スカルゴモラ

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スカルゴモラ - (2024/11/09 (土) 18:32:38) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/08/03 Mon 02:10:44
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){&bold(){リトルスターの宿主を保護したか。}
&bold(){……この状況、利用させてもらおう}


&font(b,18){ゴモラ!}}
&bold(){&color(gold,black){ギャオオオオ!}}


#center(){&font(b,18){レッドキング!}}
#right(){&bold(){&color(coral,black){キッシャァァァォウ!}}}


#center(){&font(b,18){これでエンドマークだ…!}


&font(b,24,black,red){\フュージョンライズ!!/}


&font(b,18){ハァッ!!}


&font(b,18){&color(gold,black){ゴモラ!}&color(coral,black){レッドキング!}}


&font(b,18,red,black){ウルトラマンベリアル!}


&blankimg(Skull Gomora 01.png,width=616,height=346)
#right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマンジード(2017年7月8日~) 第2話「怪獣を斬る少女」より&br()©︎円谷プロ、「ウルトラマンジード」製作委員会}}


&font(b,24,red,#c39143){スカルゴモラ!}}


#center(){&blankimg(Skull Gomora 02.png,width=616,height=346)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマンジード(2017年7月8日~) 第2話「怪獣を斬る少女」より&br()©︎円谷プロ、「ウルトラマンジード」製作委員会}}


&font(b,red,#c39143){スカルゴモラ}とは『[[ウルトラマンジード]]』に登場する怪獣である。
同作において&font(b,red,black){『ベリアル融合獣』}と呼ばれる怪獣群の第1号。

#openclose(show=▽目次){
#contents()
}

*プロフィール

&bold(){別名:[[ベリアル融合獣]]}
&bold(){身長:57m}
&bold(){体重:5万9千t}
&bold(){腕力:20万t}


*概要
[[伏井出ケイ>伏井出ケイ/ストルム星人]]が&bold(){&color(gold,black){「古代怪獣[[ゴモラ]]」}}と&bold(){&color(coral,black){「どくろ怪獣[[レッドキング]]」}}の怪獣カプセルをライザーにリードすることでフュージョンライズしたベリアル融合獣。

外見は正面はゴモラ、背面はレッドキングという見た目でシルエットはゴモラの派生形態と言った感じだが、&bold(){巨大な赤黒い角が目立つ頭部}はゴモラよりもレッドキングの意匠が強い。
特に&font(b,red){窪んだ眼窩から真っ赤に光る目と、ズラリと並んだ血塗られたような剥き出しの赤い牙}が、&bold(){文字通りのレッドキングの頭蓋骨}を思わせ、
どこか愛嬌のあるレッドキングの顔とは対照的な、不気味で凶悪な印象となっている。
デザインとしてはアークベリアルの要素も加えられているとか。
鳴き声は両者を組み合わされたものになっているが、バラバラに鳴き声を発することもある。

世間的にも人気かつ知名度の高い2大怪獣を素材としている上、記念すべきベリアル融合獣の一番手ということもあり、他作品での客演も一番多い怪獣となっている。



*戦闘能力
パワーに優れた2体の剛力怪獣が[[合体]]しただけあって、[[パンチ>パンチ(技)]]や[[キック>キック(技)]]こそ多用しないものの、&bold(){その重量と怪力を駆使した肉弾戦}は強力無比。
初めての変身で戦闘の素人だったとはいえ[[ウルトラマンジード>ウルトラマンジード(登場キャラクター)]]を散々苦しめた強敵である。

[[必殺技]]は頭部の大角から強烈な波動を放つ&font(b,red,#c39143){『スカル振動波』}。((玩具版やゲームだと『スカル超振動波』という名称になっている))
この振動波は角から周囲に撒き散らす事も可能で、&bold(){振動波で周囲の広範囲を触れずに破壊しつつ突進する}豪快な攻撃も放てる。
更に
・振動波で破砕した岩塊に火炎を追加して火球に変え、EXレッドキングの様に相手にぶつける&font(b,red,#c39143){『ショッキングヘルボール』}
・エネルギーを収束させて口から放つ赤い破壊光線&font(b,red,#c39143){『インフェルノ・マグマ』}
という技も備えており、肉弾戦のみならず距離を問わずオールラウンドに戦える重量級のパワーファイターである。
一方で後に出てくる[[サンダーキラー]]や[[ペダニウムゼットン]]と比較した場合、回避技や防御技の類は一切持っておらず防御は基本肉体のフィジカル頼りという欠点を持つ。
総じて&bold(){清々しいまでに能力が攻撃面にだけ特化した}融合獣と言える。悪く言えば&font(b,red){脳筋スペック。}



