ジャイアン(剛田武)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/08 Wed 05:45:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#ffb74c){&size(30){ボエ~~~!}}}} #center(){&font(#ffb74c){&bold(){(おっれ~はジャイア~ン!)}}} #center(){&font(#ffb74c){&bold(){(ガ~キ大将~!)}}} ジャイアン(剛田武)とは、漫画『[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]』に登場するガキ大将である。 ●目次 #contents *【演じた人】 ・肝付兼太(日テレ版アニメ) ・[[たてかべ和也]](テレ朝版アニメ初代) ・[[木村昴]](テレ朝版アニメ二代目) ・カイジ タン([[アメリカ>アメリカ合衆国]]版) ・脇知弘(舞台「のび太とアニマル惑星」) ・小川直也(トヨタのCM) ・八村塁(ソフトバンクのCM・未来版) 意外にもテレ朝版で初代[[スネ夫>骨川スネ夫]]を務めた肝付兼太氏が日テレ版で担当している。 声優としても、つくづくスネ夫と縁があるようだ。 ただ、肝付氏も当時の事は覚えておらず、カラーであったはずが白黒と勘違いしている。 現在声優を担当している木村昴氏は今のドラえもんレギュラー陣の中で最年少であり、一人だけ異常に若い(1990年生まれ)。わさドラ開始当時は、「新しいジャイアン役が14歳」という事実に驚く人が多かった。 因みに、最年長はスネ夫役の[[関智一]]氏。   *【人物】 [[野比のび太]]のクラスのガキ大将。[[骨川スネ夫]]とつるんで、よくのび太をいじめている。のび太の眼鏡が何回壊されたかは既に定かではない。 横暴が服を着て歩いているような性格。 スネ夫は舎弟に近い友人であり、彼の新しいおもちゃを強引に借りては壊す事も多数。 その被害総額は、子供のお小遣いじゃ払えないような相当な額になっているものと思われる。 &font(#ffb74c){「おまえのものはおれのもの おれのものもおれのもの」}というセリフはあまりにも有名で、「[[ジャイアニズム]]」という言葉まで生まれるほど。 平然と他人の物(主に[[漫画]])を奪っては未来永劫返そうともしない。 子供だからまだ母ちゃんにこっぴどく叱られる程度で済んでいるものの、&bold(){大人が同じ事をやれば窃盗罪・強盗罪で牢屋にぶちこまれるべきレベル}の事をやっている。 また、[[&font(#ffb74c){「ムシャクシャしてるから殴らせろ」}>浅倉威/仮面ライダー王蛇]]や&font(#ffb74c){「新しいバットを買ったから殴り心地を試させろ」}等というセリフも結構有名。 …予めちゃんと宣言してくれるのは、彼なりの優しさだろうか。いずれにせよ理不尽極まりないので、到底許せるような代物ではないのだが。 一度無表情&無言で手招きして、無警戒に近寄ってきたのび太をいきなり「俺は今ムシャクシャしてるんだ!」と殴りかかる不意打ちを見せた。普段と逆のパターンなので見事ひっかかった。 その他にも、軽く殺人未遂のようなことをした事も。 原作ではスネ夫に対して&font(#ff0000){「殺してやる!」}とも言っていた。 また[[&font(#ff0000){「さからうものは死けい!」「アハハ。いい気持ちだ。」}>大男がでたぞ(ドラえもん)]]等独裁者全開な暴言を吐いたこともある。 こいつ完全にいじめっ子ってレベルじゃない。 なにせこいつ&bold(){草野球で負けたことを[[のび太の>どくさいスイッチ]][[せいにしたり>左、直、右、右、左…(ドラえもん)]]}することを始め、なにもかもをのび太の責任にするのだから。 いじめる相手をしつこく追いかける他、人の話に勝手に入ってくる図々しい一面も伺える。 作中のキングオブトラブルメーカー。%%逆に言うとジャイアンがいないと、だいたいの話が始まらないのも皮肉である%% ただ、初期の場合は怒ったら怖い程度で書かれることが多くのび太をいじめるシーンは少なかった。 ただしいじめのシーンがないわけではなく、有名な「新しいバットを買ったから~」はスネ夫に向けられた言葉。 なお、[[コンピューターペンシル>一生に一度は百点を…(ドラえもん)]]のシーンに「ほしいものは手に入れるのがおれのやりかたさ」という如何にもな台詞があるのだが、 その方法は&bold(){偽物のコンピューターペンシルを作る}という、現在のジャイアンからは考えられない方法をとった。 しかし、上記のように暴君のように振る舞う反面、実は&font(#ff0000){お人形遊びが大好き}という隠れた趣味があったり、 ホンワカキャップで酔っぱらった際には&font(#ff0000){オネェ言葉で}サメザメ泣き出したりと女性願望を伺わせる一面もあったりする。 ちなみに(ドラえもんの道具でリリースした)初シングルレコードは「&bold(){乙女}の&bold(){愛}の歌」などという破壊力のある字面が並んでいる。   友情に厚い兄貴分らしい一面も持っており、普段はいじめているのび太が危険に晒されている時は、どんな危険も顧みず助けに行く。 「ドラえもんに休日を!!」ではのび太が見せた根性に感銘を受け、不良に襲われているのび太の危機を救うべくスネ夫と共に戦うという男前な行動も見せている。 他にも、友達の間に何か問題があると自分に関係のない事でも親身になって相談に乗るなど、横暴さばかりが目立つが、非常に友達想いでもある。 この現象は[[劇場版になると特に顕著に表れ>大長編補正(ドラえもん)]]、ドラえもん一行のリーダーシップを取る事が多い。 一つだけ[[例外>ウソ800(エイトオーオー)]]も存在するが、俗にいう「映画のジャイアンはいつにも増して良い奴」というジンクスである。この法則は『[[銀魂]]』でも登場人物の台詞で語られる。 ただし劇場版補正と言う訳ではなく、原作においても[[のび太が風邪を引いたと知ると風邪薬を持ってこようとしたり>このかぜうつします(ドラえもん)]]、 [[本当は自身の日頃の行いの悪さを自覚しているが、それを素直に打ち明けられなかったりと>ハッピーバースデイ・ジャイアン(ドラえもん)]]、普段の乱暴者な性格の彼とは違う一面を見せている。 また、のび太に助けられた時には彼に&font(#ffb74c){「心の友よ~!」}といって縋り付くのも超有名である。 一見怖いもの知らずなように見えるが、目上の者には弱い。 特に母親にだけはどうやっても抗えないようだ。 横暴な態度の結果、被害者の兄貴として中高校生等が出てくると手も足も出ないなんて事もあるし、 また、カミナリさんの家にラジコンやボールを突っ込ませては逃げるのもよくある話。 [[担任の先生>のび太の先生(ドラえもん)]]にも敬意があるのか普段反抗したりせず、叱られることを恐れている。 運動能力は高く、草野球チーム「[[ジャイアンズ>ジャイアンズ(ドラえもん)]]」のキャプテンを務める。 しかしその反面、勉強の方はのび太と大して変わらない(辛うじてのび太よりは上)。 趣味は歌で、いつか紅白に出るのが夢。 ただし、そのジャイアンが&font(#ff0000){音痴}なのもあまりにも有名である。 どれくらい音痴かというと、擬音にすると歌詞が&font(#ff0000){「ボエー」「ホゲー」}としか表現できなくなるほど。 またその威力は圧倒的であり、人間はおろか害虫やサメ、はては魔界の悪魔さえも苦しめるほどである。 しかも定期的に同級生達を集めて、リサイタルを開催するため被害はとてつもない。 第2作第1期第1223話「反応テスト・ロボット」では、「リサイクル」を「リサイタル」と間違えて派手な衣装を着てリサイクル会場の空き地に来たことがあった。 寝込んで熱を出したヤツがいたり、その歌声を放送した&font(#ff0000){テレビが爆発}したりするなど二次災害も半端ではなく、 [[夜に電波ジャックして行ったリサイタル>ジャイアンテレビにでる!(ドラえもん)]]では[[先生>のび太の先生(ドラえもん)]]がウッカリ聞いてしまい、TVの電源を落とすより早く落ちて翌日学校を休んだ。 