝助を演じた西田敏行氏はドラマ版では鈴木一之介を演じることになり、たいそう驚いたという。 **&color(violet){11位}:[[美味しんぼ]] ◆連載期間:1983年~連載中(2014年より休載) ◆発行巻数:111巻 ◆連載雑誌:小学館・ビッグコミックスピリッツ ◆原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ 一応、グルメ漫画のはずなんだが、多方面に数多くの影響を与え、[[賛否両論]]が出る不思議な漫画。 詳細は当該項目を参照。 **&color(magenta){12位}:[[ONE PIECE]] ◆連載期間:1997年~連載中 ◆発行巻数:110巻((2024/11/01発売)) ◆連載雑誌:集英社・週刊少年ジャンプ ◆作者:[[尾田栄一郎]] 言わずと知れた主人公・[[モンキー・D・ルフィ]]が海賊王を目指し、冒険を続ける少年漫画。 1990年代から現在まで週刊少年ジャンプで連載中なのは、本作と「[[HUNTER×HUNTER]]」の2作品だけ。 (ただし「HUNTER×HUNTER」は長期休載がたびたび挟まれるために、2025年現在巻数は38巻) **&color(darkslateblue){12位}:弐十手物語 ◆連載期間:1978年~2003年 ◆発行巻数:110巻(完結) ◆連載雑誌:小学館・週刊ポスト ◆原作:小池一夫 漫画:神江里美 時は江戸時代の大岡越前が南町奉行だった年代の捕り物物語。 南町奉行所の同心二人とその手下の岡っ引きによる人情劇でもあった作品。 作品が完結してから1年後に続編「新・弐十手物語」が2004年3月~翌年の12月まで文芸ポストで連載。 2011年10月~2012年8月まで小池書院・ガッツポンにて「新・弐十手物語 つるじろう」という続編に近いスピンオフ作品が連載された。 「つるじろう」に関しては、連載元が休刊したため休載扱いとなっている。 **&color(deeppink){14位}:解体屋ゲン ◆連載期間:2002年~連載中 ◆発行巻数:109巻((2024/11/1公開開始)) ◆連載雑誌:芳文社・週刊漫画TIMES ◆原作:星野茂樹 作画:石井さだよし アメリカで発破解体を学んだゲンさんが立ち上げた解体業者や周囲の人々を描くお仕事漫画。 長期連載ではあるが、しっかり時間経過があるためゲンさんが結婚したり子供が生まれたりと、クッキングパパや釣りバカ日誌に近い作風と言える。 ここに掲載されている中でも特殊な立ち位置の作品で、&b(){紙のコミックスはコンビニコミックを合わせてもわずか3巻しか発行されていない。} 作者によると最初の一冊目で惨敗だったのが原因らしいが、単行本化されないのに連載だけは続いているという奇妙な状態が続いていた。 2015年の無料公開を経て電子書籍限定で単行本化が実現し、表記の巻数も電子版のみでの数。 なお、電子書籍の権利は芳文社が権利放棄しているため作者が所有している。 **&color(indigo){15位}:静かなるドン ◆連載期間:1989年~2012年 ◆発行巻数:108巻(完結) ◆連載雑誌:実業之日本社・週刊漫画サンデー→漫画サンデー ◆作者:新田たつお 下着メーカーに勤務する普通のサラリーマンであった主人公が、ヤクザの組長であった父親が殺されたためやむを得ず跡を継いだことから始まる極道漫画。 Vシネマ版では香川照之が、テレビドラマ版では中山秀征が主人公を演じた。版元の実業之日本社の屋台骨作品であった。 **&color(royalblue){16位}:[[あぶさん]] ◆連載期間:1973年~2014年 ◆発行巻数:107巻(完結) ◆連載雑誌:小学館・ビッグコミックオリジナル ◆作者:水島新司 南海ホークス(現在の[[福岡ソフトバンクホークス]])にドラフト外で入団した[[あぶさん]]こと景浦安武が主人公の野球漫画。 選手に留まらず球団職員やウグイス嬢、常連クラブのホステスに焦点を当てた回もあるなど、他の水島作品と異なり非常に大人向けの作風だった。 親会社が南海電気鉄道→ダイエー(現在はイオンに合併されて法人としての会社は消滅)→ソフトバンクとコロコロ変わったほか、 本拠地も大阪球場→平和台球場→福岡ヤフオクドームとやっぱりコロコロ変わったため、一番球団に翻弄された作品としても知られている。 福岡移転後の作風については景浦が異常としか言えないほどの覚醒を見せてしまうため、「YAS」「ZAO」というなんj用語が生まれるなど、終わるタイミングを失った漫画と否定的に見られることが多い。 **&color(royalblue){17位}:[[名探偵コナン]] ◆連載期間:1994年~連載中 ◆発行巻数:106巻((2024/10/18発売)) ◆連載雑誌:小学館・[[週刊少年サンデー]] ◆作者:青山剛昌 ご存知迷宮なしの名探偵・[[江戸川コナン]]が主人公の推理漫画。 読売テレビでは一時期、同じく推理漫画の「[[金田一少年の事件簿]]」と2本立てでアニメを放送していた。 長期連載故クロスオーバーも非常に多く、前述の金田一やルパン三世と対峙した回もある。 また実写ドラマ版も同じく読売テレビで放送されている。 特別編は作者を代えながら43巻まで発行されている。 **&color(royalblue){18位}:[[パタリロ!]] ◆連載期間:1978年~連載中(途中雑誌再編や移籍に伴い休載期間が発生している) ◆発行巻数:104巻(文庫版は50巻) ◆連載雑誌:白泉社・花とゆめ→花とゆめPLANET増刊号→別冊花とゆめ・MELODY(並行連載)→ウェブサイト『花LaLa online』 ◆作者:魔夜峰央 少女漫画の世界では相当有名な何でもありの少女向けギャグマンガ(注:レギュラーキャラは全員男性)。 主人公は架空の国であるマリネラ王国の国王・パタリロ。[[イギリス]]の[[スパイ]]やその愛人を巻き込み、タマネギ部隊や兵隊までも翻弄するとんでもないお方。ときたまロンドンも物語の舞台となる。 純粋な少女漫画史上初めての3ケタ巻数になると確信され、最近はウェブで月一連載なのでペース等は落ちたものの、2018年11月に100巻到達した。 物語の性質上ファンも多く、同業の漫画家からもメッセージがよく送られている。 **&color(royalblue){19位}:なみだ坂診療所 ◆連載期間:2000年~2021年 ◆発行巻数:102巻(完結) ◆連載雑誌:芳文社・週刊漫画TIMES ◆原作︰宇治谷順 作画︰向後次雄 **&color(royalblue){20位}:[[あさりちゃん]] ◆連載期間:1978年~2014年 ◆発行巻数:100巻(完結) ◆連載雑誌:小学館・小学二年生や[[コロコロコミック]]など ◆作者:室山まゆみ 小学館の学年別雑誌や少年少女向け雑誌などに幅広く顔を出していた、ギャグマンガ。 ただ、連載が進むうちに少女向け雑誌にも連載があったため、後半は少女向けマンガ兼ギャグマンガに変貌した。 一応完結扱いだが、現在も新作が出続けているため「完結」が外れる可能性もある少々変な作品。 ちなみに主人公も常人離れした能力やら壊滅的な知能を披露している。 2014年に「&color(red){単一作品における二人組作者による漫画作品の発行巻数世界一}」としてギネスワールドレコードに認定された。 *【参考記録】 &sizex(6){&bold(){・手塚治虫漫画全集}} ◆発行巻数:400巻 ◆発行社:講談社 ◆作者:[[手塚治虫]] 漫画の神様、手塚治虫の全ての漫画作品が一冊200ページずつ400巻に渡って収録された作品集。1985年版のギネスワールドレコードに掲載されていたという。 //但し、ギネスワールドレコードには認定されていない。理由は作品が複数に渡って収録されているため、対象層にバラつきがあるためなんだとか。 ちなみに400巻分作品を集めても、まだ未収録分がたくさんあったりする。 ([[ブラック・ジャック>ブラック・ジャック(漫画)]]でも秋田書店版で掲載された話が未収録になったり、『[[鉄腕アトム]]』・『火の鳥』等別バージョンが存在したりする) &sizex(6){&bold(){・石ノ森章太郎萬画大全集}} ◆発行巻数:500巻 ◆発行社:角川書店 ◆作者:石ノ森章太郎 「萬画家」石ノ森章太郎の全漫画作品を収録した完全生産限定盤作品集。現在では同じ内容の電子書籍『石ノ森章太郎デジタル大全』(発行:講談社)が有料配信されている。 先発の『手塚治虫漫画全集』が「オリジナル」かつ「作者の生前に出た300巻分は加筆修正・念入りなチェック入り」にこだわった選集なのに対し、 こっちでは「石ノ森作」なら合作や一コマ漫画、コミカライズでも収録。 外部スタッフが制作に関わった『マンガ日本の歴史』等はある程度スタッフロールを入れたり、 一方で『HOTEL』に関しては小学館版ラスト収録の作者没後のスタッフ作品をばっさりカットしている。 また文章媒体な「マンガ家入門」や、『天才ビットくん』アニメ『ワンダーべビルくん』の原案企画も収録している。 欠点は紙の本では一切バラ売りされなかったり、その…かなり「大人」向けな作品も結構収録されていたりすることか。 2008年にはギネスワールドレコーズに「一人の著者による最も多い漫画の出版の記録」として認定され、手塚治虫漫画全集の記録を更新した。 &sizex(6){&bold(){・[[グラップラー刃牙>バキシリーズ]]}} ◆連載期間:1991年~連載中 ◆発行巻数:151巻(原作者作の外伝含めると154巻) ◆発行社:秋田書店 ◆作者:[[板垣恵介]] タイトルは変わるものの物語は続いているが、一部の話は外伝として別巻(グラップラー刃牙外伝1巻、バキ特別編SAGA、範馬刃牙外伝ピクル1巻)に分けられている。 完全版や新装版を含めると210巻になる。 更に原作者公認のスピンオフを含めれば237巻となる。 2024年の5月に累計発行部数1億部を突破した。 &sizex(6){&bold(){・[[ジョジョの奇妙な冒険]]}} ◆連載期間:1987年~2004年、2004年~連載中 ◆発行巻数:無印(第1部から第5部まで)63巻、Stone Ocean 17巻、STEEL BALL RUN 24巻、ジョジョリオン27巻の計131巻 ◆連載雑誌:集英社・週刊少年ジャンプ→ウルトラジャンプ ◆作者:[[荒木飛呂彦]] 物語は連続しているものの(ただしSTEEL BALL RUNから[[パラレルワールド]]の話になっている)、第6部以降部ごとの発行となったことから、 単一作品名ではなくなってしまったため参考記録扱いになってしまった。 &sizex(6){&bold(){・[[ドカベン]]}} ◆連載期間:1972年~1981年、1983年~1987年、1995年から2004年、2004年から2012年、2012年~2018年 ◆発行巻数:無印48巻、大甲子園26巻、[[プロ野球]]編52巻、スーパースターズ編45巻、ドリームトーナメント編25巻 全196巻 ◆連載雑誌:秋田書店・[[週刊少年チャンピオン]] ◆作者:水島新司 それぞれタイトルは変わっているものの、無印から大甲子園、プロ野球編からドリームトーナメントは連続した物語。 余談だが、水島新司はこれと同時に「あぶさん」をはじめとする野球漫画をいくつも同時に連載していた。全て足すと恐ろしい巻数になるのではないだろうか…。 &sizex(6){&bold(){・[[銀牙シリーズ>銀牙-流れ星 銀-]]}} ◆連載期間:1983年~1987年(週刊少年ジャンプ)、1999年~連載中(週刊漫画ゴラク) ◆発行巻数:158巻 ◆発行社:集英社・日本文芸社 ◆作者:高橋よしひろ 1983~87年まで週刊少年ジャンプで連載した『銀牙-流れ星 銀-』単独では18巻。 1999年より週刊漫画ゴラクで連載開始した『銀牙伝説WEED』60巻を皮切りに、『銀牙伝説WEEDオリオン』30巻、 『銀牙 ~THE LAST WARS~』22巻、『銀牙伝説ノア』17巻、『~銀牙伝説~レクイエム』3巻(連載中)が「本編シリーズ」と言うべき扱いで、 2024年で合計150巻に達した。 それ以外にも『銀牙伝説リキ』、『銀牙伝説赤目』5巻、『銀牙-流れ星 銀- 真・外伝』2巻といった外伝・スピンオフ作品が存在する。 基本的に一続きの物語で、時系列も比較的リアルに描かれているが、『銀牙-流れ星 銀-』の赤カブト打倒後のエピソードは『WEED』以後に存在しないパラレルワールドのような扱いにされている。 同じくゴラク連載『ミナミの帝王』の印象が強すぎて語られにくい部分はあるものの、まぎれもなく肩を並べる超長寿シリーズ。 (内容はエッセイ本の『ぼくの犬 ぼくのウィード』や、「高橋よしひろ他」と名義された刊行はここでは計上外とする。) 他にはキャプテン翼シリーズが漫画だけで109巻、[[超人ロック]]シリーズが110巻以上((現在、電子書籍化された分で112巻には達する。他、電子化済みではあるがいわゆる「同人時代」を含むか否か、またそれが実本版5巻か電子版2巻で勘定するかなどで計上が揺れやすい。))、[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]シリーズが132巻、コータローまかりとおるシリーズが94巻などがある。 また、新聞連載分野では[[コボちゃん]]シリーズが115巻((2024年現在、蒼鷹社より「コボちゃん」60巻完結+芳文社より「新コボちゃん」55巻以下続巻。))でダントツの存在。 同じく新聞連載という都合上全体の巻数としてはそれほどでもないが、参考としては[[スヌーピー]]を生み出したチャールズ・M・シュルツの『Peanuts』は単独の作者による連載漫画としては世界トップクラスの50年という記録を保持している。 &sizex(6){&bold(){・&color(plum){Celebus}}(Cerebus the Aardvark)} ◆連載期間:1977年~連載中 ◆連載国:[[アメリカ合衆国]] ◆発行巻数:235巻 [[ファンタジー]]作品でアメリカでは有名な作品。 …なのだが、最初は作者と漫画家が一緒だったのに、作者と作画家が別となり、作画が変わったり、さらには作者まで変わってしまったため、 「単一作品名及び同一作者(または同一作者・作画家)世界一の巻数」という定義から外れてしまい、日本のこち亀に世界一の座を奪われてしまった。 追記・修正は順位の変動がありましたらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメントが多くなったのでリセットしました -- 名無しさん (2020-02-01 16:21:05) - ゴルゴ13江戸前の旬が正しいです。 -- 名無しさん (2020-02-14 10:37:08) - 「王家の紋章」は今も連載しているけどいつになったら完結するんだろ? 作者も高齢だから心配なんだよな。 -- 名無しさん (2020-03-29 00:22:53) - キン肉マンシリーズが82巻って何と何を足した数字だろう。初代と2世を足したら7年前に100を超えているので、初代プラス何かだとは思うんだが。 -- 名無しさん (2020-08-29 01:48:15) - タイトル区切ってるだけで結局話がそのまま繋がってるバキとかはシリーズでカウントしちゃって良いと思うけどな -- 名無しさん (2021-01-08 10:38:13) - ゴルゴがこち亀を超えた模様 -- 名無しさん (2021-07-04 15:23:37) - ゴルゴ、一応作者亡くなったけどプロダクション体制で継続ってことなので続刊扱いでいいのかしら? -- 名無しさん (2021-10-18 08:15:56) - こち亀が201巻を発売 -- 名無しさん (2021-10-18 08:58:42) - ゴルゴは202巻発売 -- 名無しさん (2021-10-20 00:31:24) - あさりちゃんはもう一冊出たけど、タイトルが微妙に変わっていたからここでは対象外ってことになるのかな -- 名無しさん (2022-10-12 22:03:05) - 『かいけつゾロリ』シリーズや『ズッコケ三人組』シリーズのような「発行巻数の多い児童書シリーズの一覧」の項目も作成してほしいが。(といっても児童書は様々なジャンルがあるから難しいと思うが。) -- 名無しさん (2024-02-19 05:56:02) - アメリカのブラックコメディアニメで例えると、クッキングパパはシンプソンズ枠で、美味しんぼはサウスパーク枠。 -- 名無しさん (2024-06-04 13:28:43) - ホロックスみーてぃんぐ、なんで掲載されとるん?(誤記したので自己編集) -- 名無しさん (2024-07-12 08:25:20) - V豚の宣伝じゃない? -- 名無しさん (2024-07-12 16:19:51) - とりあえず削除しておいた。なんというか、こういうことされるとクソデカため息が出てしまうわ… -- 名無しさん (2024-07-12 16:57:42) - 3桁行ってる漫画、結構あるんだな -- 名無しさん (2024-07-12 17:10:41) - 『天牌』は2022年に原作者逝去により未完のまま連載終了されましたが。 -- 名無しさん (2024-09-05 16:21:20) - ↑7 児童書は漫画作品と違って巻数の表示がされないから、(一部のシリーズは例外)「そのシリーズはどれだけの巻数があるか」に興味を持つ読者はあまりいないだろうなあ......。 -- 名無しさん (2024-11-27 14:14:57) - Q.E.D.もiff含めりゃその内参考記録に入りそうだな -- 名無しさん (2024-12-03 13:07:37) - ↑2 他にも、児童書は「作者」は変わらなくても、「作画担当者」は途中で交代する可能性があるから難しいかもしれない。 -- 名無しさん (2024-12-05 17:26:45) - ↑10 児童書は冒頭の3,4,5の条件は無しにしても、1,2の条件をどうするべきかが問題である。 -- 名無しさん (2024-12-11 12:40:36) - ワンピなんて巻数多すぎて追いつけねーよ…と思ったら特別編込みのコナンはもっと鬼門だった -- 名無しさん (2024-12-11 13:04:53) - 「BAD BOYS」シリーズや「湾岸ミッドナイト」シリーズはまだ100巻未満だろうな -- 名無しさん (2025-01-18 08:23:52) #comment #areaedit(end) }