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ソイレントシステム - (2021/10/14 (木) 13:31:37) の最新版との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2011/12/27(火) 14:38:18
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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ソイレントシステムとは『[[ゼノギアス]]』で登場する国、ソラリス国で開発された、画期的な循環リサイクルシステムである。
これはニンジンの皮やジャガイモの皮、魚骨といった普通なら捨ててしまうような部位を完全滅菌して加工、新たに缶詰めとして再利用したり、はたまた薬品までも作ってしまうシステム。
ソラリスは他の国と比べて超高度な科学力を持ちながらも、他国の干渉を避けるべく空中に都市を築いた。
しかし浮遊都市である為、自分達では食糧を生産出来ない問題があった。
それ故、地上の国から輸入して買うしかない食糧を、廃棄などで無駄にしないという観点から生まれた技術である。
その為、このソイレントシステムは国を支える一大事業となっている。
また薬や食品だけでなく、なんとバイオサンプリングで無くなった体の一部などさえ作れるという、まさに夢のような科学技術である。
貧困に喘ぐ労働者階級の人々にも缶詰めとして配給され、ダストシュートに捨てられたゴミも全て有効利用されている。
[[某超弩級宇宙戦艦>トップをねらえ!]]にも似たようなシステムが搭載されているとか。
もし良ければアニヲタwiki諸兄もこちらの試食用の缶詰を御賞味頂ければ、いかに優れた技術か分かってもらえるだろう。
&font(blue){いいえ、私は遠慮しておきます。}晩御飯が食べられなくなるといけないので。
どうです、美味しいでしょう?
なんにせよ、都市レベルの生活環境を単独で限りなく永続させることができる、究極のエコロジーと言えるだろう。
エコロジー活動に興味のある方は追記・修正をお願いします。
#include(テンプレ2)
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
_, ,_
(-ノoдo-)<食べましたね?
* * 本 当 は
* + [[こ れ が 材 料>カニバリズム]] で す
n ∧_∧ n
+ (ヨ(-o芏o)E)
Y Y *
#center(){&font(#ff0000){「先生……こんなのって…ないよ…」}}
以下、ネタバレ
ソイレントシステムとは神聖ソラリス帝国が開発したリサイクルシステムである。
ソラリス帝国は&font(#ff0000){家畜、奴隷同然である&bold(){地上人}}を下部組織である「教会」から定期的に&bold(){送ってもらっている。}
(「教会」には救いを求めて、行く当てのない地上人が自らやって来る)
この者達は選別され、労働力として適正のある者は洗脳し、それ以外の者は人体実験の為に施設に送られる事になる。
この人体実験において人は強烈な実験の末に人ではなく<死霊>と呼ばれる「ウェルス」という怪物になってしまう。
ウェルスになってしまうと身体が異形化したり、知能が低下し狂乱状態となり、そして何より食人欲にかられる。
このウェルスとなってしまった者達を&font(#ff0000){食品、薬品として加工し、再利用するシステム}がソイレントシステムの全貌である。
要するに&bold(){人間を食材としてしまうシステム}なのだ。
(ウェルスは元々人間である)
生体実験場とその処理施設であると同時に、地上人に施した刻印<リミッター>((刻印とは「脳内分泌物質をコントロールして、能力を制限しソラリスへの畏敬を抱かせる洗脳装置」のことで、産まれた時から植え付けられている。))維持の為の食料、薬品の生産施設でもある。
尚、ウェルスを「神の怒りに触れた罪深き塔バベルタワーから降ってくる死霊」として教会は退治しているが、
教会から派遣される退治人(エトーン)は、上記の労働力と人体実験の選別で労働力に選ばれた方の地上人である。
これは実験の結果「不良品」と見做されたウェルスを地上に放ち、それをエトーンに始末させる事で、
人々にとって恐怖の対象であるウェルスの駆逐によって「教会」が民衆の人心を掌握し、ソラリスの間接的地上支配を安定させながら原材料採集の一挙両得を得る為のもの。
地上人はウェルスの正体や真実を知る由もなく、「教会」の言うこと((教会の教えでは、罪を犯した人間が、神の罰により異形の姿になったモノがウェルス。))をそのまま信じている。
そしてウェルスに生活を脅かされると教会に救いを求め…という悪夢のようなループが完成しているのである。
尚、エトーンの適正がない者は「働き蜂」と呼ばれる単純労働者層の第3階級市民(という名の奴隷)になる。
ちなみに人体実験で良い結果が出た個体は自由に…&bold(){なれるわけではなく生体部品使用型ギアの材料にされる。}どうあがいても絶望。
このギアは人機融合ギアと呼ばれ、主人公メンバーのマリアの愛機ゼプツェンはこれで作られたものだった。
劇中では生産ラインに侵入した際にフェイ、エリィが腹拵えの為にこの人肉缶詰めを発見、食した直後に加工現場を見て吐いている。
(パイプから人の形をしたものがベルトコンベアにボトボト落ちていき、その先のミンチマシンから生々しい音と悲鳴が聞こえる)
また、フェイは[[シタン>シタン・ウヅキ(ゼノギアス)]]先生にも缶詰めを進めたが、全てを知っている先生は拒否。
それに加え、加工現場に入る前に「アナタ達はあれを食べましたね?」と再確認させる鬼畜っぷりを披露している。
更にこの奥に進むと人体実験の工程やウェルス化した人達が檻に閉じ込められているという現場を見る。
この際劇中で出会った人もおり、ウェルス化後も唯一理性を保っていて「檻を開けるな。」と忠告してくれる。
これを開けてしまうと「だから開けるなと言ったのに…」と理性をなくして襲いかかってくる。
この他にも檻に入ってるウェルスが沢山出てくるが、この時の彼等のセリフや、
フェイに凄まじいスピードで向かってくる事に対してトラウマを持った人もいたのではないだろうか。
尚、ウェルスになると痛みと苦しみで発狂し、かつ極端に短命になるので助けようもない。
#center(){{{
「追記、修正してくれてありがとう。」
「お礼に………」
&font(#ff0000){「食べちゃうゾ!」}
}}}
#include(テンプレ2)
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
#center(){
ヒトが地に満ちたとき
神はその永き眠りから目醒める……
そして天空の楽園マハノンも目醒める……
}
以下、&font(#ff0000){更なるネタバレなので注意}
ネット上で「後味の悪い話」として流布されているのは人肉缶詰の下りまでだが、それすらまだ入り口でしかない。
本当の地獄は後に判明してくる。
実はウェルスは「ヒトの本来の能力が開花された姿」又は「本質的なヒトの姿」を実験的に再現したもの。
&bold(){そう、こっち(ウェルス)がこの世界のヒトの正体。}((『福音の却』と呼ばれるタイムリミットが来ると、全人類が強制的にこの姿に戻り、『計画』に使えそうでなければそのまま絶滅する運命。))
ナノマシン技術によって人々にリミッターを組み込み、本来の能力を封じられたのがこの世界の『人間』。
しかしウェルスになってしまうと急激な分子変化が伴うので非常に短命になり、更に常に苦痛を伴う体になってしまう。
ただし『人間』の血肉を得ると苦痛を和らげ、多少命を延ばす事が出来る。
そのため結果としてウェルスは人食、果てはウェルスとして軽度な変異体すらも食べるようになってしまうのである。
もうお分かり頂けただろうか?