2003年の映画『[[のび太とふしぎ風使い>ドラえもん のび太とふしぎ風使い]]』では悪霊・ウランダーに憑依されたスネ夫を元に戻すために歌い、この際、ドラえもんは音痴ぶりに耳を防いでいた。 ちなみに、この歌を「素晴らしい」とホメたのはひみつ道具[[「ヤメラレン」で中毒になった>ジャイアンリサイタルを楽しむ方法(ドラえもん)]]ドラえもん&のび太と、 『[[のび太の南海大冒険>ドラえもん のび太の南海大冒険]]』に登場する女海賊のベティの3人ぐらいである。 打算込みで褒めた例としては[[音楽教室の先生>ジャイアン殺人事件(ドラえもん)]]も。%%よほど下手な歌を聞きなれているのだろうか。%% また、わさドラ「新曲発表!ジャイアンにボエボエ?」に登場したゲストキャラクター・たか子もジャイアンの歌を絶賛していたが、 その理由は「昔飼っていた犬の鳴き声に似ている」というものだった。%%その犬もガラスとか割ってたんだろうか%% 本人は自分の歌を聞いても苦しむどころか「素晴らしい」と目に涙を浮かべるほど(ドラえもん曰く&font(#ff0000){「フグが自分の毒で死ぬか!?」})だが、 さすがに寝起きでいきなり聞かされた際には&font(#ff0000){「誰だ! 夜中にこんなへたくそな歌を!!」}と跳ね起きていた。 詳しくは[[ジャイアンリサイタル]]を参照。 また、料理も趣味にしようとしているが、一度作ってみたシチューの味も酷いものである。 詳しくは[[ジャイアンシチュー]]を参照。 意外な特技として、絵がそれなりに上手い(少なくとものび太よりははるかにまとも)。まあ[[妹>ジャイ子]]は漫画描いてるわけだし、おかしくはないか。 また、ステージ衣装も恐らく自作であり、がさつにみえてこの手の細かな作業は得意なのかもしれない。また、そろばん教室に通っている模様。(プラス6巻「うつしぼくろ」より) ジャイアンのモデルは作者である[[藤子・F・不二雄]]先生の少年時代のガキ大将であるが、作中本編のジャイアンのキャラとは対照的に「弱い者を助けるガキ大将」であったという。 そういう意味では大長編シリーズのジャイアンはモデルとなった当時の少年のキャラに近い。   *【関わりの深い人物】 ・家族 家族は&bold(){剛田商店}を営んでいる。 ただし、何の店かというのは作品によってコロコロ変わり、実際のところ何屋なのかは不明。 商品は缶詰だったり卵だったりトイレットペーパーだったり様々。ただ、ジャイアン曰く「乾物屋」らしい。日テレ版では、「正直屋」と言う名前になっている。 八百屋と言うイメージを持つ人は恐らくブタゴリラと混同している(作者も混同しており、よく野菜や果物も並んでいる)。 新キャストアニメでは雑貨屋と明言。 ジャイアン曰く「ボロ屋」であり、家のトイレは昔のボットン便所である。 小学生なのに母から仕事を任されるあたり、店番をするくらいのセンスはあるようだ。 劇中ではいつも何らかの理由で店から離れ、母に叱られるのがお決まりのパターンとなっているが [[「超大作特撮映画「宇宙大魔神」>超大作特撮映画「宇宙大魔神」(ドラえもん)]]では自ら店番をしないといけないと焦っている事から責任感はある模様。 食事シーンが描かれるときにはいつも必ず家族のうちの誰かが欠けている(=店番している?)描写がみられる。 家族は両親と妹の4人家族。 しかし&bold(){日テレ版では母ちゃんは 既 に 死 ん で い た 。}更にジャイ子も出てこなかった。 また、ペットに犬のムクがいる。(エピソードによって名前はデカだったりする) ・母親 cv:青木和代(大山版)→竹内都子(わさドラ) 母にはどうやっても頭が上がらないが、「俺は母ちゃんの奴隷じゃないっつーの!」と反論をすることもある。 が、結局母には勝てないようで、だいたいオチでフルボッコにされるのがお約束。上記の反論に対しては「そんなセリフは奴隷みたいに働いてから言う事よ!」と即座に厳しく叱責している。 なお、周囲の人たちからもその怖さは承知で、わさドラ2回目の[[ママをとりかえっこ>ママをとりかえっこ(ドラえもん)]]では、 親を取り替えるさいドラえもんに「ジャイアンの家ともとりかえられるけど」と言われたらのび太、しずかちゃん、スネ夫が全力で拒否した。 わさドラでは人間離れした能力を持った人物に描写されている傾向があり、ひみつ道具による呪縛を気合で無効化したり、 未来の凶悪犯罪者を大根で殴り倒すこともできるほどの超人ぶりを見せつけた&s(){大長編は彼女が出れば大抵のことは解決するのではないだろうか}。 なお、ジャイ子同様料理が得意で、彼女が作った[[カレー>カレーライス]]をのび太が食べたときは「おいしい」と感激したほか、 町内マラソン大会の際におでんを作った時には、そのおでんはドラえもんのひみつ道具「なべ奉行」より好評だった。 ・父親 cv:加藤正之、島香裕、郷里大輔(大山版)→辻親八(わさドラ) 非常に影が薄いが、ちゃんと登場する。 [[&font(#ffb74c){「バカでもいいから不正はするな!」}>一生に一度は百点を…(ドラえもん)]]という江戸っ子気質の性格のようだ。 短気で時には説教もするが、母ちゃんが輪をかけて短気なため、 小遣いをやろうとしたり映画に連れて行ってくれたり仕事帰りに鯛焼きを買ってきたりと、妻に比べるとジャイアンには割と甘い描写が多い。 後述する叔父と同じく柔道をやっており、ジャイアンに教えていたらしいが、ジャイアンはケンカにばかり使っている。 その腕前は大きな木の板を真っ二つにするほど。 日テレ版では「小助」という名前があり、ジャイアンと同じ髪型で体格はジャイアンよりも小柄で息子思いの父親として かかれており、ジャイアンも彼のことを大切に思っている。(具体的なエピソードとしては[[物体瞬間移動機]]がある。)また、妻を供養している表写もある。 ・[[ジャイ子]] cv:太田淑子→青木和代→山崎バニラ→山田ふしぎ 読んで字の如くジャイアンの妹。ただし「ジャイ子」はあだ名であり、本名は生前の藤子先生の意向もあって明かされていない。 見た目はジャイアンそっくりで、性格も初期の設定が固まっていなかった頃は兄そっくりの「女ジャイアン」だったが、 「漫画家志望」という設定が追加された頃には優しく穏やかな性格となり、現在までその設定・性格が引き継がれている。 ジャイアンは妹のジャイ子を溺愛しており、妹の願いならどんな無茶な事でも叶えようとする他、妹の悪口は絶対に許さない。 映画『がんばれ!!ジャイアン』の回想シーンから小さいころからジャイ子のことを思っており、 ジャイ子のクレヨンとスケッチブックを滅茶苦茶にしたいじめっ子を追い払い、のび太のクレヨンを奪って渡そうとして、 おそらくそのことが原因で母ちゃんに雪が降る中、物置にお仕置きとして閉じ込められた。 当のジャイ子も、あまりに過保護すぎることに時折嫌気が差しているような描写もあるが、自分を全力で応援してくれる兄を信頼している。 ・ムク 飼い犬。小さい頃、捨てられていた所をジャイアンに拾われた。 今ではすっかり&bold(){バカ犬}に成り果て、人の家の靴やおもちゃを盗んでうめたり、ゴミをあさったり、スネ夫の愛猫のチルチルに吠えられて逃げたり、 ジャイアンが気になっていた美少女の愛犬に喧嘩を吹っかけてボコボコに叩きのめしたりと醜態をさらしている。 しかしジャイアンは&bold(){煮干しの頭}ばかり餌に与え、&bold(){ニャーと鳴け}だの&bold(){臍踊りやれ}だの無茶ばっかり言っているようで、 こういった情けない行為もひとえにムクのせいとも言い難い。(散歩もジャイ子任せにしているらしく、ジャイアンがに連れて行ったときには雪が降ると思っていたほど) 一度ジャイアンから愛想を尽かされてのび太のペットになった時には 「でもおれ、あいつ(ジャイアン)が好きさ。小さい頃から可愛がってくれたしな」と涙ながらに訴え、 ジャイアンが[[ライオン>ライオン(動物)]]に襲われそうになった時には身を挺して庇い、仲直りした。 ・親戚 親族関係もまあ全員予想の付く顔立ちをしている。 叔父は寺の住職をやっている人(未登場)と柔道十段の髭もじゃ男がいる。 後者はもっと喧嘩に強くなりたいと教えを乞うたジャイアンを叱咤し、 「君の考えている強さはただのケダモノだ。弱い者を護るものが本当に強いんだ」と武の心を教えた大物である。 大学生の従兄もおり、カワイイ彼女がいる。性格はジャイアンそのもの。 また、母ちゃんの妹(叔母)も登場している。 