日本代表(キャプテン翼)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/07/23(土) 02:06:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 作品内での日本代表チームの初出は全日本Jr.ユース。中学生全国大会の優秀選手の中から更に選抜されたメンバーで構成されている。 基本的にはそこからあまり変わらないのだが、ワールドユース編の葵、ゴールデンエイジのフットサルコンビなどのように新キャラがちょくちょく加入し既存キャラも選外になったり奪い返したりであまり安泰ではない。 以下、各キャラの初選抜の大会から順に記述。 #contents_line(level=2,sep=/) ---- *【全日本Jr.ユース(第1回フランス国際Jr.ユース】 中学生世代の大会。翼たち黄金世代は中学3年生。 中学の全国大会の優秀選手が代表候補として選ばれ 数名を落とし中途合流の海外組を加えたチーム。 **[GK] 大体どの世代でもこの3人で固定(怪我などの一時離脱はあるが) たまにスパイダーことミッシェル山田や中西、幻の第4キーパー佐々木などが台頭したりするが 大抵は選考で落ちたりベンチにすら入れないスタンド観戦組などの憂き目に。 ***[[若林源三>若林源三]] ペナルティエリアの外からはゴールを決めさせない伝説を持つSGGK(スーパー・グレート・ゴール・キーパー) この伝説を打ち破った選手は現時点でシュナイダー、肖俊光、ナトゥレーザの3人しかいない。 出場したからには活躍が約束される日本最強キーパーであり大抵の試合は2失点以内に収める(怪我や規格外の選手である肖の活躍などがあった中国戦が現状唯一の3失点) そのためメタ的には相手チームの強いところを描写する上でネックになる存在でもあり、怪我やチーム事情による都合などで決勝トーナメントや決勝まで出番がないというパターンが非常に多い。 後は強いてあげると必殺技至上主義である本作品において若島津に比べると必殺技に乏しく、ワールドユース編ではボクシングの特訓によるアッパーディフェンス、ストレートディフェンスなど若干迷走している。 ドイツJr.ユース戦では若島津のポストを使う三角蹴りに更にゴールバーを蹴る事で上下の機動を調整するセービングを見せた。 後はカルツのロビングシュートに見せた帽子はたきなどが有名。もちろんリアルでやったら反則です。 劇中一番最初にオーバーラップしたキーパーではあるが元からオフェンス陣が充実していて必要性が薄い日本代表であること、どんどんアグレシッブになっていく若島津との差別化のために近年は控えめな印象である。 翼や岬のバックスピンでバウンドと共に減速して戻ってくるグリーンカットパスとは真逆にバウンドで更に跳ね上がる「トップスピンパス」も使える。(&s(){いちおうメッツアくんのとは原理が違う}) ***[[若島津健>若島津健]] 空手の経験を活かした「三角蹴りセービング」や「正拳ディフェンス」、「手刀ディフェンス」などの必殺技でゴールを守る。 空手による抜群の身体能力と反射神経と読みの鋭さで国内の大会ではPKには滅法強くモブチーム相手には無双していたが 国際戦となると南葛での森崎の役目をそのままやる羽目になるため、オフェンスに強いチームには4〜5失点、守備が売りのチームでも1失点はするなどネットを揺らされる回数が増えるようになる(国内戦の時点で南葛相手には2度4失点を喫しているので、強敵相手の失点率に限って言えばあまり変わっていないという見方もある) ただしキーパーという事でディフェンダー陣よりは見せ場はある。フランス戦のPK合戦で負傷した右腕でナポレオンのキャノンシュートを防いだのはその最たるものである。 若林に対抗意識を持ち負けん気を見せるがドイツで鍛えられた若林の後塵を配してしまいがちで、準決勝や予選リーグまでは若島津が頑張ったのに決勝や決勝リーグの美味しいところは若林というパターンが非常に多い。 逆に言えば失点で相手の必殺シュートを引き立てつつ自分も見せ場を作れるというある意味ではこの漫画に適したキャラクターでもある。 若林に対して攻撃意識が強いという所を強調されがちで、ここぞという場面ではオーバーラップを敢行しドリブル突破からセンタリングを放る。(作中の扱いに対するフォローの一環なのか「若島津は攻撃面では俺と同等以上」というフォローを若林がしている) ワールドユース編では見上監督が若林を正ゴールキーパーにして、自分はサブにするという話を聞いてしまい、一時は代表を離脱した。((「正GKじゃないから拗ねた」と言われることも多いが、テストせず決められた事が問題であり、作中ではちゃんと競い合っての結果であればサブも甘んじて受け入れたという心中を吐露している) この決断が若林の怪我や&s(){賀茂監督の無謀すぎる作戦による}主力7人の離脱と重なり、日本ユースはピンチを迎える事になった。 離脱後はスカウトのあった横浜フリューゲルスに加入しプロの世界で武者修行をすることで自分の実力を示そうとする。 そして中国戦の怪我が限界を迎え騙し騙しの出場すらできなくなった若林や自身のプロ契約金で日向の家族の窮地を救った際の日向説得などもありアジア予選の決勝トーナメントより復帰。チームのアジア優勝に大きく貢献する。 ワールドユース本戦の予選リーグのウルグアイ戦では火野とビクトリーノを擁する超攻撃的なチームだった事と火野のトルネードシュートのお披露目による無双、次藤のオウンゴールなどが重なり大量5失点を喫するも、最終的には火野のジャンピングトルネードを両足によるキックで抑える空手キーパーらしいセービングで最後の最後で打ち勝ち、オーバーラップでチームの逆転勝利を呼び込む。 &s(){5失点した後に「守ったぞぉ!」なんて言われても、というのは禁句} 決勝トーナメントでは結局復調した若林に交代してしまい、残念ながらサブという立場は覆せなかった。 小学生時代から浴びせ蹴りでゴールを狙うなど攻撃的な場面が多くフォワードにコンバートして日向とのツートップという意見が著名人や原作者から可能性の一つとして度々提示されてきたが、ゴールデンエイジのオリンピック予選からついに実現。フォワードと兼任で務めるようになり&s(){森崎が正キーパーという状況が増えた}跳躍力や長身を生かしたヘディングによるポストプレイなどでチームに貢献している。 ただし理想通り日向と2トップという試合はそんなに多くなく、空手師弟コンビとなった新田や、東邦コンビとなる反町との2トップなどが多い。 『3109日全記録』など、かなり昔から日向と若島津の2トップは理想のフォーメーションであると作者をコメントを残しており、ようやく作中で実現したといえる。2018年時点でもこの組み合わせを挙げており、新田より格上の扱いらしい。((参考リンク:https://twitter.com/0728takahashi/status/1006668426109181957)) **[GK] ***[[森崎>森崎有三(キャプテン翼)]] 日本が誇るSGGK(スーパー・がんばり・ゴール・キーパー)&s(){即興とはいえなんてネーミングだ若林} 監督やコーチ陣には強敵を前に森崎では荷が重いなどと不安視されたり&s(){自分だってオウンゴールとか凡ミス連発するくせに}石崎には度々disられ、温厚な彼にしては珍しく頭頂部に拳骨を叩き込むシーンもある。 ただしそういった面に怒る事もなく、決勝のゴールを任せられるのは若林さんしかいませんよ!と自分の出場機会をフイにしてでも率直にそういった申し出ができる非常に人間のできた男である。 作品の都合上、南葛SCや南葛中では敵の初見の必殺技にしてやられる事が多くその点からザルと見做されがちであるがそれ以外の普通のシュートはほぼ無失点に抑え、最終的に試合終盤になると驚くべき適応力で必殺シュート止める事もある土壇場に強い男であり、一部ゲームではそういった面を反映した能力になる。&s(){(ぶっちゃザル扱いはコラ画像による弄りとその源泉となっているテクも版の影響が強い)} 森崎の奮闘がなければ敗北していた、という場面も数えるほどではあるが存在する。 ただし代表戦になるとそういった役割は若島津になってしまい、たまに練習試合に出ては相手の必殺シュートに反応できない場面が描かれるなど不憫さが加速する。 ハンブルグの都合や負傷などでまともに出場できない事が多い若林、怪我に加えて蒸発経験もある若島津などに比べると長期離脱するような怪我を負わず安定して試合出場でき、控えキーパーとしては及第点の働きはできる事から森崎を評価する読者も少なくない。 若林が強すぎるだけで実力もあり、ワールドユース第一次予選のタイユース戦では崩壊寸前のチームを一喝して落ち着かせディフェンス陣に的確な指示を出し、時にゴールポストに激闘しながらもボールをキャッチして死守する懸命のセービングを見せている。&s(){(そこに至るまでに4失点してるが)} 基本的に必殺技は存在しない森崎だが、一部ゲームではこのポストに激突しながらの守りを頑張りセービングという&s(){こっ恥ずかしい名前}必殺セーブにされる場合がある。使うたびに後頭部を強かにポストに叩きつけており選手生命が心配になるがノーダメージで試合を再開する鉄人森崎。 大量失点した試合でも終盤では前述したように敵の必殺シュートを止める場面もちょくちょくあり、敵チームのモブGKにありがちなやられっぱなしということは意外と少ない、 率直に言って他チームのキーパー事情を思うと第3キーパーという立ち位置ながらある程度の実力がある時点で日本のキーパー事情は恵まれているとさえ言える。 若林・若島津がいるため国際試合ではほとんど出番がなかったが、オリンピック編では若林の不参加、若島津のFW兼任が重なり出番が増える。 最終予選では強敵サウジアラビア相手に無失点に抑える堅守を見せた。 ドイツ戦では不測の事態により途中出場。最初はシュナイダーの前に為す術もなく失点を重ねるが試合途中からめきめきと腕を上げていき、なんとシュナイダーのシュートを単独の力で防ぐ。 キャプ翼の強豪GKはそのままだと強すぎるという理由で負傷させられることが多いのだが、この試合では森崎も結構な負傷をしており、彼が強豪GKの仲間入りをした証拠といえるかもしれない。 距離があったとはいえファイヤーショットも止めており、&font(#ff0000){ブラジル正GKサリナスより強い日本第3GKの誕生である。} 最新ゲームRONCでは努力の末にシュナイダーのファイヤーショットをがっちりセービングする上記原作に合わせたような専用イベントが用意されており、なんだかんだ愛されキャラ。 そういった隠れた実力が評価?されたのか、ワールドユース終了後には地元静岡の清水エスパルスにシャーク岸田と共に加入しプロの舞台でも活躍を続けている。 翼の結婚式で代表が全員揃うイラストでは&font(#ff0000){森崎だけいない}という謎待遇をうける。 とはいえ翼が呼ばないとは思えないため、「何かしら事情があって参加できなかった」「写真を撮った(※タイマーにしなかった)のが森崎だった」という説が有力。 メタ的に言うと作者が描き忘れたのだろうが、早苗の友達の応援団員まで描かれていながらそれはあんまりである。 ---- **[DF] どう考えてもメンバー固定でいけるポジションではないのだが選考の大元の基準である中学全国大会の優秀選手は4バックギリギリの4人しか選ばれていなかった。 その後MFから炙れた選手がどんどんコンバートされていき気がつくと全日本屈指の激戦区へと変貌していく事になる。 ***[[石崎了>石崎了]] 主な役割は自殺点と顔面ブロック。 人を吹き飛ばし、ゴールネットを突き破り、コンクリートの壁にめり込むようなシュートでも顔面を差し出す事で1度は必ず防げる鋼鉄の顔面を持つ男。 それ以外ではオフサイドトラップを一人だけすっ転んだせいで崩してしまったりオウンゴールなど凡ミスが目立ち真っ当な実力で輝く場面は稀だが、「凡人でも頑張れば報われるように」と作者が優遇を明言していて、スタメンから外れることは滅多に無い。それでも持ち前のガッツと顔面で意外な活躍を見せたりも。 逆にあえて悪く言えば「どんなに頑張っても作者に愛されなければ報われることは無い」という非情な現実を他キャラクターに突きつける男でもある。まさにキャプテン翼ワールドにおける聖域。ディフェンス枠を実質ひと枠固定しているため、他のディフェンダー陣の競争率がさらに上がっている。 かのACミランのイヴァン・ガットゥーゾ選手が好きなキャラクターとして挙げた事でも有名。 ***[[次藤洋>次藤洋(キャプテン翼)]] ベールを脱いだ怪童。全日本の厚き壁。 圧倒的な体格とパワーによるパワーディフェンスや相手を吹き飛ばすドリブル。実力を隠すために敢えてウノゼロの塩試合を繰り返す事で強敵に手の内を隠すクレバーさ、バックスピンパスなどのトリックプレイもできるなど見かけ通りのパワーと意外な賢さ、強いやつほど倒しがいがあると豪語するタフガイ…だったのは中学生編の初登場時のみ 日本代表では立花兄弟や石崎を射出する発射台カタパルトとしての活躍しか生き場が無くなってしまう。(逆に言えば一定の役割があるだけ恵まれている方なのかもしれないが) たまに活躍すればオウンゴールや負傷離脱など前後に不吉なデメリットがついていくる。 そのためかワールドユース編では賀茂から「単なるデブはいらない」と言われて個人特訓。(離脱の対象はその時点での日本の主力選手であり、次藤もその一人として認められているという事でもある) 全国のマラソン大会にし参加して体を絞り鈍足と持久力不足を克服した…という展開なのだが、&font(#ff0000){克服した時に初めてこれらの欠点に言及されるため、あまりにもとってつけた感が強い。