未来戦隊タイムレンジャー

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&font(#6495ED){登録日}:2010/03/13(土) 21:10:34 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){{{ &font(#008cff){go over time and space……、} &font(#ff0000){西暦3000年の未来人達と、} &font(#ff0000){一人の男が出会った。} &font(#ff0000){新しい時を刻むために……。} }}} 2000年2月13日から2001年2月11日まで全51話が放送された「スーパー戦隊シリーズ」第24作。 時間がモチーフ。それゆえ、過去と未来を巡る登場人物の群像劇が中心となる。 タイムパトロールやタイムパラドックスなどの他に、探偵ものの要素も含まれているため、話数は「Case File.(事件簿)○×」で表記されている。 全51話だが本編は第50話で終了となり、第51話は主演の5人とタックがタイムジェットに乗り、これまでの歴代スーパー戦隊を振り返るといういわば特別編となっている。番組のラストには変身後の姿のみではあるが、次作『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』の5人が登場し名乗りを披露し、タイムレンジャーからガオレンジャーへ正式にバトンタッチする一幕も盛り込まれた。 *【あらすじ】 #center(){&bold(){西暦 3000年 2月 13日}} 様々な歴史を繰り返してきた地球は、新たな発展の時代を迎えていた。 知的生物は人間に留まらず、その行動範囲を地上から宇宙へ…そして、時間にさえ広がっていた。 時間移動装置……いわゆる、タイムマシンが発明されて、10年が経っているのである。 だが、不法な時間移動・歴史修正などを監視する「時間保護局」のロンダー刑務所から1000年の圧縮冷凍刑が迫った大物ドン・ドルネロが20世紀に逃亡した。 時間保護局の特殊部隊「タイムレンジャー」の新米隊員ユウリら4人は隊長のリュウヤらに選抜されドルネロ一味を追跡するが、ロンダー刑務所ごと時間保護局の船と共にタイムワープしてしまう。 20世紀に放り出されたユウリたちはドルネロたちを逮捕し歴史を守るため、リュウヤに瓜二つの20世紀人・浅見竜也をメンバーに引き入れた。 こうして4人は、竜也と共にロンダーズ構成員達の犯罪阻止及び逮捕に取り組む事となった。時に…… #center(){&bold(){西暦 2000年 2月 13日}}   *【登場人物】 **■タイムレンジャーとその関係者■ ***〇[[&font(#ff0000){浅見 竜也(あさみ たつや)/タイムレッド}>タイムレッド/浅見竜也]] 日本の政財界に強い影響力を持つ企業グループ「浅見グループ」の長男。 親の敷いたレールに乗ることを良しとせず、父・渡とは本編以前からの確執があった。 偶然救った時間保護局の4人とともに、便利屋「トゥモローリサーチ(以下TR)」を開業。自らの力で未来を切り開こうとする。 インターハイで準優勝するほどの空手の腕前を戦闘に活かす。 TRでは「空手道場」を担当。少年たちからも慕われている。 ***〇[[&font(#ffc0cb){ユウリ/タイムピンク}>タイムピンク/ユウリ]] タイムレンジャーの実質的リーダー。 30世紀のインターシティ警察・マフィア担当捜査官で、ドルネロを捜査するために時間保護局に潜入していた。 ドルネロが雇った殺し屋に両親と妹を殺害されており、正義感だけでなく個人的な恨みも持つ。 戦闘力も高く、冷静な判断力を持ち周りを引っ張る意識も強い。 TRでは探偵業をしている。ペット捜しのビラを自作した際には[[画伯]]であることが発覚した。 ゴーカイジャーではアイムの担当。しかし姉御肌女子から可愛いお淑やかな女子へと綺麗に逆転してしまう。 ***〇[[&font(#0000ff){アヤセ/タイムブルー}>タイムブルー/アヤセ]] 時間保護局の新人捜査官。 かつてはプロレーサーを目指していたが、 30世紀の不治の心臓病「オシリス症候群」を抱えていることが判明して断念した。 外見はクールだがハートは熱い二枚目。 TRでは「運転代行」を担当。タックの協力でしっかり試験場に通い、「&font(#0000ff){綾瀬慎之介}」名義の運転免許を取得している。 ゴーカイジャーではジョーの担当。アヤセはジョーと同じくクール系男子なので馴染んでいた。 ***〇[[&font(#ffdc00){ドモン/タイムイエロー}>タイムイエロー/ドモン]] 30世紀の格闘技「グラップ」のプロ選手だったが、試合出場を放棄して追放。時間保護局に転がり込んだ。 元格闘選手の看板は伊達ではなく、戦闘力は高い。 ストレートな性格の人情家で家族を懐かしみ、ホームシックになって記憶障害を起こした事もある。 TRでは「護身術教室」を開く。が…街で女性にばかり声をかける下心見え見えの勧誘の結果、最後まで顧客はゼロだった。 現代人の森山ホナミと相思相愛になり、自分の遺伝子を残していった。息子の名前は“未来”。 2000年では「&font(#ffdc00){土門太郎}」を名乗っている。アヤセの偽名よりも適当な気がするのは、竜也がドモンの入院書類に勝手に書き込んだため。 ゴーカイジャーではルカの担当。しかしガッシ体型からスリム化し、さらにスカートまでついてしまう。 ***〇[[&font(#008000){シオン/タイムグリーン}>タイムグリーン/シオン]] 西暦2984年に戦争で消滅したハバード星の生き残り。つまり天涯孤独の異星人。 研究サンプルとして研究者に囲まれて幼少期を過ごした。 心優しく無邪気な性格で、特にドモン((現役時代からファンだったらしい))に懐いている。 天才的な頭脳でサポートメカの開発、改造で活躍する。 TRでは「機械修理」を担当。お得意様も多く、一番の稼ぎ頭。 ゴーカイジャーではハカセの担当。シオンとハカセはどちらもムードメーカーキャラだったので珍しく違和感は無かった。しかしタイムレンジャーにゴーカイチェンジする際、ハカセだけ本家のポーズをしていなかった…。 のちに[[魔戒法師>魔戒法師(牙狼)]]に転職しており、同僚が自分と同じ名前の敵と戦っていた。   ***〇&font(#afdfe4){タック} タイムレンジャーの面々に同行してやってきた、ミミズク型サポートロボット。 ロンダー刑務所の全囚人データの他、20世紀、30世紀の各種データ、%%歴代戦隊の知識%%等が蓄積されている。 意外と人間くさい面も。 ***タイムロボター シオンが作製したサポートロボット。 目覚まし時計のような見た目で、トゥモローリサーチの業務補助を担う%%、一応%%。 かなりうるさいのでイライラしたドモンが掴みかかろうとしてシオンに止められた事もある。 ***〇リュウヤ 時間保護局レンジャー隊隊長。 竜也にそっくりだが、これは彼が浅見家の末裔であることに起因する。 タイムロボなどの発進承認を行っている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){この作品の真の黒幕。}} ***◇[[タイムロボ]] 5機のタイムジェットの合体形態。 白兵戦用のタイムロボα、銃撃戦用のタイムロボβ、重戦闘機のタイムジェットγの3形態を使い分けて戦う。 同じ5機が合体してるのにαとβで様変わりが激しく、戦隊界の[[ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]と名高い。 ***◇タイムシャドウ AIで動く二号ロボ。 大型戦闘機から変形し、タイムロボと合体してタイムロボシャドウα、タイムロボシャドウβになることができる(特にβは合体によってやっと圧縮冷凍を使えるようになる) 「ハッカー」の囚人に操られたこともある。電子頭脳持ち巨大ロボの宿命か。 **■合体武器■ **ボルテックバズーカ 5つのボルユニット(ボルブラスター・ボルランチャー・ボルパルサー・ボルバルカン・ボルスナイパー)を合体させたバズーカ砲。 囚人を圧縮冷凍させるプレスリフレイザーを放つことが出来る。 …が、圧縮冷凍には時間がかかるため、その間に抑制シールを剥がしてそのまま巨大戦に入るパターンが多かった。圧縮冷凍に成功したのは13話・28話・37話((タイムファイヤーのDVリフレイザーとの同時攻撃))だけである。 %%玩具がさっぱり売れなかったためか%%物語終盤は等身大戦で囚人側が不利になったところで抑制シールを剥がす展開が定着してしまい、一切使われなくなった。 **■シティーガーディアンズ■ 浅見渡がロンダーズファミリー対策として結成した組織。略称はCGC。 基本的には契約企業などをロンダーズから守る営利団体。 タイムレンジャーには非協力的な面が目立ち、事実上の第三勢力といえる。 ***〇[[&font(#ff0000){滝沢 直人(たきざわ なおと)/タイムファイヤー}>タイムファイヤー/滝沢直人]] 高校・大学時代の竜也の空手のライバル。インターハイでは竜也を倒し優勝した。 当初はシティガーディアンズ第二班の所属だったが、タイムファイヤーの力を手に入れたことで隊長に成り上がった。 出世欲が強く、恵まれた立場にいながらその力を使おうとしない竜也を快く思っていない。 [[底辺のプログラマー>水槽(牙狼-GARO-)]]でも[[魔獣に変身するイケメン>牙狼-GARO- RED REQUIEM]]でもない。 ***〇浅見 渡(あさみ わたる) 浅見グループ会長で竜也の父。先代の築いたグループを発展させて政財界に強い影響力を持つ傍ら、社会貢献にも熱心に取り組み、ロンダーズファミリー対策として「シティーガーディアンズ」を組織した。 意思に従わない息子に苛立ちを感じているが、同じように反発していた若い頃の自分を重ね合わせてもいる。 [[高速戦隊>高速戦隊ターボレンジャー]]の博士によく似ている。 ***◇[[ブイレックスロボ]] かつて時空転移実験の失敗で行方不明になっていたロボ。 タイムファイヤーの音声入力で操縦する ***◇ライメイ CGCが独自開発した巨大ドリル戦車。 あっさりやられた上にブイレックスロボが登場し、いらない子に。 しかし12年後に[[まさかの復活>豪獣神]]を遂げる。 **■ロンダーズファミリー■ 30世紀から20世紀の地球に逃亡してきたドン・ドルネロを首領とする組織。 世界征服ではなく、金目当てのために犯罪活動をする。 ロンダー刑務所を本拠としており、刑務所内の圧縮冷凍された囚人達を解凍して配下にしている。 ***〇[[ドン・ドルネロ]] 30世紀のマフィア、ドルネロファミリーのボス。 第一級犯罪により1000年の圧縮冷凍刑を宣告されたが、刑務所ごと空間転移を行って20世紀に逃走。 そこでギエンやリラと共にロンダーズファミリーを立ち上げた。 金と昔馴染みを愛し、金が無いと熱が出る。 しかし金にならない殺戮や破壊活動は好まない常識人(?)。 ***〇[[ギエン>ギエン(未来戦隊タイムレンジャー)]] 長身の機械化人間。全身金ピカ。 普段は冷静沈着で丁寧な言動を崩さないが、感情が高ぶると顔が展開し言動も狂気的になる。 アタッチメント式の左腕と、口に内蔵されたビーム砲を武器とする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){元は少々頭が悪いが、純粋無垢な人間だった。仲良くなったドルネロを匿ったために瀕死の重傷を負い、ドルネロが機械化改造で生き延びさせ、今の姿になった。しかし改造に使った電子頭脳の影響で、破壊と殺戮を好む残虐な性格に変貌してしまった。}} ***〇リラ ドルネロの愛人。 贅沢とお金が大好きで自己中心的な女性犯罪者。 グルメ、美容、ファッションなどあらゆる物に関心を持ち、手に入れようとする。 そのため無駄使いも多くドルネロの悩みの種。 ドルネロとは金で繋がっている仲だったが、内心ではそれなりに好意も抱いていた。なお、ドルネロにとっては死んだ母親に似ていたらしい。 Case Fail.47にて金を持ち逃げし、そのまま消息不明となった。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ラストで事実上の未来の改変が起こった事を考えると、彼女も同様に生き方も大きく変わってしまったと思われる。}} ***〇[[ロンダー囚人>ロンダー囚人(未来戦隊タイムレンジャー)]] 項目参照。 ***○ジャンクドロイド ゼニット ギエンが作り出したロボット兵士で、ネジ状の部品から生み出される。 基本的に人語は喋ることは出来ないが、人間の姿に変身することもできその時は喋ることが可能。