ネクロモーフ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/27 Mon 03:34:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#dd00dd,b,40){NecroMorphs} &font(#ff0000){この項目にはグロテスクな表現が含まれます}} *概要 ◆&font(#ff0000){ネクロモーフ}とは?  &font(#994c00){ネクロモーフ}とはゲーム「[[DEADSPACE>DEADSPACE(ゲーム)]]」に出てくる敵の事。 人間の死体に謎の細胞のようなものが感染して怪物に変わった存在。 その姿は嫌悪感を示さずを得ない程&font(#800080){醜悪}で、どのネクロモーフも共通点があり、鎌みたいな形の手が生えていて顔からは牙が生え、顔の皮はない。 また、元が人間だとは思えない程の変貌を遂げるのも特徴。一度変異してしまうと、見知った同僚でも気付かない。 身体能力が高く「活動目的」達成の為、かなり凶暴。知能は高いとも言われているが、ゲーム中では足の速いゾンビレベル。 「生命維持機能」を必要としないため、他ゲームの[[ゾンビ]]やクリーチャーにありがちな弱点である頭に対しての攻撃はあまり有効打にはならない。 一方で攻撃手段(鎌や牙等)が無くなると攻撃活動を止めるため、頭部や胴体よりも腕や触手を狙って吹き飛ばした方がいい。 活動目的は&font(#008000,b){増殖のために死体を増やすこと}。ただそれのみ。 ちなみにコイツ等は&bold(){生きているわけではない}。ゾンビだからとかそういう意味でもない。 ネクロモーフは&color(#F54738){見えない糸で操られているマリオネット}のようなものであり、バラバラにしない限り動くのもそのため。またその性質上、生身の人間では到底耐えられない真空の宇宙空間や毒ガスの中でも平然と動き回る。 動かなくなったネクロモーフも死んだからとかではなく、動けなくなっただけ。攻撃できない=死体を増やせない、だから動かない。ただそれだけ。 発生源はマーカーと言われているが、実は違うらしく、今のところ発生源は&font(#ff0000){不明}。有力なのは『[[1(無印)>DEADSPACE(ゲーム)]]』に出てきた星。 …と思われたが、『3』にて200年前のブラック・マーカー研究施設でも発生しており、結局マーカーが関わってる説が濃厚。   余談だがスタッフ曰く「これを作ったやつはかなりキテるね」 また、別のスタッフは「難易度によって死に方を変えようと思ったけど、スタッフがノイローゼになったから止めた」とも言っている。スタッフ…… **種別一覧  ここからは個々のネクロモーフを紹介していく。尚、主に紹介するのは無印DEADSPACE。 ・Slasher/スラッシャー  最も数が多い一般的なネクロモーフ。通称[[ポクテ>ジャングルはいつもハレのちグゥ]]。 肩の後ろから鎌が生えていて、顔からは牙が生えた姿をしている。 鋭利な鎌で斬りつけたり、組み付いて牙で攻撃してくる。 スラッシャーに限ったことではないが、ダクト(通気孔)を通ってエリア間を移動する。 こちらが気付いているのに、そろりそろり近付くのを止めない等、ちょっと&font(#b8d200){萌える}。 死体に紛れ込んで奇襲したり死んだふりをする事も。でもバレバレやっぱり&font(#b8d200){萌える}。 黒化すると攻撃・防御力共に強化される。また、2の黒化は非常に仰々しい姿に変貌している。   ・Lurker/ラーカー  赤ん坊型のネクロモーフ。通称[[赤さん>外道ベイビー(赤さん)]]。1に出てくるラーカーは移植用クローン。2ではスプロール居住区の赤子。 日本で発禁な原因の一つと言われている。3では犬の死体が素体になった。((これは規制ではなく設定的に幼児がいないため。)) 三本の触手を生やしていて、その触手から銛を発射したり組み付いて突いてくる。 黒化すると無駄に硬くなる。まさに外道。