エージェント・アブレラ

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&font(#6495ED){登録日}:2021/09/20 Mon 07:55:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){&font(#cc0000){現実を見ろクルーガー!}} &b(){&font(#cc0000){宇宙には正義などという見えないものよりズッシリ重い札束が大好きという奴らが、まだ掃いて捨てるほどいる!}}} エージェント・アブレラは『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』に登場する敵キャラクター。 CV:[[中尾隆聖]] 身長:240cm 体重:130kg 出身地:レイン星 罪状:&bold(){&font(#ff0000){銀河消滅及び惑星間戦争における大量殺人}} ジャッジメント:&b(){&color(red){✕(デリート許可)}} 登場エピソード:Episode.2「ロボ・インパクト」~Episode.50「フォーエバー・デカレンジャー」([[Episode.37>ハードボイルド・ライセンス(特捜戦隊デカレンジャー)]]は除く) *【概要】 雨が好きなレイン星出身の[[アリエナイザー>アリエナイザー(特捜戦隊デカレンジャー)]]。 全宇宙の犯罪マーケットを仕切り、宇宙を又に駆けて裏社会で暗躍する闇商人であり、陰でアリエナイザー達に怪重機やドロイド、その他非合法製品を売りさばいていた。 黒いマントに覆われた体は紅く、両手には長い爪を生やし、頭は長い耳をピンと立てた三つ目の蝙蝠のような風貌をしており、 頭部は脳髄を守るために特殊な培養保護液で満たされたカプセルに覆われている。 腕とマントを同化させる形で翼に変化させて空を飛ぶこともできる。 地球署が設立されるより以前から宇宙の武器商人として金を荒稼ぎし、他のアリエナイザーに武器やメカ人間、[[怪重機>怪重機(特捜戦隊デカレンジャー)]]を提供する形で間接的に数多の銀河や星を滅ぼしてきた。 殺し屋の斡旋や傷害巨大化保険のサービスをしている手厚い面もある。因みに使用通貨単位は&b(){「ボーン」}。 劇中ではまだ宇宙警察の装備が整っていなかった頃の辺境の惑星・地球に目を付けて当面のマーケットにしようと企んでいた。 『デカレンジャー』本編におけるラスボスらしく、&bold(){トンデモないスケールの極悪犯罪者の宝庫}だったアリエナイザー達の中でも、彼が犯した罪は&bold(){&color(red,black){『7つの銀河で惑星間戦争を引き起こし、第12銀河を消滅させた』}}という最大のスケールを伴った悪事である。 *【人物】 宇宙で最も優れた頭脳を持つレイン星人の中でもとりわけ秀でた頭脳を持つが、生まれながらにして悪の心と金銭欲に秀でるほどの冷酷さをも併せ持つ危険人物。 生粋の拝金主義者で金の為なら多数の犠牲を出すことも厭わない、&b(){正真正銘の極悪人である。} だがその一方で、[[Episode.18>ゾイナー星人ベートニン]]にて京都弁を使いだしたり、Episode.32のEDのミニコーナーを乗っ取って深夜に放送されるテレビショッピングのように強化装甲・マッスルギアを宣伝したり、とぼけた奴等が多いという[[トリノイド>トリノイド(爆竜戦隊アバレンジャー)]]の特徴を知って愕然としたりと人間臭い一面も持つ。 顧客のアリエナイザー達は都合の良い金づるか怪重機をPRする広告塔程度しか思っておらず、自分から彼らの犯罪に干渉することはなく、自身の計画のためなら平然と捨て駒として扱う。 一方で、金持ちなら何でも良い訳ではないらしく、[[サウザン星人 ギネーカ]]の事は表向きは&b(){&font(#cc0000){「お坊ちゃま」}}と媚びへつらいつつも、(ギネーカが行っている悪辣な遊びの内容から)陰では&b(){&font(#cc0000){「バカ息子」}}と唾棄していた((本来顧客の犯罪に一切干渉しない主義のアブレラが人道的な反応を見せた唯一のケース。))。 加えて、自分の感情が時にビジネスへの意欲を上回った時には、金儲けすら疎かにする気まぐれな部分もあり、[[スケコ星人マシュー>プロポーズ・パニック(特捜戦隊デカレンジャー)]]からサイコマッシュの再調達を要求されるも、既に宇宙警察への報復の段取りに夢中だった為、表面上あしらうだけでろくに取り合わなかった。 自分の商売を妨害する宇宙警察を%%逆恨み%%心底憎んでおり、&bold(){「[[宇宙警察なんか怖くないキャンペーン>ボクデン星人 ビスケス]]」}なるネガキャン企画を立ち上げたこともある。 宇宙一頭のいいレイン星人はその頭脳を駆使して画期的な技術を次々と開発し星を発展させた。同時にドーピング(決して悪いものばかりではない)などで肉体の強化も行ってきた。 その様にして長い歴史の中で超進化を繰り返していく中、レイン星人は皆違った見た目になり、皆違った理由で星を離れるようになってしまった。 そのため、レイン星人以上に統一性の無い宇宙人はアリエナイ。 最序盤からアリエナイザーの犯罪に手を貸していたが、長い間自身の正体を完璧に隠し通してきたこともあって、地球署が存在を把握したのは第30話で、先述のレイン星人の特徴もあって、素性が判明したのは第49話とかなり遅かった。 *【戦闘能力】 手から電撃や火球などを放ち攻撃するほか、マントから衝撃波を発生させて身を守る。 いざとなれば無数の蝙蝠に変化して姿をくらますこともできる。 TV本編における[[ラスボス]]……なのだが、&bold(){アブレラ本人はあまり強くない。}((デカレンジャーと直接交戦した回数は、Episode.44と50のたった2回のみ。)) 一応[[脳髄以外の肉体全てを強化改造している>ドクター・マゼンダ/仙田ルイ]]ため、デカレンジャー6人と同時に渡り合えるくらいの戦闘力はあるのだが、それでも一部の武闘派アリエナイザーには及ばない。 