戦闘からエステティシャンのアシスタントまで、様々な雑務をこなす。薄茶色の個体がほとんどだが、中には金色のゼニットも存在する。 戦闘時には銃と短剣が合体した武器を使い、金属音を鳴らし変わったステップを踏みながらタイムレンジャーと戦う。 誰でも倒せる雑魚戦闘員だがストーリー終盤、&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){変身前のタイムファイヤー…滝沢直人を射殺する}}という快挙を成し遂げた。 金色のゼニットのスーツにはメタリックに光る特殊な素材が用いられている。顔の中央は覗き穴になっており、スーツアクターからは視界がよいと好評であったという。 **■その他の勢力■ 〇&font(#ff0000){未来戦隊オカムレンジャー(演:岡村隆史)} 某特番に現れたスーパーヒーロー。29歳で格闘技大好きだが子供には厳しい。相方は矢部んライダークウガ。 変身シーンは本家に負けないクオリティを持つ。 所持アイテムはオカムユンケルで飲むと動きが素早くなったり酔拳が使えたりする。でも本人の視野がかなり狭い(片目縦4mm×横40mmの穴)という弱点がある(第2回以降ではある程度改善)。 自身の番組(ナイナイナ)が終わってしまい、テレビ朝日のレギュラー番組が0になった事が理由で殴り込み、 タイムレンジャーと朝の番組枠を賭けて床体操対決をしたが完敗。子供達から「バカー!」と罵声を浴びるハメに。 ロンダーズが乱入してきて、不毛な対決は終了する。 その後、キャラが気に入ったようでナイナイナが特番で復活した時には相方の新しい八重歯を用意したり、自身の股間のモッコリを収めるために変身した。 ちなみにその様子を見たデヴィ夫人に&font(#800080){「バカみたいね!!」「バカレンジャー」}と罵られ、林家ペーパー子夫妻にモッコリした姿の写真を撮られた。 ココリコ(伝説のヒーロー戦士タナカイダー&クレヨンしょうちゃん)とカラオケ対決も行ったが敗北している。 &font(#ff0000){「俺は絶対に…………帰らない!」} *【作品について】 脚本は『[[ギンガマン>星獣戦隊ギンガマン]]』や後に『[[龍騎>仮面ライダー龍騎]]』や『[[電王>仮面ライダー電王]]』、『[[ゴーバスターズ>特命戦隊ゴーバスターズ]]』を手がける[[小林靖子]]。 敵も味方も仲間の関係を重視した作風やシリアスなストーリーが大人にはヒットし、女性ファンも多い戦隊。しょこたんもその1人。 高視聴率を記録し、今でもコアなファンがいる。 終盤の挿入歌「あいたいよ」が流れてからラストまでは涙腺崩壊必至。 また、ゴールデンに特別番組枠が組まれるなど、主に高年齢層人気が高かった。 オカムレンジャーとの対決もこの枠で行われている((タイムグリーンそのものは登場したが、シオン役の倉貫氏は当時高校生だったため、試験の関係で出演しなかった))。 しかし大人に人気が出た反面、子どもたちへのアピールには完全に失敗し、殆ど気に入ってもらえず視聴率と反比例して玩具の売上はかなりひどいものとなってしまっている。 また、この年には平成仮面ライダー第1号の[[仮面ライダークウガ]]が放送されており、そもそもヒーロー玩具業界のシェア自体がクウガに集中していたと、玩具デザインを担当した野中剛が語っている。 [[快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー]]が更新するまでは、資料が残っている作品の中で本作が一番売れていなかった。 売り上げがかなり下がったと言われている『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』よりも低いといえば本作がどれだけ売れなかったかは理解できると思われる。 現在のスーパー戦隊の玩具展開は、本作の売上不振と次作のガオレンジャーの成功を大きく受けていると思われる。 ナレーションはドラゴンボールZのドドリア役などを務めた堀之紀氏。ただしその役割は最初の赤字で書かれたオープニングナレーションと本編でのサブタイトル読み、次回予告の「NEXT TIMERANGER」のコール、一部の回での内容紹介、次回のサブタイトル読み((これらはたまに出演者が読み上げる場合があった))程度にとどまっており、サブタイ読み以外の本編内でのナレーションはCase File 26の冒頭までなかった((この回は前後編の後編であり、ナレーションの内容は前回のあらすじだった))。 オープニングはこれまでのスーパー戦隊の主題歌とは一線を画したゴスペルコーラスなどを使ったプログレ調の曲に仕上がっている。歌詞中には「未来戦隊」というフレーズが一切出てこず、「タイムレンジャー」もサビの冒頭でしか出てこない。また、英語交じりで難しくて歌えないという意見があったため、13〜30話で歌詞テロップが表示された((ただし、英語を含めルビは振っていない))。 オープニングの5人のキャスト表示も1〜12話が下段に左右から出てくる役名が合体して演者の名前が表示されるものだったが((タイムレッド/浅見竜也の場合、左から「TIMERED」右から「TATSUYA」が合体し、「永井マサル」と表示される))、速くて見づらかったためか13〜30話では右上に、31話からは下段に二段で表示されるようになった((タイムレッド/浅見竜也の場合、上段が「TIMERED 浅見竜也」、下段が「永井マサル」。上段が左から、下段が右から出現する))。 当作品よりOPとEDのテロップがビデオ合成に変更された((次作からは本編のテロップもビデオ合成となる。本編はこれまで通りフィルム撮影。全面的にVTR撮影に切り替わるのは9年後のシンケンジャーから))。作内の書体は基本的に明朝体が使用されているが、敵側は前作同様古印体が使用されている。 40話に出てきた囚人・連続窃盗犯ドーバは、何と&bold(){そのテロップを舌で絡め取って捕食した}。 *【海外版】 海外では「パワーレンジャータイムフォース」のタイトルで放送。 大まかなシナリオは原作とほぼ同じだが、用心棒・ハイドリッドがランシック(アメリカ版オリジナルの悪役)の過去のシーンにのみ登場、 タイムファイヤーが死亡しない、ドルネロは自らの意思で圧縮冷凍、最後は敵組織とレンジャー達が和解する等の変更点が見られる。 日本と同様に高く評価された他、こちらでは玩具売り上げも良好だった模様。 *◆[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]にて◆ タイムファイヤーが鎧に「タイムレンジャーの大いなる力」を授けている。 ゴーカイチェンジでは全員同じ色+鎧がファイヤーに変身する。 -レッド:マーベラスの担当。竜也よりもかなり荒々しい。 -ピンク:アイムの担当。ユウリが気の強い女子なのに対して、アイムは女子力全開のかわい子ちゃんなので、綺麗に逆転してしまう。 -ブルー:ジョーの担当。アヤセとジョーはどちらもクール系男子なので馴染んでいた。 -イエロー:ルカの担当。ガッシリ体型からスラっとした女性体型になり、スカート付きになってしまう。 -グリーン:ハカセの担当。シオンもそこそこ陽気なキャラだったので、ハカセが担当する戦士としては珍しくキャラ崩壊がさほどでもない。 -ファイヤー:鎧の担当。マトリックス回避に失敗するなど、むしろキャラ崩壊はこっち。 レジェンド回の第40話「[[未来は過去に>未来は過去に(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]」ではドモンが登場。 当時の変身バンクや、Case File.1の初戦を再現した演出が光る。 詳しくはエピソード項目を参照。 追記・修正は時を越えてお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-10-13 23:24:41) - ジェットマンと似たところがあるけど、ブラックコンドルの要素はタイムブルーとタイムファイヤーに分けられたな。ブルー=レッドの相棒、ファイヤー=レッドのライバル(最終的には亡くなる) -- 名無しさん (2016-05-18 00:07:40) - 描写ないけど、タイムシャドウが出てこなくなった理由って、Gゾードを倒して本来の3010年完成に戻っちゃったからとも解釈できた。 -- 名無しさん (2016-07-21 17:19:17) - リュウヤ隊長はどう転んでも『死ぬ』ことが確定してたってことで良いんだよね? -- 名無しさん (2016-12-07 17:49:41) - 歴史改変による戦隊シリーズの矛盾解消、他の戦隊にタイムレンジャーの力を与えることで楽々タイムスリップ -- タイムレンジャー万能説を提唱したい (2017-01-09 19:35:01) - 当時見ていた子どもの感想としては、正直面白くなかった。どちらかというとクウガの方が面白かった記憶がある。というか、クウガの方を楽しみにしていたな。 -- 名無しさん (2017-09-13 01:57:53) - リュウヤ隊長だけど、子供の頃は「タイムファイヤーが死ぬ運命は変えられたものの、結局自分の死からは逃れられなかった」と考えていたが、直人の死が直人役の希望だったすれば初期設定は「結局どんな未来でも死ぬ運命にあったのは、タイムファイヤーではなくリュウヤ自身の方だった」でいいのかな。だとすればリュウヤにはもっと残酷だったろうな -- 名無しさん (2018-02-10 10:11:59) - ちなみにアヤセがリュウヤ撃ったと思ってる人が多くてアヤセの人が「違うんです、銃の暴発なんです!」ってインタビューで言ってたな -- 名無しさん (2019-03-09 19:17:44) - 未来人達の名前は2000年の偽名からすると苗字なのかな -- 名無しさん (2019-03-09 20:11:33) - 現在配信中の1話見て思ったけど、圧縮冷凍で多くの囚人を省スペースに詰め込める+自力での脱獄を不可能にする+監視やケアに割く人員を削減することで少人数でも刑務所を運営できるようにしてたけど、その分暴動には脆くなってたのかな。実質ドルネロとギエンのたった二人に刑務所制圧されたようなものだし -- 名無しさん (2019-04-22 21:47:31) - ↑7自分的には「自身の力で未来を変えようとしなかったから変えられなかった」って感じというか他人(直人)を犠牲にした上で「未来がわかってるなら変えたいだろう………?」と言われても独善でしかないんだよね。 -- 名無しさん (2019-04-26 18:34:16) - 当時としてはトンでもないくらいの異色作で、その意欲に違わずちゃんと面白かったのだが、売上げ的にはかなりヤバい事になった…というのは、後年の「ルパンレンジャーvsパトレンジャー」を彷彿とさせるな。 -- 名無しさん (2019-11-17 00:51:02) - ↑大人からの評判は良くて、イベント等は大盛況だったというのがまた・・・。ルパレンもそうだし。 -- 名無しさん (2019-11-17 08:46:56) - ↑2 タイムレンジャーの場合、同年のクウガの注目度が高すぎてシェアを取られ気味だったのもあるみたい -- 名無しさん (2020-02-07 22:19:42) - 本編では描写されてないが、実はお偉方の首が幾つか飛んでたりするんだろうか。ドルネロの一件なんて大失態以外の何物でもないだろうし。 -- 名無しさん (2020-02-25 20:31:11) - さっき完走したけど本当に面白かった、特に今描けるかわからない権力とか力の在り方とか考えさせられる。その上で自分の意思で行動する大切さとかそれ抜きでも色んな人間の関係性だったり純粋に面白い要素も多い。だからこそ玩具の売上だけで罵倒される流れは嫌い、逆も然りだけど。 -- 名無しさん (2020-04-22 01:24:26) - ↑2ドルネロの逃走は、竜也に未来のアイテムを渡すという歴史的最重要事項を発生させるため、わざわざリュウヤが手を貸して発生させた自作自演だから -- 名無しさん (2020-07-12 01:28:44) - つか、各種変身アイテムは他人が使えないようロックされてるが、リュウヤが使う予定でセットアップされてた筈の変身アイテムを竜也が問題なく使えた点から、リュウヤは竜也のクローンの可能性高いと思う。だから決められたレールからはずれようと必死だったのかな -- 名無しさん (2020-07-12 01:32:47) - ↑クロノチェンジャーってロックかかってたっけ?