のび太からサル呼ばわりされた際には殴り掛からんばかりに激怒していたが、弱い者いじめをしていたジャイアンをしかりつけるなど正義感に強いおばちゃんなようだ。 ちなみにこのサル顔の叔母さんは、洋服キジを持って可愛いイヌ(わさドラではムク)と一緒に鬼のジャイアンを懲らしめていた。   *【伝説的なエピソード】 ○[[きれいなジャイアン]] 秘密道具「きこりの泉」で登場した人物。 顔と性格、言葉使いだけが妙にきれいになったジャイアンである。 1度しか出てきてないキャラなのにインパクトは抜群で、フィギュア化されたりオブジェ化されたり、異常な人気を誇る。 しかし、特筆すべきはオリジナルのジャイアンの末路。 泉の女神に頭を抑え込まれ、沈められそうになっている。 どうやって助かったのか、気になるところである。 因みに、原作ではシャツをつかまれているだけ。 ○[[がんばれ!ジャイアン!!]] &font(#ff0000){ジャイアンの主演映画。} ジャイ子の初恋を応援するジャイアンの兄としての奮闘を描く。 ジャイアン達が良かれと思った行為が逆にジャイ子を傷つけてしまい、ジャイ子は「漫画もお兄ちゃんも大嫌い!!」とまで言ってしまう。 その際ジャイアンが発した、 &font(#ffb74c){「お兄ちゃんの事はいくら嫌いになってもいい!でも…漫画は嫌いになるな!!」} は前述の妹愛に溢れた名言。 風で飛散した漫画の原稿用紙をボロボロになりながらも集めるジャイアンの姿に観客は感動したとかしないとか。   因みに翌年のアニメの新年会でこの映画が放送された際、スネ夫は &font(#b8d200){「良いよねぇ、ジャイアンは映画作ってもらえて…。&br()僕の映画なんて、何時になることやら…去年がジャイアンだったから『今年は絶対僕だ!』と思ってたら、またのび太の映画だしさ…。」} と&font(#0000ff){涙混じりに}ぼやいていた。  *【余談】 何を考えたのか、カラオケUGAのイメージキャラクターを務めたことがある。 音痴がここまで上手くなった、という意味では間違いではないが…&font(#ff0000){違和感はバリバリである。} 2012年現在放送中のトヨタのCM「20年後のドラえもん」では、プロレスラーの小川直也氏がジャイアンを演じている。 アニメに比べてかなりスマートではあるものの、強面な表情はよく似ている。 しかしジャイ子役が前田敦子であるのを見て、「[[ジャイアンの妹がこんなに可愛いわけがない!>俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]」と思った人も多いだろう。 ジャイアンの名前の由来は諸説ある。 単にジャイアントの略だったり、ジャイ子の兄(あん)ちゃんだからジャイアンだったり… ドラえもん同様、設定が固まっていないと言える。 周りからジャイアンと呼ばれているためか、自身もテストの名前欄に「ジャイアン」、「剛田剛」、リサイタルの看板にも「剛田猛」と誤表記がある。 初期には作者の藤子ですら間違えている。(7巻で「郷田武」と書かれたことがある)。 1993年放送の『ドラえもん15周年記念SP』では、たてかべ和也氏はよくジャイアンの声で結婚式のスピーチを頼まれると明かし、 大抵はバカ受けするものの、間違えて変なことを言ったりすると「今のすべてジャイアンでーす」とジャイアンのせいにしているといい、 アニメのジャイアンが「ひどいよ~」と困る場面が見られた。 そのたてかべ氏が2015年6月18日に逝去した際、翌日の6月19日にアニメ冒頭のテロップで追憶コメントが流された。 奇しくもジャイアンの設定上の誕生日・6月15日のわずか3日後であった。 2005年からは主要キャラの声優陣総入れ替えに伴い、木村昴氏がそのたてかべ氏からジャイアン役を引き継いでいるが、 新声優陣では役柄上リーダー・ボスポジションのジャイアン役を務める木村氏が年齢的に一番若いという状況になっており、 木村氏の明るい性格もあって、新しく静香役となった[[かかずゆみ]]氏などにしばしばSNS等でイジられている。 生前のたてかべ氏とは、氏の厚意もあって親しかったといい、木村氏が成人した際((ジャイアン役に決まった時点では木村氏は14歳であった。))には新・旧ジャイアンで盃を交わしたという。 なお、木村氏は「記念受験程度のつもりで軽い気持ちで臨んだら本当に受かってしまった」と語っており、 声優経験もなかったため、合格後は新スネ夫役の[[関智一]]氏の演技指導を受けつつ、猛練習したという。 また、両親ともに音楽家であり、その指導を受けていたこともあって音楽については造詣が深く、歌唱力も高いのだが、 ジャイアンが歌うシーンでは却ってそれが災いし、「下手くそ(音痴)に歌う」ことに苦労したとか。 *【以下、名言・迷言】 「お前のものはおれのもの、おれのものはおれのもの……な!」 「おれがいつ返さないと言った!? えいきゅうにかりておくだけだぞ!!」 「おれがこの手で皮を剥いでやる」 「フンガァ!」 「お前は今日からおれの奴隷だ」 「冗談じゃねぇっつーの! 毎日店番やら配達やら草むしりやら、子どもにも人権はあるっつーの! おれは母ちゃんの奴隷じゃねぇっつーの!」 「心の友よ!」 「欲しいものは手に入れるのが、おれのやりかたさ」 「見逃してくれたら、あとで一万円やるぜ」 「ようし! そういうことなら、ゴウモンにかけてもききだしてやる」 「のみみたいにつぶしてやろうか」 「うれしいわ、のび太さん」  「こうなれば、ただじゃおかねえ。腕の二、三本へし折ってやる!」 「のび太はおれのえものだ。」 「友達に助けを求められて、知らん顔していられるか!!」 「あいつにあんな根性があったとはな……。スネ夫、やるか!?」 ス「よ、よし!!」 「のび太! 力を貸すぜ!」 以下、歌詞の一例 ・オーレはジャイアーン! ガーキ大将!(キャラソン『おれはジャイアンさまだ!』) ・おいらのォ~~心の愛は~~♪ お空の月の~~星のなみだよォ~~オ~~♪ ・おいらの~ハ~トの心は~~~♪ きみの~~ひとみのまなこに~~~♪ ・おいらの~~胸の心のせつなさよ~~~♪ 雨が~降れば~~~胸の心の頭も濡れるよ~~♪ ・おいらの~~胸の心はよ~~星に流れて~~夜ぎりの~~むせぶよ~~~♪ お~~~~あの子は~二度と帰るぞ~~~♪ ・オレはジャイアン~男だぜ~~!! ・歌こそ命~~~我が命よオ~~~オ~~~♪ #center(){&bold(){&font(#ffb74c){ムシャクシャしてるんだ!}}} #center(){&bold(){&font(#ffb74c){誰でもいいから追記・修正しろ!}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-05-29 22:24:18) - 欧米メディアにドラえもんが進出することによってジャイアンという通称がBig Gになっている。なかなかいい訳じゃないか -- 名無しさん (2015-06-18 00:40:50) - 世界的知名度を誇る史上最強のアンファンテリブル -- 名無しさん (2015-06-18 01:41:32) - たてかべさん、今までありがとう。いつまでも心の友でいたい。 -- 名無しさん (2015-06-19 23:18:25) - 幼年向けに連載されていたドラえもんの「歯をみがいて強くなろう」の回では号泣するしずかをバットで殴ろうとしている(しずかは既に殴られた可能性もある)レアなジャイアンが見られる。しずか何やったんだ -- 名無しさん (2015-08-29 14:10:21) - 今でも信じられない。ジャイアンの前の声優さんが亡くなったなんて…。 -- 名無しさん (2015-09-07 18:38:10) - 日テレ版だとジャイアンの親父は小助って名前になってて身長はジャイアンの半分くらいしかない貧弱男なんだよな。 -- 名無しさん (2015-10-17 13:26:57) - 「お兄ちゃんの事はいくら嫌いになってもいい!でも…漫画は嫌いになるな!!」まさかそれでジャイ子が… -- 名無しさん (2015-10-17 21:22:57) - ドラマデスノートで中の人がデスノートに名前書かれててワロタwww -- 名無しさん (2015-11-03 17:13:18) - 「さからうものは死けい!アハハ。いい気持ちだ。」は大山版初期では「俺様にさからうものはこうだ。アハハ。