Sound Horizon

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&font(#6495ED){登録日}:2010/02/17(水) 20:42:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#0000ff){Sound Horizon} プロデューサーである[[Revo]]氏を中心とする音楽グループ。 自らを幻想楽団と称し、物語性の強い音楽を創る。 曲やアルバムによって、違う歌い手や語り手を起用するという珍しいスタイルをとっている。 通称サンホラ、SH。 今でこそ、ここまでの知名度を持つようになったが、初期は同人活動を行なっていた。 最初期の曲は歌詞の無いもののみであり(代わりに解説があった)、曲に歌詞が着くのはしばらくしてからだった。 当時のCDは入手困難なものもあるが、何曲かはリメイクされて商業活動開始後のCDにも収録されている。 又、シングル『イドへ至る森へ至るイド』がウィークリーで初登場2位を獲得した(1位は[[TOKIO]]。因みにデイリーはTOKIOを抑え1位) 7thアルバムの『Marchen』は、デイリーで2位を獲得(1位は[[BUMP OF CHICKEN]])。 現在は7.5or8.5BD『絵馬に願ひを!』が発売中だが、本来あるべき8thアルバムが「構想が膨大だから」と後回しにされており(「ハロウィンと夜の物語」・「ヴァニシング・スターライト」は『Nein』の導入に当たるシングル)、 7→9→7.5or8.5という変則的な順番になっているためファンの間では物議をかもしている。   &font(#0000ff){特徴} 先述のとおり、非常に物語性の強い音楽を創る。その為、 ・曲中に台詞が入っている ・効果音が入っている ・曲と曲同士の話が繋がっている(例:澪音の世界と星屑の革紐、エルの天秤と歓びと悲しみの葡萄酒、「檻の中」三曲と屋根裏ロマン&朝と夜の物語等) ・アルバム・シングル・タイアップも含め、ほとんど全ての曲が同一の世界観のもとで構成されている ・キングレコード期のアルバムにはWEBでのみ視聴できるボーナストラックがある 等の特徴がある。 またCDのジャケットイラストは、同人時代から全作通してイラストレーターのyokoyan氏によるものとなっている。 その独特の雰囲気から、好き嫌いがはっきり分かれるグループでもある。 カラオケで、うっかりサンホラを知らない人の前で歌ってしまったら最後、ドン引きされること間違いなし。 「Ark」を選曲して「さぁ、楽園へ還りましょう…お兄様…うふふっ」とか台詞まで入れてしまったらもう目を合わせてくれなくなるかもしれない。   &font(#0000ff){1期・2期} 一般的にAramaryが脱退するまでを1期(Chronicle〜Elysionまで)、脱退してからを2期(Roman〜)と呼ぶ。 1期では、台詞や語り・歌を全て歌い手が担当していたのに対し、2期からは台詞は声優(語り手)、歌は歌い手が担当することが多くなった。 Aramaryが脱退した理由は「任期満了」とのことだったが、真偽のほどは定かではない。 (あくまで一部の)1期派と2期派での争いが絶えないが、どちらも同じSound Horizonファンであり国民、仲良くしてほしいところである。 なおシリーズ最初期の作品である「Chronicle」のリメイク「Chronicle 2nd」に登場するキャラクター〈書の意志の総体〉(クロニカ)が有名どころで、ファン間では「ニカ様」の愛称で呼ばれているとか。   &font(#0000ff){物語について} 物語性の強い歌詞についてSound Horizon(Revo)側から明確な答えが提供されることはない。 聴いた人が色々と考察したりするのも楽しみの一つ。 &font(#0000ff){2次創作} 「Ark」と、「Elysion」(但し小説版のコミカライズ)・「[[Roman>Roman(漫画版)]]」・「Märchen」(及び「イドへ至る森へ至るイド」)・「Nein」の全曲は漫画化、「Elysion」・「Roman」は小説化(作:十文字青)されている。 Elysion・Romanは共に全2巻、「Nein」は全3巻(但し通常版は電子書籍のみ)で、Arkは単行本化されていない。 また『Nein』ではコンサートBD受注生産版のみ収録の本編エンディングの内、追加公演千秋楽での&bold(){不穏かつ意味深なエンディング}を元にしたと思しき&font(#ff0000){驚愕のエピローグ}(その直前には平和的エンドを再現)が描かれた。 ちなみにMärchenは「旧約」・「新約」と2パターンのコミカライズが行われている。 漫画や小説の展開が「正解」というわけではなく、あくまでも「物語の可能性の一つ」らしい。 &font(#0000ff){ディスコグラフィー} ・永遠を手に入れた魔術師 不老不死という名の破滅を手に入れた魔術師の曲。「ブラック・クロニクル」を書いた「ノア」のこと。 ・1st Concept Story「Chronicle」 同人時代の作品その1。未来を記した書物「ブラック・クロニクル」に翻弄される世界を描いた物語。 インストの曲のみだが「少女人形」のみ台詞が入っている。 ボーナストラックは「夏の時雨」。この当時は映像つきだった。 ・2nd Story CD「[[Thanatos>Thanatos(Sound Horizon)]]」 「第二の囚人」  同人時代の作品その2。死に怯える1人の少女の幻想が舞台。 サンホラ世界の死生観はこれを聞けば大体わかる。 クロセカ同様リメイク版の製作が予定されていたがメジャーデビューによって頓挫した。予定されていたタイトルは「Another Thanatos」 ・3rd Story CD「[[Lost>Lost(Sound Horizon)]]」 「第三の深意」 同人時代の作品その3。「喪失」をテーマにした単独曲群。「恋人を撃ち堕とした日」はサンホラ入門。 曲のどこかに「忘レモノハアリマセンカ…?」と囁く声が入っている。 ボーナストラックは「忘レモノハアリマセンカ」。 ・1st Pleasure CD「Pico Magic」 同人時代の作品その4。「Elysion -楽園への前奏曲-」と「Chronicle 2nd」の前振りだが、基本は「ぴこまり」によるノリ進行。 Elysionから「Ark」「魔女とラフレンツェ」を、クロセカの前振りとして「辿り着く詩」「雷神の系譜」、Lostから「魔法使いサラバント」・「恋人を撃ち堕とした日」、 「Thanatos」から「銀色の馬車」と同作の総括に当たる「タナトスの幻想は終わらない…」を収録。 ・2nd Pleasure CD「Pico Magic Reloaded」 同人時代の作品その5。別名「檻の中三部作」。 とある女性「ミシェル・マールブランシェ」を主役とするクロニクル以前の曲である「屋根裏の少女」、Lostから「檻の中の遊戯」、Romanと繋がる「檻の中の花」、同じく「Roman」と繋がる「[[澪音の世界]]」、「Ark」のショートバージョンを収録。 「楽園への前奏曲」ではここから「檻の中の花」・「澪音の世界」が再録されている。 ・1st Story Renewal CD「[[Chronicle 2nd>Chronicle 2nd(Sound Horizon)]]」 「第一の追想」 同人時代最後の作品。略してクロセカ。ニカ様ことクロニカはここが出展。 クロニクルの世界観をベースに新曲とボーナストラックを追加したアルバムだが、「樹氷の君」「少女人形」は欠番。 一部では「二周目」だと言われている。 ボーナストラックは「クロニクル」の最終話に当たる「<ハジマリ>のクロニクル」と「<空白>のクロニクル」。 ・4th Story CD「[[Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜>Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜(Sound Horizon)]]」 「第四の仮面」 メジャー最初の作品。当初は「ART:E」という仮タイトルが名付けられていた。同人時代の一部楽曲を収録した「楽園への前奏曲」を経て発表。仮面の男と少女エルを巡る曲群と、愛を求めた末に死んだ5人の女性を描く曲群で構成。 ジャケットには裏があり、「ABYSS 〜奈落幻想物語組曲〜」と言う別のタイトルがある。 「エルの~」と題された曲とアルファベットで始まる曲が交互に収録されているが、「エル」→アルファベット→「パレード」が時系列順。 ・「[[少年は剣を…>少年は剣を…(Sound Horizon)]]」 タイアップ2曲と「Roman」から「緋色の風車」を収録(ただしこちらは、フランス語の部分が英語になっており、一部の語りがない)。「[[カオスウォーズ]]」主題歌「終端の王と異世界の騎士」、「ベル・アイル」タイアップ「神々が愛した楽園」を収録。 作中には「第五の地平線(ものがたり)」、そしてこの後しばしば引用される「願った事全てが叶う世界ではない」・「少年は黒き剣を取る」という単語が登場し、CD裏にはなぜかクロニカが描かれている。 ボーナストラックはないが、「朝と夜の物語」の旋律を使用したピアノインストがある。 ・5th Story CD「[[Roman]]」 「第五の物語(ロマン)」 サンホラの世界観を一気に広げた作品。それまで発表されたCDと何かしらの形で繋がっており、それぞれの地平線を生まれてくるに至る可能性を探す青年「イヴェール」の使いたる双子の人形が巡る、というストーリー。 登場人物はほぼ必ず「ローラン」という名前が入っているのが特徴。 ボーナストラックは二つあり、CDと歌詞カードのヒントを元に、最後に収録されている「11文字の伝言」の伏せられた部分を解読して入力するとMP3がダウンロードできた。 「しあわせにおなりなさい」でやり直しになる「True massage」、「おりあわせしになさいな」で「檻の中の花」とリンクする「屋根裏ロマン」に繋がる。ちなみに曲調的に、この後に来るのが特典収録の「朝と夜の物語~Another Roman Mix~」。 ・1st Stoty Maxi「[[聖戦のイベリア]]」 「Moira」の前振りに当たるストーリーマキシシングル。前編「争いの系譜」・中篇「石畳の緋い悪魔(シャイターン)」・後編「侵略する者される者」で構成。 ボーナストラックはジャケットに隠されたアドレスにアクセスし、そのページの先にある「流浪の詩」「焔の詩」「刻の詩」「深遠の詩」を解読することで入手できる……とされていたが、 「深遠の詩」が難解すぎて誰一人として解けず、正体不明のままページがなくなってしまった(間違えると「深遠ヘト至ル数トハ異ナル詩ヲ 君ニ今、敢エテ問オウ……」と表示されるが、解析ではこれ以外のページが先にないらしい)。 一部では「海を渡った征服者達」がそれではないか、と噂されている。 ・6th Story CD「[[Moira>Moira(Sound Horizon) ]]」 「第六の女神」 古代ギリシャをモデルとした世界にて、運命の女神ミラの見守る中で描かれる一人の少年の戦いを描く。 時系列的には一番過去に当たり、国も違うためか他の地平線との関連はさほど重視されていない。 その分、CD内でのストーリー構成が強められており、サンホラ独特の世界観がわからなくても、最初から聞けばとりあえずこれがどんな話かは理解できる。 ボーナストラックは「神の光」(後にキング期のベスト盤に収録)。一番非情なのはミラその人でした、というオチ。 ・Prologue Maxi「[[イドへ至る森へ至るイド]]」 「Märchen」のプロローグに当たるマキシ。主役コンビのメルとエリーゼが先行出演。通称イドイド。 ちなみにエリーゼのパートは初音ミクが担当。メルの前身である少年・メルツとその母テレーゼを巡る物語を描く。 なお、「彼女が魔女になった理由」は曲の終わりの部分がそのまま「宵闇の歌」と繋がる。 ボーナストラックは通常版が「テレーゼ、もしくはエリーゼのために」、限定版が「黒き死の行進」。 ・7th Story CD「[[Märchen>Marchen]]」 「第七の衝動」 イドイドから続く「本編」。世界への復讐を企てる少女人形エリーゼと、指揮棒を振りかざす屍揮者メルが、童話をモチーフとした7人の女優たちの復讐に手を貸すというストーリー。 「宵闇の歌」「暁光の歌」以外、それぞれの曲は七つの大罪がテーマとされている。 真ん中の「生と死を分かつ境界の古井戸」を中心に、文字の下端を揃えて順番に並べると文字が教会を象るというお遊びあり。 ボーナストラックは存在するが無題&footnote(JASRAC公式データベースでは「KEIN TITEL」(ドイツ語で無題を意味する)と記載)。本来は8thの前振りだったのだが……。 ・「ハロウィンと夜の物語」 19世紀前半のアメリカを舞台とした「ある家族とハロウィンにまつわるお話」を描く。 1曲目の『星の綺麗な夜』の歌詞には過去作品を想起させる「第~の~」という単語(読みは当て字)が存在し、この時点ではまだ綴られぬ第八・九、そして「第十の意志」という単語も登場。 ボーナストラックは両方とも「朝までハロウィン」のインストアレンジで、限定版が家族視点の「レニーのいた季節」、通常版がレニー視点の「永遠のハロウィン」。 ・Anniversary Maxi「[[ヴァニシング・スターライト]]」 サンホラメジャーデビュー10周年企画の一環として制作されたシングルで、『Nein』の前日譚でもある作品。 「似て非なる地平」における現代日本で、Revoがプロデュースした、青年ノエルと現実世界のミュージシャン達によるバンド「ヴァニシング・スターライト」のデビューを描く。 1曲目「よだかの星」は宮沢賢治の同名の童話をモチーフに作曲されており、2曲目「Mother」は2006年初出のライブ曲を初ソフト化。 またCDタイトルには、クロニクル以前の曲の一つである「いづれ滅び行く星の煌き」が当てられている。 トラック3は色々な会社のライターやレポーターがノエルにインタビューした、という風体の語り。実はCD発売後ライブが行われた場所と絡めたメタ視点が入っている&footnote(「Nein」予約限定デラックス版付属BDにそのライブシーンが収録されている。)。 ボーナストラックはないが、隠し要素としてCDケースに「手紙」が封入されている。 その後、この世界観を基にした同名の漫画と小説が制作された。 ・9th Story CD「[[Nein>Nein(Sound Horizon)]]」 8thを飛ばして発表された「第九の現実」。8thが壮大になりすぎたのと、こちらが先に出来たということで追い越しで発表された。 それまでの地平線とは異なり「ヴァニシング・スターライト」世界を基準に、謎の女店主&footnote(娘・少女・淑女・老女と四つの姿を持つことや意味深な発言等から、ファンからは「屋根裏の少女」や「檻の中の花」等に出てくる「ミシェル」説が有力視されている。)が営む「西洋骨董屋根裏堂」で《遮光眼鏡型情報端末》通称R.E.V.O.を手に入れたノエルを使い、R.E.V.O.が各地平線の『書庫』にアクセス、ハッピーエンドへと改竄して回るという物語。 ボーナストラックは「輪∞廻」。ただし、これは8th Storyにアクセスしたという設定のため、最終トラックの「最果てのL」よりも前に位置する。この曲で使われているのはMärchenのボーナストラックのリズム部分を抜き出したもの。 「西洋骨董屋根裏堂」をプロローグに、クロセカの「詩人バラッドの悲劇」「辿り着く詩」、Thanatosの「輪廻の砂時計」、Lostの「ゆりかご」、Elysionの「Stardust」、Romanの「焔」、Moiraのストーリー、Märchenの「磔刑の聖女」をR.E.V.O.が否定して回る、という体裁だが、 「輪∞廻」では生まれる前に死んでいったきょうだいの上の方に改竄を拒否され、「最果てのL」ではノエルが堪り兼ねて口を出す、という体裁になっている。 なお「Märchen」と同じく七人の女性が改竄曲の歌い手であり(「焔」パート以降は元ネタと同じ歌い手)、コンサート版のアンコールでは元となった歌も披露された。 ・Omake Maxi『マーベラス小宇宙(仮)』 Neinの予約限定版に付属。知る人ぞ知るエイプリルフール企画「マーベラス超宇宙」をベースに、1st以前の楽曲である「即ち…」3曲を収録。 ・7.5th or 8.5th Story BD「絵馬に願ひを!」 2020年9月に発表され、2021年1月、約5年ぶりに発売された新作。ヴァニシング・スターライトに次いで2作目の現代日本に似た世界観となり、突如現れた謎の&font(l){エレクトリカル神社}「狼欒神社」が舞台。キャラ名等は日本神話が題材となっている。 &font(l){そして歌い手一覧が公表された直後、その中にあった「神社関係者」なる謎存在(ジャケット後方にいる仮面の男)がTwitterのトレンド入りした。} CDではなくなんとブルーレイディスクでの発売となり、更には購入者自身が&bold(){神社の祭神「狼欒神群」}として、物語を選択し再生される曲を変化させるギミックを搭載。更に一部曲では一部音声が異なるランダム再生も導入。 現代舞台のため&bold(){リアルな方向で鬱要素が描かれており}、隠しトラックかは微妙だが、再生確率がかなり低い曲も1曲存在。但しガチ鬱曲のため注意。 またこれまでのマキシシングルやアルバムとは異なり、ナンバリングに小数点が刻まれている。 更にはあくまで1月発売盤は「Prologue Edition」なためフルパッケージ版の制作・発売が予定されており、そのせいかラストナンバーは中途半端な所で終了している。 ・8th Story CD「RINNE」 2015年にタイトルが発表され、未だ発売されていないアルバム。『星の綺麗な夜』中では「第八の軌跡」とされる。 その全貌は2020年現在でも謎に包まれており、此処に至るには「Nearest Future」なるもの(『絵馬に願ひを!』フル版?)に至らなければならないらしい。 &font(#0000ff){歌い手・語り手} ■歌い手 Revo Jimang Aramary YUUKI KAORI REMI MIKI 栗林みな実 井上あずみ 等多数 ■語り手 [[田村ゆかり]] [[能登麻美子]] [[保志総一朗]] [[井上麻里奈]] 日高のり子 [[桑島法子]] [[初音ミク]] [[沢城みゆき]] [[大塚明夫]](『Märchen』コンサートでは曲中に歌い手兼アクターとしてゲスト参加した) 等多数 余談だが『Moira』では[[若本規夫]]VS[[大塚明夫]]が聴け(「運命の双子」)、『Nein』では[[梶裕貴]]が若本規夫に対して「[[駆逐してやる!>エレン・イェーガー]]」と叫んだりする(「愛という名の咎」)。   &font(#0000ff){ライブ} 基本的にはアルバム単位で新曲がリリースされるので、その宣伝としてのライブ「ストーリーコンサート」がメイン。アルバムはツアー・シングルは単独ライブの一部として実写化されている。 他に公募された国歌(第二次から)を引っさげて出陣する『領土拡大遠征』通称『領拡ライブ』がこれまで計4ツアー開催されている。 曲の物語性を更に高めるライブでの演出に定評のあるSHだが、CDの雰囲気をそのまま期待して行くとえらい目に遭うこと請け合い。 事実上リーダーのRevo、ほぼレギュラーゲストのJimangを初め、『とにかく面白いことを言わないと我慢できない人達の集まり』なので、笑いの為なら緻密無比に作り上げた世界観であろうとお構いなしにぶち壊してしまうのだ。 まさにエンターテイナー。 観客への無茶振りも多々あり、毎回領拡ライブで出題される『課題曲(観客が正規ボーカルの代わりに歌う曲)』に『Baroque(最後のコーラス以外全部台詞と語りだけ)』を選んだりする等、甚だしくカオスである。 曲以上に人を選ぶスタイルのライブなので、覚悟して参加すべし。 Jimangに至っては例大祭に現れて賢者ボイスで『ゆっくりしていってね!』