触手が弱点なので根元近くをラインガンでまとめてぶった切ろう。 ・Infector/インフェクター  エイのような形のネクロモーフ。その様はまるで宙を舞うオフトゥン。 人間や死体をネクロモーフにする能力を持つが、死体が周囲にないと組み付いて攻撃してくる。耐久力が高い。 死体の四肢を三本以上欠損させるとネクロモーフ化されないので、死体を見付けたら光速で四肢を踏み潰そう。 見ての通り四肢がないので、動かなくなるまで攻撃するしかないのが厄介…だがステイシスからのストンプ連打で簡単に倒せる。 ゲームでは羽ばたくように浮遊し、OVAでは飛行している。 ・Swarm/スウォーム  大きな蛭か虫の様な小型ネクロモーフ。元は虫・微生物が変異したもの。 小型で見た目通り、どの攻撃でも一撃で倒せる。しかし、脅威的なのはワンシーンでの出現数。 トラップとしてアイテムボックスの中に隠れていることがある。<うわあああストンプストンプ! ・Pregnant/プレグナント  妊婦みたいな(というか名前もそのまま妊婦)スラッシャー。背が低い。 妊婦だが女性だけでなく、男性もこのネクロモーフになる。[[どういうことなの…>女装学園(妊)]] 小刻みに体をゆすりながら突進してくるが移動速度は遅め。ダッシュ攻撃もない。 だが腹を破壊するとラーカーかスウォーム、ディバイダー(タコ)が出てくるため注意。 弱点は両腕で、切断してしまえば無効化できる。   ・Brute/ブルート  ゴリラみたいな中型ネクロモーフ。というか実際モチーフはゴリラ。実質、中ボス的な存在。 かなりの体躯だが動きは速く、体当たりで近づきアイザックを引き千切ろうとする。 弱点は背中。四肢を1つでも失うと動きが鈍くなり、かなり戦いやすくなる。 ただし代わりに爆発物を投げてくるので油断は禁物。 ・Leaper/リーパー  脚がないネクロモーフ。通称サソリ。かなり固い。 器用に腕で這いずったりジャンプで移動する。しかも壁にへばり付いたりもできる。 手や尾が鎌になっており、それで攻撃してくる。また、組み付いてアイザックの首にディープキスしてくる。 2で恐ろしく速くなりかなり強化された。黒化すると耐久力の向上もあり尚更脅威に。 ・Guardian/ガーディアン  その名の通り扉を守っているネクロモーフ。 動けないが小型の丸いネクロモーフを生んで攻撃してくる。 また、近づくと一撃死の攻撃をし、これに当たると首が無くなる。 (;三)「あれ、首どこいっ……た?」 なのでこいつには&font(#ff7800){絶対に近付いてはならない}。 爆発物で即死させる事が可能。(触手全部にダメージを与える為)ご丁寧にも大抵近くに燃料タンクがある。 2では爆発系武器も豊富なのでさほど脅威ではないかも。   ・Tentacles/テンタクルス  その名の通り[[触手]]型のネクロモーフ。 弱点は&font(#ffdc00){黄色い部分}。 特定の通路を歩いていると出てきて足をつかみ、アイザックを巣にお持ち帰りしようとする。 本編では3回登場し、死亡シーンはそれぞれ違っていて手が込んでる。 2では友情出演。 ・Exploder/エクスプローダー  左腕が巨大な爆弾(唐揚げ)になっているネクロモーフ。 爆弾の一撃はまさに&font(#ff0000){一撃必殺}であり、難易度がイージーでも結構RIG(HP)を持っていかれる。 2でこいつも強化され爆発範囲がバグとしか思えないほど広がり、前作の間合いで闘うと巻き添えを食らう。 そんな彼だが登場時には「アァチョー!!」という独特な鳴き声を発するので分かりやすい。 ・Wheezer/ウィーザー  毒ガスを撒き散らすネクロモーフ。 攻撃も移動もしないが、毒ガスを撒き散らすのでこいつのいる空間では息ができない。何故か当人も苦しそう。 踏みつけ二発で死ぬ。でもこいつが死ぬとやたらと援軍がやってきて無酸素で戦う羽目に。 ・Divider/ディバイダー  長身なネクロモーフ…に見えるが、実はネクロモーフの集合体。いわゆる[[寄生獣でいう後藤さん>後藤(寄生獣)]]。 