パワレン版だとDNA認証でロックがかかってたから正規レッドの先祖のウェスしか変身できなかったって聞くが、本家では特にそういう話はなかったはず -- 名無しさん (2020-08-18 20:50:16) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/03/13(土) 21:10:34 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){{{ &font(#008cff){go over time and space……、} &font(#ff0000){西暦3000年の未来人達と、} &font(#ff0000){一人の男が出会った。} &font(#ff0000){新しい時を刻むために……。} }}} 2000年2月13日から2001年2月11日まで全51話が放送された「スーパー戦隊シリーズ」第24作。 時間がモチーフ。それゆえ、過去と未来を巡る登場人物の群像劇が中心となる。 タイムパトロールやタイムパラドックスなどの他に、探偵ものの要素も含まれているため、話数は「Case File.(事件簿)○×」で表記されている。 全51話だが本編は第50話で終了となり、第51話は主演の5人とタックがタイムジェットに乗り、これまでの歴代スーパー戦隊を振り返るといういわば特別編となっている。番組のラストには変身後の姿のみではあるが、次作『[[百獣戦隊ガオレンジャー]]』の5人が登場し名乗りを披露し、タイムレンジャーからガオレンジャーへ正式にバトンタッチする一幕も盛り込まれた。 *【あらすじ】 #center(){&bold(){西暦 3000年 2月 13日}} 様々な歴史を繰り返してきた地球は、新たな発展の時代を迎えていた。 知的生物は人間に留まらず、その行動範囲を地上から宇宙へ…そして、時間にさえ広がっていた。 時間移動装置……いわゆる、タイムマシンが発明されて、10年が経っているのである。 だが、不法な時間移動・歴史修正などを監視する「時間保護局」のロンダー刑務所から1000年の圧縮冷凍刑が迫った大物ドン・ドルネロが20世紀に逃亡した。 時間保護局の特殊部隊「タイムレンジャー」の新米隊員ユウリら4人は隊長のリュウヤらに選抜されドルネロ一味を追跡するが、ロンダー刑務所ごと時間保護局の船と共にタイムワープしてしまう。 20世紀に放り出されたユウリたちはドルネロたちを逮捕し歴史を守るため、リュウヤに瓜二つの20世紀人・浅見竜也をメンバーに引き入れた。 こうして4人は、竜也と共にロンダーズ構成員達の犯罪阻止及び逮捕に取り組む事となった。時に…… #center(){&bold(){西暦 2000年 2月 13日}}   *【登場人物】 **■タイムレンジャーとその関係者■ ***〇[[&font(#ff0000){浅見 竜也(あさみ たつや)/タイムレッド}>タイムレッド/浅見竜也]] 日本の政財界に強い影響力を持つ企業グループ「浅見グループ」の長男。 親の敷いたレールに乗ることを良しとせず、父・渡とは本編以前からの確執があった。 偶然救った時間保護局の4人とともに、便利屋「トゥモローリサーチ(以下TR)」を開業。自らの力で未来を切り開こうとする。 インターハイで準優勝するほどの空手の腕前を戦闘に活かす。 TRでは「空手道場」を担当。少年たちからも慕われている。 ***〇[[&font(#ffc0cb){ユウリ/タイムピンク}>タイムピンク/ユウリ]] タイムレンジャーの実質的リーダー。 30世紀のインターシティ警察・マフィア担当捜査官で、ドルネロを捜査するために時間保護局に潜入していた。 ドルネロが雇った殺し屋に両親と妹を殺害されており、正義感だけでなく個人的な恨みも持つ。 戦闘力も高く、冷静な判断力を持ち周りを引っ張る意識も強い。 TRでは探偵業をしている。ペット捜しのビラを自作した際には[[画伯]]であることが発覚した。 ゴーカイジャーではアイムの担当。しかし姉御肌女子から可愛いお淑やかな女子へと綺麗に逆転してしまう。 ***〇[[&font(#0000ff){アヤセ/タイムブルー}>タイムブルー/アヤセ]] 時間保護局の新人捜査官。 かつてはプロレーサーを目指していたが、 30世紀の不治の心臓病「オシリス症候群」を抱えていることが判明して断念した。 外見はクールだがハートは熱い二枚目。 TRでは「運転代行」を担当。タックの協力でしっかり試験場に通い、「&font(#0000ff){綾瀬慎之介}」名義の運転免許を取得している。 ゴーカイジャーではジョーの担当。アヤセはジョーと同じくクール系男子なので馴染んでいた。 ***〇[[&font(#ffdc00){ドモン/タイムイエロー}>タイムイエロー/ドモン]] 30世紀の格闘技「グラップ」のプロ選手だったが、試合出場を放棄して追放。時間保護局に転がり込んだ。 元格闘選手の看板は伊達ではなく、戦闘力は高い。 ストレートな性格の人情家で家族を懐かしみ、ホームシックになって記憶障害を起こした事もある。 TRでは「護身術教室」を開く。が…街で女性にばかり声をかける下心見え見えの勧誘の結果、最後まで顧客はゼロだった。 現代人の森山ホナミと相思相愛になり、自分の遺伝子を残していった。息子の名前は“未来”。 2000年では「&font(#ffdc00){土門太郎}」を名乗っている。アヤセの偽名よりも適当な気がするのは、竜也がドモンの入院書類に勝手に書き込んだため。 ゴーカイジャーではルカの担当。しかしガッシ体型からスリム化し、さらにスカートまでついてしまう。 ***〇[[&font(#008000){シオン/タイムグリーン}>タイムグリーン/シオン]] 西暦2984年に戦争で消滅したハバード星の生き残り。つまり天涯孤独の異星人。 研究サンプルとして研究者に囲まれて幼少期を過ごした。 心優しく無邪気な性格で、特にドモン((現役時代からファンだったらしい))に懐いている。 天才的な頭脳でサポートメカの開発、改造で活躍する。 TRでは「機械修理」を担当。お得意様も多く、一番の稼ぎ頭。 ゴーカイジャーではハカセの担当。シオンとハカセはどちらもムードメーカーキャラだったので珍しく違和感は無かった。しかしタイムレンジャーにゴーカイチェンジする際、ハカセだけ本家のポーズをしていなかった…。 のちに[[魔戒法師>魔戒法師(牙狼)]]に転職しており、同僚が自分と同じ名前の敵と戦っていた。   ***〇&font(#afdfe4){タック} タイムレンジャーの面々に同行してやってきた、ミミズク型サポートロボット。 