ソイレントシステムで生み出した食糧の原材料は、先述の通り&bold(){「ウェルス化した人間」}である。
ソラリスはナノマシン技術によってヒトの遺伝子プログラムを書き換え、生まれながらに『刻印』と呼ばれる、
「身体能力を抑制し、ソラリスを盲信し、&bold(){ウェルスに戻さない為のリミッター}」をつけた。
しかしヒトは一万年の歴史で遺伝子がかなり変化しており、ナノマシン自体もマシンである以上経年劣化は避けられない。
刻印の効果が薄れないようにするには、ナノマシンの追加補充による交換と、本能的に遺伝子を抑え込む必要がある。
その効果を持続、強化させる為には…&bold(){ナノマシン付きの人間を食べればいいのだ。}((これにより実質人間を食べているので、ウェルスの本能も抑えられる。))
尚、ソラリス市民の薬などもこれで作られており、もちろん摂取することでナノマシンを取り込んでいる。
ちなみに主人公達もナノマシンを取り込んでいるが、主人公達は超越した心身により無意識に自力でリミッターを外しているので、ウェルス化する事もない。((これはガゼル法院が欲していたアニマの器と同調できるアニムスという肉体であり、アニマと融合する事で他の生体パーツとは違ったデウス中枢の機動端末になれる。))
だがなぜウェルスが『本来の姿』ならば、わざわざ封印を施さないと生きられないという、生物として矛盾した性質があるのか?
それは全ては後述の一万年かけた計画の為である。
ソイレントシステムは、もともとは&font(#0000ff){一万年前に原初のヒトである天帝を頂点としたガゼル法院の延命研究と、神の復活準備を兼ねた施設}だった。
崩壊の日の後、死んだ法院のガゼル達は復活を望み、それに相応しい生体を創り出す為、単に天帝と法院の延命処置をするだけにとどまらず
アニムスや生物兵器を創り出す為の人体実験の副産物として生まれた失敗作、ウェルスを有効活用する為に民意統制用の薬品や食料、生物兵器に転用した。
そしてこのソイレントシステムのある施設は実は地上にも多数存在し、その一端として上述の人肉缶詰めがあるのだが、本来の目的は「M計画」を遂行する為の装置である。
この計画とは、ウェルス(正確には後述する構築人種スファラディー)化した人間を分子レベルで分解、融合。
嘗て地球人により創り出された&bold(){より完璧}な「一個の兵器」として生成する機械であった。
そう、要するにこの世界の『人間』とは元々『一つの超巨大兵器を造る為の生体パーツ』として、一万年前に“地球人を模して”創られた存在なのだ。
人体実験はそのパーツ個々の精度を上げる為のもの。
地上に住む亜人達も、実は一万年に渡るこの人体実験の際に生み出された種族であった。
ギアサイズの%%アニキ%%巨大ウェルスもこの目的を達成する過程で作られたのだと思われる。
ウェルスが人肉を得て一時的に症状が緩和するのも、分子レベルで融合し最適化した結果。
地上に各地にあるメモリーキューブ(セーブポイント)さえも、この目的の為の地上人のデータを収集、分析する為のものだった。
人間とは全ては神………恒星間戦略統合兵器『デウス・システム』を作る為の生体部品として
一万年間&bold(){「必要な数と性能になるまで生かされていただけ」}という絶望的な事実が明らかになる。
あえて単体では短命且つ地獄の苦しみを受けるように作られ、必要数に繁殖するまでその事実を封じられ
“そうなるように”不完全な状態のまま、生かされているだけなのだ……。
#center(){
&font(#ff0000){&bold(){ソイレントシステムとは、いわば一万年間放牧した人間を採集・材料に人造神を造る為のパーツ工場なのだった。}}
}
劇中ではdisc2にてフェイ達が世界中にナノマシンを散布する事でソラリスの刻印から解放しようとしたが、その前にカレルレンが先手を打ってナノマシンウィルスを地上に散布、
リミッターが外れるのと同時に多数の人々が、デウスを構築する部品として適したヒト本来の姿&bold(){「スファル人(構築人種スファラディー)」}と化してしまう事になってしまう。
&font(#ff0000){※ただし『福音の却』が近づくと自動的にヒトはスファラディーになる為、この変化自体はほぼ時間の問題であった。}
この影響でスファル人化してしまった人達は実験的に遺伝子改造されたウェルスと違って理性が残っているのか、
いつしか広まった「ソイレントシステムのある施設に行けば苦痛は取り除かれる」という情報から
救いを求める為に&font(#ff0000){自ら進んで施設に向かい、一列に並んで順番を待つという事態を引き起こした}。
もちろん苦痛は取り除かれるかもしれないが、それは&bold(){意識を残したまま生体パーツとなって兵器に組み込まれる}という事である((後にこの意識の集合体が敵となって現れる。))。
因みにこの列にはソラリスの兵士も混じっていて、地上任務の者は通達もなく巻き込まれた模様。
これも遺伝子自体に組み込まれたプログラムに従い、デウス復活の計画の為に仕組まれたものである。
もっとも後述のナノリアクターがなければ&bold(){気が狂うほどの生き地獄の末の死}しか待っていないので、選択肢はほぼない。
部品になるか、死か。
スファル人もソイレントシステムで巨大なスファル人に融合されたりしている。ウェルスもスファル人も本質的には同じ生体パーツなので当然か。
ただしウェルスもスファル人も変異の進行が浅い者は、カレルレンの師であるトーラのナノリアクターで体を原始単位で再構築する技術により、体組成を修復して元の体へと戻る事が出来た。
進行が深く元に戻れないヒトも、治療により苦痛を取り除くことができ、エリィの身を挺した説得もあって争いはなくなった。
…しかしその後、ヒトをスファル人に戻すための本来の手段である「ゲーティアの小鍵」が発動して、ナノマシンウィルスでは変異しなかった人々も大勢がスファル人になった。
この際に何も知らないソラリスの人々も全てスファル人と化し、ガゼル法院によってスファルギア(巨大スファル人)に改造された。
そしてデウスが目覚めた際に多くのスファル人がデウスを形成する部品となり、またデウスが宇宙に出る為の母艦メルカバー本体や、エーテル能力を持った機動端末兵器群アイオーンの部品にもなった。
これによりシェバトなどの一部を除き、惑星のほとんどのヒトがデウスとその兵器に融合して消えていった。
しかし実はスファル人は最初からデウスの部品として組み込まれた際、デウスを乗っ取れるようカレルレンがナノマシンを仕込んでいたのだった…。
それは『福音の却』が来た際に、ヒトがデウス復活に適正でなかったら&bold(){問答無用で絶滅}、適正であってもデウスのパーツになるしかない運命だったからであった。
カレルレン曰く「ヒトの未来の為に、ヒトを生き長らえさせる為に導いた」((彼の最終目標は、デウスを利用し波動存在という神に等しい高次元の存在と、全てのヒトとの合一化によって『救済』する事だった。))という事だが……どこまでも救いがない話である。