小型のタコみたいなネクロモーフが合体して出来たネクロモーフで、ふらふら彷徨う姿は他とは違う恐ろしさ。 合体中の状態は腕が長く、そのリーチの長さを活かして攻撃してくる。片足を潰せば分裂する。 分裂後は個別に体当たりや組み付きで攻撃してくる。フォースガンか火炎放射器の範囲攻撃が有効。 組み付きは合体ディバイダーが首元ワシャワシャ、タコが合体(アイザックの首をもぎ取り、自分が居座る) アイザックのスーツは死ぬとピーと(心肺停止を知らせる)音が流れるが、乗っ取られた際には音が止むという芸の細かさ。 &bold(){乗っ取られたアイザックがこっちを向くシーンはトラウマ} 2では合体形態で二回しか登場しないが最強武器に対抗する手段(バグ)を持っている。 もっとも倒すのに必要な消耗と比較して何ら旨みがない敵なので、ステイシスかけて無視するのが一番。 ・Twitcher/ツウィッチャー  かなり速いネクロモーフ。速さが有り余っている。初見では「物理エンジンのバグか?」と思ってしまうほど。 元はセキュリティースーツ(要は軍服)を着た軍人で、ステイシスが暴走した結果、動きが速くなったらしい。 攻撃は体当たりと組み付き。正確には組み付きではないが……。 組み付きは、その速さを活かし斬りつけるので、斬られて死亡したアイザックの下半身が気付かずに二・三歩歩くくらい速い。多分右腕がなくなった事にすら気付いていないだろう。 (;三)「俺は前に進んだと思ったら上半身と下半身が分かれていた! 何を言っているのかわからないかと思うが、俺も何をされたのかわからない……。頭がどうにかなりそうだった… 『超スピード』だとか(ry」 また、ステイシスモジュールの暴走が関係してるのか、ステイシスの拘束時間が他のネクロモーフより短い。 部位破壊を無視してでもカッター撃ちこみまくれば割とあっさり死んだりする。逆に言えば撃ちまくらないとこっちが死ぬ。 2でリストラ…と思われたがDLC「セバード」に登場。 ・Hunter/ハンター チャプター5、チャプター10で戦うことになるボスキャラ。 恐ろしい事に&bold(){四肢が再生する。しかも再生中は無敵である。} そしてなんとマーサー博士によって人為的に生み出された人造ネクロモーフである。ふざけんな。 武器や工具で倒す事は不可能であり、地形を利用して凍らせたり燃やしたりするしかない。 ・Leviathan/リヴァイアサン チャプター6のボスキャラで、食料庫に巣食う超巨大ネクロモーフ。 その正体は食糧庫の備蓄肉にネクロモーフが宿り、備蓄を全て吸収した上で触手により無尽蔵に「肉」を広げていったバケモン。 元となったネクロモーフは宇宙空間を漂流していたらしく、USG Ishimuraの水耕栽培区に侵入した。 弱点は中央の黄色い部分だが、場所が無重力状態な上に3本の触手で苛烈な攻撃を仕掛けてくる。 ・Slug/スラグ チャプター8のボスキャラで、USG Ishimuraの船体に張り付く超巨大ネクロモーフ。 無重力空間に適応した巨大な体躯と5本の触手を持つ。小惑星破壊用のキャノン砲を使用しての戦闘になる。 ・Hive Mind/ハイブマインド 1のラスボス。星採掘船USG Ishimuraのネクロモーフをテレパシーで操っている親玉的存在。 200年前にイージス7で行われたマーカー実験により偶然産み出された超巨大生命体。 その危険性によりマーカー共々地中に埋められ封印されていたが、CECの違法採掘により目を覚ました。 巨大な触手で攻撃してくるほか、プレグナントを吐き出してくる。 弱点は口の周りにある5つの黄色い部分で、そこを破壊すると腹の弱点が露出する。 ・Crawler/クローラー  2に登場する、Lurkerと同じく新生児が変異したネクロモーフ。通称「爆さん」。 腹部が黄色く膨らんでおり、こちらへ這い寄ってきて自爆する赤さん版Exploder。 集団で襲ってくるが動きはそんなに早くなく、落ち着いてその辺の物でもぶつけるだけで倒せる。 #openclose(show=ただし初登場シーンは作中屈指のトラウマ物。){ Chapter6の保育エリア内にある保育所で、ガラス越しに発見した生存者の女性が錯乱状態でCrawlerに呼びかける。 &ruby(Come to mamma! Yes, yes that's it. Come to momma. Oh, right up here. Oh, oh! Yes, there you go...){「おいで、ママよ!そう、いいわね。こっちにおいで。そう、頑張って。そう、そうよ、こっちにおいで…」} そして優しくネクロモーフを抱き上げ、愛おしそうに抱きしめる。 &bold(){&font(red){すると次の瞬間、爆発と共に窓ガラス一面に血と内臓がぶちまけられる。}} 「Crawlerに触れるとこうなるよ」という分かりやすい説明なのだが、あまりにショッキングすぎて到底お見せできない。 ちなみにこのCrawler、結構な確率で&bold(){頭部だけ残る}。 この頭は普通の赤ん坊のままなので、キネシスで引き寄せると更にトラウマ。 } ・The Pack/パック  2に登場する、幼児の体を素体としたネクロモーフで、通称「こどモーフ」。 甲高い金切り声を上げながら襲ってくる。弱点は特になし。 こいつが上げる奇声はかの有名なキーボードクラッシャーの音声をサンプリングして使用しているとか。 決まって大集団でアイザックさんを襲ってくるので、よく「親父狩り」と呼ばれている。 …でもむしろ手慣れたアイザックさんから見れば、こいつ等の方が動くアイテムボックスみたいなものである。 ・Feeder/フィーダー  3に登場する、極度の飢餓からネクロモーフの肉を食べてしまい、生きながらネクロモーフと化した人々の成れの果て。 ネクロモーフ化した今でも餓えに苛まれており、アイザックさんを見つけると集団で襲い掛かって来る。弱点は頭部。 身体が衰弱している分耐久力は低く、また知覚も鈍いため上手くやれば戦わずにスルーする事も可能。 ・Alien Necromorh/エイリアン・ネクロモーフ  3に登場する、かつて惑星タウ・ヴォランティスに住んでいた異星人の死体がネクロモーフ化した姿。 アートワークの設定によると、生前は魚類に似た生物だった模様。彼らがマーカーの創造主…ではなく、彼らも人類と同じく運悪くマーカーを発見・調査したためにネクロモーフ災害に遭遇してしまった被害者である。 ゲーム的にはブルートのモデリング変更版で、弱点も同じく背中と脚。ただしあまりにも頑丈なせいで倒せない敵とアイザックさんに勘違いされることもしばしば。 ◆画像 &font(#ff0000){グロ注意} #openclose(show=ここをクリックすると開けます。){ #image(https://img.atwikiimg.com/www43.atwiki.jp/deadspace2/attach/44/332/Slasher01.jpg) #image(https://img.atwikiimg.com/www43.atwiki.jp/deadspace2/attach/44/327/Lurker02.jpg) } ◆余談 ・2ではこいつらの鎌や身体を武器として、キネシスで飛ばせる。 ・姿がネクロモーフになっても人間時の意識を保っているものもいるらしい。 ・狂暴性について  ネクロモーフとしての本能が「攻撃」なので、攻撃性が非常に高く、また武器に非常に敏感。黒くなると狂暴性が増す。頭に穴が空いていると寄生しやすい。 ・パワーアップすると黒い個体になる。名前も「スーパー」になる。通称「黒化」   ◆番外  ネクロモーフではないが、アイザックの前に立ちはだかるトラップや障害を紹介する。 ・&font(#994c00){ドア/扉}  別名:ハイテンションドア。 その名の通りただのドアだが壊れており、ドアに挟まれると身体が&font(#ff0000){真っ二つ}になる 第一被害者はスラッシャーさん ・&font(#afdfe4){隔壁}  2から登場。 所謂ドアだが酸素が漏れないようにする隔壁。 何かの拍子に▽の付いたガラスを割ると酸素が漏れて、隔壁の所までに▽を撃たないと隔壁に挟まれて死ぬ。 