とのたまったとか…… 素のテンションがそんな感じの人達だ。   しかし、パフォーマンスはやはり素晴らしい。Revo氏自らが楽器を演奏している姿も見受けられる。 また『Moira』以降のCD再現ライブではバックミュージシャン・ダンサーも全員曲の世界観に会った衣装を纏っている。 Elysionのコンサートは、Aramaryに38度の熱があった中行ったとか。 それであの歌と動きは凄まじいと思う。 Romanのコンサートでは第一期のダークで妖しい感じの曲が少なくなり若干明るい(比較的)曲が多くなった為か Jimang(はいてない)が壊れはじめる。というか本性を現わしはじめる。 Moiraのコンサートでは、 &font(#ff0000){[[TM NETWORK]]の宇都宮 隆} が参加。爽やか笑顔と爽やかボイスで会場を黄色い声で盛り上げた&footnote(ちなみに同コンサートのツアープロデュースは宇都宮の個人事務所が担当し、フォトグラフィースタッフもTMのサポートメンバーだったドラマーの阿部薫。)。 &font(#0000ff){余談} ベルウッド・キングレコード期にレコード会社サイドの最高責任者としてスタッフクレジットに掲載されている「浅沼正人」氏だが、実は彼のかつての顔は80年代のツッパリ系バンド「横浜銀蠅」のメンバー「Johnny」。 なので2020年のサンホラ15周年お祝いコメントに、浅沼氏はちょうど同時期横浜銀蠅に再参加していたためJohnnyとしてメッセージを送っている。 &font(#ff0000){以下最大のネタバレ} 第2期の男性メインボーカル &font(#0000ff){Hiver Laurant}(Roman) &font(#ff0000){Shaytan}(聖戦のイベリア) &font(#800080){θανατοζ}(Moira) &font(#800080){Еλευσευζ}(同上) &font(#994c00){Marchen von Friedhof}(イドへ至る森へ至るイド、Marchen) &color(deepskyblue){Noël}(ヴァニシング・スターライト、Nein)   はRevo氏本人が歌っている。コンサートも彼が演じているので上の人物は2人以上同時には出れない。 (代役等で例外はある) ファンはこの事をクチに出してはいけない。 もし アレ?声同じじゃね? とか言ってしまったら &font(#800080){殺メッ!}られ&font(#800080){冥府へヨゥコソ!} されてしまう。 そして2020年、サンホラ15周年記念企画の一環として、サンホラファンな評論家による公式考察動画「サンホララボ」が公開された際、歌い手をRevo扱いする彼らに&bold(){公式によるテロップでツッコミが入った}。 でもたまにメンバーがポロっと言ってしまう 例 Revo演じるキャラが演奏を失敗する ↓ メンバーが 今の失敗は態とですよね? とRevo本人に聞いてしまう。 なお、「Märchen」の後、キングレコードからポニーキャニオンへと移籍した。&font(#ffffff){ポニーキャニオンといえば渦中のフジテレビ傘下の会社である。悪影響がなければ良いが……} そのせいかは不明だが、移籍後はRevo氏の既存作品とのコラボレーションProject『Linked Horizon』が並行して行われている。 追記・修正は預言書に従い&font(#800080){タナトスの幻想に抱かれつつ}&font(#0000ff){忘却と喪失の間で揺れながら}&font(#ffdc00){樂園と奈落を廻って}、黒き剣を取り&font(#008000){冬の人の代わりに}&font(#ff0000){聖戦に終止符を打つ為に}&font(#800080){奴隷達を引き連れて}&font(#0000ff){井戸に落ちたら屍揮者に会えて} ad921d60486366258809553a3db49a4aを【否定】した 人だけお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - サンホラは好きだけどローランは嫌い。カラオケで歌おうとしたら「は?」とか言うし「Revoさんの曲好き」って言ったら「陛下って呼べ」とか、色々と押し付けてくるから。ロクなの居ないからあんまり関わりたくないなぁ。 -- 名無しさん (2014-08-18 08:51:25) - サンホラ好きな時点で他人から見ればあなたも「ローラン」なんだよなぁ。 -- 名無しさん (2014-08-18 10:43:58) - サンホラってホラーのジャンルか何かだと思ってた…が、あながち間違いでもなかったようだ -- 名無しさん (2014-08-18 11:11:14) - ↑2 押し付けは良くない。そういう態度が嫌われる原因になる。 -- 名無しさん (2015-01-20 22:55:43) - ブレイブリーデフォルトの人の印象がかなり強いのに紅蓮の弓矢がプッシュされてたのはなんだかなぁ、どっちも大好きだけどさ -- 名無しさん (2015-01-20 23:09:59) - 時々漫画や小説が出る -- 名無しさん (2015-10-14 14:31:35) - Moiraがついに漫画化。やったね! -- 名無しさん (2016-01-17 01:39:37) - タイアップはLinkedになる -- 名無しさん (2016-04-14 13:59:09) - 紅蓮の弓矢のフル出た時の反応が面白かったなw進撃からのファンが「何だよこれ全然TV版と違うじゃん」って言ってるのをサンホラーは「ですよねー」で流すっていうw -- 名無しさん (2016-09-16 18:42:06) - まあ、サンホラ好きに地雷が多いのはちょっとした事実かもしれん 事実俺は一人心当たりがある -- 名無しさん (2017-04-21 02:07:09) - たまにサンホリとサンホラがごっちゃになってしまう -- 名無しさん (2017-10-30 07:27:49) - 「1期派と2期派での争い」について、どちらも同じファンなのは確かだが、王国云々は2期の話だから「国民、仲良く」とは言えないのでは? -- 名無しさん (2020-07-02 00:46:59) - 新曲決定。まだ序章段階のみ発表だそうだが、とりあえず「7と9」または「8と9」の間となる世界か…。 -- 名無しさん (2020-09-16 17:06:08) - 紅蓮の弓矢はむしろよくあの人がTVサイズに収まる曲作ったなって思った。TV部分終わった途端に「約束は果たした」と言わんばかりに曲調急変させたのには笑ったけど。 -- 名無しさん (2021-01-06 14:43:59) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/02/17(水) 20:42:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#0000ff){Sound Horizon} プロデューサーである[[Revo]]氏を中心とする音楽グループ。 自らを幻想楽団と称し、物語性の強い音楽を創る。 曲やアルバムによって、違う歌い手や語り手を起用するという珍しいスタイルをとっている。 通称サンホラ、SH。 今でこそ、ここまでの知名度を持つようになったが、初期は同人活動を行なっていた。 最初期の曲は歌詞の無いもののみであり(代わりに解説があった)、曲に歌詞が着くのはしばらくしてからだった。 当時のCDは入手困難なものもあるが、何曲かはリメイクされて商業活動開始後のCDにも収録されている。 又、シングル『イドへ至る森へ至るイド』がウィークリーで初登場2位を獲得した(1位は[[TOKIO]]。因みにデイリーはTOKIOを抑え1位) 7thアルバムの『Marchen』は、デイリーで2位を獲得(1位は[[BUMP OF CHICKEN]])。 現在は7.5or8.5BD『絵馬に願ひを!』が発売中だが、本来あるべき8thアルバムが「構想が膨大だから」と後回しにされており(「ハロウィンと夜の物語」・「ヴァニシング・スターライト」は『Nein』の導入に当たるシングル)、 7→9→7.5or8.5という変則的な順番になっているためファンの間では物議をかもしている。   &font(#0000ff){特徴} 先述のとおり、非常に物語性の強い音楽を創る。その為、 ・曲中に台詞が入っている ・効果音が入っている ・曲と曲同士の話が繋がっている(例:澪音の世界と星屑の革紐、エルの天秤と歓びと悲しみの葡萄酒、「檻の中」三曲と屋根裏ロマン&朝と夜の物語等) ・アルバム・シングル・タイアップも含め、ほとんど全ての曲が同一の世界観のもとで構成されている ・キングレコード期のアルバムにはWEBでのみ視聴できるボーナストラックがある 等の特徴がある。 またCDのジャケットイラストは、同人時代から全作通してイラストレーターのyokoyan氏によるものとなっている。 その独特の雰囲気から、好き嫌いがはっきり分かれるグループでもある。 カラオケで、うっかりサンホラを知らない人の前で歌ってしまったら最後、ドン引きされること間違いなし。 「Ark」を選曲して「さぁ、楽園へ還りましょう…お兄様…うふふっ」とか台詞まで入れてしまったらもう目を合わせてくれなくなるかもしれない。   &font(#0000ff){1期・2期} 一般的にAramaryが脱退するまでを1期(Chronicle〜Elysionまで)、脱退してからを2期(Roman〜)と呼ぶ。 1期では、台詞や語り・歌を全て歌い手が担当していたのに対し、2期からは台詞は声優(語り手)、歌は歌い手が担当することが多くなった。 Aramaryが脱退した理由は「任期満了」とのことだったが、真偽のほどは定かではない。 (あくまで一部の)1期派と2期派での争いが絶えないが、どちらも同じSound Horizonファンであり国民、仲良くしてほしいところである。 なおシリーズ最初期の作品である「Chronicle」のリメイク「Chronicle 2nd」に登場するキャラクター〈書の意志の総体〉(クロニカ)が有名どころで、ファン間では「ニカ様」の愛称で呼ばれているとか。   &font(#0000ff){物語について} 物語性の強い歌詞についてSound Horizon(Revo)側から明確な答えが提供されることはない。 聴いた人が色々と考察したりするのも楽しみの一つ。 &font(#0000ff){2次創作} 「Ark」と、「Elysion」(但し小説版のコミカライズ)・「[[Roman>Roman(漫画版)]]」・「Märchen」(及び「イドへ至る森へ至るイド」)・「Nein」の全曲は漫画化、「Elysion」・「Roman」は小説化(作:十文字青)されている。 Elysion・Romanは共に全2巻、「Nein」は全3巻(但し通常版は電子書籍のみ)で、Arkは単行本化されていない。 また『Nein』ではコンサートBD受注生産版のみ収録の本編エンディングの内、追加公演千秋楽での&bold(){不穏かつ意味深なエンディング}を元にしたと思しき&font(#ff0000){驚愕のエピローグ}(その直前には平和的エンドを再現)が描かれた。 ちなみにMärchenは「旧約」・「新約」と2パターンのコミカライズが行われている。 漫画や小説の展開が「正解」というわけではなく、あくまでも「物語の可能性の一つ」らしい。 &font(#0000ff){ディスコグラフィー} ・永遠を手に入れた魔術師 不老不死という名の破滅を手に入れた魔術師の曲。「ブラック・クロニクル」を書いた「ノア」のこと。 ・1st Concept Story「Chronicle」 同人時代の作品その1。未来を記した書物「ブラック・クロニクル」に翻弄される世界を描いた物語。 インストの曲のみだが「少女人形」のみ台詞が入っている。 ボーナストラックは「夏の時雨」。この当時は映像つきだった。 ・2nd Story CD「[[Thanatos>Thanatos(Sound Horizon)]]」 「第二の囚人」  同人時代の作品その2。死に怯える1人の少女の幻想が舞台。 サンホラ世界の死生観はこれを聞けば大体わかる。 クロセカ同様リメイク版の製作が予定されていたがメジャーデビューによって頓挫した。予定されていたタイトルは「Another Thanatos」 ・3rd Story CD「[[Lost>Lost(Sound Horizon)]]」 「第三の深意」 同人時代の作品その3。「喪失」をテーマにした単独曲群。「恋人を撃ち堕とした日」はサンホラ入門。 曲のどこかに「忘レモノハアリマセンカ…?」と囁く声が入っている。 ボーナストラックは「忘レモノハアリマセンカ」。 ・1st Pleasure CD「Pico Magic」 同人時代の作品その4。「Elysion -楽園への前奏曲-」と「Chronicle 2nd」の前振りだが、基本は「ぴこまり」によるノリ進行。 Elysionから「Ark」「魔女とラフレンツェ」を、クロセカの前振りとして「辿り着く詩」「雷神の系譜」、Lostから「魔法使いサラバント」・「恋人を撃ち堕とした日」、 「Thanatos」から「銀色の馬車」と同作の総括に当たる「タナトスの幻想は終わらない…」を収録。 ・2nd Pleasure CD「Pico Magic Reloaded」 同人時代の作品その5。別名「檻の中三部作」。 