登録日:2013/03/29 Fri 08:59:59
更新日:2026/03/24 Tue 03:26:23
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当項目では路線全般および名古屋地区の詳細について説明する。
加茂~JR難波駅間の詳細については
大和路線を参照。
目次
概要
元は関西鉄道によって作られた路線で、路線名もそこから来ている。
私鉄時代は名阪を最短で結ぶ超重要路線であり、国鉄買収後もそれなりの地位を占めていたが、新幹線の登場や
東海道本線の急激な発達、さらに名阪国道や
近鉄電車といったライバルにその座を譲り急速に衰退。
起点から終点までを通して走る優等列車は1973年の湊町(現・JR難波)電化で奈良止まりとなり、それも2006年の「かすが」(名古屋~奈良)廃止を最後に消滅した。
特急列車に至っては1967年の「あすか」(名古屋~東和歌山〈現・和歌山〉)廃止を最後に
半世紀以上設定されていない状態が続いていたが、2024年3月改正で新大阪~天王寺~奈良間に通勤特急「らくラクやまと」が設定され復活。更に2025年3月改正からはそれまで臨時列車だった特急「まほろば」が定期列車化された。
その後、両端の大都市圏区間にある奈良~湊町は1973年、名古屋~亀山は1982年に電化された。
後者についてはかの宮脇俊三が著書で「同じ区間を頻繁に走る近鉄電車の隣をディーゼル機関車の客車列車がのんびり走る」という描写をするぐらい時代錯誤甚だしい光景だったのだ。
国鉄分割民営化後は本格的なテコ入れが実施され、加茂~JR難波間が
アーバンネットワークに指定され近郊路線として生まれ変わる。
一方で、
JR東海側も伊勢志摩方面のアクセスを強化し、快速「みえ」を創設して遅れていた時間を取り戻しつつある。
とはいっても東海側は所々単線区間が残っている状態の為、全線複線化されている近鉄に大きく差をつけられている。
え、加茂~亀山?知りません。
……という状況だったが、この区間も臨時列車の運行実証実験が名古屋~伊賀上野の区間で2025年2月に実施されたほか、2025年秋にも京都~関にて観光列車「はなあかり」を使った臨時列車が運行された。
これらの経緯から
山陰本線や
紀勢本線同様、単線・複線、電化・非電化の路線が全て存在する非常にカオスな路線になってしまっている。
なお名古屋と大阪を往復する時、関西本線・
片町線・
大阪環状線・東海道本線(
東海道新幹線)で1周するルートの乗車券を買うと、東海道本線だけ経由で往復するより運賃が若干安くなる。その代償として片道の所要時間が4時間を超えてしまうが……
使用車両
本項ではJR所有のもののみ記述し、特筆が無ければ
JR東海の車両とする。
加茂~JR難波間は
大和路線を参照。
2022年にデビューしたロングシートの通勤形電車。
4両編成で前面に幌を装備した3000番台が2023年6月から運用を開始した。
2026年春に快速「みえ」を除く普通列車は本形式で統一され、同時に全列車でワンマン運転を開始した。
特急「南紀」で使用。
2023年鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。
快速「みえ」で使用。
こちらも河原田から伊勢鉄道直通。
名古屋~奈良間を走っていた急行「かすが」で運用されたこともある。
主に0番台と100番台が使用されている。
JR西日本の車両で、0番台と300番台が亀山~加茂間で使用される。
主に中国地方、北陸地方の路線で活躍しているがJR西日本の近畿エリアでこの車両が見られるのは関西本線のこの区間のみ。
過去の車両
JR化後に使用された車両を記述する。
急行型気動車。JR東海所有車は急行「かすが」と快速「みえ」に、JR西日本所有車は亀山~加茂~奈良間の普通列車に使用された。
JR東海所有車は座席の交換・エンジン/変速機の換装・台車の交換などを実施し110km/h運転に対応する車両もあった。
キハ58系列の冷房電源と編成出力確保用のブースター車。
こちらもキハ58系と同様の改造工事を実施していた。
曲線を描くパノラミックウィンドウの美しい、日本を代表する特急型気動車。
特急「南紀」で使用され、同形式最後の定期運用でもあった。
特急「南紀」で使用。
HC85系導入に伴い、2023年6月で引退した。
名古屋~亀山間の普通列車に使用。
103系・113系・165系は313系第1次車のデビュー時に、213系は119系の置き換え準備のため313系の増備時に、211系は315系デビューに伴う中央線の8両編成統一時に撤退した。
…のだが、211系のみ315系導入までのつなぎで2023年10~12月の間暫定復帰を果たした。
JR東海では全電化路線で見ることができた御馴染みの車両。