} ゴールデンエイジのオリンピック編では初っ端の練習試合でデンマークのギロッポンコンビに潰されてしまい負傷離脱するも、なんとかオリンピック本戦には復帰し、ライジングサンでは日本代表の座を取り戻した。 立花兄弟をファイナルスカイラブで退場させた割には復帰後の次藤は土台役を普通にこなし三杉や他のキャラを飛ばしているのが無常である。 まぁ跳躍力自体は立花兄弟のが高いとかなのだろう(多分) ***[[早田誠>早田誠(キャプテン翼)]] 登場当時は「エース殺し」の異名を取り翼を徹底マークの末に試合終了直前まで完封したエース殺し。時に前線に上がりカミソリシュートで得点するサイドバック、だったのは初登場時の試合のみ。 相手のエースには別の選手がつき、カミソリシュートよりカーブのかかった必殺技は数多く登場する不遇キャラ。 Jr.ユース編では負け試合のブレーメン戦でカミソリシュートで得点するコマが描かれるも目立った活躍に恵まれず 稀にエース殺しとしての活躍を期待されると次藤同様不吉の前兆であり、Jr.ユース準決勝のフランス戦では選手点の起点となるカミソリパスを見せたがナポレオンのマークを任された結果接触プレイでイエロー累積2枚の退場をしてしまう。 ワールドユース編では賀茂から「カミソリシュートなんてカーブを掛けただけのシュートが世界に通用するものか」と指摘されたが、それでも自分にはカミソリサッカーしかないと決意し、更にカーブに磨きをかける特訓を行う。制度を上げたピンポイント・カミソリセンタリングでサイドからクロスを上げられるようになった。 しかし同時期に岬が更に鋭く曲がるブーメランシュートを会得してしまう(凄ぇ俺のカミソリシュートより鋭く曲がったぜと言わされる) 徹底したマンマーク役も1試合しか出ていないとはいえ赤井に奪われてしまう。 オリンピック編では右足のタックルを避けた相手に左足で追撃する二枚刃カミソリタックルなどを習得するも 井川・曽我などの加入でディフェンス枠が更に逼迫しスタメンも危うくなってしまう。 ただし互いに気性が荒い井川と一色触発の雰囲気になるも試合で緊張した彼を不器用に激励するなど、人間的な面ではそこそこ描写されている。 ドイツ戦では久しぶりに出番をもらえた……が、コーナーから直接狙ったカミソリシュートはミューラーに止められ、 カミソリタックルを成功させたかと思ったらボールはシュナイダーの足下に転がっていき得点に繋がるなど不遇。 オリンピック編に入ってからは今まで目立たなかったキャラクターにもスポットが当たることが多いので、そろそろ早田にもスポットを当ててほしいところである。 一方で各種ゲームではカミソリパス・シュート・タックルと必殺技至上主義になりやすい作品傾向の中で各種状況に対応できる技が一通り揃っている事で重宝される便利キャラになる事が多い。 ***高杉真吾 修哲トリオに入れてもらえないスイーパー。小中合わせて数多く全国優勝を経験し、中学生編の東一中戦では翼の怪我を気遣いつつ同点ゴールを決めるなど思慮深い面も見せたが見せ場はそれまで。 Jr.ユース編では次藤との巨漢コンビとして練習試合のハンブルグ戦に出場するも通用せず、ディフェンス陣のリーダーとしてコンバートされ台頭した松山の煽りを受けてスタメン落ちしてしまう。 当初の三杉のスタメン構想にはあった筈なのだが、メタ的に聖域である石崎に競り負けてしまいベンチ固定になってしまう。 …非常に貴重な本職のセンターバックではあるのだが元来この作品のDFは数が多すぎる主要キャラのMFがコンバートされる場所であり、そのうねりに飲み込まれたといえる。松山・三杉などの他校のエース格はまだしも、同じ修哲の上に本来MFの井沢にポジションを奪われるのは報われない。 ワールドユース編ではアジア第一次予選の主力選手離脱に伴いスタメンになり石崎を飛び箱にして飛ぶディフェンスを見せたり代名詞ロングスローが久々に登場してタイ戦の決勝点の起点を作るが主力が復帰したアジア二次予選以降はいつものスターティングベンチに逆戻り。 ゴールデンエイジ(オリンピック予選)では何とか現状維持するも、最新作ライジングサンのオリンピック本戦ではとうとう選考外になってしまう。 昨今のリアルサッカーでは地味にロングスローが流行っているので、その辺りから高杉にも光が当たらないだろうか… ***[[松山>松山光(キャプテン翼)]] 天才肌の選手が多い中、「才能のないヤツは練習するしかない」という信念の努力人。(逆にそれで不動の代表スタメンに躍り出るのは才能な気もするが) 本来はMFだが日本代表では状況に応じてDFもこなす。ジュニアユース大会では一貫してDFだった。 多くの選手のコンバートが特に説明もされずに行われる中、数少ないコンバートの理由が説明されたキャラ。 ワールドユース編ではMFに戻るも中盤の底のボランチで、日本が手薄になりがちなディフェンス陣のリーダーを三杉と二分するようになる。 粘り強いキープ力は健在でアルゼンチンの天才ファン・ディアスに競り勝った一連の流れは名シーン。 中学3年の時でも&font(#ffdc00){3年前の小学生時代で日向に引っ叩かれた食堂での借りを忘れない}別の意味で粘り強さがあり、更に3年後(のべ6年後)では日向をチーム一時離脱の上の武者修行に行かせるための檄として頬を叩き、期せずしてついに借りを返した。(ネタにされがちであるが&bold(){ここで食堂の件を持ち出したのは日向の方であり、}実は相手も覚えていたという2人の不器用な友情が描かれたシーンであり決して松山が根に持ち続けていた訳ではない) 北国シュート、鉄砲水タックルなど非常に道産子魂に溢れた技のネーミングセンスでお馴染みなのだが、北国シュートだけはJr.ユース編を期にイーグルショットに改名する(その時のコマの様子を見るとドライブシュートやタイガーショットの横文字がお気に召したようである) **[MF] ***[[翼>大空翼(キャプテン翼)]] ご存知シリーズの主人公。 どこに居ても試合を組み立て、全日本最大の得点力を誇り、おまけに守備にも積極的に参加し、最前線に居ることが多いのに時にはGKのサポートまでする無尽蔵の運動量とスタミナとセンスと機動力((「瞬間移動」と言われることも。翼が向かって来たので避けるためパスを出す→パスを受け取る選手がボールが来るのを待っている→そこに翼が来てボールを奪われるという事も。テクモ版に登場するコインブラ(ドリブルスピードが通常選手の倍)のようである。))を誇る超万能選手。 流石にちょくちょく苦戦はするものの、一試合通してやられっぱなしであることはまずなく、サッカー脳も抜群。 しかも&font(b,blue){対戦相手の技を一度見ただけで次々と自分の物にしてしまう}という、とんでもない才能の持ち主。 葵曰く&font(b,blue){「この世に存在するサッカーの技は全て翼さんの物」} そのあまりにヒロイックなスタイルから中田も&font(#0000ff){ジダン}もMFになった。&font(#0000ff){ジダン}も。そのせいでFW不足になってしまったんだとか。 得意技はオーバーヘッドキックやドライブシュート。 プロ入り後はスカイウイングシュート、スカイダイブシュート、ハイスピードトルネードスカイアルファと、どんどん超人化の一途を辿っていく。 必殺技だけでなく基本性能自体がどんどん跳ね上がっているため、 かつては互角に近かった日本の選手たちとは歴然とした差が生まれているし、世界的に見ても単独で部分的にでも翼を上回る選手は少なく、当然総合力で翼を上回る選手はほぼ居ない。 仮にいたとしても、その試合のうちに必殺技は盗まれ、得意なプレーはその上を行かれ、試合終了までには「翼はその選手の完全上位互換」になっている。 このためチームスポーツにもかかわらず、ワールドユース編あたりからは翼一人に頼り切りになるような試合展開が基本となっており、その影響で多くの脇役たちが空気化したことは読者からの賛否は激しい。 フォローしておくと翼1人だけではどうにもならない試合もそれなりにある。 ***[[岬>岬太郎]] &font(#f09199){メインヒロイン}。公式でも「&font(#008cff){永遠のアイドル}」とか言われている。 フィールドのアーティストと呼ばれるテクニックの持ち主。 無印時代は必殺技がないので総合力では翼に見劣りしたが、身体能力は翼と同等であり、敵エースとも互角の戦いをしていた。 ジュニアユースでは父の留学先であるフランスから参戦した「海外組」だったのだが、高校進学のため日本に帰国。高校サッカーでは1度も日向に勝てないという結果に終わる。 その間に実力も伸び悩んですっかり翼や若林とは同格でなくなってしまい、翼がいないと結構優秀な選手止まりという扱いにされ、ワールドユースでは賀茂監督にそれを理由にチームを追放される。 実際この時は翼抜きだとRJ7にも善戦~苦戦する程度でしかなく、これといった特徴も乏しかったため、単独でも世界有数の実力者である翼と違って世界が舞台だとどうしたものかというところだった。 %%メタ的にほぼありえないだけで、翼がレッドカードで早期退場した場合や長期戦線離脱したらどうするんだ?という話でもある。%% それから自分探しに世界を放浪してかえって自分を見失ったり、結局また本来のスタイルに戻ったりと%%作者も扱いに困ってか%%キャラ崩壊が著しい。 最終的に「翼と組んでいれば世界最強の攻撃力になる」という結論になった。 環境の差を考えれば仕方がないとはいえ、今や単独の実力は翼と相当開いており、ゴールデンコンビも格落ち感が強いのが悲しい。 翼と組んで必殺シュートを撃つ時だけなぜか雷獣シュートやジャンピングトルネードアローシュートを使えるようになる。 単独でも撃てるのなら、上記のように「翼がいなかったらどうするんだ」と言われる事も無くなるだろうに。 ***葵 ワールドユース編から登場。翼の一年後輩。 ワールドユース編では新キャラにして準主役ということもあって非常に優遇されており、 そのせいで出番を失ったり活躍させてもらえなかった多数の選手のファンから絶大な恨みを買う。 ワールドユースの後はそこそこの役割に落ち着いたが、かえって何の個性も無くなったと言われることも。 ただ、無名の中学時代からのし上がってきた唯一の選手という点はある意味最大の個性。 スタミナ、運動量には定評がある。 ***[[三杉>三杉淳(キャプテン翼)]] ガラスのエース、フィールドの貴公子。 翼をも超える能力を持つ最強の選手であるが、心臓病により長時間戦えないというハンデを背負った悲劇の選手。 ……だったが''心臓病は治ったが実力が凡人になった''というあんまりな措置を受ける。 長年碌に体づくりさえできなかったので現実的に考えればむしろ当然ではあるが、「ハンデのない凡人選手」では別に三杉である必要もないためか「こんな扱いになるくらいなら心臓病が再発してほしい」という心無い感情を抱く読者も多かった。 覚える技もワールドユース編でドライブシュート、ROAD TO 2002でフライングドライブシュートと翼の劣化コピーみたいになってしまっている。 ファンの要望が通じたのかは不明だが、その後''実力は戻ったが心臓病も再発し''、結局元のキャラクター性に戻った。 それでも翼などより明らかに格下なのだが、いきなり最強クラスに成長するのも不自然なのでこれは仕方ないと思われる。 MFだったがワールドユース編では「世界一のリベロを目指す」とDFに。 でもそれ以降も結局MFをやっている場面も多い。つまり「MFの後ろの方~DFの前の方」という位置を担当する。 オリンピックでのドイツ戦、吉良監督の策が裏目に出てGKが森崎という大ピンチに陥り、シュナイダーのシュートを止めるためその身を投げ出す。 そしてファイヤーショットが心臓に直撃、心肺停止状態に陥ってしまう。三杉の魂を天国に迎え入れようと集まってきた天使たちをスペインのミカエルが撃退し、現世に復活。 ***立花兄弟 世界に名だたるスカイラブハリケーンなど、様々な空中サッカーの使い手。 タイやメキシコに同類が存在し、空中サッカーはいまやキャブ翼ワールドでは標準装備となった。 ……が、さすがにそれは非現実的すぎるためか、たびたび怪我で離脱させられる。 本来はFWだが見上監督がFWばかりとってMFをギリギリしか取らなかったので代表ではMFにコンバートされた。 ワールドユース編では賀茂から「二人一緒でないと何もできないのか」と言われて個人技を身に着けるが実戦で披露する事は一度もなく、何の意味もなかった。 指摘自体は真っ当なものであったのだが、その指摘をした賀茂自身もスカイラブ目当てでしか彼らを起用しなかった。 そもそもレギュラー間違いなしの7人に数えられており、だからこそパワーアップを命じられたのに、三杉の心臓病完治と葵の加入でベンチ要員となってしまった。 そして大人になって体格が大きくなってきたためスカイラブハリケーンは使えないという事にされ、 さらにそれでも怪我を覚悟で最後のスカイラブを敢行、そのまま病院に直行した。再起不能の可能性も……。 **[FW] ***[[日向>日向小次郎(キャプテン翼)]] 日本の誇るエースストライカー。 コンクリートの壁を打ち砕く必殺タイガーショットをはじめ、ネオタイガーショット、ワイルドタイガーショット、雷獣シュートなど数々の必殺シュートや 激しいドリブルやタックルでも容赦なく相手を&font(#ff0000){吹っ飛ばす}。 &font(#ff0000){「いつまでも調子にのってんじゃねぇ!」「来るなら来い!何人来ても同じだ!食らえタイガーショット!」「どけシュナイダー、俺の前に立ちふさがる者は全て吹き飛ばす!」} しかし超攻撃力的なイメージとは裏腹にコンスタントに大活躍する翼と違ってさらに強力な相手に封じ込められる事も多く、その度に失踪・特訓の末に新必殺技を編み出してくる。 