いい気持ちだ。」と規制が甘い昔でもマイルドである -- 名無しさん (2015-11-08 01:25:12) - のび太の大魔境でひみつ道具に頼るのは卑怯だと言って置いて行ったことから、こいつのような人間がウルトラマンシリーズの世界の防衛チームの上層部にいたらゴンドウ参謀か神山長官みたいになるな…あるいは高倉司令官的な感じになったりして -- 名無しさん (2015-11-12 16:21:19) - 名言集の下から二番目はお芝居中(妹絡みでのび太に演技指導)の台詞だからな!べつにジャイアンがオネエってワケじゃないぞ! -- 名無しさん (2016-04-18 09:18:19) - この前の回では50メートル走7秒80で走ってたな -- 名無しさん (2016-05-24 16:02:13) - 昨日の回で玉子に会いたがるのび太を解放していたのを見ると、流石のジャイアンにも母と子を引き裂くことは出来なかったようだな。当然ながら母親がいるのはジャイアンも同じだし -- 名無しさん (2016-05-28 12:19:34) - スーパーマンVSバットマンとか貞子VS伽椰子とか夢の対決映画が最近よくやってるが、ジャイアンVSブタゴリラとかあったら絶対観たい。 -- 名無しさん (2016-06-10 14:25:19) - 小説鉄人兵団の「俺だって恐いんだぞ、大声で泣きたいんだぞ!けど誰かがどっしり構えてないとお前らバラバラになっちまうだろ!」の台詞、劇場版ジャイアンの漢ぶりの一つの回答だと思う -- 名無しさん (2016-08-09 21:23:03) - ジャイアンが目上の人間に勝つ(不良中学生とか)エピソードとか見たい。 -- 名無しさん (2016-08-16 20:16:19) - ↑4 ジャイアンもかあちゃんを恐れてはいるけど、意外にも嫌っているわけじゃないようだしな。考えてみるとガチで不仲の家族ってドラ世界にはあまりいないな -- 名無しさん (2016-08-16 20:39:35) - ジャイアンはあれで怖いやつには弱いかrな -- 名無しさん (2016-09-05 12:42:34) - ↑2~3目上に弱いのは確かだが理不尽には体を張って立ち向かうタイプでもあるからそういうのはないな。それはあくまでジャイアンってキャラの一部分だけを取りあげてる気がする。年齢が上がるごとにみんなで遊ぶ機会が減ったりやりたいことが見つかって、結果そういうガキ大将なんかやってる暇がなくなり、そのうち大人になっていくだろう -- 名無しさん (2016-09-26 23:32:28) - ドラゴンボール世界に行っても鍛え方次第ではそれなりに生き残りそう -- 名無しさん (2016-09-27 00:18:47) - ↑3 ただ、ジャイアンのそう言うスタンスが「ドラえもんに休日を」で道具に頼らない決意を固めたのび太の助っ人に参上したり、「さようならドラえもん」でドラえもん抜きで喧嘩を挑んだのび太に感心したような笑みを漏らす場面にも繋がってるんだよね -- 名無しさん (2017-03-01 12:01:17) - のび太の結婚前夜では飲み会の後「ガキの頃に戻ったみたいで楽しかった」「なんでしずかちゃんがお前に惚れたのかなんとなくわかったぜ」ってのび太に言うシーンが好きだ。 -- 名無しさん (2017-03-20 20:46:45) - 違反コメントとそれに触るコメントをリセット -- 名無しさん (2017-03-21 16:22:26) - ジャイアンは音痴じゃなく声がだめだと思う 声が変わるキャンディーなめたら美声披露してたから発声法とかは問題ない -- 名無しさん (2017-04-24 11:10:15) - ジャイアンがガキ大将やってられるのは小学生のまでな気がする。中学生は上を見て野球部あたりに入りそう -- 名無しさん (2017-04-28 18:39:20) - 乱暴だけどいいところもあって、単純な嫌な奴じゃないってのは人間見あっていいとはおもうが、帰ってきたドラえもんで、ドラえもんの着ぐるみを用意してまでドラえもんが返ってきたと嘘ついた話しだけは許しがたいな。というか、やってることがあまりにも悪辣過ぎて、いくらジャイアンでもこんなことまでするのかよって、なんつうか違和感を感じた。アニメ版じゃ、静香ちゃんにその行為を非難されたからなのか、どら焼きを買って謝りに来て、ドラえもんが帰ってきてるのを見て号泣して喜びながら詫びるって描写があって救いがあるけど -- 名無しさん (2018-01-10 16:16:35) - 項目名の(剛田武)でなんか吹いた (ドラえもん)でいいんじゃねーのかw -- 名無しさん (2018-01-10 16:43:52) - ふと思ったが、音楽の授業はどうしているのだろう -- 名無しさん (2018-01-28 09:12:54) - キャラが被っているというかポジション的に被ってるブタゴリラもとい熊田薫と野球で勝負したらカーブとかシュート投げるブタゴリラに分配が上がるだろうか? -- 名無しさん (2018-02-27 18:25:17) - ブタゴリラは人間性も上だしなぁ…チームプレイの野球ではジャイアンがボロ負けしそうだ。そしてそこから発明vs未来の道具の場外乱闘へ… -- 名無しさん (2018-04-02 14:50:40) - 「彼の歌も誰かを救うだろう」マジか… -- 名無しさん (2018-04-13 19:41:16) - ↑南海大冒険でキメラを気絶させたり魔界大冒険でツノクジラ追っ払ったりピンチの時の切り札の一つなんだよな。そこら辺やっぱ意識してたんだろうな -- 名無しさん (2018-04-13 20:04:40) - ブタゴリラは喧嘩はあまり強いキャラじゃなかったから場外乱闘だとジャイアンの圧勝だろうな(ぁ) -- 名無しさん (2018-08-18 11:01:12) - 二代目声優がヒプノシスマイクでイケメンキャラを演じてるのが何とも… -- 名無しさん (2018-09-16 01:22:33) - ジャイアンは徒党を組まないからイジメっ子ではないんだよね。全員平等に乱暴。野球もエースで四番で、ほぼ一人で相手チームと拮抗させ、のび太のエラーで負ける。でものび太を誘う。90年代版のドラえもんに休日を!では隣町のイジメっこに絡まれたのび太を助けに入る。いいやつだよほんと。 -- 名無しさん (2018-10-05 16:12:00) - ↑11そりゃ中学生以上はガキ大将って言わないからな… それはそうとこないだ若いアイドルがしてたジャイアンのモノマネが明らかに木村さん風で時の流れを感じたなあ -- 名無しさん (2019-12-16 11:32:09) - 「むすびの糸」で、ぶつかってきたのび太を謝罪も聞かず半殺しにしたのは絶許。信長やフリーザでもそこまでやらないんじゃない? -- 名無しさん (2020-04-28 14:26:42) - 永久に借りておくワロタw -- 名無しさん (2020-08-19 17:01:20) - 最近では時代の流れなのかすっかりただのいい兄貴分になったよね -- 名無しさん (2020-09-22 13:33:13) - 勇者ヨシヒコに『ジャイタン』の母として青木和代さんご本人が出演していた。 -- 名無しさん (2020-11-27 09:22:53) - 『ドラえもんに休日を!!』では、結局ジャイアンは勝利したのだろうか? -- 名無しさん (2021-05-26 08:59:42) - 音災と食災にわろたw大看板かよw -- 名無しさん (2022-02-09 03:02:50) - 最近はムチャなこともそこまでやらなくなったので漫画初期の怒ると怖いジャイアンっぽい。 -- 名無しさん (2022-03-01 18:37:08) - 亀レスだけど「帰ってきた」でドラえもんの着ぐるみを使う、どら焼き買ってきたのび太をスネ夫共々嘲笑うと言ったアニオリ演出は当時の製作陣(特に内部のジャイスネファン)の間で物議を醸さなかったのかって思う。まぁそう言う事もあったからオチで謝罪させたしあの場面ありきで意図的に原作版以上に彼とスネ夫を悪辣に描いたのかもしれないが。 -- 名無しさん (2022-03-02 16:38:10) - どう考えてもドラえもんの方がジャイアンより強いと思うんだけどなぁ… -- 名無しさん (2022-03-05 17:50:38) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/08 Wed 05:45:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#ffb74c){&size(30){友だちに助けを求められて、知らん顔していられるか!!}}}} ジャイアン(剛田武)とは、漫画『[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]』に登場するガキ大将である。 ●目次 #contents *【演じた人】 ・肝付兼太(日テレ版アニメ) ・[[たてかべ和也]](テレ朝版アニメ初代) ・[[木村昴]](テレ朝版アニメ二代目) ・カイジ タン([[アメリカ>アメリカ合衆国]]版) ・脇知弘(舞台「のび太とアニマル惑星」) ・小川直也(トヨタのCM) ・八村塁(ソフトバンクのCM・未来版) 意外にもテレ朝版で初代[[スネ夫>骨川スネ夫]]を務めた肝付兼太氏が日テレ版で担当している。 声優としても、つくづくスネ夫と縁があるようだ。 ただ、肝付氏も当時の事は覚えておらず、カラーであったはずが白黒と勘違いしている。 現在声優を担当している木村昴氏は今のドラえもんレギュラー陣の中で最年少であり、一人だけ異常に若い(1990年生まれ)。わさドラ開始当時は、「新しいジャイアン役が14歳」という事実に驚く人が多かった。 因みに、最年長はスネ夫役の[[関智一]]氏。   *【人物】 [[野比のび太]]のクラスのガキ大将。[[骨川スネ夫]]とつるんで、よくのび太をいじめている。のび太の眼鏡が何回壊されたかは既に定かではない。 横暴が服を着て歩いているような性格。 スネ夫は舎弟に近い友人であり、彼の新しいおもちゃを強引に借りては壊す事も多数。 その被害総額は、子供のお小遣いじゃ払えないような相当な額になっているものと思われる。 &font(#ffb74c){「おまえのものはおれのもの おれのものもおれのもの」}というセリフはあまりにも有名で、「[[ジャイアニズム]]」という言葉まで生まれるほど。 平然と他人の物(主に[[漫画]])を奪っては未来永劫返そうともしない。 子供だからまだ母ちゃんにこっぴどく叱られる程度で済んでいるものの、&bold(){大人が同じ事をやれば窃盗罪・強盗罪で牢屋にぶちこまれるべきレベル}の事をやっている。 また、[[&font(#ffb74c){「ムシャクシャしてるから殴らせろ」}>浅倉威/仮面ライダー王蛇]]や&font(#ffb74c){「新しいバットを買ったから殴り心地を試させろ」}等というセリフも結構有名。 …予めちゃんと宣言してくれるのは、彼なりの優しさだろうか。いずれにせよ理不尽極まりないので、到底許せるような代物ではないのだが。 一度無表情&無言で手招きして、無警戒に近寄ってきたのび太をいきなり「俺は今ムシャクシャしてるんだ!」と殴りかかる不意打ちを見せた。普段と逆のパターンなので見事ひっかかった。 その他にも、軽く殺人未遂のようなことをした事も。 原作ではスネ夫に対して&font(#ff0000){「殺してやる!」}とも言っていた。 また[[&font(#ff0000){「さからうものは死けい!」「アハハ。いい気持ちだ。」}>大男がでたぞ(ドラえもん)]]等独裁者全開な暴言を吐いたこともある。 こいつ完全にいじめっ子ってレベルじゃない。 なにせこいつ&bold(){草野球で負けたことを[[のび太の>どくさいスイッチ]][[せいにしたり>左、直、右、右、左…(ドラえもん)]]}することを始め、なにもかもをのび太の責任にするのだから。 いじめる相手をしつこく追いかける他、人の話に勝手に入ってくる図々しい一面も伺える。 作中のキングオブトラブルメーカー。%%逆に言うとジャイアンがいないと、だいたいの話が始まらないのも皮肉である%% ただ、初期の場合は怒ったら怖い程度で書かれることが多くのび太をいじめるシーンは少なかった。 ただしいじめのシーンがないわけではなく、有名な「新しいバットを買ったから~」はスネ夫に向けられた言葉。 なお、[[コンピューターペンシル>一生に一度は百点を…(ドラえもん)]]のシーンに「ほしいものは手に入れるのがおれのやりかたさ」という如何にもな台詞があるのだが、 その方法は&bold(){偽物のコンピューターペンシルを作る}という、現在のジャイアンからは考えられない方法をとった。 しかし、上記のように暴君のように振る舞う反面、実は&font(#ff0000){お人形遊びが大好き}という隠れた趣味があったり、 ホンワカキャップで酔っぱらった際には&font(#ff0000){オネェ言葉で}サメザメ泣き出したりと女性願望を伺わせる一面もあったりする。 ちなみに(ドラえもんの道具でリリースした)初シングルレコードは「&bold(){乙女}の&bold(){愛}の歌」などという破壊力のある字面が並んでいる。   友情に厚い兄貴分らしい一面も持っており、普段はいじめているのび太が危険に晒されている時は、どんな危険も顧みず助けに行く。 「ドラえもんに休日を!!」ではのび太が見せた根性に感銘を受け、不良に襲われているのび太の危機を救うべくスネ夫と共に戦うという男前な行動も見せている。 他にも、友達の間に何か問題があると自分に関係のない事でも親身になって相談に乗るなど、横暴さばかりが目立つが、非常に友達想いでもある。 この現象は[[劇場版になると特に顕著に表れ>大長編補正(ドラえもん)]]、ドラえもん一行のリーダーシップを取る事が多い。 一つだけ[[例外>ウソ800(エイトオーオー)]]も存在するが、俗にいう「映画のジャイアンはいつにも増して良い奴」というジンクスである。この法則は『[[銀魂]]』でも登場人物の台詞で語られる。 ただし劇場版補正と言う訳ではなく、原作においても[[のび太が風邪を引いたと知ると風邪薬を持ってこようとしたり>このかぜうつします(ドラえもん)]]、 [[本当は自身の日頃の行いの悪さを自覚しているが、それを素直に打ち明けられなかったりと>ハッピーバースデイ・ジャイアン(ドラえもん)]]、普段の乱暴者な性格の彼とは違う一面を見せている。 また、のび太に助けられた時には彼に&font(#ffb74c){「心の友よ~!」}といって縋り付くのも超有名である。 一見怖いもの知らずなように見えるが、目上の者には弱い。 特に母親にだけはどうやっても抗えないようだ。 横暴な態度の結果、被害者の兄貴として中高校生等が出てくると手も足も出ないなんて事もあるし、 また、カミナリさんの家にラジコンやボールを突っ込ませては逃げるのもよくある話。 [[担任の先生>のび太の先生(ドラえもん)]]にも敬意があるのか普段反抗したりせず、叱られることを恐れている。 運動能力は高く、草野球チーム「[[ジャイアンズ>ジャイアンズ(ドラえもん)]]」のキャプテンを務める。 しかしその反面、勉強の方はのび太と大して変わらない(辛うじてのび太よりは上)。 趣味は歌で、いつか紅白に出るのが夢。 ただし、そのジャイアンが&font(#ff0000){音痴}なのもあまりにも有名である。 どれくらい音痴かというと、擬音にすると歌詞が&font(#ff0000){「ボエー」「ホゲー」}としか表現できなくなるほど。 またその威力は圧倒的であり、人間はおろか害虫やサメ、はては魔界の悪魔さえも苦しめるほどである。 しかも定期的に同級生達を集めて、リサイタルを開催するため被害はとてつもない。 第2作第1期第1223話「反応テスト・ロボット」では、「リサイクル」を「リサイタル」と間違えて派手な衣装を着てリサイクル会場の空き地に来たことがあった。 寝込んで熱を出したヤツがいたり、その歌声を放送した&font(#ff0000){テレビが爆発}したりするなど二次災害も半端ではなく、 [[夜に電波ジャックして行ったリサイタル>ジャイアンテレビにでる!(ドラえもん)]]では[[先生>のび太の先生(ドラえもん)]]がウッカリ聞いてしまい、TVの電源を落とすより早く落ちて翌日学校を休んだ。 2003年の映画『[[のび太とふしぎ風使い>ドラえもん のび太とふしぎ風使い]]』では悪霊・ウランダーに憑依されたスネ夫を元に戻すために歌い、この際、ドラえもんは音痴ぶりに耳を防いでいた。 