VHS方式ビデオレコーダー/VHS方式ビデオテープ

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/16(木) 21:27:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- VHSビデオレコーダー及びビデオテープとは、1976年に日本ビクター(現在のJVCケンウッド)が開発、販売した映像録画機械とその記録媒体である。 当時の日本ビクターの窓際に追いやられていた開発者達が開発したことで知られている。 また、ソニーのベータマックスとの熾烈な規格争いに勝利したことは、あまりにも有名。 1976年、先行したソニーのベータに遅れて発売されたVHSは、当時の値段で三十六万という価格で発売された。現在の価値では、五十万くらいと考えて差し支えない。 当時ベータが六十万くらいだったため、安めの設定であった。 しかしながら、ベータは映像と音響がVHSよりわずかながらよかったため、値段は高くてもベータ有利は変わらないと、市場では考えられていた。 もちろん当時の通産省は「さっさと規格を統一しろやボケ!」と両陣営に働き掛けたが、ベータ陣営がこれを拒否したため、熾烈な競争に発展した。 ところが、意外な存在がこの勝負を左右することになった。 #center(){それは…} #center(){&font(#ff0000){アダルトビデオ業界}} 後に、パナソニックの創始者である、松下幸之介がベータとVHSを比べた際、 「ベータはデッキが重いが、VHSは必要最低限かつデッキが軽く、素人でも家に持ち帰ってすぐに使う事ができる。また、部品の数が少ないから、将来的に安くデッキを普及できるだろう」と語っている。 当時、VHSを開発したビクターは、ソニーのベータの特許を極力避ける努力をしたほか、開発費が限られていたため、部品を極力使わないデッキとテープの開発を余儀なくされた。 これが返って、テープはベータより大きいのに、デッキもテープもベータより軽いという、逆転現象につながった。 ベータはヘッドが相当数にのぼったのに対し、VHSはMローディング式という、開発が難しかった割りには、ヘッドが四つ程度であった。 これに目を付けたのが、にっかつロマンポルノを始めとするアダルト業界で、テープが特許だらけで高価なベータより、特許をあまりとらずに市場の占有を優先したため、多くの賛同企業を集め、安く生産できたVHSの方に集まったのは必然的であった。 AVは低予算であるので、高価なベータより安価なVHSを業界は選択、当時まだ始まったばかりのレンタルビデオ店には、VHSのAVしかなかったのだから、ユーザーはVHSを買うという具合である。 また、ベータはデッキを改良するたびに、前のモデルとの互換性を失うという、信じられない愚行をやったのに対し、VHSは基本的に改良を施しても互換性は失わなかった。 また、ビデオテープが大きかったことが幸いし、二倍モードや三倍モード録画も開発が早かったのも、ユーザーから支持された一つとともに、製造コストの安さからビクターや親会社の松下などもこちらを採用し、ベータ陣営よりも圧倒的な取り扱い店舗数であったのも幸いした。 また、レンタルビデオ店では、ベータビデオが重かったため万が一の場合危険ということもあり、当初からVHSのみというところも多かったという。 最初のうちは、様子見であった大手映画配給会社も、最初のうちは両規格で出していたのを、コスト面やベータの凡ミスなどによりVHSを採用、さらには海外でもコストの安いVHSが好まれたため、体勢が決した。 ベータはついに全面降伏、ソニーなどもVHSを生産することになった。世の中わからないものである。 その後は、地上デジタル放送の移行で衰退すると思われたVHSだが、地デジチューナーを繋げばまだまだ現役で使えるためと、ブルーレイの値段が下がらないため、意外と買い替えが進んでいないのが現状である。 2012年10月現在、VHS方式のレコーダーを生産及び販売しているのは、日本とアメリカでは船井電機(日本ではDXブロードテックブランドとして発売)だけになってしまったが、アナログ放送しか行っていない国や地域は未だにVHSが当たり前のように流通している。 VHS方式追記レコーダー/VHS修正ビデオテープ ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - HENTAIの原点。 -- 名無しさん (2013-11-28 23:44:55) - 幼稚園児だったころはまだVHSビデオでアニメや映画を見てたな。でも今はほとんどがDVDやブルーレイにとってかわられた。大げさな言い方かもしれないけど、時代の変わり目というものを感じる。 -- 名無しさん (2013-11-28 23:54:49) - 04年か05年頃にDVDがVHSを追い越したような印象がある。 &br()こないだ久々にビデオデッキを録画に使ったけど、実は地デジの16:9の画面比率にちゃんと対応させて録画できるってことを初めて知った。 -- 名無しさん (2013-11-29 00:48:30) - 俺は07年まではVHS使用してた -- 名無しさん (2014-11-15 16:51:57) - 私はその…つい三年前まで使っていたり…録画はしないけどテープ見るのにまだ時々デッキを引っ張り出したり… -- 名無しさん (2014-11-15 16:57:56) - そろそろレトロアイテムの仲間入りだね…ってかアダルトビデオ界すげえwwwHENTAI国は影響力までHENTAIとか日本は面白すぎていい国だわ -- 名無しさん (2014-11-15 17:12:32) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/16(木) 21:27:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- VHSビデオレコーダー及びビデオテープとは、1976年に日本ビクター(現在のJVCケンウッド)が開発、販売した映像録画機械とその記録媒体である。 