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&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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&ruby(かんさいほんせん){関西本線}は、名古屋駅とJR難波駅を結んでいる[[JR東海]]及び[[JR西日本]]の鉄道路線である。
名古屋~亀山駅間が[[JR東海]]、亀山~JR難波駅間は[[JR西日本]]が保有している。
(出典:日本の旅・鉄道見聞録)
&blankimg(http://www.uraken.net/rail/alltrain/kiha/kiha75mie.jpg,width=400,height=300)
加茂~JR難波駅間は[[大和路線]]、名古屋~亀山間は関西線という愛称が付けられているが、本項では関西線を含めて説明する。
元は関西鉄道によって作られた路線で路線名もそこから来ている。
私鉄時代は名阪を最短で結ぶ超重要路線であり、国鉄買収後もそれなりの地位を占めていたが、
新幹線の登場や[[東海道線>東海道線(JR東海)]]の急激な発達にその座を譲った後は、
1973年に奈良駅~湊町駅、1982年に名古屋~亀山駅間が電化された以外は時代の波に取り残されていたが、
JR民営化後に止まっていた時間が加速し始め、加茂駅~JR難波駅間が[[アーバンネットワーク]]に指定され近郊路線として生まれ変わる。
一方で、JR東海側も快速「みえ」を創設して遅れていた時間を取り戻しつつある。
とはいってもJR東海側は所々単線区間が残っている状態の為、全線複線化している近鉄に大きく差をつけられている。
え、加茂~亀山間?
知りません。
[[山陰本線]]同様に単線・複線、電化・非電化の路線が全て存在する非常にカオスな路線になってしまっている為か、
現在は&font(#ff0000){起点から終点までを通して走る優等列車が存在しない} 。
ただし、山陰本線と違って国鉄時代には名古屋~湊町(現JR難波)間全線通しの列車が走っていた時期もあった。
◎使用列車
加茂~JR難波駅間は[[大和路線]]を参照。
・211系
一昔前は[[JR東日本]]でも[[高崎線]]でよく見れた車両。5000番台の3両編成と0・5000番台の4両編成で使用。
・313系
[[JR東海]]では御馴染みの車両。2両編成の1300番台が2両単独ないしは2編成連結した4両編成で使用。
・キハ85系
特急「南紀」で使用。河原田から伊勢鉄道直通。
・キハ75形
快速「みえ」で使用。こちらも河原田から伊勢鉄道直通。名古屋~奈良間を走っていた急行「かすが」に使用されたこともある。
・キハ120形
関西本線では亀山~加茂駅間でしか見る事が出来ない。
・イセIII形
伊勢鉄道の気動車。伊勢鉄道の運行が四日市~津間のため、四日市~河原田間のみ乗り入れてくる。
☆主な駅一覧
言うまでもないが運転系統はJR東海区間、JR西日本非電化区間、JR西日本電化区間の3つに分かれている。
・名古屋
[[東海道新幹線]]・[[東海道本線>東海道線(JR東海)]]・[[中央本線]]、[[名古屋市営地下鉄東山線]]・[[名古屋市営地下鉄桜通線]]、
名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)、名古屋鉄道名古屋本線、[[近鉄名古屋線]]乗り換え。
愛知県第一の都市にして日本第三位の大都市ターミナル駅。
関西本線は11~13番線。
因みにここから弥富駅までいきなり&font(#ff0000){単線区間}に突入する…。
・八田
名古屋市営地下鉄東山線、[[近鉄名古屋線]]乗り換え。近鉄名古屋線の駅は厳密に言えば近鉄八田駅。
・永和
周囲が田園地帯で、&font(#008000){亀}がポイントに挟まって止まったりするユーモラスに溢れた駅。
・弥富
名古屋鉄道尾西線乗り換え。南側に100m程歩けば近鉄名古屋線へも乗り換え可能。
因みに名古屋駅以外でJR・名鉄・近鉄3社が利用出来る唯一の駅である。近鉄名古屋線の駅は厳密に言えば近鉄弥富駅。ここから複線区間。
ちなみにこの駅は「日本で一番低い場所にある地上駅(海抜マイナス0.93m)」と言われているが、
実際は隣接する近鉄弥富駅の方が低い位置にあるのではないかという意見も出ている。
・長島
近鉄名古屋線(近鉄長島駅)乗り換え。この駅の東側(愛知県と三重県の県境)で木曽川、西側で長良川と揖斐川の3つの大きい川を一気に渡る。
・桑名
近鉄名古屋線、養老鉄道養老線、三岐鉄道北勢線乗り換え。三岐鉄道の駅は厳密に言えば西桑名駅。
三重県内のJR・養老鉄道の駅では最も利用者が多い駅。ここから隣駅までの間に僅かだけ単線区間が存在する。
JR、近鉄、養老鉄道は改札が3社共用となっている。特にJRと近鉄は中間改札なしで乗り換えが可能(養老鉄道は近鉄ホーム上に中間改札がある)。
ただしICカード利用の場合、専用の乗り換え改札機を通さないと他の駅で出場できなくなるので要注意。
この桑名駅西側には「3種類の線路幅の線路が通る踏切」がある。
これは全国でもここだけで北から近鉄(1435mm)、JR(1067mm)、三岐鉄道(762mm)という順番になっている。
・富田
近鉄名古屋線(近鉄富田駅)乗り換え。
三岐鉄道三岐線は近鉄富田駅だけでなく当駅でも乗り換えできたが、
現在は旅客列車がすべて近鉄側に行ってしまうため、乗り換えには300m程歩く必要がある(貨物列車は現在もこちらに来る)。
・四日市
平日は1日491本の列車が発着する三重県最大にして最も利用者が多いのターミナル駅である&font(#ff0000){近鉄四日市駅}は&font(#ff0000){ここでは乗り換え不可能}…!