2両編成の1300番台と4両編成の1000・1100番台も使用されていたが、315系の投入に伴い東海道線名古屋地区・
飯田線に転属し、2026年3月改正で撤退。
停車駅
| 種別 |
関西本線(JR東海) |
最長運転区間 |
CJ 00 |
CJ 01 |
CJ 02 |
CJ 03 |
CJ 04 |
CJ 05 |
CJ 06 |
CJ 07 |
CJ 08 |
CJ 09 |
CJ 10 |
CJ 11 |
CJ 12 |
CJ 13 |
CJ 14 |
CJ 15 |
CJ 16 |
CJ 17 |
名 古 屋 |
八 田 |
春 田 |
蟹 江 |
永 和 |
弥 富 |
長 島 |
桑 名 |
朝 日 |
富 田 |
富 田 浜 |
四 日 市 |
南 四 日 市 |
河 原 田 |
河 曲 |
加 佐 登 |
井 田 川 |
亀 山 |
| 特急南紀 |
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■ |
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= |
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伊勢鉄道紀勢本線直通 |
名古屋⇔紀伊勝浦 |
| 快速みえ |
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■ |
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■ |
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= |
= |
伊勢鉄道紀勢本線参宮線直通 |
名古屋⇔鳥羽 |
| 快速 |
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━ |
━ |
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━ |
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名古屋⇔亀山 |
| 区間快速 |
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━ |
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● |
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名古屋⇔亀山 |
亀山~加茂では普通列車のみ運行。加茂~JR難波については
大和路線を参照。
駅一覧
名古屋~亀山ではCJ、亀山~加茂では V 、加茂~JR難波では Q の路線記号がそれぞれ設定されており、運行系統もこの記号に概ね準じている。
名古屋市営地下鉄東山線、近鉄名古屋線(近鉄八田駅)乗り換え。
高架駅だが単線で、国鉄配線のため貨物列車が中線で待避していることが多い。
2001年開業の一番新しい駅。利用客も順調に増えている。
名古屋市内の駅はここまで。
ここも貨物用の中線がある。最近になって橋上駅となった。
JRでは蟹江町唯一の駅だが利用者は近鉄の方が多い。
周囲が田園地帯で、亀がポイントに挟まって止まったりするユーモラスに溢れた駅。
愛西市唯一のJR駅。
名鉄尾西線乗り換え。南側に100m程歩けば近鉄弥富駅へも乗り換え可能で、共に弥富市の中心駅の役割を……と言いたい所だが利用者は近鉄の方が倍近く多い。
ところで、名古屋駅以外だとJR・名鉄・近鉄の3社が乗り入れる唯一の駅である。
さらにこの駅は「日本で一番低い場所にある地上駅(海抜マイナス0.93m)」と言われているが、実際は隣接する近鉄弥富駅の方が低い位置にあるのではないかという意見も出ている。
ここから複線区間。
近鉄長島駅が至近にある。
ここから
三重県の駅となり、駅の東側(愛知県と三重県の県境)で木曽川、西側で長良川と揖斐川の3つの大きい川を一気に渡る。
近鉄名古屋線、養老鉄道養老線、
三岐鉄道北勢線(西桑名駅)乗り換え。
桑名市の中心駅で三重県内のJR・養老鉄道の駅では最も利用者が多い駅。ここから隣駅(朝明信号場)までの間に僅かだけ単線区間が存在する。
かつては改札が3社共用で、特にJRと近鉄は中間改札なしで乗り換えが可能だった(養老鉄道は近鉄ホーム上に中間改札がある)が、2020年の改修工事にて遂に3社の改札が共用でなくなり、それぞれの改札を利用しないといけなくなった。
この桑名駅西側には「3種類の線路幅の線路が通る踏切」がある。
これは全国でもここだけで、北から近鉄(1435mm)、JR(1067mm)、三岐鉄道(762mm)という順番になっている。