実際に、[[ヘルズ三兄弟>リバーシア星人 ヘルズ三兄弟]]の来襲時は地球での商売を断念しようとしたほか、カザックの凄んだ態度にはタジタジになっていた。 そのため、騒動を起こす場合は基本的にアリエナイザーに犯罪を依頼したり、アリエナイザーを高額の報酬などで雇って兵力として扱っている。 *【最強最悪の傭兵軍団(アブレラ傭兵軍団)】 罪状:&bold(){&font(#ff0000){様々な特殊犯罪によって特殊刑務所へ収監}} ジャッジメント:&b(){&color(red){✕(デリート許可)}} 登場エピソード:Episode49~50 かつてドギー・クルーガーに逮捕され、警備厳重な特殊刑務所に収監されていた4体のアリエナイザー。 4人とも全員デリート許可の判決が下されているが、なぜデリートされなかったのかは不明。 アブレラがデカベース制圧作戦のため刑務所から脱獄させると、全員に各々の特性を更に高める強化改造が為された専用のハイパーマッスルギアが与えられている。 任務でデカレンジャー達が出払っている隙にアブレラと共にデカベースに奇襲を仕掛け、ドギーも卑劣な戦法で撃退しまんまとベースの制圧に成功した。 ・&bold(){&color(#882255,silver){ゲド星人ウニーガ}} #center(){&b(){&color(#882255,silver){衰えちゃいねえな。それでこそ倒し甲斐があるぜ!}}} 声:[[中井和哉]] ウニのような棘だらけの顔をしたアリエナイザー。 彼のデータを元にイーガロイドが造られており、&bold(){「イーガソード」}と呼ばれる剣を振るう剣豪である。 &bold(){「クロスバースト」}という技の他、&bold(){「ウニーガダイナミック」}と名付けられた必殺剣を自在に操る&bold(){傭兵軍団最強}の男。 剣術特性のハイパーマッスルギアが与えられている。 トゲトゲしい性格の住人が多いゲド星人は身を守るため体中に固い棘を持ち、身に危険が迫ると防衛本能で新たに生えて数が増える。この棘が多ければ多いほど数々の修羅場を潜り抜けた証として尊敬されるため、自身の身体のトゲの本数にこだわらない者はありえない。 ・&bold(){&color(#a22041,#bf9000){ドラグ星人ガニメデ}} #center(){&b(){&color(#a22041,#bf9000){俺が相手だ…!ヘヘヘッ、正義のジャッジメントはミーがするアルヨ!}}} 声:岸祐二 カニのような顔をしたアリエナイザー。 胡散臭いエセ中国人みたいな喋り方が特徴の粗暴な男。 左右で大きさの異なる両腕のハサミを武器とし、甲羅のような固い体をさらに強化する防御特性のハイパーマッスルギアが与えられている。 じゃんけんに弱いとされるドラグ星人の鋏は左右で大きさが違い巧みに使い分けて器用に解体作業などを行うことができ、この鋏に切れないものはありえない。 ・&bold(){&color(#FFEEFF,#d7003a){ジャーゴ星人スキーラ}} #center(){&b(){&color(#FFEEFF,#d7003a){今度こそ、2人仲良く天国に送ってあげるわ…}}} 声:篠原恵美 シャコに似た顔をしたアリエナイザーで軍団の紅一点。 銃の名手でライフルを武器とする狙撃手。銃の命中精度を上げるためにスピード特性のハイパーマッスルギアが与えられている。 ブランド好きなジャーゴ星人は動体視力がとても発達しており、どんなに素早い動きでも確実に捉えることができる上、素早い身のこなしが得意らしく俊敏な彼らにはのんびり屋はありえない。 ・&bold(){&color(#ac6b25,#cccccc){ギモ星人アンゴール}} #center(){&b(){&color(#ac6b25,#cccccc){ハイハ~イ!今度こ~そ、やっつけちゃうもんね~!}}} 声:園部啓一 チョウチンアンコウに似た顔をしたアリエナイザー。 エセ外国人みたいな奇妙なイントネーションの喋り方と、&b(){&color(#ac6b25,#cccccc){「ガブガブ~」}}が口癖。 額の触覚から出る電撃が武器で、自慢の怪力をさらに強化するパワー特性のハイパーマッスルギアが与えられている。 寒さに強いとされるギモ星人は頭部の提灯と顎髭のような部分からの光により鳥目になることなどありえない。 **&b(){&font(#cccccc,#cc0000){アブトレックス}} #center(){&b(){&color(#ac6b25,#cccccc){チェーーンジ、アブトレーラー!}} &b(){&color(#ac6b25,#cccccc){完成!アブトレーックス!!}}} 全長:50.2m(アブトレックス時)/99.5m(アブトレーラー時、全高:23.5m) 全幅:32m(アブトレックス時)/34.3m(アブトレーラー時) 重量:5200t(アブトレックス時)/5000t(アブトレーラー時) 操縦者:ギモ星人アンゴール アブレラが地球署を制圧すべく、採算度外視でアブレラが建造した最強の怪重機。 蝙蝠を模したデザインに派手なカラーリングのマッシブなボディが目立つ。 ・両腕に備わった巨大クロー&b(){&font(#cccccc,#cc0000){「アブネイル」}} ・胸部から放つ高威力のビーム砲&b(){&font(#cccccc,#cc0000){「アブトレックスビーム」}} が武器で、アブネイルはデカレンジャーロボのジャッジメントソードを簡単にへし折る硬度と切れ味がある。 さらに大型ドリルタンク形態&b(){&font(#cccccc,#cc0000){「アブトレーラー」}}に変形する機能を持ち、アブトレーラーに備わったドリルはデカベースの装甲すら貫く。 その見た目に違わぬ圧倒的なパワー、圧倒的な機体性能を持つ反面、&bold(){マッスルギアの補正も加えた怪力のアリエナイザーで無いと操縦桿が動かせない}程に操作性が悪化している。 