当時の日本ビクターの窓際に追いやられていた開発者達が開発したことで知られている。 また、ソニーのベータマックスとの熾烈な規格争いに勝利したことは、あまりにも有名。 1976年、先行したソニーのベータに遅れて発売されたVHSは、当時の値段で三十六万という価格で発売された。現在の価値では、五十万くらいと考えて差し支えない。 当時ベータが六十万くらいだったため、安めの設定であった。 しかしながら、ベータは映像と音響がVHSよりわずかながらよかったため、値段は高くてもベータ有利は変わらないと、市場では考えられていた。 もちろん当時の通産省は「さっさと規格を統一しろやボケ!」と両陣営に働き掛けたが、ベータ陣営がこれを拒否したため、熾烈な競争に発展した。 ところが、意外な存在がこの勝負を左右することになった。 #center(){それは…} #center(){&font(#ff0000){アダルトビデオ業界}} 後に、パナソニックの創始者である、松下幸之介がベータとVHSを比べた際、 「ベータはデッキが重いが、VHSは必要最低限かつデッキが軽く、素人でも家に持ち帰ってすぐに使う事ができる。また、部品の数が少ないから、将来的に安くデッキを普及できるだろう」と語っている。 当時、VHSを開発したビクターは、ソニーのベータの特許を極力避ける努力をしたほか、開発費が限られていたため、部品を極力使わないデッキとテープの開発を余儀なくされた。 これが返って、テープはベータより大きいのに、デッキもテープもベータより軽いという、逆転現象につながった。 ベータはヘッドが相当数にのぼったのに対し、VHSはMローディング式という、開発が難しかった割りには、ヘッドが四つ程度であった。 これに目を付けたのが、にっかつロマンポルノを始めとするアダルト業界で、テープが特許だらけで高価なベータより、特許をあまりとらずに市場の占有を優先したため、多くの賛同企業を集め、安く生産できたVHSの方に集まったのは必然的であった。 AVは低予算であるので、高価なベータより安価なVHSを業界は選択、当時まだ始まったばかりのレンタルビデオ店には、VHSのAVしかなかったのだから、ユーザーはVHSを買うという具合である。 また、ベータはデッキを改良するたびに、前のモデルとの互換性を失うという、信じられない愚行をやったのに対し、VHSは基本的に改良を施しても互換性は失わなかった。 また、ビデオテープが大きかったことが幸いし、二倍モードや三倍モード録画も開発が早かったのも、ユーザーから支持された一つとともに、製造コストの安さからビクターや親会社の松下などもこちらを採用し、ベータ陣営よりも圧倒的な取り扱い店舗数であったのも幸いした。 また、レンタルビデオ店では、ベータビデオが重かったため万が一の場合危険ということもあり、当初からVHSのみというところも多かったという。 最初のうちは、様子見であった大手映画配給会社も、最初のうちは両規格で出していたのを、コスト面やベータの凡ミスなどによりVHSを採用、さらには海外でもコストの安いVHSが好まれたため、体勢が決した。 ベータはついに全面降伏、ソニーなどもVHSを生産することになった。世の中わからないものである。 その後は、地上デジタル放送の移行で衰退すると思われたVHSだが、地デジチューナーを繋げばまだまだ現役で使えるためと、ブルーレイの値段が下がらないため、意外と買い替えが進んでいないのが現状である。 2012年10月現在、VHS方式のレコーダーを生産及び販売しているのは、日本とアメリカでは船井電機(日本ではDXブロードテックブランドとして発売)だけになってしまったが、アナログ放送しか行っていない国や地域は未だにVHSが当たり前のように流通している。 VHS方式追記レコーダー/VHS修正ビデオテープ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - HENTAIの原点。 -- 名無しさん (2013-11-28 23:44:55) - 幼稚園児だったころはまだVHSビデオでアニメや映画を見てたな。でも今はほとんどがDVDやブルーレイにとってかわられた。大げさな言い方かもしれないけど、時代の変わり目というものを感じる。 -- 名無しさん (2013-11-28 23:54:49) - 04年か05年頃にDVDがVHSを追い越したような印象がある。 &br()こないだ久々にビデオデッキを録画に使ったけど、実は地デジの16:9の画面比率にちゃんと対応させて録画できるってことを初めて知った。 -- 名無しさん (2013-11-29 00:48:30) - 俺は07年まではVHS使用してた -- 名無しさん (2014-11-15 16:51:57) - 私はその…つい三年前まで使っていたり…録画はしないけどテープ見るのにまだ時々デッキを引っ張り出したり… -- 名無しさん (2014-11-15 16:57:56) - そろそろレトロアイテムの仲間入りだね…ってかアダルトビデオ界すげえwwwHENTAI国は影響力までHENTAIとか日本は面白すぎていい国だわ -- 名無しさん (2014-11-15 17:12:32) #comment #areaedit(end) }

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