とある女性「ミシェル・マールブランシェ」を主役とするクロニクル以前の曲である「屋根裏の少女」、Lostから「檻の中の遊戯」、Romanと繋がる「檻の中の花」、同じく「Roman」と繋がる「[[澪音の世界]]」、「Ark」のショートバージョンを収録。 「楽園への前奏曲」ではここから「檻の中の花」・「澪音の世界」が再録されている。 ・1st Story Renewal CD「[[Chronicle 2nd>Chronicle 2nd(Sound Horizon)]]」 「第一の追想」 同人時代最後の作品。略してクロセカ。ニカ様ことクロニカはここが出展。 クロニクルの世界観をベースに新曲とボーナストラックを追加したアルバムだが、「樹氷の君」「少女人形」は欠番。 一部では「二周目」だと言われている。 ボーナストラックは「クロニクル」の最終話に当たる「<ハジマリ>のクロニクル」と「<空白>のクロニクル」。 ・4th Story CD「[[Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜>Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜(Sound Horizon)]]」 「第四の仮面」 メジャー最初の作品。当初は「ART:E」という仮タイトルが名付けられていた。同人時代の一部楽曲を収録した「楽園への前奏曲」を経て発表。仮面の男と少女エルを巡る曲群と、愛を求めた末に死んだ5人の女性を描く曲群で構成。 ジャケットには裏があり、「ABYSS 〜奈落幻想物語組曲〜」と言う別のタイトルがある。 「エルの~」と題された曲とアルファベットで始まる曲が交互に収録されているが、「エル」→アルファベット→「パレード」が時系列順。 ・「[[少年は剣を…>少年は剣を…(Sound Horizon)]]」 タイアップ2曲と「Roman」から「緋色の風車」を収録(ただしこちらは、フランス語の部分が英語になっており、一部の語りがない)。「[[カオスウォーズ]]」主題歌「終端の王と異世界の騎士」、「ベル・アイル」タイアップ「神々が愛した楽園」を収録。 作中には「第五の地平線(ものがたり)」、そしてこの後しばしば引用される「願った事全てが叶う世界ではない」・「少年は黒き剣を取る」という単語が登場し、CD裏にはなぜかクロニカが描かれている。 ボーナストラックはないが、「朝と夜の物語」の旋律を使用したピアノインストがある。 ・5th Story CD「[[Roman]]」 「第五の物語(ロマン)」 サンホラの世界観を一気に広げた作品。それまで発表されたCDと何かしらの形で繋がっており、それぞれの地平線を生まれてくるに至る可能性を探す青年「イヴェール」の使いたる双子の人形が巡る、というストーリー。 登場人物はほぼ必ず「ローラン」という名前が入っているのが特徴。 ボーナストラックは二つあり、CDと歌詞カードのヒントを元に、最後に収録されている「11文字の伝言」の伏せられた部分を解読して入力するとMP3がダウンロードできた。 「しあわせにおなりなさい」でやり直しになる「True massage」、「おりあわせしになさいな」で「檻の中の花」とリンクする「屋根裏ロマン」に繋がる。ちなみに曲調的に、この後に来るのが特典収録の「朝と夜の物語~Another Roman Mix~」。 ・1st Stoty Maxi「[[聖戦のイベリア]]」 「Moira」の前振りに当たるストーリーマキシシングル。前編「争いの系譜」・中篇「石畳の緋い悪魔(シャイターン)」・後編「侵略する者される者」で構成。 ボーナストラックはジャケットに隠されたアドレスにアクセスし、そのページの先にある「流浪の詩」「焔の詩」「刻の詩」「深遠の詩」を解読することで入手できる……とされていたが、 「深遠の詩」が難解すぎて誰一人として解けず、正体不明のままページがなくなってしまった(間違えると「深遠ヘト至ル数トハ異ナル詩ヲ 君ニ今、敢エテ問オウ……」と表示されるが、解析ではこれ以外のページが先にないらしい)。 一部では「海を渡った征服者達」がそれではないか、と噂されている。 ・6th Story CD「[[Moira>Moira(Sound Horizon) ]]」 「第六の女神」 古代ギリシャをモデルとした世界にて、運命の女神ミラの見守る中で描かれる一人の少年の戦いを描く。 時系列的には一番過去に当たり、国も違うためか他の地平線との関連はさほど重視されていない。 その分、CD内でのストーリー構成が強められており、サンホラ独特の世界観がわからなくても、最初から聞けばとりあえずこれがどんな話かは理解できる。 ボーナストラックは「神の光」(後にキング期のベスト盤に収録)。一番非情なのはミラその人でした、というオチ。 ・Prologue Maxi「[[イドへ至る森へ至るイド]]」 「Märchen」のプロローグに当たるマキシ。主役コンビのメルとエリーゼが先行出演。通称イドイド。 ちなみにエリーゼのパートは初音ミクが担当。メルの前身である少年・メルツとその母テレーゼを巡る物語を描く。 なお、「彼女が魔女になった理由」は曲の終わりの部分がそのまま「宵闇の歌」と繋がる。 ボーナストラックは通常版が「テレーゼ、もしくはエリーゼのために」、限定版が「黒き死の行進」。 ・7th Story CD「[[Märchen>Marchen]]」 「第七の衝動」 イドイドから続く「本編」。世界への復讐を企てる少女人形エリーゼと、指揮棒を振りかざす屍揮者メルが、童話をモチーフとした7人の女優たちの復讐に手を貸すというストーリー。 「宵闇の歌」「暁光の歌」以外、それぞれの曲は七つの大罪がテーマとされている。 真ん中の「生と死を分かつ境界の古井戸」を中心に、文字の下端を揃えて順番に並べると文字が教会を象るというお遊びあり。 ボーナストラックは存在するが無題&footnote(JASRAC公式データベースでは「KEIN TITEL」(ドイツ語で無題を意味する)と記載)。本来は8thの前振りだったのだが……。 ・「ハロウィンと夜の物語」 19世紀前半のアメリカを舞台とした「ある家族とハロウィンにまつわるお話」を描く。 1曲目の『星の綺麗な夜』の歌詞には過去作品を想起させる「第~の~」という単語(読みは当て字)が存在し、この時点ではまだ綴られぬ第八・九、そして「第十の意志」という単語も登場。 ボーナストラックは両方とも「朝までハロウィン」のインストアレンジで、限定版が家族視点の「レニーのいた季節」、通常版がレニー視点の「永遠のハロウィン」。 ・Anniversary Maxi「[[ヴァニシング・スターライト]]」 サンホラメジャーデビュー10周年企画の一環として制作されたシングルで、『Nein』の前日譚でもある作品。 