先行者

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先行者」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/17(火) 06:14:23
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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【先行者とは?】

・身長:140cm
・体重:20kg
・可動範囲:頭部、目、首、胴体、腕、足
・一定の言語機能搭載


先行者とは西暦2000年に発表された、当時の&color(red){最新技術を詰め込まれた}中国製の[[ロボット]]である。

二足歩行は当然のことながらなんと会話機能まで備えている。
まずは画像をご覧頂こう。











#center(){&blankimg(先行者.JPG,width=130,height=200)}








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おっと間違えた、本当の画像はこっちだった……なんてオチはない。

この画像が正真正銘の先行者である。


&bold(){&color(red){この画像が正真正銘の先行者である。}}


どこが当時の最新技術だ? と思うかもしれないが、
これでも湖南省の国防科学技術大学により開発された&color(red){中国初のニ足歩行ロボット}である。
(実際は大学教授が趣味で作っただけなんだがな!)


アホみたいな見た目だが、当時の中国最新技術であり、本人達は大真面目に作っていたのである。
因みに我が国の本田技研は同年、あのasimoを発表している。
 

【先行者の性能】

見た目はそれこそ骨組みだけで構成された、さながらガイコツのロボット。

随分と貧相……もといスリムな体型を為しているが、これは電源や制御装置・モーター等が外部に依存している為である。
なので、見える部分のムダな部分をはぶいた結果こうなった。

手はなぜかお好み焼きのヘラが付いている。

歩行速度はお世辞にも速いとは言えない。&bold(){むしろ遅い。}

先行者が動く映像を見ればわかるが、マジで亀の方が速いかもしれない、出来の悪いラジコンレベルの遅さ。

歩き方もかなりぎこちない。歩き方を覚えた子供の方が上手く歩けるレベルのぎこちなさ。


ボディには可動部位や特色は多々あるが、実際は&color(blue){頭部はただの飾り}であり目や鼻は付いているだけで特に意味はない。
飾りならもう少し見栄え良くできなかったのだろうか……と思われるが、
表情を変える機能等を搭載しない以上、頭には余計な手を加えなかったのは仕方ないのかもしれない。


【いくぜ、中華キャノン!】
 

特筆すべきは&bold(){&color(blown){股間}}に装備されている砲身。
ただでさえネタ臭あふれる骨組みボディなのに、これだけ無駄な存在感を放っている。

全身像以上に&bold(){&color(blown){股間}}のインパクトが強い為、いつしか見た人々に&bold(){&color(red){中華キャノン}}と命名され、
ミサイルが発射可能等二次設定が付加された結果、ネタが加速されネットでの不動の人気を獲得したのである。

#center(){&blankimg(先行者の威力を見よ.JPG,width=130,height=200)}

&color(blue){※実際は可動部位の複雑化故にデカくなった、ただの股関節である。ミサイルは出ない。}



【爆発的人気となる先行者】

異様な見た目と、思いのほかマジメで全力な中国のギャップにより日本でブームに乗った先行者。

その人気はとどまることを知らずにCGムービーやゲーム、小説等の同人作品が数多く制作されるに至った。
さらにはあのプラモデル大手メーカーのひとつアオシマにより、『中華キャノン』という名称でプラモデル化までされている。

#center(){&blankimg(みんなで作ろう先行者.JPG,width=130,height=200)}

(このプラモデルはコンピュータ雑誌「ネットランナー」2002年7月号の付録として制作された為、一般模型店では販売していない)


二次創作作品の中では、有志達によって製作された3Dオンラインゲーム『日本製「先行者」開発プロジェクト』がもっとも有名だろう。
ゲームの完成度は中々高く、この製作だけの為に態々作られた&color(blue){異常に細かい舞台設定}はある意味必見。
 

【先行者のその後】

全力投球してきた中国とは裏腹にヒットした先行者。だが、どんな作品にも波はある。

プラモデル化やゲーム化された2003年からブームは徐々に鎮静化。
今では話題にすら上がらず、当の中国でも後々別な二足歩行ロボットが発表された為、先行者は完全に過去の存在となった……。


#center(){&bold(){&color(red){が}}}



あれだけムーブメントを巻き起こした中国4000年の技術、そう簡単には忘れ去られない。

発表から10年以上経過した現在でもアニメ、マンガ、ゲーム等で&color(red){ちゃっかり登場}していることが結構ある。
背景やモブキャラ等ネタとして、先行者は我々に笑いのネタを提供し続けているのだ。
 

【先行者が登場する作品】

ブーム化した2002~4年くらいのアニメによく登場している。

・[[攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX>攻殻機動隊 S.A.C.シリーズ]] (14話「全自動資本主義」)
・[[ネギま!?>魔法先生ネギま!]] (3話「ほー、契約カードはそうやって使うのか」)
・[[いぬかみっ!]]
・りぜるまいん (23話「一触即発!!はふ~ん美少女大乱戦」)
・ぷにぷに☆ぽえみぃ
・[[生徒会役員共]] (13話「生徒会役員共! 乙!」)
・アベノ橋☆魔法商店街(コミック版)
・[[天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?-]]
・[[超次元ゲイムネプテューヌmk2>超次元ゲイム ネプテューヌmk2]](リーンボックスのモブキャラ)


作品間に扱いの差異はあるものの、上記作品で一番優遇されているのは攻殻機動隊。
なんと&color(red){中国人テロリスト(アンドロイド)}として登場し、不意打ちとはいえ主役である少佐を殴り倒している。&color(red){もちろん中華キャノンも装備}。
 

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- 後継機とかは無いのかね、こいつ  -- 名無しさん  (2014-02-05 19:47:33)
- つ天郷2号  -- 名無しさん  (2014-02-05 19:52:40)
- 友人がこいつをガンダム風にアレンジした絵を描いて「ネオチャイナ代表ガンダムフォアランナー」などとのたまいやがった。国内予選でサイサイシーに負けたというアホな設定までつけて。  -- 名無しさん  (2014-03-19 16:15:07)
- ↑いや勝ってても困るだろ  -- 名無しさん  (2014-03-19 16:29:25)
- Gガンダムの世界では「ネオチャイナMFの原点」、ガンダム00の世界では「ティエレンの遠い祖先」として再注目されてたりして。  -- 名無しさん  (2014-11-04 20:47:00)
- なつかしい  -- 名無しさん  (2014-11-18 11:23:04)
- 確かに先行しているな。人類のセンスを。  -- 名無しさん  (2015-03-07 15:23:49)
- 超限猎兵-凯能 KAINARが正統後継者だと思っている  -- 名無しさん  (2015-03-08 13:56:14)
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