『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』には、色違いの「アボトレックス」が登場している。 北米版「パワーレンジャー・S.P.D.」では、S.P.D.を裏切った精鋭部隊A-スクワッドのメガゾードという扱いで登場している。 *【終盤の動向】 [[「大きな商売」に利用する予定だったブラウゴールを殺処分された>メテオ・カタストロフ(特捜戦隊デカレンジャー)]]のを機にデカレンジャーを本格的に敵視するようになり、第48話で累計損失額が100億ボーンを超えた事で遂に報復を決行する。 デカレンジャーがクラーン星人 ジェリフィスと戦っている間に、[[ディアマンテ星人 ドン・モヤイダ]]等から得た情報((アブレラとの契約の一環として情報を提供していた。他の協力者については、ギガンテスことビリーザ星人ヴィーノ、ウージョン星人ジンチェ、スピリト星人ビョーイの名を挙げている。))を元に怪重機アブトレックスで[[デカベース]]を急襲し侵入。 立ちはだかった[[ドギー・クルーガー>デカマスター/ドギー・クルーガー]]をアブレラ傭兵軍団と共に卑劣な戦法で撃退し、デカベースを完全に乗っ取る。 さらに、デカベースロボで街を破壊するだけでなく、デカレンジャーの変身システムを無効化し、自身をデリートしに向かった宇宙警察の主力部隊を衛星軌道上に仕掛けた大規模な罠で一掃せんと目論んだ。 #center(){&b(){&font(#cc0000){主力部隊さえいなくなれば宇宙警察はすぐにでも滅ぼせる。そうなれば、私の理想の世界が訪れるのだ…。}} &b(){&font(#cc0000){邪魔な宇宙警察のいない、金だけが全ての素晴らしい犯罪の世界がな…!}}} しかし、変身能力は失っても燃えるハートは残っていたデカレンジャーの奮闘により、デカベースのコントロールを奪還される。 デカレンジャーの変身が可能になっただけでなく、[[バン>デカレッド/赤座伴番]]の通信で主力部隊の一掃も失敗し、傭兵軍団もデリートされてしまう。 そして自身も必死の抵抗空しくデリート許可が下されるが、なおも往生際悪く捨て台詞を残す。 #center(){&b(){&font(#cc0000){私を倒して終わりと思うなぁ!この宇宙に人類がある限り、絶対に犯罪は無くならない!!誰の中にも私と同じ欲望があるのだ!!}} &b(){&color(red){それでもオレ達は信じてる…! 宇宙に生きてるみんなの中に、正義の心だって永遠に燃え続けてるってな!&br()&br()それがある限り、悪の栄える未来は無いんだ!!!}}} だがその言葉すらもバンに堂々と反論され、最期はディーバズーカでデリートされた。 かくして、金のためだけに頭脳を悪用し数々の違法兵器を開発しては売り捌き、数知れない星々を滅ぼしてきた最凶最悪の武器商人は、地球署のデカレンジャーの正義の心の前についに引導を渡されたのであった。 しかし、アブレラの遺した言葉通り、その後も多くのアリエナイザーが現れている。 それ故に、宇宙警察もまた平和を守るために戦い続けている。宇宙に犯罪がある限り、デカレンジャーの戦いが終わることはないのだ。 *【その後の活躍】 **[[海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船]] ロスダークにより怨念が呼び寄せられ復活。 イーガロイドらを引き連れてゴーカイジャーを襲撃し苦戦させたが、結局逃げられてしまい&b(){置き去りにされた。} **Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』 生前にカイト・レイドリッヒと結託していたらしく、彼の手で「クローンアブレラ」として復活。 巨大化してデカレンジャーと交戦するが、テツが単身操縦するデカレンジャーロボによって呆気なくデリートされた。 *【余談】 -モチーフ デザインモチーフは[[コウモリ]]。 セールスマンのイメージからネクタイの意匠も取り入れられている。 名前の由来は言うまでもなく「こうもり傘」。 また、[[頭部全体を覆う透明なカプセルも特徴的>ジェリーフィッシュアンデッド(仮面ライダー剣)]]だが、その都合上、カメラの映り込みや照明の加減といった撮影時の問題も頻発していた模様。 -担当声優 声を担当した中尾隆聖氏は、[[ばいきんまん]]や[[フリーザ]]といった役で有名((スーパー戦隊シリーズには『電子戦隊デンジマン』にて顔出しゲスト出演したことがある。))。 後に『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』では晦正影の声を担当した他、『[[スイートプリキュア♪]]』では再び[[ラスボスポジション>ノイズ(スイートプリキュア♪)]]を務めている。 『10 YEARS AFTER』では『ニンニンジャー』と収録時期が重なっていて大変だったらしい。 余談だが、氏は東京ドームシティのデカレンジャーショーでは、何故かアブレラではなく[[デカグリーン>デカグリーン/江成仙一]]の声を担当していた。 因みにアブレラはこれまたどういう訳か、別の人が声を当てていた。一体何故? 流石に紛らわしいとクレームがついたのか、最後の方ではきちんとアブレラの声を担当するようになった。 -立ち位置 彼は『デカレンジャー』本編におけるラスボスではあるが、他戦隊のボスと異なり、何らかの組織を率いている訳ではなく、&bold(){あくまで宇宙にいくらでも存在する一犯罪者にすぎない。} したがって、彼が倒されてもS.P.Dの戦いが終わることは無いのである。 後に、Vシネマ『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では、既に弟子を持っていたことが判明している。 