もっともカレルレンも人間を愛し、運命に翻弄された一人の犠牲者だったのだが。
**余談
・味方側でこのシステムに翻弄された「普通の人」の代表がハマーである。&br()真実を知っても立ち向かうフェイらと違って、力も知恵もない『普通』の弱さをカレルレンに付け込まれ、&br()ウェルスになりたくない一心で取引をしエリィを連れ去ろうとするが失敗、錯乱し誤射でエリィの母を射殺してしまい逃走。&br()後に人機融合ギアという変わり果てた姿でフェイ等の前に立ちふさがる。
・システムの名前はハリイ・ハリスンの小説「人間がいっぱい」を原作とする映画「ソイレント・グリーン」が元ネタと思われる。&br()ソイレント自体はこれらの作品中で登場するソイレント社が製造している合成食料。&br()「Soybean(大豆)」と「Lentil(レンズ豆)」を合わせた造語であり、小説ではその名の通り大豆とレンズ豆から作られている。&br()映画では海のプランクトンから製造されており、人間を材料にした新製品の「ソイレント・グリーン」も登場する。
・2013年に米国のベンチャー企業が開発した完全栄養食品「ソイレント」が発売されている。&br()生存に必要なすべての栄養素が含まれた粉で、水に溶かして豆乳っぽいドリンクにして摂取する。&br()材料はオーツ麦や食用油脂で、もちろん本項目のソイレントシステムと直接の関係はない。&br()開発者曰く、「このソイレントはヒューマン・フリー(人間不使用)ですよ」とのこと。&font(l){誰がうまいことを言えと。}
シタン先生「アニヲタ達はこの項目を追記しました。そのことをよく認識して、その修正ページを開けなさい」
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- 改めて見たけど、えぐすぎるな・・・。 -- 名無しさん (2013-06-18 23:42:03)
- いや先生、先に言えよ鬼かあんた &br() &br() &br()そういやクロノトリガーにも似た施設あったな……… -- 名無しさん (2013-06-18 23:46:54)
- ソラリス突入前の刀の下りがなかったら、先生は黒幕でも違和感無かったと思う。 -- 名無しさん (2013-06-18 23:53:32)
- 改造されたハマーはトラウマ -- 名無しさん (2013-06-19 09:41:58)
- 先生は親族全てをソイレントシステムから発生したパンデミックで亡くしてるから食べないのは当然。 -- 名無しさん (2013-08-05 02:01:20)
- ちなみに元ネタのソイレントグリーンは「人口過密の為に配給食料ソイレントグリーンに大半の人が頼っている社会」を舞台にした映画で、デモをする市民をブルドーザーで掻き分け回収するシーンはなかなかにディストピアの一面を表した名シーン。 &br()ソイレントグリーンの原材料?言わせんな恥ずかしい -- 名無しさん (2013-08-05 03:34:18)
- 「ソイレントシステム? 缶詰のことやろ? 動画で見たから余裕だぜ!!」 そう思ってプレイするとそこがまだまだほんの入口でしかなかったことを知り、比喩抜きで吐き気がしたわ・・・。エグすぎ。「みんなのトラウマ」なんて誇張表現がだいたいなんだけど、これはガキの頃やってたらマジでトラウマになってたと思う -- 名無しさん (2014-01-05 17:18:57)
- このシーンを見た所為で暫く缶詰が食べれなかった -- 名無しさん (2014-02-17 11:59:13)
- 先生なんで言わないの・・・・・。 -- 名無しさん (2014-02-17 12:04:21)
- 食わせたのは、先生とイドとの対話のためフェイの精神の均衡を崩す策略だったりする。エリィ? とばっちりです。 -- 名無しさん (2014-03-17 19:16:18)
- 亜人から目玉剥ぎ取ったり鱗や牙ももぎ取って金に替えるフェイ達もこれは辛かったみたいやの。 -- 名無しさん (2014-03-19 09:26:44)
- 子供向けのゲームでベッドシーンは出る人肉食いは出る・・・・よく通ったな。 -- 名無しさん (2014-03-19 09:37:52)
- ディスク2のソイレントはやばかった・・・。つーか本気で戻しかけた -- 名無しさん (2014-04-16 18:12:00)
- 完全栄養食「ソイレント」がアメリカで出荷量開始だってさ。いえ、私は遠慮しておきます。 -- 名無しさん (2014-04-27 13:46:14)
- ↑・・え~と、原材料はどこから・・いや聞かないでおく・・。 -- 名無しさん (2014-04-30 15:10:07)
- クロトリにもってジェノサイドームのこと?あれは殺すだけの施設では…いや、まぁ命を奪うのはあってるが… -- 名無しさん (2014-04-30 15:33:45)
- 何故食べる前に一言言ってくれなかった・・・・先生よ。 -- 名無しさん (2014-05-02 11:24:02)
- 缶詰のイベントすら(研究施設やdisc2での描写を考えると)地獄の入口でしかないという…ゼノギアスのリメイクを希望してる人間の一人だけどこれを綺麗なグラフィックで見れる気がしない。(MGSGZのパス関係のイベントみたいにエグそうでね…) -- 名無しさん (2014-05-02 16:30:10)
- 大○製薬が固形型栄養食として販売中。 -- 名無しさん (2014-06-18 23:44:28)
- 遂にネスレが実用化 -- 名無しさん (2014-06-26 19:05:23)
- disc1の食肉加工がかわいく見えるぐらいdisc2のソイレントはエグすぎる -- 名無しさん (2014-07-14 20:21:51)
- いろんな意味で伝説のFPS大刀にも似たようなのが登場する。しかもフルポリゴンだから… -- 名無しさん (2014-08-30 01:32:22)
- FCゲームの「じゅうべぇクエスト」にも似た施設があったな・・・。 -- 名無しさん (2014-10-12 16:48:19)
- 檻を開けずに進みたいところだが、檻の中には宝箱が設置されていて、しかも結構いいアイテムが入っている・・・ -- 名無しさん (2014-10-12 18:07:15)
- ↑仮にほっといたとしても、この後イドによってソラリスもろとも完膚無きに灰燼に帰すしなぁ・・・。 -- 名無しさん (2014-10-16 15:56:02)
- 砲神エグザクソンと言う漫画があってだな…地球侵略しにきた宇宙人が、間引きした人間達を分子レベルまで分解、缶詰に再構成して配給品として避難所暮らしの地球人に教えずに食わせてるんだぜ…。 -- 名無しさん (2014-12-15 13:01:36)