*劇中での活躍
**第1話「秘密基地へようこそ」
冒頭から登場して『ジード』の舞台である星山市を蹂躙し、ウルトラマンジード初陣の相手を飾った。
突如として市街地に出現して街を蹂躙し、&font(l){憧れの[[ドンシャイン>爆裂戦記ドンシャイン]]グッズもろとも}[[朝倉リク]]の住まいであった『星雲荘』とバイト先の駄菓子屋『銀河マーケット』を破壊した。
この時は夜まで破壊活動を続けていたが、怪獣カプセルを冷却させる為にフュージョンライズを解除し一旦姿を消す。

その後、再び夜の街に出現するとリトルスターを探して街を襲撃。
そして街の人々を護るために立ち上がったウルトラマンジード・[[プリミティブ>プリミティブ(ウルトラマンジード)]]と対峙する。

戦い慣れしていないジードを相手に終始優勢に戦い、一度はスカル振動波で[[カラータイマー]]が点滅するほど追い込んだものの、最後はジードの放った[[レッキングバースト]]を受け爆散し[[消滅]]した。

**第2話「怪獣を斬る少女」
リトルスターを宿していた原エリを狙って再び出現。
それを阻止しようとしたジードと再び交戦。
肉弾戦で追いつめ、噛み付いた挙句に口からスカル振動波を放ってジードを倒そうとするが、
発射の瞬間に狙いを外され、そのときの一瞬の隙をついて至近距離から放たれたレッキングバーストで体を粉砕された。

リクがジードとして戦いなれていないのも大きいが、肉弾戦では終始ジードを圧倒しており、
どちらも一瞬の隙をついたレッキングバーストの一撃によって敗北している。

**第9話「誓いの剣」
[[伊賀栗レイト]]の娘・マユに宿ったリトルスターを狙う[[タイラント>タイラント(ウルトラ怪獣)]]とジード&[[ウルトラマンゼロ>ウルトラマンゼロ]]の戦いの中、光瀬山麓に現れた。
ジードはタイラントをゼロに任せ、光瀬山麓でスカルゴモラと交戦。
最終的に[[ソリッドバーニング>ソリッドバーニング(ウルトラマンジード)]]にフュージョンライズしたジードのコークスクリュージャミングにより、スカルゴモラは敗北したのだった。
また鳥羽ライハの[[回想シーン]]にも登場。
その際にライハの両親がスカルゴモラにより殺されるという一種の[[トラウマ]]メーカー的役割も見せている。



*他作品での活躍
**『[[ウルトラマンタイガ]]』

#center(){
&font(b,gray){おお……反応が始まったぞ! 見よ! まもなく新たな合成怪獣が生まれる!!}
&font(b,gray){未だ嘗て誰も成し遂げたことのない、奇跡の瞬間だ!! ナァーハハハハハ!!}
}

第15話「キミの声が聞こえない」に登場。
但しこちらは他者が変身する「ベリアル融合獣」ではなく、「&bold(){培養合成獣スカルゴモラ}」という肩書きで、れっきとした意思を持つ個体である。