死亡シーンは結構凝っていて、身体を挟まれて三回開閉の後真っ二つになり死亡、両腕を挟まれて両腕が千切れて出血多量で死亡、頭が挟まれて死亡等々、制作スタッフの精神構造が心配になるほど凝っている(まぁ、隔壁に限ったことではないが…) 何故隔壁での死亡シーンが凝っているかというと、隔壁や扉・安全関連の事故への&font(#994c00){皮肉}と&font(#800080){警告}なんだとか……。 ・&font(#808080){隕石/宇宙塵}  宇宙空間にある隕石や塵。 ただの小石や塵だと侮るなかれ、一撃でも当たればウーワウーワウーワ…する 追記・修正はネクロモーフの様に荒ぶりながらお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,15) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スラッシャーの『目の前にいるのに忍び足』『バッレバレの死体のふり』に萌えてきたら大分マーカー汚染が進んでおります -- 名無しさん (2013-07-14 08:50:30) - 3では全体的にのけぞり耐性があるからスラッシャーですらキツい &br() -- 名無しさん (2013-07-14 13:52:40) - ↑カッターが産廃化したのは泣ける -- 名無しさん (2013-07-15 14:33:18) - 某動画では、エクスプローダーの名称は「松永」だったな。あの動画のおかげでこの素晴らしい作品に出会えた。感謝しきれないよ -- 名無しさん (2014-06-20 20:35:47) - ↑2 ディっ…ディスパーサーにすればまだ使えるもん…(震え声) -- 名無しさん (2014-10-27 16:32:02) - 無印だけかシリーズ通してなのかは忘れたけど、倒したりしたあと切断した直後の部分見るとなんか黒い触手がうねっていたりするんだよな。 -- 名無しさん (2015-04-12 13:39:38) - 死んだふりっていうか、殺す相手(=感染対象)が近くに居ないから一時的に活動停止してるとか何処かで見た気がする -- 名無しさん (2016-05-16 22:27:48) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/06/27 Mon 03:34:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#dd00dd,b,40){NecroMorphs} &font(#ff0000){この項目にはグロテスクな表現が含まれます}} *概要 ◆&font(#ff0000){ネクロモーフ}とは?  &font(#994c00){ネクロモーフ}とはゲーム「[[DEADSPACE>DEADSPACE(ゲーム)]]」に出てくる敵の事。 人間の死体に謎の細胞のようなものが感染して怪物に変わった存在。 その姿は嫌悪感を示さずを得ない程&font(#800080){醜悪}で、どのネクロモーフも共通点があり、鎌みたいな形の手が生えていて顔からは牙が生え、顔の皮はない。 また、元が人間だとは思えない程の変貌を遂げるのも特徴。一度変異してしまうと、見知った同僚でも気付かない。 身体能力が高く「活動目的」達成の為、かなり凶暴。知能は高いとも言われているが、ゲーム中では足の速いゾンビレベル。 「生命維持機能」を必要としないため、他ゲームの[[ゾンビ]]やクリーチャーにありがちな弱点である頭に対しての攻撃はあまり有効打にはならない。 一方で攻撃手段(鎌や牙等)が無くなると攻撃活動を止めるため、頭部や胴体よりも腕や触手を狙って吹き飛ばした方がいい。 活動目的は&font(#008000,b){増殖のために死体を増やすこと}。ただそれのみ。 ちなみにコイツ等は&bold(){生きているわけではない}。ゾンビだからとかそういう意味でもない。 ネクロモーフは&color(#F54738){見えない糸で操られているマリオネット}のようなものであり、バラバラにしない限り動くのもそのため。