- Gのレコンギスタも大昔はソイレントシステムと似たようなことをやってたらしいな -- 名無しさん (2015-02-16 19:20:38)
- アトラスのアバタールチューナー2にも人肉を缶詰に加工する工場があったな。 -- 名無しさん (2015-02-17 07:26:03)
- ↑に追記 もっとも前作から悪魔化した人間同士での共食いがゲームシステムにも取り入れられてるくらいだから、ゼノギアス程の衝撃は無かったけど正直胸糞わるかった記憶がある。 -- 名無しさん (2015-02-17 07:35:52)
- ↑4 あの宇宙人の間では普通のことだってのがね・・・。地球人には理解されないことを理解していた宇宙人もいたし。 -- 名無しさん (2015-03-02 15:55:24)
- そういえばフリーダムウォーズでは死んだ人間は毛の一本まで再利用される的な記述があったな。生体部品は主に生体アンドロイドのアクセサリ用パーツに使われるらしいが、余った血肉とかはやっぱり配給食に加工されているんだろうか・・・ -- 名無しさん (2015-03-02 16:27:19)
- 缶詰が駄目ならチキンブロスを食べればいいじゃない -- 名無しさん (2015-03-04 00:03:31)
- コレ考えた人はどうかしてるんじゃないかと思う -- 名無しさん (2015-03-21 18:54:59)
- ゼノブレイドクロスの浄水場クエストェ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ -- 名無しさん (2015-05-13 01:00:44)
- 人間突き詰めればどこまでも残酷になれる、の一つの到達点と思う。 -- 名無しさん (2015-05-13 07:56:03)
- disc2で並ぶ人達に話しかけられたら、「痛いよ・・・」「苦しいよぅ・・・」なんてセリフが聞けたかもしれない。操作できないダイジェスト状態はある意味救いだったかもしれない。 -- 名無しさん (2015-08-10 19:40:11)
- ↑6あの世界は資源が枯渇していてパノプティコンの外は砂漠と汚染された海だから死体すら資源としているんだろうな -- 名無しさん (2015-08-10 20:17:54)
- 缶詰は地獄の入り口にすぎないからな・・そもそも刻印維持のためのもんだから地上、ソラリス問わずバラまかれててフェイらも普通に口にしてるはずだし -- 名無しさん (2015-10-02 10:48:44)
- っていうか、あそこ食品だけじゃなくって薬品も製造してるはずだから、普段使ってるアクアソル、ローズソル、チート回復アイテムオメガソルとかの原材料もこれの可能性がry -- 名無しさん (2015-10-02 15:13:59)
- SFCのゲーム「レディストーカー」でも人間缶詰なんてのが出てきたような…しかも食べるのは魔物っていうね…。 -- 名無しさん (2015-11-24 19:45:15)
- 地上各所のソイレント施設は元々500年前から存在してて、目的はやはり本来の「ヒトを"神の部品"に造り替える」場所だった。それに反発した地上人が反乱を起こして「ソラリス戦役」が勃発したという -- 名無しさん (2015-12-04 21:47:11)
- 死んだ人間を溶かして生きてる人間の栄養分にするマトリックスの人間電池システムもこんな感じだったよな。あれはなんとかして人間にも存在価値を与えてやろうっていう機械たちの温情ではあるが。 -- 名無しさん (2016-02-15 15:37:52)
- 我々の社会は物資が足りてるからおぞましいと思うけどぶっちゃけ貧困地域の発想を突き詰めるとこういうことだよね。不要なものは強者に食われる的な -- 名無しさん (2016-09-12 10:10:52)
- ↑本来は死体を加工するのではなく、土に還せばいい話だけどね。良心も痛まないし手間もかからない。そうしない理由は何かってところがこのテのSFネタの肝なのかも -- 名無しさん (2016-10-08 21:04:53)
- ↑超時空のクロスロードでは、何やかんやと理由を付けて、一般市民を処刑して火葬して、その灰を肥料にしてたな。 -- 名無しさん (2016-10-24 13:38:42)
- 仮面ライダーアマゾンズの実験体アマゾンが食べたら覚醒するのだろうか? -- アグバー (2017-06-11 23:09:55)
- 「人間の死体を再利用する」というのなら資源が乏しければ仕方がないとも思えなくもない。人外の存在が人間を食料にするのもまあわかる。だが、これはそんな生易しい物じゃない -- 名無しさん (2018-04-26 18:21:40)
- 真・女神転生4にも人の肉を食料にしてると仄めかしている集落があったなあ。続編の4Fではもぬけの殻になってたけど -- 名無しさん (2018-05-02 10:55:07)
- 共食いは勿論だが、工場化して量産することで採算が取れるくらい犠牲者が多いことも問題だな。年数百人単位なら工場を作るほどでもないだろうし -- 名無しさん (2018-07-09 08:57:10)
- ビリーがもしエトーンになっていなかったら恐らく彼も…… -- 名無しさん (2018-07-09 13:33:04)
- M計画で生み出された「一個の兵器」であるスファルギアは文字通り『塵も積もれば山となる』だよね・・・今のゲーム機で再現してほしい -- 名無しさん (2018-07-24 00:59:29)
- この「呪われた運命」から根源であるデウスを含めた全てを滅ぼす事でヒトを解放しようとしているのがグラーフとなったラカン。「それでもなお滅びが訪れないのであれば、この俺が滅ぼしてくれよう」とはそういう事 -- 名無しさん (2019-02-22 00:18:20)
- 人間由来の缶詰って聞いて、完全再利用型の閉鎖都市だったら人間だろうがなんだろうが再利用するから当たり前じゃん、とか普通に考えてたけどもっと暗い内容だった。 -- 名無しさん (2019-03-18 18:19:52)
- 嘘ですネタ使っているけど、冒頭の説明もデタラメとは言えないよね -- 名無しさん (2019-04-18 13:34:44)
- 実験ループからは解放されたけど惑星上の人間ほぼ生体部品化ってことはミァンにリセットかけられたのと同じような状況になってたのか…ここからどう復興していくんだろう -- 名無しさん (2019-08-27 19:27:45)
- そもそも生き残りが少なすぎる上に地上はデウスに蹂躙されて文明も自然も壊滅、ソイレントシステムを利用してリサイクルしても人類は(というかこの星自体が)あと数百年も持たないんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2019-10-31 15:01:11)