メインライターの荒川氏は初期のインタビューにて「名前がエージェント(代理人)という事で、徐々に背後にいる組織の存在を出していく」とし、 デザインを手掛けた森木靖泰氏も上位の黒幕がいるものと想定していたが、最終的にはアブレラ自身が黒幕という形になった。 序盤にコミカルな印象が目立っていたのはその名残である。 &b(){&font(#cc0000){「追記も修正も、私の指先にかかっている…」}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - レイン星人というのも映画レインマンが元ネタ? -- 名無しさん (2021-09-20 09:21:19) - ぶっちゃけ悪事に走らなくても十分儲けようはあったと思うんだよなぁ。雑用に便利なアーナと、要人警護からspdの補欠にまで使えそうなイーガだけでも宇宙中から需要があっただろうし。 -- 名無しさん (2021-09-20 09:47:21) - ↑イーガノイドがそもそもアリエナイザーを模したものだから善用するにもどこかで角が立つと思う。 -- 名無しさん (2021-09-20 10:36:20) - 怪重機もこの人が作ってたのかな?それともハイマルさんみたいな悪徳科学者を使って量産させてたのかな? -- 名無しさん (2021-09-20 10:56:30) - 捨て台詞はよくあるタイプだけど警察官なら犯罪に終わりはない事ぐらい理解してるだろうからあまり効果はないだろう……と思ったが堕落する奴も決して少なくないかorz デカレンの宇宙警察と宇宙刑事の銀河連邦警察がほぼチャンポンになってる現状からするとエステバンとも繋がりがあったかもな -- 名無しさん (2021-09-20 12:00:21) - 声はフリーザだがラスト付近での行いはピッコロ大魔王 -- 名無しさん (2021-09-20 12:58:08) - 一度だけedの小劇場を担当したときのノリといい宇宙警察なんか怖くないキャンペーンのセンスといい悪党だけどなんか憎めないんだよなあ -- 名無しさん (2021-09-20 15:10:07) - 好きな敵キャラだったから、ちょっと倒されたのはショックだったりする。そして、描いてほしかった & 登場させてほしかったアブレラ様の背後にいる黒幕。 -- 名無しさん (2021-09-20 15:29:10) - ギネーガの件は怪重機などの自分の商品のPRも揉み消されて商売にならず、単に度を越して横柄な態度が気に食わなかった挙句(しかもやった事も悪辣だけど規模が地味で大した儲けにならない)偉そうなだけの小物だから陰で嫌悪されたんだろうな -- 名無しさん (2021-09-20 15:40:28) - (アブレラの死後に)SPDと繋がりを持つ銀河連邦警察の“とある汚職刑事”が「いくら頑張ったって宇宙に蔓延る悪なんか無くならない」「人間の本質は悪」などといったアブレラに近い発言を口にしたのが皮肉 -- 名無しさん (2021-09-20 15:57:20) - ↑ そして、そいつを破ったのもバンがいうような正義の心をもっていた刑事だった -- 名無しさん (2021-09-20 18:43:04) - ↑あったのかねえ、大戦Zのこともあってイマイチ信頼できないけんど -- 名無しさん (2021-09-20 19:56:15) - 戦闘能力はサイボーグ化によって得た物でそれでも一部の武闘派アリエナイザーには及ばない、にもかかわらずカイト・レイドリッヒが彼のクローンを兵器として用意したのが謎。 -- 名無しさん (2021-09-20 20:46:50) - ↑2正義と言っても地球のために宇宙を滅ぼすのかという二者択一の悩みだったり地球も宇宙もどちらも救う!という現場の者の奮闘もあるし一概にも言えんよ -- 名無しさん (2021-09-20 20:57:39) - 物凄い数の犠牲者を出して罪を犯してる極悪人のはずなのに妙に憎めないのは中の人のおかげもありそう。あの声は何故か憎めない -- 名無しさん (2021-09-21 12:03:26) - ゴーカイでは口調が違う… -- 名無しさん (2021-10-02 23:54:24) - ビジネスよりもプライドを取る体でラスボスにされたのが残念だった。陰で暗躍してこそのキャラクターだったと思うのに -- 名無しさん (2021-10-07 15:38:31) - タイムレンジャーのドン・ドルネロと比べると金の亡者としても二流 -- 名無しさん (2021-10-21 10:22:40) - どういった戦い方になっても、サラマンデスやサンダール以上に苦戦することはない。 -- 名無しさん (2022-03-08 08:33:36) - おいおい、「愛せない馬鹿」ってタグは幾らなんでもありえないでしょ。ちゃんとデカレンジャー見た? -- 名無しさん (2022-05-14 08:21:22) - いつ、誰が、アブレラをラスボスにすることに決めたのか気になる。証言聞くと、ライターもデザイナーもスーツアクターも、途中までは中間管理職のつもりでやってたみたいなのに -- 名無しさん (2022-11-18 11:05:03) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/09/20 Mon 07:55:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){&font(#cc0000){現実を見ろクルーガー!}} &b(){&font(#cc0000){宇宙には正義などという見えないものよりズッシリ重い札束が大好きという奴らが、まだ掃いて捨てるほどいる!