翼を除けば最も得点力があるはずなのだが、ユベントスに入団してからは身体のバランスの悪さをトレーナーのマッツに酷評されてしまう。 特に持ち味の雷獣シュートを世界各国のプレイヤーに真似され、しかもその得点力が高くない事が痛い。 そろそろ新技開発のため失踪すべきでは。 日本では翼と若林の次に優遇されており、度々活躍が描写され、スポットが当てられる場面も多い…のだが、2人に比べると嚙ませ犬になる場面も多い。 また、翼と若林が常に世界最強レベルの選手と描写されているのに対し、日向は得点力以外はさほど優れているようには描写されない。 中学生編までは翼と同等のように描写されていたが、ジュニアユース編以降は翼(と若林)とは明確に差が開いていると言わざるを得ない。 それでも前述の通り翼と若林に次いで優遇されており、岬達よりは遥かに扱いがいいのだが。 レッジアーナに移籍後は成長を見せ、身体のバランスの悪さは改善された模様。((マッツ曰く「まだまだ細かい所で問題点は残るが、ジョカトーレの身体になっとる。」)) また、そこまで目立たないがポストプレイなどの脇を固めるプレイ(連携)もちゃんと覚えているので、役立たずになることは少ない。 ***[[新田>新田瞬(キャプテン翼)]] 中学生の頃から100m11秒台の俊足を誇り、天性のバネから繰り出される隼シュートを武器とする。 初登場時は粗削りながらも素質は翼と同等とされており、実際に光るプレイを見せていたがいつの間にかその設定はなかった事になった模様。 代表では日向とツートップを組むものの活躍はほとんどなく、隼シュートをあっさりキャッチされて強豪GKを引き立てるのが主な役目。 なまじレギュラーなため、キャプ翼における点の取れないFWの代表格になってしまう。 GKの引き立て役以外に特に役割も持たされていないため、試合中の存在感もかなり薄く、スタメン落ちや途中交代も多め。 ジュニアユース編ではノーゴール。ワールドユース編では左右両足で隼シュートを打てるようになり多少得点もしているが、肝心な試合では1点も決めていない。((描写がダイジェストになるようなワンサイドゲームでしか得点していない。)) 長らく不遇の存在だったが、オリンピック編で遅まきながら覚醒。 翼や日向が不在のアジア予選ではエースストライカーとなり、中学生編以来のまともな得点シーンが描かれ、以降もコンスタントに得点。 翼たちが合流した本大会でもあのドイツのミューラー((見るに堪えないほど負傷してはいたが。))から2得点しており、今や作中判明している総得点数は日向、翼に次いで日本人選手で3位である。 以前の新田からはとても想像がつかない姿であり、数少ない無印より扱いがよくなったキャラクターといえる。 ---- *【一軍半】 **[FW] ***反町 日向不在の東邦で得点源だったという経歴からか、はたまたイケメンが幸いしたのか、たまに代表でも出場するものの活躍するシーンは少ない。選手たちが一斉に必殺シュートを披露する中、1人だけ技が無いのでダイビングヘッドという微妙な姿を晒す事に……。 「俺は吉良監督に守りも出来るFWをアピールするぜ!!」と公言したのだが、そのせいで吉良監督からDFへのコンバートを示唆される。 「全日本のDFは他のポジションであぶれた脱落組の掃きだめ」というキャプ翼の悪癖は相変わらずである。 **[MF] ***佐野 次藤のお供。 松山に匹敵するボールキープ力、次藤とのコンビプレイ、オーバーヘッドキックまで使う身の軽さで活躍……は最初だけで、 コンビプレイ以外は上位互換がいくらでもいる全日本ではほぼ「いるだけ」の存在まで転落する。 本来はFWだが、見上監督がFWばかりとってMFをギリギリしか取らなかったので代表ではMFにコンバートされる。 賀茂の無茶な特訓のため疲労困憊のまま試合に出場させられ、早苗から「佐野くんには悪いけど、やっぱり岬くんと比べたら……」などと言われてしまった事があったが、 確かに岬との実力差はあるとは言え、佐野だってベストコンディションでは無いまま試合に出されていたのであるので、彼を責めるのは酷だろう。 控え選手の中では出番が多く、ジュニアユース・ワールドユース大会の決勝戦で両方出場したのはレギュラー以外では彼が唯一。 ただし、オリンピック編ではフットサルコンビの登場などもあり、以前と比べると出場機会はだいぶ減ってしまった。 テクモ版の5では日本代表に合流しない新田に代わって最後までFWのスタメンに起用されるという破格の扱い。 ***[[沢田>沢田タケシ(キャプテン翼)]] 日向のお供。 翼たちの世代から見て2年後輩だが、上級生と遜色のないプレイを見せる。年齢差の重い小中学生の頃にそれが出来ていたのは凄い。 代表では岬や松山と比べると見劣りする場面も多いが、2学年下のU-20代表では中心選手として活躍しているようだ。 新田や佐野も1学年下の代表でもあれば大活躍だったのかもしれない。 井沢や佐野同様、控え選手の中では出場機会が多い方。 「Road to 2002」ではサッカーボールカットというとんでもないヘアスタイルになって登場。大不評となりあっという間に元に戻った。 **[DF] ***井沢 [[修哲トリオ>修哲トリオ(キャプテン翼)]]で唯一まともな戦力になる。 井沢より能力は高いはずだがまるで働かない次藤・早田よりも、ヘディングを活かして敵の攻撃を阻む場面が多い。 本来はMFだが高杉を差し置いてDFとして試合に出ることが多い。 特にDFの練習をしているとも言ってなかったのだが、反町と同じでイケメンだというメタ的な理由もあると思われる。 オリンピック編のアジア予選では次藤が負傷離脱したためDFのスタメンに昇格するという大出世。 本大会では次藤が合流したためスタメン落ちするも、その後も負傷者の代役で出場している。 ***浦辺 元・大友カルテットの1人で石崎のライバル。実家は豆腐屋。大友中学では新田にパスを送り続け、南葛を良く苦しめた。新田からは今も「心のキャプテン」と慕われる。 RJ7で実力を上げ、ワールドユースの決勝戦で石崎が負傷退場すると代わって出場。日本優勝の瞬間まで守り抜いた。 実家を継ぐから高校卒業でサッカーをやめると宣言していたのだが、結局サッカーを続けてプロ入りも果たしている。 石崎からも一度その点を指摘されたが、有耶無耶になってしまった。 当初はMFだったのにワールドユース編からは何の説明もなくDFになっている。 大友カルテットは全員守備で頑張ったので、数年ぶりの連載再開という事もあってMF2人・DF2人だったのをDF4人だと作者が勘違いしたのだろうか……。 ---- *【二軍】 ***来生 修哲小学校時代は「点取り屋」と呼ばれていたが、翼とチームメイトになってからは得点するのは翼の役割なので、来生が得点する描写は貴重なシーンとなってしまうことに。 南葛中学ではすでにその他大勢、全日本では毎回招集されるが試合には出ない永遠のベンチ要員。 ***滝 来生の相方。修哲小学校時代は「アシスト王」と呼ばれた。 俊足でライン際をドリブルで駆け抜け、ゴール前の選手にセンターリングを上げるプレイを得意とする。 中学生時代に翼にワンパターンと指摘されてからは、意表をついて中央に切り込む場面もある。。 来生同様代表では出番はないのだが、なぜか毎回のように選ばれている。 テクモ版「IV」では能力値は低めだが、敵として対戦した場合は何と&font(b,blue){ライン際のドリブル速度がコインブラ以上になる}という驚異の特殊能力でプレイヤーを苦しめてくる。 ただし、何故か&font(b,red){味方としてプレイヤーが操作する時は普通のドリブル速度になってしまう}という謎仕様。 この驚速ドリブルをプレイヤーが使えれば、まだスタメンとして起用する価値はあったのだが…。 ***岸田 浦辺のチームメイト。 新キャラを出すのが面倒くさかったのか、人数合わせ的にワールドユース編では日本代表に選ばれる。 主力7人が不在だったアジア一次予選ではスタメンに起用され、サークーンのボレーシュートをダイビングヘッドで防ぐも、頭に足が当たり流血してしまうという気迫のプレイを見せた。 この時実況から唐突に「シャーク岸田」と呼ばれるが、なぜ今更岸田に異名を作ったのだろうか? ***中山 浦辺のチームメイト。長身。 浦辺や岸田より出番が少なく、西尾のように負傷イベントもなく4人の中では一番影が薄い。 容姿も一番平凡。 岸田同様、ワールドユース編で人数合わせ的に代表に選ばれるが、出場機会はなかった。 なお仲間の西尾は選ばれず。 ***小田 松山のチームメイト。南葛にも同姓のキャラがいるがそちらは本項では無視する。 「小田和正」という突然ラブストーリーが始まりそうなフルネームが何よりの特徴。 ジュニアユースでは落選しているが、ワールドユースやオリンピックでは代表に選出される。 しかし来生や滝以下の実力という事もあり、出番は皆無。 FWだがMFとして紹介されることもある。 ***本間 三杉のチームメイト。 ワールドユース編では日本代表に選ばれるが、出場機会はなかった。 なおFWトリオ仲間の真田と一ノ瀬は選ばれたことがないが、何が違うのかはわからない。 小田同様、FWだがMFとして紹介されることもある。 ***中西 %%デブ%%巨漢GK。小学生時代には強豪として描かれており、「森崎を出すならこいつの方がいいだろ」とたびたびファンの話題に上る。 が、実際には活躍してた当時でも一度崩されると修哲トリオにすらシュートを入れられまくるという脆い面もあるので、そこまで強いかというと疑問である。 更にその後の森崎は失態も活躍も描かれているし、優勝経験や日本代表にベンチとはいえ選ばれるなど経験や実績を着実に積んでいることもあり、 客観的に見て森崎を押しのけて選ばれるほどの評価はなさそうである。 台詞などからさすがに初登場時の小学生編では森崎以上と思われるが、中学生編では全国大会に出場できなかったためジュニアユース代表にも選ばれなかった。 ワールドユースの代表にも選ばれず、オリンピックの代表選抜合宿には参加出来たのだが、結局代表入りはできなかったため、森崎よりも評価や能力が劣っていることは確実。 ***小池 中学生時代の日向のチームメイト。 ジュニアユースの代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。 揃って代表入りした南葛勢とは違い、東邦勢では唯一の落選者となった。 ***沢木・堀 小学生時代の日向のチームメイト。 中学生時代には日向不在の東邦を苦しめ、沢木は(彼個人の実力とは言い難いが)若島津からゴールを奪った。共に代表選抜合宿には参加したが代表入りはできず。 ***加藤 松山のチームメイト。 好セーブを披露する場面もあり代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。 この時点で森崎以下が確定。 ***石田・武井 翼とは対戦経験が無く、松山に負けた選手。 共にジュニアユースの代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。 当初はMFが少なかったのでMFの石田は選出しても良かった気がするが、見上監督は立花兄弟や佐野をMFにコンバートする事で無理矢理対応した。 ただ、慣れ親んだ立花兄弟や佐野を差し置いてキャラの薄い石田が加入しても読者は微妙と思われるので、メタ的には正しいかもしれない。 言っては悪いが名前も顔も適当な上に特に掘り下げもなく、本当に単なる噛ませ犬として作られたようなキャラクターなので…。 なおテクモ版「I」では最序盤で対戦する機会があり、武井は必殺技「ダイビングヘッド」を使う。 ***赤井 ワールドユース編から登場。 葵同様イタリアに渡ってプロ入りした、「恐怖のレッドストッパー」の異名を取るDF。 だが結局たったの1試合しか出ていないうえに、彼を登場させるため松山の出番を奪ったため、やはりファンからの恨みを買う。 しかも早田のエース殺しという特徴も奪ってしまった。 オリンピックは所属クラブで名誉の負傷を負って招集外になっており、葵と対になるキャラクターという触れ込みで登場したわりに不遇。 扱いの小ささからここに置いているが、実力自体は(層の薄いDFなのを加味すれば)おそらく上位の部類だと思われる。 ***佐々木 %%誰こいつ?%% ワールドユース編でトライアウトで三杉と共に日本代表に選ばれたGK。 RJ7との変則テストマッチに出場するも大量失点を喫してしまい、それ以降出番無し。 若林は負傷により合流できるかわからず、若島津は監督と対立し離脱したため、GKが森崎1人だけという事態となり、 森崎の控えGKという特殊なポジションのために生み出されたキャラ。 割とすぐに若林が合流したので、作中にも登場しなくなった。 なら中西でもよかったと思うが、中西だと急に登場しなくなったときに不自然なため、新キャラを生み出したと思われる。 U-22では候補にも選ばれていない。 ---- ---- *【首脳陣】 **[監督] ***見上 ジュニアユース編の監督。元日本代表のGKで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。 また、1968年メキシコシティーオリンピックで銅メダルを獲得している。これが作中における翼世代以前の全日本でも、現時点での現実の日本代表としても最高記録である。 個人コーチとして若林を幼少期から育てあげ、かつての夢を託す。 若島津が負傷した決勝戦では若林を抜擢するなど、常識的な頭脳の持ち主。 他の監督のマイナス面があまりに強いので、現在のところ無難な彼が最高の代表監督と言える。 ただし前述の通りワールドユース編では、若林の実力が若島津よりも上だと決めつけ((正GKを決めておく必要はあり、これ自体はれっきとした監督の職務である))、 この2人を競争すらさせずに若島津を一方的に控えGKにした事で、若島津の怒りを買ってしまっている。 