ちなみに、この歌を「素晴らしい」とホメたのはひみつ道具[[「ヤメラレン」で中毒になった>ジャイアンリサイタルを楽しむ方法(ドラえもん)]]ドラえもん&のび太と、 『[[のび太の南海大冒険>ドラえもん のび太の南海大冒険]]』に登場する女海賊のベティの3人ぐらいである。 打算込みで褒めた例としては[[音楽教室の先生>ジャイアン殺人事件(ドラえもん)]]も。%%よほど下手な歌を聞きなれているのだろうか。%% また、わさドラ「新曲発表!ジャイアンにボエボエ?」に登場したゲストキャラクター・たか子もジャイアンの歌を絶賛していたが、 その理由は「昔飼っていた犬の鳴き声に似ている」というものだった。%%その犬もガラスとか割ってたんだろうか%% 本人は自分の歌を聞いても苦しむどころか「素晴らしい」と目に涙を浮かべるほど(ドラえもん曰く&font(#ff0000){「フグが自分の毒で死ぬか!?」})だが、 さすがに寝起きでいきなり聞かされた際には&font(#ff0000){「誰だ! 夜中にこんなへたくそな歌を!!」}と跳ね起きていた。 詳しくは[[ジャイアンリサイタル]]を参照。 また、料理も趣味にしようとしているが、一度作ってみたシチューの味も酷いものである。 詳しくは[[ジャイアンシチュー]]を参照。 意外な特技として、絵がそれなりに上手い(少なくとものび太よりははるかにまとも)。まあ[[妹>ジャイ子]]は漫画描いてるわけだし、おかしくはないか。 また、ステージ衣装も恐らく自作であり、がさつにみえてこの手の細かな作業は得意なのかもしれない。また、そろばん教室に通っている模様。(プラス6巻「うつしぼくろ」より) ジャイアンのモデルは作者である[[藤子・F・不二雄]]先生の少年時代のガキ大将であるが、作中本編のジャイアンのキャラとは対照的に「弱い者を助けるガキ大将」であったという。 そういう意味では大長編シリーズのジャイアンはモデルとなった当時の少年のキャラに近い。   *【関わりの深い人物】 ・家族 家族は&bold(){剛田商店}を営んでいる。 ただし、何の店かというのは作品によってコロコロ変わり、実際のところ何屋なのかは不明。 商品は缶詰だったり卵だったりトイレットペーパーだったり様々。ただ、ジャイアン曰く「乾物屋」らしい。日テレ版では、「正直屋」と言う名前になっている。 八百屋と言うイメージを持つ人は恐らくブタゴリラと混同している(作者も混同しており、よく野菜や果物も並んでいる)。 新キャストアニメでは雑貨屋と明言。 ジャイアン曰く「ボロ屋」であり、家のトイレは昔のボットン便所である。 小学生なのに母から仕事を任されるあたり、店番をするくらいのセンスはあるようだ。 劇中ではいつも何らかの理由で店から離れ、母に叱られるのがお決まりのパターンとなっているが [[「超大作特撮映画「宇宙大魔神」>超大作特撮映画「宇宙大魔神」(ドラえもん)]]では自ら店番をしないといけないと焦っている事から責任感はある模様。 食事シーンが描かれるときにはいつも必ず家族のうちの誰かが欠けている(=店番している?)描写がみられる。 家族は両親と妹の4人家族。 しかし&bold(){日テレ版では母ちゃんは 既 に 死 ん で い た 。}更にジャイ子も出てこなかった。 また、ペットに犬のムクがいる。(エピソードによって名前はデカだったりする) ・母親 cv:青木和代(大山版)→竹内都子(わさドラ) 母にはどうやっても頭が上がらないが、「俺は母ちゃんの奴隷じゃないっつーの!」と反論をすることもある。 が、結局母には勝てないようで、だいたいオチでフルボッコにされるのがお約束。上記の反論に対しては「そんなセリフは奴隷みたいに働いてから言う事よ!」と即座に厳しく叱責している。 なお、周囲の人たちからもその怖さは承知で、わさドラ2回目の[[ママをとりかえっこ>ママをとりかえっこ(ドラえもん)]]では、 親を取り替えるさいドラえもんに「ジャイアンの家ともとりかえられるけど」と言われたらのび太、しずかちゃん、スネ夫が全力で拒否した。 わさドラでは人間離れした能力を持った人物に描写されている傾向があり、ひみつ道具による呪縛を気合で無効化したり、 未来の凶悪犯罪者を大根で殴り倒すこともできるほどの超人ぶりを見せつけた&s(){大長編は彼女が出れば大抵のことは解決するのではないだろうか}。 なお、ジャイ子同様料理が得意で、彼女が作った[[カレー>カレーライス]]をのび太が食べたときは「おいしい」と感激したほか、 町内マラソン大会の際におでんを作った時には、そのおでんはドラえもんのひみつ道具「なべ奉行」より好評だった。 ・父親 cv:加藤正之、島香裕、郷里大輔(大山版)→辻親八(わさドラ) 非常に影が薄いが、ちゃんと登場する。 [[&font(#ffb74c){「バカでもいいから不正はするな!」}>一生に一度は百点を…(ドラえもん)]]という江戸っ子気質の性格のようだ。 短気で時には説教もするが、母ちゃんが輪をかけて短気なため、 小遣いをやろうとしたり映画に連れて行ってくれたり仕事帰りに鯛焼きを買ってきたりと、妻に比べるとジャイアンには割と甘い描写が多い。 後述する叔父と同じく柔道をやっており、ジャイアンに教えていたらしいが、ジャイアンはケンカにばかり使っている。 その腕前は大きな木の板を真っ二つにするほど。 日テレ版では「小助」という名前があり、ジャイアンと同じ髪型で体格はジャイアンよりも小柄で息子思いの父親として かかれており、ジャイアンも彼のことを大切に思っている。(具体的なエピソードとしては[[物体瞬間移動機]]がある。)また、妻を供養している表写もある。 ・[[ジャイ子]] cv:太田淑子→青木和代→山崎バニラ→山田ふしぎ 読んで字の如くジャイアンの妹。ただし「ジャイ子」はあだ名であり、本名は生前の藤子先生の意向もあって明かされていない。 見た目はジャイアンそっくりで、性格も初期の設定が固まっていなかった頃は兄そっくりの「女ジャイアン」だったが、 「漫画家志望」という設定が追加された頃には優しく穏やかな性格となり、現在までその設定・性格が引き継がれている。 ジャイアンは妹のジャイ子を溺愛しており、妹の願いならどんな無茶な事でも叶えようとする他、妹の悪口は絶対に許さない。 映画『がんばれ!!ジャイアン』の回想シーンから小さいころからジャイ子のことを思っており、 ジャイ子のクレヨンとスケッチブックを滅茶苦茶にしたいじめっ子を追い払い、のび太のクレヨンを奪って渡そうとして、 おそらくそのことが原因で母ちゃんに雪が降る中、物置にお仕置きとして閉じ込められた。 当のジャイ子も、あまりに過保護すぎることに時折嫌気が差しているような描写もあるが、自分を全力で応援してくれる兄を信頼している。 ・ムク 飼い犬。小さい頃、捨てられていた所をジャイアンに拾われた。 今ではすっかり&bold(){バカ犬}に成り果て、人の家の靴やおもちゃを盗んでうめたり、ゴミをあさったり、スネ夫の愛猫のチルチルに吠えられて逃げたり、 ジャイアンが気になっていた美少女の愛犬に喧嘩を吹っかけてボコボコに叩きのめしたりと醜態をさらしている。 しかしジャイアンは&bold(){煮干しの頭}ばかり餌に与え、&bold(){ニャーと鳴け}だの&bold(){臍踊りやれ}だの無茶ばっかり言っているようで、 こういった情けない行為もひとえにムクのせいとも言い難い。(散歩もジャイ子任せにしているらしく、ジャイアンがに連れて行ったときには雪が降ると思っていたほど) 一度ジャイアンから愛想を尽かされてのび太のペットになった時には 「でもおれ、あいつ(ジャイアン)が好きさ。小さい頃から可愛がってくれたしな」と涙ながらに訴え、 ジャイアンが[[ライオン>ライオン(動物)]]に襲われそうになった時には身を挺して庇い、仲直りした。 ・親戚 親族関係もまあ全員予想の付く顔立ちをしている。 叔父は寺の住職をやっている人(未登場)と柔道十段の髭もじゃ男がいる。 後者はもっと喧嘩に強くなりたいと教えを乞うたジャイアンを叱咤し、 「君の考えている強さはただのケダモノだ。弱い者を護るものが本当に強いんだ」と武の心を教えた大物である。 大学生の従兄もおり、カワイイ彼女がいる。性格はジャイアンそのもの。 また、母ちゃんの妹(叔母)も登場している。 のび太からサル呼ばわりされた際には殴り掛からんばかりに激怒していたが、弱い者いじめをしていたジャイアンをしかりつけるなど正義感に強いおばちゃんなようだ。 