}}} #center(){&blankimg(アブレラ.jpeg,width=320,height=240)} #right(){&sizex(1){画像出典:特捜戦隊デカレンジャー Episode.49「デビルズ・デカベース」より(2005年1月30日放送)}} #right(){&sizex(1){©テレビ朝日・東映・東映AG}} エージェント・アブレラは『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』に登場する敵キャラクター。 CV:[[中尾隆聖]] 身長:240cm 体重:130kg 出身地:レイン星 罪状:&bold(){&font(#ff0000){銀河消滅及び惑星間戦争における大量殺人}} ジャッジメント:&b(){&color(red){✕(デリート許可)}} 登場エピソード:Episode.2「ロボ・インパクト」~Episode.50「フォーエバー・デカレンジャー」(Episode.37は除く) *【概要】 雨が好きなレイン星出身の[[アリエナイザー>アリエナイザー(特捜戦隊デカレンジャー)]]。 全宇宙の犯罪マーケットを仕切り、宇宙を又に駆けて裏社会で暗躍する闇商人であり、陰でアリエナイザー達に[[怪重機>怪重機(特捜戦隊デカレンジャー)]]や[[ドロイド>ドロイド(特捜戦隊デカレンジャー)]]、その他非合法製品を売りさばいていた。 黒いマントに覆われた体は紅く、両手には長い爪を生やし、頭は長い耳をピンと立てた三つ目の蝙蝠のような風貌をしており、 頭部は脳髄を守るために特殊な培養保護液で満たされたカプセルに覆われている。 腕とマントを同化させる形で翼に変化させて空を飛ぶこともできる。 地球署が設立されるより以前から宇宙の武器商人として金を荒稼ぎし、他のアリエナイザーに武器やメカ人間、怪重機を提供する形で間接的に数多の銀河や星を滅ぼしてきた。 殺し屋の斡旋や傷害巨大化保険のサービスをしている手厚い面もある。因みに使用通貨単位は&b(){「ボーン」}。 劇中ではまだ宇宙警察の装備が整っていなかった頃の辺境の惑星・地球に目を付けて当面のマーケットにしようと企んでいた。 『デカレンジャー』本編におけるラスボスらしく、&bold(){トンデモないスケールの極悪犯罪者の宝庫}だったアリエナイザー達の中でも、彼が犯した罪は&bold(){&color(red,black){『7つの銀河で惑星間戦争を引き起こし、第12銀河を消滅させた』}}という最大のスケールを伴った悪事である。 *【人物】 宇宙で最も優れた頭脳を持つレイン星人の中でもとりわけ秀でた頭脳を持つが、生まれながらにして悪の心と金銭欲に秀でるほどの冷酷さをも併せ持つ危険人物。 生粋の拝金主義者で金の為なら多数の犠牲を出すことも厭わない、&b(){正真正銘の極悪人である。} だがその一方で、[[Episode.18>ゾイナー星人ベートニン]]にて京都弁を使いだしたり、Episode.32のEDのミニコーナーを乗っ取って深夜に放送されるテレビショッピングのように強化装甲・マッスルギアを宣伝したり、とぼけた奴等が多いという[[トリノイド>トリノイド(爆竜戦隊アバレンジャー)]]の特徴を知って愕然としたりと人間臭い一面も持つ。 顧客のアリエナイザー達は都合の良い金づるか怪重機をPRする広告塔程度しか思っておらず関係は非常にドライ。 顧客が求める商品を迅速・的確に売り捌きこそするが自分から彼らの犯罪に直接干渉することはなく、自身の計画のためなら平然と捨て駒として扱う。 一方で、金持ちなら何でも良い訳ではないらしく、[[サウザン星人 ギネーカ]]の事は表向きは&b(){&font(#cc0000){「お坊ちゃま」}}と媚びへつらいつつも、(ギネーカが行っている悪辣な遊びの内容から)陰では&b(){&font(#cc0000){「バカ息子」}}と唾棄していた((本来顧客の犯罪に一切干渉しない主義のアブレラが人道的な反応を見せた唯一のケース。))。 加えて、自分の感情が時にビジネスへの意欲を上回った時には、金儲けすら疎かにする気まぐれな部分もあり、スケコ星人マシューからサイコマッシュの再調達を要求されるも、既に宇宙警察への報復の段取りに夢中だった為、表面上あしらうだけでろくに取り合わなかった。 自分の商売を妨害する宇宙警察を&s(){逆恨み}心底憎んでおり、&bold(){「[[宇宙警察なんか怖くないキャンペーン>ボクデン星人 ビスケス]]」}なるネガキャン企画を立ち上げたこともある。 宇宙一頭のいいレイン星人はその頭脳を駆使して画期的な技術を次々と開発し星を発展させ、同時にドーピング(決して悪いものばかりではない)などで肉体の強化も行ってきた。 その様にして長い歴史の中で超進化を繰り返していく中、レイン星人は皆違った見た目になり、皆違った理由で星を離れるようになってしまった。 そのため、レイン星人以上に統一性の無い宇宙人はアリエナイ。 最序盤からアリエナイザーの犯罪に手を貸していたが、長い間自身の正体を完璧に隠し通してきたこともあって、宇宙警察の本部ですらアブレラが行ってきた数々の犯罪を知ることはなく&bold(){完全なノーマーク状態。} 地球署が存在を把握したのは第30話で、先述のレイン星人の特徴もあって宇宙警察がアブレラの素性や犯罪行為を解明したのは最終話手前の第49話とかなり遅かった。 仮にアブレラが損失を取り戻そうと地球に固執していなかった場合、宇宙警察すら彼の悪の所業を知ることはなかっただろう。 *【戦闘能力】 手から電撃や火球などを放ち攻撃するほか、マントから衝撃波を発生させて身を守る。 いざとなれば無数の蝙蝠に変化して姿をくらますこともできる。 TV本編における[[ラスボス]]……なのだが、&bold(){アブレラ本人はあまり強くない。}((デカレンジャーと直接交戦した回数は、Episode.44と50のたった2回のみ。)) 一応[[脳髄以外の肉体全てを強化改造している>ドクター・マゼンダ/仙田ルイ]]ため、デカレンジャー6人と同時に渡り合えるくらいの戦闘力はあるのだが、それでも一部の武闘派アリエナイザーには及ばない。 実際に、[[ヘルズ三兄弟>リバーシア星人 ヘルズ三兄弟]]の来襲時は地球での商売を断念しようとしたほか、カザックの凄んだ態度にはタジタジになっていた。 