これまでの2人の戦歴を考えれば妥当な発想であり、実際その評価は正しかったわけだが、 選手にそれを納得させる事を怠ったという点では指導者として良くなかった。 別に若島津も「何が何でも俺が正GKじゃなくちゃ嫌だ」と言っているのではないから、いくらでも説得できたと思うのだが…。 またジュニアユース編では代表にFWばかり選んでMFとDFはギリギリしか選ばず、後からコンバートを多用して対処するというよくわからない事をしている。 石田の解説で触れたようにメタ的には仕方ない面もあるのだが。 ***賀茂 ワールドユース編の監督。元日本代表のDFで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。 主力選手に成長を促すために難癖をつけてチームから追放するも((かなりの悪態をついていたが成長を期待していたことはちゃんと描かれている))、 個人特訓をしてきた選手たちの成果は%%展開上の都合や作者の構想が甘かったせいか%%ほとんど試合で活かされることは無かった。 最大の問題は残った選手たちに過酷な特訓をやらせ過ぎて潰してしまい、翼以外の全員がベストコンディションには程遠いボロボロの状態で試合をさせられる羽目に。 その結果、片桐曰く「本来の日本なら2ケタ得点で楽勝出来る相手」のはずのグァムとチャイニーズタイペイ(台湾)にさえも、 あわや敗北かという所まで追い詰められる程の大苦戦をさせられる事に。 そもそも数々の選手を潰し所属チームを悉く解雇された前科があり、&font(b,red){「超危険人物」}との悪評まで立てられていた程。 更にアジアのレベルを軽視していたため、主力抜きで勝てると思い込んでタイ戦で敗北寸前まで追い込まれ絶望する。 片桐に主力を呼び戻せと説得されても「今それをやったら、あいつらを追放した意味が無い」と頑なにそれを固辞し、策が破れたら挽回することが出来ず思考停止。 そして「全ての戦術を翼中心にする」と言い出して「ジャパニーズゾーンプレス」を編み出すも、ブラジルのロベルト監督に完全攻略されまた絶望する。 上記の様にやる事成す事全て裏目に出て、状況を悪化させることしか出来なかった。 ひどい言い方になるが、ワールドユース編が不評の末打ち切りになった要因の1つであろう。 葵を連れてきたのが監督としての唯一の功績か。 ***吉良 オリンピックでの監督。 日向を鍛えた小学校時代の恩師で、中学時代では沖縄に''学校側に無断で''呼び出して((後に手紙で北詰監督に謝罪し、和解しているが。))必殺タイガーショットを開発させる。 ドライブシュート、スカイラブハリケーンと並ぶキャプ翼三大必殺技のひとつ、明和特攻スライディング部隊の発案者。 特攻スライディング部隊は後にライジングサンでドイツに真似された。 極度の酒好きだが、日本代表の監督に就任してからは禁酒している。2018年のアニメではお茶好きに改変された。 ドイツ戦で若島津をFWとして先発出場させた結果負傷したため、例によって若林の負傷に伴って森崎を出すことになったのだが、 「ワシの采配ミス」と自分に非があるように見えて、ベンチ要員として選んでおきながらこれなので冷静に考えると凄く失礼な言い草で後悔した。 **[コーチ] ***マリオ ワールドユース編に登場。ブラジルでサンパウロのフィジカルコーチを務めていた人物で、本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。 ***ハンス ワールドユース編に登場。ドイツで若林を長年指導していた人物で、彼も本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。 若林からの信頼も厚い。 「若島津、森崎、ハンス先生の指導なら間違いは無いぞ!!」 …佐々木はどうした。 **[関係者] ***片桐 日本サッカー協会の偉い人。元日本代表のFWで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。 試合中に右目を怪我して隻眼になってしまった事で現役を引退。 翼たちが子供の頃から成長を見守り続け、自分たちの世代が果たせなかったワールドカップ優勝の夢を託す。 ---- ---- さなえ「きょうのパスワードよ #center(){&font(#ff0000){ついき しゆうせい}} #right(){がんばってね」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 森崎ェ・・・ -- 名無しさん (2014-03-01 20:04:17) - 記事建て主への誹謗中傷コメントを削除致しました。 -- 名無しさん (2019-09-08 21:15:54) - DFにMFが何人もいる時点でキャプ翼の防御は若林とゴールポストと石崎の顔しかないんだなという感じなのに、攻撃面で点を獲るのが翼って書かれたらもう・・・ -- 名無しさん (2019-09-10 00:43:13) - Jr.ユース編で、ただでさえMFが多いのに何故か4-3-3という謎のフォーメーションをやらかしたせいで松山がDFやらされたからなぁ……立花兄弟も片方FWだし。4-4-2か3-5-2じゃあかんかったのか -- 名無しさん (2019-09-22 08:42:58) - ↑練習試合では4-3-3なのに本番では一貫して4-4-2だった -- 名無しさん (2019-09-23 23:10:04) - だ め -- 名無しさん (2020-04-06 14:42:49) - ワールドユース編の見上監督は何故あそこまで頑なに正GK若林に拘ったのだろうか。あの時点で若林が両手を負傷していることは分かっているんだから尚更。若島津自身も競争した結果負けたら大人しくサブに回ると言ってるんだから、若林が合流したらちゃんと競争させて決める、とでも言って引き止めておけば一次予選も楽になったのに。まあ、これ以降はあまり若林に対抗心を見せてない辺りからしても単に「若林と若島津が離脱して苦戦する」展開がやりたかっただけなんだろうな。合宿追い出されてパワーアップしたのに、記事にあるようにそれが全然役に立たなかった主力7人も同じ。 -- 名無しさん (2020-06-08 21:55:33) - ↑でも現実でもある話なんだよね。2018年ドイツ代表のGKがバルサで絶好調のテアシュテーゲンではなく怪我明けのノイアー固定だったのをみても。結局ドイツ代表はグループリーグ敗退したけど -- 名無しさん (2020-08-12 04:49:42) - ↑少し調べただけだけどやっぱり色々論争起こったみたいだね。これは批判が飛び交っても仕方ないと思う。ただ、見上監督の場合は「若島津は離脱も辞さない(競争の結果ならサブGKを受け入れる)と明言している」「若林が契約問題でアジア予選に参加できるか微妙な上、両手を負傷していた(反町も若林がアジア予選に出れない前提で若島津を説得している)」ので、↑のケースと比べてもやはり疑問を感じてしまうな -- 名無しさん (2020-08-14 15:11:50) - 実際若林と若島津に絶対的な力の差があったのは事実だからなあ……。チーム力で差があったのは事実だが、それでもオランダユースに大量失点した若島津と海外で活躍してる若林なら、若林を正GKとして考えるのはおかしくないと思う -- 名無しさん (2020-08-14 15:36:10) - ↑いや、若林を正GKと考えること自体はそんなにおかしくないけど、↑×2のような状況なのにその態度を一切変えなかったのが不思議という事。あの状況で若島津が離脱したら困るのは明白なんだから(実際滅茶苦茶困った)、「若林が合流したら競争させて改めて決める」とでも言って引き留めるのが普通じゃないかと。実際、5失点した後のスウェーデン戦ではスタメン落ちしても普通に受け入れてたし。それとオランダユース戦の話をしたら、若林はフルメンバーのドイツチームとしてすら3失点していて、若島津は翼(絶不調)が復帰した日本チームで1失点に抑えてるしなぁ。あ、でもドイツ戦のオランダは日本戦と違ってクライフォートが(後付けで)出場していたか -- 名無しさん (2020-08-14 22:46:51) - ↑ん? 城島はマリナーズ→阪神だし、田上はホークスのまま引退だろ? -- 名無しさん (2020-08-15 14:47:01) - この日本代表のうち、11人が南葛SC出身である事を考えると、南葛SCが優勝したのも当然と言える -- 名無しさん (2020-08-15 16:52:23) - 思い出したっていうかこうだったらいいなっていう妄想の類 -- 名無しさん (2020-08-15 17:02:09) - キャプテン翼関連記事は妙に辛辣に思える -- 名無しさん (2020-08-15 17:20:42) - ↑5 -- 名無しさん (2020-08-15 21:43:22) - 当時の王監督?城島が日本球界に復帰した2010年のホークス監督は秋山(2年目)なんだけど・・・。何の話をしてるんだ? -- 名無しさん (2020-08-15 21:51:13) - わけがわからなくなってるし、事実と違うようだし、キャプテン翼と関係ないし、城島・田上関連のレスは削除した方がいいんじゃないだろうか……。 -- 名無しさん (2020-08-15 22:21:36) - 田上の件ですが私の勘違いでした。責任を持って削除させて頂きます。申し訳ありませんでした。 -- 名無しさん (2020-08-15 23:35:55) - 大幅加筆されて、前よりもっと辛辣になった……。内容が内容だから仕方ないとは言え……。 あと、MF→DFだけじゃなくてFW→MFも多かったんだな。そしてDF→ベンチに……。 -- 名無しさん (2020-08-18 13:47:45) - キャプ翼関連は編集・加筆前にキャラや作品への過剰批判になってないかちょっとストップかけるべきだな -- 名無しさん (2020-08-19 11:08:33) - 無能ヒゲは嫌いだけど控え選手にもスポットがあたったのは好き。アジアが思ったより強すぎて勝てないとか頭抱えてたのはクソ -- 名無しさん (2020-10-03 02:47:33) - しかしまぁひどい内容だが全部事実なのが一番酷い…無印の名作ぶりからここまで落ちるとはなぁ -- 名無しさん (2020-11-07 14:40:01) - まあ10代前半〜半ばから海外に行って腕を磨いてきた翼や若林に日本の高校でのほほんとしてた岬や小次郎が匹敵するのもおかしいちゃおかしいんだけど -- 名無しさん (2022-04-28 23:34:19) - 三杉の弱体化もそうだけど、中途半端にリアルっぽくしてもそれが漫画として面白いかは別なんだよ…。ジュニアユース編の松山辺りは「翼には明らかに劣るが優秀であり、要所で活躍する」といった感じだから、ワールドユース編以降もそんな感じで描写すればよかったのに -- 名無しさん (2022-04-30 09:05:45) - (キャプ翼という)面白ネタも、性根の腐った馬鹿に料理させるとゴミ作文に成り下がるという良い例だな -- 名無しさん (2022-07-11 23:47:19) - ↑具体的にどうぞ -- 名無しさん (2022-07-18 10:51:10) - 一応規約違反項目整理スレッドに報告しました ちなみにこの項目を見て最初に思ったことは「キン肉マンII世はウェブ送りになったのに紙の漫画雑誌であるグランドジャンプがこれを打ち切りorウェブ送りにしないの…?」だった 調べてみたら増刊を作って隔離されてたが -- 名無しさん (2022-07-24 00:26:32) - 葵くんをうまく扱えてれば方向性変わってた説はわりとあるよね日本代表っつーかワールドユース編…… -- 名無しさん (2023-01-02 15:02:11) - オタクおじさんが世界的な作品・作者を頑張って貶しても無様なだけ。作文の技量をもうちょっとでも磨いてくれ -- 名無しさん (2023-02-25 18:59:49) - 世界的に有名だから何だという感じだけど、その考え方を肯定するとしてもワールドユース編以降は打ち切りだったり隔離されたりととても世界的に有名な作品とは言えないんだが…。偉そうに言うなら自分で編集したらいいと思うけど。記事の内容に問題がある事には異論はない。 -- 名無しさん (2023-02-28 00:31:00) - とりあえず編集してみました。まだここはこういう風に変えたほうがいい、というところがあったら指摘してください -- 名無しさん (2023-03-11 14:32:31) - RONCのニューヒーローはここに加えていいのかな? -- 名無しさん (2023-06-23 20:29:32) - 修正していただきありがとうございます -- 名無しさん (2023-08-17 17:33:24) - しかし今の翼はバルセロナの大エースで(現実でも10代でビッグクラブのレギュラーになる選手はいくらでもいるのであり得ないという設定ではない)Jリーグレベルの選手と格差があるのは当たり前だがワールドユース編の時はブラジルなのでフォローになっていない…と思うのはクラブの実力がスペイン>>>ブラジルになったからだろうな -- 名無しさん (2023-08-18 02:25:17) - まだ作品批判みたいな記述が目立つなぁ。やっぱ一回丸々削除したほうが良いのでは。 -- 名無しさん (2023-10-07 14:20:40) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/07/23(土) 02:06:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 作品内での日本代表チームの初出は全日本Jr.ユース。中学生全国大会の優秀選手の中から更に選抜されたメンバーで構成されている。 基本的にはそこからあまり変わらないのだが、ワールドユース編の葵、ゴールデンエイジのフットサルコンビなどのように新キャラがちょくちょく加入し既存キャラも選外になったり奪い返したりであまり安泰ではない。 以下、各キャラの初選抜の大会から順に記述。 #contents_line(level=2,sep=/) ---- *【全日本Jr.ユース(第1回フランス国際Jr.ユース】 中学生世代の大会。翼たち黄金世代は中学3年生。 中学の全国大会の優秀選手が代表候補として選ばれ 数名を落とし中途合流の海外組を加えたチーム。 **[GK] 大体どの世代でもこの3人で固定(怪我などの一時離脱はあるが) たまにスパイダーことミッシェル山田や中西、幻の第4キーパー佐々木などが台頭したりするが 大抵は選考で落ちたりベンチにすら入れないスタンド観戦組などの憂き目に。 ***[[若林源三>若林源三]] ペナルティエリアの外からはゴールを決めさせない伝説を持つSGGK(スーパー・グレート・ゴール・キーパー) この伝説を打ち破った選手は現時点でシュナイダー、肖俊光、ナトゥレーザの3人しかいない。 出場したからには活躍が約束される日本最強キーパーであり大抵の試合は2失点以内に収める(怪我や規格外の選手である肖の活躍などがあった中国戦が現状唯一の3失点) そのためメタ的には相手チームの強いところを描写する上でネックになる存在でもあり、怪我やチーム事情による都合などで決勝トーナメントや決勝まで出番がないというパターンが非常に多い。 後は強いてあげると必殺技至上主義である本作品において若島津に比べると必殺技に乏しく、ワールドユース編ではボクシングの特訓によるアッパーディフェンス、ストレートディフェンスなど若干迷走している。 ドイツJr.ユース戦では若島津のポストを使う三角蹴りに更にゴールバーを蹴る事で上下の機動を調整するセービングを見せた。 後はカルツのロビングシュートに見せた帽子はたきなどが有名。もちろんリアルでやったら反則です。 劇中一番最初にオーバーラップしたキーパーではあるが元からオフェンス陣が充実していて必要性が薄い日本代表であること、どんどんアグレシッブになっていく若島津との差別化のために近年は控えめな印象である。 翼や岬のバックスピンでバウンドと共に減速して戻ってくるグリーンカットパスとは真逆にバウンドで更に跳ね上がる「トップスピンパス」も使える。(&s(){いちおうメッツアくんのとは原理が違う}) ***[[若島津健>若島津健]] 空手の経験を活かした「三角蹴りセービング」や「正拳ディフェンス」、「手刀ディフェンス」などの必殺技でゴールを守る。 空手による抜群の身体能力と反射神経と読みの鋭さで国内の大会ではPKには滅法強くモブチーム相手には無双していたが 国際戦となると南葛での森崎の役目をそのままやる羽目になるため、オフェンスに強いチームには4〜5失点、守備が売りのチームでも1失点はするなどネットを揺らされる回数が増えるようになる(国内戦の時点で南葛相手には2度4失点を喫しているので、強敵相手の失点率に限って言えばあまり変わっていないという見方もある) ただしキーパーという事でディフェンダー陣よりは見せ場はある。フランス戦のPK合戦で負傷した右腕でナポレオンのキャノンシュートを防いだのはその最たるものである。 若林に対抗意識を持ち負けん気を見せるがドイツで鍛えられた若林の後塵を配してしまいがちで、準決勝や予選リーグまでは若島津が頑張ったのに決勝や決勝リーグの美味しいところは若林というパターンが非常に多い。 逆に言えば失点で相手の必殺シュートを引き立てつつ自分も見せ場を作れるというある意味ではこの漫画に適したキャラクターでもある。 若林に対して攻撃意識が強いという所を強調されがちで、ここぞという場面ではオーバーラップを敢行しドリブル突破からセンタリングを放る。(作中の扱いに対するフォローの一環なのか「若島津は攻撃面では俺と同等以上」というフォローを若林がしている) ワールドユース編では見上監督が若林を正ゴールキーパーにして、自分はサブにするという話を聞いてしまい、一時は代表を離脱した。((「正GKじゃないから拗ねた」と言われることも多いが、テストせず決められた事が問題であり、作中ではちゃんと競い合っての結果であればサブも甘んじて受け入れたという心中を吐露している) この決断が若林の怪我や&s(){賀茂監督の無謀すぎる作戦による}主力7人の離脱と重なり、日本ユースはピンチを迎える事になった。 離脱後はスカウトのあった横浜フリューゲルスに加入しプロの世界で武者修行をすることで自分の実力を示そうとする。 そして中国戦の怪我が限界を迎え騙し騙しの出場すらできなくなった若林や自身のプロ契約金で日向の家族の窮地を救った際の日向説得などもありアジア予選の決勝トーナメントより復帰。チームのアジア優勝に大きく貢献する。 ワールドユース本戦の予選リーグのウルグアイ戦では火野とビクトリーノを擁する超攻撃的なチームだった事と火野のトルネードシュートのお披露目による無双、次藤のオウンゴールなどが重なり大量5失点を喫するも、最終的には火野のジャンピングトルネードを両足によるキックで抑える空手キーパーらしいセービングで最後の最後で打ち勝ち、オーバーラップでチームの逆転勝利を呼び込む。 &s(){5失点した後に「守ったぞぉ!」なんて言われても、というのは禁句} 決勝トーナメントでは結局復調した若林に交代してしまい、残念ながらサブという立場は覆せなかった。 小学生時代から浴びせ蹴りでゴールを狙うなど攻撃的な場面が多くフォワードにコンバートして日向とのツートップという意見が著名人や原作者から可能性の一つとして度々提示されてきたが、ゴールデンエイジのオリンピック予選からついに実現。フォワードと兼任で務めるようになり&s(){森崎が正キーパーという状況が増えた}跳躍力や長身を生かしたヘディングによるポストプレイなどでチームに貢献している。 ただし理想通り日向と2トップという試合はそんなに多くなく、空手師弟コンビとなった新田や、東邦コンビとなる反町との2トップなどが多い。 『3109日全記録』など、かなり昔から日向と若島津の2トップは理想のフォーメーションであると作者をコメントを残しており、ようやく作中で実現したといえる。2018年時点でもこの組み合わせを挙げており、新田より格上の扱いらしい。((参考リンク:https://twitter.com/0728takahashi/status/1006668426109181957)) ***[[森崎有三>森崎有三(キャプテン翼)]] 日本が誇るSGGK(スーパー・がんばり・ゴール・キーパー)&s(){即興とはいえなんてネーミングだ若林} 監督やコーチ陣には強敵を前に森崎では荷が重いなどと不安視されたり&s(){自分だってオウンゴールとか凡ミス連発するくせに}石崎には度々disられ、温厚な彼にしては珍しく頭頂部に拳骨を叩き込むシーンもある。 ただしそういった面に怒る事もなく、決勝のゴールを任せられるのは若林さんしかいませんよ!と自分の出場機会をフイにしてでも率直にそういった申し出ができる非常に人間のできた男である。 作品の都合上、南葛SCや南葛中では敵の初見の必殺技にしてやられる事が多くその点からザルと見做されがちであるがそれ以外の普通のシュートはほぼ無失点に抑え、最終的に試合終盤になると驚くべき適応力で必殺シュート止める事もある土壇場に強い男であり、一部ゲームではそういった面を反映した能力になる。&s(){(ぶっちゃザル扱いはコラ画像による弄りとその源泉となっているテクも版の影響が強い)} 森崎の奮闘がなければ敗北していた、という場面も数えるほどではあるが存在する。 ただし代表戦になるとそういった役割は若島津になってしまい、たまに練習試合に出ては相手の必殺シュートに反応できない場面が描かれるなど不憫さが加速する。 ハンブルグの都合や負傷などでまともに出場できない事が多い若林、怪我に加えて蒸発経験もある若島津などに比べると長期離脱するような怪我を負わず安定して試合出場でき、控えキーパーとしては及第点の働きはできる事から森崎を評価する読者も少なくない。 若林が強すぎるだけで実力もあり、ワールドユース第一次予選のタイユース戦では崩壊寸前のチームを一喝して落ち着かせディフェンス陣に的確な指示を出し、時にゴールポストに激闘しながらもボールをキャッチして死守する懸命のセービングを見せている。&s(){(そこに至るまでに4失点してるが)} 基本的に必殺技は存在しない森崎だが、一部ゲームではこのポストに激突しながらの守りを頑張りセービングという&s(){こっ恥ずかしい名前}必殺セーブにされる場合がある。使うたびに後頭部を強かにポストに叩きつけており選手生命が心配になるがノーダメージで試合を再開する鉄人森崎。 大量失点した試合でも終盤では前述したように敵の必殺シュートを止める場面もちょくちょくあり、敵チームのモブGKにありがちなやられっぱなしということは意外と少ない、 率直に言って他チームのキーパー事情を思うと第3キーパーという立ち位置ながらある程度の実力がある時点で日本のキーパー事情は恵まれているとさえ言える。 若林・若島津がいるため国際試合ではほとんど出番がなかったが、オリンピック編では若林の不参加、若島津のFW兼任が重なり出番が増える。 最終予選では強敵サウジアラビア相手に無失点に抑える堅守を見せた。 ドイツ戦では不測の事態により途中出場。最初はシュナイダーの前に為す術もなく失点を重ねるが試合途中からめきめきと腕を上げていき、なんとシュナイダーのシュートを単独の力で防ぐ。 キャプ翼の強豪GKはそのままだと強すぎるという理由で負傷させられることが多いのだが、この試合では森崎も結構な負傷をしており、彼が強豪GKの仲間入りをした証拠といえるかもしれない。 距離があったとはいえファイヤーショットも止めており、&font(#ff0000){ブラジル正GKサリナスより強い日本第3GKの誕生である。} 最新ゲームRONCでは努力の末にシュナイダーのファイヤーショットをがっちりセービングする上記原作に合わせたような専用イベントが用意されており、なんだかんだ愛されキャラ。 そういった隠れた実力が評価?されたのか、ワールドユース終了後には地元静岡の清水エスパルスにシャーク岸田と共に加入しプロの舞台でも活躍を続けている。 翼の結婚式で代表が全員揃うイラストでは&font(#ff0000){森崎だけいない}という謎待遇をうける。 とはいえ翼が呼ばないとは思えないため、「何かしら事情があって参加できなかった」「写真を撮った(※タイマーにしなかった)のが森崎だった」という説が有力。 メタ的に言うと作者が描き忘れたのだろうが、早苗の友達の応援団員まで描かれていながらそれはあんまりである。 ---- **[DF] どう考えてもメンバー固定でいけるポジションではないのだが選考の大元の基準である中学全国大会の優秀選手は4バックギリギリの4人しか選ばれていなかった。 その後MFから炙れた選手がどんどんコンバートされていき気がつくと全日本屈指の激戦区へと変貌していく事になる。 ***[[石崎了>石崎了]] 主な役割は自殺点と顔面ブロック。 人を吹き飛ばし、ゴールネットを突き破り、コンクリートの壁にめり込むようなシュートでも顔面を差し出す事で1度は必ず防げる鋼鉄の顔面を持つ男。 それ以外ではオフサイドトラップを一人だけすっ転んだせいで崩してしまったりオウンゴールなど凡ミスが目立ち真っ当な実力で輝く場面は稀だが、「凡人でも頑張れば報われるように」と作者が優遇を明言していて、スタメンから外れることは滅多に無い。それでも持ち前のガッツと顔面で意外な活躍を見せたりも。 逆にあえて悪く言えば「どんなに頑張っても作者に愛されなければ報われることは無い」という非情な現実を他キャラクターに突きつける男でもある。まさにキャプテン翼ワールドにおける聖域。ディフェンス枠を実質ひと枠固定しているため、他のディフェンダー陣の競争率がさらに上がっている。 かのACミランのイヴァン・ガットゥーゾ選手が好きなキャラクターとして挙げた事でも有名。 ***[[次藤洋>次藤洋(キャプテン翼)]] ベールを脱いだ怪童。全日本の厚き壁。 圧倒的な体格とパワーによるパワーディフェンスや相手を吹き飛ばすドリブル。実力を隠すために敢えてウノゼロの塩試合を繰り返す事で強敵に手の内を隠すクレバーさ、バックスピンパスなどのトリックプレイもできるなど見かけ通りのパワーと意外な賢さ、強いやつほど倒しがいがあると豪語するタフガイ…だったのは中学生編の初登場時のみ 日本代表では立花兄弟や石崎を射出する発射台カタパルトとしての活躍しか生き場が無くなってしまう。(逆に言えば一定の役割があるだけ恵まれている方なのかもしれないが) たまに活躍すればオウンゴールや負傷離脱など前後に不吉なデメリットがついていくる。 そのためかワールドユース編では賀茂から「単なるデブはいらない」と言われて個人特訓。(離脱の対象はその時点での日本の主力選手であり、次藤もその一人として認められているという事でもある) 全国のマラソン大会にし参加して体を絞り鈍足と持久力不足を克服した…という展開なのだが、&font(#ff0000){克服した時に初めてこれらの欠点に言及されるため、あまりにもとってつけた感が強い。