ロンダー刑務所の全囚人データの他、20世紀、30世紀の各種データ、%%歴代戦隊の知識%%等が蓄積されている。 意外と人間くさい面も。 ***タイムロボター シオンが作製したサポートロボット。 目覚まし時計のような見た目で、トゥモローリサーチの業務補助を担う%%、一応%%。 かなりうるさいのでイライラしたドモンが掴みかかろうとしてシオンに止められた事もある。 ***〇リュウヤ 時間保護局レンジャー隊隊長。 竜也にそっくりだが、これは彼が浅見家の末裔であることに起因する。 タイムロボなどの発進承認を行っている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){この作品の真の黒幕。}} ***◇[[タイムロボ]] 5機のタイムジェットの合体形態。 白兵戦用のタイムロボα、銃撃戦用のタイムロボβ、重戦闘機のタイムジェットγの3形態を使い分けて戦う。 同じ5機が合体してるのにαとβで様変わりが激しく、戦隊界の[[ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]と名高い。 ***◇タイムシャドウ AIで動く二号ロボ。 大型戦闘機から変形し、タイムロボと合体してタイムロボシャドウα、タイムロボシャドウβになることができる(特にβは合体によってやっと圧縮冷凍を使えるようになる) 「ハッカー」の囚人に操られたこともある。電子頭脳持ち巨大ロボの宿命か。 **■合体武器■ **ボルテックバズーカ 5つのボルユニット(ボルブラスター・ボルランチャー・ボルパルサー・ボルバルカン・ボルスナイパー)を合体させたバズーカ砲。 囚人を圧縮冷凍させるプレスリフレイザーを放つことが出来る。 …が、圧縮冷凍には時間がかかるため、その間に抑制シールを剥がしてそのまま巨大戦に入るパターンが多かった。圧縮冷凍に成功したのは13話・28話・37話((タイムファイヤーのDVリフレイザーとの同時攻撃))だけである。 %%玩具がさっぱり売れなかったためか%%物語終盤は等身大戦で囚人側が不利になったところで抑制シールを剥がす展開が定着してしまい、一切使われなくなった。 **■シティーガーディアンズ■ 浅見渡がロンダーズファミリー対策として結成した組織。略称はCGC。 基本的には契約企業などをロンダーズから守る営利団体。 タイムレンジャーには非協力的な面が目立ち、事実上の第三勢力といえる。 ***〇[[&font(#ff0000){滝沢 直人(たきざわ なおと)/タイムファイヤー}>タイムファイヤー/滝沢直人]] 高校・大学時代の竜也の空手のライバル。インターハイでは竜也を倒し優勝した。 当初はシティガーディアンズ第二班の所属だったが、タイムファイヤーの力を手に入れたことで隊長に成り上がった。 出世欲が強く、恵まれた立場にいながらその力を使おうとしない竜也を快く思っていない。 [[底辺のプログラマー>水槽(牙狼-GARO-)]]でも[[魔獣に変身するイケメン>牙狼-GARO- RED REQUIEM]]でもない。 ***〇浅見 渡(あさみ わたる) 浅見グループ会長で竜也の父。先代の築いたグループを発展させて政財界に強い影響力を持つ傍ら、社会貢献にも熱心に取り組み、ロンダーズファミリー対策として「シティーガーディアンズ」を組織した。 意思に従わない息子に苛立ちを感じているが、同じように反発していた若い頃の自分を重ね合わせてもいる。 [[高速戦隊>高速戦隊ターボレンジャー]]の博士によく似ている。 ***◇[[ブイレックスロボ]] かつて時空転移実験の失敗で行方不明になっていたロボ。 タイムファイヤーの音声入力で操縦する ***◇ライメイ CGCが独自開発した巨大ドリル戦車。 あっさりやられた上にブイレックスロボが登場し、いらない子に。 しかし12年後に[[まさかの復活>豪獣神]]を遂げる。 **■ロンダーズファミリー■ 30世紀から20世紀の地球に逃亡してきたドン・ドルネロを首領とする組織。 世界征服ではなく、金目当てのために犯罪活動をする。 ロンダー刑務所を本拠としており、刑務所内の圧縮冷凍された囚人達を解凍して配下にしている。 ***〇[[ドン・ドルネロ]] 30世紀のマフィア、ドルネロファミリーのボス。 第一級犯罪により1000年の圧縮冷凍刑を宣告されたが、刑務所ごと空間転移を行って20世紀に逃走。 そこでギエンやリラと共にロンダーズファミリーを立ち上げた。 金と昔馴染みを愛し、金が無いと熱が出る。 しかし金にならない殺戮や破壊活動は好まない常識人(?)。 ***〇[[ギエン>ギエン(未来戦隊タイムレンジャー)]] 長身の機械化人間。全身金ピカ。 普段は冷静沈着で丁寧な言動を崩さないが、感情が高ぶると顔が展開し言動も狂気的になる。 アタッチメント式の左腕と、口に内蔵されたビーム砲を武器とする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){元は少々頭が悪いが、純粋無垢な人間だった。仲良くなったドルネロを匿ったために瀕死の重傷を負い、ドルネロが機械化改造で生き延びさせ、今の姿になった。しかし改造に使った電子頭脳の影響で、破壊と殺戮を好む残虐な性格に変貌してしまった。}} ***〇リラ ドルネロの愛人。 贅沢とお金が大好きで自己中心的な女性犯罪者。 グルメ、美容、ファッションなどあらゆる物に関心を持ち、手に入れようとする。 そのため無駄使いも多くドルネロの悩みの種。 ドルネロとは金で繋がっている仲だったが、内心ではそれなりに好意も抱いていた。なお、ドルネロにとっては死んだ母親に似ていたらしい。 Case Fail.47にて金を持ち逃げし、そのまま消息不明となった。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ラストで事実上の未来の改変が起こった事を考えると、彼女も同様に生き方も大きく変わってしまったと思われる。}} ***〇[[ロンダー囚人>ロンダー囚人(未来戦隊タイムレンジャー)]] 項目参照。 ***○ジャンクドロイド ゼニット ギエンが作り出したロボット兵士で、ネジ状の部品から生み出される。 基本的に人語は喋ることは出来ないが、人間の姿に変身することもできその時は喋ることが可能。戦闘からエステティシャンのアシスタントまで、様々な雑務をこなす。薄茶色の個体がほとんどだが、中には金色のゼニットも存在する。 