・河原田
伊勢鉄道伊勢線乗り換え。ここで関西本線のJR東海区間での複線区間は終了する。特急「南紀」と快速「みえ」はここから伊勢鉄道へ直通。
・亀山
[[紀勢本線]]・関西本線(JR西日本区間)乗り換え。JR東海とJR西日本の境界駅で、電化区間も一旦終了。
・加太
関西本線非電化区間では唯一の終日完全無人駅。ゴミ箱もない、けど灰皿はある。
・柘植
[[草津線]]乗り換え。三重県で初めて出来た駅にして三重県内にある駅としては唯一、JR西日本の「&font(#ffdc00){電車}」がやって来る駅でもある。
・伊賀上野
伊賀鉄道伊賀線乗り換え。
・月ケ瀬口
[[京都府]]最南端の駅。
・笠置
跨線橋・駅本屋・待合室・8両編成対応のホーム等を完備した駅。かつての栄光を偲ばせる。
・加茂
[[大和路線]]乗り換え。ここから再び電化区間に入る。
追記・修正宜しくお願いします。
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名古屋~亀山駅間が[[JR東海]]、亀山~JR難波駅間は[[JR西日本]]が保有している。
(出典:日本の旅・鉄道見聞録)
&blankimg(http://www.uraken.net/rail/alltrain/kiha/kiha75mie.jpg,width=400,height=300)
加茂~JR難波駅間は[[大和路線]]、名古屋~亀山間は関西線という愛称が付けられているが、本項では関西線を含めて説明する。
元は関西鉄道によって作られた路線で路線名もそこから来ている。
私鉄時代は名阪を最短で結ぶ超重要路線であり、国鉄買収後もそれなりの地位を占めていたが、
新幹線の登場や[[東海道線>東海道線(JR東海)]]の急激な発達にその座を譲った後は、
1973年に奈良駅~湊町駅、1982年に名古屋~亀山駅間が電化された以外は時代の波に取り残されていたが、
JR民営化後に止まっていた時間が加速し始め、加茂駅~JR難波駅間が[[アーバンネットワーク]]に指定され近郊路線として生まれ変わる。
一方で、JR東海側も快速「みえ」を創設して遅れていた時間を取り戻しつつある。
とはいってもJR東海側は所々単線区間が残っている状態の為、全線複線化している近鉄に大きく差をつけられている。
え、加茂~亀山間?
