セイバーフィッシュ(ガンダムシリーズ)

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セイバーフィッシュ(ガンダムシリーズ)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/02(月) 22:24:35
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*セイバーフィッシュ
Saber Fish

型式番号:FF-S3(宇宙軍仕様)
所属:地球連邦軍
開発:ハービック社

《武装》
25mm機関砲×4
ブースターパック内蔵ミサイルランチャー 3発×4基
対艦ミサイル

《主なパイロット》
ルース・カッセル
ユウ・カジマ(ザ・ブルー・ディスティニー版)



地球連邦軍が[[宇宙世紀>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]]0070年代に制式採用した戦闘機。
名前の由来はおそらく「太刀魚」から。

元々は設定のみが『[[機動戦士ガンダム]]』に存在するだけだったのだが、『MSV』のコア・ファイターバリエーションにて設定が付け足され、現在の形になった。


多用途戦闘機として開発されており、装備の換装によって宇宙から高高度、大気圏内など、あらゆる戦闘空域での活動が可能な、まさしく万能戦闘機。

宇宙仕様のS3型には4基のブースターパックが装着されており、高い機動性を獲得しているのが特徴。
また、ブースターパックには1基につき3連装のミサイルランチャーが内蔵されていて、火力も強化されている。

さらに強力な対艦ミサイルを備えており、[[マゼラン級戦艦>マゼラン級戦艦(ガンダムシリーズ)]]や[[サラミス級巡洋艦>サラミス級巡洋艦(ガンダムシリーズ)]]などの砲撃をサポートするという、
制空戦闘機としてだけでなく連邦の大艦巨砲主義の死角を補う支援戦闘機としての側面もあった。


主に拠点防衛やコロンブス級輸送艦、およびそれを改装したアンティータム級補助空母で運用されていた。
マゼラン級やサラミス級での運用も検討されていたが、こちらは母艦としての能力は持たされなかった。
ただし、マゼラン級を改装したトラファルガー級改装空母やサラミス級ベースのネルソン級軽空母が少数就役し、運用された実績がある。

そして開戦前にはセイバーフィッシュなどの戦闘機を専門に運用する宇宙空母として[[ペガサス級宇宙空母>ペガサス級強襲揚陸艦/改ペガサス級強襲揚陸艦]]の建造が進められたものの、こちらは開戦直後の混乱でモビルスーツ(MS)の運用母船として設計が変更された為に、結局母艦になることはなかった。
(つまり連邦軍は「航空戦力を軽視していた」のではなく「航空戦力が整っていないうちに開戦に持ち込まれた」のである)


上下左右に装備された四基のブースターパックから生み出される機動性の高さとミサイル主体の攻撃力の高さは伊達ではなく、
一年戦争初期ではミノフスキー粒子散布下でもMSに対抗出来る貴重な戦力として連邦宇宙軍に重宝された。

流石に核融合炉は持たないのでMSには出力と推力では劣り、何より戦闘機である為近接白兵武装による死角からの攻撃には為す術がなかった((特にデラーズ・フリートのドラッツェの様なほぼ同じ機動特性を持ちつつ近接白兵武装を有する機体相手が一番苦手であったと考えられる。))ので苦戦は免れなかったもののジオンの宇宙戦闘機のガトルやジッコを遥かに上回る性能を発揮した。
本機でザクを複数撃破したエースパイロットもいるぐらいである。


やがてコア・ファイターの開発やジムやボールの生産・配備が進むにつれて第一線を退き、宇宙での活躍の場は失われていったが、地上では開発から20年以上建ったU.C.0090年代もなお拠点防衛や防空用として長々と運用された。

流石に旧式化も著しくMSにとって脅威とはなり得なかったが、長い歴史の中でも地球連邦軍を支え続けたのである。




*バリエーション

&bold(){◆セイバーフィッシュ(空軍仕様)}
型式番号:FF-3

セイバーフィッシュの空軍仕様。
大気圏内で運用する為に宇宙用装備のブースターパックを外しているので、火力は低下している。
しかし、U.C.0087年にジャブローを防衛していた機体や0088年に連邦幹部夫妻のディッシュ連絡機を襲ったテロリストの機体には装備されたままだったので、装備出来ない訳ではないようだ。