[[チブル星人]]マブゼは違法に入手した宇宙生物(ツノクジラやエレキングマケットも含まれている)を用いて&font(b,gray){『より強く・より賢く・より美しい究極の怪獣を生み出す』}事を目指しており、[[工藤ヒロユキ]]がマブゼの研究施設に乗り込んだ際に、マブゼがその場で[[&font(b,red,black){『ベリアル因子』}>ベリアル因子/デビルスプリンター]]にゴモラとレッドキングの細胞を合成して誕生させた。
ちなみにこのベリアル因子([[ウルトラマンベリアル]]の遺伝子)は、マブゼが闇の競売組織「[[ヴィラン・ギルド]]」のオークションで落札したものである。
こうして生まれたスカルゴモラは、ヒロユキが変身した[[ウルトラマンタイガ>ウルトラマンタイガ(登場キャラクター)]]と戦闘を繰り広げるが、怪獣リングの悪影響を受けて凶暴化していたタイガに、殆ど一方的に攻撃を受けて倒された。

ちなみに、『タイガ』第15話で登場した『ベリアル因子』は本編でもちょっと絡む(By市野龍一監督)と公言。
後に、第23話『激突!ウルトラビッグマッチ!』にて、マブゼがこれを用いて[[にせウルトラマンベリアル>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]を誕生させた。
にせベリアルは[[トレギア>ウルトラマントレギア]]と即席悪トラマンタッグを組んでタイガとゼロの二世ウルトラマンタッグと対決している。

なお、ベリアル因子は全宇宙に散らばっているようで、ゼロはそれをすべて叩き潰すために今日も飛び回っている。
ベリアル消えどもその脅威は消えず、といったところか。



**『[[ウルトラマンZ]]』

#center(){&font(b,18,green,black){検証実験に入る}


&font(b,#00ff00,#000000){KABURAGI Access granted!}


&font(b,18,green,black){ベリアル…古代怪獣…どくろ怪獣…}


&font(b,18){&font(#800080){〔BELIAL〕} &color(#f1c232){〔GOMORA〕 〔REDKING〕}}


&font(b,24,green,black){キエテ カレカレータ…}


&font(b,24,red,#c39143){S K U L L G O M O R A !}}


第7話「陛下のメダル」にて[[カブラギ>寄生生物セレブロ]]が&font(#800080,b){「ウルトラマンベリアル」}のウルトラメダルと、&font(#f1c232,b){「ゴモラ」「レッドキング」}の怪獣メダルをセットし、ウルトラゼットライザーでスキャンすることで変身。ジードライザーの後継機とも言えるゼットライザーで変身した為か、肩書きは「ベリアル融合獣」のまま。
更に冷却期間が必要な怪獣カプセルでの変身ではない為、メダル交換で別のベリアル融合獣に[[タイプチェンジ>タイプチェンジ(ウルトラシリーズ)]]するかの様に交代する事が可能。
また、伏井出ケイが変身した時と比べると&bold(){手加減する必要が一切ない}ため、&font(#ff0000,b){ウルトラマン顔負けの格闘技}を披露するようになり、積極的に必殺技や固有技を使い攻め立てるなど容赦のない戦い方をする。
その代わり、伏井出ケイの持っていた「ストルム器官」がカブラギにはないので戦闘力のブーストは出来ないと思われる。

[[ゼット>ウルトラマンゼット(登場キャラクター)]]のいる地球にやって来たリクを誘拐して手に入れたベリアル因子をデビルスプリンターと組み合わせる事でベリアルのメダルの製造に成功し、カブラギが「検証実験」として変身し暴れ回った。
その力はジードとゼットの2人を纏めて相手取って互角に戦える程。
隙を突かれて2人の反撃を受けた際にメダル交換で[[サンダーキラー]]にバトンタッチした。




**『[[ウルトラ怪獣擬人化計画]]』

#center(){
&bold(){&color(gold){ゴモラが&color(red,#c39143){悪いコ}になっちゃった!?}}
}

『ジード』にて初登場から3週間程度で[[擬人化]]された。デザインは通常ゴモラを担当されたminoa氏([[ニトロプラス]])。
いわゆる「合体怪獣」の類が擬人化された初めての例であり、デザインは擬人化ゴモラと擬人化レッドキングを足してスカルゴモラにアレンジした…という感じになっている。
ゴモラの頭にレッドキングの帽子をかぶせて側頭部に巨大な角を生やし、胸部の赤い模様とカラータイマーを黒ビキニにアレンジ。さらに、擬人化レッドキングの褐色を日焼けとして取り入れられており、ゴモラのスク水が消えて日焼け跡として残っている。