戦闘時には銃と短剣が合体した武器を使い、金属音を鳴らし変わったステップを踏みながらタイムレンジャーと戦う。 誰でも倒せる雑魚戦闘員だがストーリー終盤、&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){変身前のタイムファイヤー…滝沢直人を射殺する}}という快挙を成し遂げた。 金色のゼニットのスーツにはメタリックに光る特殊な素材が用いられている。顔の中央は覗き穴になっており、スーツアクターからは視界がよいと好評であったという。 **■その他の勢力■ 〇&font(#ff0000){未来戦隊オカムレンジャー(演:岡村隆史)} 某特番に現れたスーパーヒーロー。29歳で格闘技大好きだが子供には厳しい。相方は矢部んライダークウガ。 変身シーンは本家に負けないクオリティを持つ。 所持アイテムはオカムユンケルで飲むと動きが素早くなったり酔拳が使えたりする。でも本人の視野がかなり狭い(片目縦4mm×横40mmの穴)という弱点がある(第2回以降ではある程度改善)。 自身の番組(ナイナイナ)が終わってしまい、テレビ朝日のレギュラー番組が0になった事が理由で殴り込み、 タイムレンジャーと朝の番組枠を賭けて床体操対決をしたが完敗。子供達から「バカー!」と罵声を浴びるハメに。 ロンダーズが乱入してきて、不毛な対決は終了する。 その後、キャラが気に入ったようでナイナイナが特番で復活した時には相方の新しい八重歯を用意したり、自身の股間のモッコリを収めるために変身した。 ちなみにその様子を見たデヴィ夫人に&font(#800080){「バカみたいね!!」「バカレンジャー」}と罵られ、林家ペーパー子夫妻にモッコリした姿の写真を撮られた。 ココリコ(伝説のヒーロー戦士タナカイダー&クレヨンしょうちゃん)とカラオケ対決も行ったが敗北している。 &font(#ff0000){「俺は絶対に…………帰らない!」} *【作品について】 脚本は『[[ギンガマン>星獣戦隊ギンガマン]]』や後に『[[龍騎>仮面ライダー龍騎]]』や『[[電王>仮面ライダー電王]]』、『[[ゴーバスターズ>特命戦隊ゴーバスターズ]]』を手がける[[小林靖子]]。 敵も味方も仲間の関係を重視した作風やシリアスなストーリーが大人にはヒットし、女性ファンも多い戦隊。しょこたんもその1人。 高視聴率を記録し、今でもコアなファンがいる。 終盤の挿入歌「あいたいよ」が流れてからラストまでは涙腺崩壊必至。 また、ゴールデンに特別番組枠が組まれるなど、主に高年齢層人気が高かった。 オカムレンジャーとの対決もこの枠で行われている((タイムグリーンそのものは登場したが、シオン役の倉貫氏は当時高校生だったため、試験の関係で出演しなかった))。 しかし大人に人気が出た反面、子どもたちへのアピールには完全に失敗し、殆ど気に入ってもらえず視聴率と反比例して玩具の売上はかなりひどいものとなってしまっている。 また、この年には平成仮面ライダー第1号の[[仮面ライダークウガ]]が放送されており、そもそもヒーロー玩具業界のシェア自体がクウガに集中していたと、玩具デザインを担当した野中剛が語っている。 [[快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー]]が更新するまでは、資料が残っている作品の中で本作が一番売れていなかった。 売り上げがかなり下がったと言われている『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』よりも低いといえば本作がどれだけ売れなかったかは理解できると思われる。 現在のスーパー戦隊の玩具展開は、本作の売上不振と次作のガオレンジャーの成功を大きく受けていると思われる。 ナレーションはドラゴンボールZのドドリア役などを務めた堀之紀氏。ただしその役割は最初の赤字で書かれたオープニングナレーションと本編でのサブタイトル読み、次回予告の「NEXT TIMERANGER」のコール、一部の回での内容紹介、次回のサブタイトル読み((これらはたまに出演者が読み上げる場合があった))程度にとどまっており、サブタイ読み以外の本編内でのナレーションはCase File 26の冒頭までなかった((この回は前後編の後編であり、ナレーションの内容は前回のあらすじだった))。 オープニングはこれまでのスーパー戦隊の主題歌とは一線を画したゴスペルコーラスなどを使ったプログレ調の曲に仕上がっている。歌詞中には「未来戦隊」というフレーズが一切出てこず、「タイムレンジャー」もサビの冒頭でしか出てこない。また、英語交じりで難しくて歌えないという意見があったため、13〜30話で歌詞テロップが表示された((ただし、英語を含めルビは振っていない))。 オープニングの5人のキャスト表示も1〜12話が下段に左右から出てくる役名が合体して演者の名前が表示されるものだったが((タイムレッド/浅見竜也の場合、左から「TIMERED」右から「TATSUYA」が合体し、「永井マサル」と表示される))、速くて見づらかったためか13〜30話では右上に、31話からは下段に二段で表示されるようになった((タイムレッド/浅見竜也の場合、上段が「TIMERED 浅見竜也」、下段が「永井マサル」。上段が左から、下段が右から出現する))。 当作品よりOPとEDのテロップがビデオ合成に変更された((次作からは本編のテロップもビデオ合成となる。本編はこれまで通りフィルム撮影。全面的にVTR撮影に切り替わるのは9年後のシンケンジャーから))。作内の書体は基本的に明朝体が使用されているが、敵側は前作同様古印体が使用されている。 40話に出てきた囚人・連続窃盗犯ドーバは、何と&bold(){そのテロップを舌で絡め取って捕食した}。 *【海外版】 海外では「パワーレンジャータイムフォース」のタイトルで放送。 大まかなシナリオは原作とほぼ同じだが、用心棒・ハイドリッドがランシック(アメリカ版オリジナルの悪役)の過去のシーンにのみ登場、 タイムファイヤーが死亡しない、ドルネロは自らの意思で圧縮冷凍、最後は敵組織とレンジャー達が和解する等の変更点が見られる。 日本と同様に高く評価された他、こちらでは玩具売り上げも良好だった模様。 *◆[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]にて◆ タイムファイヤーが鎧に「タイムレンジャーの大いなる力」を授けている。 