} ゴールデンエイジのオリンピック編では初っ端の練習試合でデンマークのギロッポンコンビに潰されてしまい負傷離脱するも、なんとかオリンピック本戦には復帰し、ライジングサンでは日本代表の座を取り戻した。 立花兄弟をファイナルスカイラブで退場させた割には復帰後の次藤は土台役を普通にこなし三杉や他のキャラを飛ばしているのが無常である。 まぁ跳躍力自体は立花兄弟のが高いとかなのだろう(多分) ***[[早田誠>早田誠(キャプテン翼)]] 登場当時は「エース殺し」の異名を取り翼を徹底マークの末に試合終了直前まで完封したエース殺し。時に前線に上がりカミソリシュートで得点するサイドバック、だったのは初登場時の試合のみ。 相手のエースには別の選手がつき、カミソリシュートよりカーブのかかった必殺技は数多く登場する不遇キャラ。 Jr.ユース編では負け試合のブレーメン戦でカミソリシュートで得点するコマが描かれるも目立った活躍に恵まれず 稀にエース殺しとしての活躍を期待されると次藤同様不吉の前兆であり、Jr.ユース準決勝のフランス戦では選手点の起点となるカミソリパスを見せたがナポレオンのマークを任された結果接触プレイでイエロー累積2枚の退場をしてしまう。 ワールドユース編では賀茂から「カミソリシュートなんてカーブを掛けただけのシュートが世界に通用するものか」と指摘されたが、それでも自分にはカミソリサッカーしかないと決意し、更にカーブに磨きをかける特訓を行う。制度を上げたピンポイント・カミソリセンタリングでサイドからクロスを上げられるようになった。 しかし同時期に岬が更に鋭く曲がるブーメランシュートを会得してしまう(凄ぇ俺のカミソリシュートより鋭く曲がったぜと言わされる) 徹底したマンマーク役も1試合しか出ていないとはいえ赤井に奪われてしまう。 オリンピック編では右足のタックルを避けた相手に左足で追撃する二枚刃カミソリタックルなどを習得するも 井川・曽我などの加入でディフェンス枠が更に逼迫しスタメンも危うくなってしまう。 ただし互いに気性が荒い井川と一色触発の雰囲気になるも試合で緊張した彼を不器用に激励するなど、人間的な面ではそこそこ描写されている。 ドイツ戦では久しぶりに出番をもらえた……が、コーナーから直接狙ったカミソリシュートはミューラーに止められ、 カミソリタックルを成功させたかと思ったらボールはシュナイダーの足下に転がっていき得点に繋がるなど不遇。 オリンピック編に入ってからは今まで目立たなかったキャラクターにもスポットが当たることが多いので、そろそろ早田にもスポットを当ててほしいところである。 一方で各種ゲームではカミソリパス・シュート・タックルと必殺技至上主義になりやすい作品傾向の中で各種状況に対応できる技が一通り揃っている事で重宝される便利キャラになる事が多い。 ***高杉真吾 修哲トリオに入れてもらえないスイーパー。小中合わせて数多く全国優勝を経験し、中学生編の東一中戦では翼の怪我を気遣いつつ同点ゴールを決めるなど思慮深い面も見せたが見せ場はそれまで。 Jr.ユース編では次藤との巨漢コンビとして練習試合のハンブルグ戦に出場するも通用せず、ディフェンス陣のリーダーとしてコンバートされ台頭した松山の煽りを受けてスタメン落ちしてしまう。 当初の三杉のスタメン構想にはあった筈なのだが、メタ的に聖域である石崎に競り負けてしまいベンチ固定になってしまう。 …非常に貴重な本職のセンターバックではあるのだが元来この作品のDFは数が多すぎる主要キャラのMFがコンバートされる場所であり、そのうねりに飲み込まれたといえる。松山・三杉などの他校のエース格はまだしも、同じ修哲の上に本来MFの井沢にポジションを奪われるのは報われない。 ワールドユース編ではアジア第一次予選の主力選手離脱に伴いスタメンになり石崎を飛び箱にして飛ぶディフェンスを見せたり代名詞ロングスローが久々に登場してタイ戦の決勝点の起点を作るが主力が復帰したアジア二次予選以降はいつものスターティングベンチに逆戻り。 ゴールデンエイジ(オリンピック予選)では何とか現状維持するも、最新作ライジングサンのオリンピック本戦ではとうとう選考外になってしまう。 昨今のリアルサッカーでは地味にロングスローが流行っているので、その辺りから高杉にも光が当たらないだろうか… ***[[松山>松山光(キャプテン翼)]] 天才肌の選手が多い中、「才能のないヤツは練習するしかない」という信念の努力人。(逆にそれで不動の代表スタメンに躍り出るのは才能な気もするが) 本来はMFだが日本代表では状況に応じてDFもこなす。ジュニアユース大会では一貫してDFだった。 多くの選手のコンバートが特に説明もされずに行われる中、数少ないコンバートの理由が説明されたキャラ。 ワールドユース編ではMFに戻るも中盤の底のボランチで、日本が手薄になりがちなディフェンス陣のリーダーを三杉と二分するようになる。 粘り強いキープ力は健在でアルゼンチンの天才ファン・ディアスに競り勝った一連の流れは名シーン。 中学3年の時でも&font(#ffdc00){3年前の小学生時代で日向に引っ叩かれた食堂での借りを忘れない}別の意味で粘り強さがあり、更に3年後(のべ6年後)では日向をチーム一時離脱の上の武者修行に行かせるための檄として頬を叩き、期せずしてついに借りを返した。(ネタにされがちであるが&bold(){ここで食堂の件を持ち出したのは日向の方であり、}実は相手も覚えていたという2人の不器用な友情が描かれたシーンであり決して松山が根に持ち続けていた訳ではない) 北国シュート、鉄砲水タックルなど非常に道産子魂に溢れた技のネーミングセンスでお馴染みなのだが、北国シュートだけはJr.ユース編を期にイーグルショットに改名する(その時のコマの様子を見るとドライブシュートやタイガーショットの横文字がお気に召したようである) **[MF] ***[[翼>大空翼(キャプテン翼)]] ご存知シリーズの主人公。 どこに居ても試合を組み立て、全日本最大の得点力を誇り、おまけに守備にも積極的に参加し、最前線に居ることが多いのに時にはGKのサポートまでする無尽蔵の運動量とスタミナとセンスと機動力((「瞬間移動」と言われることも。翼が向かって来たので避けるためパスを出す→パスを受け取る選手がボールが来るのを待っている→そこに翼が来てボールを奪われるという事も。テクモ版に登場するコインブラ(ドリブルスピードが通常選手の倍)のようである。))を誇る超万能選手。 流石にちょくちょく苦戦はするものの、一試合通してやられっぱなしであることはまずなく、サッカー脳も抜群。 しかも&font(b,blue){対戦相手の技を一度見ただけで次々と自分の物にしてしまう}という、とんでもない才能の持ち主。 葵曰く&font(b,blue){「この世に存在するサッカーの技は全て翼さんの物」} そのあまりにヒロイックなスタイルから中田も&font(#0000ff){ジダン}もMFになった。&font(#0000ff){ジダン}も。そのせいでFW不足になってしまったんだとか。 得意技はオーバーヘッドキックやドライブシュート。 プロ入り後はスカイウイングシュート、スカイダイブシュート、ハイスピードトルネードスカイアルファと、どんどん超人化の一途を辿っていく。 必殺技だけでなく基本性能自体がどんどん跳ね上がっているため、 かつては互角に近かった日本の選手たちとは歴然とした差が生まれているし、世界的に見ても単独で部分的にでも翼を上回る選手は少なく、当然総合力で翼を上回る選手はほぼ居ない。 仮にいたとしても、その試合のうちに必殺技は盗まれ、得意なプレーはその上を行かれ、試合終了までには「翼はその選手の完全上位互換」になっている。 このためチームスポーツにもかかわらず、ワールドユース編あたりからは翼一人に頼り切りになるような試合展開が基本となっており、その影響で多くの脇役たちが空気化したことは読者からの賛否は激しい。 フォローしておくと翼1人だけではどうにもならない試合もそれなりにある。 ***[[岬>岬太郎]] &font(#f09199){メインヒロイン}。公式でも「&font(#008cff){永遠のアイドル}」とか言われている。 フィールドのアーティストと呼ばれるテクニックの持ち主。 無印時代は必殺技がないので総合力では翼に見劣りしたが、身体能力は翼と同等であり、敵エースとも互角の戦いをしていた。 ジュニアユースでは父の留学先であるフランスから参戦した「海外組」だったのだが、高校進学のため日本に帰国。高校サッカーでは1度も日向に勝てないという結果に終わる。 その間に実力も伸び悩んですっかり翼や若林とは同格でなくなってしまい、翼がいないと結構優秀な選手止まりという扱いにされ、ワールドユースでは賀茂監督にそれを理由にチームを追放される。 実際この時は翼抜きだとRJ7にも善戦~苦戦する程度でしかなく、これといった特徴も乏しかったため、単独でも世界有数の実力者である翼と違って世界が舞台だとどうしたものかというところだった。 %%メタ的にほぼありえないだけで、翼がレッドカードで早期退場した場合や長期戦線離脱したらどうするんだ?という話でもある。%% それから自分探しに世界を放浪してかえって自分を見失ったり、結局また本来のスタイルに戻ったりと%%作者も扱いに困ってか%%キャラ崩壊が著しい。 最終的に「翼と組んでいれば世界最強の攻撃力になる」という結論になった。 環境の差を考えれば仕方がないとはいえ、今や単独の実力は翼と相当開いており、ゴールデンコンビも格落ち感が強いのが悲しい。 翼と組んで必殺シュートを撃つ時だけなぜか雷獣シュートやジャンピングトルネードアローシュートを使えるようになる。 単独でも撃てるのなら、上記のように「翼がいなかったらどうするんだ」と言われる事も無くなるだろうに。 ***葵 ワールドユース編から登場。翼の一年後輩。 ワールドユース編では新キャラにして準主役ということもあって非常に優遇されており、 そのせいで出番を失ったり活躍させてもらえなかった多数の選手のファンから絶大な恨みを買う。 ワールドユースの後はそこそこの役割に落ち着いたが、かえって何の個性も無くなったと言われることも。 ただ、無名の中学時代からのし上がってきた唯一の選手という点はある意味最大の個性。 スタミナ、運動量には定評がある。 ***[[三杉>三杉淳(キャプテン翼)]] ガラスのエース、フィールドの貴公子。 翼をも超える能力を持つ最強の選手であるが、心臓病により長時間戦えないというハンデを背負った悲劇の選手。 ……だったが''心臓病は治ったが実力が凡人になった''というあんまりな措置を受ける。 長年碌に体づくりさえできなかったので現実的に考えればむしろ当然ではあるが、「ハンデのない凡人選手」では別に三杉である必要もないためか「こんな扱いになるくらいなら心臓病が再発してほしい」という心無い感情を抱く読者も多かった。 覚える技もワールドユース編でドライブシュート、ROAD TO 2002でフライングドライブシュートと翼の劣化コピーみたいになってしまっている。 ファンの要望が通じたのかは不明だが、その後''実力は戻ったが心臓病も再発し''、結局元のキャラクター性に戻った。 それでも翼などより明らかに格下なのだが、いきなり最強クラスに成長するのも不自然なのでこれは仕方ないと思われる。 MFだったがワールドユース編では「世界一のリベロを目指す」とDFに。 でもそれ以降も結局MFをやっている場面も多い。つまり「MFの後ろの方~DFの前の方」という位置を担当する。 オリンピックでのドイツ戦、吉良監督の策が裏目に出てGKが森崎という大ピンチに陥り、シュナイダーのシュートを止めるためその身を投げ出す。 そしてファイヤーショットが心臓に直撃、心肺停止状態に陥ってしまう。三杉の魂を天国に迎え入れようと集まってきた天使たちをスペインのミカエルが撃退し、現世に復活。 ***立花兄弟 世界に名だたるスカイラブハリケーンなど、様々な空中サッカーの使い手。 タイやメキシコに同類が存在し、空中サッカーはいまやキャブ翼ワールドでは標準装備となった。 ……が、さすがにそれは非現実的すぎるためか、たびたび怪我で離脱させられる。 本来はFWだが見上監督がFWばかりとってMFをギリギリしか取らなかったので代表ではMFにコンバートされた。 ワールドユース編では賀茂から「二人一緒でないと何もできないのか」と言われて個人技を身に着けるが実戦で披露する事は一度もなく、何の意味もなかった。 指摘自体は真っ当なものであったのだが、その指摘をした賀茂自身もスカイラブ目当てでしか彼らを起用しなかった。 そもそもレギュラー間違いなしの7人に数えられており、だからこそパワーアップを命じられたのに、三杉の心臓病完治と葵の加入でベンチ要員となってしまった。 そして大人になって体格が大きくなってきたためスカイラブハリケーンは使えないという事にされ、 さらにそれでも怪我を覚悟で最後のスカイラブを敢行、そのまま病院に直行した。再起不能の可能性も……。 **[FW] ***[[日向>日向小次郎(キャプテン翼)]] 日本の誇るエースストライカー。 コンクリートの壁を打ち砕く必殺タイガーショットをはじめ、ネオタイガーショット、ワイルドタイガーショット、雷獣シュートなど数々の必殺シュートや 激しいドリブルやタックルでも容赦なく相手を&font(#ff0000){吹っ飛ばす}。 &font(#ff0000){「いつまでも調子にのってんじゃねぇ!」「来るなら来い!何人来ても同じだ!食らえタイガーショット!」「どけシュナイダー、俺の前に立ちふさがる者は全て吹き飛ばす!」} しかし超攻撃力的なイメージとは裏腹にコンスタントに大活躍する翼と違ってさらに強力な相手に封じ込められる事も多く、その度に失踪・特訓の末に新必殺技を編み出してくる。 翼を除けば最も得点力があるはずなのだが、ユベントスに入団してからは身体のバランスの悪さをトレーナーのマッツに酷評されてしまう。 