そのため、騒動を起こす場合は基本的にアリエナイザーに犯罪を依頼したり、アリエナイザーを高額の報酬などで雇って兵力として扱っている。 *【最強最悪の傭兵軍団(アブレラ傭兵軍団)】 罪状:&bold(){&font(#ff0000){様々な特殊犯罪によって特殊刑務所へ収監}} ジャッジメント:&b(){&color(red){✕(デリート許可)}} 登場エピソード:Episode49~50 かつてドギー・クルーガーに逮捕され、警備厳重な特殊刑務所に収監されていた4体のアリエナイザー。 4人とも全員デリート許可の判決が下されているが、なぜデリートされなかったのかは不明。 アブレラがデカベース制圧作戦のため刑務所から脱獄させると、全員に各々の特性を更に高める強化改造が為された専用のハイパーマッスルギアが与えられている。 任務でデカレンジャー達が出払っている隙にアブレラと共にデカベースに奇襲を仕掛け、ドギーも卑劣な戦法で撃退しまんまとベースの制圧に成功した。 ・&bold(){&color(#882255,silver){ゲド星人ウニーガ}} #center(){&b(){&color(#882255,silver){衰えちゃいねえな。それでこそ倒し甲斐があるぜ!}}} 声:[[中井和哉]] ウニのような棘だらけの顔をしたアリエナイザー。 彼のデータを元にイーガロイドが造られており、&bold(){「イーガソード」}と呼ばれる剣を振るう剣豪である。 &bold(){「クロスバースト」}という技の他、&bold(){「ウニーガダイナミック」}と名付けられた必殺剣を自在に操る&bold(){傭兵軍団最強}の男。 剣術特性のハイパーマッスルギアが与えられている。 トゲトゲしい性格の住人が多いゲド星人は身を守るため体中に固い棘を持ち、身に危険が迫ると防衛本能で新たに生えて数が増える。この棘が多ければ多いほど数々の修羅場を潜り抜けた証として尊敬されるため、自身の身体のトゲの本数にこだわらない者はありえない。 ・&bold(){&color(#a22041,#bf9000){ドラグ星人ガニメデ}} #center(){&b(){&color(#a22041,#bf9000){俺が相手だ…!ヘヘヘッ、正義のジャッジメントはミーがするアルヨ!}}} 声:岸祐二 カニのような顔をしたアリエナイザー。 胡散臭いエセ中国人みたいな喋り方が特徴の粗暴な男。 左右で大きさの異なる両腕のハサミを武器とし、甲羅のような固い体をさらに強化する防御特性のハイパーマッスルギアが与えられている。 じゃんけんに弱いとされるドラグ星人の鋏は左右で大きさが違い巧みに使い分けて器用に解体作業などを行うことができ、この鋏に切れないものはありえない。 ・&bold(){&color(#FFEEFF,#d7003a){ジャーゴ星人スキーラ}} #center(){&b(){&color(#FFEEFF,#d7003a){今度こそ、2人仲良く天国に送ってあげるわ…}}} 声:篠原恵美 シャコに似た顔をしたアリエナイザーで軍団の紅一点。 銃の名手でライフルを武器とする狙撃手。銃の命中精度を上げるためにスピード特性のハイパーマッスルギアが与えられている。 ブランド好きなジャーゴ星人は動体視力がとても発達しており、どんなに素早い動きでも確実に捉えることができる上、素早い身のこなしが得意らしく俊敏な彼らにはのんびり屋はありえない。 ・&bold(){&color(#ac6b25,#cccccc){ギモ星人アンゴール}} #center(){&b(){&color(#ac6b25,#cccccc){ハイハ~イ!今度こ~そ、やっつけちゃうもんね~!}}} 声:園部啓一 チョウチンアンコウに似た顔をしたアリエナイザー。 エセ外国人みたいな奇妙なイントネーションの喋り方と、&b(){&color(#ac6b25,#cccccc){「ガブガブ~」}}が口癖。 額の触覚から出る電撃が武器で、自慢の怪力をさらに強化するパワー特性のハイパーマッスルギアが与えられている。 寒さに強いとされるギモ星人は頭部の提灯と顎髭のような部分からの光により鳥目になることなどありえない。 **&b(){&font(#cccccc,#cc0000){アブトレックス}} #center(){&b(){&color(#ac6b25,#cccccc){チェーーンジ、アブトレーラー!}} &b(){&color(#ac6b25,#cccccc){完成!アブトレーックス!!}}} 全長:50.2m(アブトレックス時)/99.5m(アブトレーラー時、全高:23.5m) 全幅:32m(アブトレックス時)/34.3m(アブトレーラー時) 重量:5200t(アブトレックス時)/5000t(アブトレーラー時) 操縦者:ギモ星人アンゴール アブレラが地球署を制圧すべく、採算度外視でアブレラが建造した最強の怪重機。 蝙蝠を模したデザインに派手なカラーリングのマッシブなボディが目立つ。 ・両腕に備わった巨大クロー&b(){&font(#cccccc,#cc0000){「アブネイル」}} ・胸部から放つ高威力のビーム砲&b(){&font(#cccccc,#cc0000){「アブトレックスビーム」}} が武器で、アブネイルはデカレンジャーロボのジャッジメントソードを簡単にへし折る硬度と切れ味がある。 さらに大型ドリルタンク形態&b(){&font(#cccccc,#cc0000){「アブトレーラー」}}に変形する機能を持ち、アブトレーラーに備わったドリルはデカベースの装甲すら貫く。 その見た目に違わぬ圧倒的なパワー、圧倒的な機体性能を持つ反面、&bold(){マッスルギアの補正も加えた怪力のアリエナイザーで無いと操縦桿が動かせない}程に操作性が悪化している。 『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』には、色違いの「アボトレックス」が登場している。 