- プレイヤー&モブキャラ「救いはないんですか!」ミァン「あるわけないでしょそんなもの」 -- 名無しさん (2019-12-14 17:11:43)
- まだ波動存在で動くゼノギアスさんがいる。巨大手回し発電機でもあれば無限のエネルギーは得られるはずだ。ヒトの呪われた運命も解放されたし、あとはツチノコステーキで食い繋ぎながら文明を復興させればワンチャンあるで。 -- 名無しさん (2020-06-20 00:07:40)
- ↑4 それもあって続編欲しいっていわれたり、リメイクで捕捉して欲しいって意見も根強いんだよね。 -- 名無しさん (2020-09-14 13:13:24)
- ファーストプレイ時、檻を開けて凄まじいスピードで向かってくる姿にビックリして、逃げようとして思わずジャンプしたら頭の上に乗ったところで、その場で走った状態のまま悲鳴が響き渡る中、フリーズしました。トラウマで五重のバベルタワーが作れそうです。 -- 名無しさん (2021-04-21 23:42:27)
- ↑5まあ500年前の戦いの時も最終的には当時の98%が死滅したけど、なんだかんだである程度は復興したし、人類も増えたようだし、なんとかなるんじゃないかな? -- 名無しさん (2021-04-22 01:30:16)
- 描写無いからわからんが、スレイブジェネレーター以外の動力もかなりありそうだからインフラとかは問題ないんでないか。デウスの破壊で現存人類は少ないながら強力な個体ばかりだし、ギアに使用されている動力以外のパーツは利用できるだろうから本当にシステムから解放されさえすれば明るい未来もある、ハズ。 -- 名無しさん (2021-10-14 09:59:49)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2011/12/27 Tue 14:38:18
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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&bold(){ソイレントシステム}とはPSで発売されたRPG『[[ゼノギアス]]』に登場する施設のこと。
劇中に登場する『[[ソラリス国>ゼノギアス]]』における重要なインフラ設備でもある、国を支える画期的な循環リサイクルシステムであり、一大事業である。
ソラリスは超高度な科学力を持ちながらも他国の干渉を避けるべく空中都市を築いたがために、食糧や物資は地上から輸入するしかない。
その貴重な資材を無駄にしない為に、あらゆる物が再利用できるように工夫がされているのだ。
[[某超弩級宇宙戦艦>トップをねらえ!]]にも搭載されているこれは、ニンジンの皮やジャガイモの皮、魚骨といった、
&bold(){ダストシュートで集められた生ゴミ}さえ余さず完全滅菌して加工、新たに缶詰めとして再利用。
更に食糧素材から薬やバイオサンプリングで&bold(){無くなった体の一部}まで作成できるという、作中きっての最新鋭科学技術。
貧困に喘ぐ労働者階級への配給に有効利用されるが、もちろん貧民専用ではなく、一般庶民も購入するのでクオリティも高い。
この&bold(){夢のような科学技術}は、単独で都市レベルの生活環境を永続させることができる、究極のエコロジーと言えるだろう。
もし良ければアニヲタwiki諸兄もこちらの試食用の缶詰を御賞味頂ければ、いかに優れた技術か分かってもらえるだろう。
&font(blue){[[いいえ、私は遠慮しておきます。>シタン・ウヅキ(ゼノギアス)]]}晩御飯が食べられなくなるといけないので。
どうです、美味しいでしょう?
エコロジー活動に興味のある方は追記・修正をお願いします。
#include(テンプレ2)
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
_, ,_
(-ノoдo-)<食べましたね?
&font(#ff0000,20,b){あなた達はあの食料を食べました。そのことをよく認識して、その扉を開けてください。}
* * 本 当 は
* + [[こ れ が 材 料>カニバリズム]] で す
n ∧_∧ n
+ (ヨ(-o芝o)E)
Y Y *
#center(){&font(#ff0000){「先生……こんなのって…ないよ…」}}
以下、ネタバレ
#contents
*ソイレントシステム
惑星全体を支配する世界唯一の超大国『ソラリス帝国』は惑星の赤道上の大気圏上層に浮かぶ国。
約300年間もの長きにわたる戦争で荒廃し、魔物が跋扈する地上を文字通り高みの見物をしている。
救いを求めてソラリスが設立し運営する「教会」にやってきた帝国にとって&color(#F54738){家畜、奴隷同然}の憔悴した&bold(){&ruby(ラムズ){地上人}}は&font(#ff0000){定期的に&bold(){ソラリスに&ruby(補充・移送){送られる}。}}
ソラリスで&ruby(奴隷){哀れな地上人達}は選別され、労働力に適性のある者は洗脳し強制労働奴隷、それ以外はソイレント施設に送られる。
ソイレントシステムとはそんなソラリス帝国が地上人に施した&ruby(リミッター){刻印}((脳内分泌物質をコントロールして感情や能力を抑制し、ソラリスへの畏敬を抱かせる洗脳装置。意のままに操ることも可能。生まれた時に教会により植え付けられるが、もちろん地上人達は知らない。))維持の食料、薬品生産施設で&bold(){生体実験場}兼&bold(){処理施設}である。
地上人達は施設での凄惨な&bold(){人体実験}の末に&u(){身体が異形化}して知能が低下し、&bold(){食人欲にかられた}&ruby(ウェルス){死霊}と呼ばれる狂乱状態となる。
こうなったが最後、痛みと苦しみで発狂し、かつ極端に短命になる。救う手段はなく、出来てせいぜい苦しまないよう殺してやるぐらいしか手立てはない。
…もっとも帝国からすれば奴隷の生死などどうでもいいので、生きていても邪魔にならないなら檻にでも入れておくだけだが。
ちなみに下記の&bold(){原材料採集}のために帝国は&ruby(ウェルス){「不良品」}の一部を地上に&ruby(ゴミとして排出){送り返してあげる}。
それを「教会」が「&ruby(バベルタワー){神の怒りに触れた罪深き塔}から降ってくる死霊」として&ruby(エトーン){退治人}((「退治人」の適性がない者は洗脳を施した上で「働き蜂」と呼ばれる単純労働者層の第3階級市民という名の奴隷となる。居住区はダストシュート先のゴミ保留地で、一定期間ごとに殺処分されるおまけ付き。))に始末させる事で人心掌握するという&bold(){間接的地上支配}に利用。
そして最終的に採集した&ruby(ウェルス){原材料}達を&font(#ff0000,b){&u(){加工}し、食品、薬品として再利用する}という最悪のマッチポンプ。