またその性質上、生身の人間では到底耐えられない真空の宇宙空間や毒ガスの中でも平然と動き回る。 動かなくなったネクロモーフも死んだからとかではなく、動けなくなっただけ。攻撃できない=死体を増やせない、だから動かない。ただそれだけ。 発生源はマーカーと言われているが、実は違うらしく、今のところ発生源は&font(#ff0000){不明}。有力なのは『[[1(無印)>DEADSPACE(ゲーム)]]』に出てきた星。 …と思われたが、『3』にて200年前のブラック・マーカー研究施設でも発生しており、結局マーカーが関わってる説が濃厚。   余談だがスタッフ曰く「これを作ったやつはかなりキテるね」 また、別のスタッフは「難易度によって死に方を変えようと思ったけど、スタッフがノイローゼになったから止めた」とも言っている。スタッフ…… **種別一覧  ここからは個々のネクロモーフを紹介していく。尚、主に紹介するのは無印DEADSPACE。 ・Slasher/スラッシャー  最も数が多い一般的なネクロモーフ。通称[[ポクテ>ジャングルはいつもハレのちグゥ]]。 肩の後ろから鎌が生えていて、顔からは牙が生えた姿をしている。 鋭利な鎌で斬りつけたり、組み付いて牙で攻撃してくる。 スラッシャーに限ったことではないが、ダクト(通気孔)を通ってエリア間を移動する。 こちらが気付いているのに、そろりそろり近付くのを止めない等、ちょっと&font(#b8d200){萌える}。 死体に紛れ込んで奇襲したり死んだふりをする事も。でもバレバレやっぱり&font(#b8d200){萌える}。 黒化すると攻撃・防御力共に強化される。また、2の黒化は非常に仰々しい姿に変貌している。   ・Lurker/ラーカー  赤ん坊型のネクロモーフ。通称[[赤さん>外道ベイビー(赤さん)]]。1に出てくるラーカーは移植用クローン。2ではスプロール居住区の赤子。 日本で発禁な原因の一つと言われている。3では犬の死体が素体になった。((これは規制ではなく設定的に幼児がいないため。)) 三本の触手を生やしていて、その触手から銛を発射したり組み付いて突いてくる。 黒化すると無駄に硬くなる。まさに外道。触手が弱点なので根元近くをラインガンでまとめてぶった切ろう。 ・Infector/インフェクター  エイのような形のネクロモーフ。その様はまるで宙を舞うオフトゥン。 人間や死体をネクロモーフにする能力を持つが、死体が周囲にないと組み付いて攻撃してくる。耐久力が高い。 死体の四肢を三本以上欠損させるとネクロモーフ化されないので、死体を見付けたら光速で四肢を踏み潰そう。 見ての通り四肢がないので、動かなくなるまで攻撃するしかないのが厄介…だがステイシスからのストンプ連打で簡単に倒せる。 ゲームでは羽ばたくように浮遊し、OVAでは飛行している。 ・Swarm/スウォーム  大きな蛭か虫の様な小型ネクロモーフ。元は虫・微生物が変異したもの。 小型で見た目通り、どの攻撃でも一撃で倒せる。しかし、脅威的なのはワンシーンでの出現数。 トラップとしてアイテムボックスの中に隠れていることがある。<うわあああストンプストンプ! 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何を言っているのかわからないかと思うが、俺も何をされたのかわからない……。頭がどうにかなりそうだった… 『超スピード』だとか(ry」 また、ステイシスモジュールの暴走が関係してるのか、ステイシスの拘束時間が他のネクロモーフより短い。 部位破壊を無視してでもカッター撃ちこみまくれば割とあっさり死んだりする。逆に言えば撃ちまくらないとこっちが死ぬ。 2でリストラ…と思われたがDLC「セバード」に登場。 ・Hunter/ハンター チャプター5、チャプター10で戦うことになるボスキャラ。 恐ろしい事に&bold(){四肢が再生する。しかも再生中は無敵である。} そしてなんとマーサー博士によって人為的に生み出された人造ネクロモーフである。ふざけんな。 