北米版「パワーレンジャー・S.P.D.」では、S.P.D.を裏切った精鋭部隊A-スクワッドのメガゾードという扱いで登場している。 *【終盤の動向】 「大きな商売」に利用する予定だったブラウゴールを殺処分されたのを機にデカレンジャーを本格的に敵視するようになり、Episode.48で累計損失額が100億ボーンを超えた事で遂に報復を決行する。 デカレンジャーがクラーン星人 ジェリフィスと戦っている間に、[[ディアマンテ星人 ドン・モヤイダ]]等から得た情報((アブレラとの契約の一環として情報を提供していた。他の協力者については、ギガンテスことビリーザ星人ヴィーノ、ウージョン星人ジンチェ、スピリト星人ビョーイの名を挙げている。))を元に怪重機アブトレックスで[[デカベース]]を急襲し侵入。 立ちはだかった[[ドギー・クルーガー>デカマスター/ドギー・クルーガー]]をアブレラ傭兵軍団と共に卑劣な戦法で撃退し、デカベースを完全に乗っ取る。 さらに、デカベースロボで街を破壊するだけでなく、デカレンジャーの変身システムを無効化し、自身をデリートしに向かった宇宙警察の主力部隊を衛星軌道上に仕掛けた大規模な罠で一掃せんと目論んだ。 #center(){&b(){&font(#cc0000){主力部隊さえいなくなれば宇宙警察はすぐにでも滅ぼせる。そうなれば、私の理想の世界が訪れるのだ…。}} &b(){&font(#cc0000){邪魔な宇宙警察のいない、金だけが全ての素晴らしい犯罪の世界がな…!}}} しかし、変身能力は失っても燃えるハートは残っていたデカレンジャーの奮闘により、デカベースのコントロールを奪還される。 デカレンジャーの変身が可能になっただけでなく、[[バン>デカレッド/赤座伴番]]の通信で主力部隊の一掃も失敗し、傭兵軍団もデリートされてしまう。 そして自身も必死の抵抗空しくデリート許可が下されるが、なおも往生際悪く捨て台詞を残す。 #center(){&b(){&font(#cc0000){私を倒して終わりと思うなぁ!この宇宙に人類がある限り、絶対に犯罪は無くならない!!誰の中にも私と同じ欲望があるのだ!!}} &b(){&color(red){それでもオレ達は信じてる…! 宇宙に生きてるみんなの中に、正義の心だって永遠に燃え続けてるってな!&br()&br()それがある限り、悪の栄える未来は無いんだ!!!}}} だがその言葉すらもバンに堂々と反論され、最期はディーバズーカでデリートされた。 かくして、金のためだけに頭脳を悪用し数々の違法兵器を開発しては売り捌き、数知れない星々を滅ぼしてきた最凶最悪の武器商人は、地球署のデカレンジャーの正義の心の前についに引導を渡されたのであった。 しかし、アブレラの遺した言葉通り、その後も多くのアリエナイザーが現れている。 それ故に、宇宙警察もまた平和を守るために戦い続けている。宇宙に犯罪がある限り、デカレンジャーの戦いが終わることはないのだ。 *【その後の活躍】 **[[海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船]] ロスダークにより怨念が呼び寄せられ復活。 イーガロイドらを引き連れてゴーカイジャーを襲撃し苦戦させたが、結局逃げられてしまい&b(){置き去りにされた。} **Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』 生前にカイト・レイドリッヒと結託していたらしく、彼の手で「クローンアブレラ」として復活。 巨大化してデカレンジャーと交戦するが、[[テツ>デカブレイク/姶良鉄幹]]が単身操縦するデカレンジャーロボによって呆気なくデリートされた。 *【余談】 -モチーフ デザインモチーフは[[コウモリ]]。 セールスマンのイメージからネクタイの意匠も取り入れられている。 名前の由来は言うまでもなく「こうもり傘」。 また、[[頭部全体を覆う透明なカプセルも特徴的>ジェリーフィッシュアンデッド(仮面ライダー剣)]]だが、その都合上、カメラの映り込みや照明の加減といった撮影時の問題も頻発していた模様。 -担当声優 声を担当した中尾隆聖氏は、[[ばいきんまん]]や[[フリーザ]]といった役で有名((スーパー戦隊シリーズには『電子戦隊デンジマン』にて顔出しゲスト出演したことがある。))。 後に『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』では晦正影の声を担当した他、『[[スイートプリキュア♪]]』では再び[[ラスボスポジション>ノイズ(スイートプリキュア♪)]]を務めている。 『10 YEARS AFTER』では『ニンニンジャー』と収録時期が重なっていて大変だったらしい。 余談だが、氏は東京ドームシティのデカレンジャーショーでは、何故かアブレラではなく[[デカグリーン>デカグリーン/江成仙一]]の声を担当していた。 因みにアブレラはこれまたどういう訳か、別の人が声を当てていた。一体何故? 流石に紛らわしいとクレームがついたのか、最後の方ではきちんとアブレラの声を担当するようになった。 -立ち位置 彼は『デカレンジャー』本編におけるラスボスではあるが、他戦隊のボスと異なり、何らかの組織を率いている訳ではなく、&bold(){あくまで宇宙にいくらでも存在する一犯罪者にすぎない。} したがって、彼が倒されてもS.P.Dの戦いが終わることは無いのである。 後に、Vシネマ『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では、既に弟子を持っていたことが判明している。 メインライターの荒川氏は初期のインタビューにて「名前がエージェント(代理人)という事で、徐々に背後にいる組織の存在を出していく」とし、 デザインを手掛けた森木靖泰氏も上位の黒幕がいるものと想定していたが、最終的にはアブレラ自身が黒幕という形になった。 