特に持ち味の雷獣シュートを世界各国のプレイヤーに真似され、しかもその得点力が高くない事が痛い。 そろそろ新技開発のため失踪すべきでは。 日本では翼と若林の次に優遇されており、度々活躍が描写され、スポットが当てられる場面も多い…のだが、2人に比べると嚙ませ犬になる場面も多い。 また、翼と若林が常に世界最強レベルの選手と描写されているのに対し、日向は得点力以外はさほど優れているようには描写されない。 中学生編までは翼と同等のように描写されていたが、ジュニアユース編以降は翼(と若林)とは明確に差が開いていると言わざるを得ない。 それでも前述の通り翼と若林に次いで優遇されており、岬達よりは遥かに扱いがいいのだが。 レッジアーナに移籍後は成長を見せ、身体のバランスの悪さは改善された模様。((マッツ曰く「まだまだ細かい所で問題点は残るが、ジョカトーレの身体になっとる。」)) また、そこまで目立たないがポストプレイなどの脇を固めるプレイ(連携)もちゃんと覚えているので、役立たずになることは少ない。 ***[[新田>新田瞬(キャプテン翼)]] 中学生の頃から100m11秒台の俊足を誇り、天性のバネから繰り出される隼シュートを武器とする。 初登場時は粗削りながらも素質は翼と同等とされており、実際に光るプレイを見せていたがいつの間にかその設定はなかった事になった模様。 代表では日向とツートップを組むものの活躍はほとんどなく、隼シュートをあっさりキャッチされて強豪GKを引き立てるのが主な役目。 なまじレギュラーなため、キャプ翼における点の取れないFWの代表格になってしまう。 GKの引き立て役以外に特に役割も持たされていないため、試合中の存在感もかなり薄く、スタメン落ちや途中交代も多め。 ジュニアユース編ではノーゴール。ワールドユース編では左右両足で隼シュートを打てるようになり多少得点もしているが、肝心な試合では1点も決めていない。((描写がダイジェストになるようなワンサイドゲームでしか得点していない。)) 長らく不遇の存在だったが、オリンピック編で遅まきながら覚醒。 翼や日向が不在のアジア予選ではエースストライカーとなり、中学生編以来のまともな得点シーンが描かれ、以降もコンスタントに得点。 翼たちが合流した本大会でもあのドイツのミューラー((見るに堪えないほど負傷してはいたが。))から2得点しており、今や作中判明している総得点数は日向、翼に次いで日本人選手で3位である。 以前の新田からはとても想像がつかない姿であり、数少ない無印より扱いがよくなったキャラクターといえる。 ---- *【一軍半】 **[FW] ***反町 日向不在の東邦で得点源だったという経歴からか、はたまたイケメンが幸いしたのか、たまに代表でも出場するものの活躍するシーンは少ない。選手たちが一斉に必殺シュートを披露する中、1人だけ技が無いのでダイビングヘッドという微妙な姿を晒す事に……。 「俺は吉良監督に守りも出来るFWをアピールするぜ!!」と公言したのだが、そのせいで吉良監督からDFへのコンバートを示唆される。 「全日本のDFは他のポジションであぶれた脱落組の掃きだめ」というキャプ翼の悪癖は相変わらずである。 **[MF] ***佐野 次藤のお供。 松山に匹敵するボールキープ力、次藤とのコンビプレイ、オーバーヘッドキックまで使う身の軽さで活躍……は最初だけで、 コンビプレイ以外は上位互換がいくらでもいる全日本ではほぼ「いるだけ」の存在まで転落する。 本来はFWだが、見上監督がFWばかりとってMFをギリギリしか取らなかったので代表ではMFにコンバートされる。 賀茂の無茶な特訓のため疲労困憊のまま試合に出場させられ、早苗から「佐野くんには悪いけど、やっぱり岬くんと比べたら……」などと言われてしまった事があったが、 確かに岬との実力差はあるとは言え、佐野だってベストコンディションでは無いまま試合に出されていたのであるので、彼を責めるのは酷だろう。 控え選手の中では出番が多く、ジュニアユース・ワールドユース大会の決勝戦で両方出場したのはレギュラー以外では彼が唯一。 ただし、オリンピック編ではフットサルコンビの登場などもあり、以前と比べると出場機会はだいぶ減ってしまった。 テクモ版の5では日本代表に合流しない新田に代わって最後までFWのスタメンに起用されるという破格の扱い。 ***[[沢田>沢田タケシ(キャプテン翼)]] 日向のお供。 翼たちの世代から見て2年後輩だが、上級生と遜色のないプレイを見せる。年齢差の重い小中学生の頃にそれが出来ていたのは凄い。 代表では岬や松山と比べると見劣りする場面も多いが、2学年下のU-20代表では中心選手として活躍しているようだ。 新田や佐野も1学年下の代表でもあれば大活躍だったのかもしれない。 井沢や佐野同様、控え選手の中では出場機会が多い方。 「Road to 2002」ではサッカーボールカットというとんでもないヘアスタイルになって登場。大不評となりあっという間に元に戻った。 **[DF] ***井沢 [[修哲トリオ>修哲トリオ(キャプテン翼)]]で唯一まともな戦力になる。 井沢より能力は高いはずだがまるで働かない次藤・早田よりも、ヘディングを活かして敵の攻撃を阻む場面が多い。 本来はMFだが高杉を差し置いてDFとして試合に出ることが多い。 特にDFの練習をしているとも言ってなかったのだが、反町と同じでイケメンだというメタ的な理由もあると思われる。 オリンピック編のアジア予選では次藤が負傷離脱したためDFのスタメンに昇格するという大出世。 本大会では次藤が合流したためスタメン落ちするも、その後も負傷者の代役で出場している。 ***浦辺 元・大友カルテットの1人で石崎のライバル。実家は豆腐屋。大友中学では新田にパスを送り続け、南葛を良く苦しめた。新田からは今も「心のキャプテン」と慕われる。 RJ7で実力を上げ、ワールドユースの決勝戦で石崎が負傷退場すると代わって出場。日本優勝の瞬間まで守り抜いた。 実家を継ぐから高校卒業でサッカーをやめると宣言していたのだが、結局サッカーを続けてプロ入りも果たしている。 石崎からも一度その点を指摘されたが、有耶無耶になってしまった。 当初はMFだったのにワールドユース編からは何の説明もなくDFになっている。 大友カルテットは全員守備で頑張ったので、数年ぶりの連載再開という事もあってMF2人・DF2人だったのをDF4人だと作者が勘違いしたのだろうか……。 ---- *【二軍】 ***来生 修哲小学校時代は「点取り屋」と呼ばれていたが、翼とチームメイトになってからは得点するのは翼の役割なので、来生が得点する描写は貴重なシーンとなってしまうことに。 南葛中学ではすでにその他大勢、全日本では毎回招集されるが試合には出ない永遠のベンチ要員。 ***滝 来生の相方。修哲小学校時代は「アシスト王」と呼ばれた。 俊足でライン際をドリブルで駆け抜け、ゴール前の選手にセンターリングを上げるプレイを得意とする。 中学生時代に翼にワンパターンと指摘されてからは、意表をついて中央に切り込む場面もある。。 来生同様代表では出番はないのだが、なぜか毎回のように選ばれている。 テクモ版「IV」では能力値は低めだが、敵として対戦した場合は何と&font(b,blue){ライン際のドリブル速度がコインブラ以上になる}という驚異の特殊能力でプレイヤーを苦しめてくる。 ただし、何故か&font(b,red){味方としてプレイヤーが操作する時は普通のドリブル速度になってしまう}という謎仕様。 この驚速ドリブルをプレイヤーが使えれば、まだスタメンとして起用する価値はあったのだが…。 ***岸田 浦辺のチームメイト。 新キャラを出すのが面倒くさかったのか、人数合わせ的にワールドユース編では日本代表に選ばれる。 主力7人が不在だったアジア一次予選ではスタメンに起用され、サークーンのボレーシュートをダイビングヘッドで防ぐも、頭に足が当たり流血してしまうという気迫のプレイを見せた。 この時実況から唐突に「シャーク岸田」と呼ばれるが、なぜ今更岸田に異名を作ったのだろうか? ***中山 浦辺のチームメイト。長身。 浦辺や岸田より出番が少なく、西尾のように負傷イベントもなく4人の中では一番影が薄い。 容姿も一番平凡。 岸田同様、ワールドユース編で人数合わせ的に代表に選ばれるが、出場機会はなかった。 なお仲間の西尾は選ばれず。 ***小田 松山のチームメイト。南葛にも同姓のキャラがいるがそちらは本項では無視する。 「小田和正」という突然ラブストーリーが始まりそうなフルネームが何よりの特徴。 ジュニアユースでは落選しているが、ワールドユースやオリンピックでは代表に選出される。 しかし来生や滝以下の実力という事もあり、出番は皆無。 FWだがMFとして紹介されることもある。 ***本間 三杉のチームメイト。 ワールドユース編では日本代表に選ばれるが、出場機会はなかった。 なおFWトリオ仲間の真田と一ノ瀬は選ばれたことがないが、何が違うのかはわからない。 小田同様、FWだがMFとして紹介されることもある。 ***中西 %%デブ%%巨漢GK。小学生時代には強豪として描かれており、「森崎を出すならこいつの方がいいだろ」とたびたびファンの話題に上る。 が、実際には活躍してた当時でも一度崩されると修哲トリオにすらシュートを入れられまくるという脆い面もあるので、そこまで強いかというと疑問である。 更にその後の森崎は失態も活躍も描かれているし、優勝経験や日本代表にベンチとはいえ選ばれるなど経験や実績を着実に積んでいることもあり、 客観的に見て森崎を押しのけて選ばれるほどの評価はなさそうである。 台詞などからさすがに初登場時の小学生編では森崎以上と思われるが、中学生編では全国大会に出場できなかったためジュニアユース代表にも選ばれなかった。 ワールドユースの代表にも選ばれず、オリンピックの代表選抜合宿には参加出来たのだが、結局代表入りはできなかったため、森崎よりも評価や能力が劣っていることは確実。 ***小池 中学生時代の日向のチームメイト。 ジュニアユースの代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。 揃って代表入りした南葛勢とは違い、東邦勢では唯一の落選者となった。 ***沢木・堀 小学生時代の日向のチームメイト。 中学生時代には日向不在の東邦を苦しめ、沢木は(彼個人の実力とは言い難いが)若島津からゴールを奪った。共に代表選抜合宿には参加したが代表入りはできず。 ***加藤 松山のチームメイト。 好セーブを披露する場面もあり代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。 この時点で森崎以下が確定。 ***石田・武井 翼とは対戦経験が無く、松山に負けた選手。 共にジュニアユースの代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。 当初はMFが少なかったのでMFの石田は選出しても良かった気がするが、見上監督は立花兄弟や佐野をMFにコンバートする事で無理矢理対応した。 ただ、慣れ親んだ立花兄弟や佐野を差し置いてキャラの薄い石田が加入しても読者は微妙と思われるので、メタ的には正しいかもしれない。 言っては悪いが名前も顔も適当な上に特に掘り下げもなく、本当に単なる噛ませ犬として作られたようなキャラクターなので…。 なおテクモ版「I」では最序盤で対戦する機会があり、武井は必殺技「ダイビングヘッド」を使う。 ***赤井 ワールドユース編から登場。 葵同様イタリアに渡ってプロ入りした、「恐怖のレッドストッパー」の異名を取るDF。 だが結局たったの1試合しか出ていないうえに、彼を登場させるため松山の出番を奪ったため、やはりファンからの恨みを買う。 しかも早田のエース殺しという特徴も奪ってしまった。 オリンピックは所属クラブで名誉の負傷を負って招集外になっており、葵と対になるキャラクターという触れ込みで登場したわりに不遇。 扱いの小ささからここに置いているが、実力自体は(層の薄いDFなのを加味すれば)おそらく上位の部類だと思われる。 ***佐々木 %%誰こいつ?%% ワールドユース編でトライアウトで三杉と共に日本代表に選ばれたGK。 RJ7との変則テストマッチに出場するも大量失点を喫してしまい、それ以降出番無し。 若林は負傷により合流できるかわからず、若島津は監督と対立し離脱したため、GKが森崎1人だけという事態となり、 森崎の控えGKという特殊なポジションのために生み出されたキャラ。 割とすぐに若林が合流したので、作中にも登場しなくなった。 なら中西でもよかったと思うが、中西だと急に登場しなくなったときに不自然なため、新キャラを生み出したと思われる。 U-22では候補にも選ばれていない。 ---- ---- *【首脳陣】 **[監督] ***見上 ジュニアユース編の監督。元日本代表のGKで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。 また、1968年メキシコシティーオリンピックで銅メダルを獲得している。これが作中における翼世代以前の全日本でも、現時点での現実の日本代表としても最高記録である。 個人コーチとして若林を幼少期から育てあげ、かつての夢を託す。 若島津が負傷した決勝戦では若林を抜擢するなど、常識的な頭脳の持ち主。 他の監督のマイナス面があまりに強いので、現在のところ無難な彼が最高の代表監督と言える。 ただし前述の通りワールドユース編では、若林の実力が若島津よりも上だと決めつけ((正GKを決めておく必要はあり、これ自体はれっきとした監督の職務である))、 この2人を競争すらさせずに若島津を一方的に控えGKにした事で、若島津の怒りを買ってしまっている。 