知りません。
[[山陰本線]]同様に単線・複線、電化・非電化の路線が全て存在する非常にカオスな路線になってしまっている為か、
現在は&font(#ff0000){起点から終点までを通して走る優等列車が存在しない} 。
ただし、山陰本線と違って国鉄時代には名古屋~湊町(現JR難波)間全線通しの列車が走っていた時期もあった。
◎使用列車
加茂~JR難波駅間は[[大和路線]]を参照。
・211系
一昔前は[[JR東日本]]でも[[高崎線]]でよく見れた車両。5000番台の3両編成と0・5000番台の4両編成で使用。
・313系
[[JR東海]]では御馴染みの車両。2両編成の1300番台が2両単独ないしは2編成連結した4両編成で使用。
・キハ85系
特急「南紀」で使用。河原田から伊勢鉄道直通。
・キハ75形
快速「みえ」で使用。こちらも河原田から伊勢鉄道直通。名古屋~奈良間を走っていた急行「かすが」に使用されたこともある。
・キハ120形
関西本線では亀山~加茂駅間でしか見る事が出来ない。
・イセIII形
伊勢鉄道の気動車。伊勢鉄道の運行が四日市~津間のため、四日市~河原田間のみ乗り入れてくる。
☆主な駅一覧
言うまでもないが運転系統はJR東海区間、JR西日本非電化区間、JR西日本電化区間の3つに分かれている。
・名古屋
[[東海道新幹線]]・[[東海道本線>東海道線(JR東海)]]・[[中央本線]]、[[名古屋市営地下鉄東山線]]・[[名古屋市営地下鉄桜通線]]、
名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)、名古屋鉄道名古屋本線、[[近鉄名古屋線]]乗り換え。
愛知県第一の都市にして日本第三位の大都市ターミナル駅。
関西本線は11~13番線。
因みにここから弥富駅までいきなり&font(#ff0000){単線区間}に突入する…。
・八田
名古屋市営地下鉄東山線、[[近鉄名古屋線]]乗り換え。近鉄名古屋線の駅は厳密に言えば近鉄八田駅。
・永和
周囲が田園地帯で、&font(#008000){亀}がポイントに挟まって止まったりするユーモラスに溢れた駅。
・弥富
名古屋鉄道尾西線乗り換え。南側に100m程歩けば近鉄名古屋線へも乗り換え可能。
因みに名古屋駅以外でJR・名鉄・近鉄3社が利用出来る唯一の駅である。近鉄名古屋線の駅は厳密に言えば近鉄弥富駅。ここから複線区間。
ちなみにこの駅は「日本で一番低い場所にある地上駅(海抜マイナス0.93m)」と言われているが、
実際は隣接する近鉄弥富駅の方が低い位置にあるのではないかという意見も出ている。
・長島
近鉄名古屋線(近鉄長島駅)乗り換え。この駅の東側(愛知県と三重県の県境)で木曽川、西側で長良川と揖斐川の3つの大きい川を一気に渡る。
・桑名
近鉄名古屋線、養老鉄道養老線、三岐鉄道北勢線乗り換え。三岐鉄道の駅は厳密に言えば西桑名駅。
三重県内のJR・養老鉄道の駅では最も利用者が多い駅。ここから隣駅までの間に僅かだけ単線区間が存在する。
JR、近鉄、養老鉄道は改札が3社共用となっている。特にJRと近鉄は中間改札なしで乗り換えが可能(養老鉄道は近鉄ホーム上に中間改札がある)。
ただしICカード利用の場合、専用の乗り換え改札機を通さないと他の駅で出場できなくなるので要注意。
この桑名駅西側には「3種類の線路幅の線路が通る踏切」がある。
これは全国でもここだけで北から近鉄(1435mm)、JR(1067mm)、三岐鉄道(762mm)という順番になっている。
・富田
近鉄名古屋線(近鉄富田駅)乗り換え。
三岐鉄道三岐線は近鉄富田駅だけでなく当駅でも乗り換えできたが、
現在は旅客列車がすべて近鉄側に行ってしまうため、乗り換えには300m程歩く必要がある(貨物列車は現在もこちらに来る)。
・四日市
平日は1日491本の列車が発着する三重県最大にして最も利用者が多いのターミナル駅である&font(#ff0000){近鉄四日市駅}は&font(#ff0000){ここでは乗り換え不可能}…!
・河原田
伊勢鉄道伊勢線乗り換え。ここで関西本線のJR東海区間での複線区間は終了する。特急「南紀」と快速「みえ」はここから伊勢鉄道へ直通。
・亀山
[[紀勢本線]]・関西本線(JR西日本区間)乗り換え。JR東海とJR西日本の境界駅で、電化区間も一旦終了。
・加太
関西本線非電化区間では唯一の終日完全無人駅。ゴミ箱もない、けど灰皿はある。
・柘植
[[草津線]]乗り換え。三重県で初めて出来た駅にして三重県内にある駅としては唯一、JR西日本の「&font(#ffdc00){電車}」がやって来る駅でもある。
・伊賀上野
伊賀鉄道伊賀線乗り換え。
・月ケ瀬口
[[京都府]]最南端の駅。
・笠置
跨線橋・駅本屋・待合室・8両編成対応のホーム等を完備した駅。かつての栄光を偲ばせる。
・加茂
[[大和路線]]乗り換え。ここから再び電化区間に入る。
追記・修正宜しくお願いします。
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