&font(#6495ED){登録日}:2010/10/15(金) 18:49:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- こんばんは 私…今日皆様のギャンブルのお手伝い、このホールのホールマスターをおおせ付かっております&font(#ff0000){利根川}といいます ではさっそくですが…これから皆様の行うギャンブルを説明しましょう。 &font(#ff0000){説明は一度のみ 、繰り返しません。} 後に質問されてもお答えしかねますのでどうか皆様、集中力を持ってお聞きください。 では…まず皆様が入場の際手渡された「A」の袋を開封してください……! #center(){&blankimg(zawazawa.jpg,width=400,height=400)} それが今夜皆様の運命を握るギャンブルの種目でございます 我々は考えました…… 何を扱えば皆様全ての方に平等、公平なギャンブルになるだろうか……と それです。その図形を見てよもやその意味するところを知らぬ者はこの中に一人もいないでしょう 皆その遊戯は熟知してらっしゃる。これほど公平な種目はない 今夜は皆様各一人一人の運命をそのカードによって決していただく ただし通常のやり方のようにグーチョキパーを無制限には出せない。それぞれ4回ずつとカードによってその機転を限らせていただいた つまり… 最初にグーを連続4回出したらもうグーを出せないということです。 残るカードはパーとチョキしかないのだから……お分かりかな? 今夜するギャンブルは通常の自由無制限ではなく、ややその可能性をしぼられている。言うなら… 限定ジャンケン……! #center(){&font(#ff0000){ざわ...}} #center(){&font(#ff0000){ ざわ...}} さて…では「B」の袋を開封してください &color(gold){★★★} 星が三つ出てきたはずです。ではこの三つの星を左胸に付けてください。 以上です…… これで今宵するギャンブルの準備は全て終わりました。 要するにカードでジャンケンをしていただき、皆様が胸につけた星を奪い合っていただく ただそれだけです。 さて…では肝心のカードジャンケン…そのやり方ですが、まずボックスの前に一対一で対峙していただく そして互いに闘う意志を確認したら&font(#ff0000){チェック}と発声し、互いにこれから出すカードを自分の顔の斜め前に持っていき確認していただく。 続いて&font(#ff0000){セット} こう発声後、カード裏側を上に伏せていただき… 最後に&font(#ff0000){オープン……!} こう発声のもと表側を開く……! これだけです。 開いた結果、あいこならば星の移動はない。 しかし勝ち負けが出た場合は勝った者が負けた者の胸から星を一つ受け取り自分の胸へ。 それをこの[[アニヲタWiki]]にいる全員で自由に相手を決め、ただただ繰り返していただく。 なお、一度使用したカードはボックスの真ん中にある投入口に入れていただく。 つまり一度使用したカードは二度と使用できないということです。 それではいよいよこのギャンブルにおける「勝ち」とは何か…についてお話しします。 とにかく『最終的に星を三つ確保して時間内にカードを全て使い切る』という事だけです。 ではこのギャンブルによる「負け」は三つ。 一つは星を四つ五つ持っていようと時間内にカードを使い切れなかった場合 二つめは時間終了時にカードを使い切っても星が二つ以下な場合 三つめは星を全部なくした場合…この三つです。 まあ……言うなら今回のギャンブル… &font(#ff0000){星は寿命} &font(#0000ff){カードは機会} こう考えていただければ大筋間違いではこざいません。 これで私の説明の全てを終わらせていただきます ・ ・ ・ え? それで終わり? 軍資金の使い道は? 負けた後の処遇はどうなるの? ・ ・ ・ #center(){ *Fuck You…! ブチ殺すぞ…ゴミめら…! } ※以下、ネタバレ注意 *‐『[[賭博黙示録カイジ]]』希望の船編の主な登場人物‐ [[伊藤開司]] 物語の主人公。 古畑の保証人になった事から裏の世界へと向かう事になる。 