これまでの2人の戦歴を考えれば妥当な発想であり、実際その評価は正しかったわけだが、 選手にそれを納得させる事を怠ったという点では指導者として良くなかった。 別に若島津も「何が何でも俺が正GKじゃなくちゃ嫌だ」と言っているのではないから、いくらでも説得できたと思うのだが…。 またジュニアユース編では代表にFWばかり選んでMFとDFはギリギリしか選ばず、後からコンバートを多用して対処するというよくわからない事をしている。 石田の解説で触れたようにメタ的には仕方ない面もあるのだが。 ***賀茂 ワールドユース編の監督。元日本代表のDFで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。 主力選手に成長を促すために難癖をつけてチームから追放するも((かなりの悪態をついていたが成長を期待していたことはちゃんと描かれている))、 個人特訓をしてきた選手たちの成果は%%展開上の都合や作者の構想が甘かったせいか%%ほとんど試合で活かされることは無かった。 最大の問題は残った選手たちに過酷な特訓をやらせ過ぎて潰してしまい、翼以外の全員がベストコンディションには程遠いボロボロの状態で試合をさせられる羽目に。 その結果、片桐曰く「本来の日本なら2ケタ得点で楽勝出来る相手」のはずのグァムとチャイニーズタイペイ(台湾)にさえも、 あわや敗北かという所まで追い詰められる程の大苦戦をさせられる事に。 そもそも数々の選手を潰し所属チームを悉く解雇された前科があり、&font(b,red){「超危険人物」}との悪評まで立てられていた程。 更にアジアのレベルを軽視していたため、主力抜きで勝てると思い込んでタイ戦で敗北寸前まで追い込まれ絶望する。 片桐に主力を呼び戻せと説得されても「今それをやったら、あいつらを追放した意味が無い」と頑なにそれを固辞し、策が破れたら挽回することが出来ず思考停止。 そして「全ての戦術を翼中心にする」と言い出して「ジャパニーズゾーンプレス」を編み出すも、ブラジルのロベルト監督に完全攻略されまた絶望する。 上記の様にやる事成す事全て裏目に出て、状況を悪化させることしか出来なかった。 ひどい言い方になるが、ワールドユース編が不評の末打ち切りになった要因の1つであろう。 葵を連れてきたのが監督としての唯一の功績か。 ***吉良 オリンピックでの監督。 日向を鍛えた小学校時代の恩師で、中学時代では沖縄に''学校側に無断で''呼び出して((後に手紙で北詰監督に謝罪し、和解しているが。))必殺タイガーショットを開発させる。 ドライブシュート、スカイラブハリケーンと並ぶキャプ翼三大必殺技のひとつ、明和特攻スライディング部隊の発案者。 特攻スライディング部隊は後にライジングサンでドイツに真似された。 極度の酒好きだが、日本代表の監督に就任してからは禁酒している。2018年のアニメではお茶好きに改変された。 ドイツ戦で若島津をFWとして先発出場させた結果負傷したため、例によって若林の負傷に伴って森崎を出すことになったのだが、 「ワシの采配ミス」と自分に非があるように見えて、ベンチ要員として選んでおきながらこれなので冷静に考えると凄く失礼な言い草で後悔した。 **[コーチ] ***マリオ ワールドユース編に登場。ブラジルでサンパウロのフィジカルコーチを務めていた人物で、本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。 ***ハンス ワールドユース編に登場。ドイツで若林を長年指導していた人物で、彼も本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。 若林からの信頼も厚い。 「若島津、森崎、ハンス先生の指導なら間違いは無いぞ!!」 …佐々木はどうした。 **[関係者] ***片桐 日本サッカー協会の偉い人。元日本代表のFWで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。 試合中に右目を怪我して隻眼になってしまった事で現役を引退。 翼たちが子供の頃から成長を見守り続け、自分たちの世代が果たせなかったワールドカップ優勝の夢を託す。 ---- ---- さなえ「きょうのパスワードよ #center(){&font(#ff0000){ついき しゆうせい}} #right(){がんばってね」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 森崎ェ・・・ -- 名無しさん (2014-03-01 20:04:17) - 記事建て主への誹謗中傷コメントを削除致しました。 -- 名無しさん (2019-09-08 21:15:54) - DFにMFが何人もいる時点でキャプ翼の防御は若林とゴールポストと石崎の顔しかないんだなという感じなのに、攻撃面で点を獲るのが翼って書かれたらもう・・・ -- 名無しさん (2019-09-10 00:43:13) - Jr.ユース編で、ただでさえMFが多いのに何故か4-3-3という謎のフォーメーションをやらかしたせいで松山がDFやらされたからなぁ……立花兄弟も片方FWだし。4-4-2か3-5-2じゃあかんかったのか -- 名無しさん (2019-09-22 08:42:58) - ↑練習試合では4-3-3なのに本番では一貫して4-4-2だった -- 名無しさん (2019-09-23 23:10:04) - だ め -- 名無しさん (2020-04-06 14:42:49) - ワールドユース編の見上監督は何故あそこまで頑なに正GK若林に拘ったのだろうか。あの時点で若林が両手を負傷していることは分かっているんだから尚更。若島津自身も競争した結果負けたら大人しくサブに回ると言ってるんだから、若林が合流したらちゃんと競争させて決める、とでも言って引き止めておけば一次予選も楽になったのに。まあ、これ以降はあまり若林に対抗心を見せてない辺りからしても単に「若林と若島津が離脱して苦戦する」展開がやりたかっただけなんだろうな。合宿追い出されてパワーアップしたのに、記事にあるようにそれが全然役に立たなかった主力7人も同じ。 -- 名無しさん (2020-06-08 21:55:33) - ↑でも現実でもある話なんだよね。2018年ドイツ代表のGKがバルサで絶好調のテアシュテーゲンではなく怪我明けのノイアー固定だったのをみても。結局ドイツ代表はグループリーグ敗退したけど -- 名無しさん (2020-08-12 04:49:42) - ↑少し調べただけだけどやっぱり色々論争起こったみたいだね。これは批判が飛び交っても仕方ないと思う。ただ、見上監督の場合は「若島津は離脱も辞さない(競争の結果ならサブGKを受け入れる)と明言している」「若林が契約問題でアジア予選に参加できるか微妙な上、両手を負傷していた(反町も若林がアジア予選に出れない前提で若島津を説得している)」ので、↑のケースと比べてもやはり疑問を感じてしまうな -- 名無しさん (2020-08-14 15:11:50) - 実際若林と若島津に絶対的な力の差があったのは事実だからなあ……。チーム力で差があったのは事実だが、それでもオランダユースに大量失点した若島津と海外で活躍してる若林なら、若林を正GKとして考えるのはおかしくないと思う -- 名無しさん (2020-08-14 15:36:10) - ↑いや、若林を正GKと考えること自体はそんなにおかしくないけど、↑×2のような状況なのにその態度を一切変えなかったのが不思議という事。あの状況で若島津が離脱したら困るのは明白なんだから(実際滅茶苦茶困った)、「若林が合流したら競争させて改めて決める」とでも言って引き留めるのが普通じゃないかと。実際、5失点した後のスウェーデン戦ではスタメン落ちしても普通に受け入れてたし。それとオランダユース戦の話をしたら、若林はフルメンバーのドイツチームとしてすら3失点していて、若島津は翼(絶不調)が復帰した日本チームで1失点に抑えてるしなぁ。あ、でもドイツ戦のオランダは日本戦と違ってクライフォートが(後付けで)出場していたか -- 名無しさん (2020-08-14 22:46:51) - ↑ん? 城島はマリナーズ→阪神だし、田上はホークスのまま引退だろ? -- 名無しさん (2020-08-15 14:47:01) - この日本代表のうち、11人が南葛SC出身である事を考えると、南葛SCが優勝したのも当然と言える -- 名無しさん (2020-08-15 16:52:23) - 思い出したっていうかこうだったらいいなっていう妄想の類 -- 名無しさん (2020-08-15 17:02:09) - キャプテン翼関連記事は妙に辛辣に思える -- 名無しさん (2020-08-15 17:20:42) - ↑5 -- 名無しさん (2020-08-15 21:43:22) - 当時の王監督?城島が日本球界に復帰した2010年のホークス監督は秋山(2年目)なんだけど・・・。何の話をしてるんだ? -- 名無しさん (2020-08-15 21:51:13) - わけがわからなくなってるし、事実と違うようだし、キャプテン翼と関係ないし、城島・田上関連のレスは削除した方がいいんじゃないだろうか……。 -- 名無しさん (2020-08-15 22:21:36) - 田上の件ですが私の勘違いでした。責任を持って削除させて頂きます。申し訳ありませんでした。 -- 名無しさん (2020-08-15 23:35:55) - 大幅加筆されて、前よりもっと辛辣になった……。内容が内容だから仕方ないとは言え……。 あと、MF→DFだけじゃなくてFW→MFも多かったんだな。そしてDF→ベンチに……。 -- 名無しさん (2020-08-18 13:47:45) - キャプ翼関連は編集・加筆前にキャラや作品への過剰批判になってないかちょっとストップかけるべきだな -- 名無しさん (2020-08-19 11:08:33) - 無能ヒゲは嫌いだけど控え選手にもスポットがあたったのは好き。アジアが思ったより強すぎて勝てないとか頭抱えてたのはクソ -- 名無しさん (2020-10-03 02:47:33) - しかしまぁひどい内容だが全部事実なのが一番酷い…無印の名作ぶりからここまで落ちるとはなぁ -- 名無しさん (2020-11-07 14:40:01) - まあ10代前半〜半ばから海外に行って腕を磨いてきた翼や若林に日本の高校でのほほんとしてた岬や小次郎が匹敵するのもおかしいちゃおかしいんだけど -- 名無しさん (2022-04-28 23:34:19) - 三杉の弱体化もそうだけど、中途半端にリアルっぽくしてもそれが漫画として面白いかは別なんだよ…。ジュニアユース編の松山辺りは「翼には明らかに劣るが優秀であり、要所で活躍する」といった感じだから、ワールドユース編以降もそんな感じで描写すればよかったのに -- 名無しさん (2022-04-30 09:05:45) - (キャプ翼という)面白ネタも、性根の腐った馬鹿に料理させるとゴミ作文に成り下がるという良い例だな -- 名無しさん (2022-07-11 23:47:19) - ↑具体的にどうぞ -- 名無しさん (2022-07-18 10:51:10) - 一応規約違反項目整理スレッドに報告しました ちなみにこの項目を見て最初に思ったことは「キン肉マンII世はウェブ送りになったのに紙の漫画雑誌であるグランドジャンプがこれを打ち切りorウェブ送りにしないの…?」だった 調べてみたら増刊を作って隔離されてたが -- 名無しさん (2022-07-24 00:26:32) - 葵くんをうまく扱えてれば方向性変わってた説はわりとあるよね日本代表っつーかワールドユース編…… -- 名無しさん (2023-01-02 15:02:11) - オタクおじさんが世界的な作品・作者を頑張って貶しても無様なだけ。作文の技量をもうちょっとでも磨いてくれ -- 名無しさん (2023-02-25 18:59:49) - 世界的に有名だから何だという感じだけど、その考え方を肯定するとしてもワールドユース編以降は打ち切りだったり隔離されたりととても世界的に有名な作品とは言えないんだが…。偉そうに言うなら自分で編集したらいいと思うけど。記事の内容に問題がある事には異論はない。 -- 名無しさん (2023-02-28 00:31:00) - とりあえず編集してみました。まだここはこういう風に変えたほうがいい、というところがあったら指摘してください -- 名無しさん (2023-03-11 14:32:31) - RONCのニューヒーローはここに加えていいのかな? -- 名無しさん (2023-06-23 20:29:32) - 修正していただきありがとうございます -- 名無しさん (2023-08-17 17:33:24) - しかし今の翼はバルセロナの大エースで(現実でも10代でビッグクラブのレギュラーになる選手はいくらでもいるのであり得ないという設定ではない)Jリーグレベルの選手と格差があるのは当たり前だがワールドユース編の時はブラジルなのでフォローになっていない…と思うのはクラブの実力がスペイン>>>ブラジルになったからだろうな -- 名無しさん (2023-08-18 02:25:17) - まだ作品批判みたいな記述が目立つなぁ。やっぱ一回丸々削除したほうが良いのでは。 -- 名無しさん (2023-10-07 14:20:40) #comment #areaedit(end) }

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