序盤にコミカルな印象が目立っていたのはその名残である。 &b(){&font(#cc0000){「追記も修正も、私の指先にかかっている…」}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - レイン星人というのも映画レインマンが元ネタ? -- 名無しさん (2021-09-20 09:21:19) - ぶっちゃけ悪事に走らなくても十分儲けようはあったと思うんだよなぁ。雑用に便利なアーナと、要人警護からspdの補欠にまで使えそうなイーガだけでも宇宙中から需要があっただろうし。 -- 名無しさん (2021-09-20 09:47:21) - ↑イーガノイドがそもそもアリエナイザーを模したものだから善用するにもどこかで角が立つと思う。 -- 名無しさん (2021-09-20 10:36:20) - 怪重機もこの人が作ってたのかな?それともハイマルさんみたいな悪徳科学者を使って量産させてたのかな? -- 名無しさん (2021-09-20 10:56:30) - 捨て台詞はよくあるタイプだけど警察官なら犯罪に終わりはない事ぐらい理解してるだろうからあまり効果はないだろう……と思ったが堕落する奴も決して少なくないかorz デカレンの宇宙警察と宇宙刑事の銀河連邦警察がほぼチャンポンになってる現状からするとエステバンとも繋がりがあったかもな -- 名無しさん (2021-09-20 12:00:21) - 声はフリーザだがラスト付近での行いはピッコロ大魔王 -- 名無しさん (2021-09-20 12:58:08) - 一度だけedの小劇場を担当したときのノリといい宇宙警察なんか怖くないキャンペーンのセンスといい悪党だけどなんか憎めないんだよなあ -- 名無しさん (2021-09-20 15:10:07) - 好きな敵キャラだったから、ちょっと倒されたのはショックだったりする。そして、描いてほしかった & 登場させてほしかったアブレラ様の背後にいる黒幕。 -- 名無しさん (2021-09-20 15:29:10) - ギネーガの件は怪重機などの自分の商品のPRも揉み消されて商売にならず、単に度を越して横柄な態度が気に食わなかった挙句(しかもやった事も悪辣だけど規模が地味で大した儲けにならない)偉そうなだけの小物だから陰で嫌悪されたんだろうな -- 名無しさん (2021-09-20 15:40:28) - (アブレラの死後に)SPDと繋がりを持つ銀河連邦警察の“とある汚職刑事”が「いくら頑張ったって宇宙に蔓延る悪なんか無くならない」「人間の本質は悪」などといったアブレラに近い発言を口にしたのが皮肉 -- 名無しさん (2021-09-20 15:57:20) - ↑ そして、そいつを破ったのもバンがいうような正義の心をもっていた刑事だった -- 名無しさん (2021-09-20 18:43:04) - ↑あったのかねえ、大戦Zのこともあってイマイチ信頼できないけんど -- 名無しさん (2021-09-20 19:56:15) - 戦闘能力はサイボーグ化によって得た物でそれでも一部の武闘派アリエナイザーには及ばない、にもかかわらずカイト・レイドリッヒが彼のクローンを兵器として用意したのが謎。 -- 名無しさん (2021-09-20 20:46:50) - ↑2正義と言っても地球のために宇宙を滅ぼすのかという二者択一の悩みだったり地球も宇宙もどちらも救う!という現場の者の奮闘もあるし一概にも言えんよ -- 名無しさん (2021-09-20 20:57:39) - 物凄い数の犠牲者を出して罪を犯してる極悪人のはずなのに妙に憎めないのは中の人のおかげもありそう。あの声は何故か憎めない -- 名無しさん (2021-09-21 12:03:26) - ゴーカイでは口調が違う… -- 名無しさん (2021-10-02 23:54:24) - ビジネスよりもプライドを取る体でラスボスにされたのが残念だった。陰で暗躍してこそのキャラクターだったと思うのに -- 名無しさん (2021-10-07 15:38:31) - タイムレンジャーのドン・ドルネロと比べると金の亡者としても二流 -- 名無しさん (2021-10-21 10:22:40) - どういった戦い方になっても、サラマンデスやサンダール以上に苦戦することはない。 -- 名無しさん (2022-03-08 08:33:36) - おいおい、「愛せない馬鹿」ってタグは幾らなんでもありえないでしょ。ちゃんとデカレンジャー見た? -- 名無しさん (2022-05-14 08:21:22) - いつ、誰が、アブレラをラスボスにすることに決めたのか気になる。証言聞くと、ライターもデザイナーもスーツアクターも、途中までは中間管理職のつもりでやってたみたいなのに -- 名無しさん (2022-11-18 11:05:03) - 「銀河消滅・惑星間戦争」なんてアリエナイザーでも桁外れの規模のとんでもない前科があった割に宇宙警察も素性の特定に手間取ってたのは「金さえ払えば優れた武器を売ってくれるから身柄の隠匿に協力していた星や国家がいた」などかもしれないんだろうか……? -- 名無しさん (2023-05-21 12:56:10) - アブレラは頭脳や戦略担当、傭兵軍団は戦闘担当な感じがする。部下の手柄は部下の手柄と敵に伝える、傭兵軍団はアブレラに従っていたのを見ると統率力はありそう -- 名無しさん (2023-08-31 21:58:56) - 本来は中ボスぐらいの立ち位置だったのにラスボスになってしまったので急遽罪状が特盛になってしまった感が凄い -- 名無しさん (2023-10-22 13:42:26) #comment(striction) #areaedit(end) }

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