ちなみにこのサル顔の叔母さんは、洋服キジを持って可愛いイヌ(わさドラではムク)と一緒に鬼のジャイアンを懲らしめていた。   *【伝説的なエピソード】 ○[[きれいなジャイアン]] 秘密道具「きこりの泉」で登場した人物。 顔と性格、言葉使いだけが妙にきれいになったジャイアンである。 1度しか出てきてないキャラなのにインパクトは抜群で、フィギュア化されたりオブジェ化されたり、異常な人気を誇る。 しかし、特筆すべきはオリジナルのジャイアンの末路。 泉の女神に頭を抑え込まれ、沈められそうになっている。 どうやって助かったのか、気になるところである。 因みに、原作ではシャツをつかまれているだけ。 ○[[がんばれ!ジャイアン!!]] &font(#ff0000){ジャイアンの主演映画。} ジャイ子の初恋を応援するジャイアンの兄としての奮闘を描く。 ジャイアン達が良かれと思った行為が逆にジャイ子を傷つけてしまい、ジャイ子は「漫画もお兄ちゃんも大嫌い!!」とまで言ってしまう。 その際ジャイアンが発した、 &font(#ffb74c){「お兄ちゃんの事はいくら嫌いになってもいい!でも…漫画は嫌いになるな!!」} は前述の妹愛に溢れた名言。 風で飛散した漫画の原稿用紙をボロボロになりながらも集めるジャイアンの姿に観客は感動したとかしないとか。   因みに翌年のアニメの新年会でこの映画が放送された際、スネ夫は &font(#b8d200){「良いよねぇ、ジャイアンは映画作ってもらえて…。&br()僕の映画なんて、何時になることやら…去年がジャイアンだったから『今年は絶対僕だ!』と思ってたら、またのび太の映画だしさ…。」} と&font(#0000ff){涙混じりに}ぼやいていた。  *【余談】 何を考えたのか、カラオケUGAのイメージキャラクターを務めたことがある。 音痴がここまで上手くなった、という意味では間違いではないが…&font(#ff0000){違和感はバリバリである。} 2012年現在放送中のトヨタのCM「20年後のドラえもん」では、プロレスラーの小川直也氏がジャイアンを演じている。 アニメに比べてかなりスマートではあるものの、強面な表情はよく似ている。 しかしジャイ子役が前田敦子であるのを見て、「[[ジャイアンの妹がこんなに可愛いわけがない!>俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]」と思った人も多いだろう。 ジャイアンの名前の由来は諸説ある。 単にジャイアントの略だったり、ジャイ子の兄(あん)ちゃんだからジャイアンだったり… ドラえもん同様、設定が固まっていないと言える。 周りからジャイアンと呼ばれているためか、自身もテストの名前欄に「ジャイアン」、「剛田剛」、リサイタルの看板にも「剛田猛」と誤表記がある。 初期には作者の藤子ですら間違えている。(7巻で「郷田武」と書かれたことがある)。 1993年放送の『ドラえもん15周年記念SP』では、たてかべ和也氏はよくジャイアンの声で結婚式のスピーチを頼まれると明かし、 大抵はバカ受けするものの、間違えて変なことを言ったりすると「今のすべてジャイアンでーす」とジャイアンのせいにしているといい、 アニメのジャイアンが「ひどいよ~」と困る場面が見られた。 そのたてかべ氏が2015年6月18日に逝去した際、翌日の6月19日にアニメ冒頭のテロップで追憶コメントが流された。 奇しくもジャイアンの設定上の誕生日・6月15日のわずか3日後であった。 2005年からは主要キャラの声優陣総入れ替えに伴い、木村昴氏がそのたてかべ氏からジャイアン役を引き継いでいるが、 新声優陣では役柄上リーダー・ボスポジションのジャイアン役を務める木村氏が年齢的に一番若いという状況になっており、 木村氏の明るい性格もあって、新しく静香役となった[[かかずゆみ]]氏などにしばしばSNS等でイジられている。 生前のたてかべ氏とは、氏の厚意もあって親しかったといい、木村氏が成人した際((ジャイアン役に決まった時点では木村氏は14歳であった。))には新・旧ジャイアンで盃を交わしたという。 なお、木村氏は「記念受験程度のつもりで軽い気持ちで臨んだら本当に受かってしまった」と語っており、 声優経験もなかったため、合格後は新スネ夫役の[[関智一]]氏の演技指導を受けつつ、猛練習したという。 また、両親ともに音楽家であり、その指導を受けていたこともあって音楽については造詣が深く、歌唱力も高いのだが、 ジャイアンが歌うシーンでは却ってそれが災いし、「下手くそ(音痴)に歌う」ことに苦労したとか。 *【以下、名言・迷言】 「お前のものはおれのもの、おれのものはおれのもの……な!」 「おれがいつ返さないと言った!? えいきゅうにかりておくだけだぞ!!」 「おれがこの手で皮を剥いでやる」 「フンガァ!」 「お前は今日からおれの奴隷だ」 「冗談じゃねぇっつーの! 毎日店番やら配達やら草むしりやら、子どもにも人権はあるっつーの! おれは母ちゃんの奴隷じゃねぇっつーの!」 「心の友よ!」 「欲しいものは手に入れるのが、おれのやりかたさ」 「見逃してくれたら、あとで一万円やるぜ」 「ようし! そういうことなら、ゴウモンにかけてもききだしてやる」 「のみみたいにつぶしてやろうか」 「うれしいわ、のび太さん」  「こうなれば、ただじゃおかねえ。腕の二、三本へし折ってやる!」 「のび太はおれのえものだ。」 「友達に助けを求められて、知らん顔していられるか!!」 「あいつにあんな根性があったとはな……。スネ夫、やるか!?」 ス「よ、よし!!」 「のび太! 力を貸すぜ!」 以下、歌詞の一例 ・オーレはジャイアーン! ガーキ大将!(キャラソン『おれはジャイアンさまだ!』) ・おいらのォ~~心の愛は~~♪ お空の月の~~星のなみだよォ~~オ~~♪ ・おいらの~ハ~トの心は~~~♪ きみの~~ひとみのまなこに~~~♪ ・おいらの~~胸の心のせつなさよ~~~♪ 雨が~降れば~~~胸の心の頭も濡れるよ~~♪ ・おいらの~~胸の心はよ~~星に流れて~~夜ぎりの~~むせぶよ~~~♪ お~~~~あの子は~二度と帰るぞ~~~♪ ・オレはジャイアン~男だぜ~~!! ・歌こそ命~~~我が命よオ~~~オ~~~♪ #center(){&bold(){&font(#ffb74c){ムシャクシャしてるんだ!}}} #center(){&bold(){&font(#ffb74c){誰でもいいから追記・修正しろ!}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-05-29 22:24:18) - 欧米メディアにドラえもんが進出することによってジャイアンという通称がBig Gになっている。なかなかいい訳じゃないか -- 名無しさん (2015-06-18 00:40:50) - 世界的知名度を誇る史上最強のアンファンテリブル -- 名無しさん (2015-06-18 01:41:32) - たてかべさん、今までありがとう。いつまでも心の友でいたい。 -- 名無しさん (2015-06-19 23:18:25) - 幼年向けに連載されていたドラえもんの「歯をみがいて強くなろう」の回では号泣するしずかをバットで殴ろうとしている(しずかは既に殴られた可能性もある)レアなジャイアンが見られる。しずか何やったんだ -- 名無しさん (2015-08-29 14:10:21) - 今でも信じられない。ジャイアンの前の声優さんが亡くなったなんて…。 -- 名無しさん (2015-09-07 18:38:10) - 日テレ版だとジャイアンの親父は小助って名前になってて身長はジャイアンの半分くらいしかない貧弱男なんだよな。 -- 名無しさん (2015-10-17 13:26:57) - 「お兄ちゃんの事はいくら嫌いになってもいい!でも…漫画は嫌いになるな!!」まさかそれでジャイ子が… -- 名無しさん (2015-10-17 21:22:57) - ドラマデスノートで中の人がデスノートに名前書かれててワロタwww -- 名無しさん (2015-11-03 17:13:18) - 「さからうものは死けい!アハハ。いい気持ちだ。」は大山版初期では「俺様にさからうものはこうだ。アハハ。いい気持ちだ。」