「似て非なる地平」における現代日本で、Revoがプロデュースした、青年ノエルと現実世界のミュージシャン達によるバンド「ヴァニシング・スターライト」のデビューを描く。 1曲目「よだかの星」は宮沢賢治の同名の童話をモチーフに作曲されており、2曲目「Mother」は2006年初出のライブ曲を初ソフト化。 またCDタイトルには、クロニクル以前の曲の一つである「いづれ滅び行く星の煌き」が当てられている。 トラック3は色々な会社のライターやレポーターがノエルにインタビューした、という風体の語り。実はCD発売後ライブが行われた場所と絡めたメタ視点が入っている&footnote(「Nein」予約限定デラックス版付属BDにそのライブシーンが収録されている。)。 ボーナストラックはないが、隠し要素としてCDケースに「手紙」が封入されている。 その後、この世界観を基にした同名の漫画と小説が制作された。 ・9th Story CD「[[Nein>Nein(Sound Horizon)]]」 8thを飛ばして発表された「第九の現実」。8thが壮大になりすぎたのと、こちらが先に出来たということで追い越しで発表された。 それまでの地平線とは異なり「ヴァニシング・スターライト」世界を基準に、謎の女店主&footnote(娘・少女・淑女・老女と四つの姿を持つことや意味深な発言等から、ファンからは「屋根裏の少女」や「檻の中の花」等に出てくる「ミシェル」説が有力視されている。)が営む「西洋骨董屋根裏堂」で《遮光眼鏡型情報端末》通称R.E.V.O.を手に入れたノエルを使い、R.E.V.O.が各地平線の『書庫』にアクセス、ハッピーエンドへと改竄して回るという物語。 ボーナストラックは「輪∞廻」。ただし、これは8th Storyにアクセスしたという設定のため、最終トラックの「最果てのL」よりも前に位置する。この曲で使われているのはMärchenのボーナストラックのリズム部分を抜き出したもの。 「西洋骨董屋根裏堂」をプロローグに、クロセカの「詩人バラッドの悲劇」「辿り着く詩」、Thanatosの「輪廻の砂時計」、Lostの「ゆりかご」、Elysionの「Stardust」、Romanの「焔」、Moiraのストーリー、Märchenの「磔刑の聖女」をR.E.V.O.が否定して回る、という体裁だが、 「輪∞廻」では生まれる前に死んでいったきょうだいの上の方に改竄を拒否され、「最果てのL」ではノエルが堪り兼ねて口を出す、という体裁になっている。 なお「Märchen」と同じく七人の女性が改竄曲の歌い手であり(「焔」パート以降は元ネタと同じ歌い手)、コンサート版のアンコールでは元となった歌も披露された。 ・Omake Maxi『マーベラス小宇宙(仮)』 Neinの予約限定版に付属。知る人ぞ知るエイプリルフール企画「マーベラス超宇宙」をベースに、1st以前の楽曲である「即ち…」3曲を収録。 ・7.5th or 8.5th Story BD「絵馬に願ひを!」 2020年9月に発表され、2021年1月、約5年ぶりに発売された新作。ヴァニシング・スターライトに次いで2作目の現代日本に似た世界観となり、突如現れた謎の&font(l){エレクトリカル神社}「狼欒神社」が舞台。キャラ名等は日本神話が題材となっている。 &font(l){そして歌い手一覧が公表された直後、その中にあった「神社関係者」なる謎存在(ジャケット後方にいる仮面の男)がTwitterのトレンド入りした。} CDではなくなんとブルーレイディスクでの発売となり、更には購入者自身が&bold(){神社の祭神「狼欒神群」}として、物語を選択し再生される曲を変化させるギミックを搭載。更に一部曲では一部音声が異なるランダム再生も導入。 現代舞台のため&bold(){リアルな方向で鬱要素が描かれており}、隠しトラックかは微妙だが、再生確率がかなり低い曲も1曲存在。但しガチ鬱曲のため注意。 またこれまでのマキシシングルやアルバムとは異なり、ナンバリングに小数点が刻まれている。 更にはあくまで1月発売盤は「Prologue Edition」なためフルパッケージ版の制作・発売が予定されており(完成予定は未定)、そのせいかラストナンバーは中途半端な所で終了している。 ・8th Story CD「RINNE」 2015年にタイトルが発表され、未だ発売されていないアルバム。『星の綺麗な夜』中では「第八の軌跡」とされる。 その全貌は2020年現在でも謎に包まれており、此処に至るには「Nearest Future」なるもの(『絵馬に願ひを!』フル版?)に至らなければならないらしい。 &font(#0000ff){歌い手・語り手} ■歌い手 Revo Jimang Aramary YUUKI KAORI REMI MIKI 栗林みな実 井上あずみ 等多数 ■語り手 [[田村ゆかり]] [[能登麻美子]] [[保志総一朗]] [[井上麻里奈]] 日高のり子 [[桑島法子]] [[初音ミク]] [[沢城みゆき]] [[大塚明夫]](『Märchen』コンサートでは曲中に歌い手兼アクターとしてゲスト参加した) 等多数 余談だが『Moira』では[[若本規夫]]VS[[大塚明夫]]が聴け(「運命の双子」)、『Nein』では[[梶裕貴]]が若本規夫に対して「[[駆逐してやる!>エレン・イェーガー]]」と叫んだりする(「愛という名の咎」)。   &font(#0000ff){ライブ} 基本的にはアルバム単位で新曲がリリースされるので、その宣伝としてのライブ「ストーリーコンサート」がメイン。アルバムはツアー・シングルは単独ライブの一部として実写化されている。 他に公募された国歌(第二次から)を引っさげて出陣する『領土拡大遠征』通称『領拡ライブ』がこれまで計4ツアー開催されている。 曲の物語性を更に高めるライブでの演出に定評のあるSHだが、CDの雰囲気をそのまま期待して行くとえらい目に遭うこと請け合い。 事実上リーダーのRevo、ほぼレギュラーゲストのJimangを初め、『とにかく面白いことを言わないと我慢できない人達の集まり』なので、笑いの為なら緻密無比に作り上げた世界観であろうとお構いなしにぶち壊してしまうのだ。 まさにエンターテイナー。 観客への無茶振りも多々あり、毎回領拡ライブで出題される『課題曲(観客が正規ボーカルの代わりに歌う曲)』に『Baroque(最後のコーラス以外全部台詞と語りだけ)』を選んだりする等、甚だしくカオスである。 曲以上に人を選ぶスタイルのライブなので、覚悟して参加すべし。 Jimangに至っては例大祭に現れて賢者ボイスで『ゆっくりしていってね!』とのたまったとか…… 素のテンションがそんな感じの人達だ。   しかし、パフォーマンスはやはり素晴らしい。Revo氏自らが楽器を演奏している姿も見受けられる。 