朝日町唯一のJR駅。近隣には東芝の工場がある。
近鉄名古屋線(近鉄富田駅)乗り換え。
三岐鉄道三岐線は近鉄富田駅だけでなく当駅でも乗り換えできたが、現在は旅客列車が全て近鉄側に行ってしまうので、乗り換えには300m程歩く必要がある。なお、貨物列車は現在もこちらに乗り入れる。
四日市の工業地帯の一翼を担う霞ヶ浦島や、霞ヶ浦緑地公園に一番近い駅…だが、そこへのバスの発着はない。
平日は1日491本の列車が発着する、三重県最大にして最も利用者が多いターミナル駅である近鉄四日市駅はここでは乗り換え不可能……!それも、徒歩で約20分離れた場所に位置する。
いや昔は軌間も同じで隣同士だったんだよ?でも近鉄の方は30km/h制限とかいう直角カーブがあって凄い不便だったし「どうせ復旧させるなら改軌工事もまとめてやっちまえよ。」って鶴の一声があって……
近鉄と比べて寂れていることをよくネタにされるが、貨物では三重県最大のターミナル駅であり、石油やセメントのタンク車からコンテナ車まで様々な列車が発着する。貨物専用の支線もここから延びている。
周辺は工場地帯の他、高校が何校かある。定期貨物列車はないが貨物駅ということもあって側線も複数ある。
伊勢鉄道伊勢線乗り換え。
ここでJR東海の複線区間は終了する。
特急「南紀」と快速「みえ」はここから伊勢鉄道へ直通。
「かわの」と読む難読駅。元祖鈴鹿駅でもある。
鈴鹿病院の最寄り駅。
リニア中央新幹線三重県駅の候補地の一つ。
紀勢本線乗り換え。
JR東海と
JR西日本の境界駅で、電化区間も一旦終了。ICカードで直通乗車する場合、一旦精算が必要。
駅舎はリニューアルされているが実は大正時代の建築。
亀山市の代表駅で、三重県で唯一城郭建築物が残る亀山城の最寄駅。
かつては機関区があり、現在もJR西日本の車両基地があるため構内は広く、使われてこそいないものの転車台も現存。
東海道関宿の他、ひまわり畑の名所がある。関西本線としてはJR西日本管轄最東端の駅。
関西本線非電化区間では唯一の終日完全無人駅。駅名は「かぶと」と読む。
ゴミ箱もない、けど灰皿はある。
草津線乗り換え。草津線側は架線が張られている。
「つげ」と初見ではまず読めない駅名。
三重県で初めて出来た駅にして三重県内にある駅としては唯一、JR西日本の「
電車」がやって来る駅でもある。
ランプ小屋や便所、ホームなどは明治時代の開業当時のものが残っており、駅舎も建築年こそ不明だが昔ながらの木造駅舎が残る。
かつては機関支区があったため構内はやや広く、跡地は草津線用の留置線に転用されている。転車台も残っている。
ここから大阪近郊区間に入る。
島式1面2線だがホーム上に駅舎がある少し変わった駅。
関西本線の中間地点は大体この辺り。
伊賀鉄道伊賀線乗り換え。共同使用駅で、伊賀鉄道の駅名標もJR仕様となっている。伊賀線側は(ry
開業当初の明治時代に建築された駅舎が、130年以上経った今なお使われている貴重な駅。
伊賀市の中心である伊賀上野の市街地は伊賀鉄道の上野市駅周辺にあり、駅名に反して周辺はかなり田舎。
やぶっちゃの湯という温泉施設へのアクセス駅。
京都府最東端の駅。駅名の月ケ瀬は奈良市の一地区であり、そちらへのアクセスを兼ねる。
戦後に設置された、この区間では新しい駅で、駅舎もモダンなコンクリート建築。梅の時期には月ヶ瀬へ向かうバスが発着する。
南山城村の代表駅……だが利用者が一番少ない。
東北本線にも同名の駅がある。
京都府で一番人口の少ない笠置町唯一の駅。
跨線橋・駅本屋・待合室・8両編成対応のホーム等を完備した駅。
かつての栄光を偲ばせる。
桜の名所として有名で、SLブームの時代から知られる撮影地。
ここから
大和路線区間で、再び電化区間に入る。
木津川市加茂地区の中心駅。
追記・修正はキハ120で加太峠を越えてからお願いします。
- JRの黎明期を支えた221とキハ120系の並びを見られる唯一の駅、加茂 -- 名無しさん (2022-05-20 22:48:29)
- ↑ 今は柘植でも221が見られるぞい -- 名無しさん (2025-03-05 23:52:17)
- 春に木津から名古屋までのんびり乗ってみたけどとても良かったよ。記事にもあるけどICカード利用は亀山で管轄が変わるから注意。自分も完全に忘れて名古屋で駅員さんに何とかしてもらったんだけど、口振りからしてよくあることみたい -- 名無しさん (2025-09-11 00:14:28)
- 名古屋口は各駅に停車しドアを開けてお客を乗せるのが普通列車、各駅に停車するけどドアを開けずに知らんぷりするのが快速列車、ちゃんと駅を通過するのは近鉄の急行列車。ああ悲しき単線区間…… -- 名無しさん (2026-03-24 03:26:23)
最終更新:2026年03月24日 03:26