と規制が甘い昔でもマイルドである -- 名無しさん (2015-11-08 01:25:12) - のび太の大魔境でひみつ道具に頼るのは卑怯だと言って置いて行ったことから、こいつのような人間がウルトラマンシリーズの世界の防衛チームの上層部にいたらゴンドウ参謀か神山長官みたいになるな…あるいは高倉司令官的な感じになったりして -- 名無しさん (2015-11-12 16:21:19) - 名言集の下から二番目はお芝居中(妹絡みでのび太に演技指導)の台詞だからな!べつにジャイアンがオネエってワケじゃないぞ! -- 名無しさん (2016-04-18 09:18:19) - この前の回では50メートル走7秒80で走ってたな -- 名無しさん (2016-05-24 16:02:13) - 昨日の回で玉子に会いたがるのび太を解放していたのを見ると、流石のジャイアンにも母と子を引き裂くことは出来なかったようだな。当然ながら母親がいるのはジャイアンも同じだし -- 名無しさん (2016-05-28 12:19:34) - スーパーマンVSバットマンとか貞子VS伽椰子とか夢の対決映画が最近よくやってるが、ジャイアンVSブタゴリラとかあったら絶対観たい。 -- 名無しさん (2016-06-10 14:25:19) - 小説鉄人兵団の「俺だって恐いんだぞ、大声で泣きたいんだぞ!けど誰かがどっしり構えてないとお前らバラバラになっちまうだろ!」の台詞、劇場版ジャイアンの漢ぶりの一つの回答だと思う -- 名無しさん (2016-08-09 21:23:03) - ジャイアンが目上の人間に勝つ(不良中学生とか)エピソードとか見たい。 -- 名無しさん (2016-08-16 20:16:19) - ↑4 ジャイアンもかあちゃんを恐れてはいるけど、意外にも嫌っているわけじゃないようだしな。考えてみるとガチで不仲の家族ってドラ世界にはあまりいないな -- 名無しさん (2016-08-16 20:39:35) - ジャイアンはあれで怖いやつには弱いかrな -- 名無しさん (2016-09-05 12:42:34) - ↑2~3目上に弱いのは確かだが理不尽には体を張って立ち向かうタイプでもあるからそういうのはないな。それはあくまでジャイアンってキャラの一部分だけを取りあげてる気がする。年齢が上がるごとにみんなで遊ぶ機会が減ったりやりたいことが見つかって、結果そういうガキ大将なんかやってる暇がなくなり、そのうち大人になっていくだろう -- 名無しさん (2016-09-26 23:32:28) - ドラゴンボール世界に行っても鍛え方次第ではそれなりに生き残りそう -- 名無しさん (2016-09-27 00:18:47) - ↑3 ただ、ジャイアンのそう言うスタンスが「ドラえもんに休日を」で道具に頼らない決意を固めたのび太の助っ人に参上したり、「さようならドラえもん」でドラえもん抜きで喧嘩を挑んだのび太に感心したような笑みを漏らす場面にも繋がってるんだよね -- 名無しさん (2017-03-01 12:01:17) - のび太の結婚前夜では飲み会の後「ガキの頃に戻ったみたいで楽しかった」「なんでしずかちゃんがお前に惚れたのかなんとなくわかったぜ」ってのび太に言うシーンが好きだ。 -- 名無しさん (2017-03-20 20:46:45) - 違反コメントとそれに触るコメントをリセット -- 名無しさん (2017-03-21 16:22:26) - ジャイアンは音痴じゃなく声がだめだと思う 声が変わるキャンディーなめたら美声披露してたから発声法とかは問題ない -- 名無しさん (2017-04-24 11:10:15) - ジャイアンがガキ大将やってられるのは小学生のまでな気がする。中学生は上を見て野球部あたりに入りそう -- 名無しさん (2017-04-28 18:39:20) - 乱暴だけどいいところもあって、単純な嫌な奴じゃないってのは人間見あっていいとはおもうが、帰ってきたドラえもんで、ドラえもんの着ぐるみを用意してまでドラえもんが返ってきたと嘘ついた話しだけは許しがたいな。というか、やってることがあまりにも悪辣過ぎて、いくらジャイアンでもこんなことまでするのかよって、なんつうか違和感を感じた。アニメ版じゃ、静香ちゃんにその行為を非難されたからなのか、どら焼きを買って謝りに来て、ドラえもんが帰ってきてるのを見て号泣して喜びながら詫びるって描写があって救いがあるけど -- 名無しさん (2018-01-10 16:16:35) - 項目名の(剛田武)でなんか吹いた (ドラえもん)でいいんじゃねーのかw -- 名無しさん (2018-01-10 16:43:52) - ふと思ったが、音楽の授業はどうしているのだろう -- 名無しさん (2018-01-28 09:12:54) - キャラが被っているというかポジション的に被ってるブタゴリラもとい熊田薫と野球で勝負したらカーブとかシュート投げるブタゴリラに分配が上がるだろうか? -- 名無しさん (2018-02-27 18:25:17) - ブタゴリラは人間性も上だしなぁ…チームプレイの野球ではジャイアンがボロ負けしそうだ。そしてそこから発明vs未来の道具の場外乱闘へ… -- 名無しさん (2018-04-02 14:50:40) - 「彼の歌も誰かを救うだろう」マジか… -- 名無しさん (2018-04-13 19:41:16) - ↑南海大冒険でキメラを気絶させたり魔界大冒険でツノクジラ追っ払ったりピンチの時の切り札の一つなんだよな。そこら辺やっぱ意識してたんだろうな -- 名無しさん (2018-04-13 20:04:40) - ブタゴリラは喧嘩はあまり強いキャラじゃなかったから場外乱闘だとジャイアンの圧勝だろうな(ぁ) -- 名無しさん (2018-08-18 11:01:12) - 二代目声優がヒプノシスマイクでイケメンキャラを演じてるのが何とも… -- 名無しさん (2018-09-16 01:22:33) - ジャイアンは徒党を組まないからイジメっ子ではないんだよね。全員平等に乱暴。野球もエースで四番で、ほぼ一人で相手チームと拮抗させ、のび太のエラーで負ける。でものび太を誘う。90年代版のドラえもんに休日を!では隣町のイジメっこに絡まれたのび太を助けに入る。いいやつだよほんと。 -- 名無しさん (2018-10-05 16:12:00) - ↑11そりゃ中学生以上はガキ大将って言わないからな… それはそうとこないだ若いアイドルがしてたジャイアンのモノマネが明らかに木村さん風で時の流れを感じたなあ -- 名無しさん (2019-12-16 11:32:09) - 「むすびの糸」で、ぶつかってきたのび太を謝罪も聞かず半殺しにしたのは絶許。信長やフリーザでもそこまでやらないんじゃない? -- 名無しさん (2020-04-28 14:26:42) - 永久に借りておくワロタw -- 名無しさん (2020-08-19 17:01:20) - 最近では時代の流れなのかすっかりただのいい兄貴分になったよね -- 名無しさん (2020-09-22 13:33:13) - 勇者ヨシヒコに『ジャイタン』の母として青木和代さんご本人が出演していた。 -- 名無しさん (2020-11-27 09:22:53) - 『ドラえもんに休日を!!』では、結局ジャイアンは勝利したのだろうか? -- 名無しさん (2021-05-26 08:59:42) - 音災と食災にわろたw大看板かよw -- 名無しさん (2022-02-09 03:02:50) - 最近はムチャなこともそこまでやらなくなったので漫画初期の怒ると怖いジャイアンっぽい。 -- 名無しさん (2022-03-01 18:37:08) - 亀レスだけど「帰ってきた」でドラえもんの着ぐるみを使う、どら焼き買ってきたのび太をスネ夫共々嘲笑うと言ったアニオリ演出は当時の製作陣(特に内部のジャイスネファン)の間で物議を醸さなかったのかって思う。まぁそう言う事もあったからオチで謝罪させたしあの場面ありきで意図的に原作版以上に彼とスネ夫を悪辣に描いたのかもしれないが。 -- 名無しさん (2022-03-02 16:38:10) - どう考えてもドラえもんの方がジャイアンより強いと思うんだけどなぁ… -- 名無しさん (2022-03-05 17:50:38) #comment #areaedit(end) }

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