&font(b,red,#c39143){「元気で可愛らしかったゴモラがちょっぴりダークな悪い子へ」}がコンセプトなのか、通常のゴモラに比べると若干鋭いツリ目になっているのもポイント。

電撃G’sマガジンで連載の4コマ『[[ウルトラ怪獣擬人化計画]] ギャラクシー☆デイズ』(作・爆天童)では[[キングジョー]]とレッドキングが見守る中、
&font(b,red,#c39143){「これでエンドマークだぁぁぁぁぁっ!!」}と叫んだスカルゴモラが大岩に突進した後、大きなたんこぶを作って悶絶する場面が見られた。

&color(gold){レッドキング&bold(){「おおっ!! きれいな相打ちだな!」}}
&color(khaki){キングジョー&bold(){「見事ですね」}}

ちなみに『[[ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code]]』では直接の登場はないものの、レッドキングちゃんがゴモラちゃんを肩車して「はい、スカルゴモラ~」という芸を披露している。



*余談
フュージョンファイトで割り当てられている属性はなぜか「&bold(){風}」。
ゴモラとレッドキングのどこに風属性の要素が……?

ちなみにジード第1話におけるジードとスカルゴモラの[[プール]]撮影は、CGを除くと『[[ウルトラマンマックス>ウルトラマンマックス(作品)]]』の[[宇宙化猫タマ・ミケ・クロ]]以来12年ぶり。
プール撮影は準備に時間がかかるため、第一話という早い段階でかなり前から撮影準備に取り掛かれたことが実現につながったらしい。
前作『[[ウルトラマンオーブ]]』第8話でも特撮セットにプールを付けることが検討されていたが、撮影日数の関係で見送られたという経緯があることを考えると、
[[ウルトラマンレオ]]の[[オマージュ]]であると同時に第一話でやれたのは丁度良かったと言えるかも。

なお、ゴモラとレッドキングは初代出身の人気怪獣同士であり、戦闘経験・共闘経験などが豊富だが、意外にも合体怪獣として選ばれたのは今回が事実上初。
他の例は[[ゲーム]]作品での[[EXタイラント(改造タイラント)>タイラント(ウルトラ怪獣)]]の合体メンバーに選ばれた位しかない。
ベリアルが[[レイブラッド星人]]から力を受け取ったことを考えると、かつて大怪獣バトルでレイブラッド星人と戦った二体と合体するというのは皮肉というかなんというか。



追記修正よろしくお願いします。

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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ジード以降、ベリアル絡みの回でよく出てるイメージ。  -- 名無しさん  (2020-08-03 08:28:21)
- Z7話で前話のギルバリスのインパクトから格落ち感を不安視されていたが全然そんなことなかった。本気モードで戦うとあそこまで強いのかコイツ  -- 名無しさん  (2020-08-03 09:02:07)
- 「6」という答えが先行してあって、それに対しある時は「2+4」、あるときは「3×2」と異なる式が提示されている怪獣と言うイメージ。ベリアルを軸にしての合体怪獣なので話の展開もそれ絡みにせざるをえないし、毎度大変だと思う  -- 名無しさん  (2020-08-03 09:04:10)
- セレブロくん、かわいそうな人よりベリアル因子の使い方うまいよねw  -- 名無しさん  (2020-08-03 17:32:34)
- ケイのフォローという訳でもないけど怪獣カプセルは一回の使用事に  -- 名無しさん  (2020-08-03 20:45:40)
- ↑数時間の冷却が必要で連発しての使用が無理、そこ等は実質的な後継モデルのZライザーの利点と取るべきかまあどっちも違法品だけど。あとケイはストルム器官での力の増幅も出来るから単純な上位ってわけでもない。  -- 名無しさん  (2020-08-03 20:52:01)
- 怪獣モンスターファームでゴモラとレッドキングの2体を合成するとゴモラレッドキングになります→ベリアルの力があればスカルゴモラになります 発売ギリギリでサプライズしやがって…  -- 名無しさん  (2022-10-20 11:08:51)
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#areaedit(end)
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