&bold(){◆セイバーフィッシュ(局地要撃機仕様)}
型式番号:FF-S3DF

セイバーフィッシュのバリエーションの一つだが、詳細不明。


&bold(){◆レイヴン・ソード}
型式番号:FF-S5

「MSV-R」に登場。
セイバーフィッシュの後継機で、機体を小型化しつつ高い性能を持たせている。
エンジンは出力を上げた改良型を採用し、目標としていた数値の85%分の航続距離や機動性を得ている。
ちなみに目標数値の設定はブースターパックを装着したセイバーフィッシュの戦闘中のものを参考としている。

開発はかなり早くから始まっていたが、MSの開発を最優先課題としていたせいで試作機は予定より3ヶ月遅れて完成している。また、大気圏内だと稼働時間が短いなどの問題もあった。
 
完成から1ヶ月後には制式採用されるが、本格的な量産は戦後になってから。
少なくとも300機以上が生産され、機動艦隊などに配備された。また、大気圏内用のFF-S5Cや複座式コクピットのFF-S5Dも造られている。

…が、理由は不明だが4年半後には退役したらしい。




*主な活躍

映像作品では『[[機動戦士Ζガンダム]]』と『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場した。

『Ζ』ではジャブローに配置された機体が降下してきたエゥーゴのMS部隊を迎撃するも、最新鋭のMSにはまるで歯が立たず、容易く撃墜されていった。
ちなみにこの機体にはブースターパックが装備され、資料でもFF-S3と記されているので宇宙軍の物だった可能性がある。

『UC』ではトリントン基地に配備された機体が登場するが、出撃前にザクⅠ・スナイパータイプの狙撃で全滅した。
登場から全滅までの時間、僅か6秒。
もし飛ばれていれば、飛行出来ないMSか飛べる機体も輸送機かSFSばかりだったジオン残党には勝ち目がないので、真っ先に潰されたのだろう。




*ゲームでのセイバーフィッシュ
 
主な出番はGジェネシリーズやギレンの野望。

特にギレンの野望ではなんとこいつを大量生産すればMS抜きでもクリア出来る。

Gジェネシリーズでは初期能力こそ低いものの、対艦ミサイルなど武器の威力が高いので最序盤で唯一まともにザクと戦える存在として非常にお世話になる。
こいつがいなかったら戦艦か、捕獲した貴重なザク、設計で作ったけど適応が最悪なザニーなどで戦わなければならない。
セイバーフィッシュがいてくれて本当に良かった……

Gジェネシリーズではお約束だが改造していくととんでもない化物が対艦ミサイルを抱えて敵めがけて飛んでいく。
U.C.0150年代のMSさえ蹂躙していく様はまるで悪夢。ミノフスキー粒子散布下でのMSの優位性とは何だったのか。




*ガンプラ
EXモデルでもUCHGでもハブられ一切ない。
 




追記・修正は元戦闘機乗りのMSパイロットがお願いします。


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- ユウ・カジマとかルース・カッセルとか、連邦軍のMS乗りには結構これの元搭乗者いるよね  -- 名無しさん  (2014-02-23 02:28:58)
- ミノフスキー粒子散布下でのMSの優位性とは何だったのか。←ワロタwwww  -- 名無しさん  (2014-03-02 10:29:57)
- ビルゴ「煮魚か焼き魚にしてやろうw」  -- 名無しさん  (2014-03-02 10:47:20)
- ↑3 連邦軍のMS乗りは戦闘機乗りからの転換が多かったからな。  -- 名無しさん  (2014-05-24 21:01:26)
- WORLDでハブられたな。  -- 名無しさん  (2014-10-03 11:54:48)
- トリアエーズ「まだマシなほうだろ」  -- 名無しさん  (2015-01-19 07:13:48)
- TINコッド「ミサイルすらないです」  -- 名無しさん  (2016-11-26 11:43:54)
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