劇中ではフェイ、エリィが潜入した施設内で発見した人肉缶詰めを食した直後に生産ラインに侵入。
パイプからベルトコンベアに&bold(){ボトボト落ちていく}人の形をしたものと、その先のミンチマシンから響く&bold(){生々しい音と悲鳴}を聞いて吐いている。
&font(20){つまりは&bold(){&ruby(人間){ウェルス}を&ruby(SAN値直葬){生きたまま食材}にするシステムなのだ。}}
加工現場に入る前、缶詰めを勧めたフェイには「&bold(){アナタ達はあれを食べましたね?}」と全てを知っている[[シタン>シタン・ウヅキ(ゼノギアス)]]先生が再確認する鬼畜っぷり。
ちなみにこの事実はソラリスでも秘匿されており、ごく一部の人間しか知らない。
更にこの奥に檻でウェルスを閉じ込めているが、この時の彼等のセリフや、ウェルス化後も「檻を開けるな」と忠告する理性を保った人がいる。
#openclose(show=●囚われていた人達の台詞){
・「やあ!ひさしぶりだな。俺だよ、おれ。キスレブの総統府で犬を飼ってたじゃないか…。&br() …俺はこんなになっちゃったけどあいつは元気でやってるかな…。&br() …お願いだから、俺をここからだそうなんて考えないでくれ…まだ意識はあるが…そのうち…に…あんたを…」
--(→開ける)&br()「あ…開けてしまったな…あれほど…開けるなといったじゃないか!!う…おれの意思は……いし?い・いしっししっしっしっ……」&br()(→倒す)「い……いぬを、よろしく……たのむ……」
・「た…たすけて…からだが……」
・「きょ・きょ…きょんにちょわ…」
・「あたい…なんだか…あなたのこと…食べちゃいたい…」
・「ぱぴょぱぴょぱぴょぱぴょぱぴょ」
・「ばばばばばばばばぶ…」
・「あ・あんた、うまそうだな…」
・「ウ・ウェルスもなかな、い・いいもんだぜ…あ・あんたもどうだい?……」
・「お、俺たちは実験によってウェルスにされたんぴゃ……あれ?ぱぴょぷればぶも…」
・「助けて…体が勝手に…お願い殺さないで……」
・「いたいよ、いたいよ、いたいよ……」
・「亜人の上、ウェルスだなんて……」
・「お・おれは、にんげんだ……だった……」
・「こ・ころじでぐで~」
}
檻を開けてしまうと「だから開けるなと言ったのに…」と&bold(){理性をなくして}凄まじいスピードで襲いかかってくる事にトラウマを持った人もいたのではないだろうか。
尚、良い結果が出たら自由になれる&s(){わけなく、&bold(){人機融合}ギアと呼ばれる生体部品使用型ギアの材料((マリアの愛機ゼプツェンはこれで作られたもの。ただし初期型なので入っているのは脳のみ。))にされる}。
ちなみに人機融合ギアはご丁寧に&bold(){部品なので自由は奪われるが自我意識はそのまま閉じ込められる}という生き地獄。
真実を知る由もなくどうあがいても絶望な地上人は「&ruby(自分達を襲ってくる化け物){罪を犯して神罰を受けたウェルス}」と戦う教会に救いを求め……という&bold(){悪夢のようなループ}に囚われている………。
#center(){{{
「おい! あんた。この項目を編集してくれないか?」
「なに、簡単さ。そこのパネルを押してくれるだけでいいんだ。」
「追記、修正してくれてありがとう。」
「お礼に………」
&font(#ff0000){「食べちゃうゾ!」}
}}}
#include(テンプレ2)
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
#center(){
ヒトが地に満ちたとき
神はその永き眠りから目醒める……
そして天空の楽園マハノンも目醒める……
}
**ソイレントシステムから判明する真実
ネット上で「後味の悪い話」として流布されている&bold(){人肉缶詰}すらまだ入り口でしかない。
本当の地獄はここからだ。
以下、&font(#ff0000){更なるネタバレなので注意}
ソラリスは500年前の崩壊の日以降にナノマシン技術によってヒトの遺伝子を書き換える。
そして生まれながらに「身体能力を抑制し、ソラリスを盲信し、&bold(){ウェルスに戻さない為のリミッター}」である『刻印』を植えつけた。
そう…つまり、&bold(){異形化したと思われていたウェルスこそがこの星の「ヒト」の正体((より正確に言えば後述の『構築人種スファラディー』の前段階の状態。設定資料集によれば「この惑星で生まれたヒト全ては、やがて皆がウェルスの形態を経由してデウスの部品に還元される運命にある」という。))。}
彼らは一万年前に“地球人を模して”、意図的に作り出された存在である。
およそ800年前、エーテル能力を身に付けた者が生まれ始め、ヒトが種として最終段階に入ったと判断したカインらによってソラリスが建国された。
しかし500年前の『崩壊の日』、ヒトの能力が想定以上にも上回ったが為、『計画』が頓挫する事を恐れナノマシンを使って制御したのだった((また、500年前の大戦の記憶を薄れさせる効果もあり、ナノマシンの自己増殖により子孫にも受け継がれて機能するように作られている。))。
しかしナノマシンといえど劣化は避けられず、遺伝子を抑え込むこの刻印の効果が薄れないようにナノマシンの追加補充が必要だった。
その効果を持続、強化させるには……&bold(){ナノマシン入りのヒトを食べさせればいい}、という結論に至る。
これで作られた食品・薬などを摂取する事でナノマシンを取り込ませて制御を維持しているのである。
しかも実質人間を食べているので、ウェルスの本能を抑えられるという一挙両得。
ウェルス化せずに超越した心身で&bold(){無意識にリミッターを外している}((これはガゼル法院が欲していたアニマの器と同調できるアニムスという肉体であり、アニマと融合する事で他の生体パーツとは違ったデウス中枢の機動端末になれる。))主人公たちはもちろん、事情を知らないソラリス市民達も接種している。
劇中の「ヒト」達が本来の異形の怪物にならないのも、この作用によるものだったのだ。
ソイレントシステムでヒトがウェルスと化すのは、ヒトが種として『計画』に必要な「資質」を得たかを実験したからである。
&ruby(ナノマシン技術){刻印}で封じた「&ruby(開花した本来の能力){本質的なヒト}」を実験的に再現した&bold(){「ウェルス化」}による急激な分子変化は非常に苦痛を伴う。
ただし「ウェルス化した人間」は『ヒト』の血肉を得ることで苦痛を和らげ、多少だが余命を延ばす事も出来る。
そのためウェルスはヒトを襲い、果ては軽度な変異体すらも食べるのである。
ただし一万年の歴史でかなり変化した遺伝子と、ナノマシン全体の経年劣化は避けられず、&ruby(タイムリミット){『福音の却』}が来ると全人類が強制的に「本来の姿」に戻る。
**ウェルスとヒト
だが、なぜヒトは&ruby(ウェルス){『本来の姿』}にわざわざ封印を施されたのか?