また『Moira』以降のCD再現ライブではバックミュージシャン・ダンサーも全員曲の世界観に会った衣装を纏っている。 Elysionのコンサートは、Aramaryに38度の熱があった中行ったとか。 それであの歌と動きは凄まじいと思う。 Romanのコンサートでは第一期のダークで妖しい感じの曲が少なくなり若干明るい(比較的)曲が多くなった為か Jimang(はいてない)が壊れはじめる。というか本性を現わしはじめる。 Moiraのコンサートでは、 &font(#ff0000){[[TM NETWORK]]の宇都宮 隆} が参加。爽やか笑顔と爽やかボイスで会場を黄色い声で盛り上げた&footnote(ちなみに同コンサートのツアープロデュースは宇都宮の個人事務所が担当し、フォトグラフィースタッフもTMのサポートメンバーだったドラマーの阿部薫。)。 &font(#0000ff){余談} ベルウッド・キングレコード期にレコード会社サイドの最高責任者としてスタッフクレジットに掲載されている「浅沼正人」氏だが、実は彼のかつての顔は80年代のツッパリ系バンド「横浜銀蠅」のメンバー「Johnny」。 なので2020年のサンホラ15周年お祝いコメントに、浅沼氏はちょうど同時期横浜銀蠅に再参加していたためJohnnyとしてメッセージを送っている。 &font(#ff0000){以下最大のネタバレ} 第2期の男性メインボーカル &font(#0000ff){Hiver Laurant}(Roman) &font(#ff0000){Shaytan}(聖戦のイベリア) &font(#800080){θανατοζ}(Moira) &font(#800080){Еλευσευζ}(同上) &font(#994c00){Marchen von Friedhof}(イドへ至る森へ至るイド、Marchen) &color(deepskyblue){Noël}(ヴァニシング・スターライト、Nein)   はRevo氏本人が歌っている。コンサートも彼が演じているので上の人物は2人以上同時には出れない。 (代役等で例外はある) ファンはこの事をクチに出してはいけない。 もし アレ?声同じじゃね? とか言ってしまったら &font(#800080){殺メッ!}られ&font(#800080){冥府へヨゥコソ!} されてしまう。 そして2020年、サンホラ15周年記念企画の一環として、サンホラファンな評論家による公式考察動画「サンホララボ」が公開された際、歌い手をRevo扱いする彼らに&bold(){公式によるテロップでツッコミが入った}。 でもたまにメンバーがポロっと言ってしまう 例 Revo演じるキャラが演奏を失敗する ↓ メンバーが 今の失敗は態とですよね? とRevo本人に聞いてしまう。 なお、「Märchen」の後、キングレコードからポニーキャニオンへと移籍した。&font(#ffffff){ポニーキャニオンといえば渦中のフジテレビ傘下の会社である。悪影響がなければ良いが……} そのせいかは不明だが、移籍後はRevo氏の既存作品とのコラボレーションProject『Linked Horizon』が並行して行われている。 追記・修正は預言書に従い&font(#800080){タナトスの幻想に抱かれつつ}&font(#0000ff){忘却と喪失の間で揺れながら}&font(#ffdc00){樂園と奈落を廻って}、黒き剣を取り&font(#008000){冬の人の代わりに}&font(#ff0000){聖戦に終止符を打つ為に}&font(#800080){奴隷達を引き連れて}&font(#0000ff){井戸に落ちたら屍揮者に会えて} ad921d60486366258809553a3db49a4aを【否定】した 人だけお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - サンホラは好きだけどローランは嫌い。カラオケで歌おうとしたら「は?」とか言うし「Revoさんの曲好き」って言ったら「陛下って呼べ」とか、色々と押し付けてくるから。ロクなの居ないからあんまり関わりたくないなぁ。 -- 名無しさん (2014-08-18 08:51:25) - サンホラ好きな時点で他人から見ればあなたも「ローラン」なんだよなぁ。 -- 名無しさん (2014-08-18 10:43:58) - サンホラってホラーのジャンルか何かだと思ってた…が、あながち間違いでもなかったようだ -- 名無しさん (2014-08-18 11:11:14) - ↑2 押し付けは良くない。そういう態度が嫌われる原因になる。 -- 名無しさん (2015-01-20 22:55:43) - ブレイブリーデフォルトの人の印象がかなり強いのに紅蓮の弓矢がプッシュされてたのはなんだかなぁ、どっちも大好きだけどさ -- 名無しさん (2015-01-20 23:09:59) - 時々漫画や小説が出る -- 名無しさん (2015-10-14 14:31:35) - Moiraがついに漫画化。やったね! -- 名無しさん (2016-01-17 01:39:37) - タイアップはLinkedになる -- 名無しさん (2016-04-14 13:59:09) - 紅蓮の弓矢のフル出た時の反応が面白かったなw進撃からのファンが「何だよこれ全然TV版と違うじゃん」って言ってるのをサンホラーは「ですよねー」で流すっていうw -- 名無しさん (2016-09-16 18:42:06) - まあ、サンホラ好きに地雷が多いのはちょっとした事実かもしれん 事実俺は一人心当たりがある -- 名無しさん (2017-04-21 02:07:09) - たまにサンホリとサンホラがごっちゃになってしまう -- 名無しさん (2017-10-30 07:27:49) - 「1期派と2期派での争い」について、どちらも同じファンなのは確かだが、王国云々は2期の話だから「国民、仲良く」とは言えないのでは? -- 名無しさん (2020-07-02 00:46:59) - 新曲決定。まだ序章段階のみ発表だそうだが、とりあえず「7と9」または「8と9」の間となる世界か…。 -- 名無しさん (2020-09-16 17:06:08) - 紅蓮の弓矢はむしろよくあの人がTVサイズに収まる曲作ったなって思った。TV部分終わった途端に「約束は果たした」と言わんばかりに曲調急変させたのには笑ったけど。 -- 名無しさん (2021-01-06 14:43:59) #comment #areaedit(end) }

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