頭脳はいい、そしてピンチにも強いがここぞという時に勝てないタイプ。 古畑 カイジを保証人にした後行方をくらましていたがエスポワールで再会。 カイジの言う事はしっかり聞くが後に… [[安藤>安藤(カイジ)]] デブ。カイジらと協力する事になるがチームの足を引っ張ってしまうデブ。最終的にカイジを裏切るデブ。 [[船井>船井(カイジ)]] 関西人。自称『過去数回エスポワールに乗りこんだ』人間。 カイジを騙し、星を二個奪っていった。 後にカイジに敗れる。 ハイエナ バランス理論の男。 星が少ない人間を狙うやらしい奴。 後にカイジの策にはまる。 北見 頭はいいがピンチに弱いタイプ。臆病。 石田 真っ裸ルームで知り合った気の弱いオッサン。今回はあまり出番無し [[利根川幸雄]] ホールマスターとして参加者にルールを説明したFuck Youなおじ様。 彼の言葉一つ一つに重みがある。是非聞いて欲しい。 遠藤 ヤクザ。カイジがエスポワールに乗り込むきっかけになった人物 劇場版では女になった #openclose(show=◆敗者の末路){ 利根川はルール説明においてこのゲームで負ければどうなるのかを話さなかったが、敗者には恐ろしい運命が待っている。 星を3つ失ったり、ルール違反を犯すなどした参加者は別室と呼ばれる場所へ連行されるのだが、そこの受付でまずパスポートを没収された挙句にシュレッダーで処分されてしまう。 それどころか着ている服までもが全て没収されてしまい、コンクリ張りの殺風景な密室へと全裸のまま押し込まれる。 しかも&color(red){&bold(){焼き鏝}}で焼き印まで刻まれるというおまけ付き(アニメ版ではカットでそのまま放り込まれる)。 別室に落ちた者は家畜同然の状態で、その後エスポワールに乗せられたまま何処かへと連れて行かれるのだが、 その先に待っているのは船井が聞いた噂によれば&bold(){「人体実験の被験者とされて廃人になる」「売春を強制される」}といった過酷な運命が待ち受けているらしい。 恐らく、地下帝国へ送られたりするのも含まれているのだろうが、[[PSのゲーム>賭博黙示録カイジ(PSゲーム)]]では&bold(){臓器摘出}という凶悪な結末が待っていた。 別室に落ちた参加者にはゲーム終了後の星の売買タイムの際に生き残りの参加者が星3つを消費することで一人を救い上げることが可能となっており、まだ生き残りのチャンス自体は残されている。 もっとも、仲間と組んでいなければそんなことはまず不可能で、仲間に裏切られればそれまでなのだが。 } *‐[[中間管理録トネガワ]]によって判明した小ネタ スピンオフ作品では後付け設定となるが色々な小ネタが判明した。 これによりいかにして利根川と周りの黒服たちが苦労していたのか、よく分かる様になっている。 ・発案者は利根川の部下の黒服の1人である佐衛門。ルール以外にもカードデザイン等、殆どが佐衛門のプレゼンによって決定した。 ・企画書提出期限前に兵藤がハワイに行ってしまったため、利根川は企画書を出すためだけにハワイに行く羽目となった。 ・参加者の残りカード数がボードに表示される様になっているが、実はボックス1つ1つに黒服が入っており&bold(){手動で集計}している。尚中身はネットカフェの様になっており5時間いても平気との事。動物と一緒にいる者もいる。 ・上記の利根川の『Fuck You…!』以降の下りの台詞は実は非難を浴びる事を想定し、&font(#ff0000){&bold(){事前に考えておいた台詞}}である。 ・兵藤の気まぐれにより2回目の開催は1回目の3日後に行われる事に。経緯は不明だが参加者は無事集まった模様。 ・また2回目の開催では利根川が潮風で喉をやられてしまい、代理として山崎(黒服の1人)が演説を行ったが、噛みまくりで上手くいかず、最終的にはクイズ番組の様なノリで参加者たちを盛り上げてしまう事になってしまった。 *‐『カイジ 人生逆転ゲーム』での限定ジャンケン‐ 実写映画版でも行われたが、以下の点が異なる。 ・掛け声が「チェック セット オープン」ではなく「じゃん けん ぽん」。 ・制限時間が30分。 ・軍資金の貸し出しはなし。参加者は星三つを強制的に三百万で買わされる。その代わり、ゲームクリアできれば帝愛が星一つにつき百万で買い戻してくれる。 ・敗者は地下労働施設に送られる。原作でカイジは生還したが、映画では敗北し、地下送りとなった。 ざわ... ざわ... 項目の追記、修正…! やってみせるっ……! #right(){画像出典} #right(){『賭博黙示録カイジ』} #right(){作者:福本伸行} #right(){出版社:講談社} #right(){刊行年:1996} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 一見、ルールがあるように思えるが、説明された以上のルールはない -- 名無しさん (2015-05-09 22:39:22) - ↑実際のところカードも星も交換OK、売買OK、譲渡OK、廃棄NG。但しルール違反で奇数になった分は補填しない、等々ルールがかなりテキトーなんですよね。質問無しはどうなんよ、とどうしても考えてしまう -- 名無しさん (2015-07-21 14:24:49) - 劇中では星持ちで余分なカードをトイレに流し破棄しようとした者もいた。「悪かった!謝るから・・・!」と命乞いするも帝愛がそんな甘ったるい事を許すはずもなく無条件の別室行きとなった。 -- 名無しさん (2016-03-26 11:09:53) - 最適解は、ゲーム途中でカード全部使い切った奴等に現金か星を引き換えに売り付けて一度も勝負しない事 -- 名無しさん (2016-04-20 22:28:53) - 買占め戦術って普通にハイリスク・ローリターンだよな -- 名無しさん (2016-04-23 12:53:27) - そもそもリピーターなんて不公平の極みみたいな制度がある(しかもそれを公表しない)時点で、「債務者が右往左往してるの見るのが重要で、ルール自体は正直どうでも良かった」のかなと。 -- 名無しさん (2016-04-30 08:16:10) - 生来のギャンブラーには無理だろうけど誰かとペア組んであいこ12回で終わりなんだよな、なんかライアーゲームみたいな方法だけど -- 名無しさん (2016-08-25 21:43:09) - いい雰囲気の居酒屋で開催してアウトの人は裏口から下水へシューット、とかどうだ? -- 名無しさん (2016-08-25 22:02:31) - ↑2かわいそうな主人公に親切なリピーターのお兄さんがそのアイデアを初対面なのに教えてくれた上に協力もしてくれたよ。途中までだけど。 -- 名無しさん (2016-08-26 00:04:23) - ↑あいつもなかなかの策士だったな。あいこ戦術で途中まで約束通り引き分けしているから、相手の信頼を得る事が出来る。信用したからこそ「出すカードを間違った、帳尻を合わせよう」と言った言葉を信じさせて、もう一度ジャンケンで勝つ事が出来た。即裏切っていたら一回騙した時点で、相手はジャンケンをやめるだろう。 -- 名無しさん (2017-01-26 16:19:16) - カードを使い切るのが目的だけど、手札を減らしすぎると肝心のジャンケンで勝てなくなって詰む それを避けるためには…?という思考が求められるよね -- 名無しさん (2017-01-26 17:27:41) - ライヤーゲームの秋山でもやり方を考えれば攻略できそうな気がするけどね -- 名無しさん (2017-01-26 18:06:09) - ゲーム版では、相手の出すカードを読み取る超能力者の易者が出たり、わざとカードを落として自分の持ち手を見せたり、帝愛の犯罪を暴きたいから、俺を負かして別室に送ってくれ(もちろんウソ)など、様々な策士が出てくる -- 名無しさん (2017-05-09 14:57:51) - 子供会で余興としてやらせてみたけど早々に「全あいこで消化し、万が一に備えあいこに失敗した場合勝った方も負けた方に星を渡すことを司会に宣言してから勝負を始める」という限りなく正解に近い戦術を編み出す小4がいて戦慄した -- 名無しさん (2019-08-12 18:48:36) - 生き残るだけならあいこでカード消費するだけでいいんだが…利益のこと考えるやつが絶対数人はいるからな…てか原作でもそうだったし。 -- 名無しさん (2020-01-23 22:38:34) #comment #areaedit(end) }