そもそもなぜ不自然なまでに生き永らえられないなどという、生物として矛盾した存在なのか?
全ては&ruby(神の復活準備){「M計画」}を遂行するためである。
この計画とは、ウェルス…&bold(){構築人種&ruby(スファラディー){『スファル人』}}化した人間を分子レベルで分解、融合し、&bold(){より完璧な「一個の兵器」}を生成すること。
&bold(){人肉缶詰工場}の本来の目的は&font(#0000ff){原初のヒトである天帝を頂点としたガゼル法院の延命研究と、「M計画」を遂行する為の装置を兼ねた施設}だった。
そして崩壊の日の後、単に天帝と法院の延命処置をするだけにとどまらず、&bold(){復活に相応しい生体}を創り出す実験の&bold(){失敗作}を民意統制用の薬品や食料、生物兵器に転用した。
#center(){
察しの良い方はもうお分かり頂けただろう
そう、一万年前に“&color(#60EE3C){地球人を&u(){模して}}”創られた『ヒト』とは&color(#3B4EF0){『一つの超巨大兵器』を造る為の生体パーツ}
&font(#ff0000){&bold(){ソイレントシステムは人間を材料に人造神を造るパーツ工場だったのである。}}
}
度重なる人体実験は生体パーツの精度を上げるため。
ウェルスが人肉を得て一時的に症状が緩和するのも、分子レベルで最適化した結果。
地上に住む亜人達も一万年に渡るこの人体実験で生み出された種族だった。
地上に各地にあるメモリーキューブ(セーブポイント)さえも、地上人のデータを収集・分析する為のもの。
ギアサイズの%%アニキ%%巨大ウェルスもこの目的を達成する過程と思われる((ウェルスもスファル人も本質的には生体パーツなので、スファル人もソイレントシステムで巨大スファル人に融合されたりしている。))。
地球人を模して創った理由も、デウス復活時に敵性勢力になるであろう『人間(地球人)』との戦いをシミュレートするためである。
全ての地上人は、神……すなわち恒星間戦略統合兵器『デウス・システム』の生体部品として、&bold(){必要な数}と&bold(){必要な性能}を満たすまで一万年もの間&bold(){「品種改良と養殖を繰り返されてきただけの存在」}なのだ…。
システムを外れては生きられず、あえて単体では短命且つ地獄の苦しみを受けるように作られたのも、&bold(){&ruby(部品にならない個体){このシステム以外の人生や生き方}など無用だから}である。
劇中ではdisc2にてフェイ達がこの支配から解放しようとしたが、カレルレンが先手を打ってナノマシンウィルスを地上に散布。
リミッターが外れるのと同時に多数の人々が、デウスを構築する部品として適したヒト本来の姿&bold(){「スファル人」}と化してしまう。
もっとも『福音の却』が近づくと自動的にヒトはスファル人になるように創られているので、これは時間の問題であった。
スファル人化してしまった人達はウェルスと違って理性が残っているのか、いつしか広まった「&bold(){ソイレントシステムに行けば苦痛は取り除かれる}」と救いを求めた。
そして&font(#ff0000){自ら進んでパーツ化施設に向かい、一列に並んで順番を待つ}という狂気の産物を目にする事になる。
(因みに通達もなく巻き込まれた地上任務だったソラリスの兵士まで混ざっている)
これは遺伝子自体に組み込まれたプログラムであり、スファル人は&bold(){意識を残したまま兵器に組み込まれる}((後にこの意識の集合体が敵となって現れる。))。
それを免れたとしても&bold(){気が狂うほどの生き地獄の末の死}しか待っていないので、選択肢はほぼない。
部品になるか、死か。
ウェルスもスファル人も変異の進行が浅い者は、体を再構築するカレルレンの師・トーラのナノリアクターで体組成を修復して元の体へと戻る事が出来た。
進行が深く元に戻れないヒトから苦痛を取り除くことと、エリィの身を挺した説得もあって争いはなくなった……&bold(){はずだった}。
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その後、デウスが目覚めた際にヒトをスファル人に戻す本来の手段「ゲーティアの小鍵」が発動。
シェバトなどの一部を除いた何も知らないソラリスの全ての人はガゼル法院によってスファルギア(巨大スファル人)に改造された。
地上人達もほとんどがデウスを形成する&bold(){部品}となり、母艦メルカバー本体や機動端末兵器群アイオーンの&bold(){部品}となって消えていった。
しかし、カレルレンが愛し、「ヒトの未来の為に、&bold(){ヒトを生き長らえさせる為に}導いた」((彼の最終目標は、デウスを利用し波動存在という神に等しい高次元の存在と、全てのヒトとの合一化によって『救済』する事だった。))スファル人はデウスを乗っ取るのである。
それは適性でなかったら&bold(){問答無用で絶滅}、適性であってもパーツ扱いという&ruby(デウス復活){部品として組み込まれる『福音の却』}に翻弄される人間たちの運命に、どこまでも救いがなかったからだった…。
『福音の却』にデウスが復活を遂げた暁には、ヒトは心も想いも抱くことができない部品となり無限の虚無に縛られるのだ。
**<専門用語だらけでわっかんねーという方向けのザックリ説明>
主人公達、ついに敵のアジト・ソラリス国に潜入。
なんやかんやで&ruby(第3級市民層のダストシュート){奴隷処理場}からソイレントシステムへ。
&font(#ffffff,#c71585,b){<ソイレントシステム内部>}
主人公「腹減ったよー」
[[メガネ>シタン・ウヅキ(ゼノギアス)]]&color(#3B4EF0){「缶詰ならあるで」}
主人公「美味しいね(^^)」
&color(#3B4EF0){メガネ「原料はコレやで」→(ババーン!人肉工場)}
主人公「(꒪ཀ꒪)」
&color(#3B4EF0){メガネ「ちな今まで殺してきた怪物(ウェルス)もコレや」}
&font(#ff1493){ヒロイン「[[嘘だっ!>竜宮レナ]]」}
主人公「こんなのってあるかい[[鬼畜メガネ>シタン・ウヅキ(ゼノギアス)]]!?」
&color(#3B4EF0){メガネ「これが現実やで」}
主人公「うう……あっ!知り合いだ!」