武器や工具で倒す事は不可能であり、地形を利用して凍らせたり燃やしたりするしかない。 ・Leviathan/リヴァイアサン チャプター6のボスキャラで、食料庫に巣食う超巨大ネクロモーフ。 その正体は食糧庫の備蓄肉にネクロモーフが宿り、備蓄を全て吸収した上で触手により無尽蔵に「肉」を広げていったバケモン。 元となったネクロモーフは宇宙空間を漂流していたらしく、USG Ishimuraの水耕栽培区に侵入した。 弱点は中央の黄色い部分だが、場所が無重力状態な上に3本の触手で苛烈な攻撃を仕掛けてくる。 ・Slug/スラグ チャプター8のボスキャラで、USG Ishimuraの船体に張り付く超巨大ネクロモーフ。 無重力空間に適応した巨大な体躯と5本の触手を持つ。小惑星破壊用のキャノン砲を使用しての戦闘になる。 ・Hive Mind/ハイブマインド 1のラスボス。星採掘船USG Ishimuraのネクロモーフをテレパシーで操っている親玉的存在。 200年前にイージス7で行われたマーカー実験により偶然産み出された超巨大生命体。 その危険性によりマーカー共々地中に埋められ封印されていたが、CECの違法採掘により目を覚ました。 巨大な触手で攻撃してくるほか、プレグナントを吐き出してくる。 弱点は口の周りにある5つの黄色い部分で、そこを破壊すると腹の弱点が露出する。 ・Crawler/クローラー  2に登場する、Lurkerと同じく新生児が変異したネクロモーフ。通称「爆さん」。 腹部が黄色く膨らんでおり、こちらへ這い寄ってきて自爆する赤さん版Exploder。 集団で襲ってくるが動きはそんなに早くなく、落ち着いてその辺の物でもぶつけるだけで倒せる。 #openclose(show=ただし初登場シーンは作中屈指のトラウマ物。){ Chapter6の保育エリア内にある保育所で、ガラス越しに発見した生存者の女性が錯乱状態でCrawlerに呼びかける。 &ruby(Come to mamma! Yes, yes that's it. Come to momma. Oh, right up here. Oh, oh! Yes, there you go...){「おいで、ママよ!そう、いいわね。こっちにおいで。そう、頑張って。そう、そうよ、こっちにおいで…」} そして優しくネクロモーフを抱き上げ、愛おしそうに抱きしめる。 &bold(){&font(red){すると次の瞬間、爆発と共に窓ガラス一面に血と内臓がぶちまけられる。}} 「Crawlerに触れるとこうなるよ」という分かりやすい説明なのだが、あまりにショッキングすぎて到底お見せできない。 ちなみにこのCrawler、結構な確率で&bold(){頭部だけ残る}。 この頭は普通の赤ん坊のままなので、キネシスで引き寄せると更にトラウマ。 } ・The Pack/パック  2に登場する、幼児の体を素体としたネクロモーフで、通称「こどモーフ」。 甲高い金切り声を上げながら襲ってくる。弱点は特になし。 こいつが上げる奇声はかの有名なキーボードクラッシャーの音声をサンプリングして使用しているとか。 決まって大集団でアイザックさんを襲ってくるので、よく「親父狩り」と呼ばれている。 …でもむしろ手慣れたアイザックさんから見れば、こいつ等の方が動くアイテムボックスみたいなものである。 ・Feeder/フィーダー  3に登場する、極度の飢餓からネクロモーフの肉を食べてしまい、生きながらネクロモーフと化した人々の成れの果て。 ネクロモーフ化した今でも餓えに苛まれており、アイザックさんを見つけると集団で襲い掛かって来る。弱点は頭部。 身体が衰弱している分耐久力は低く、また知覚も鈍いため上手くやれば戦わずにスルーする事も可能。 ・Alien Necromorh/エイリアン・ネクロモーフ  3に登場する、かつて惑星タウ・ヴォランティスに住んでいた異星人の死体がネクロモーフ化した姿。 アートワークの設定によると、生前は魚類に似た生物だった模様。彼らがマーカーの創造主…ではなく、彼らも人類と同じく運悪くマーカーを発見・調査したためにネクロモーフ災害に遭遇してしまった被害者である。 