ゴーカイチェンジでは全員同じ色+鎧がファイヤーに変身する。 -レッド:マーベラスの担当。竜也よりもかなり荒々しい。 -ピンク:アイムの担当。ユウリが気の強い女子なのに対して、アイムは女子力全開のかわい子ちゃんなので、綺麗に逆転してしまう。 -ブルー:ジョーの担当。アヤセとジョーはどちらもクール系男子なので馴染んでいた。 -イエロー:ルカの担当。ガッシリ体型からスラっとした女性体型になり、スカート付きになってしまう。 -グリーン:ハカセの担当。シオンもそこそこ陽気なキャラだったので、ハカセが担当する戦士としては珍しくキャラ崩壊がさほどでもない。 -ファイヤー:鎧の担当。マトリックス回避に失敗するなど、むしろキャラ崩壊はこっち。 レジェンド回の第40話「[[未来は過去に>未来は過去に(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]」ではドモンが登場。 当時の変身バンクや、Case File.1の初戦を再現した演出が光る。 詳しくはエピソード項目を参照。 追記・修正は時を越えてお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-10-13 23:24:41) - ジェットマンと似たところがあるけど、ブラックコンドルの要素はタイムブルーとタイムファイヤーに分けられたな。ブルー=レッドの相棒、ファイヤー=レッドのライバル(最終的には亡くなる) -- 名無しさん (2016-05-18 00:07:40) - 描写ないけど、タイムシャドウが出てこなくなった理由って、Gゾードを倒して本来の3010年完成に戻っちゃったからとも解釈できた。 -- 名無しさん (2016-07-21 17:19:17) - リュウヤ隊長はどう転んでも『死ぬ』ことが確定してたってことで良いんだよね? -- 名無しさん (2016-12-07 17:49:41) - 歴史改変による戦隊シリーズの矛盾解消、他の戦隊にタイムレンジャーの力を与えることで楽々タイムスリップ -- タイムレンジャー万能説を提唱したい (2017-01-09 19:35:01) - 当時見ていた子どもの感想としては、正直面白くなかった。どちらかというとクウガの方が面白かった記憶がある。というか、クウガの方を楽しみにしていたな。 -- 名無しさん (2017-09-13 01:57:53) - リュウヤ隊長だけど、子供の頃は「タイムファイヤーが死ぬ運命は変えられたものの、結局自分の死からは逃れられなかった」と考えていたが、直人の死が直人役の希望だったすれば初期設定は「結局どんな未来でも死ぬ運命にあったのは、タイムファイヤーではなくリュウヤ自身の方だった」でいいのかな。だとすればリュウヤにはもっと残酷だったろうな -- 名無しさん (2018-02-10 10:11:59) - ちなみにアヤセがリュウヤ撃ったと思ってる人が多くてアヤセの人が「違うんです、銃の暴発なんです!」ってインタビューで言ってたな -- 名無しさん (2019-03-09 19:17:44) - 未来人達の名前は2000年の偽名からすると苗字なのかな -- 名無しさん (2019-03-09 20:11:33) - 現在配信中の1話見て思ったけど、圧縮冷凍で多くの囚人を省スペースに詰め込める+自力での脱獄を不可能にする+監視やケアに割く人員を削減することで少人数でも刑務所を運営できるようにしてたけど、その分暴動には脆くなってたのかな。実質ドルネロとギエンのたった二人に刑務所制圧されたようなものだし -- 名無しさん (2019-04-22 21:47:31) - ↑7自分的には「自身の力で未来を変えようとしなかったから変えられなかった」って感じというか他人(直人)を犠牲にした上で「未来がわかってるなら変えたいだろう………?」と言われても独善でしかないんだよね。 -- 名無しさん (2019-04-26 18:34:16) - 当時としてはトンでもないくらいの異色作で、その意欲に違わずちゃんと面白かったのだが、売上げ的にはかなりヤバい事になった…というのは、後年の「ルパンレンジャーvsパトレンジャー」を彷彿とさせるな。 -- 名無しさん (2019-11-17 00:51:02) - ↑大人からの評判は良くて、イベント等は大盛況だったというのがまた・・・。ルパレンもそうだし。 -- 名無しさん (2019-11-17 08:46:56) - ↑2 タイムレンジャーの場合、同年のクウガの注目度が高すぎてシェアを取られ気味だったのもあるみたい -- 名無しさん (2020-02-07 22:19:42) - 本編では描写されてないが、実はお偉方の首が幾つか飛んでたりするんだろうか。ドルネロの一件なんて大失態以外の何物でもないだろうし。 -- 名無しさん (2020-02-25 20:31:11) - さっき完走したけど本当に面白かった、特に今描けるかわからない権力とか力の在り方とか考えさせられる。その上で自分の意思で行動する大切さとかそれ抜きでも色んな人間の関係性だったり純粋に面白い要素も多い。だからこそ玩具の売上だけで罵倒される流れは嫌い、逆も然りだけど。 -- 名無しさん (2020-04-22 01:24:26) - ↑2ドルネロの逃走は、竜也に未来のアイテムを渡すという歴史的最重要事項を発生させるため、わざわざリュウヤが手を貸して発生させた自作自演だから -- 名無しさん (2020-07-12 01:28:44) - つか、各種変身アイテムは他人が使えないようロックされてるが、リュウヤが使う予定でセットアップされてた筈の変身アイテムを竜也が問題なく使えた点から、リュウヤは竜也のクローンの可能性高いと思う。だから決められたレールからはずれようと必死だったのかな -- 名無しさん (2020-07-12 01:32:47) - ↑クロノチェンジャーってロックかかってたっけ?パワレン版だとDNA認証でロックがかかってたから正規レッドの先祖のウェスしか変身できなかったって聞くが、本家では特にそういう話はなかったはず -- 名無しさん (2020-08-18 20:50:16) #comment #areaedit(end) }

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