&color(#60EE3C){ヒト?「ヒト喰いたーい!(ウェルス)」}
主人公「ギャーッ!」
なんでこんな事になったかというと
&color(#3B4EF0){(本編の一万年前、地球人が外宇宙進出に成功)}
地球人「よっしゃ、惑星侵略するで。新兵器[[デウス>デウス(ゼノギアス)]]完成や」
&font(red,b){デウス「宜しくお願いしま みんな死ぬがよい(暴走)」}
地球人「やっべストップ。調べるから分解して移民船で運べー」
&color(#3B4EF0){↓恒星間移動中}
&font(red,b){デウス「おはよう(復活)みんな死ぬがよい(暴走)」}
地球人「おぎゃああああ!(移民全滅)」
&color(#3B4EF0){↓移民船、[[ゼノギアス]]の舞台の未開惑星に墜落(デウス本体もぶっ壊れて惑星の海にドボン)}
&font(green,b){移民船AI『船内の人類全滅したから自己修復プログラムで人類復活や!』}
&font(red,b){デウス「ほーん?」}
&color(#3B4EF0){↓分解してあったデウスの一部がAIに影響を与え、原初のヒト?が誕生}
&font(red,b){ヒト?「人類増やしてデウス直す部品にしよ、名付けてM計画や」}
&font(green,b){移民船AI『よっしゃ(混乱)』}
&font(red,b){ヒト?「最終的な生体パーツはこんな感じや(ウェルス)」}
&font(green,b){移民船AI『よっしゃよっしゃ(混乱)』}
&font(red,b){ヒト?「ほんでもこれだとすぐ死ぬから、増えるまで地球人パクるで(ヒト)」}
&font(green,b){移民船AI『ええやん(混乱)』}
&font(red,b){ヒト?「でも一万年ぐらい掛かるから、その間に改造実験して改良品(スファラディ―)作るで」}
&font(green,b){移民船AI『完璧やんかー(混乱)』}
&font(red,b){ヒト?「そんじゃコレを実現する為の施設出してや」}
&font(green,b){移民船AI『しょうがないなぁ、ヒト太くんは~}
&font(green,b){ はい!}&font(#ffffff,#c71585,b){「ソイレントシステム」~♪}
&color(#3B4EF0){↓惑星を人間牧場化して原初のヒトが神としてソラリスに一万年君臨、教会が管理運営}
&font(red,b){教 会「ヒト神を崇めよ、信者は&ruby(ウェルス){化け物}から助けよう」}
&color(#60EE3C){&ruby(ヒト?){ウェルス}「ヒト喰いたーい!」}
ヒ ト「たすけて神様ー!」
&font(red,b){教 会「ええで(ニッコリ)空の上の安全なソラリス国へご招待」}
ヒ ト「わーい!」
↓
ヒ ト[[「あっ あっあっ(人体改造)」>ポックル(HUNTER×HUNTER)]]
&font(red,b){教 会[[「ん?間違ったかな?」>アミバ(北斗の拳)]]}
&color(#60EE3C){ヒト?「ヒト喰いたーい!(ウェルス)」}
&font(red,b){教 会「失敗失敗☆地上にでも捨てといてー」}
ヒ ト「飢えと病気で滅んじゃう!たすけて神様ー!」
&color(#60EE3C){ヒト?「うぐぐ…身体ガオカシイ!(突然変異)」}
&font(red,b){教 会「えー?色々忙しいなあ…せや!ソイレントくんの出番や!」}
&font(#ffffff,#c71585,b){ソイレントシステム『はい?』}
&font(red,b){教 会「食糧問題と疫病問題と突然変異と失敗作の処理全部任すで!」}
&font(#ffffff,#c71585,b){ソイレントシステム『あ、はい』}
&color(#3B4EF0){↓突然変異や失敗作を原料に人肉缶詰や薬を製造}
ヒ ト「美味しいね(^^)」
&color(#60EE3C){&ruby(ヒト?){ウェルス}「捨てられたー!ヒト喰いたーい!」}
ヒ ト「たすけて神様ー!」
&font(red,b){教 会「ええで(ニッコ(ry}
&color(#3B4EF0){↓いい感じに材料が揃って〆切り}
&font(red,b){教 会「ほな、そろそろ[[デウス>デウス(ゼノギアス)]]造ろうか。&font(red,black,b){上手くいかんかったら人類滅亡な}。」}
全人類「[[ほ、ほぎー>ターム(ロマサガ2)]](全員生体パーツ化)」
&font(red,b){教 会「それとパーツ化しなかった主人公君らな、&font(red,black,b){脳味噌だけ教会幹部のジジイに乗せ換えるから身体貰うで}。」}
主人公「」
※ミァンとかアベルとか天帝とガゼル法院とか細かい事は除く
**余談
・味方側で力も知恵もなく翻弄された「普通の人」の代表がハマー。&br()真実を知っても立ち向かうフェイらと違って、ウェルスになりたくない『普通』の弱さをカレルレンにつけこまれてしまった。&br()“変えないで”くれるという取引でエリィを連れ去ろうとするが失敗し、人質にしていたエリィの母を誤射で射殺。&br()後に人機融合ギアという変わり果てた姿でフェイ等の前に立ちふさがる。
・システムの名前はハリイ・ハリスンの小説「人間がいっぱい」を原作とする映画「ソイレント・グリーン」が元ネタと思われる。&br()ソイレント自体はこれらの作品中で登場するソイレント社が製造している合成食料。&br()「Soybean(大豆)」と「Lentil(レンズ豆)」を合わせた造語であり、小説ではその名の通り大豆とレンズ豆から作られている。&br()映画では海のプランクトンから製造されており、人間を材料にした新製品の「ソイレント・グリーン」も登場する。
・2013年に米国のベンチャー企業が開発した完全栄養食品「ソイレント」が発売されている。&br()生存に必要なすべての栄養素が含まれた粉で、水に溶かして豆乳っぽいドリンクにして摂取する。&br()材料はオーツ麦や食用油脂で、もちろん本項目のソイレントシステムと直接の関係はない。&br()開発者曰く、「このソイレントはヒューマン・フリー(人間不使用)ですよ」とのこと。&font(l){誰がうまいことを言えと。}
シタン先生「アニヲタ達はこの項目を追記しました。そのことをよく認識して、その修正ページを開けなさい」
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