ゲーム的にはブルートのモデリング変更版で、弱点も同じく背中と脚。ただしあまりにも頑丈なせいで倒せない敵とアイザックさんに勘違いされることもしばしば。 ◆画像 &font(#ff0000){グロ注意} #openclose(show=ここをクリックすると開けます。){ #image(https://img.atwikiimg.com/www43.atwiki.jp/deadspace2/attach/44/332/Slasher01.jpg) #image(https://img.atwikiimg.com/www43.atwiki.jp/deadspace2/attach/44/327/Lurker02.jpg) } ◆余談 ・2ではこいつらの鎌や身体を武器として、キネシスで飛ばせる。 ・姿がネクロモーフになっても人間時の意識を保っているものもいるらしい。 ・狂暴性について  ネクロモーフとしての本能が「攻撃」なので、攻撃性が非常に高く、また武器に非常に敏感。黒くなると狂暴性が増す。頭に穴が空いていると寄生しやすい。 ・パワーアップすると黒い個体になる。名前も「スーパー」になる。通称「黒化」   ◆番外  ネクロモーフではないが、アイザックの前に立ちはだかるトラップや障害を紹介する。 ・&font(#994c00){ドア/扉}  別名:ハイテンションドア。 その名の通りただのドアだが壊れており、ドアに挟まれると身体が&font(#ff0000){真っ二つ}になる 第一被害者はスラッシャーさん ・&font(#afdfe4){隔壁}  2から登場。 所謂ドアだが酸素が漏れないようにする隔壁。 何かの拍子に▽の付いたガラスを割ると酸素が漏れて、隔壁の所までに▽を撃たないと隔壁に挟まれて死ぬ。 死亡シーンは結構凝っていて、身体を挟まれて三回開閉の後真っ二つになり死亡、両腕を挟まれて両腕が千切れて出血多量で死亡、頭が挟まれて死亡等々、制作スタッフの精神構造が心配になるほど凝っている(まぁ、隔壁に限ったことではないが…) 何故隔壁での死亡シーンが凝っているかというと、隔壁や扉・安全関連の事故への&font(#994c00){皮肉}と&font(#800080){警告}なんだとか……。 ・&font(#808080){隕石/宇宙塵}  宇宙空間にある隕石や塵。 ただの小石や塵だと侮るなかれ、一撃でも当たればウーワウーワウーワ…する 追記・修正はネクロモーフの様に荒ぶりながらお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スラッシャーの『目の前にいるのに忍び足』『バッレバレの死体のふり』に萌えてきたら大分マーカー汚染が進んでおります -- 名無しさん (2013-07-14 08:50:30) - 3では全体的にのけぞり耐性があるからスラッシャーですらキツい &br() -- 名無しさん (2013-07-14 13:52:40) - ↑カッターが産廃化したのは泣ける -- 名無しさん (2013-07-15 14:33:18) - 某動画では、エクスプローダーの名称は「松永」だったな。あの動画のおかげでこの素晴らしい作品に出会えた。感謝しきれないよ -- 名無しさん (2014-06-20 20:35:47) - ↑2 ディっ…ディスパーサーにすればまだ使えるもん…(震え声) -- 名無しさん (2014-10-27 16:32:02) - 無印だけかシリーズ通してなのかは忘れたけど、倒したりしたあと切断した直後の部分見るとなんか黒い触手がうねっていたりするんだよな。 -- 名無しさん (2015-04-12 13:39:38) - 死んだふりっていうか、殺す相手(=感染対象)が近くに居ないから一時的に活動停止してるとか何処かで見た気がする -- 名無しさん (2016-05-16 22:27:48) #comment #areaedit(end) }

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